JP3214474B2 - 演算増幅回路 - Google Patents

演算増幅回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、演算増幅回路に
関し、特に、半導体集積回路に適用して好適な演算増幅
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の演算増幅回路の電気的構
成例を示す回路図である。この例の演算増幅回路は、1
984年に発刊された「 IEEE Journal of Solid-State
Circuits 」誌の第SC−19巻第920頁に開示され
たものであり、PチャネルMOSトランジスタ(以下、
PMOSと略す)1〜8と、NチャネルMOSトランジ
スタ(以下、NMOSと略す)9〜14と、コンデンサ
15とから概略構成されている。
【0003】PMOS1及び2は、差動トランジスタ対
を構成しており、各ゲート電極に入力電圧VIN1及び
IN2が印加される。PMOS1及び2の各ソース電
極は、PMOS3のドレイン電極に共通に接続されてい
る。また、PMOS1のドレイン電極はNMOS10の
ソース電極に接続され、PMOS2のドレイン電極はN
MOS11のソース電極に接続されている。PMOS3
は、そのソース電極に第1の電源電圧Vが印加される
と共に、そのゲート電極に基準バイアス電圧V B11
印加されて定電流源を構成している。
【0004】PMOS4は、そのソース電極に第1の電
源電圧Vが印加されると共に、そのゲート電極に基準
バイアス電圧VB11が印加されて定電流源を構成して
おり、そのドレイン電極は、PMOS5のソース電極に
接続されている。PMOS5は、そのゲート電極に入力
電圧VIN2が印加され、PMOS2と共に、入力トラ
ンジスタを構成している。PMOS5のドレイン電極
は、NMOS9のドレイン電極とゲート電極とに接続さ
れている。NMOS9は、そのソース電極に第2の電源
電圧Vが印加されると共に、そのゲート電極とドレイ
ン電極とがNMOS12及び13のゲート電極に接続さ
れて定電流源を構成している。
【0005】PMOS6及び7は、各トランジスタが同
量の電流を流す電流ミラーを構成しており、各ソース電
極に第1の電源電圧Vが印加されると共に、各ゲート
電極とPMOS6のドレイン電極とが接続され、その接
続点に基準電圧VREFが印加されている。また、PM
OS6のゲート電極とドレイン電極とはNMOS10の
ドレイン電極に接続され、PMOS7のドレイン電極は
NMOS11のドレイン電極に接続されている。NMO
S10及び11の各ゲート電極は、互いに接続され、基
準バイアス電圧VB12が印加されている。NMOS1
2及び13は、定電流源を構成しており、各ソース電極
に第2の電源電圧Vが印加されると共に、NMOS1
2のドレイン電極がNMOS10のソース電極に接続さ
れ、NMOS13のドレイン電極がNMOS11のソー
ス電極に接続されている。PMOS1及び2並びにNM
OS10及び11は、フォールデッド・カスコード(fo
lded cascode)段を構成しており、NMOS11のドレ
イン電極からフォールデッド・カスコード段の出力電圧
FCOUTを取り出すことができる。
【0006】PMOS8は、出力トランジスタであり、
そのソース電極に第1の電源電圧V が印加されると共
に、そのゲート電極がNMOS11のドレイン電極に接
続され、そのドレイン電極がNMOS14のドレイン電
極に接続されている。NMOS14は、定電流負荷であ
り、そのゲート電極に基準バイアス電圧VB13が印加
されると共に、そのソース電極に第2の電源電圧V
印加されている。PMOS8とNMOS14とは、反転
増幅器を構成しており、フォールデッド・カスコード段
の出力電圧VFCOUTを反転増幅して、PMOS8の
ドレイン電極から出力電圧VOUTとして出力する。コ
ンデンサ15は、位相補償用であり、その一端がNMO
S11のソース電極に接続され、その他端がPMOS8
のドレイン電極に接続されている。
【0007】このような構成によれば、高利得、広帯
域、電流供給型の演算増幅回路を実現することができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の演算増幅回路においては、入力段がPMOS1、2
及び5によって構成されているため、入力インピーダン
スが低く、低電位入力であり、例えば、データ送受信回
路のインターフェイス部のように、前段に接続される回
路が通常高電位出力であるために高電位入力を要求され
る回路には適用することができない。
【0009】そこで、入力段を入力インピーダンスの高
いNMOSによって構成する必要があるが、その場合、
電流供給型であることも要求されて出力段に電流供給能
力を高めるためにゲート電極の幅の広いPMOS(図2
