JP3214654U - フリーサイズ指輪 - Google Patents

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Abstract

【課題】指のサイズよりも指輪のサイズが小さい場合でも締め付けすぎの状態が解消されて、長時間の装着にも堪えることが可能であり、かつサイズ調整における位置決めも簡単なフリーサイズ指輪を提供する。【解決手段】リングの装飾部を構成する第1リング部材21および複数のサイズ調整部材31と、第1リング部材21とサイズ調整部材31、またはサイズ調整部材31どうしを連結する止ネジ22とからなり、サイズ調整部材31は、それぞれリングの一部として配置された左右一対の第2リング部材31a、31bと、第2リング部材31a、31bの突き合わせ位置に設けたスリット部に組み付けられて側面にガイド孔を設けたガイド部材32とで構成され、スリット部に設けたピン35をガイド部材32のガイド孔にはめ込んでスライド可能とするとともに、サイズ調整部材31を用いて長さ調整した状態で止ネジ22を締め付けて固定することにより、サイズ調整する。【選択図】図1

Description

本考案はフリーサイズ指輪に係るものである。
従来より、リング状の形状を保ちながら、指にフィットさせられるフリーサイズ指輪を提供することが望まれている。
そのため、特開2002−355107号公報(特許文献1参照)には、円環状態を保ちながら、指に適切にフィットさせることができるフリーサイズ機能を持った指輪を提供するため、回動環構成体とスライド側環構成体とは、スライド側環構成体に形成されたガイド孔に回動環構成体に備え付けられた案内ピンを入れ込ませて組み付けられている。回動環構成体と軸受け側環構成体とは、回動軸によって回動環構成体の指輪の内径を広げさせる向きの回動を許容した状態で組み付けられている。軸受け側環構成体の内側には、バネの一端を一方の回動環構成体の一端部における回動軸より先の末端部に内側から押し当てさせ、かつ、バネの他端を他方の回動環構成体の一端部における回動軸より先の末端部に内側から押し当てさせる板バネが備えられた構造となっている。
また、特許第4423448号公報(特許文献2参照)には、円弧形状からなる片を連結し、環状体を形成した指輪であって、前記環状体の一部を構成し内部寸法の調節に用いられる調節片と、前記調節片に連結され前記環状体の残部を構成する連結片とを具備し、前記調節片及びこれに連接する前記連結辺には、一方が他方側に向けて延在し内部に溝部が形成された挿入部を有し、他方が前記挿入部を収容する収容部と、前記収容部内に配置され前記溝部内を段階的に移動可能な保持部材とを有して、前記調節片とこれに隣接する前記連結片とを離接する離接機構を備えたことを特徴とする指輪が提案されている。
特開2002−355107号公報 特許第4423448号公報 実用新案登録第3189983号公報
しかるに、特開2002−355107号公報(特許文献1参照)においては、前記板バネの弾性変形によって一対の回動環構成体は指輪の内径を狭めさせる向きの付勢力を付与しており、前記板バネの両端部にはそれぞれ前記回動環構成体の末端部によって当該両端部を指輪の内方に押し込ませる向きの伸縮方向の力が作用するので、指のサイズよりも指輪のサイズが小さい場合には非常に強い板バネの反発力が作用して締め付けすぎの状態となり、長時間の装着には堪えられないようになってしまう。
また、特許第4423448号公報(特許文献2参照)においては、前記収容部内に配置され前記溝部内を段階的に移動可能な保持部材とを備えており、サイズの調整が段階的に行われるために指にフィットした指輪を得ることが難しく、製造面においても細かくて複雑な切削加工が必要であって、そのことがコストアップの要因となっていた。
そこで本考案者は先に、実願2014−387号(実用新案登録第3189983号公報 特許文献3参照)において、リングの大部分を構成する第1リング部材と、前記各部材を連結する止ネジと、前記リングの一部として配置された左右一対の第2リング部材と、前記第2リング部材の突き合わせ位置に設けたスリット部に組み付けられて側面にガイド孔を設けたガイド部材とで構成され、前記第1リング部材との間を止ネジで連結されたサイズ調整部材とを備え、前記第2リング部材のスリット部に設けたピンを前記ガイド部材のガイド孔にはめ込んでスライド可能とするとともに、前記サイズ調整部材を用いて長さ調整した状態で前記止ネジを締め付けて固定することにより、サイズ調整するようにしたフリーサイズ指輪を提案した。
