JP3215299U - 車輪交換補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ジャッキアップされた車体のホイールハブと、車輪との取付け及びその取り外しの作業を、効率良く簡単に行うことができる車輪交換補助装置を提供する。【解決手段】車輪交換補助装置1は、互いに離れた位置で平行な一対の支持ローラ20と、一対の支持ローラ20を支える基台を有し、一対の支持ローラ20のローラ軸の両端部には、ローラ軸を支承する一対の支保部材30が連結されている。基台は、ローラ軸と平行な一対の縦部材12と、この縦部材12と接続する横部材11で構成されたフレーム10には、支保部材30の一端部と回動可能に連結する支軸40が、一対の支持ローラ20に設けられている。支保部材30の回動に伴って伸縮可能な圧縮バネがフレーム10に設けられ、一対の支保部材30は、支軸40を支点に円弧状に運動し、圧縮バネの変位により、一対の支持ローラ20の高さを変化させる。【選択図】図1

Description

この考案は、自動車等の車両に装着されている車輪を交換するのにあたり、車体をジャッキアップした状態で、車輪をホイールハブから取り外すときや、ホイールハブに車輪を取り付けるときに補助的に用いる車輪交換補助装置に関する。
例えば、路面に積雪や凍結等が予想される寒い地域では、ユーザーは、自動車の車輪(以下、単に「タイヤ」称する。)を、安全上、スタッドレスタイヤ等の冬季向けタイヤと、ラジアルタイヤ等、冬季以外に主に装着する非冬季向けタイヤとに使い分けて、自動車を使用している。冬季向けタイヤと非冬季向けタイヤとの交換作業は、車体をジャッキアップした状態で、パンクしたタイヤをスペアタイヤに交換する作業と同じ要領で行われるほか、車両整備工場等では、専用設備を用いて行われる。
車体のジャッキアップによるタイヤ交換作業では、自動車のホイールハブの位置が、通常の走行状態に比して、車体のジャッキアップにより高くなっている。そのため、装着していた先のタイヤを取り外した後、新たなタイヤをホイールハブに装着する場合には特に、作業者は、装着するタイヤを手で持ち上げて、そのタイヤのホイールのハブボルト挿通穴を、ホイールハブのハブボルトに位置合わせして挿着しなければならず、その作業に困難が伴った。そこで、このような問題を解決する装置が、特許文献1,2に開示されている。
特許文献1は、平行に配置した一対の支持フレームにキャスタを具備し、両側の支持フレームの端部4箇所を支点に、両側の支持フレーム間の中央でクロスするX字状のリンクを回動可能に連結させ、車体をジャッキで持ち上げた状態で、両側の支持フレーム間の間隔を送りネジ機構で調整することにより、リンク上端の高さを調整するタイヤ交換補助工具である。このタイヤ交換補助工具では、互いに平行な2つのローラが、一対の支持フレームに沿ってリンク上端に配置され、タイヤ接地面側に配置される送りネジを回転させて駆動側の支持フレームを従動側に移動させることにより、リンク上端の高さが調整される。
特許文献1の工具を用いて、装着しているタイヤを取り外す場合、リンク上端の高さを送りネジで調整し、ハブナットを外した後、タイヤが、2つのローラ上に載置した状態で、キャスタの転動によりタイヤ交換補助工具を手前に移動し、ホイールハブから遠ざけて取り外される。一方、タイヤを装着しようとする場合、タイヤ交換補助工具の移動によりホイールハブに近づけ、タイヤを2つのローラ上に載置した状態で、送りネジでリンク上端の高さを調整し、タイヤのホイールのハブボルト挿通穴を、ハブボルトの高さに合わせる。この後、タイヤをローラ上で回転させ、ハブボルトとハブボルト挿通穴の位相が合った位置で、タイヤをホイールハブ側に移動し、ハブボルト挿通穴をハブボルトに挿着する。
特許文献2は、互いに平行な一対のローラを基台上に配置し、車体をジャッキで持ち上げた状態で、ローラの径方向外側でタイヤ接地面側に配置される送りネジ機構により、一方のローラを他方のローラ側に移動させ、双方のローラ間の距離を調整して、一対のローラ上に載置したタイヤの高さを調節するタイヤ交換装置である。この装置では、ローラ間の距離を変化させて、ローラ上に載置したタイヤとの接触部位を、双方のローラ間で、互いに離間または近接することで、ローラ上のタイヤが、基台と相対的に上下し、タイヤのホイールのハブボルト挿通穴と、ハブボルトとの高さ調整が行われる。
特開平8−318703号公報 特開平11−115422号公報
しかしながら、特許文献1,2では、車体のジャッキアップにより上昇したホイールハブのハブボルトの高さまで、タイヤのホイールのハブボルト挿通穴を高さ調整するのに、タイヤ接地面側にある送りネジ機構の送りネジを回転させなければならず、そのネジの回転制御を行うのが難しく、その作業性は良くなかった。特に、タイヤをホイールハブに装着する場合には、ハブボルトとハブボルト挿通穴とのクリアランスは、1mm程度と小さく、ハブボルトの高さに、ハブボルト挿通穴の高さを合わせることが困難であった。また、ハブボルト挿通穴がハブボルトの高さに合うまでに、作業者は、送りネジを回転させることと、ハブボルト挿通穴とハブボルトとの高さ関係を確認することを交えて行わなければならず、タイヤの交換作業が簡単に効率良く行えず、その作業に、時間がかかっていた。
本考案は、上記問題点を解決するためになされたものであり、ジャッキアップされた車体のホイールハブと、車輪との取付け及びその取り外しの作業を、効率良く簡単に行うことができる車輪交換補助装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る車輪交換補助装置は、以下の構成を有する。
(1)互いに離れた位置で平行に配置された一対の支持ローラと、該一対の支持ローラを支える基台と、を有する車輪交換補助装置において、前記支持ローラの回転軸の両端部には、前記回転軸を支承する一対の支保部材が連結されていること、前記基台は、前記一対の支持ローラの軸方向に沿って平行に配置された一対の縦部材と、前記縦部材に接続された横部材で構成されるフレームを有し、前記フレームには、前記一対の支保部材とも、前記支保部材の一端部と回動可能に連結する支軸が、前記支持ローラに設けられていること、前記支保部材の回動に伴い、自在に伸縮可能な弾性部材が、前記フレームに設けられていること、前記一対の支保部材は、前記支軸を支点に円弧状に運動し、前記弾性部材の変位により、前記一対の支持ローラの高さを変化させること、を特徴とする。
