JPH0549529B2 - - Google Patents

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JPH0549529B2
JPH0549529B2 JP59039694A JP3969484A JPH0549529B2 JP H0549529 B2 JPH0549529 B2 JP H0549529B2 JP 59039694 A JP59039694 A JP 59039694A JP 3969484 A JP3969484 A JP 3969484A JP H0549529 B2 JPH0549529 B2 JP H0549529B2
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JP
Japan
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arm
blank
packaging container
conveyor
blanks
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Biruberugu Arufu
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Original Assignee
TETRA PAK INT
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Publication date
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Publication of JPH0549529B2 publication Critical patent/JPH0549529B2/ja
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    • B31B50/00Making rigid or semi-rigid containers, e.g. boxes or cartons
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    • B31BMAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31B50/00Making rigid or semi-rigid containers, e.g. boxes or cartons
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    • B31B50/76Opening and distending flattened articles
    • B31B50/78Mechanically
    • B31B50/782Mechanically by pushing the opposite ends of collapsed blanks towards each other
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B31MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31BMAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31B2100/00Rigid or semi-rigid containers made by folding single-piece sheets, blanks or webs
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    • B31B2120/00Construction of rigid or semi-rigid containers
    • B31B2120/30Construction of rigid or semi-rigid containers collapsible; temporarily collapsed during manufacturing
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    • B31BMAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)
  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
  • Wrapping Of Specific Fragile Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は平らにされた筒状の包装容器ブランク
を正方形断面を有する形状に立上げるための装置
に関する。
(従来の技術) 返還が不可能な型式の包装容器が、現在、種々
の製品例えば飲料水の包装のために使用されてい
る。これらの包装容器は、包装容器ブランクの形
状で供給されたものが自動機によつて包装容器の
形状に形成され、次に、この自動機内でこれに例
えば飲料水が充填されて封止されるのである。包
装容器ブランクは可撓性の比較的寸法が安定した
材料、例えば包装用積層材から製造されるが、こ
の包装用積層材は例えば紙のような繊維質の中央
支持層を含み、この中央支持層の両面に液密の熱
可塑性材料が被覆されているようなものである。
このような包装用積層材は、しばしば例えばポリ
ウレタンのような種々の型式の熱可塑性材料の層
または例えばアルミニウムフオイルのような気密
な層を含んでいる。包装容器ブランクは、追加的
に切断加工せずまた同様な機械加工も行わないで
完成した包装容器に変換され得るような輪郭形状
に切断されている。包装容器ブランクはしばし
