JP2996227B2 - スクロール型圧縮機 - Google Patents
スクロール型圧縮機Info
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Description
機に関するものである。
許公報第2550704号に示されたスクロール型圧縮
機について説明する。
を概略的に示す部分断面図である。図6を参照して、密
閉容器112内には、主にモータ(図示せず)と、圧縮
要素CFとが配設されている。
ランク軸101が設けられている。クランク軸101の
上端の偏心した位置に駆動ピン101bが設けられてお
り、この駆動ピン101bの反対側にカウンタウェイト
101aが設けられている。このクランク軸101の上
端には、スイングリンク102が取付けられている。
bに軸受筒110を介して嵌められた円筒部102b
と、カウンタウェイト101aと対向する面に設けられ
た規制孔102aと、円筒部102bおよび規制孔10
2a間に設けられた中央貫通孔102dとを有してい
る。
01aに取付けられたリミットピン120が挿通されて
いる。ここでリミットピン120と規制孔102aとの
間には所定の隙間があり、スイングリンク102は駆動
ピン101bを中心として所定角度だけ揺動可能に配置
されている。つまり、リミットピン120は、スイング
リンク102の径方向の移動を規制している。また、リ
ミットピン120の頭部には規制孔102aの径よりも
大きな径を有するつば部120aが設けられている。こ
のつば部120aにより、スイングリンク102のクラ
ンク軸101に対する軸方向の移動が規制されている。
グリンク102のクランク軸101に対する径方向およ
び軸方向の双方の移動を規制している。
軸101の回転力が与えられるように圧縮要素CFが設
けられている。
と、固定スクロール104とを有している。可動スクロ
ール103は、鏡板103aと、鏡板103aの前面に
突出した渦巻状歯部103bと、鏡板103aの背面に
突出したボス部103cとを有している。ボス部103
cは、スイングリンク102に設けられた中央貫通孔1
01d内に軸受105を介在して受入れられている。固
定スクロール104は、鏡板104aと、その鏡板10
4aから突出した渦巻状歯部104bとを有している。
この渦巻状歯部104bは、可動スクロール103の渦
巻状歯部103bと互いに噛み合い、圧縮室を構成して
いる。
歯部103b、104bの加工誤差を吸収して円滑な摺
動動作を保証するために可動スクロール103を固定ス
クロール104に対して一定範囲にわたりその径方向移
動を自由に行なえるようにしたものである。
ール型圧縮機では、運転の停止ごとに、リミットピン1
20に衝撃せん断荷重がかかるという問題点があった。
以下、そのことについて詳細に説明する。
ク軸101の回転により可動スクロール103が公転旋
回運動をする。これにより、可動スクロール103およ
び固定スクロール104の各渦巻状歯部103b、10
4bによって構成された圧縮室が外周側から内周側へと
徐々に体積を減じながら移動する。よって、最外周の圧
縮室内の冷媒ガスは徐々に圧縮されて最内周の圧縮室へ
至り、そこで吐出口104cを経て圧縮要素CFから吐
出される。
止する際には、内周側の圧縮室内では外周側の圧縮室内
よりも、冷媒ガスの圧力が高くなっている。よって、可
動スクロール103は、内周側と外周側との圧縮室内の
ガス圧力が均圧化されるよう数秒間、逆転した後に停止
する。
イングリンク102は、図7に示すように渦巻状歯部1
03b、104b同士が押しつけ合う状態の位置とは半
径方向逆向き(図8に示すように渦巻状歯部103b、
104b同士が離れる方向)に位置することが多い。こ
の位置は、通常、スイングリンク102がリミットピン
120により規制された位置である。つまり、運転の停
止ごとにスイングリンク102がリミットピン120に
当たり、リミットピン120はスイングリンク102か
ら衝撃せん断荷重を受けることになり、折れたり、抜け
たりしやすかった。
にリミットピンに大きな衝撃せん断荷重がかかることを
防止できるスクロール型圧縮機を提供することである。
ール型圧縮機は、駆動軸と、スライドブッシュと、可動
スクロールと、リミットピンとを備えている。駆動軸
は、径方向の外周側へ拡がりかつ貫通孔を有するつば部
と、つば部よりも軸方向端部に設けられた偏心ピン部と
を有している。スライドブッシュは、偏心ピン部に遊嵌
されている。このスライドブッシュにはバランスウェイ
