JP3214417B2 - スクロール型流体機械 - Google Patents

スクロール型流体機械

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JP3214417B2 JP30815297A JP30815297A JP3214417B2 JP 3214417 B2 JP3214417 B2 JP 3214417B2 JP 30815297 A JP30815297 A JP 30815297A JP 30815297 A JP30815297 A JP 30815297A JP 3214417 B2 JP3214417 B2 JP 3214417B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクロール型流体
機械に関し、より特定的には、駆動軸の偏心部に遊嵌さ
れ、かつ可動スクロールの軸受部との間で摺動部を構成
するスライドブッシュを有するスクロール型流体機械に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】スライドブッシュを有するスクロール型
流体機械は、たとえば特開平4−175486号公報に
開示されている。以下、この公報に開示されたスクロー
ル型流体機械を従来例として説明する。なお、上記公報
で開示された各部材の名称については、説明の便宜上、
適宜修正してある。
【0003】図9は従来のスクロール型流体機械の構成
を部分的に示す概略断面図であり、図10は図9のA−
A線に沿う概略断面図である。
【0004】図9と図10とを参照して、スクロール型
流体機械の駆動源(図示せず)に連結されたクランク軸
2の上端部には、偏心部2aが設けられている。そして
この偏心部2aに、バランスウエイト付スライドブッシ
ュ201が偏心部2aと隙間を持つように遊嵌されてい
る。
【0005】このスライドブッシュ201は、偏心部2
aに遊嵌可能な筒部201aと、偏心部2aの偏心方向
と逆側の筒部201a外周に取付けられたバランスウエ
イト201cとを有している。このスライドブッシュ2
01を介在してクランク軸2の回転力は圧縮要素CFに
伝達可能である。
【0006】圧縮要素CFは、その姿勢を相対的に保っ
たまま公転可能な可動スクロール3と、ハウジング(図
示せず)を介してケーシング(図示せず)に固定された
固定スクロール4とを有している。可動スクロール3
は、鏡板3aと、その鏡板3aの前面に突出した渦巻状
歯部3bと、鏡板3aの背面に突出したボス部3cとを
有している。ボス部3c内には、スライドブッシュ20
1が遊嵌された偏心部2aが受入れられており、またこ
のボス部3cの内周面にはそのスライドブッシュ201
を支持するための滑り軸受5が取付けられている。また
固定スクロール4は、鏡板4aと、その鏡板4aの前面
に突出しかつ可動スクロール3の渦巻状歯部3bに噛み
合うことで圧縮室を構成する渦巻状歯部4bとを有して
いる。
【0007】ここでスライドブッシュ201の役割は以
下のとおりである。圧縮要素CF内の2つの圧縮室間で
冷媒の漏れがないように区切るためには、2つの圧縮室
の間において可動スクロール3と固定スクロール4との
各渦巻状歯部3b、4b同士が隙間なく当接している必
要がある。スライドブッシュ201はクランク軸2の偏
心部2aに隙間を持って嵌められている(遊嵌されてい
る)ため、圧縮室内のガス力により可動スクロール3を
スライド可能とすることができ、それにより2つの圧縮
室間で可動スクロール3と固定スクロール4との各渦巻
状歯部3b、4b同士を隙間なく当接させることができ
る。つまり、スライドブッシュ201は、クランク軸2
の偏心部2aに遊嵌されることで、圧縮室間で冷媒の漏
れがないよう可動スクロール3をスライド可能とする役
割をなしている。
【0008】このスクロール型流体機械では、スライド
ブッシュ201に設けられたバランスウエイト201c
は、可動スクロール3の公転旋回運動時にこの可動スク
ロール3に作用する遠心力と反対方向の遠心力を発生す
る。このバランスウエイト201cで発生する遠心力に
よって可動スクロール3の公転旋回運動による遠心力を
相殺することができる。したがって、渦巻状歯部3bと
4bとの接触圧力が過大となることを抑制でき、渦巻状
歯部3b、4bの破損を防止することが可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スクロール型流体機械では、その運転中にスライドブッ
シュ201に各部からさまざまな力が作用する。また、
スライドブッシュ201に作用するこれらの力の作用点
は、スライドブッシュ201の軸方向(一点鎖線C−
C)でずれている。たとえば、運転中にスライドブッシ
ュ201にかかる軸受荷重軸方向位置と、そのスライド
ブッシュ201に連結しているバランスウエイト201
cの遠心力軸方向位置とがずれている。このため、各力
の作用点の位置ずれによってスライドブッシュ201に
モーメントが発生する。スライドブッシュ201はクラ