ば、折られて長手方向のシールすなわち封止部が
備えられるまで、予備成形される。このように予
備成形された包装容器ブランクは実質的に正方形
の断面を持つ形状を有しているが、貯蔵、移送お
よびその他の取扱に便利だという理由で平らにな
されるのである。かくて、包装容器ブランクが包
装機内にて包装容器の形状に変換される前は貯蔵
および移送のために最小限の空間しか必要としな
いようにされている。このために包装機には、管
状の包装容器ブランクの一開口端を折曲げてから
封止し、このようにして成形された一端が封止さ
れた容器に所要の内容物を充填して包装容器の反
対の頂部開口端を折曲げてから封止することによ
つて液密の頂部を形成して包装容器ブランクを最
終的な包装容器の形状にする前に、まず、平らに
されている包装容器ブランクを正方形の断面を有
するような形状に立上げるための装置を設けなけ
ればならない。平らにされている包装容器ブラン
クを正方形の断面を有するような形状に立上げる
ための装置は従来においていろいろ提案されてい
る。これらの装置は包装機の装填ステーシヨンに
配置されていて、内部に包装容器ブランクが積重
ねられているマガジンの出口端から一度に1枚づ
つの包装容器ブランクを受取るようになつてい
る。多数の包装容器ブランクは人手によつてマガ
ジン内に充填された後に、順次マガジンの出口端
に動かされ、吸引ヘツドによつて包装機の立上げ
装置に把持され、包装容器ブランクが変換されて
正方形の断面を有するような形状に立上げられ、
次にこれをコンベアに移送して包装機内に配置さ
れたマンドレルホイールに通し、ここで立上げら
れた包装容器ブランクの底部の形成が行われる。
かような従来技術は真空源を備えなければなら
ず、かような真空吸引に依存しないでブランクを
立上げるために、従来いくつかの型式の立上げ装
置が提案されている。或る型式の立上げ装置は例
えば回転駆動装置の助けによつて作動し、回転の
間に包装容器ブランクを移送してこれを変換し、
正方形の断面を有する形状に立上げるようになつ
ている。他の立上げ装置は往復運動によつて作動
し、立上げ装置を小さい空間に配置できる。
(発明が解決しようとする課題) 前述した回転駆動装置の助けによつて作動する
従来の立上げ装置は、立上げ装置のために大きな
空間を必要とする。前述した往復運動によつて作
動される従来の立上げ装置は小さい空間に配置で
きるが、今度は、作動速度が遅くなつてしまう。
更に、どちらの立上げ装置も、マガジンから供給
される包装容器ブランクと同調しなければ作動す
ることができないので、各装填ステーシヨンに1
つのマガジンを備える必要があり、かように、そ
れぞれがマガジンを備えた装填ステーシヨンを、
包装機内に備えなければならないことになる。す
なわち、包装機に複数の装填ステーシヨンがあれ
ば、それと同数だけマガジンを備えなければなら
なくなる。かくては、必然的に大きな空間が必要
になつてしまうし、また、それぞれのマガジンに
人手で包装容器ブランクを充填していかなければ
ならないのであるから不便であり、作業時間を要
するという問題があつた。
本発明の目的は、小型で小さい空間しか必要と
しない、包装容器ブランクの立上げ装置を提供す
ることである。
本発明の次の目的は、マガジンから供給される
包装容器ブランクに同調して作動するのではな
く、例えば中央の1つのマガジンからコンベアに
よつて移送されてくる包装容器ブランクに対して
立上げ作業を行なうことのできる、包装容器ブラ
ンクの立上げ装置を提供することである。
本発明の次の目的は、立上げ作業を能率良く行
うことができ、しかも構造が簡単で信頼性のあ
る、包装容器ブランクの立上げ装置を提供するこ
とである。
(課題を解決するための手段) 後に説明される本発明の一実施例に使用されて
いる符号を参考のために付記して本発明を説明す
ると、本発明は、平らにされた管状の包装容器ブ
ランクの立上げ装置にして、前記ブランクを協働
する複数の把持機素10に送るためのコンベア5
を含み、これら把持機素10のうちの少なくとも
1つは、他の1つに対して回転運動することによ
つて、前記コンベア5から1つの平らにされたブ
ランクを受取るようにされた第1の開放位置と、
前記ブランクが実質的に正方形の断面を持つよう
に立上げられた形状に変換される第2の位置との
間で可動である前記装置において、 前記把持機素10は、ブランク1が送られる通
路内に延びている第1のアーム15と、第2のア
ーム16とを含み、この第1のアーム15及び第
2のアーム16は前記コンベア5で送られたブラ
ンク1のための滑動面15b,26を備えてお
り、前記第2のアーム16はその上方端に、ブラ
ンク1の前方縁2bに対する停止面22cを形成
しているフツク22を備えており、前記第1のア
ーム15が前記コンベア5からブランク1を持ち
上げ、前記第2のアーム16及び前記フツク22
が前記第1のアーム15に対して回転運動するこ
とによつて、ブランク1を平らにされた形状から
立上がつた形状に変換するようになつていること
を特徴とする。
(作用) 本発明においては、包装容器ブランクは1つの
マガジンに充填され、このマガジンから、順次、
包装容器ブランクが分配され、コンベアによつて
搬ばれてくる。コンベアによつて送られてきた包
装容器ブランクは、把持機素の第1のアームによ
つてコンベアから持ち上げられる。持上げられた
ブランクは第1のアーム及び第2のアームの滑動
面をその前方縁が滑つて行き、フツクに係合して
止まる。第2のアーム及びフツクは第1のアーム
に対して相対的に回転運動することによつて、ブ
ランクを立上つた形状に変換するのである。かよ
うに、本発明においては、コンベアで移送されて
くるブランクを拾い上げて、これを立上げること
ができるのであつて、マガジンからのブランクの
供給と同調して立上げ装置が作動するのではなく
て、マガジンからのブランクの供給と、第1のア
