JP3214085B2 - 断熱用シート材巻付カップ容器の製造装置 - Google Patents

断熱用シート材巻付カップ容器の製造装置

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JP3214085B2
JP3214085B2 JP23189492A JP23189492A JP3214085B2 JP 3214085 B2 JP3214085 B2 JP 3214085B2 JP 23189492 A JP23189492 A JP 23189492A JP 23189492 A JP23189492 A JP 23189492A JP 3214085 B2 JP3214085 B2 JP 3214085B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め成形された逆円錐
台形状のカップ容器の側壁部外周面に紙製や樹脂製の断
熱用のシート材を巻付けて、保温性を良好にするための
断熱用シート材巻付けカップ容器の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙シート、樹脂シート、若しくは
単層の発泡性樹脂シート、又は発泡性樹脂を積層コーテ
ィングした紙シート若しくは樹脂シート、又は段ボール
シートなど断熱性を付与するための断熱用シート材を、
予め成形された紙カップなど円錐台形状(テーパー状)
のカップ容器の側壁部外周面に沿って巻付け、保温性の
あるカップ容器を製造することが行われている。
【0003】従来において、上記保温性のあるカップ容
器を製造するに際しては一般的に下記のようにして製造
されるものである。まず、図6(a)に示すように扇形
状のブランクシートとして打ち抜き断裁して形成したカ
ップ側壁部形成シート2をその両端部2a,2bを重ね
合わせるようにして丸め、図6(b)に示すようにその
両端部2a,2bを重ね合わせ、その重ね合わせ部分を
継ぎ目5(貼着部)として接着剤にて貼着して逆円錐台
形状の筒体を形成する。
【0004】続いて、該逆円錐台形状の筒体の底部開孔
部2c内に、図6(c)に示すブランクシートとして円
形状に形成した底部形成シート4を、そのシート4外周
の貼着用折立部4aを垂直下方に折り曲げて、底部開孔
部2c内周面と該貼着用折立部4a外面とを摺接させな
がら側壁部形成シート2の底部折返部2d上側まで装入
し、該底部開孔部2cを該シート4によって閉塞する。
【0005】続いて図7(a)に示すように、側壁部形
成シート2の底部折返部2dを、前記貼着用折立部4a
内側に折り重ねるように内方に折り返して、該シート2
と、これと接する前記貼着用折立部4aと、これに折り
重ねられた前記底部折返部2dとを加熱加圧してシール
し、側壁部形成シート2のカップ開孔部3側の上端縁は
外方に押し開くように丸めてフランジ部2eを成形する
ことによりカップ容器1を製造する。
【0006】このようにして予め製造されたカップ容器
1は、図7(b)に示すように、その側壁部形成シート
2面に沿って、カップ成形ブランク状(扇形状)に切り
抜いた断熱用シート材6を巻き付け、そのシート材6の
両端部6a,6bを重ね合わせ、その重ね合わせ部分を
継ぎ目として、その重ね合わせ内面、及びシート2と断
熱用シート材6との重ね合わせ内面を接着剤にて貼着す
ることによって、断熱用シート材を巻付けたカップ容器
を製造している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、該カップ容
器1の外周には、側壁部形成シート2の両端部2a,2
bの二枚重ねによる継ぎ目5があり、図8に示すよう
に、例えば、断熱用シート材6の両端部6a,6bが、
丁度、継ぎ目5相当部の外周で重ね合わされ貼着され、
継ぎ目5外側に断熱用シート材6の継ぎ目7がオーバー
ラップして巻付けられた場合には、それぞれ継ぎ目5,
7の四枚重ねによる厚さt1 の盛り上がり部が発生し
て、断熱用シート材巻付カップ容器の側壁部に、不自然
な変形が生じたり外観的に見栄えを損なうものであっ
た。
【0008】そのため、カップ容器1に対して断熱用シ
ート材6を機械的に巻付ける場合には、それぞれの継ぎ
目5,7の相対的な位相位置が少なくとも一致しないよ
うに該カップ容器1と断熱用シート材6とを供給する必
要がある。
【0009】本発明は、カップ容器外周に断熱用シート
材を機械的に巻き付けて断熱用シート材巻付カップ容器
を製造する装置において、予め成形されたカップ容器の
側壁部にある継ぎ目と、断熱用シート材の巻付けにおけ
る継ぎ目との互いの位相位置を光電センサーによって検
