JP4604008B2 - スクロール型機械 - Google Patents

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Description

本発明はスクロール型機械に関する。とくに、本発明はスクロール型機械の運転中発生する騒音を減衰する新規な方法および装置に関する。
流体圧縮または膨張用のスクロール機械は通常、それぞれ軸線の周りに形成される二つの直立し相互に嵌合するインボリュートらせん状ラップすなわちスクロールを備えている。各スクロールもそれぞれ端板上に載置され、先端は他方の各スクロールの端板に接触またはほぼ接触する。さらに、各スクロールのフランク面は他方のスクロールのフランク面に近接し、線接触またはほぼ接触する線が移動する。スクロールの相対的旋回運動にしたがって、室は流体圧縮のためスクロールの半径方向外端からスクロールの半径方向内端まで、または流体膨張のためスクロールの半径方向内端からスクロールの半径方向外端まで移動する。室の形成を達成するため、スクロールは駆動機構によって相対的に旋回運動をさせられる。スクロールのいずれか一方が旋回運動するか、または双方が相対的に偏心的に回転する。
非旋回スクロールを有する構造による代表的スクロール機械は、非旋回スクロールと係合する旋回スクロール、旋回スクロールへ軸方向負荷を加える推力軸受およびスクロール部材の相対回転を阻止する運動制御部材を有する。スクロール部材の相対回転を阻止するのに適した運動制御部材は通常オルダム継手である。
市場において、従来うけ入れられたものより一層静粛な機械に対する要求が増加し、このことはとくに空調およびヒートポンプ装置において然りである。空調およびヒートポンプ用に使用される冷凍圧縮機の場合、音はうけ入れ可能性を判断するのにますます重要な基準になってきた。スクロール圧縮機には多数の認識された音源が存在し、それらの多くは容易に取除くことができる。しかしながら、最近発見された容易に取除けない音源は、機械的衝突音またはある運転状態のもとで圧縮機の種々の要素に関連する運動制御部材の振動によって発生する振動音に関連している。これらの運転状態は、圧縮機が軽負荷状態で運転されているとき、運動制御部材がそれを圧縮機の各要素と衝突させて騒音を発生しうる力の逆転を阻止すべき運動制御部材を含む圧縮機要素の負荷が不十分であるとき、および運動制御部材が駆動負荷、ガス力、圧縮機の推力軸受または他の要素間の相互作用の結果として圧縮機内で動揺する状態を含んでいる。
したがって、力の逆転および運動制御部材の動揺を阻止し、したがって運動制御部材の振動によって生ずる機械的衝突または振動を除去するため、すべての方向においてまた圧縮機のすべての運転状態において、運動制御部材に十分な負荷が確実に存在することが好ましい。
したがって、本発明の主目的は、運動制御部材の振動によって生ずる機械的衝撃または振動を発生しうる、スクロール機械に存在する通常の組立ておよび運転時の間隙を除去するため、運動制御部材を偏倚する装置を設けることである。
上記目的を達成するための本発明によるスクロール型機械は、
端板から外方に突出する第1のらせん状ラップを有する第1スクロール部材と、
端板から外方に突出する第2のらせん状ラップを有する第2スクロール部材にして、前記第1スクロール部材と第2スクロール部材が相対旋回運動する際、前記第2のらせん状ラップが前記第1のらせん状ラップ間に介在し、それらの間に複数の移動流体室を形成する第2スクロール部材と、
軸受ハウジングによって回転可能に支持され、前記スクロール部材の一方に駆動連結され、前記スクロール部材を相対的に旋回運動させる駆動軸と、
前記第1および第2スクロール部材間の相対回転を阻止する運動制御部材にして、リングと、該リングから延在している複数の剛性突起とを有している運動制御部材と、
前記運動制御部材を特定の方向に動かす偏倚部材にして、前記リングと前記スクロール型機械の固定部品とに接触していて、それらの間に配置されている偏倚部材とを有している。
本発明によれば、運動制御部材は偏倚部材によって特定の方向に偏倚されるため、運動制御部材の振動によって生ずる機械的衝突または振動を発生しうる、スクロール機械に存在する通常の組立ておよび運転中の間隙を除去され、きわめて静粛な運転を達成することができる。