それによって、指のサイズよりも指輪のサイズが小さい場合でも締め付けすぎの状態が解消されて、長時間の装着にも堪えることが可能であり、また部品点数が少なく、その組み付けも簡単なフリーサイズ指輪を提供することが可能となったのである。
しかしながら、前記フリーサイズ指輪を実際に指に装着してみると、前記フリーサイズ指輪では装着した指へのフィット感に乏しく、長さ調整における位置決めも容易ではないという欠点があったのである。
すなわちこの考案のフリーサイズ指輪は、リングの装飾部を構成する第1リング部材および複数のサイズ調整部材と、
前記各部材を連結する止ネジとからなり、
前記サイズ調整部材は、前記リングの一部として配置された左右一対の第2リング部材と、前記第2リング部材の突き合わせ位置に設けたスリット部に組み付けられて側面にガイド孔を設けたガイド部材とで構成され、
前記第2リング部材のスリット部に設けたピンを前記ガイド部材のガイド孔にはめ込んでスライド可能とするとともに、
前記サイズ調整部材を用いて長さ調整した状態で前記止ネジを締め付けて固定することにより、サイズ調整するようにしたことを特徴とするものである。
この考案のフリーサイズ指輪において、前記各部材を連結する止ネジが、各部材の連結位置に設けた凸片とこの凸片を挟み付けるコ字状片とを連通するように形成したネジ孔に取り付けられていることをも特徴とするものである。
この考案のフリーサイズ指輪において、前記ガイド部材が、前記ガイド孔の中空内において、前記ピンをガイド孔の一方の内周面とで挟みつけるように配した波状の板バネを備え、微小間隔でのサイズ調整を可能としてなることをも特徴とするものである。
この考案によれば、指等の被装着物のサイズよりも指輪等の装身具のサイズが小さい場合でも、締め付けすぎの状態が解消されて長時間の装着にも堪えることが可能であり、また、サイズ調整に際しての位置決めも非常に容易なフリーサイズ指輪を提供することが可能となった。
本考案のフリーサイズ指輪の1実施例を示す正面図である。 その平面図である。 その底面図である。 その斜視図である。 その断面図である。 サイズ調整部材を組み付ける状態を示す斜視図である。 その断面図である。 サイズを大きくする状態を示す正面図である。 その断面図である。 その斜視図である。
以下、図面に基いて本考案のフリーサイズ指輪の実施の形態について詳細に説明する。
図1ないし図10は本考案のフリーサイズ指輪の1実施例を示すものである。
本考案の指輪11の常態を示す図1ないし図5において、前記指輪11はリングの装飾部を構成する第1リング部材21と、複数のサイズ調整部材31と、前記各部材21,31をそれぞれ連結する止ネジ22とで構成されている。
なお、本実施例ではサイズ調整部材として、3組のサイズ調整部材としているがこれに限られるものではなく、用途に合わせて任意の組数のサイズ調整部材とすることができる。
前記サイズ調整部材31はより詳細には、図6及び図7に示すように、左右一対の第2リング部材31a,31bと、前記第2リング部材31a,31bの突き合わせ位置に設けたスリット部33に組み付けられ、側面にガイド孔34を設けたガイド部材32とで構成されている。
そして、前記第2リング部材31a,31bのスリット部33を貫通するよう取り付けたピン35を前記ガイド部材32のガイド孔34にはめ込んでスライド可能に組み付けてある。
なお、前記ガイド部材32のガイド孔34は、ガイド孔34の中空内に、両端部をガイド部材32に固定された波状の板バネ36を備えており、前記ピンがガイド孔34の一方の内周面と前記波状の板バネ36とで挟み付けられるようになっている。
したがって、図8および図9に示すように、前記サイズ調整部材31を用いて長さ調整するに際しては、前記ピン35が前記ガイド孔34の中空内に設けた前記波状の板バネ36の凹凸37の凹部にその都度嵌合していき、任意のサイズ位置においてもピン35が凹凸37の所定の凹部に嵌合するため位置決めがし易く、前記止ネジ22を締め付けて固定すれば、指のサイズに応じた所定のリング径に細かくサイズ調整することができる。図10はその斜視図である。
上記実施例における説明では、ガイド孔34をガイド部材32に形成し、ピン35を第2リング部材31a,31bのスリット部33に差し渡されるように設けているが、ガイド孔34をガイド溝に置き換えてガイド溝の中空内に波状の板バネを設けておき、第2リング部材31a,31bのスリット部33に内向きにピン35を取り付けて、前記ガイド部材32に設けたガイド溝に両側からピンがはめ込まれるようにしてもよいことは勿論である。