知し、互いに両継ぎ目がオーバーラップしないようにカ
ップ容器の継ぎ目位置を補正しながら、カップ容器外周
に断熱用シート材を能率的に巻付けることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、カップ容器を
供給する供給部と、複数開孔部を有する水平回転台を備
え且つカップ容器を垂直姿勢で該開孔部内に装填吊下し
て水平回転搬送する水平回転搬送部と、前記複数開孔部
のうち少なくとも1個の開孔部下側に対峙して設けた
ップ容器を回転昇降させる回転昇降動作部と、該開孔部
上側に設けたカップ容器側壁部形成シートとその両端部
の二枚重ねによる継ぎ目との厚さの相違を検出する継ぎ
目検出センサーと、開孔部内に装填された前記カップ容
器を1個ずつ取り出して水平姿勢に変換する姿勢変換取
出部と、水平姿勢で取り出されたカップ容器をマンドレ
ルに装着保持して水平回転搬送する水平回転マンドレル
部と、水平回転搬送により搬送されたカップ容器の下側
に開閉円弧板を対峙させた巻付け成形部とを備え、巻付
け用の断熱用シート材を供給する断熱用シート材供給部
と、供給された断熱用シート材面に接着剤を付与する接
着剤付与部と、接着剤を付与した断熱用シート材を互い
に対峙する前記カップ容器を装着保持したマンドレルと
巻付け成形部との対向間に水平姿勢で送り込む断熱用
ート材装填送込部とを備え、前記継ぎ目検出センサーに
てカップ容器側壁部の継ぎ目がある一定位置に存在する
ことの有無を検出し、前記継ぎ目が一定位置に有る又は
無い場合に前記回転昇降動作部を動作してカップ容器を
360°以外の所定回転角度だけ回転させて位置決め
し、又は前記回転昇降動作部を不作動状態として位置決
めした後、カップ容器を姿勢変換取出部にて開孔部から
取り出して前記水平マンドレル部に装着保持させるよう
にしたことを特徴とする断熱用シート材巻付カップ容器
の製造装置である。
【0011】
【実施例】本発明の断熱用シート材巻付カップ容器の製
造装置の一実施例を、図1の側面図、及び図2の平面図
に従って以下に詳細に説明すれば、予め成形された逆円
錐台形状のカップ容器1を1個ずつ正立状態で供給する
カップ容器供給部10と、カップ容器1のフランジ部2
e外径よりも小径であってカップ容器1の底部4より大
径の複数開孔部21aを回転台21の回転円に沿って円
形状に設け且つ正立状態で供給されたカップ容器1を垂
直姿勢で前記開孔部21a内に装填吊下して水平回転搬
送する水平回転搬送部20と、前記水平回転搬送部20
の回転台21に設けた複数開孔部21a,21a,21
a・・のうち少なくとも1個の開孔部21a下側に対峙
して設けた水平回転動作及び昇降動作可能な回転昇降動
作部30と、該回転昇降動作部30と対向する該開孔部
21a上側に設けた継ぎ目検出センサー35と、開孔部
21a内に装填された垂直姿勢の前記カップ容器1を1
個ずつ取り出して水平姿勢に変換する姿勢変換取出部4
0と、水平姿勢で取り出されたカップ容器1をマンドレ
ル52に装着保持して水平回転搬送する水平回転マンド
レル部50と、該水平回転マンドレル部50の水平回転
搬送により搬送されたカップ容器1の下側に対峙する巻
付け成形用の開閉円弧板を備えた巻付け成形部60と、
カップ容器成形用ブランクシート状のシート材6を供給
するシート材供給部70と、供給されたシート材6面に
接着剤を付与する接着剤付与部80と、シート材送込部
90と、接着剤の付与されたシート材6をその接着剤付
与面が上側になるように180°反転するシート材反転
部100と、接着剤の付与されたシート材6を、その接
着剤付与面を上側にして互いに対峙するマンドレル52
に装着保持された前記カップ容器1と巻付け成形部60
との対向間に水平姿勢で送り込むシート材装填送込部1
10とを備えるものである。
【0012】予め成形されたカップ容器1を正立状態で
1個ずつ下側に供給するための前記カップ容器供給部1
0は、図1に示すように、装置本体フレームF上に設置
したカップ供給部本体フレーム11に垂直に立設した複
数本のステー12a,12a,12a・・を備え、該ス
テー12aによって構成される下部に開孔部12b(カ
ップ容器1のフランジ部2e外径に相当する直径の開孔
部)を設けたカップ供給ホッパー12内に複数個のカッ
プ容器1を垂直方向に集積する。
【0013】該ホッパー12は、集積されたカップ容器
1の前後左右を規制し、集積された最下にあるカップ容
器1(該容器1のフランジ部2e)を、カップ供給部本
体フレーム11内に装備した交互に連動して開閉動作す
る上下二段式の左右一対のフック13,14によって鉤
止してそれ以上の集積カップ容器1を保持し、上下二段
のフック13,14の間に常に最下の1個のカップ容器