以下、本発明を実施するのに現在最善と考えられる型式を示す図面に基づいて説明する。いくつかの図面において同様のまたは対応する部分は同じ符号で示されている。
図1に示された圧縮機10は全体的に円筒形の密閉殻体12を有し、その上端にはキャップ14を、また、その下端には(図示しない)複数の取付脚を一体に形成された基部16を有する。キャップ14は(図示しない)通常の排出弁を有する冷媒排出継手18を備えている。殻体に取付けられた他の主要な要素にはキャップ14が殻体12に溶接されたのと同じ点において周囲を溶接された横方向に延在する隔壁22と、殻体12に適当に固定された主軸受ハウジング24とおよびそれぞれ適当に殻体12に固定された複数の半径方向外方に延びる脚を有する下方軸受ハウジング26とが含まれる。断面が全体的に正方形であるが角部を丸くされたモータの固定子28が殻体12にプレス嵌めされている。固定子の丸い角部の間の平坦部は固定子と殻体の間に殻体の頂部から底部への潤滑剤の戻りを容易にする通路を形成している。
上端に偏心クランクピン32を有する駆動軸すなわちクランク軸30は主軸受ハウジング24内の軸受34および下方軸受ハウジング26内の軸受36に回転可能に支持されている。クランク軸30は下端に比較的大径の同心孔38を有し、孔38はクランク軸30の頂部から上方に延びる半径方向外方に変位した小径の孔40と連通している。孔38内には攪拌器42が設けられている。殻体12内部の下方部分には潤滑油が充填され、孔38は潤滑流体をクランク軸30および孔40にそして最後に潤滑を必要とする圧縮機の種々のすべての部分に給送するポンプとして作用する。
クランク軸30は固定子28、固定子を通る巻線44およびクランク軸30にプレス嵌めされかつ上端および下端に釣合重量48および50をそれぞれ有する回転子46を有する電気モータによって駆動回転される。
主軸受ハウジング24の上面には平らな推力軸受面52が設けられ、その上に、上面に通常のらせん翼すなわちラップ56を有する旋回スクロール54が設置されている。旋回スクロール54の下面からジャーナル軸受58を有する円筒形ハブが突出し、クランクピン32が中に駆動可能に設置される内孔62を有する駆動ブッシュ60が回転可能に設置されている。クランクピン32は面の一部が平坦で、その平坦面は内孔62の一部に形成された(図示しない)平坦面に駆動係合して、たとえば米国特許第4877382号に記載されたような、半径方向に追随する駆動装置を形成する。該特許の開示をここに参照されたい。
非旋回スクロール部材64は、スクロール54のラップ56と接触係合するように位置するラップ66を設けられている。非旋回スクロール64は中央に上向きに開いた凹所70と連通する排出通路68を設けられ、凹所70はキャップ14および隔壁22によって画定された排出マフラー室72と連通している。非旋回スクロール64には環状凹所74が設けられ、浮動シール集合体76が設置されている。凹所70および74およびシール集合体76は共働して軸方向偏倚圧力室を画定し、該室はラップ56および66によって圧縮された高圧流体をうけ入れ、非旋回スクロール部材64に軸方向偏倚力を加え、各ラップ56および66の先端を押して向合った端板面に密封係合させる。シール集合体76は米国特許第5156539号に詳細に記載された型とするのが好ましく、該特許の開示をここに参照されたい。スクロール部材64は前記米国特許第4877382号または同第5102316号に開示されたような適当な方法で主軸受ハウジング24に取付けられるように構成されている。該特許の開示をここに参照されたい。
オルダム継手80は運動制御部材として設けられ、かつ旋回スクロール54と軸受ハウジング24との間に位置する。オルダム継手80は旋回スクロール54ならびに非旋回スクロール64にキー止めされ、非旋回スクロール64に対する旋回スクロール部材64の回転運動を阻止する。オルダム継手80は1990年10月1日出願の米国特許出願第591443号“スクロール圧縮機用オルダム継手”に開示された型と同じ型にするのが好ましく、該特許出願の開示をここに参照されたい。