ンク軸2の偏心部2aに隙間を持って嵌められているた
め、このモーメントによって滑り軸受5に対して傾くこ
とになる。この傾きにより滑り軸受5がスライドブッシ
ュ201に片当たりを起こして偏摩耗を起こすという問
題点があった。
【0010】それゆえ本発明の目的は、運転中に生じた
モーメントによってスライドブッシュが傾いても、滑り
軸受がスライドブッシュに片当たりせず偏摩耗を防止で
きるスクロール型流体機械を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のスクロ
ール型流体機械は、駆動軸の偏心部に遊嵌され、かつ可
動スクロールの軸受部との間で摺動部を構成する筒状部
材を有するスクロール型流体機械であって、摺動部をな
す筒状部材と軸受部とのいずれか一方の摺動面は、他方
の摺動面側へ突出したクラウニング形状を有しており、
クラウニング形状は断面においてその中央部分が直線の
部分を有する部分クラウニング形状であり、駆動軸の鍔
部に筒状部材の鍔部が当接している。
【0012】請求項1に記載のスクロール型流体機械に
よれば、一方の摺動面が他方の摺動面側へ突出したクラ
ウニング形状、つまり一方の摺動面の中央部が両端部よ
りも他方の摺動面側へ突出した形状を有している。この
ため、筒状部材が運転中にモーメントによって傾いて
も、他方の摺動面の端部が片当たりを生ずることはな
く、偏摩耗が防止され得る。また、クラウニング形状の
中央部分が断面において直線部分を有しているため、筒
状部材の傾きが小さいときに、比較的大きな軸受負荷容
量を確保することができる。
【0013】請求項2に記載のスクロール型流体機械で
は、筒状部材の摺動面が部分クラウニング形状を有して
いる。
【0014】請求項2に記載のスクロール型流体機械に
よれば、可動スクロールの摺動部の端部において片当た
りが生ずることはなく、偏摩耗が防止され得る。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】請求項に記載のスクロール型流体機械で
は、筒状部材は、駆動軸の駆動時にバランスを取るため
のバランスウエイトをその外周に有している。
【0020】請求項に記載のスクロール型流体機械に
よれば、筒状部材がバランスウエイトを有し傾きやすい
場合に、より効果的に片当たりによる偏摩耗を防止する
ことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。
【0022】図1は本発明の一実施の形態におけるスク
ロール圧縮機の構成を概略的に示す断面図であり、図2
はスライドブッシュの構成を示す断面図である。
【0023】図1と図2とを参照して、密閉容器13内
には、主にモータMと圧縮要素CFとが配設されてい
る。
【0024】モータMは、密閉容器13の内壁に固定さ
れたステータ9と、このステータ9と所定の間隔を持っ
て対向するロータ10とを有している。このロータ10
には、クランク軸2が連結されている。このクランク軸
2の上端部には鍔部2bと、その鍔部2bの上方に位置
しかつクランク軸2に対して偏心した偏心部2aとが設
けられている。この偏心部2aには、鍔部2bによって
下から支えられるようにバランスウエイト付スライドブ
ッシュ1が遊嵌されている。
【0025】バランスウエイト付スライドブッシュ1
は、筒部1aと、鍔部1bと、バランスウエイト1cと
を有している。筒部1aは偏心部2aの外周面と隙間を
持って遊嵌されており、バランスウエイト1cは筒部1
aの下方端部の外周面であって偏心部2aの偏心方向と
逆方向に取付けられている。鍔部1bは、筒部1aの下
方端部の外周面であって少なくともバランスウエイト1
cの反対側に取付けられている。
【0026】このバランスウエイト付スライドブッシュ
1の軸方向の移動は、たとえば偏心部2aに取付けられ
たC型止め輪によって規制される。
【0027】なお、クランク軸2は、上部ハウジング7
に設けられた転がり軸受8と、下部ハウジング(図示せ
ず)に設けられた転がり軸受(図示せず)とによって支
持されている。
【0028】このクランク軸2の偏心部2aからバラン
スウエイト付スライドブッシュ1を介在して回転力を与
えられるように圧縮要素CFが設けられている。
【0029】圧縮要素CFは、可動スクロール3と、固
定スクロール4とを有している。可動スクロール3は、
鏡板3aと、鏡板3aの前面に突出した渦巻状歯部3b
と、鏡板3aの背面に突出したボス部3cとを有してい
る。ボス部3c内には、偏心部2aとバランスウエイト
付スライドブッシュ1の筒部1aとが受入れられてい
る。また、この筒部1aの外周面と摺動部を構成する滑
り軸受5がボス部3cの内周面に取付けられている。こ
の可動スクロール3は、クランク軸2から回転力を受け
て、相対的にその姿勢を保ちながら公転するようにオル
ダム継手6によって支持されている。固定スクロール4
は、鏡板4aと、その鏡板4aから突出した渦巻状歯部
4bとを有している。この渦巻状歯部4bは、可動スク