(2)(1)に記載する車輪交換補助装置において、前記支持ローラの高さを調節するための操作用取手が、前記支保部材に設けられていること、を特徴とする。
(3)(1)または(2)に記載する車輪交換補助装置において、前記フレームは、1つの前記横部材の長手方向両側に、前記縦部材をそれぞれ直角に接続したコ字型形状に形成されていること、を特徴とする。
(4)(1)に記載する車輪交換補助装置において、前記フレームは、前記一対の縦部材と、前記一対の縦部材に接続された一対の横部材とにより枠状に形成され、前記弾性部材は、各前記支保部材の他端部と前記フレームとの間にそれぞれ、介装されていること、を特徴とする。
(5)(4)に記載する車輪交換補助装置において、前記一対の支持ローラは、前記一対の縦部材より内側に配置されており、前記基台では、前記一対の縦部材が、前記一対の横部材より高い位置に配置されていること、前記支軸は、前記横部材と交差した前記縦部材の下方で、前記横部材の端寄りの位置に、配置されていること、を特徴とする。
(6)(1)乃至(5)のいずれか1つに記載する車輪交換補助装置において、前記弾性部材はバネであること、を特徴とする。
上記構成を有する本考案の車輪交換補助装置の作用・効果について説明する。
(1)互いに離れた位置で平行に配置された一対の支持ローラと、該一対の支持ローラを支える基台と、を有する車輪交換補助装置において、支持ローラの回転軸の両端部には、回転軸を支承する一対の支保部材が連結されていること、基台は、一対の支持ローラの軸方向に沿って平行に配置された一対の縦部材と、縦部材に接続された横部材で構成されるフレームを有し、フレームには、一対の支保部材とも、支保部材の一端部と回動可能に連結する支軸が、支持ローラに設けられていること、支保部材の回動に伴い、自在に伸縮可能な弾性部材が、フレームに設けられていること、一対の支保部材は、支軸を支点に円弧状に運動し、弾性部材の変位により、一対の支持ローラの高さを変化させること、を特徴とする。
この特徴により、ジャッキアップされた車体のホイールハブに対し、装着している車輪の取り外しや、装着しようとする車輪の取付け作業では、作業者が、車輪を通じて、一対の支持ローラへの押圧力の大きさを調節するだけで、ホイールのハブボルト挿通穴を、ホイールハブのハブボルトの高さに簡単に調整できる。そのため、作業者が、例えば、非力な人、車輪の交換作業に不慣れな人等にも、車輪の交換作業を簡単に効率良く行うことができる上、その交換作業も短い時間で行うことができ、その作業性も良い。また、従来のタイヤ交換装置では、ホイールのハブボルト挿通穴の位置を、ホイールハブのハブボルトの高さに合わせるのに、タイヤ接地面側にある送りネジ機構の送りネジを回転させなければならず、そのネジの回転制御を行うのが難しく、その作業性が良くなった。これに対し、本考案に係る車輪交換補助装置は、そのような煩わしいネジの回転制御を全く必要とせず、作業内容が簡素化できる。
従って、本考案に係る車輪交換補助装置によれば、ジャッキアップされた車体のホイールハブと、車輪との取付け及びその取り外しの作業を、効率良く簡単に行うことができる、という優れた効果を奏する。
(2)に記載する車輪交換補助装置において、支持ローラの高さを調節するための操作用取手が、支保部材に設けられていること、を特徴とするので、作業者は、車輪の位置に合わせて、支持ローラの高さ調節を、操作用取手への押圧操作や、取手への抜重操作で、簡単に行うことができる。
(3)に記載する車輪交換補助装置において、フレームは、1つの横部材の長手方向両側に、縦部材をそれぞれ直角に接続したコ字型形状に形成されていること、を特徴とするので、車輪をホイールハブから取り外す場合や、車輪をホイールハブに取り付ける場合に、作業者は、ジャッキアップによる車輪のリフト量に依らず、本考案に係る車輪交換補助装置を、ジャッキアップされている車輪の下にセットできる共に、ジャッキアップされている車輪の下にセットされていた本考案に係る車輪交換補助装置を、この車輪の下から車輪手前に引き出すことができる。
(4)に記載する車輪交換補助装置において、フレームは、一対の縦部材と、一対の縦部材に接続された一対の横部材とにより枠状に形成され、弾性部材は、各支保部材の他端部とフレームとの間にそれぞれ、介装されていること、を特徴とするので、バネが、例えば、基台の四隅に配設されている場合、4つのバネが、一対の支持ローラ上に載置した車輪の自重を、基台の四隅に分散して支えるため、一対の支持ローラ上に載置した車輪の取り回しが、作業者にとって楽になる。
(5)に記載する車輪交換補助装置において、一対の支持ローラは、一対の縦部材より内側に配置されており、基台では、一対の縦部材が、一対の横部材より高い位置に配置されていること、支軸は、横部材と交差した縦部材の下方で、横部材の端寄りの位置に、配置されていること、を特徴とするので、一対の支持ローラは、車輪の水平な弦方向に対し、ホイールの中心位置からより離れた二箇所の支持位置で、車輪を支えることができる。そのため、一対の支持ローラ上に載置した車輪は安定している。また、支保部材の可動範囲を規制するのに、縦部材が併用できるため、本考案に係る車輪交換補助装置全体が、簡単な構造で構成できる。また、車輪をホイールハブから取り外す場合や、車輪をホイールハブに取り付ける場合に、作業者は、ジャッキアップによる車輪のリフト量を小さく抑制することができる。
(6)に記載する車輪交換補助装置において、弾性部材はバネであること、を特徴とするので、部品点数がより少なく、支持ローラの高さを調節する機構が簡単になり、車輪交換補助装置のコンパクト化と軽量化が、共に実現できる。また、バネは安価であり、本考案に係る車輪交換補助装置の製造コストが抑制できる。また、作業者が、支持ローラの高さ調整を行うとき、作業者は、支持ローラに押圧力を掛けることにより、圧縮するバネの変位量に応じて、微妙な高さ調整を行うことができる。
(7)基台には、対地との動きを抑止するストッパが設けられていること、を特徴とするので、ホイールハブから取り外した車輪を一対の支持ローラ上に載置するときや、一対の支持ローラ上から車輪をホイールハブに取り付けるときに、車輪の移動に伴う作業者の外力が、本考案に係る車輪交換補助装置に作用しても、この車輪交換補助装置を静止状態に維持することができる。