図3は殻体12′およびオルダム継手80′を備えた圧縮機10′の上方部分を示し、オルダム継手は運動制御部材として設けられ、かつ旋回スクロール54′と軸受ハウジング24′との間に位置している。オルダム継手80′は旋回スクロール54′および軸受ハウジング24′の双方にキー止めされ非旋回スクロール64′に対する旋回スクロール部材54′の回転運動を阻止している。オルダム継手80′は本出願人の米国特許4992033号に開示された型と同じ型とするのが好ましく、該特許をここに参照されたい。
本発明はオルダム継手80またはオルダム継手80′の旋回スクロール54または54′、非旋回スクロール64または64′、主軸受ハウジング24または24′または殻体12または12′に対するユニークな配置を提案する。図2、図4および図7にもっともよく示されたように、オルダム継手80は環状リング部分82を有し、その非円形の内周はそれぞれほぼ一定の半径Rを有する二つの全体的に円形の円弧部分84および86によって画定され、それらの両端は長さがLのほぼ直線の部分88および90によって連結されている。
一対のキー92および94が環状リング82に直径方向に向合って設けられ、かつその面96から軸方向上方に突出している。環状リング82に設けられた第2の対のキー98および100もその面96から軸方向上方に突出している。キー98および100は円弧86の半径に平行に延びる線に沿って向合い、その半径はキー92および94が向合いかつキー94に向かって延びる直径に垂直である。さらに、キー98および100は外向きに突出するフランジ部分上に位置する。キー98および100を半径方向に移行させかつ外方に位置決めしたことは相俟ってオルダム継手80の大きさを一定の大きさの圧縮機および対応する殻体の直径に対して最少にするが、推力面52の大きさを同じ大きさの圧縮機に対して最大にするとともに旋回スクロール部材54のラップ56の位置および大きさに対する干渉を排除することができる。
図2に示すように、旋回スクロール部材54の端板は一対の外方に突出するフランジ部分102および104を備え、フランジはそれぞれ外向きに開く溝106を有する。溝106は各キー98および100をうけ入れるような大きさである。もちろん、キー98および100は旋回スクロール部材54の端板上面が上方に突出することを阻止するような軸方向長さまたは高さを備えている。
ふたたび図1において、非旋回スクロール64もまたそれぞれキー92および94をうけ入れるように構成された一対の半径方向に延びる向合った溝108および110を備えている。もちろん、キー92および94はキー98および100よりもかなり長く、かつ上記非旋回スクロール64の限定された軸方向運動の間中、溝108および110と接触したままである。しかしながら、スクロール部材64がスクロール部材54に完全に着座して各スクロール部材間の先端の密封に干渉するいかなる可能性も回避されるとき、僅かな隙間が各キー92および94と各溝108および110の上にある面との間に形成されるのが好ましいことを認識すべきである。
理解しうるように、オルダム継手80は、各溝106,108および110と対応するキー98,100,92および94とによって形成される接触面の共働作用によって、スクロール部材54と64とを直接連結し、それらの間のいかなる相対回転も阻止するのに役立つ。同様に、軸受ハウジング24への非旋回スクロール64の取付け配置は軸受ハウジング24に対する非旋回スクロール部材64の相対回転を有効に阻止し、したがって軸受ハウジング24に対する旋回スクロール部材54の相対回転も阻止する。
本発明は製造組立ておよび運転の際の隙間を吸収するためオルダム継手80に負荷を加える偏倚部材を使用している。オルダムキー負荷は多くの要因によって影響されるが、主として二つの主要な要因がある。これらの二つの影響は切線方向ガス力およびそれが発生したモーメントおよびオルダムリングの並進運動によって生じた慣性誘導力を含んでいる。切線方向ガス力モーメントは圧縮機の運転状態に対応するが、まったく均一と考えることができる。それは図4のF0によって示されたように旋回スクロールのキー98および100に力を加える。並進慣性は運転速度に対応し、本質的にサイン曲線的である。並進慣性は旋回スクロールのキー98および100のみに作用し、図4のF1によって示された力を発生する。F1は正の値から負の値の間で変動するサイン曲線的力である。しかして、慣性力F1は旋回スクロールのキー98および100に切線方向モーメント力F0を加算しまた減算する。慣性力F1は非旋回スクロールのキー92および94に作用する力に直接影響することはない。