1を装填して、上段のフック14を閉鎖動作している間
に下段のフック13を開放動作することによって、最下
のカップ容器1から順に、そのカップ容器1の自重によ
って1個ずつ真下に自然落下させることが可能になって
いる。なお、11aは、装置本体フレームF上に立設し
たカップ供給部補助フレームであり、その上部には重ね
合わせて集積した複数のカップ容器1を一時保管するた
めの保管台11bを備える。
【0014】水平回転搬送部20は、その上部に回転台
21を水平に備え、該回転台21には、その回転台の回
転台上面円周方向に沿って数個所に等間隔(等円周角
毎)に貫設した開孔部21aを備え、該開孔部21a
は、前記カップ容器供給部10のカップ供給ホッパー1
2下部の開孔部12bより1個ずつ自然落下して供給さ
れるカップ容器1を装填吊下するものである。
【0015】該回転台21は、その下側にある駆動部2
2(パルスモーター、サーボモーター、ステッピングモ
ーターなど電動駆動機構、あるいは装置本体駆動系との
間のクラッチ入切動作の繰り返しを行なう電磁クラッチ
を備えた駆動機構など)の垂直な駆動回転支軸23に軸
支されて回転し、開孔部21aがカップ供給ホッパー1
2の開孔部12b直下に到達する毎に停止する間欠回転
を行なう。
【0016】回転昇降動作部30は、装置本体フレーム
1 に設置した昇降駆動動作するロッドエアーシリンダ
ー31と、該ロッドエアーシリンダー31の作動ロッド
31a先端に取り付けた回転駆動動作するロータリーエ
アーシリンダー32(回転角度範囲±22.5°〜±4
5°)と、該ロータリーエアーシリンダー32の回転軸
32a先端に取り付けた受部33を備える。
【0017】該受部33は、前記回転台21の回転によ
って、該回転台21の回転台上面円周方向に等間隔に貫
設した複数の開孔部21aのうちの1つの開孔部21a
がカップ供給ホッパー12の下部開孔部12b直下に位
置した時点で、他の1つの開孔部21aと対峙する真下
に相当する位置に設置されるものである。
【0018】該回転昇降動作部30の上記受部33と対
向する回転台21上側に、光電センサー方式の継ぎ目検
出センサー35を設け、該センサー35により、開孔部
21a内に装填吊下されるカップ容器1のフランジ部2
e以下にあるカップ容器側壁部形成シート2の継ぎ目5
を検知するものである。なお、上記回転昇降動作部3
0、及び継ぎ目検出センサー35については、図3にお
いて後に詳述する。
【0019】姿勢変換取出部40は、互いに同一方向に
延設した45°円弧状の複数本のステー42a,42
a,42a・・によって構成される垂直方向から水平方
向に連続して設けた姿勢変換ガイド42(カップ容器姿
勢変換搬送路)と、該姿勢変換ガイド42の両外側に沿
って、支軸43aを中心に水平な回転台21に平行に近
接する姿勢と垂直姿勢とに姿勢を変換して反復円弧動作
する一対のカップ容器持ち上げアーム43,43を備え
る。(図1、図2参照)
【0020】該持ち上げアーム43,43のそれぞれ先
端部には、図1の側面図に示すように、カップ容器持ち
上げ板41を備え、カップ容器1を回転台21より上側
に僅かに持ち上げ動作する。又、図1、図2に示すよう
に、前記支軸43aと同軸にて支持され、90°の回転
角度で円弧動作する取出アーム44,44を備え、該取
出アーム44,44のそれぞれ先端部には、図2の平面
図に示すように、マイクロエアーシリンダー、電磁ソレ
ノイド45などによって姿勢変換ガイド42内に両側か
ら互いに嵌入することができる開閉板44a,44aを
備え、該取出アーム44が回転台21に平行に近接する
水平姿勢において、開閉板44aを閉鎖動作し、該回転
台21の開孔部21a内に垂直姿勢で装填吊下している
カップ容器1のフランジ部2e下側に該開閉板44a,
44aを嵌入させて掴み、続いて取出アーム44をその
先端部を上側にして垂直方向に姿勢変換することによっ
て、該開閉板44a先端部は、カップ容器1を開孔部2
1aより取り出し、姿勢変換ガイド42に沿って搬送し
て水平姿勢に変換するものである。
【0021】水平回転マンドレル部50は、上記姿勢変
換取出部40によって水平姿勢で取り出されたカップ容
器1を水平姿勢のまま装着保持するものであり、駆動回
転機構53と、該機構53の垂直回転支軸53aに軸支
された水平回転板52と、該水平回転板52の側面に、
回転円外方に向かって放射状に複数等間隔に水平回転軸
を介して駆動回転可能に設置された円錐台形状のマンド
レル52とを備え、該マンドレル52は、カップ容器1
の内側に嵌挿され、該マンドレル52に内装するエアー
吸着方式などにて、該カップ容器1を固定状態で装着保
持するものである。