トが一体形成されている。可動スクロールは、スライド
ブッシュの外周面との間で摺動部を構成する軸受部を有
している。リミットピンは、つば部の貫通孔に隙間をも
って挿通され、かつ貫通孔を介してバランスウェイトに
取付けられている。スライドブッシュの駆動軸に対する
径方向の移動の規制は偏心ピン部外径とスライドブッシ
ュ内径との隙間で行なわれ、かつ軸方向の移動の規制は
スライドブッシュに取付けられたリミットピンで行なわ
れる。
は、偏心ピン部に遊嵌させるスライドブッシュを用いて
いるため、クランク軸に対するスライドブッシュの軸方
向移動と、径方向移動とを分散させることができる。つ
まり、スライドブッシュの軸方向移動をリミットピンに
規制させ、かつ径方向移動を偏心ピン部に規制させるこ
とができる。このため、運転停止時にスライドブッシュ
が径方向に移動してもリミットピンに当たって停止する
ことはなく、リミットピンに大きな衝撃せん断荷重がか
かることは防止される。よって、リミットピンの折れや
抜けを防止することができる。
常太くできるため、この偏心ピン部に衝撃せん断荷重が
かかることによる弊害を無視することができる。
ドブッシュの軸方向移動を規制できるため、ばねやC型
止め輪などでスライドブッシュの軸方向移動を規制する
場合よりも部品点数を削減することができる。
軸方向移動を規制できるため、運転中のスライドブッシ
ュの駆動軸に対する傾きや上昇を防止することができ
る。このため、スライドブッシュと可動スクロールとの
摺動面での片当りの発生や異常音・振動の発生が防止さ
れるとともに、偏心ピン部先端から出た潤滑油を軸受部
とスライドブッシュとの摺動部に円滑に供給することが
できる。また、スライドブッシュにバランスウェイトが
一体形成されているため、バランスウェイトで発生する
遠心力によって可動スクロールの公転旋回運動による遠
心力を相殺することができる。したがって、スクロール
の渦巻状歯部同士の接触圧力が過大となることを抑制で
き、渦巻状歯部の破損を防止することができる。
は、リミットピンは、駆動軸のつば部を挟んでバランス
ウェイトと逆側に、貫通孔の径よりも大きな径の部分を
有するつば部を有している。リミットピンのつば部は駆
動軸のつば部との間に隙間を有している。リミットピン
は、駆動軸に対するスライドブッシュの径方向移動を許
容しながら、リミットピンのつば部と駆動軸のつば部と
の間の隙間によりスライドブッシュの軸方向移動を所定
量以下に規制している。
対する軸方向移動の規制をリミットピンで実現すること
ができる。
は、駆動軸のつば部の貫通孔の径とリミットピンの径と
の差は、偏心ピン部外径とスライドブッシュ内径との差
よりも大きい。
ドブッシュの駆動軸に対する径方向移動の規制を、偏心
ピン部外径とスライドブッシュ内径との隙間で行なうこ
とができる。
て図を用いて説明する。
ロール型圧縮機の構成を概略的に示す部分断面図であ
る。図2は図1においてドライブピン1bに遊嵌された
スライドブッシュ付近の構成を拡大して示す部分断面図
であり、図3は図2のI−I線に沿う概略断面図であ
る。
は、主にモータMと、圧縮要素CFとが配設されてい
る。
れたステータ8と、このステータ8と所定の間隔をもっ
て対向するロータ9とを有している。ロータ9には、ク
ランク軸1が連結されている。このクランク軸1は、つ
ば部1cと、ドライブピン1bと、規制孔1aとを有し
ている。規制孔1aはつば部1cに設けられている。ド
ライブピン1bは、つば部1cよりもクランク軸1の軸
方向端部に位置し、かつクランク軸1に対して偏心して
設けられている。ドライブピン1bには、スライドブッ
シュ2が遊嵌されている。
部2cと、バランスウェイト2dと、孔2aとを有して
いる。筒部2bはドライブピン1bの外周面と隙間をも
って嵌められており、バランスウェイト2dは筒部2b
の下方端部の外周面であってドライブピン1bの偏心方
向と逆方向に取付けられている。つば部2cは、筒部2
bの下方端部の外周面であって少なくともバランスウェ
イト2dの反対側に取付けられている。また孔2aは、
バランスウェイト2dの下端面であって規制孔1aから
露出する位置に設けられている。孔2aには、リミット
ピン20が係合されている。
もって挿通されている。このリミットピン20の頭部に
は規制孔1aの径よりも大きい径を有するつば部20a
が設けられている。
スウェイト2dとの下端面は、クランク軸1のつば部1
cの上端面に当接可能である。
られたころがり軸受7と、下部ハウジング(図示せず)
に設けられた軸受(図示せず)とによって支持されてい