ロール3の渦巻状歯部3bと互いに噛み合い、圧縮室を
構成する。この固定スクロール4は、上部ハウジング7
にたとえばボルトなどによって締結・固定されている。
【0030】なお、密閉容器13には、外部から内部へ
冷媒ガスを吸入するための吸入管11と、内部から外部
へ冷媒ガスを吐出するための吐出管12とが設けられて
いる。
【0031】本実施の形態のスクロール圧縮機において
特に注目すべきは、バランスウエイト付スライドブッシ
ュ1の筒部1aの外周面の形状である。この筒部1aの
外周面の形状は、筒部1aの両端部(P1 、P2 :図
2)よりもその両端部(P1 、P2 )に挟まれる中央部
の方が滑り軸受5側へ突出した、いわゆるクラウニング
形状を有している。特に本実施の形態においては、この
外周面は全体的に湾曲した形状(全面クラウニング形
状)を有している。
【0032】次に、図1に示すスクロール圧縮機の動作
について説明する。図1を参照して、モータMに通電さ
れることにより、ロータ10が回転し、この回転力がク
ランク軸2の偏心部2aを介して可動スクロール3に与
えられる。可動スクロール3は、オルダム継手6によ
り、相対的にその姿勢を保ちながら公転運動する。
【0033】この可動スクロール3の公転により、可動
スクロール3および固定スクロール4の各渦巻状歯部3
b、4bによって構成された圧縮室が外周側から内周側
へと徐々に体積を減じながら移動する。これにより、吸
入管11によって密閉容器13内に導入され、かつ最外
周の圧縮室に達した冷媒ガスは、徐々に圧縮され、最内
周の圧縮室に至り、そこで吐出孔4cから吐出される。
圧縮要素CFから吐出された冷媒ガスは吐出管12によ
って密閉容器13の外部へ吐出される。
【0034】この運転の際、上述したようにバランスウ
エイト付スライドブッシュ1には各部からかかる力によ
りモーメントが発生し、滑り軸受5に対してスライドブ
ッシュ1が傾く。
【0035】図3の比較例に示すようにスライドブッシ
ュ101の筒部101aの外周面が通常の円柱(ストレ
ート)形状である場合、スライドブッシュ101が図4
に示すように傾くと、滑り軸受5の端部(領域R1 、R
2 )で片当たりが生じ、偏摩耗が発生する。
【0036】これに対して本実施の形態のようにスライ
ドブッシュ1の外周面がクラウニング形状の場合には、
スライドブッシュ1が図5に示すように傾いても、滑り
軸受5の端部はスライドブッシュ1の筒部1aの外周面
と片当たりを生じることはない。このため、偏摩耗は防
止される。
【0037】なお、本実施の形態においては、図1およ
び図2に示すようにスライドブッシュ1の筒部1aの外
周面が全面クラウニング形状の場合について説明した
が、これに限られず、図6に示すように筒部1aの外周
面は、いわゆる部分クラウニング形状を有していてもよ
い。
【0038】ここで部分クラウニング形状とは、図6に
示すように筒部1aの両端部(P1、P2 )よりもその
両端部(P1 、P2 )に挟まれる中央部の方が滑り軸受
側へ突出しており、かつその中央部が断面において直線
の部分を有する形状のことである。
【0039】この図6に示す部分クラウニング形状の場
合にも、スライドブッシュ1が図7に示すように傾いて
も、滑り軸受5の端部における片当たりは生じず、それ
による偏摩耗は防止される。
【0040】この図1および図2に示す全面クラウニン
グ形状と図6に示す部分クラウニング形状のスライドブ
ッシュ1は、各用途によって使い分けることが有効であ
る。そのことについて以下に詳細に説明する。
【0041】図8は、筒部の外周面がストレート形状
(図3)、全面クラウニング形状(図2)または部分ク
ラウニング形状(図6)の各場合におけるスライドブッ
シュ傾斜角度と軸受負荷容量との関係を示すグラフであ
る。
【0042】図8を参照して、全面クラウニング形状
(図2)の場合には、スライドブッシュの傾斜角度が小
さい場合における軸受負荷容量は小さいが、傾斜角度の
増大に伴う軸受負荷容量の減少量が小さい。一方、部分
クラウニング形状の場合には、スライドブッシュの傾斜
角度が小さい場合には全面クラウニング形状の場合より
も大きい軸受負荷容量を有するが、傾斜角度の増大に伴
う軸受負荷容量の減少量が全面クラウニング形状の場合
よりも大きい。
【0043】このため、スライドブッシュの傾斜角度が
比較的小さく、かつ大きい軸受負荷容量が必要な用途に
は、部分クラウニング形状のスライドブッシュを用いる
ことが好ましい。またスライドブッシュの傾斜角度は大
きくなるがそれほど高い軸受負荷容量を必要としない用
途には、全面クラウニング形状のスライドブッシュを用
いることが好ましい。
【0044】このように全面クラウニング形状および部
分クラウニング形状のスライドブッシュを各用途に応じ
て使い分けることで、偏摩耗を防止できるとともに、よ
り安定したスクロール圧縮機の運転が可能となる。
【0045】なお、本実施の形態では、スライドブッシ
ュ1の外周面がクラウニング形状を有している場合につ
いて説明したが、スライドブッシュ1の外周面がストレ