【0022】なお、上記水平回転マンドレル部50の水
平回転板52上部には、マンドレル52に装着されてい
る予め成形されたカップ容器1の側壁部形成シート2周
面を所定回転位相位置にて押さえ動作するための押さえ
板54が配置され、該押さえ板54の押さえ面は、複数
のマンドレル52周面にそれぞれ平行に対向して設置さ
れている。
【0023】巻付け成形部60は、上記複数のマンドレ
ル52のうちの1つのマンドレル52の下側に対峙して
設けられ、前記マンドレル52の水平回転軸(図示せ
ず)に平行な支軸61を介して上向きに開閉可能な1対
の半円弧状(円錐台形状筒体を縦に半切した形状)の開
閉円弧板62,62を備える。
【0024】該開閉円弧板62,62の支軸61は、前
記マンドレル52の水平回転に支障のない高さに配置さ
れており、マンドレル52が巻付け成形部60の直下に
到達した時点で、まず前記支軸61が、円錐台形マンド
レル52の母線と平行な軸線方向になるように姿勢を移
動した後、開閉円弧板62,62を閉鎖することによっ
て、マンドレル52及びそれに装着されたカップ容器1
側壁部の外周全面を押圧するように被覆する。
【0025】シート材供給部70は、予めカップ容器1
の側壁部外周に沿って巻付けるためのブランクシートと
して打ち抜き形成された断熱用のシート材6(紙シー
ト、樹脂シート、若しくは単層の発泡樹脂シート、又は
紙シートあるいは樹脂シートに発泡樹脂を積層コーティ
ングした複合シート、又は段ボールシートなど断熱性を
付与するためのシートを用いたシート材)を集積し、そ
れを1枚ずつ下側より供給するためのシート材供給ホッ
パー72を備える。該ホッパー部72は、装置本体フレ
ームF上に設置したシート材供給部本体フレーム71に
垂直に立設した複数本のステー72a,72a,72a
・・によって構成され、該ステー72aによって構成さ
れる下部に開孔部72b(シート材6の通過する開孔
部)を設けたシート材供給ホッパー72内に複数枚のシ
ート材6を垂直方向に積み重ね、シート材6の前後左右
を規制して集積する。
【0026】使用される上記断熱用シート材6は、予め
成形されたカップ容器1の側壁部形成シート2の外周面
に巻付けて被覆するための形状を備え、打ち抜き形成し
たブランクシートである。
【0027】該ホッパー72の下側には、前記下部開孔
部72b下側に対してシート材6の厚さより僅かに大き
い間隔をもって水平に延設し、且つシート材6供給方向
にスリットを設けた供給テーブル75と、該供給テーブ
ル75上側に僅かにスリットから突出し、且つ水平方向
に反復送行(若しくは往復送行)する押し爪74を備
え、集積されたシート材6のうち、最下にあるシート材
6を前記下部開孔部72bより1枚ずつ送り出して前方
に供給する。
【0028】前記押し爪74の反復送行(若しくは往復
送行)動作は、図1に示すように、水平方向に送行する
エンドレスベルト73(若しくはエンドレスチェーン)
の1個所乃至数個所に、等間隔に押し爪74を備えるも
のなど、公知の送り出し供給方式を採用できるものであ
る。
【0029】接着剤付与部80は、ロールコーター方式
であり、互いに上下に対向する二本の下部ロール81,
上部ロール82を備え、該ロール81若しくはロール8
2のいずれか一方のロール(ロール円周方向に沿って数
条にリング状の凸部を備えたロール)に接着剤を供給し
て、無圧若しくは適宜加圧にて該両ロール81,82間
にシート材6を通過させることによって、該シート材6
裏側、若しくは表側に該接着剤をストライプ状に付与
(塗布)するものである。なお、両ロール81,82間
へのシート材6の送り込みは、シート材供給部70の押
し爪74によってシート材6後端部を押送することによ
って行っても良いし、あるいは前記シート材供給部70
の後段に、別途コンベアベルト、コンベアロールなどシ
ート材搬送部(図示せず)を設置して送り込むようにし
てもよい。
【0030】例えば、図1において接着剤付与部80の
下部ロール81に接着剤を供給してシート材6裏側に接
着剤を付与する裏側塗布方式(一実施例)の場合には、
後述するシート材反転部110を設置するものである
が、上部ロール82に接着剤を供給してシート材6表側
に接着剤を付与する表側塗布方式(他の実施例)の場合
には、シート材反転部110を要しないものである。
【0031】ここでは、本発明の一実施例として、シー
ト材6裏側に接着剤を付与する裏側塗布方式の場合を例
に採って以下の装置を説明する。接着剤付与部80は、
対向する下部ロール81と上部ロール82とを備え、下
部ロール81周面に、接着剤貯溜槽84内の接着剤に浸
漬して回転する供給ロール83によって接着剤を供給
し、押し爪74によってシート材6を送り込み、下部ロ