実施形態1に係る車輪交換補助装置を示す斜視図である。 図1に示す車輪交換補助装置の平面図である。 図1に示す車輪交換補助装置の正面図である。 図2中、A−A矢視断面図である。 図1に示す車輪交換補助装置の側面図である。 図2中、B−B矢視断面図である。 実施形態1に係る車輪交換補助装置を用いた車輪の取り外し作業で、ジャッキアップした車輪の下にこの装置をセットする様子を模式的に示した工程図であり、自動車の前後方向から見て示した図である。 実施形態1に係る車輪交換補助装置を用いた車輪の取り外し作業で、ジャッキアップした車輪の下にこの装置をセットしようとする様子を、自動車の車軸方向に対し、車輪の手前側から示した工程図であり、装置と車輪とが非接触の状態を示す模式図である。 図8と同様の工程図であり、ジャッキアップしている車輪に車輪交換補助装置の支持ローラが接触した状態を示す模式図である。 実施形態1に係る車輪交換補助装置を用いた車輪の取り付け作業で、ジャッキアップした車体のホイールハブに、車輪を装着する様子を模式的に示した工程図である。 図8と同様の工程図であり、車輪交換補助装置を車輪の下から車輪手前に引く直前の状態を示す模式図である。 実施形態2に係る車輪交換補助装置を示す正面図である。 図12に示す車輪交換補助装置の平面図である。 図12に示す車輪交換補助装置の側面図である。 図13中、C−C矢視断面図である。 実施形態2に係る車輪交換補助装置の動きを説明する図である。 実施形態2に係る車輪交換補助装置を用いた車輪の取り外し作業で、ジャッキアップした車輪の下にこの装置をセットする様子を模式的に示した工程図であり、自動車の前後方向から見て示した図である。 図17と同じ作業内容を、自動車の車軸方向から見て示した工程図ある。 図18と同じ様子を示す工程図であり、支持ローラが車輪に接触している状態を示す図である。 実施形態2に係る車輪交換補助装置を用いた車輪の取り付け作業で、ジャッキアップした車体のホイールハブに、車輪を装着する様子を模式的に示した工程図である。
以下、本考案に係る車輪交換補助装置について、実施形態1,2を図面に基づいて詳細に説明する。車輪交換補助装置は、自動車等の車両に装着されている車輪を交換するのにあたり、車体をジャッキアップした状態で、車輪をホイールハブから取り外すときや、ホイールハブに車輪を取り付けるときに補助的に用いる装置である。
(実施形態1)
はじめに、本考案に係る車輪交換補助装置の実施形態1について、説明する。図1は、実施形態1に係る車輪交換補助装置を示す斜視図であり、図1に示す車輪交換補助装置の平面図を図2に、図1に示す車輪交換補助装置の正面図を図3に、それぞれ示す。図4は、図2中、A−A矢視断面図である。図5は、図1に示す車輪交換補助装置の側面図である。図6は、図2中、B−B矢視断面図である。なお、車輪交換補助装置では、図1において、左上‐右下方向を幅方向W(または左右方向W)とし、左下‐右上方向を、奥行方向(または支持ローラの軸方向)Dとし、上下方向を高さ方向Hとし、図2以降の各図でも、図1に定義した方向に準じる。
車輪交換補助装置1は、図1〜図4に示すように、互いに離れた位置で平行に配置された一対の支持ローラ20(第1支持ローラ21、第2支持ローラ22)と、この一対の支持ローラ20を支える基台2とを有する。第1支持ローラ21と第2支持ローラ22はそれぞれ、ローラ軸25周りを自在に回転可能である。基台2は、一対の支持ローラ20の軸方向Dに沿って平行に配置された一対の縦部材12,12と、横部材11とからなるフレーム10に、4つのキャスタ60を具備してなる。フレーム10は、1つの横部材11の長手方向(幅方向W)両側に、2つの縦部材12をそれぞれ直角に溶接で接続した略コ字型状に形成されている。
第1支持ローラ21のローラ軸25(回転軸)の両端部25Tには、ローラ軸25を支承する一対の支保部材30が連結され、第2支持ローラ22のローラ軸25の両端部25Tには、ローラ軸25を支承する一対の支保部材30が連結されている。フレーム10には、支保部材30の一端部31と回動可能に連結する支軸40が、4箇所設けられている。
具体的に説明する。縦部材12は、金属製の平板を材料に、曲げ、溶接等の機械加工を施してなり、軸方向D中央の側面高さを、その両端の側面より大きくした基部13と、この基部13を挟む両側に位置する支持部14とを有する。キャスタ60は、フレーム10の四隅となる位置で、各縦部材12,12における奥行方向D両側の支持部14に、それぞれ1つ取り付けられている。キャスタ60の車輪の車軸は、360°全方向に自在に回動可能である。
基部13は、支持部14より高い位置に配置された面高部15と、この面高部15と平行で低い位置に配置されたバネ下端取付け部52とを有する。横部材11は、金属からなる四角枠形状の中空部材である。横部材11は、基部13の手前側(図2中、下側)端部で、面高部15より低い位置に連結され、横部材11の高さが、縦部材12全体の高さより低くなっている。
支保部材30は、金属製の部材で、両端を半円形状とした帯状の板材であり、図4に示すように、幅方向W両側とも、一対の支保部材30はそれぞれ、その一端部31を、縦部材12の段差部16のうち、面高部15と支持部14との中間位置にある貫通孔を挿通した支軸40に軸支されている。また、幅方向W両側とも、ローラ軸25の両端部25Tは、一対の支保部材30の各他端部32にある貫通孔を挿通して軸支されている。これにより、幅方向W両側とも、一対の支保部材30は、支軸40を支点に回動できるため、他端部32にあるローラ軸25の中心位置の軌跡を円弧状Rに描く動作を行うことにより、第1支持ローラ21の高さと第2支持ローラ22の高さが、各々可変できている。
また、図1及び図2に示すように、幅方向W両側とも、一対の支保部材30には、バネ上端取付け部51が、ローラ軸方向Dに隣接する支保部材30,30同士を掛け渡す形態で取付けられている。フレーム10のうち、このバネ上端取付け部51と、基部13のバネ下端取付け部52との間には、図4に示すように、自在に伸縮可能な弾性部材が介装されており、弾性部材は、本実施形態1では、幅方向Wの片側に各1つ、幅方向W両側で計2つ、仕様が同じコイル状の圧縮バネ50である。
