JP3214857U - 筆記具 - Google Patents
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Abstract
【課題】装飾シートによる装飾性を安定的に維持できる筆記具を提供する。【解決手段】本願に開示する筆記具は、写真、画像、図柄、文字、及び絵柄の少なくとも1つが表面に形成された装飾シートSを支持する支持部2を備える。支持部は、台板部材10と、カバー部材20と、アーム部材30とを備える。台板部材は、装飾シートの背面5と対向する台面11を有する。カバー部材20は、筒状の周壁部21、環状板部22、及び、係合部23を有し、台面の一部分を覆う。周壁部は、台板部材の外周面に対向する内周面を有する。環状板部は、周壁部の一端側に連設され周壁部の内周側に突出する。係合部は、台板部材に係合する。そして、アーム部材は、筆記具本体に沿って延びており、台板部材と筆記具本体とを連結する。【選択図】図2
Description
本考案は、筆記具に関するものである。
ボールペンなどの筆記具として、特許文献1には、装飾用の台板を備える筆記具が記載されている。当該台板には、プリントシールなどの装飾シートが糊付けされる。また、当該台板は、装飾シートの視認性を高めるために、筆記具を胸ポケットに留めるクリップに取り付けられる。
しかしながら、特許文献1に記載の筆記具においては、装飾シートが台板に糊付けされるために、台板から装飾シートが剥がれることも考えられ、装飾シートによる装飾性を安定的に維持できないことが懸念される。
本考案は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、装飾シートによる装飾性を安定的に維持できる筆記具を提供することにある。
本願に開示する筆記具は、写真、画像、図柄、文字、及び絵柄の少なくとも1つが表面に形成された装飾シートを支持する支持部を備える。前記支持部は、台板部材と、カバー部材と、アーム部材とを備える。前記台板部材は、前記装飾シートの背面と対向する台面を有する。前記カバー部材は、筒状の周壁部、環状板部、及び、係合部を有し、前記台面の一部分を覆う。前記周壁部は、前記台板部材の外周面に対向する内周面を有する。前記環状板部は、前記周壁部の一端側に連設され前記周壁部の内周側に突出する。前記係合部は、前記台板部材に係合する。そして、前記アーム部材は、筆記具本体に沿って延びており、前記台板部材と前記筆記具本体とを連結する。
本願に開示する筆記具において、前記台板部材は、前記外周面に1又は複数の凹部を有する。そして、前記係合部は、前記1又は複数の凹部に嵌合可能に前記周壁部の前記内周面に形成された1又は複数の凸部である。
本願に開示する筆記具において、前記アーム部材は、一端側で前記台板部材の前記外周面に接続され、他端側で前記筆記具本体に接続される。そして、前記周壁部は、前記アーム部材を通す切欠き部を有する。
本考案の筆記具によれば、カバー部材の環状板部がカバー部材の周壁部における内周側に突出し、カバー部材の係合部が台板部材に係合する。従って、カバー部材によって、装飾シートを安定的に保持することができ、装飾シートによる装飾性を安定的に維持できる。
以下、本考案の実施形態に係る筆記具を図面に基づいて詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本考案を実施するのに好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本考案は、以下の説明において特に考案を限定する旨が明記されていない限り、この実施形態に限定されるものではない。
〈実施形態〉
[基本原理]
図1〜図3を参照して、本考案の実施形態に係る筆記具の基本原理を説明する。図1は、実施形態に係る筆記具を示す斜視図である。図2は、実施形態に係る支持部を示す分解斜視図である。図3は、実施形態に係る支持部を示す断面図である。
[基本原理]
図1〜図3を参照して、本考案の実施形態に係る筆記具の基本原理を説明する。図1は、実施形態に係る筆記具を示す斜視図である。図2は、実施形態に係る支持部を示す分解斜視図である。図3は、実施形態に係る支持部を示す断面図である。