ール81と上部ロール82との間を通過させることによ
って、下部ロール81周面に供給された接着剤をシート
材6の裏側に付与するものである。なお、この場合の下
部ロール81は、図1に示すように、ロール回転軸方向
に対して直角方向にロール円周が複数に分断されたリン
グ状の円周分割ロールを使用して、シート材6に対して
接着剤をストライプ状に付与するものである。
【0032】シート材送込部90は送込アーム92を備
え、前記下部ロール81と上部ロール82との間を通過
して、押し爪74によって前方に搬送されたシート材6
の後端部を、該アーム92の下部先端によって前方に押
送するものである。なお、該シート材送込部90は、こ
の他に、前記下部ロール81と上部ロール82との間を
通過して、押し爪74によって前方に搬送されたシート
材6の下面を、駆動移動可能な可動体にバキュームチャ
ックを取り付けたエアー吸着搬送機構(図示せず)によ
って吸着保持して前方に送り込むようにしてもよい。
【0033】シート反転部100は、駆動回転105の
駆動回転支軸101に軸支された回転体102と、該回
転体102の回転周面に放射状に複数等間隔に設置した
咥えアーム103と、該アーム103先端部の咥え爪1
04とを備え、前記シート材送込部90によって送り込
まれるシート材6を、該咥え爪104によって咥えて保
持するものであり、前記駆動回転支軸101の軸方向は
水平方向であり、且つ前記シート材送込部90によるシ
ート材6の送込方向に対して直交する方向に設置され
る。
【0034】シート反転部100は、放射状に設置した
咥えアーム103の設置間隔毎のピッチで間欠回転し、
咥え爪104によって保持したシート材6を180°回
転させて、シート材6を接着剤付与面が上側になるよう
に反転する。
【0035】シート材6が180°反転したところで、
該シート材6の下側には、エアー吸着搬送機構(駆動移
動可能な可動体にバキュームチャックを取り付けたエア
ー吸着搬送機構)などによるシート材装填送込部110
が設置されており、該送込部110は、図2に示すよう
にマンドレル52の軸方向に平行なガイドレール111
と、該レール111に沿って駆動移動可能な可動体11
2と、該可動体112に取付け固定した櫛刃状の水平支
持部113と、該支持部113上に上向きに取り付けら
れたエアー吸着部114(エアー吸着用のゴム吸着盤)
を備える。
【0036】反転されて咥え爪104にて保持されてい
る上側に接着剤の付与されている前記シート材6を、そ
の下側をエアー吸着盤114によって吸着保持した後
に、可動体112をマンドレル52の方向に駆動移動さ
せ、カップ容器1を装着保持しているマンドレル52
と、その下側の巻付け成形部60の開閉円弧板62,6
2との間に、該シート材6を挿入するものである。
【0037】なお、本発明の他の実施例として、図1に
おける接着剤付与部80でのシート材6への接着剤付与
が表側塗布方式の場合には、シート材送込部90は、接
着剤の付与されたシート材6をその接着剤付与面を上側
にして、前述した互いに対峙する水平回転マンドレル部
50のマンドレル52に装着されたカップ容器1と、巻
付け成形部60の開閉円弧板62との対向間に、水平姿
勢で送り込むものである。
【0038】上記一実施例においては、続いて、シート
材6の吸着保持を解除すると同時に図6に示すように支
点63aを介してスイング動作するスイングアーム63
の先端部をシート材6に対して垂直になるように、前記
開閉円弧板62,62前端部上側の櫛刃状の水平支持部
113,113先端部内に嵌入して、可動体112及び
それと一体の水平支持部113を復帰位置(図2のマン
ドレル52より離間した位置)に移動させながら、前記
スイングアーム63先端部にてシート材6後端部を引っ
掛けて、開閉円弧板62,62上に該シート材6を受渡
す。
【0039】シート材6を受渡された開閉円弧板62,
62は、直ちに互いに前後するタイミングで閉鎖動作し
て、マンドレル52に装着されているカップ容器1の周
面に該シート材6を押圧して巻付け、付与された接着剤
を介して貼着する。
【0040】続いて、開閉円弧板62,62を開放動作
するとともに、マンドレル52上側に対峙する押さえ板
54を下降動作させ、該押さえ板54によってシート材
6の巻付け両端部の継ぎ目7(貼着部)上側を該マンド
レル52方向に圧接して、継ぎ目7部分を固定して断熱
用シート材巻付カップ容器を得る。
【0041】圧接固定した状態の後、水平回転マンドレ
ル部50の水平回転体51を1ピッチ回転角だけ回転さ
せて、断熱用シート材巻付カップ容器をマンドレル52
に装着保持した状態でカップ容器排出部120の方向に