ート形状で滑り軸受5の摺動面(内周面)がスライドブ
ッシュ1側へ突出したクラウニング形状を有してもよ
い。
【0046】また、上述した実施の形態では、スクロー
ル圧縮機について説明したが、本発明はスクロール圧縮
機に限られず、スクロール膨張機にも適用することがで
きる。
【0047】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって、制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請
求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味
および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図さ
れる。
【0048】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、摺動部
を構成する筒状部材と軸受部とのいずれか一方の摺動面
が、他方の摺動面側へ突出したクラウニング形状を有し
ているため、筒状部材が運転中にモーメントによって傾
いても、他方の摺動面の端部が片当たりを生じることは
なく、偏摩耗は防止され得る。またクラウニング形状の
中央部分は断面において直線の部分を有する、いわゆる
部分クラウニング形状をなしているため、筒状部材の傾
きが小さいときには、比較的大きな軸受負荷容量を確保
することができる。
【0049】請求項2に記載の発明によれば、筒状部材
の摺動面が部分クラウニング形状を有しているため、可
動スクロールの摺動部の端部において片当たりを生ずる
ことはなく、偏摩耗は防止され得る。
【0050】
【0051】
【0052】請求項に記載の発明によれば、バランス
ウエイトを用いることで傾きやすい場合でも、効果的に
片当たりによる偏摩耗を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるスクロール圧縮
機の構成を概略的に示す部分断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態におけるスクロール圧縮
機のスライドブッシュの構成を概略的に示す断面図であ
る。
【図3】スライドブッシュの比較例の構成を示す断面図
である。
【図4】比較例のスライドブッシュにおいて偏摩耗が生
ずる様子を示す概略断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態のスクロール圧縮機のス
ライドブッシュでは偏摩耗が生じないことを説明するた
めの概略断面図である。
【図6】部分クラウニング形状のスライドブッシュの構
成を示す概略断面図である。
【図7】部分クラウニング形状のスライドブッシュでは
偏摩耗が生じないことを説明するための概略断面図であ
る。
【図8】ストレート形状、部分クラウニング形状および
全面クラウニング形状の各スライドブッシュにおけるス
ライドブッシュの傾斜角度に対する軸受負荷容量の関係
を示すグラフである。
【図9】従来のスクロール型流体機械の構成を示す部分
断面図である。
【図10】図9のA−A線に沿う概略断面図である。
【符号の説明】
1 バランスウエイト付スライドブッシュ 1a 筒部 1b 鍔部 1c バランスウエイト 2 クランク軸 2a 偏心部 2b 筒部 3 可動スクロール 5 滑り軸受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−195956(JP,A) 特開 平9−177685(JP,A) 実開 昭62−143001(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04C 18/02 311

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸(2)の偏心部(2a)に遊嵌さ
    れ、かつ可動スクロール(3)の軸受部(5)との間で
    摺動部を構成する筒状部材(1)を有する、スクロール
    型流体機械であって、 前記摺動部をなす前記筒状部材(1)と前記軸受部
    (5)とのいずれか一方の摺動面は、他方の摺動面側へ
    突出したクラウニング形状を有しており、前記クラウニング形状は、断面においてその中央部分が
    直線の部分を有する部分クラウニング形状であり、前記
    駆動軸(2)の鍔部(2b)に筒状部材(1)の鍔部
    (1b)が当接する 、スクロール型流体機械。
  2. 【請求項2】 前記筒状部材(1)の摺動面が、前記
    クラウニング形状を有している、請求項1に記載のス
    クロール型流体機械。
  3. 【請求項3】 前記筒状部材(1)は、前記駆動軸
    (2)の駆動時にバランスを取るためのバランスウエイ
    ト(1c)をその外周に有している、請求項1に記載の
    スクロール型流体機械。
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