ームがコンベアから送られて来たブランクを持ち
上げる動作との間には、格別のタイミングは必要
でない。
(発明の効果) 本発明によれば、例え複数の装填ステーシヨン
を備えていても、マガジンは共通に1つ設ければ
良い。マガジンからはコンベアによつてブランク
が順次搬ばれて来る。把持機素はこれらブランク
を拾い上げて立上げてから装填ステーシヨンに供
給すれば良い。本発明においては、装填ステーシ
ヨンの数と同じだけの把持機素をコンベアに沿つ
て配置すれば良い。かように、本発明において
は、マガジンを装填ステーシヨンの数だけ備える
必要はないので、包装容器のブランクの立上げ装
置を小型で小さい空間内に収まるものに構成し得
る。しかも、把持機素は極めて単純な構成で成る
から、製作費が安価であり、しかも単純な構成で
あることに帰因して作動の信頼性が確保できる。
(実施例) 第1A図および第1B図は、それぞれ本発明の
立上げ装置が取り扱う、平らにされた状態および
正方形の断面を有する形状に立上げられた状態の
包装容器ブランクを示している。
第1A図および第1B図に示された包装容器ブ
ランクは例えばミルクのようなものの包装容器を
作るために使用される。包装容器ブランクの材料
は可撓性の寸法的に安定した積層材例えば紙およ
びプラステイツクの層を含む積層体である。積層
体が所望の形状に切断され、積層体の折畳みおよ
び成形を容易にするために折目線を形成された後
に、両側の2つの長手方向の縁部が互いに接合さ
れて封止され、積層体が管状の断面を有する包装
容器ブランク1に形成されるのである。その後
に、この包装容器ブランクは2つの折目線2に沿
つて折畳まれて平らにされる。平らにされた状態
になれば、包装容器ブランクは容易に移送され、
マガジン内に保持され、または貯蔵されることが
できる。包装容器に変換される前に、包装容器ブ
ランクはまず正方形断面を有する形状に立上げら
れて管の形状を回復し、第1B図に示されるよう
になる。包装容器ブランクにこの形状が与えられ
ると、このブランクは順次包装機に装填されて、
内容物が充填され、且つ密封された包装容器に変
換される。公知の包装機においては正方形の断面
を有する形状に立上げられた包装容器ブランクは
通常包装機のマンドレルホイールに供給され、マ
ンドレルホイールの回転の間に包装容器ブランク
の1つの開口端が折曲げられて封止され、密に閉
じられた底部が形成される。その後に包装容器ブ
ランクは装填コンベアで移送され、このコンベア
により装填ステーシヨンを通されて、所望の内容
物の充填が行われる。充填が行われた後で包装容
器の頂部の開口端が折曲げられて一体的に封止さ
れ、これによつて包装容器が完成する。包装容器
ブランク、その形状および製造並びに包装容器へ
の変換および充填用包装機は公知であり、本明細
書で詳述する必要はない。本発明による立上げ装
置の理解に必要な部分が第2図に詳細に示されて
いる。図示された立上げ装置は包装容器ブランク
1のマガジン3を1個だけ有している。包装容器
ブランク1は平らにされた状態でマガジン3の頂
部から供給され、ブランク1の積重ね体を形成す
る。マガジン3の底部には回転送出し装置4が配
置され、この回転送出し装置4は本発明の立上げ
装置が作動している間回転して一度に1枚の包装
容器ブランク1を送りコンベア5上に分配するよ
うになつている。この送りコンベア5はチエーン
またはベルトの形状のコンベアバンド6より成つ
ていて、このコンベアバンド6には等間隔に配置
されたドライバー7が設けられている。コンベア
バンド6がチエーンより構成されている場合には
ガイドレールがチエーンの駆動側の上方部分に沿
つて配置されていて、ブランク1がチエーンに直
接に接触して損傷を受ける恐れがないようになつ
ている。ベルトコンベアであればブランク1を直
接にベルト上に載置させることができ、この場合
にはガイドレールは省略され得る。コンベアバン
ド6は図示されていないモーターによつて駆動さ
れ、プリー8の廻りを走行する。送りコンベア5
の左端には押圧ローラー9がコンベアバンド6の
上方に配置されているが、この押圧ローラー9は
懸架状態で配置されていて、自由に回転し、マガ
ジン3から送出された包装容器ブランク1を送り
コンベア5のコンベアバンド6に対して押圧する
ようになつている。送出された包装容器ブランク
1が押圧ローラー9を通過した後で、包装容器ブ
ランク1はコンベアバンド6のドライバー7によ
つて捕捉され、第2図にて右方に移送される。
送りコンベア5の上方部分に沿つて複数の協働
する把持機素10が配置されている。第2図には
2対の把持機素10が示されているが、これらの
把持機素10は、コンベアバンド6の上方部分に
沿つて、包装機の図示されていないマンドレルホ
イールの間の距離に相当するだけ相互に間隔を置
いて配置されている。これらの2つの協働する対
の把持機素10は互いに同じものであつて、1つ
のみが以下に詳述される。それぞれの対の把持機
素10に対しては、さらに充填コンベア11が設
けられていて、これが送りコンベア5に対して実
質的に直角に延びている。
これら装填コンベア11は、マンドレルホイー
ルが間欠的に回転する間包装機のマンドレルが停
止し、装填コンベア11によつて前進させられた
包装容器ブランク1が装填位置に位置された1つ
のマンドレル上に直接に押し付けられ得るような
位置と、軸線方向に整列して配置されている。送
りコンベア5と同様に、装填コンベア11はチエ
ーンまたはベルトの形状のコンベアバンド12が
設けられていて、このコンベアバンド12には等
間隔に配置された突出板の形状でなるドライバー
13が設けられている。
それぞれの装填コンベア11に対して協働する
把持機素10が設けられている。この把持機素1
0は第一のアーム15および第二のアーム16を
含み、設計に依存して、第一のアーム15または
第二のアーム16、または第一のアーム15およ
び第二のアーム16は装填コンベア11の運動平