圧縮バネ50は、例えば、バネ定数10(N/mm)程度、弾性変形域で50〜80(mm)程度等の変位を可能とした仕様である。圧縮バネ50は、その一端を、バネ上端取付け部51に固着し、その反対側にある他端を、バネ下端取付け部52に固着することで、湾曲した姿勢で取り付けられ、支保部材30の回動に追従して変形する。すなわち、幅方向W両側とも、一対の支保部材30は、支軸40を支点に円弧状Rの軌跡を辿って運動し、圧縮バネ50の変位により、第1支持ローラ21の高さや、第2支持ローラ22の高さを変化させる。
一対の支保部材30,30のうち、基部13の手前側(図2中、下側)にある支保部材30に、取手35が、ネジ結合等の固着部33により固定した状態で、取り付けられている。取手35は、第1支持ローラ21や第2支持ローラ22の高さHを調節するための操作用取手である。取手35は、長穴を穿孔した平板を略L字型に折り曲げ成形され、この長穴を有する押圧部を、高さ方向H上側に向けて装着されている。
図3及び図4に示すように、圧縮バネ50が、当該圧縮バネ50に負荷を掛けていない自然状態にあるときには、左右両側の取手35は、略ハ字状の姿勢を呈しており、支保部材30の初期位置は、対地GLからローラ軸25の軸心までの高さh1(0<h1)である(図3参照)。このとき、支保部材30は、面高部15と当接して干渉した状態になり、この状態は、支保部材30で回動できる範囲内の上限になると共に、第1支持ローラ21や第2支持ローラ22が、ローラ軸25を支軸40より若干高くした位置に配置される。
一方、作業者が、取手35の押圧部に下向きの押圧力Fを作用させると、圧縮バネ50が弾性変形域で圧縮されながら、支保部材30は、略ハ字状の配置姿勢から、回動できる範囲内の下限である略水平状の配置姿勢になるまで回動する。これにより、第1支持ローラ21や第2支持ローラ22は、横部材11の高さより若干低い位置に配置できる。
次に、車輪交換補助装置1の使い方について、図8〜図11を用いて説明する。図8は、実施形態1に係る車輪交換補助装置を用いた車輪の取り外し作業で、ジャッキアップした車輪の下にこの装置をセットしようとする様子を、自動車の車軸方向に対し、車輪の手前側から示した工程図であり、装置と車輪とが非接触の状態を示す模式図である。図9は、図8と同様の工程図であり、ジャッキアップしている車輪に車輪交換補助装置の支持ローラが接触した状態を示す模式図である。図10は、実施形態1に係る車輪交換補助装置を用いた車輪の取り付け作業で、ジャッキアップした車体のホイールハブに、車輪を装着する様子を模式的に示した工程図である。図11は、図8と同様の工程図であり、車輪交換補助装置を車輪の下から車輪手前に引く直前の状態を示す模式図である。
前述したように、車輪交換補助装置1は、自動車の車体(図示省略)をジャッキアップした状態で、車輪80をホイールハブ85から取り外すときや、ホイールハブ85に車輪80を取り付けるときに用いられる。
車輪80をホイールハブ85から取り外す場合には、まず、車輪80のハブナット(図示省略)を少し緩めておき、自動車の車体をジャッキアップすることにより、車輪交換補助装置1の横部材11の高さより高い40(mm)程度のリフト量で、車輪80を持ち上げる。その状態を示した図が、図7である。次に、図7及び図8に示すように、車輪交換補助装置1を車輪80の真下に移動する。
具体的には、作業者は、左右両側の取手35にそれぞれ、自身の腕の力や体重を載せて下向きの押圧力Fを掛け、対地GLからローラ軸25の軸心までの高さをh2(h2<h1)まで下げて、第1支持ローラ21と第2支持ローラ22の高さを、フレーム10の横部材11より低くする。この状態のまま、第1支持ローラ21と第2支持ローラ22とが、5つのハブボルト挿通穴82を挟む両側に配置されるよう、車輪交換補助装置1を車輪80の真下にセットする。
このとき、車輪交換補助装置1の幅方向W中央を、ホイール81のセンターの真下となる位置に合わせて車輪交換補助装置1を設置すると、第1支持ローラ21と第2支持ローラ22とが、より均等に車輪80の接地面に接触し、車輪80をバランス良く安定した状態で支持することができる。
次に、第1支持ローラ21と第2支持ローラ22が、車輪80の下にセットされたら、作業者は、左右両側の取手35に掛けていた押圧力Fを、徐々に開放しながら、第1支持ローラ21と第2支持ローラ22とから抜重する。これにより、圧縮バネ50は圧縮状態から伸長して、支保部材30の他端部32は、より高い位置に向けて回動する。そして、図9に示すように、第1支持ローラ21と第2支持ローラ22とが、車輪80の接地面と接触し、車輪80を、補助的に支えることができる状態となる。
このような状態になったら、ホイール81のハブナットを全て取り外し、この後、車輪80を、手前に引いてホイールハブ85から完全に取り外すと、車輪80は、車輪交換補助装置1の第1支持ローラ21と第2支持ローラ22上に載置される。これにより、図9に示すように、第1支持ローラ21と第2支持ローラ22が、車輪80の自重で、初期位置の高さh1と圧縮位置の高さh2との間にある支持位置(対地GLからローラ軸25の軸心までの高さh3(h2<h3<h1)まで下がった状態で、車輪80を支持する。そして、作業者は、車輪80を載置した車輪交換補助装置1を移動させ、移動先の場所で、車輪交換補助装置1から、取り外した車輪80を降ろす。かくして、車輪80の取り外し作業が完了する。
次に、車輪80をホイールハブ85に取り付ける場合について、説明する。車輪80を取り外した自動車の車体は、ジャッキアップされている状態にある。作業者は、図10に示すように、取付ける車輪80を、車輪交換補助装置1の第1支持ローラ21と第2支持ローラ22上に載置し、第1支持ローラ21と第2支持ローラ22の高さをh3としたまま、装着するホイールハブ85まで移動させる。
次に、ホイールハブ85のハブボルト(図示省略)の高さに、ホイール81のハブボルト挿通穴82の高さを合わせると共に、車輪80を第1支持ローラ21と第2支持ローラ22上で回転させ、ハブボルトとハブボルト挿通穴82の位相が合った位置で、車輪80をホイールハブ85側に移動し、ハブボルト挿通穴82をハブボルトに挿着する。挿着後、ハブボルトとハブナットとを仮締めする。なお、ハブボルトの高さに、ホイール81のハブボルト挿通穴82の高さを合わせるとき、ハブボルト挿通穴82の高さが、ハブボルトより多少とも高くなっていれば、作業者は、左右両側の取手35を対地GL側に押圧して、第1支持ローラ21と第2支持ローラ22上の車輪80の高さを下げることで、ハブボルト挿通穴82の高さを、ハブボルトの高さに簡単に調節することができる。