る。
スライドブッシュ2を介在して回転力を与えられるよう
に圧縮要素CFが設けられている。
定スクロール4とを有している。可動スクロール3は、
鏡板3aと、鏡板3aの前面に突出した渦巻状歯部3b
と、鏡板3aの背面に突出したボス部3cとを有してい
る。ボス部3c内には、ドライブピン1bとスライドブ
ッシュ2の筒部2bとが受入れられている。また、この
筒部2bの外周面と摺動部を構成するすべり軸受5がボ
ス部3cの内周面に取付けられている。この可動スクロ
ール3は、クランク軸1から回転力を受けて、相対的に
その姿勢を保ちながら公転するようにオルダム継手によ
って支持されている。固定スクロール4は、鏡板4a
と、その鏡板4aから突出した渦巻状歯部4bとを有し
ている。この渦巻状歯部4bは、可動スクロール3の渦
巻状歯部3bと互いに噛み合い、圧縮室を構成する。こ
の固定スクロール4は、上部ハウジング6にたとえばボ
ルトなどによって締結・固定されている。
ング(図示せず)は、互いに密閉容器12に固定されて
いる。また、密閉容器12には、外部から内部へ冷媒ガ
スを吸入するための吸入管10と、内部から外部へ冷媒
ガスを吐出するための吐出管11とが設けられている。
つば部20aとクランク軸1のつば部1cとの隙間C
は、スライドブッシュ2の上端面とボス部3cの底面と
の隙間Dよりも小さくなるように構成されている。
ミットピン20の径との差(A1+A2)は、スライド
ブッシュ2の筒部2bの内径とドライブピン1cの外径
との差(B1+B2)よりも大きくなるように構成され
ている。
スライドブッシュ2のクランク軸1に対する径方向の移
動の規制は、ドライブピン1cの外径とスライドブッシ
ュ2の筒部2bの内径との隙間で行なわれる。またスラ
イドブッシュ2のクランク軸1に対する軸方向の移動の
規制は、スライドブッシュ2に取付けられたリミットピ
ン20で行なわれることになる。
運転停止ごとにリミットピン20に衝撃せん断荷重のか
かることが防止される。以下、そのことについて説明す
る。
用い、かつ上記のように各部の寸法を設定したことによ
り、スライドブッシュ2の径方向と軸方向との移動の規
制をドライブピン1cとリミットピン20とに分散させ
ることができる。このため、スクロール型圧縮機の運転
停止の際の可動スクロール3の逆転運動により図4、図
5に示すようにスライドブッシュ2がクランク軸1に対
して移動した場合でも、スライドブッシュ2はリミット
ピン20に当たる前にドライブピン1bに当たって停止
する。つまり、スクロール型圧縮機の運転停止の際の逆
転時にリミットピン20がスライドブッシュ2から衝撃
せん断荷重を受けることはない。したがって、この衝撃
せん断荷重によりリミットピン20が折れたり抜けたり
することもない。
ブピン1bにかかることになるが、ドライブピン1b
は、リミットピン20よりも通常太くすることができ
る。このため、ドライブピン1bに衝撃せん断荷重がか
かることによる弊害(たとえばドライブピン1bの折れ
など)は無視することができる。
に対する軸方向の移動はリミットピン20により規制さ
れているため、運転中の負荷変動に伴ってスライドブッ
シュ2がクランク軸1に対して傾くこと、つまりスライ
ドブッシュ2のばたつきも防止される。このため、スラ
イドブッシュ2の外周面とすべり軸受5との摺動面が片
当りを起こすことや異常音や振動の発生も防止される。
との摺動面への潤滑油の供給は、図2において供給通路
1dから矢印Eに示す経路を経て行なわれる。このた
め、スライドブッシュ2がクランク軸1に対して図中上
昇した場合には、潤滑油の経路が閉塞されることにな
る。しかし、本実施の形態では、リミットピン20によ
りスイングリンク2の軸方向の移動が規制されているた
め、潤滑油の経路が閉塞されることはなく、円滑に潤滑
油を供給することができる。
ライドブッシュ2の軸方向移動を規制できるため、ばね
やC型止め輪などでスライドブッシュの軸方向移動を規
制する場合よりも部品点数を削減することができる。
ン120によりスイングリンク102の径方向および軸
方向の双方の移動を規制した場合には、以下の問題もあ
る。
3の逆転後の停止時にスイングリンク102の移動を止
めなければならないが、再起動時には渦巻状歯部103
b、104b同士が接触するまでの移動を規制してはな
らない。また停止時のリミットピン120により規制さ
れた位置において渦巻状歯部103b、104b同士の
径方向隙間が大きすぎた場合には再起動時に渦巻状歯部
103b、104b同士の押し付け不良が生じてしま