ではPMOS8)を用いたままであると、電源変動や出
力段のPMOSのスレッショルド電圧Vのバラツキが
出力電圧VOUTに影響し、入力電圧VIN1及びV
IN2と出力電圧VOU との間のオフセットが大きく
なるという問題があった。即ち、出力段のPMOSのス
レッショルド電圧Vが低いと出力段のPMOSの出力
電流が大きくなり、出力段のPMOSのスレッショルド
電圧Vが高いと出力段のPMOSの出力電流が小さく
なり、この変動が出力電圧VOUTの変動となって現れ
るため、上記オフセットが大きくなるのである。
【0010】この点、入力段をPMOSで構成すれば、
フォールデッド・カスコード段に接続される電流ミラー
を構成するPMOSの一方(図2ではPMOS7)のス
レッショルド電圧Vのバラツキと出力段のPMOS
(図2ではPMOS8)のスレッショルド電圧Vのバ
ラツキとが同方向のバラツキであるため、キャンセルし
あい、上記オフセットを抑制することができる。しか
し、これでは、入力段がPMOSで構成されているた
め、高電位入力を実現することができなくなってしま
う。
【0011】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、高利得、広帯域、電流供給型、高電位入力であ
って、入出力オフセットも抑制することができる演算増
幅回路を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明に係る演算増幅回路は、高い入
力インピーダンスを有する同一の導電型であり、各第1
の電極に第1及び第2の入力電圧が印加されると共に、
第2の電極が共通接続された第1及び第2のトランジス
タと、上記第1及び第2のトランジスタの導電型とは異
なる導電型であり、第1の電極が共通接続されると共
に、各第2の電極が上記第1及び第2のトランジスタの
各第3の電極に接続される第3及び第4のトランジスタ
と、上記第3及び第4のトランジスタの導電型とは異な
る導電型であり、第1の電極が共通接続されると共に、
各第2の電極が上記第3及び第4のトランジスタの各第
3の電極に接続され、上記第3及び第4のトランジスタ
の導電型と同一の導電型のトランジスタ対からなり、第
1の電源電圧を基準とする電流ミラーに各第3の電極が
接続される第5及び第6のトランジスタと、上記第5及
び第6のトランジスタの導電型とは異なる導電型であ
り、第1の電極が上記第6のトランジスタの第3の電極
に接続されると共に、第2の電極に上記第1の電源電圧
が印加され、一端に第2の電源電圧が印加される定電流
源に第3の電極が接続される第7のトランジスタとを備
えてなることを特徴としている。
【0013】請求項2記載の発明に係る演算増幅回路
は、高い入力インピーダンスを有する同一の導電型であ
り、各第1の電極に第1及び第2の入力電圧が印加され
ると共に、共通接続された第2の電極に第1の定電流源
の一端が接続される第1及び第2のトランジスタと、上
記第1及び第2のトランジスタの導電型とは異なる導電
型であり、共通接続された第1の電極に第1の基準バイ
アス電圧が印加されると共に、各第2の電極が上記第1
及び第2のトランジスタの各第3の電極に接続され、上
記第1及び第2のトランジスタと共に第1のフォールデ
ッド・カスコード段を構成する第3及び第4のトランジ
スタと、上記第3及び第4のトランジスタの導電型とは
異なる導電型であり、共通接続された第1の電極に第2
の基準バイアス電圧が印加されると共に、各第2の電極
が上記第3及び第4のトランジスタの各第3の電極に接
続され、上記第3及び第4のトランジスタの導電型と同
一の導電型のトランジスタ対からなり、第1の電源電圧
を基準とする電流ミラーに各第3の電極が接続され、上
記第3及び第4のトランジスタと共に第2のフォールデ
ッド・カスコード段を構成する第5及び第6のトランジ
スタと、上記第5及び第6のトランジスタの導電型とは
異なる導電型であり、第1の電極が上記第6のトランジ
スタの第3の電極に接続されると共に、第2の電極に上
記第1の電源電圧が印加され、一端に第2の電源電圧が
印加される第2の定電流源に第3の電極が接続される第
7のトランジスタとを備えてなることを特徴としてい
る。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項2記載の演
算増幅回路に係り、上記第1の定電流源の他端には、上
記第2の電源電圧が印加されることを特徴としている。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項2又は3記
載の演算増幅回路に係り、上記第1の定電流源は、上記
第2の定電流源と同一の基準バイアス電圧に基づくこと
を特徴としている。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項2乃至4の