次に、車輪80が、ホイールハブ85に仮締めにより装着されたら、作業者は、左右両側の取手35にそれぞれ、自身の腕の力や体重を載せて下向きの押圧力Fを掛けることで、車輪80の接地面と接触していた第1支持ローラ21と第2支持ローラ22との高さを低くする。これにより、第1支持ローラ21と第2支持ローラ22は、ジャッキアップされた車体のホイールハブ85に装着された車輪80と離間するため、作業者は、車輪交換補助装置1を手前側(図7に示す矢印と反対側)に引き寄せ、車輪80の真下の位置から外側に移動することができる。
車輪交換補助装置1の移動後、車体からジャッキを外し、ハブボルトとハブナットとを本締めする。かくして、車輪80の取り付け作業が完了する。
次に、本実施形態1に係る車輪交換補助装置1の作用・効果について説明する。車輪交換補助装置1は、互いに離れた位置で平行に配置された一対の支持ローラ20と、該一対の支持ローラ20を支える基台2と、を有する車輪交換補助装置において、一対の支持ローラ20のローラ軸25の両端部25Tには、ローラ軸25を支承する一対の支保部材30が連結されていること、基台2は、一対の支持ローラ20の軸方向Dに沿って平行に配置された一対の縦部材12,12と、縦部材12,12に接続された横部材11で構成されるフレーム10を有し、フレーム10には、一対の支保部材30とも、支保部材30の一端部31と回動可能に連結する支軸40が、一対の支持ローラ20に設けられていること、支保部材30の回動に伴い、自在に伸縮可能な圧縮バネ50が、フレーム10に設けられていること、一対の支保部材30は、支軸40を支点に円弧状に運動し、圧縮バネ50の変位により、一対の支持ローラ20の高さを変化させること、を特徴とする。
この特徴により、ジャッキアップされた車体のホイールハブ85に対し、装着している車輪80の取り外しや、装着しようとする車輪80の取付け作業では、作業者が、車輪80を通じて、取手35を介して、一対の支持ローラ20への押圧力Fの大きさを調節するだけで、ホイール81のハブボルト挿通穴82を、ホイールハブ85のハブボルトの高さに簡単に調整できる。そのため、作業者が、例えば、非力な人、車輪80の交換作業に不慣れな人等にも、車輪80の交換作業を簡単に効率良く行うことができる上、その交換作業も短い時間で行うことができ、その作業性も良い。
また、従来のタイヤ交換装置では、ホイールのハブボルト挿通穴の位置を、ホイールハブのハブボルトの高さに合わせるのに、タイヤ接地面側にある送りネジ機構の送りネジを回転させなければならず、そのネジの回転制御を行うのが難しく、その作業性が良くなった。これに対し、本実施形態1に係る車輪交換補助装置1は、そのような煩わしいネジの回転制御を全く必要とせず、作業内容が簡素化できる。
従って、本実施形態1の車輪交換補助装置1によれば、ジャッキアップされた車体のホイールハブ85と、車輪80との取付け及びその取り外しの作業を、効率良く簡単に行うことができる、という優れた効果を奏する。
また、本実施形態1に係る車輪交換補助装置1では、一対の支持ローラ20の高さを調節するための取手35が、支保部材30に設けられていること、を特徴とするので、作業者は、車輪80の位置に合わせて、第1支持ローラ21、第2支持ローラ22の高さ調節を、取手35への押圧操作や、取手35への抜重操作で、簡単に行うことができる。しかも、取手35は、支軸40を支点に回動する支保部材30に、第1支持ローラ21、第2支持ローラ22の取付け位置を超えて幅方向W中央寄りに延びる形態で、連結されている。これにより、取手35に押圧力Fを掛ける力点と支点との距離が、比較的大きく確保できているため、作業者は、より小さな押圧力Fで、第1支持ローラ21、第2支持ローラ22の高さを調節することができる。
また、本実施形態1に係る車輪交換補助装置1では、フレーム10は、1つの横部材11の長手方向(幅方向W)両側に、2つの縦部材12をそれぞれ直角に接続したコ字型形状に形成されていること、を特徴とするので、車輪80をホイールハブ85から取り外す場合や、車輪80をホイールハブ85に取り付ける場合に、作業者は、ジャッキアップによる車輪80のリフト量に依らず、車輪交換補助装置1を、ジャッキアップされている車輪80の下にセットできる。また、作業者は、ジャッキアップによる車輪80のリフト量に依らず、ジャッキアップされている車輪80の下にセットされていた車輪交換補助装置1を、この車輪80の下から車輪80手前に引き出すことができる。
また、本実施形態1に係る車輪交換補助装置1では、弾性部材は圧縮バネ50であること、を特徴とするので、部品点数がより少なく、第1支持ローラ21、第2支持ローラ22の高さを調節する機構が簡単になり、車輪交換補助装置1のコンパクト化と軽量化が、共に実現できる。また、圧縮バネ50は安価であり、車輪交換補助装置1の製造コストが抑制できる。また、作業者が、第1支持ローラ21、第2支持ローラ22の高さ調整を行うとき、作業者は、第1支持ローラ21、第2支持ローラ22に押圧力Fを掛けることにより、圧縮する圧縮バネ50の変位量に応じて、微妙な高さ調整を行うことができる。
(実施形態2)
次に、本考案に係る車輪交換補助装置の実施形態2について、説明する。図12は、実施形態2に係る車輪交換補助装置を示す正面図であり、その平面図を図13に、側面図を図14に、それぞれ示す。図15は、図13中、A−A矢視断面図である。
車輪交換補助装置101は、図12〜図15に示すように、互いに離れた位置で平行に配置された一対の支持ローラ120(第1支持ローラ121、第2支持ローラ122)と、この一対の支持ローラ120を支える基台102とを有する。基台102は、フレーム110を備えており、フレーム110は、一対の支持ローラ120の軸方向Dに沿って平行に配置された一対の縦部材112,112と、一対の縦部材112,112に接続された一対の横部材111,111とにより、溶接構造で四角枠状に形成されている。このフレーム110の四隅にはそれぞれ、キャスタ160が、取り付けられている。