面に平行に延びる軸14のまわりに回転可能であ
る。この軸14はコンベアバンド6に対して直角
に延びている。これらのアーム15,16の設計
および作動は第3A図、第3B図および第3C図
を参照して以下にさらに詳細に説明される。
第3A図、第3B図および第3C図において、
本発明による立上げ装置の第一の実施例の把持機
素10が拡大尺度で示されているが、これらの図
面から第一のアーム15および第二のアーム16
が如何にして軸14の廻りに揺動できるように支
持されているかが明らかに理解できる。軸14は
図示されない方法で機枠に支持され、さらに他の
枢動可能のレバー17を支持し、レバー17の他
端が第二のアーム16の戻しレバー18として役
立つようになつている。この戻しレバー18は軸
14の一端部のちようど外側に置かれ、したがつ
て包装容器ブランク1の開口された端部の外側に
位置しており、戻しレバー18が如何なる位置に
あつてもブランク1と接触しないようになつてい
る。戻しレバー18は第二のアーム16から突出
する突起19を介して第二のアーム16に間接的
に作用する。この突起19によつて戻しレバー1
8および第二のアーム16は以下に詳細に説明す
るように一体に連結され得るようになつている。
第一のアーム15および第二のアーム16はまた
一体に連結され得る。この連結はばねで付勢され
ている止め爪20によつて行われる。この止め爪
20は第一のアーム15に支持されて揺動でき、
また第二のアーム16から突出するスタツド21
と係合するようになつている。図示の実施例にお
いては、さらに第二のアーム16の上端にフツク
22が設けられ、その長さが包装容器ブランク1
の一側の幅に対応するような長さにされている。
このフツク22の後部(第3A図で右側)は第二
のアーム16に対して角度をなし、ほぼ第二のア
ーム16の長手方向に延びている。張力ばね23
がフツク22のこの後端を立上げ装置の機枠に連
結している。このようにして張力ばね23はフツ
ク22に作用してフツク22を下方に回動させる
ように押圧している。このようにして、フツク2
2は第二のアーム16上に配置された図示されて
いないリツプに当接し、第3A図に示された位置
でフツク22の回動を阻止している。ばね23の
作用が第二のアーム16に伝達されて作用し、第
二のアーム16を第3A図、第3B図および第3
C図で左方に回動させるように押圧している。
送りコンベア5の上方部分は第3A図、第3B
図および第3C図において破線で示されている。
送りコンベア5の上方部分の下方に制御機素24
が配置され、この制御機素24は送りコンベア5
の運動方向に実質的に平行に前後に運動可能にな
つている。この制御機素24はレバー17にヒン
ジ連結されていて、またリンク25を経て第一の
アーム15の後端(第3A図で右側)にヒンジ連
結されている。制御機素24は送りコンベア5の
運動と調和して図示されない駆動装置によつて前
後に動かされる。この駆動装置は図示されていな
い固定された支持カムを介して、送りコンベア5
を駆動する電気駆動モーターにこの制御機素24
を連結している。
既述のように本発明による立上げ装置は包装容
器ブランクを充填されて封止された包装容器に変
換する包装機に使用されるように企図されてい
る。このために本発明による立上げ装置はマガジ
ン3からの平らにされた包装容器ブランク1を正
方形断面を有する形状に立上げて包装機のマンド
レルホイール(図示せず)に移送する。平らにさ
れた包装容器ブランク1は立上げ装置の作動の間
に人手または自動的にマガジン3に供給される。
送り出し装置4が時計方向に回転することによつ
て一度に1枚の包装容器ブランク1と係合して、
これをマガジン3の底端と直接に協働するように
配置された送りコンベア5の上方部分に送り出す
のである。送りコンベア5のコンベアバンド6は
作動の間第2図で右方に均一な速度で走行し、こ
のように走行している間に送出し装置4に近接し
て配置されているプリー8を通過する。包装容器
ブランク1が送出し装置4によつて僅かに右方に
押されると、運動方向に見てブランク1の前縁2
bがプリー8の上を走行しているコンベアバンド
6と、押圧ローラー9との間に位置するようにな
され、包装容器ブランク1はコンベバンド6と係
合して第2図で右方に移動される。包装容器ブラ
ンク1が押圧ローラー9を通過した後でブランク
1はコンベアバンド6のドライバー7によつて捕
捉されて、ブランク1はドライバー7の直前にお
ける正確に規定された位置においてコンベアバン
ド6と一緒に移動する。このような送りコンベア
5のコンベアバンド6の上方部分に沿つて包装容
器ブランク1を正確に規定された位置決めを行な
うことはこの実施例の立上げ装置を連続して作動
させるためには必要なことである。何故ならば把
持機素10は送りコンベア5の連続的な運動に正
確に同期された往復運動を行うように駆動されて
いるからである。
包装積層体が剛性であり且つ寸法的に安定性が
あることにより、包装容器ブランク1は送りコン
ベア5の上を移送される間その平らにされた形状
を保持する。既述のように複数の把持機素10が
コンベアバンド6の上方部分に沿つて設けられ、
これらの複数の把持機素10が交互に1枚の包装
容器ブランク1を送りコンベア5から拾い上げて
これを正方形断面を有する形状に立上げ、さらに
包装機のマンドレルホイールに向かつて移送する
のである。第2図に示された実施例においては2
つの把持機素10が互いに或る距離をおいて配置
され、それぞれの把持機素10がコンベアバンド
6に沿つて前進される1枚おきの包装容器ブラン
ク1を拾い上げて処理するようになつている。し
たがつて、ある包装容器ブランク1がこれを処理
する準備ができた把持機素10の到達した時にこ
の把持機素10が第3A図に示された状態になさ
れているのである。把持機素10の2つのアーム
15,16は最大限に拡げられていて、互いに最