図5はF1の値がF0の値より小さいときの二つの力F0およびF1の和を示す。この場合、旋回スクロールのキー98および100はそれらの各溝106の一側に偏倚されたままである。図6はF1の値がF0の値より大きいときの和を示す。この場合、旋回スクロールのキー98および100の負荷は各回転中のある瞬間に負になる。このことは旋回スクロールのキー98および100をそれらの各溝106内で振動させ、望ましくない騒音を発生する。慣性力成分に直接対抗するため一つまたは複数のばねを導入することはキー98および100に決して負の力を発生させることなく、したがって望ましくない騒音を発生することはない。
図1および図2に示す実施例は、主軸受ハウジング24とオルダム継手80の間に設置された一対のコイルばね120および122を備えている。オルダム継手80には、キー92,94,98および100から反対方向にその面128から軸方向に突出する第5および第6番目のキー124および126が設けられている。キー124および126にはそれぞれコイルばね120および122をうけ入れるポケット130および132が設けられている。対応する対のポケット134および136が主軸受ハウジング24内に設けられている。ポケット130および134はコイルばね120を保持し、かつ案内するように作用し、一方ポケット132および136はコイルばね122を保持し、かつ案内するように作用する。図3はオルダム継手80′の同様の偏倚を示す。
図1および図2は反対方向に作用する二つのコイルばね120および122によって偏倚されるオルダム継手80を示しているが、オルダム継手80を偏倚するためコイルばね120のみを使用することも本発明の範囲内にある。偏倚の方向はコイルばね120のばねの型式によって決定される。コイルばね120に圧縮ばねが選ばれるならば、主軸受ハウジング24に対するオルダム継手80の偏倚は半径方向外向きになる。もしコイルばね120が引張りばねとして選ばれるならば、主軸受ハウジング24に対するオルダム継手80の偏倚は半径方向内向きになる。引張りばねの場合、コイルばね120の反対側端部はそれぞれオルダム継手80および主軸受ハウジング24に取付けられなければならない。図3には、オルダム継手80に関して上記に記載したのと同様にオルダム継手80′を偏倚するコイルばね120および122が図示されている。
図3、図19および図20にもっともよく示されたように、オルダム継手80′は環状リング部分82′を有し、非円形のその内周はそれぞれほぼ一定半径Rの二つの全体的に円形の円弧部分84′および86′によって画定され、それらの両端は長さLのほぼ直線の部分88′および90′によって連結されている。
一対のキー92′および94′が環状リング82′に直径方向に向合って、かつ環状リング82′から下方に突出して設けられている。第2の対のキー98′および100′が環状リング82′に直径方向に向合って、かつ環状リング82′から上方に突出して設けられている。
図3において、軸受ハウジング24′はキー92′および94′をうけ入れるように構成された一対の半径方向に延びる整合した溝108および110を有する。図2に示されたものと同様に、キー98′および100′は旋回スクロール54′および軸受ハウジング24′の(図示しない)一対の溝に摺動可能にうけ入れられている。
本発明は図1に開示された実施例と同様に製造、組立ておよび運転時の隙間を解消するためオルダム継手80′に負荷を加えるためコイルばね120および122を利用している。図3に示された実施例は主軸受ハウジング24′とオルダム継手80′との間に設置されたコイルばね120および122を備えている。コイルばね120および122をうけ入れるためそれぞれ一対のポケット130′および132′が、下方に延びるキー92′および94′に形成されている。対応する対のポケット134′および136′が主軸受ハウジング24′内に設置されている。ポケット130′および134′はコイルばね120を保持しかつ案内するように作用し、一方ポケット132′および136′はばね122を保持しかつ案内するように作用する。