図1に示すように、実施形態に係る筆記具は、筆記具本体1と、支持部2とを備えている。支持部2は、装飾シートSを支持する。装飾シートSは、写真、画像、図柄、文字、及び絵柄の少なくとも1つが表面に形成される。写真、画像、図柄、文字、及び絵柄は、二次元的なものに限らず、凹凸のある三次元的なものであってもよい。筆記具本体1は、例えばボールペンであり、軸筒3を備える。軸筒3は、図示しないインク収容管及びノック機構を収容する。また、軸筒3は、ペン先が突出可能な先端部3a、把持部3b、軸筒本体部3c、及び上端部3dを備える。上端部3dは、ノックキャップ6が突出可能に形成される。なお、筆記具本体1は、シャープペンシル、鉛筆、万年筆であってもよい。また、支持部2は、図2に示すように、台板部材10と、カバー部材20と、アーム部材30とを備えている。
台板部材10は、図2に示すように、装飾シートSの背面5と対向する台面11を有する。また、台板部材10は、外周面12を有する。外周面12は、台面11に対して略垂直である。台板部材10の形状は概略円形である。カバー部材20は、図2に示すように、筒状の周壁部21と、環状板部22と、係合部23とを有し、台面11の一部分を覆う。カバー部材20の形状はリング状である。
周壁部21は、図2に示すように、内周面21aを有する。内周面21aは、台板部材10の外周面12に対向する。環状板部22は、周壁部21の一端側に連設されており、周壁部21の内周側に突出している。環状板部22は、中空部22aを有し、中空部22aを通して装飾シートSを視認可能である。係合部23は、台板部材10に係合する。アーム部材30は、図1に示すように、筆記具本体1(具体的には軸筒3)に沿って延びており、台板部材10と筆記具本体1(具体的には軸筒3)とを連結する。アーム部材30は、当該筆記具を胸ポケットに留めるクリップとして機能する。
また、支持部2は、図2に示すように、装飾シートSを保護する保護シート40を支持可能である。保護シート40は、装飾シートSの表面4を覆うように、カバー部材20の環状板部22と装飾シートSとの間に配設される。保護シート40は、例えば透明な樹脂板材から形成される。
[台板部材10]
次に、図1〜図3を参照して、台板部材10を詳細に説明する。
次に、図1〜図3を参照して、台板部材10を詳細に説明する。
台板部材10は、図2に示すように、外周面12に1又は複数の凹部12aを有する。実施形態では、3つの凹部12aが、周方向に等間隔で形成されている。3つの凹部12aは、外周面12における筆記具本体1側の角部に形成されている。また、台板部材10は、外周面12にアーム部材30の一端部が接続される。
台板部材10の台面11は、図3に示すように、概略円形形状を有する。台面11の法線方向は、カバー部材20の軸方向Xと略同一の方向であり、筆記具本体1の中心軸X1に対して略垂直である。台面11は、台板部材10における表裏の2つの主面のうち反筆記具本体1側の主面に形成される。また、台面11において、装飾シートS、保護シート40の位置を固定するように、台面11の外周縁に沿って1又は複数の環状段部12bが形成されてもよい。
[カバー部材20]
次に、図1〜図4を参照して、カバー部材20を詳細に説明する。図4は、実施形態に係るカバー部材20を示す斜視図である。図4(a)は、カバー部材20を環状板部22の外側面の方から見た斜視図であり、図4(b)は、カバー部材20を環状板部22の内側面の方から見た斜視図である。
次に、図1〜図4を参照して、カバー部材20を詳細に説明する。図4は、実施形態に係るカバー部材20を示す斜視図である。図4(a)は、カバー部材20を環状板部22の外側面の方から見た斜視図であり、図4(b)は、カバー部材20を環状板部22の内側面の方から見た斜視図である。
カバー部材20は、図4に示すように、係合部23としての1又は複数の凸部を有する。また、周壁部21には、切欠き部21bが形成される。係合部23としての1又は複数の凸部は、1又は複数の凹部12aに嵌合可能に、周壁部21の内周面21aに形成される。実施形態では、係合部23としての3つの凸部が、周方向に等間隔で形成されている。3つの凸部は、周壁部21の内周面21aにおける筆記具本体1側の端部に形成される。
また、係合部23としての1又は複数の凸部は、図3に示すように、カバー部材20の軸方向Xに対して傾いた斜面部23aと、軸方向Xに対して略垂直な垂直部23bとを有する。垂直部23bは、斜面部23aに対して、軸方向Xの環状板部22側に配設される。カバー部材20を台板部材10に装着する際には、斜面部23aを外周面12の角に当接させ、周壁部21を外周側に撓ませる。そして、係合部23が凹部12aに達するまでカバー部材20を押し込むと、垂直部23bが凹部12aの周壁面に係合し、カバー部材20が台板部材10に係止される。
[アーム部材30]