う。以上のことから、リミットピン120にスイングリ
ンク102の径方向移動の規制まで行なわせようとする
と、クランク軸101中心からかなりの量偏心した位置
にあるリミットピン120および規制孔102aの要求
位置精度が高くなってしまう。
ピン20はドライブピン1bより偏心した位置にあるた
め位置精度を保つのに厳しい加工精度が必要となる。し
かし、リミットピン20はスライドブッシュ2の径方向
移動を規制していないため、従来例ほどの厳しい加工精
度は要求されない。
2dへの圧入方向を図中上向きとしているため、リミッ
トピン20の取付によりバランスウェイト2dのバラン
ス重量が減ることもない。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
は、偏心ピン部に遊嵌させるスライドブッシュを用いて
いるため、クランク軸に対するスライドブッシュの軸方
向移動と、径方向移動とを分散させることができる。つ
まり、スライドブッシュの軸方向移動をリミットピンに
規制させ、かつ径方向移動を偏心ピン部に規制させるこ
とができる。このため、運転停止時にスライドブッシュ
が径方向に移動してもリミットピンに当たって停止する
ことはなく、リミットピンに大きな衝撃せん断荷重がか
かることは防止される。よって、リミットピンの折れや
抜けを防止することができる。
常太くできるため、この偏心ピン部に衝撃せん断荷重が
かかることによる弊害を無視することができる。
ドブッシュの軸方向移動を規制できるため、ばねやC型
止め輪などでスライドブッシュの軸方向移動を規制する
場合よりも部品点数を削減することができる。
軸方向移動を規制できるため、運動中のスライドブッシ
ュの駆動軸に対する傾きや上昇を防止することができ
る。このため、スライドブッシュと可動スクロールとの
摺動面での片当りの発生や、異常音・振動の発生が防止
されるとともに、偏心ピン部先端から出た潤滑油を軸受
部とスライドブッシュとの摺動部に円滑に供給すること
ができる。また、バランスウェイトがスライドブッシュ
に一体形成されているため、バランスウェイトで発生す
る遠心力によって可動スクロールの公転旋回運動による
遠心力を相殺することができる。したがって、スクロー
ルの渦巻状歯部同士の接触圧力が過大となることを抑制
でき、渦巻状歯部の破損を防止することができる。
は、リミットピンは、駆動軸のつば部を挟んでバランス
ウェイトと逆側に、貫通孔の径よりも大きな径の部分を
有するつば部を有している。リミットピンのつば部は駆
動軸のつば部との間に隙間を有している。リミットピン
は、駆動軸に対するスライドブッシュの径方向移動を許
容しながら、リミットピンのつば部と駆動軸のつば部と
の間の隙間によりスライドブッシュの軸方向移動を所定
量以下に規制している。
対する軸方向移動の規制をリミットピンで実現すること
ができる。
は、駆動軸のつば部の貫通孔の径とリミットピンの径と
の差は、偏心ピン部外径とスライドブッシュ内径との差
よりも大きい。
ドブッシュの駆動軸に対する径方向移動の規制を、偏心
ピン部外径とスライドブッシュ内径との隙間で行なうこ
とができる。
縮機の構成を部分的に示す断面図である。
示す断面図である。
が移動した状態を示す図2に対応した断面図である。
が移動した状態を示す図3に対応した断面図である。
す断面図である。
断面図である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 径方向の外周側へ拡がりかつ貫通孔(1
a)を有するつば部(1c)と、前記つば部(1c)よ
りも軸方向端部に設けられた偏心ピン部(1b)とを有
する駆動軸(1)と、 前記偏心ピン部(1b)に遊嵌されたスライドブッシュ
(2)とを備え、前記スライドブッシュ(2)にはバランスウェイト(2
d)が一体形成されており、さらに、 前記スライドブッシュ(2)の外周面との間で摺動部を
構成する軸受部(5)を有する可動スクロール(3)
と、 前記つば部(1c)の前記貫通孔(1a)に隙間をもっ
て挿通され、かつ前記貫通孔(1a)を介して前記バラ
ンスウェイト(2d)に取付けられたリミットピン(2
0)とを備え、 前記スライドブッシュ(2)の前記駆動軸(1)に対す
る前記径方向の移動の規制は、前記偏心ピン部(1b)
外径と前記スライドブッシュ(2)内径との隙間で行な
い、かつ前記軸方向の移動の規制は、前記スライドブッ
シュ(2)に取付けた前記リミットピン(20)で行な
う構成を有する、スクロール型圧縮機。 - 【請求項2】 前記リミットピン(20)は、前記駆動