なお、前記各部材を連結する止ネジ22は、第1リング部材21とサイズ調整部材32のそれぞれの連結位置の一方の側に設けた凸片41と、この凸片41を挟み付けるように連結位置の他方の側に設けたコ字状片42とを連通するよう形成したネジ孔43に取り付けられている。
この止ネジ22はそのネジ山の幅を狭くし、ねじ込んだ際に止ネジ22が簡単に緩まないようにしておくことが望ましい。
本実施例の指輪11を指に装着する場合について説明すると、図8に示した第1リング部材21と第2リング部材31a,31bからなるサイズ調整部材22のそれぞれの連結位置に取り付けた止ネジ22を緩め、前記第2リング部材31a,31bの先端の幅を拡げると、自動的にピン35は前記ガイド部材32のガイド孔34をスライドして指輪11の径を拡げることとなる。その際、前記ピン35は前記ガイド孔34の中空内に設けた前記波状の板バネ36の凹凸37の凹部にその都度嵌合しながらスライドしていき、指のサイズに応じた所定のリング径の位置においてもピン35が前記凹凸37のいずれかの凹部に嵌合する。その後止ネジ22を締め付けると、前記第2リング部材31a,31b間の前記ガイド部材32の差し渡し幅が拡がり、指輪11はそのサイズを大きくした状態で固定されることとなる。
なお、前記サイズ調整部材のいずれか一部の第2リング部材31a,31bの連結角度を変えただけでは指輪11が細長くなってしまうので、第1リング部材21とサイズ調整部材のそれぞれの連結角度をも止ネジ22を操作して変えることにより、指輪11のリング形状を円に近づけることが望ましい。
本考案においてはあらかじめ指輪11を装着する指の径を計測しておき、前記止ネジ22を操作して指輪11のサイズを調整しておくことができる。
また、指に指輪11をはめ込んだ状態で前記止ネジ22を操作して指輪11のサイズを指に合わせて調整することもできる。
本考案において使用される素材としては、通常の指輪に使用される貴金属素材、例えば金や銀、プラチナのみならず、チタンやステンレス等の金属やセラミック等を各部材に使用することができ、同様の素材を前記止ネジやガイド部材の素材として利用することもできる。
本考案は以上の通りの構成を有するものであり、指の径に合せたサイズとすることができるため、指に強く圧着することなく装着することができるものであり、長時間の装着にも痛みを伴わないという大きな利点がある。
また、前記サイズ調整部材におけるサイズ調整機構を目立たない位置に内蔵させることができ、前記サイズ調整部材が装飾性を損なうこともないので、装飾性に優れた指輪を提供することが可能となる。
以上、本考案を指輪をもって説明したが、装飾部材を複数に分割して構成するその他の装身具に適用できることは勿論であり、例えばブレスレットやアンクレット等にも用いることができる。
11 指輪
21 第1リング部材
22 止ネジ
31 サイズ調整部材
31a,31b 第2リング部材
32 ガイド部材
33 スリット部
34 ガイド孔
35 ピン
36 波状の板バネ
37 凹凸
41 凸片
42 コ字状片
43 ネジ孔

Claims (3)

  1. リングの装飾部を構成する第1リング部材および複数のサイズ調整部材と、
    前記各部材を連結する止ネジとからなり、
    前記サイズ調整部材は、前記リングの一部として配置された左右一対の第2リング部材と、前記第2リング部材の突き合わせ位置に設けたスリット部に組み付けられて側面にガイド孔を設けたガイド部材とで構成され、
    前記第2リング部材のスリット部に設けたピンを前記ガイド部材のガイド孔にはめ込んでスライド可能とするとともに、
    前記サイズ調整部材を用いて長さ調整した状態で前記止ネジを締め付けて固定することにより、サイズ調整するようにしたことを特徴とするフリーサイズ指輪。
  2. 前記各部材を連結する止ネジが、各部材の連結位置に設けた凸片とこの凸片を挟み付けるコ字状片とを連通するように形成したネジ孔に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のフリーサイズ指輪。
  3. 前記ガイド部材が、前記ガイド孔の中空内において、前記ピンをガイド孔の一方の内周面とで挟みつけるように配した波状の板バネを備え、微小間隔でのサイズ調整を可能としてなることを特徴とする請求項1または2に記載のフリーサイズ指輪。
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