いずれか1に記載の演算増幅回路に係り、上記第3及び
第4のトランジスタは、各第2の電極に一端に上記第1
の電源電圧が印加される第3の定電流源の他端が接続さ
れると共に、各第3の電極に一端に上記第2の電源電圧
が印加される第4の定電流源の他端が接続されることを
特徴としている。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項5記載の演
算増幅回路に係り、上記第3の定電流源は、上記第2の
基準バイアス電圧に基づくことを特徴としている。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項5又は6記
載の演算増幅回路に係り、上記第4の定電流源は、上記
第2の定電流源と同一の基準バイアス電圧に基づくこと
を特徴としている。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項1乃至7の
いずれか1に記載の演算増幅回路に係り、上記第1、第
2、第5及び第6のトランジスタはNチャネルMOSト
ランジスタであり、上記第3、第4及び第7のトランジ
スタはPチャネルMOSトランジスタであることを特徴
としている。
【0020】請求項9記載の発明は、請求項1乃至7の
いずれか1に記載の演算増幅回路に係り、上記第1、第
2、第5及び第6のトランジスタはNPNトランジスタ
であり、上記第3、第4及び第7のトランジスタはPN
Pトランジスタであることを特徴としている。
【0021】
【作用】この発明の構成によれば、高利得、広帯域、電
流供給型、高電位入力であり、しかも、入出力オフセッ
トも抑制することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。図1は、この発明の一実施例である演
算増幅回路の電気的構成を示す回路図である。この例の
演算増幅回路は、簡単な基準バイアス電圧発生回路も含
まれており、PMOS21〜30と、NMOS31〜4
1と、コンデンサ42とから概略構成されている。
【0023】PMOS21〜23及びNMOS31〜3
3は、簡単な基準バイアス電圧発生回路を構成してお
り、基準バイアス電圧VB21〜VB23を供給する。
NMOS34及び35は、差動トランジスタ対を構成し
ており、各ゲート電極に入力電圧VIN1及びVIN2
が印加される。NMOS34及び35の各ソース電極
は、NMOS36のドレイン電極に共通に接続されてい
る。また、NMOS34のドレイン電極はPMOS27
のソース電極に接続され、NMOS35のドレイン電極
はPMOS26のソース電極に接続されている。NMO
S36は、そのソース電極に第2の電源電圧Vが印加
されると共に、そのゲート電極に基準バイアス電圧V
B23が印加されて定電流源を構成している。
【0024】PMOS24及び25は、各ソース電極に
第1の電源電圧Vが印加されると共に、各ゲート電極
が互いに接続され、その接続点に基準バイアス電圧V
B21が印加されて定電流源を構成している。また、P
MOS24のドレイン電極はNMOS26のドレイン電
極に接続され、PMOS25のドレイン電極はNMOS
27のドレイン電極に接続されている。PMOS26及
び27の各ゲート電極は、互いに接続され基準バイアス
BR>電圧V B22が印加されている。NMOS37及び
38は、電流ミラーを構成しており、各ソース電極に第
2の電源電圧Vが印加されると共に、各ゲート電極は
互いに接続され基準バイアス電圧VB23が印加されて
いる。また、NMOS37のドレイン電極はPMOS2
6のドレイン電極に接続され、NMOS38のドレイン
電極はPMOS27のドレイン電極に接続されている。
NMOS34及び35並びにPMOS26及び27は、
第1段目のフォールデッド・カスコード段を構成してい
る。
【0025】PMOS28及び29は、電流ミラーを構
成しており、各ソース電極に第1の電源電圧Vが印加
されると共に、各ゲート電極とPMOS28のドレイン
電極とが接続され、その接続点に基準電圧VREFが印
加されている。また、PMOS28のゲート電極とドレ
イン電極とはNMOS39のドレイン電極に接続され、
PMOS29のドレイン電極はNMOS40のドレイン
電極に接続されている。PMOS39及び40の各ゲー
ト電極は、互いに接続され基準バイアス電圧V B21
印加されている。NMOS39のソース電極はPMOS
26のドレイン電極に接続され、NMOS40のソース
電極はPMOS27のドレイン電極に接続されている。
PMOS26及び27並びにNMOS39及び40は、
第2段目のフォールデッド・カスコード段を構成してお
り、NMOS40のドレイン電極から第2段目のフォー
ルデッド・カスコード段の出力電圧VFCOUTを取り
出すことができる。
【0026】PMOS30は、出力トランジスタであ
り、そのソース電極に第1の電源電圧Vが印加される