大限に離隔するように回動されている。この時
に、第一のアーム15は送りコンベア5の通路の
下方に伸長し、コンベア5によつて前進されたブ
ランク1は、ブランク1を後方から押しているド
ライバー7によつて、前縁2bが第一のアーム1
5の滑動面15bに沿う運動を行うように押し上
げられ、次にさらに第二のアーム16の滑動面2
6に沿つて押し上げられる。それぞれの把持機素
10は、コンベアバンド6の全幅を覆うかまたは
特定の包装容器ブランク1の長さに対応する幅を
覆うように互いに連結されて配置される適当な数
のアーム15,16を含んでいる。第一のアーム
15は、互いに小さい間隔で並列に配置されてコ
ンベアバンド6を形成している個々のベルトまた
はチエーンの間に下方に向つて入り込むように軸
14に沿つて交互に配置されている。
送りコンベア5の第3A図で右方への連続した
運動の間に特定の包装容器ブランク1は押上げら
れて前縁2bが第二のアーム16の上端に当接す
る。ここではフツク22が包装容器ブランク1の
停止面22cを形成する。既述のように制御機素
24の運動は送りコンベア5と同期されている。
このことは包装容器ブランク1によつて描かれた
運動の間に、制御機素24は第3A図で右方に向
つて動かされることを意味する。その結果、第一
のアーム15はリンクアーム25を介して作動さ
れて図示の位置から時計方向に回動されるととも
に、同時にレバー17および戻しアーム18は反
時計方向に回動させられるのである。この運動は
同期されていて、第一のアーム15は、これの端
部15aに設けられている凹部またはフツクとド
ライバー7が同じ高さになつた時にドライバー7
に支持されている包装容器ブランク1の後縁2a
を捕捉する。この時に第一のアーム15は包装容
器ブランク1をドライバー7との係合位置から持
上げる作動を始め、送りコンベア5は自由に走行
を続けているからドライバー7は第3A図でさら
に右方に向つて動かされるのである。
第一のアーム15の時計方向の回動は止め爪2
0を経て第二のアーム16にも伝達される。第一
のアーム15の端部15aが包装容器ブランク1
の後縁2aに接触してこれをドライバー7との係
合位置から持上げるや否や、ばね装備の止め爪2
0の後端(右側)が第一のアーム15と接触して
止め爪20のばねにより生ずる回動運動と、止め
爪20と第二のアーム16のスタツド21との係
合が断たれることとのために、止め爪20は解除
される。スタツド21が止め爪20から解除され
ると機枠と第二のアーム16との間にあるばね2
3は第二のアーム16を反時計方向に回動させ
る。この回動運動は第3B図に示されている。こ
の図面において把持機素10の種々の部材は、止
め爪20が第二のアーム16を解除した直後にお
ける状態で示されている。この図面は、制御機素
24がさらに僅かの距離だけ右方に動き、この運
動で、戻しアーム18が実質的に垂直な位置を占
め、同時にリンク25を介して第一のアーム15
がさらに時計方向に回動させられることを示して
いる。この運動の間に第一のアーム15の端部1
5aにある凹部と、第二のアーム16およびフツ
ク22の間の角部との間に保持されている包装容
器ブランク1は順次実質的に平らな状態から菱形
の断面形状を経て第3C図に示されているような
正方形断面形状に変換される。
第3C図において、制御機素24が逆転位置に
達した時に制御機素24の運動が停止される。こ
の位置で制御機素24は第一のアーム15を図示
のような実質的に水平位置に回動し、一方戻しア
ーム18はさらに僅かに反時計方向に回動してば
ね23によつて生ずる第二のアーム16の反時計
方向の揺動を阻止しないようになす。第二のアー
ム16のフツク22は包装容器ブランク1の自由
縁2cと係合してブランク1の形状を安定させ、
ブランク1が第一のアーム15および第二のアー
ム16の間に定位置に保持されるのを保証する。
さらに、この図面から、ブランク1が正方形断面
を有する形状になされた時にブランク1の一側が
装填コンベア11のドライバー13の作動路内に
延びて、ドライバー13が正方形断面を有する形
状に立上げられた包装容器ブランクと接触してこ
れを軸線方向に動かして把持機素10との係合を
離脱させ、正方形断面を有する形状に立上げられ
た包装容器ブランク1を装填コンベア11に沿つ
て配置された図示されていないガイドレールの助
けによつてマンドレルに向かつて移送して包装機
内でさらに処理を行うことができることが判る。
正しい作動を保証するために把持機素10の運動
および送りコンベア5の運動に対する装填コンベ
ア11の運動の同期化が勿論必要であつて、この
ことは実際上は総てのユニツトを1つの共通な動
力源によつて駆動することにより達成される。
上述の実施例において制御機素24は、正方形
断面を有する形状に立上げられた包装容器ブラン
ク1が装填コンベア11によつて把持機素10か
ら除去された時に、直ちに、第3C図で左方の戻
り運動を開始する。この戻り運動の間、制御機素
24はレバー17を介して戻しアーム18を時計
方向に揺動させる。その結果、戻しアーム18の
外端は第二のアーム16に取付けられた突起19
に当接し、第二のアーム16が開放位置にある止
め爪20と係合して止め爪20により保持される
まで、第二のアーム16を時計方向に回動させ
る。同時に第一のアーム15は、送りコンベア5
の運動と同期して、第一のアーム15が再び送り
コンベア5のコンベアバンド6を形成する個々の
チエーンまたはベルトの間に下方に延びるように
なるまで、リンク25を介して反時計方向に回動
されるのである。かくて次の包装容器ブランク1
が送りコンベア5から取上げられて改めて上述し
た立上げや移送サイクルが始められるのである。
上述の立上げ装置は第1A図および第1B図に
示された設計の包装材料のブランクを平らにされ
た状態から正方形断面を有する形状へ立上げを行
うのに適している。しかし包装材料のブランクは