順次搬送する。
【0042】搬送途中においては、前記押さえ板54に
よってその継ぎ目7部分を圧接固定された状態の断熱用
シート材巻付カップ容器を装着保持したマンドレル52
を、巻付けられているシート材6の巻付け方向とは反対
方向に回転させて、シート材6周面と押さえ板54とを
摺接させ、シート材6を、カップ容器1周面(側壁部形
成シート2表面)に完全に巻付け貼着するものである。
【0043】図3は、本発明の断熱用シート材巻付カッ
プ容器の製造装置における回転昇降動作部30と光電セ
ンサー35の詳細を説明する側面図であり、回転昇降動
作部30は、装置本体フレームF1 に設置した昇降駆動
動作するロッドエアーシリンダー31と、該ロッドエア
ーシリンダー31の作動ロッド31a先端に取り付けた
回転駆動動作するロータリーエアーシリンダー32(例
えば、回転角度範囲±22.5°〜±45°)と、該ロ
ータリーエアーシリンダー32の回転軸32a先端に取
り付けた受部33を備える。
【0044】前記ロータリーエアーシリンダー32には
支持板32bを備え、該シリンダー32側方に張出する
該支持板32bの側端部にはガイド孔32cが孔設さ
れ、装置本体フレームF1 上には、該ガイド孔32c内
に嵌挿する垂直なガイドシャフト32d(ロータリーエ
アーシリンダー32の自転を停止させるもの)が立設さ
れている。
【0045】受部33は、その上部にカップ容器1底部
4を吸着保持するエアー吸着孔33aを備え、該受部3
3に内部には該吸着孔33aと連通するエアー流路33
bを内装し、該流路33bと連通するエアー吸引路33
cを備え、該吸引路33c外側には、エアー吸引管34
(フレキシブルチューブ)が接続される。
【0046】該回転昇降動作部30の上記受部33と対
向する回転台21上側には、光電センサー方式の継ぎ目
検出センサー35を備え、該センサー35は、回転台2
1の開孔部21a内に装填吊下されるカップ容器1のフ
ランジ部2eより容器内側の上部開孔部3上側と、フラ
ンジ部2eより容器外側とに、それぞれ投光部と受光部
の1対の光電センサー35a,35bを備え、フランジ
部2e以下にあるカップ容器側壁部形成シート2の継ぎ
目5を検知するものである。
【0047】なお、本発明において継ぎ目検出センサー
35は、カップ容器1側壁部形成シート2とその両端部
の二枚重ねによる継ぎ目との厚さの相違を検出できれば
良いものであり、光電センサーの他に、適宜厚さを検出
できる電磁気方式、静電容量方式、超音波方式等のセン
サーを採用することは可能である。
【0048】図4及び図5は、本発明の一実施例におけ
る上記裏側塗布方式において配置されるシート材反転部
100の詳細を説明する側面図及び平面図てあり、シー
ト材送込部90にシート材反転部100を隣設したもの
であり、図4に示すように、裏側に接着剤aを送込方向
に沿ってストライプ状に付与した後のシート材6後端部
を、シート材送込部90のアーム92先端部によって押
送してシート材反転部100の水平状態のアーム103
の咥え部104内に送り込み、前述の通りシート材反転
部100によってシート材6を180°反転してシート
材装填送込部110の支持部113上に載置した後、該
シート材装填送込部110によって水平回転マンドレル
部50のマカンドレル52下側に装填するものである。
【0049】又、シート材装填送込部110の支持部1
13によるシート材6の送り込みにおける該シート材6
の保持は、前述のエアー吸着搬送機構(駆動移動可能な
可動体112と一体の水平支持部113にエアー吸着盤
114などバキュームチャックを取り付けたエアー吸着
搬送機構)などによる方式(図1参照)の他に、図4,
図5に示すように駆動移動可能な可動体112と一体の
水平支持部113先端部に設けた上向き突起部115に
よってシート材6端部を保持して送り込むようにしても
よい。
【0050】なお、本発明における他の実施例としての
表側塗布方式においては、上記シート材送込部90とシ
ート反転部100は必要とせず、図1に示す上記シート
材送込部90とシート反転部100を省略して、接着剤
付与部80にて接着剤の付与されたシート材6を押し爪
74によって押送し、直接シート材装填送込部110に
送り込むものである。
【0051】
【作用】上記本発明の断熱用シート材巻付カップ容器の
製造装置は、回転昇降動作部と対向する開孔部上側に設
けた継ぎ目検出センサーにより、開孔部内に順次装填吊
下されるカップ容器の吊下時点における該容器側壁部の
継ぎ目が、ある一定な所定の位相位置に存在することの
有無を検出し、例えば、カップ容器の吊下時点における
該容器側壁部の継ぎ目が、ある一定な所定の位相位置に