単に説明の目的のため、図8から図14はオルダム継手80の一側に作用する偏倚部材の種々の型を示している。図8から図14に示された各偏倚部材は、オルダム継手80を偏倚するため別々に作用しうるか、または図1および図2に図示された実施例と同様に反対方向に作用する付加的偏倚部材と組合わせうることを理解すべきである。さらに、図8から図14に示された偏倚部材は図3に示されたスクロール圧縮機と組合わせてオルダム継手80が偏倚されるのと同様の方法でオルダム継手80′を偏倚しうることを理解すべきである。
図8は全体的に参照符号140で指示された偏倚部材の別の例を示している。図8に示された例において、主軸受ハウジング24は、主軸受ハウジング24から半径方向外方に延びて偏倚部材140の取付け区域を形成する拡大されたボス142を備えている。支持ボルト144はボス142内に延びる孔の中に螺合されることによって孔142に固定されるか、または支持ボルト144はこの技術に周知の他の方法によってボス142に固定することができる。片持ばね146はボルト144に螺合されるナット148によってまたはこの技術に周知の他の方法によって支持ボルト144に固定される。スペーサ150は片持ばね146を支持ボルト144上に軸方向に位置決めする。片持ばね146は支持ボルト144とオルダム継手80の面との間に延びて、オルダム継手80を半径方向内方に偏倚する。片持ばね146をオルダム継手80に取付けることにより、または望むならば片持ばね146を支持ボルト144とオルダム継手80の内面の間に延長させることにより、オルダム継手80を半径方向外方に偏倚することができる。
図9は参照符号160によって全体的に指示された偏倚部材の別の例を示す。偏倚部材160はピストンおよび圧縮性流体型ばねで、スクロール部材54を通って設置された中間圧力通路162、主軸受ハウジング24の推力面52内に設置された環状溝164、中間圧力偏倚室166およびピストン168を有する。偏倚室166は溝164を通して中間圧力の流体を供給され、溝は通路162を通して中間圧力の流体を供給される。通路162はその上端で圧縮機10内の中間圧力室に開放し、その下端で圧縮機10の運転中、溝164に周期的に開放する。ピストン168は、室166内の加圧流体がピストン168をオルダム継手80に向かって半径方向外方に押してオルダム継手80を偏倚するように、摺動可能に室166内にうけ入れられている。
図10は参照符号180によって全体的に示された偏倚部材の別の例を示す。偏倚部材180は一端がリテーナ184によって主軸受ハウジング24に固定されたループばね182を有する。リテーナ184は主軸受ハウジング24内の孔に螺着されるかまたはリテーナ184はこの技術において周知の他の手段によって固定することができる。ループばね182の反対側端部はオルダム継手80の内側面に接触し、オルダム継手80に対して半径方向外向きの偏倚負荷を加える。この実施例は、オルダム継手80を半径方向外向きに偏倚するものとして図示されているが、望むならばループばね182はオルダム継手80の外側面に接触してオルダム継手80を半径方向内方に偏倚するように形成することもできることが分かるであろう。
図11は参照符号200によって全体的に示された偏倚部材の別の例を示す。偏倚部材200はウイッシュボーンばね202を有し、その第1脚部204は殻体12に溶接によりまたはこの技術において周知の他の手段によって固定され、またその第2脚部206はオルダム継手80の内面に接触してオルダム継手80を半径方向外向きに偏倚している。オルダム継手80を半径方向外向きに偏倚するものとして図示されているが、望むならばウイッシュボーンばね202はオルダム継手80の外側面に接触してオルダム継手80を半径方向内方に偏倚するように形成することもできる。同様に、ウイッシュボーンばね202はクランク軸30の軸線に平行な全体的に垂直位置で示されているが、ウイッシュボーンばね202を殻体12内の利用可能な空間に位置決めするため、クランク軸30の軸線に対していかなる角度位置にも設置しうることを理解されたい。