種々の多数の型式の材料の組合せから製造されて
いて元の形状に復旧しやすいから、いわゆるオー
バーフオールデイング、すなわち過剰の折曲げを
行つて正方形断面を有する形状に立上げられた包
装容器ブランクが拘束を解かれても実質的に正方
形の断面を有する形状を保持するようになす必要
がある。包装積層材ブランクは長い期間平らにさ
れた状態で貯蔵された場合、正方形断面を有する
形状に立上げられた時に菱形の断面形状になつて
しまう傾向を生ずる固有の可撓性を有する。この
ようなことを阻止するために前述のいわゆるオー
バーフオールデイングが行われるのであるが、こ
れは、包装容器ブランクが平らにされた状態から
正方形断面を有する形状になるまで立上げられる
だけではなく、立上げ作業が完了する前にさらに
過剰に折曲げして、逆の菱形断面を有する形状に
することである。本発明によりこの処理は上述の
立上げ装置の助けによつて行われることができ
る。既述の手段とは対照的に、この場合、制御機
素24の作動は第3C図に示される位置にて中断
されずに制御機素24はさらに僅かな距離だけ右
方に動くことができるようになされる。このよう
にすることにより第一のアーム15の時計方向の
回動がさらに約30°だけ続けられ、一方戻しアー
ム18は対応する角度だけさらに反時計方向に回
動されるのである。その結果、ばね23は、第一
のアーム15および第二のアーム16が包装容器
ブランク1の逆側に向けられた菱形の断面を有す
る形状を与えるまで、第二のアーム16を反時計
方向に回動させる。重要なことは、このオーバー
フオールデイング作動の間フツク22が包装容器
ブランク1の第三の縁2cすなわち第一のアーム
15および第二のアーム16がそれぞれ係合する
2つの縁2a,2bの間にある自由な縁2cと係
合状態になつていなければならないことである。
何故ならば、このようにしないと、積層材のばね
性および第一のアーム15および第二のアーム1
6の間に減少された角度のためにブランク1が把
持機素10から滑り出す惧れがあるからである。
逆の菱形断面を有する形状が包装容器ブランク1
に与えられた後に、制御機素24の運動は停止さ
れて戻り運動が開始される。第一のアーム15お
よび第二のアーム16は、第3C図に示される位
置を占めるまで再び互いに離隔するように揺動さ
れる。これにより包装容器ブランク1は再び正方
形断面を有する形状となり、この形状を保つて装
填コンベア11を経て包装機のマンドレルホイー
ルに移送されることができる。このようにして行
われるオーバーフオールデイング作動により、包
装容器ブランク1は最終的な形成と封止作業まで
の移送および取扱いの間、さらに良好に正方形断
面を有する形状を保持する。把持機素10のアー
ムに設けられている凹部およびフツクは或る場合
には、ブランクが取扱いの間滑り出すのを阻止す
るような他の機素例えばアームと協働する固定の
支持カムに置換えることができる。
第4A図、第4B図および第4C図に示された
本発明による立上げ装置の第二の実施例は、最初
に述べられた実施例とは、まず第一に第二のアー
ム16が固定されている点で異なる。その結果、
第一の実施例における第二のアーム16の制御お
よび2つのアームの運動の同期化に使用された制
御装置が無い点で異なる。このことは著しく構造
を簡単化し、製造コストおよび信頼性に良好な影
響を与える。
本発明による立上げ装置の第二の実施例は、第
二のアーム16が固定されているために追加され
た構成要素以外は実質的に第一の実施例と同じで
ある。したがつてこの立上げ装置の詳細な説明は
不要であるが、第3A図、第3B図および第3C
図で既に説明したこと以外のことは、第4A図、
第4B図および第4C図を参照して以下に説明す
る。対応する部分の符号は第3A図、第3B図お
よび第3C図と第4A図、第4B図および第4C
図とにおいて同じである。
第二の実施例の固定されている第二のアーム1
6は、多くの点で第一の実施例の運動可能な第二
のアーム16の形態とは異なる。この第二のアー
ムは両方の実施例において全体的にプラツトフオ
ーム状の部分または互いに距離をおかれて配置さ
れる多数の実質的に同じ部分より成ることができ
る。第二の実施例において、数個のアーム構成要
素に分割され得る、包装容器ブランクと協働する
第二のアーム16の滑動面26は、第二のアーム
16が固定されている故に凹形または曲線状に形
成される。この形状は、本発明の立上げ装置の作
動の間に、この滑動面の曲率がブランク1の前縁
2bに対して、第一の実施例の第二のアーム16
の実質的に直線状の滑動面26と、ブランク1の
送り速度に適合された回動運動との組合せによつ
て得られる運動路に、ほぼ相当する運動路を与え
るように選ばれるのである。
さらに詳しくは固定された第二のアーム16の
滑動面26はコンベアの上方部分の近くに配置さ
れ、コンベアの上方部分の運動方向に見て実質的
に45°の角度で上方に延びる下方部分26′と、95
−115°の角度で延びる上方部分26″とを有する。
これらの正確な角度は処理されるブランクの剛性
や滑動面の間の摩擦等のような種々の要因に関係
し、実際の試験および第二のアームの正しい位置
の調節によつて決定されなければならない。この
実施例では滑動面の上方部分26″および下方部
分26′がこれらの間に約135°の角度を形成して
いる。このことは本発明の立上げ装置の作動の間
に送られているブランク1の前縁2bが滑動面2
6の上方部分26″および下方部分26′の間の転
移部で瞬間的に減速されることを意味する。その
時におけるブランク1の後縁2aの連続的な送り
は、ブランク1が第二のアーム16の滑動面を上
方へ運動する間に、既に、ブランクが平らな状態
から菱形に変換されるという作用が行われる効果
を有している。このようなことは第一の実施例で
は行われず、第一の実施例ではブランク1が平ら
な状態から菱形に変換される作用はブランク1の
前縁2bが第二のアーム16の上端に達した後で