存在しない場合には、回転昇降動作部は不作動にしてそ
のままの位相位置にて、姿勢変換取出部によりカップ容
器を開孔部から取り出して水平回転マンドレル部にカッ
プ容器を装着保持し、又、カップ容器の吊下時点におけ
る該容器側壁部の継ぎ目が、ある一定な所定の位相位置
に存在する場合には、回転昇降動作部を上昇動作してカ
ップ容器を開孔部より持ち上げ続いて回転動作して36
0°以外の所定回転角度(例えば±22.5°〜±45
°の範囲のいずれか)だけカップ容器を回転した後停止
させ続いてカップ容器を再び垂直に下降させて元の開孔
部に装填吊下させて、カップの継ぎ目をその回転を停止
した位相位置に位置決めした後に、姿勢変換取出部によ
りカップ容器を開孔部から取り出して水平回転マンドレ
ル部にカップ容器を装着保持することができるので、供
給されるカップ容器は、常に、その継ぎ目の位置を、あ
る一定な所定の位置に保持した状態で供給でき、予め、
ある一定な所定の位相位置にて継ぎ目を検出できるよう
に継ぎ目検出センサーの検出タイミングを初期設定して
おくことによって、カップ容器の継ぎ目と、巻付けられ
た断熱用のシート材の継ぎ目とがオーバーラップするこ
となく、断熱用シート材巻付カップ容器を製造すること
ができる。
【0052】又、本発明の断熱用シート材巻付カップ容
器の製造装置は、開孔部内に順次装填吊下されるカップ
容器の吊下時点における該容器側壁部の継ぎ目が、例え
ば、ある一定な所定の位相位置に存在する場合には、回
転昇降動作部は不作動にしてそのままの位相位置にて、
姿勢変換取出部によりカップ容器を開孔部から取り出し
て水平回転マンドレル部にカップ容器を装着保持し、
又、例えば、該容器側壁部の継ぎ目が、ある一定な所定
の位相位置に存在しない場合には、回転昇降動作部を上
昇動作してカップ容器を開孔部より持ち上げ続いて回転
動作してカップ容器を回転して、継ぎ目検出センサーに
より継ぎ目が検出されるまで回転を継続し、検出された
時点で回転を停止させ続いてカップ容器を再び垂直に下
降して元の開孔部に装填吊下させて、カップの継ぎ目を
その回転を停止した位相位置に位置決めした後に、前記
姿勢変換取出部によりカップ容器を開孔部から取り出し
て水平回転マンドレル部にカップ容器を装着保持するこ
とができるので、供給されるカップ容器は、常に、その
継ぎ目の位置を、ある一定な所定の位置に保持した状態
で供給でき、予め、ある一定な所定の位相位置にて継ぎ
目を検出できるように継ぎ目検出センサーの検出タイミ
ングを初期設定しておくことによって、カップ容器の継
ぎ目と、巻付けられた断熱用のシート材の継ぎ目とがオ
ーバーラップすることなく、断熱用シート材巻付カップ
容器を製造することができる。
【0053】又、本発明の断熱用シート材巻付カップ容
器の製造装置は、回転昇降動作部と対向する該開孔部上
側に設けた継ぎ目検出センサーにより、前記開孔部内に
順次装填吊下されるカップ容器を、前記回転昇降動作部
を上昇動作させることにより開孔部より持ち上げ続いて
回転動作させながら、該カップの側壁部継目を検出し、
検出時点で回転を停止し続いてカップ容器を垂直に下降
させて開孔部に装填吊下させて、カップの継ぎ目をその
回転を停止した位相位置に位置決めした後に、前記姿勢
変換取出部によりカップ容器を開孔部より取り出して水
平回転マンドレル部に装着保持することができるので、
供給されるカップ容器は、常に、その継ぎ目の位置を、
ある一定な所定の位置に保持した状態で供給でき、予
め、ある一定な所定の位相位置にて継ぎ目を検出できる
ように継ぎ目検出センサーの検出タイミングを初期設定
しておくことによって、カップ容器の継ぎ目と、巻付け
られた断熱用のシート材の継ぎ目とがオーバーラップす
ることなく、断熱用シート材巻付カップ容器を製造する
ことができる。
【0054】
【発明の効果】本発明の断熱用シート材巻付カップ容器
の製造装置は、カップ容器外周に断熱用シート材を機械
的に巻き付けて断熱用シート材巻付カップ容器を製造す
る装置において、予め成形されたカップ容器の側壁部に
ある継ぎ目と、断熱用シート材の巻付けにおける継ぎ目
との互いの相対的な位相位置の相違を継ぎ目検出センサ
ーによって検知し、互いに前記両継ぎ目がオーバーラッ
プしないようにカップ容器の継ぎ目位置を回転によって
補正でき、カップ容器外周に継ぎ目のオーバーラップの
ない断熱用シート材を巻き付けたカップ容器を能率的に
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における断熱用シート材巻付
カップ容器の製造装置の側面図である。
【図2】本発明の一実施例における断熱用シート材巻付
カップ容器の製造装置の平面図である。