図12は参照符号220によって全体的に示された偏倚部材の別の例を示す。偏倚部材220は第1脚部224、第2脚部226および中央アクチュエータ部分228を備えた板ばね222を有する。第1および第2脚部224および226は取付けブラケット234に設けられた対応する孔230および232に嵌合する。取付けブラケット234は殻体12に溶接によりまたはこの技術において周知の他の手段によって固定されている。取付けブラケット234への板ばね222の取付けは中央アクチュエータ部分228をオルダム継手80の外面に位置決めし、オルダム継手80を半径方向内方に偏倚する。取付けブラケット234および板ばね222はクランク軸30の軸線に平行な全体的に垂直の位置で示されているが、取付けブラケット234および板ばね222は殻体12内の利用可能な空間に取付けブラケット234および板ばね222を位置決めするため、クランク軸30の軸線に対していかなる角度位置にも設置しうることを理解されたい。
図1から図12に示された種々の例はオルダム継手80または80′に作用する慣性力成分に直接対抗する偏倚部材を導入することを示している。図13に示された例はオルダム継手80の並進運動に対抗し偏心部材として作用するダッシュポットを導入することを示している。
図13は参照符号240によって全体的に示された偏倚部材の別の例を示す。偏倚部材240はオルダム継手80と一体で下方軸受ハウジング24と一体のシリンダ246にうけ入れられたピストン244を有するダッシュポット242を備えている。ピストン244はシリンダ246内に摺動可能にうけ入れられ、シリンダ246内のピストン244の軸方向運動が通気孔248を通って圧縮機内の吸入ガスのポンプ作用を奏するような大きさにされている。望むならば(図示しない)シールをシリンダ246とピストン244の間に設けて通気孔を通る吸込ガスを確実に給送することができる。通気孔248はシリンダ246に出入するガス流を制御して圧縮機の広範囲の運転速度に亘って慣性力を吸収することができるような大きさにされる。同様に、ダッシュポット242を図3に示された圧縮機に設け、オルダム継手80が偏倚されるのと同じようにオルダム継手80′を偏倚することができる。
図1から図13に示された種々の例はオルダム継手80または80′に作用する慣性力成分に直接対抗するため偏倚部材またはダッシュポットを導入することを示している。図14に示された例は、切線方向ガス力によってオルダム継手80に作用するモーメントに補足または追加する偏倚部材を導入することを示している。オルダム継手80に作用するモーメントを増大することにより、図6に示された状態を回避することができ、オルダム継手80の負荷は図5に示されたものと常に同じとなる。
図14は参照符号260によって全体的に示された偏倚部材の別の例を示す。偏倚部材260は点264において殻体12に、また点266においてオルダム継手80に固定されたU型捩りばね262を有する。U型ばね262は編成ケーブルまたは他の型のU型ばねとすることができる。殻体12とオルダム継手80との間に組立てられたとき、ばね262はオルダム継手80を圧縮機10内に組込むことによって捩り方向に予負荷される。U型捩りばね262はオルダム継手80が自由に並進運動をなし、ばね262のU型ループによる捩り方向に負荷を加えることができる。
その通常の旋回運動に加えて、旋回スクロール54は駆動負荷、ガス力およびスラスト軸受の間の相互作用の結果として動揺する。この旋回スクロール54の動揺作用は各溝に対するオルダムキー摩擦と関連して、オルダム継手80に対して衝撃的にいくらか動揺させる傾向がある。さらに慣性力はオルダム継手80を垂直に移動するようにも作用する。図4および図7に示すように、オルダム継手80はオルダムキーに作用する力がオルダム継手80の重心と同じ水平面に内に来ないように構成されている。このため、オルダム継手80を回転させようとする慣性力と駆動力との組合わせが形成される。オルダム継手80の動揺を減少または除去しようとする方法として、偏倚部材をオルダム継手80を軸方向に偏倚するため設けることができる。
図1から図14に既に示された偏倚部材は、オルダム継手を特定の方向、すなわち圧縮機に対して半径方向または捩り方向に偏倚し、溝が旋回スクロール、非旋回スクロールまたは下方軸受ハウジングにあることに係わりなく、オルダム継手のキーが各溝に対して衝突することによって生ずる音または騒音を除去する。図15から図18に示された例は特定の方向が圧縮機に対して軸線方向であるオルダム継手の偏倚を示している。