しか行われない。
本発明の第二の実施例による立上げ装置の作動
の間、コンベアバンド6(第4A図、第4B図お
よび第4C図)のドライバー7およびブランク1
の後緑2aの係合により送られる平らにされた包
装容器ブランク1の前縁2bは把持機素10aの
第一のアーム15に達する。この時把持機素10
aは最大の開き位置にある。すなわち、第一のア
ーム15が最大限に回動されて下端が送りコンベ
アの作動路内を下方に延びているのである。した
がつてブランク1は第一のアーム15に沿つて押
し上げられ、さらに第二のアーム16の滑動面2
6に沿つて押し上げられる。送りコンベア5のこ
の連続した運動の間にブランク1の前縁2bはさ
らに滑動面26の下方部分26′に沿つて滑動し、
滑動面26の下方部分26′および上方部分2
6″の間の比較的強い曲がりの転移部に徐々に接
近する。ブランク1の前縁2bは、この時、短時
間減速されるから、コンベアバンド6の連続した
運動はドライバー7および滑動面26の前記転移
部の間の距離を減小させ、これによつてブランク
1が開くように押圧されてブランクが菱形の断面
形状を得るのである。この変換はブランクの後縁
2aおよび前縁2bの間の距離が減小されること
を意味する。前縁2bは、滑動面26の上方部分
26″およびフツク22の間の角ばつた部分に接
近するまで滑動面26の上方部分26″に沿つて
運動を続ける。同時に第一のアーム15は時計方
向に回動されて、コンベアバンド6上に達しこれ
によりブランク1の後縁2aと係合してこれを持
上げてブランク1とドライバー7との係合を離脱
させる。
ブランク1を正方形断面を有する形状になす最
終的な変換は、第一のアーム15がコンベアバン
ド6とほぼ平行な位置まで上方に回動されてなさ
れるが、このことはブランク1の上部がフツク2
2に当接することを意味する。この位置でブラン
ク1は正方形断面を有する形状を持ち、立上げ作
動は完了したと考えられる(第4B図)。しかし
既述のようにブランク1をオーバーフオールドし
て正方形断面を有する形状がさらに良好に保持さ
れるのが望ましい。このことは簡単に上述した立
上げ装置によつて行われ得る。既述の方法とは対
照的に第一のアーム15の運動は第4B図に示さ
れている位置にて中断されないので、第一のアー
ム15はさらに約30°にわたつて包装容器ブラン
ク1が逆向きの菱形断面をする形状(第4C図)
を得るまで時計方向に回動されるのである。重要
なことはブランク1のオーバーフオールデイング
作動の間、フツク22の凹所を備えた端部22a
が包装容器ブランク1の第三の縁2c(それぞれ
第一および第二のアームに係合する2つの縁2
a,2bの間に位置する自由縁)と係合しなけれ
ばならないことである。何故ならば、さもなけれ
ばブランク1の材料のばね性および第一および第
二のアーム15,16の間の減小された角度によ
つてブランク1が把持機素10aから滑り外れる
恐れがあるからである。逆向きの菱形断面を有す
る形状が包装容器ブランク1に与えられた後で第
一のアーム15の運動は中断され、第4B図に示
される位置を占めるまで第一のアーム15が回動
されるのである。これで包装容器ブランク1は正
方形断面を有する形状になされ、装填コンベア1
1を経て包装機のマンドレルホイールに移送され
ることができる。
第二のアーム16の滑動面の設計は変更されて
処理される包装容器ブランクの寸法および型式に
適応されることができる。最終的な1リツトルの
内容物容積を有する冒頭に述べた型式のブランク
は約70mmのパネルの幅を有し、したがつて反対両
側の折曲げ縁(すなわち本発明による立上げ装置
を通るブランクの運動方向に見て「前」縁および
「後」縁)の間の全距離が約140mmである。この型
式のブランクにて作業する場合には第二のアーム
の滑動面26の下方部分26′に、ブランクの前
縁2bの運動路に沿つて約40mmの長さ、およびコ
ンベアの上方部分の運動平面に対して35°から55°
までの間の角度、望ましくは45°の角度を与える
のが適当であることが見出されている。この傾斜
はブランク1の前縁2bが滑動面26の下方部分
26′および上方部分26″の間の転移部にて一時
的に減速されるまで滑動面の下方部分26′に沿
つて徐々に滑り上がるのを可能にする。この転移
部は適当に約10mmの半径を有するように設計され
る。滑動面26の上方部分26″は約60mmの長さ
および前記平面に対して95°から115°望ましくは
135°の傾斜を有する。
上述の面および角度に規定すれば実際上良好に
作動し、高速度の変換(3−4000/h)を可能と
することが見出されている。然し他の型式のブラ
ンクが処理される時には他の値も選ばれることが
でき、または遅い速度も許容できる。しかし重要
なことは滑動面の形状が、特定のドライバー7お
よびブランクの前縁2bの間の距離が一時的に減
小されて、続いてブランクが滑動面を滑り上がる
運動の間に、再び増加されるようになされること
である。
上述の本発明による立上げ装置は甚だ小さい制
限された空間内で平らにされている包装容器ブラ
ンクを簡単に取扱い正方形断面を有する形状に立
上げることを可能とし、このことは近代的な小型
に構成された包装機において極めて有利である。
同じ1つのマガジンによつて多数の同じような本
発明の立上げ装置が作動され得ることによつて包
装機に極めて合理的に迅速に包装容器ブランクを
供給でき、このことは特に高能力包装機の場合に
重要である。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図は本発明の立上げ装置
が取扱うことを企図した包装容器ブランクを平ら
にされた状態および正方形断面を有する形状に立
上げられた状態でそれぞれ示す斜視図。第2図は
本発明による立上げ装置をこれと協働する包装機
の一部分とともに示す概略的側面図。第3A図、
第3B図および第3C図は包装容器ブランクの立