【図3】本発明の断熱用シート材巻付カップ容器の製造
装置における継ぎ目検出機構を説明する側面図である。
【図4】本発明の一実施例における断熱用シート材巻付
カップ容器の製造装置のシート反転部の詳細を説明する
側面図である。
【図5】本発明の一実施例における断熱用シート材巻付
カップ容器の製造装置のシート反転部の詳細を説明する
平面図である。
【図6】(a)カップ容器の側壁部形成用のブランクシ
ートの平面図である。(b)カップ容器の側壁部形成用
のブランクシートを円錐台筒状に巻回した状態を示す斜
視図である。(c)カップ容器の底部形成用のブランク
シートの平面図である。
【図7】(a)予め成形されたカップ容器の斜視図であ
る。(b)予め成形されたカップ容器の側壁部に断熱用
のシート材を巻付る状態を示す斜視図である。
【図8】予め成形されたカップ容器の側壁部に断熱用の
シート材をその互いの継ぎ目をオーバーラップして巻付
た状態を示すL−L概略断面図である。
【符号の説明】
1…カップ容器 2…側壁部形成シート 2a,2b…
シート端部 2c…底部開孔部 2d…折返部 3…上
部開孔部 4…底部形成シート 4a…折立部 5…継ぎ目 6…シート材 7…継ぎ目 10…カップ容器供給部 12…供給ホッパー 13,
14…フック 20…水平回転搬送部 21…水平回転台 21a…開
孔部 30…回転昇降動作部 33…受部 35…継ぎ目検出
センサー 40…姿勢変換取出部 50…水平回転マンドレル部
52…マンドレル 60…巻付け成形部 70…シート材供給部 80…接
着材付与部 90…シート材送込部 100…シート材反転部 11
0…シート材装填送込部 120…カップ容器排出部 F,F1 …装置本体フレー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−139472(JP,A) 特開 昭52−41080(JP,A) 特開 昭50−124771(JP,A) 実開 平4−67032(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B31B 49/00 B65D 3/22 B65D 81/38 B65D 3/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カップ容器を供給する供給部と、複数開孔
    部を有する水平回転台を備え且つカップ容器を垂直姿勢
    で該開孔部内に装填吊下して水平回転搬送する水平回転
    搬送部と、前記複数開孔部のうち少なくとも1個の開孔
    部下側に対峙して設けたカップ容器を回転昇降させる
    転昇降動作部と、該開孔部上側に設けたカップ容器側壁
    部形成シートとその両端部の二枚重ねによる継ぎ目との
    厚さの相違を検出する継ぎ目検出センサーと、開孔部内
    に装填された前記カップ容器を1個ずつ取り出して水平
    姿勢に変換する姿勢変換取出部と、水平姿勢で取り出さ
    れたカップ容器をマンドレルに装着保持して水平回転搬
    送する水平回転マンドレル部と、水平回転搬送により搬
    送されたカップ容器の下側に開閉円弧板を対峙させた巻
    付け成形部とを備え、巻付け用の断熱用シート材を供給
    する断熱用シート材供給部と、供給された断熱用シート
    材面に接着剤を付与する接着剤付与部と、接着剤を付与
    した断熱用シート材を互いに対峙する前記カップ容器を
    装着保持したマンドレルと巻付け成形部との対向間に水
    平姿勢で送り込む断熱用シート材装填送込部とを備え
    前記継ぎ目検出センサーにてカップ容器側壁部の継ぎ目
    がある一定位置に存在することの有無を検出し、前記継
    ぎ目が一定位置に有る又は無い場合に前記回転昇降動作
    部を動作してカップ容器を360°以外の所定回転角度
    だけ回転させて位置決めし、又は前記回転昇降動作部を
    不作動状態として位置決めした後、カップ容器を姿勢変
    換取出部にて開孔部から取り出して前記水平マンドレル
    部に装着保持させるようにしたことを特徴とする断熱用
    シート材巻付カップ容器の製造装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の断熱用シート材巻付カップ
    容器の製造装置において、前記接着剤付与部と、前記
    熱用シート材装填送込部との間に、断熱用シート材送込
    部と断熱用シート材反転部とを設けたことを特徴とする
    断熱用シート材巻付カップ容器の製造装置。
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