軸(1)のつば部(1c)を挟んで前記バランスウェイ
ト(2d)と逆側に、前記貫通孔(1a)の径よりも大
きな径の部分を有するつば部(20a)を有し、 前記リミットピン(20)の前記つば部(20a)は前
記駆動軸(1)の前記つば部(1c)との間に隙間
(C)を有し、 前記リミットピン(20)は、前記駆動軸(1)に対す
る前記スライドブッシュ(2)の径方向移動を許容しな
がら、前記リミットピン(20)の前記つば部(20
a)と前記駆動軸(1)の前記つば部(1c)との間の
前記隙間(C)により前記スライドブッシュ(2)の軸
方向移動を所定量以下に規制している、請求項1に記載
のスクロール型圧縮機。 - 【請求項3】 前記駆動軸(1)の前記つば部(1c)
の前記貫通孔(1a)の径と前記リミットピン(20)
の径との差(A1+A2)は、前記偏心ピン部(1b)
外径と前記スライドブッシュ(2)内径との差(B1+
B2)よりも大きい、請求項1に記載のスクロール型圧
縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10099242A JP2996227B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | スクロール型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10099242A JP2996227B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | スクロール型圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11294349A JPH11294349A (ja) | 1999-10-26 |
JP2996227B2 true JP2996227B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=14242238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10099242A Expired - Fee Related JP2996227B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | スクロール型圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2996227B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110307163A (zh) * | 2019-07-08 | 2019-10-08 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 动涡盘驱动组件和涡旋式压缩机 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100867623B1 (ko) * | 2007-03-21 | 2008-11-10 | 엘지전자 주식회사 | 압축기의 진동 저감장치 |
JP5631355B2 (ja) * | 2012-05-07 | 2014-11-26 | 三菱重工業株式会社 | スクロール圧縮機 |
JP5880398B2 (ja) * | 2012-11-13 | 2016-03-09 | 株式会社豊田自動織機 | スクロール型圧縮機 |
CN114837947A (zh) * | 2022-05-05 | 2022-08-02 | 江苏太平洋精锻科技股份有限公司 | 一种电动汽车空调压缩机的防自转机构 |
-
1998
- 1998-04-10 JP JP10099242A patent/JP2996227B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|---|
CN110307163A (zh) * | 2019-07-08 | 2019-10-08 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 动涡盘驱动组件和涡旋式压缩机 |
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JPH11294349A (ja) | 1999-10-26 |
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