縦部材112と横部材111は何れも、金属製の平板に板金加工を施すことで、断面が略コ字型形状に形成されており、接続部を挟む両側に、この接続部と直角に折り曲げられた屈曲部を有する。キャスタ160は、4つとも、縦部材112の接続部に配設され、キャスタ160の車輪の車軸は、360°全方向に自在に回動可能である。基台102では、縦部材112の接続部が上側に、横部材111の接続部が下側に配置されている。
横部材111にはそれぞれ、面高部115が、幅方向W両側の端部125Tで、かつ奥行方向D外側の屈曲部(図15参照)に設けられている。面高部115は、図12及び図13に示すように、横部材111の中央部111Cの屈曲部より高く立設された部分で、この横部材111と交差する縦部材112を、奥行方向Dから覆う形態に形成されている。面高部115は、後述する圧縮バネ150の伸縮に伴って、作業者の手が圧縮バネ150に挟まれないよう、安全上、保護カバーの役割を担う。一対の縦部材112,112は、一対の横部材111,111の両側最端で、かつ一対の横部材111,111より上方に僅かに離れて配置されたねじれの位置関係で一対の横部材111,111と交差し、面高部115を介して、一対の横部材111,111と接合されている。これにより、キャスタ160が取付けられていても、横部材111のうち、第1支持ローラ121と第2支持ローラ122との間に挟まれた中央部111Cは、より低い位置に配置できている。
一対の支持ローラ120は、一対の縦部材112,112より内側に配置されている。第1支持ローラ121と第2支持ローラ122はそれぞれ、ローラ軸125周りを自在に回転可能であり、ローラ軸125の両側端部125Tは、一対の支保部材130,130により支承して連結されている。この支保部材130は、基台102と同様、金属製の平板に板金加工を施すことで、断面が略コ字型形状に形成されており、接続部を挟む両側に、この接続部と直角に折り曲げられた屈曲部を有する。各支保部材130は、横部材111の屈曲部同士の間に、当該支保部材130の接続部を上側にして収められ、当該支保部材130の接続部と横部材111の接続部とが対向する配置形態で、配置されている。
基台102の四隅にはそれぞれ、支軸140が設けられている。これらの支軸140は、横部材111と交差した縦部材112の下方で、この横部材111の端寄りの屈曲部に配設されている。支軸140は、支保部材130と回動可能に連結する。これにより、各支保部材130は、支軸140を支点に円弧状に運動する。
各支保部材130では、一端部131の反対側にある他端部132と、この一端部131を軸支した支軸140と連結される横部材111の接続部との間に、自在に伸縮可能な弾性部材が介装されており、弾性部材は、本実施形態2では、4箇所とも、仕様が同じコイル状の圧縮バネ150である。この圧縮バネ150は、例えば、バネ定数10(N/mm)程度、弾性変形域で50〜80(mm)程度等の変位を可能とした仕様で構成されている。
圧縮バネ150は、その一端を、横部材111の上記接続部のバネ下端取付け部152に固着し、その反対側にある他端を、支保部材130の他端部132のバネ上端取付け部151に固着することで、湾曲した姿勢で取り付けられている。これにより、支保部材130は、4つとも、圧縮バネ150が弾性変形しながら、支点となる支軸140を回転の中心に、図16に示すように、圧縮バネ150の圧縮により横部材111の接続部に近づいた位置と、この横部材111と交差する縦部材112と干渉する直前の位置との範囲内を円弧状Rに運動し、圧縮バネ150の変位により、第1支持ローラ121、第2支持ローラ122の高さが変化する。
すなわち、圧縮バネ150が、当該圧縮バネ150に負荷を掛けない自然状態にあるときには、支保部材130の他端部132は、図16中、実線で示すように、縦部材112と干渉する直前の位置で、縦部材112の上端面より高い初期位置(対地GLからローラ軸125の軸心までの高さh1(0<h1)にある。そのため、支保部材130に保持された一対の支持ローラ120(第1支持ローラ121、第2支持ローラ122)も、基台102の縦部材112より高い位置に配置されている。
一方、作業者が、第1支持ローラ121や第2支持ローラ122に下向きの押圧力Fを掛けると、圧縮バネ150が弾性変形域で圧縮され、支保部材130の他端部132は、図16中、二点鎖線で示すように、縦部材112の上端面より低い圧縮位置(対地GLからローラ軸125の軸心までの高さh2(0<h2<h1)になる。このとき、支保部材130に支持された第1支持ローラ121や第2支持ローラ122が、基台102の縦部材112より低い位置に配置されるよう、作業者は、掛ける押圧力Fの大きさを調整する。
次に、車輪交換補助装置101の使い方について、図17〜図20を用いて説明する。前述したように、車輪交換補助装置101は、自動車の車体(図示省略)をジャッキアップした状態で、車輪80をホイールハブ85から取り外すときや、ホイールハブ85に車輪80を取り付けるときに用いられる。
車輪80をホイールハブ85から取り外す場合には、まず、車輪80のハブナット(図示省略)を少し緩めておき、自動車の車体をジャッキアップすることにより、車輪交換補助装置101の横部材111の中央部111Cの高さより高い40(mm)程度のリフト量で、車輪80を持ち上げる。その状態を示した図が、図17〜図19である。次に、図17及び図18に示すように、車輪交換補助装置101を車輪80の真下に移動する。
具体的には、作業者は、第1支持ローラ121と第2支持ローラ122にそれぞれ、自身の腕の力や体重を載せて下向きの押圧力Fを掛け、対地GLからローラ軸125の軸心までの高さをh2まで下げて、第1支持ローラ121と第2支持ローラ122の高さを、基台102の縦部材112より低くする。この状態のまま、第1支持ローラ121と第2支持ローラ122とが、5つのハブボルト挿通穴82を挟む両側に配置されるよう、車輪交換補助装置101を車輪80の真下にセットする。
このとき、車輪交換補助装置101の幅方向W中央を、ホイール81のセンターの真下となる位置に合わせて車輪交換補助装置101を設置すると、第1支持ローラ121と第2支持ローラ122とが、より均等に車輪80の接地面に接触し、車輪80をバランス良く安定した状態で支持することができる。