図15はオルダム継手80、旋回スクロール54および下方軸受ハウジング24の集合体を示す。オルダム継手80は二つの水平かつ全体的に平行な面の間に設置されている。これらの二つの面は旋回スクロール54の下方の面302および主軸受ハウジング24の平坦な推力支持面52である。オルダム継手80の垂直運動はこれら二つの面302および54に接触するオルダム継手80上に設置された複数のオルダムパッド304によって制限される。オルダム継手80は非旋回スクロールのキー92および94によって並進運動を案内され、また旋回スクロールのキー98および100によって駆動される。オルダム継手80が駆動されるとき、慣性力および摩擦力は複数のオルダムパッド304を面302および52に間欠的に接触させようとする。そのつどパッド304は面302または52のいずれかと接触する。図16から図18に示された実施例はオルダム継手80を面302または52の一方に偏倚してパッド304と面302または面52のいずれかの間の衝撃の大きさを制御する。
図16および図17はオルダム継手80を軸線方向に偏倚する板ばね310の使用を略示している。板ばね310はオルダム継手80と旋回スクロール54の面302との間に設置されオルダム継手80を主軸受ハウジング24の面52に向かって偏倚する。板ばね310の性質および等級に従って、オルダム継手80が主軸受ハウジング24の面52に向かって偏倚されるため、オルダム継手の動揺は減少または解消される。板ばね310は、旋回スクロール54とオルダム継手80との間の相対運動に抵抗するため、オルダム継手80に固定されるかまたはオルダム継手80の図示しない凹所内に設置される。
図18はコイルばね320とオルダム継手80の非旋回スクロールのキー92内に軸方向に延びる孔324内に設置されたボタン322の使用を略示している。図18はコイルばね320およびスクロールのキー92内のボタン322を略示しているが、同様のコイルばね320およびボタン322を、望むならば、オルダム継手80の対称的負荷を維持するためスクロールのキー94内に設けることもできる。コイルばね320はボタン322を押圧して非旋回スクロール64に設置された溝108の上面326と接触させる。このように、オルダム継手80は主軸受ハウジング24の面52に向かって偏倚される。オルダム継手80を対称的に負荷するためた、非旋回スクロールのキー92および94の双方が、孔324、コイルばね320およびボタン322を備えることができる。コイルばね320の等級に従って、オルダム継手80が主軸受ハウジング24の面52に向かって偏倚されるため、オルダム継手の動揺は減少または解消される。ボタン322は溝108内のオルダム継手80の並進運動を可能にする。
好ましい実施例に関する前記説明はオルダム継手の特殊な構造に関連する例示としてなされたものであるが、この技術に通じた人々は、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲、精神および公正な意味から離れることなく、オルダム継手の他の構造を使用するように本発明の偏倚装置を変形することができる。
本発明による偏倚された運動制御部材を備えたスクロール型冷凍圧縮機の中心を通る垂直断面図。 線2−2に沿う図1に示す冷凍圧縮機の断面図。 図1に示す装置とは異なった構造のしかし図1に示す装置と同様に偏倚された運動制御部材を備えた装置の図1と同様の破断垂直断面図。 図1および図2に示す冷凍圧縮機に設けられた運動制御部材の平面図。 第1の状態の、運動制御部材に作用する切線方向ガス圧と慣性ガス圧の組合せを示す線図。 第2の状態の、運動制御部材に作用する切線方向ガス圧と慣性ガス圧の組合せを示す線図。 図4に示された運動制御部材の正面図。 本発明の別の実施例による片持ばねを使用する運動制御部材の偏倚を示す略線図。 本発明の別の実施例による圧縮流体ばねを使用する運動制御部材の偏倚を示す略線図。 本発明の別の実施例によるループばねを使用する運動制御部材の偏倚を示す略線図。 本発明の別の実施例によるウイッシュボーンばねを使用する運動制御部材の偏倚を示す略線図。 本発明の別の実施例による板ばねを使用する運動制御部材の偏倚を示す略線図。 本発明の別の実施例によるダッシュポットを使用する運動制御部材の偏倚を示す略線図。 本発明の別の実施例によるU型ばねを捩り方向に使用する運動制御部材の偏倚を示す図2に示すものと同様の断面図。 オルダム継手の動揺を強調した、旋回スクロール、オルダム継手および主軸受ハウジングを示す略図。 本発明の別の実施例による板ばねを使用する運動制御部材の軸方向偏倚を示す部分側面図。 図16に示す運動制御部材の偏倚を示す部分端面図。 本発明の別の実施例によるコイルばねを使用する運動制御部材の軸方向偏倚を示す部分端面図。 図3に示す冷凍圧縮機に設けられた運動制御部材の平面図。 図19に示された運動制御部材の正面図。