上げ作動の間の3つの異なる状態にて本発明の立
上げ装置の第一の実施例をそれぞれ示す拡大され
た部分的側面図。第4A図、第4B図および第4
C図は包装容器ブランクの立上げ作動の間の3つ
の異なる状態にて本発明の立上げ装置の第二の実
施例をそれぞれ示す拡大された部分的側面図。 1……包装容器ブランク、3……マガジン、4
……回転送り出し装置、5……送りコンベア、
6,12……コンベアバンド、7,13……ドラ
イバー、8……プリー、9……押圧ローラー、1
0,10a……把持機素、11……装填コンベ
ア、15,16……アーム、17……レバー、1
8……戻しレバー、19……突起、20……止め
爪、22……フツク、23……張力ばね、24…
…制御機素、25……リンク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平らにされた管状の包装容器ブランクの立上
    げ装置にして、前記ブランクを協働する複数の把
    持機素10に送るためのコンベア5を含み、これ
    ら把持機素10のうちの少なくとも1つは、他の
    1つに対して回転運動することによつて、前記コ
    ンベア5から1つの平らにされたブランクを受取
    るようにされた第1の開放位置と、前記ブランク
    が実質的に正方形の断面を持つように立上げられ
    た形状に変換される第2の位置との間で可動であ
    る前記装置において、 前記把持機素10は、ブランク1が送られる通
    路内に延びている第1のアーム15と、第2のア
    ーム16とを含み、この第1のアーム15及び第
    2のアーム16は前記コンベア5で送られたブラ
    ンク1のための滑動面15b,26を備えてお
    り、前記第2のアーム16はその上方端に、ブラ
    ンク1の前方縁2bに対する停止面22cを形成
    しているフツク22を備えており、前記第1のア
    ーム15が前記コンベア5からブランク1を持ち
    上げ、前記第2のアーム16及び前記フツク22
    が前記第1のアーム15に対して回転運動するこ
    とによつて、ブランク1を平らにされた形状から
    立上がつた形状に変換するようになつていること
    を特徴とする包装容器ブランクの立上げ装置。 2 前記把持機素10は、ブランク1が最初に平
    らにされている形状とは反対方向に菱形断面形状
    になるようにする位置まで、回転可能である、特
    許請求の範囲第1項記載の包装容器ブランクの立
    上げ装置。 3 前記第1のアーム15及び前記フツク22
    は、ブランク1の縁2a,2cに係合するように
    なつた凹所を備えた端部15a,22aを有す
    る、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の包装
    容器ブランクの立上げ装置。 4 前記把持機素10は固定された支持カムと協
    働しており、この支持カムは、前記第1のアーム
    15及び前記第2のアーム16が運動している
    間、ブランク1を前記第1のアーム15及び前記
    第2のアーム16に接触させて保持するようにな
    つている、特許請求の範囲第1項又は第2項記載
    の包装容器ブランクの立上げ装置。 5 前記第1のアーム15は前記コンベア5の速
    度に同調して前後に運動するようになつており、
    一方、前記第2のアーム16は該第1のアーム1
    5に対向するように回転運動を行なうか、或いは
    静止しているようにされている、特許請求の範囲
    第1項から第4項までのいずれか1つの項に記載
    の包装容器ブランクの立上げ装置。 6 前記把持機素10は止め爪20を有し、この
    止め爪20は前記第1のアーム15が運動を開始
    してブランク1を前記コンベア5から持ち上げた
    後にのみ、前記第2のアーム16を自由にするよ
    うになつている、特許請求の範囲第5項記載の包
    装容器ブランクの立上げ装置。 7 前記第2のアーム16の滑動面26は凹面で
    ある、特許請求の範囲第1項から第6項までのい
    ずれか1つの項に記載の包装容器ブランクの立上
    げ装置。 8 前記滑動面26は前記コンベア5の頂部6に
    隣接して位置する下方部分26′を含み、この下
    方部分26′は前記頂部6の運動方向に見てほぼ
    45°の角度で上方に延びており、また前記滑動面
    26は上方部分26″を含み、この上方部分2
    6″は前記頂部6の運動方向に対して95°〜115°で
    延びている、特許請求の範囲第7項記載の包装容
    器ブランクの立上げ装置。 9 前記滑動面26の下方部分26′と上方部分
    26″との間の角度は約135°に達している、特許
    請求の範囲第8項記載の包装容器ブランクの立上
    げ装置。 10 前記把持機素10は、包装機に向かつてい
    る装填コンベア11の端部に配置されており、こ
    の装填コンベア11はブランク1を前記把持機素
    10に送るためのコンベア5に対してほぼ直角方
    向に延びており、前記把持機素10は、前記装填
    コンベア11に対して、ブランク1がほぼ正方形
    の断面を有する形状に変換された後にこのブラン
    ク1が前記装填コンベア11の運動路内に延びる
    ような位置関係で配置されている特許請求の範囲
    第1項から第9項までのいずれか1つの項に記載
    の包装容器ブランクの立上げ装置。
JP59039694A 1983-03-01 1984-03-01 平らにされた管状の包装容器ブランクの立上げ装置 Granted JPS59209512A (ja)

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