次に、第1支持ローラ121と第2支持ローラ122が、車輪80の下にセットされたら、作業者は、第1支持ローラ121と第2支持ローラ122に掛けていた押圧力Fを、徐々に開放しながら、第1支持ローラ121と第2支持ローラ122とから抜重する。これにより、圧縮バネ150は圧縮状態から伸長して、支保部材130の他端部132は、より高い位置に向けて回動する。そして、図19に示すように、第1支持ローラ121と第2支持ローラ122とが、車輪80の接地面と接触し、車輪80を、補助的に支えることができる状態となる。
このような状態になったら、ホイール81のハブナットを全て取り外し、この後、車輪80を、手前に引いてホイールハブ85から完全に取り外すと、車輪80は、車輪交換補助装置101の第1支持ローラ121と第2支持ローラ122上に載置される。これにより、第1支持ローラ121と第2支持ローラ122が、車輪80の自重で、初期位置の高さh1と圧縮位置の高さh2との間にある支持位置(対地GLからローラ軸125の軸心までの高さh3(h2<h3<h1)まで下がった状態で、車輪80を支持する。そして、作業者は、車輪80を載置した車輪交換補助装置101を移動させ、移動先の場所で、車輪交換補助装置101から、取り外した車輪80を降ろす。かくして、車輪80の取り外し作業が完了する。
次に、車輪80をホイールハブ85に取り付ける場合について、説明する。車輪80を取り外した自動車の車体は、ジャッキアップされている状態にある。作業者は、図20に示すように、取付ける車輪80を、車輪交換補助装置101の第1支持ローラ121と第2支持ローラ122上に載置し、第1支持ローラ121と第2支持ローラ122の高さをh3としたまま、装着するホイールハブ85まで移動させる。
次に、ホイールハブ85のハブボルト(図示省略)の高さに、ホイール81のハブボルト挿通穴82の高さを合わせると共に、車輪80を第1支持ローラ121と第2支持ローラ122上で回転させ、ハブボルトとハブボルト挿通穴82の位相が合った位置で、車輪80をホイールハブ85側に移動し、ハブボルト挿通穴82をハブボルトに挿着する。挿着後、ハブボルトとハブナットとを仮締めする。なお、ハブボルトの高さに、ホイール81のハブボルト挿通穴82の高さを合わせるとき、ハブボルト挿通穴82の高さが、ハブボルトより多少とも高くなっていれば、作業者は、第1支持ローラ121と第2支持ローラ122上の車輪80を、対地GL側に押圧することで、ハブボルト挿通穴82の高さを、ハブボルトの高さに簡単に調節することができる。
次に、車輪80が、ホイールハブ85に仮締めにより装着されたら、作業者は、第1支持ローラ121と第2支持ローラ122にそれぞれ、自身の腕の力や体重を載せて下向きの押圧力Fを掛けることで、車輪80の接地面と接触していた第1支持ローラ121と第2支持ローラ122との高さを低くする。これにより、第1支持ローラ121と第2支持ローラ122は、図18に示すように、ジャッキアップされた車体のホイールハブ85に装着された車輪80と離間するため、作業者は、車輪交換補助装置101を手前側(図17に示す矢印と反対側)に引き寄せ、車輪80の真下の位置から外側に移動することができる。
車輪交換補助装置101の移動後、車体からジャッキを外し、ハブボルトとハブナットとを本締めする。かくして、車輪80の取り付け作業が完了する。
次に、本実施形態2に係る車輪交換補助装置101の作用・効果について説明する。車輪交換補助装置101は、互いに離れた位置で平行に配置された一対の支持ローラ120と、該一対の支持ローラ120(第1支持ローラ121、第2支持ローラ122)を支える基台102と、を有する。また、第1支持ローラ121、第2支持ローラ122に対し、ローラ軸125両側の端部25Tには、ローラ軸125を支承する一対の支保部材130,130が連結されている。基台2は、一対の支持ローラ120の軸方向Dに沿って平行に配置された一対の縦部材112,112と、縦部材112,112に接続された一対の横部材111,111で構成される四角枠状のフレーム110を有し、フレーム110には、一対の支保部材130とも、支保部材130の一端部131と回動可能に連結する支軸140が、一対の支持ローラ120に設けられている。支保部材130の回動に伴い、自在に伸縮可能な圧縮バネ150が、フレーム110に設けられている。一対の支保部材130は、支軸140を支点に円弧状に運動し、圧縮バネ150の変位により、第1支持ローラ121、第2支持ローラ122の高さを変化させること、を特徴とする。
この特徴により、ジャッキアップされた車体のホイールハブ85に対し、装着している車輪80の取り外しや、装着しようとする車輪80の取付け作業では、作業者が、車輪80を通じて、一対の支持ローラ120への押圧力Fの大きさを調節するだけで、ホイール81のハブボルト挿通穴82を、ホイールハブ85のハブボルトの高さに簡単に調整できる。そのため、作業者が、例えば、非力な人、車輪80の交換作業に不慣れな人等にも、車輪80の交換作業を簡単に効率良く行うことができる上、その交換作業も短い時間で行うことができ、その作業性も良い。
また、従来のタイヤ交換装置では、ホイールのハブボルト挿通穴の位置を、ホイールハブのハブボルトの高さに合わせるのに、タイヤ接地面側にある送りネジ機構の送りネジを回転させなければならず、そのネジの回転制御を行うのが難しく、その作業性が良くなった。これに対し、実施形態1と同様、本実施形態2に係る車輪交換補助装置101も、そのような煩わしいネジの回転制御を全く必要とせず、作業内容が簡素化できる。
従って、本実施形態2の車輪交換補助装置101によれば、ジャッキアップされた車体のホイールハブ85と、車輪80との取付け及びその取り外しの作業を、効率良く簡単に行うことができる、という優れた効果を奏する。
また、本実施形態2に係る車輪交換補助装置101では、フレーム110は、一対の縦部材112,112と、一対の縦部材112,112に接続された一対の横部材111,111とにより枠状に形成され、圧縮バネ150は、各支保部材130の他端部132とフレーム110との間にそれぞれ、介装されていること、を特徴とするので、4つの圧縮バネ150が、一対の支持ローラ120上に載置した車輪80の自重を、基台102の四隅に分散して支えるため、一対の支持ローラ120上に載置した車輪80の取り回しが、作業者にとって楽になる。