次に、図3及び図4を参照して、アーム部材30を詳細に説明する。アーム部材30は、平板状又は棒状の部材であり、図3に示すように、一端側で台板部材10の外周面12に接続され、他端側で筆記具本体1(具体的には上端部3d)に接続される。また、アーム部材30は、周壁部21の切欠き部21bに通される。アーム部材30が、切欠き部21bに通されることによって、係合部23としての1又は複数の凸部が、1又は複数の凹部12aに対して位置決めされる。
次に、図3及び図4を参照して、アーム部材30を詳細に説明する。アーム部材30は、平板状又は棒状の部材であり、図3に示すように、一端側で台板部材10の外周面12に接続され、他端側で筆記具本体1(具体的には上端部3d)に接続される。また、アーム部材30は、周壁部21の切欠き部21bに通される。アーム部材30が、切欠き部21bに通されることによって、係合部23としての1又は複数の凸部が、1又は複数の凹部12aに対して位置決めされる。
以上、図1〜図4を参照して説明したように、本実施形態によれば、カバー部材20の環状板部22が周壁部21の内周側に突出しており、係合部23が台板部材10に係合する。従って、カバー部材20によって、装飾シートSを安定的に保持することができ、装飾シートSによる装飾性を安定的に維持できる。また、アーム部材30が、筆記具本体1を胸ポケットに留めるクリップとして機能するので、装飾シートSを胸ポケットの前で保持することができ、服装の装飾性を高めることができる。
また、図2を参照して説明したように、本実施形態によれば、台板部材10が、外周面12に1又は複数の凹部12aを有しており、カバー部材20の係合部23が、1又は複数の凹部12aに嵌合可能に形成された1又は複数の凸部である。従って、凹部12aに凸部を嵌めるだけの簡単な操作によって、カバー部材20を台板部材10に係止することができる。
また、図2を参照して説明したように、本実施形態によれば、周壁部21が、アーム部材30を通す切欠き部21bを有する。従って、カバー部材20の厚みが大きくなるのを防止でき、支持部2を薄型化できる。また、切欠き部21bにアーム部材30を通すだけで、係合部23としての1又は複数の凸部を1又は複数の凹部12aに対して位置決めすることができ、係合部23を台板部材10に係合する操作を容易にすることができる。
以上、図面(図1〜図4)を参照しながら本考案の実施形態を説明した。但し、本考案は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。
S…装飾シート
1…筆記具本体
2…支持部
4…表面
5…背面
10…台板部材
11…台面
12…外周面
12a…凹部
20…カバー部材
21…周壁部
21a…内周面
21b…切欠き部
22…環状板部
23…係合部
30…アーム部材
1…筆記具本体
2…支持部
4…表面
5…背面
10…台板部材
11…台面
12…外周面
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21…周壁部
21a…内周面
21b…切欠き部
22…環状板部
23…係合部
30…アーム部材
Claims (3)
- 写真、画像、図柄、文字、及び絵柄の少なくとも1つが表面に形成された装飾シートを支持する支持部を備える筆記具であって、
前記支持部は、
前記装飾シートの背面と対向する台面を有する台板部材と、
前記台板部材の外周面に対向する内周面を有する筒状の周壁部、前記周壁部の一端側に連設され前記周壁部の内周側に突出する環状板部、及び、前記台板部材に係合する係合部を有し、前記台面の一部分を覆うカバー部材と、
筆記具本体に沿って延びており、前記台板部材と前記筆記具本体とを連結するアーム部材
を備える筆記具。 - 前記台板部材は、前記外周面に1又は複数の凹部を有し、
前記係合部は、前記1又は複数の凹部に嵌合可能に前記周壁部の前記内周面に形成された1又は複数の凸部である請求項1に記載の筆記具。 - 前記アーム部材は、一端側で前記台板部材の前記外周面に接続され、他端側で前記筆記具本体に接続されており、
前記周壁部は、前記アーム部材を通す切欠き部を有する、請求項1又は2に記載の筆記具。
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JP2017005400U JP3214857U (ja) | 2017-11-29 | 2017-11-29 | 筆記具 |
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Legal Events
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