と共に、そのゲート電極がNMOS40のドレイン電極
に接続され、そのドレイン電極がNMOS41のドレイ
ン電極に接続されている。NMOS41は、定電流負荷
であり、そのゲート電極に基準バイアス電圧VB23
印加されると共に、そのソース電極に第2の電源電圧V
が印加されている。PMOS30とNMOS41と
は、反転増幅器を構成しており、第2段目のフォールデ
ッド・カスコード段の出力電圧VFCOUTを反転増幅
して、PMOS30のドレイン電極から出力電圧V
OUTとして出力する。コンデンサ42は、位相補償用
であり、その一端がPMOS30のドレイン電極に接続
され、その他端に第2の電源電圧Vが印加されてい
る。
【0027】この例の構成によれば、入力段が入力イン
ピーダンスの高いNMOS34及び35によって構成さ
れているため、高電位入力である。また、NMOS34
及び35並びにPMOS26及び27によって構成され
る第1段目のフォールデッド・カスコード段と、PMO
S26及び27並びにNMOS39及び40によって構
成される第2段目のフォールデッド・カスコード段とを
直列に接続しているので、高利得、広帯域である。さら
に、出力段がPMOS30とNMOS41とからなる反
転増幅器によって構成されているため、電流供給型であ
る。この場合、電源変動や出力段のPMOS30のスレ
ッショルド電圧Vのバラツキは、第2段目のフォール
デッド・カスコード段に接続される電流ミラーを構成す
るPMOS29のスレッショルド電圧Vのバラツキと
同方向のバラツキであるため、キャンセルし合う。した
がって、入力電圧VIN1及びVIN2と出力電圧V
OUTとの間のオフセットを抑制することができる。
【0028】このように、この例の構成によれば、高利
得、広帯域、高電位入力、電流供給型であり、しかも、
入出力オフセットも抑制することができる演算増幅回路
を提供することができる。したがって、この例の演算増
幅回路を、データ送受信回路のインターフェイス部のよ
うな、前段に接続される回路が通常高電位出力であるた
めに高電位入力を要求される回路に適用することができ
る。
【0029】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述
の実施例においては、定電流源を構成するPMOS24
及び25の各ゲート電極の接続点と、第2段目のフォー
ルデッド・カスコード段を構成するPMOS39及び4
0の各ゲート電極の接続点とには、同一の基準バイアス
電圧VB21を印加する例を示したが、これに限定され
ず、異なる基準バイアス電圧を印加しても良い。また、
上述の実施例においては、定電流源を構成するNMOS
36のゲート電極と、電流ミラーを構成するNMOS3
7及び38の各ゲート電極の接続点と、定電流負荷であ
るNMOS41のゲート電極とには、同一の基準バイア
ス電圧V B23を印加する例を示したが、これに限定さ
れず、異なる基準バイアス電圧を印加しても良い。さら
に、上述の実施例においては、位相補償用のコンデンサ
42をPMOS30のドレイン電極と第2の電源電圧V
との間に接続する例を示したが、これに限定されず、
例えば、コンデンサ42をNMOS41のドレイン電極
とゲート電極との間に接続しても良い。また、上述の実
施例においては、フォールデッド・カスコード段を2段
直列に接続する例を示したが、これに限定されず、3段
以上直列に接続しても良い。この構成によれば、より良
い特性が得られる。ただ、拡散工程等の製造プロセスに
おいて発生するバラツキを抑制する必要がある。さら
に、上述の実施例においては、この例の演算増幅回路を
PMOS及びNMOSによって構成する例を示したが、
これに限定されず、この例の演算増幅回路をPNPトラ
ンジスタ及びNPNトランジスタからなるバイポーラ・
トランジスタによって構成しても良い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、高い入力インピーダンスを有する第1及び第2
のトランジスタを入力段に設けると共に、フォールデッ
ド・カスコード段を2段直列に接続し、出力段に定電流
源に第3の電極が接続される第7のトランジスタを設け
たので、高利得、広帯域、電流供給型、高電位入力であ
り、しかも、入出力オフセットも抑制することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である演算増幅回路の電気
的構成を示す回路図である。
【図2】従来の演算増幅回路の電気的構成例を示す回路
図である。
【符号の説明】
24〜30 PMOS 34〜41 NMOS

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高い入力インピーダンスを有する同一の
    導電型であり、各第1の電極に第1及び第2の入力電圧