また、本実施形態2に係る車輪交換補助装置101では、一対の支持ローラ120は、一対の縦部材112,112より内側に配置されており、基台102では、一対の縦部材112,112が、一対の横部材111,111より高い位置に配置されていること、支軸140は、横部材111と交差した縦部材112の下方で、横部材111の端寄りの位置に、配置されていること、を特徴とするので、一対の支持ローラ120は、車輪80の水平な弦方向に対し、ホイール81の中心位置からより離れた二箇所の支持位置で、車輪80を支えることができる。そのため、一対の支持ローラ120上に載置した車輪80は安定している。また、支保部材130の可動範囲を規制するのに、縦部材112が併用できるため、車輪交換補助装置101全体が、簡単な構造で構成できる。また、車輪80をホイールハブ85から取り外す場合や、車輪80をホイールハブ85に取り付ける場合に、作業者は、ジャッキアップによる車輪80のリフト量を小さく抑制することができる。
また、本実施形態2に係る車輪交換補助装置101では、弾性部材は圧縮バネ150であること、を特徴とするので、部品点数がより少なく、第1支持ローラ121、第2支持ローラ122の高さを調節する機構が簡単になり、車輪交換補助装置101のコンパクト化と軽量化が、共に実現できる。また、圧縮バネ150は安価であり、車輪交換補助装置101の製造コストが抑制できる。また、作業者が、第1支持ローラ121、第2支持ローラ122の高さ調整を行うとき、作業者は、第1支持ローラ121、第2支持ローラ122に押圧力Fを掛けることにより、圧縮する圧縮バネ150の変位量に応じて、微妙な高さ調整を行うことができる。
また、一対の支持ローラ120上に載置した車輪80をホイールハブ85に装着するとき、この車輪80を、圧縮バネ150の弾性変形範囲内で、一対の支持ローラ120上で僅かに持上げる場合があっても、4つの圧縮バネ150が、車輪80の自重の大半を支えるため、作業者に掛かる負担は小さい。その実証例として、車輪80が、例えば、外径690(mm)、ホイール81を含む重さが24(kg)等のスタッドレスタイヤの場合、作業者は、5(kg)程度の力で、一対の支持ローラ120上の車輪80を持上げることができた。
以上において、本考案を実施形態1,2に即して説明したが、本考案は上記実施形態1,2に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できる。
例えば、実施形態1,2では、キャスタ60,160の回転に制動を掛けない車輪交換補助装置1,101を挙げたが、車輪交換補助装置1,101が静止状態にあるときに、車輪交換補助装置1,101が不本意に動いてしまうのを防止するストッパを、基台2,102に設けても良い。すなわち、本考案に係る車輪交換補助装置が、「本考案に係る車輪交換補助装置において、前記基台には、対地との動きを抑止するストッパが設けられていること、を特徴とする車輪交換補助装置。」であっても良い。
対地との動きを抑止するストッパが基台に設けられていると、ホイールハブ85から取り外した車輪80を一対の支持ローラ上に載置するときや、一対の支持ローラ上から車輪80をホイールハブ85に取り付けるときに、車輪80の移動に伴う作業者の外力が、本考案に係る車輪交換補助装置に作用しても、本考案に係る車輪交換補助装置を静止状態に維持することができるからである。
1,101 車輪交換補助装置
2,102 基台
10,110 フレーム
11,111 横部材
12,112 縦部材
111T (横部材の)端部
20,120 一対の支持ローラ
25,125 ローラ軸
25T,125T (ローラ軸の)端部
30,130 支保部材
31,131 (支保部材の)一端部
32,132 (支保部材の)他端部
35 取手(操作取手)
40,140 支軸
50,150 圧縮バネ(弾性部材、バネ)
R 円弧運動

Claims (6)

  1. 互いに離れた位置で平行に配置された一対の支持ローラと、該一対の支持ローラを支える基台と、を有する車輪交換補助装置において、
    前記支持ローラの回転軸の両端部には、前記回転軸を支承する一対の支保部材が連結されていること、
    前記基台は、前記一対の支持ローラの軸方向に沿って平行に配置された一対の縦部材と、前記縦部材に接続された横部材で構成されるフレームを有し、前記フレームには、前記一対の支保部材とも、前記支保部材の一端部と回動可能に連結する支軸が、前記支持ローラに設けられていること、
    前記支保部材の回動に伴い、自在に伸縮可能な弾性部材が、前記フレームに設けられていること、
    前記一対の支保部材は、前記支軸を支点に円弧状に運動し、前記弾性部材の変位により、前記一対の支持ローラの高さを変化させること、
    を特徴とする車輪交換補助装置。
  2. 請求項1に記載する車輪交換補助装置において、
    前記支持ローラの高さを調節するための操作用取手が、前記支保部材に設けられていること、
    を特徴とする車輪交換補助装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載する車輪交換補助装置において、
    前記フレームは、1つの前記横部材の長手方向両側に、前記縦部材をそれぞれ直角に接続したコ字型形状に形成されていること、
    を特徴とする車輪交換補助装置。
  4. 請求項1に記載する車輪交換補助装置において、
    前記フレームは、前記一対の縦部材と、前記一対の縦部材に接続された一対の横部材とにより枠状に形成され、前記弾性部材は、各前記支保部材の他端部と前記フレームとの間にそれぞれ、介装されていること、
    を特徴とする車輪交換補助装置。
  5. 請求項4に記載する車輪交換補助装置において、
    前記一対の支持ローラは、前記一対の縦部材より内側に配置されており、前記基台では、前記一対の縦部材が、前記一対の横部材より高い位置に配置されていること、
    前記支軸は、前記横部材と交差した前記縦部材の下方で、前記横部材の端寄りの位置に、配置されていること、
    を特徴とする車輪交換補助装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載する車輪交換補助装置において、
    前記弾性部材はバネであること、
    を特徴とする車輪交換補助装置。
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