Claims (16)

  1. スクロール型機械であって、
    端板から外方に突出する第1のらせん状ラップを有する第1スクロール部材と、
    端板から外方に突出する第2のらせん状ラップを有する第2スクロール部材にして、前記第1スクロール部材と第2スクロール部材が相対旋回運動する際、前記第2のらせん状ラップが前記第1のらせん状ラップ間に介在し、それらの間に複数の圧縮室を形成する第2スクロール部材と、
    軸受ハウジングによって回転可能に支持され、前記第1および第2スクロール部材の一方に駆動連結され、前記第1および第2スクロール部材を相対的に旋回運動させる駆動軸と、
    前記第1および第2スクロール部材間の相対回転を阻止する運動制御部材にして、リングと、該リングから延在している複数の剛性突起とを有している運動制御部材と、
    前記運動制御部材を所定方向に偏倚する偏倚部材にして、前記運動制御部材と前記軸受ハウジングとに接触していて、前記運動制御部材と前記軸受ハウジングに反対方向の同じ大きさの力を及ぼしている偏倚部材とを有するスクロール型機械。
  2. 前記複数の突起の少なくとも一つは前記第1スクロール部材に係合し、前記複数の突起の少なくとも他の一つは前記第2スクロール部材に係合している、請求項1に記載のスクロール型機械。
  3. 前記複数の突起の少なくとも一つは前記第1及び第2スクロール部材の一つに係合し、前記複数の突起の少なくとも他の一つは前記軸受ハウジングに係合している、請求項1に記載のスクロール型機械。
  4. 前記リングは非円形である、請求項1に記載のスクロール型機械。
  5. 前記所定の一方向は前記第1及び第2スクロール部材に対して半径方向内方である、請求項1に記載のスクロール型機械。
  6. 前記所定の一方向は前記第1及び第2スクロール部材に対して半径方向外方である、請求項1に記載のスクロール型機械。
  7. 前記所定の一方向は前記第1及び第2スクロール部材に対して軸方向である、請求項1に記載のスクロール型機械。
  8. 前記所定の一方向は前記第2のスクロール部材の前記端板によって画定された平面にほぼ平行である、請求項1に記載のスクロール型機械。
  9. 前記偏倚部材は片持ばねである、請求項1に記載のスクロール型機械。
  10. 前記偏倚部材が、前記第1及び第2スクロール部材の内の一方のスクロール部材にして、前記第1及び第2スクロール部材の他方のスクロール部材と協働して中間圧力の圧縮室を形成する一方のスクロール部材通る中間圧力通路と、前記軸受ハウジングの推力面内に設置された環状溝にして、前記中間圧力通路と連通する環状溝と、前記環状溝と連通する中間圧力偏倚室と、該中間圧力偏倚室内に摺動可能に受け入れられたピストンにして、前記中間圧力偏倚室内の加圧流体が前記ピストンを前記運動制御部材に向かって半径方向外方に押すピストンとを有している、請求項1に記載のスクロール型機械。
  11. 前記偏倚部材はループばねである、請求項1に記載のスクロール型機械。
  12. 前記偏倚部材は板ばねである、請求項1に記載のスクロール型機械。
  13. 前記偏倚部材は、前記軸受ハウジングと一体であって、通気孔を備えたシリンダと、前記運動制御部材と一体であって、前記シリンダ内に摺動可能に受け入れられたピストンとを有していて、前記通気孔が前記シリンダに出入りするガス流を制御する大きさにされているダッシュポットである、請求項1に記載のスクロール型機械。
  14. 前記運動制御部材はオルダム継手である、請求項1に記載のスクロール型機械。
  15. 前記オルダム継手は前記第1および第2スクロール部材にキー止めされている、請求項14に記載のスクロール機械。
  16. 前記オルダム継手は前記第1及び第2スクロール部材の一方と、前記軸受ハウジングとにキー止めされている、請求項14に記載のスクロール機械。
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