    が印加されると共に、第2の電極が共通接続された第1
    及び第2のトランジスタと、 前記第1及び第2のトランジスタの導電型とは異なる導
    電型であり、第1の電極が共通接続されると共に、各第
    2の電極が前記第1及び第2のトランジスタの各第3の
    電極に接続される第3及び第4のトランジスタと、 前記第3及び第4のトランジスタの導電型とは異なる導
    電型であり、第1の電極が共通接続されると共に、各第
    2の電極が前記第3及び第4のトランジスタの各第3の
    電極に接続され、前記第3及び第4のトランジスタの導
    電型と同一の導電型のトランジスタ対からなり、第1の
    電源電圧を基準とする電流ミラーに各第3の電極が接続
    される第5及び第6のトランジスタと、 前記第5及び第6のトランジスタの導電型とは異なる導
    電型であり、第1の電極が前記第6のトランジスタの第
    3の電極に接続されると共に、第2の電極に前記第1の
    電源電圧が印加され、一端に第2の電源電圧が印加され
    る定電流源に第3の電極が接続される第7のトランジス
    タとを備えてなることを特徴とする演算増幅回路。
  2. 【請求項2】 高い入力インピーダンスを有する同一の
    導電型であり、各第1の電極に第1及び第2の入力電圧
    が印加されると共に、共通接続された第2の電極に第1
    の定電流源の一端が接続される第1及び第2のトランジ
    スタと、 前記第1及び第2のトランジスタの導電型とは異なる導
    電型であり、共通接続された第1の電極に第1の基準バ
    イアス電圧が印加されると共に、各第2の電極が前記第
    1及び第2のトランジスタの各第3の電極に接続され、
    前記第1及び第2のトランジスタと共に第1のフォール
    デッド・カスコード段を構成する第3及び第4のトラン
    ジスタと、 前記第3及び第4のトランジスタの導電型とは異なる導
    電型であり、共通接続された第1の電極に第2の基準バ
    イアス電圧が印加されると共に、各第2の電極が前記第
    3及び第4のトランジスタの各第3の電極に接続され、
    前記第3及び第4のトランジスタの導電型と同一の導電
    型のトランジスタ対からなり、第1の電源電圧を基準と
    する電流ミラーに各第3の電極が接続され、前記第3及
    び第4のトランジスタと共に第2のフォールデッド・カ
    スコード段を構成する第5及び第6のトランジスタと、 前記第5及び第6のトランジスタの導電型とは異なる導
    電型であり、第1の電極が前記第6のトランジスタの第
    3の電極に接続されると共に、第2の電極に前記第1の
    電源電圧が印加され、一端に第2の電源電圧が印加され
    る第2の定電流源に第3の電極が接続される第7のトラ
    ンジスタとを備えてなることを特徴とする演算増幅回
    路。
  3. 【請求項3】 前記第1の定電流源の他端には、前記第
    2の電源電圧が印加されることを特徴とする請求項2記
    載の演算増幅回路。
  4. 【請求項4】 前記第1の定電流源は、前記第2の定電
    流源と同一の基準バイアス電圧に基づくことを特徴とす
    る請求項2又は3記載の演算増幅回路。
  5. 【請求項5】 前記第3及び第4のトランジスタは、各
    第2の電極に一端に前記第1の電源電圧が印加される第
    3の定電流源の他端が接続されると共に、各第3の電極
    に一端に前記第2の電源電圧が印加される第4の定電流
    源の他端が接続されることを特徴とする請求項2乃至4
    のいずれか1に記載の演算増幅回路。
  6. 【請求項6】 前記第3の定電流源は、前記第2の基準
    バイアス電圧に基づくことを特徴とする請求項5記載の
    演算増幅回路。
  7. 【請求項7】 前記第4の定電流源は、前記第2の定電
    流源と同一の基準バイアス電圧に基づくことを特徴とす
    る請求項5又は6記載の演算増幅回路。
  8. 【請求項8】 前記第1、第2、第5及び第6のトラン
    ジスタはNチャネルMOSトランジスタであり、前記第
    3、第4及び第7のトランジスタはPチャネルMOSト
    ランジスタであることを特徴とする請求項1乃至7のい
    ずれか1に記載の演算増幅回路。
  9. 【請求項9】 前記第1、第2、第5及び第6のトラン
    ジスタはNPNトランジスタであり、前記第3、第4及
    び第7のトランジスタはPNPトランジスタであること
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれか1に記載の演算
    増幅回路。
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