JPH04294706A - 蓋の供給接着装置 - Google Patents

蓋の供給接着装置

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JPH04294706A
JPH04294706A JP5239191A JP5239191A JPH04294706A JP H04294706 A JPH04294706 A JP H04294706A JP 5239191 A JP5239191 A JP 5239191A JP 5239191 A JP5239191 A JP 5239191A JP H04294706 A JPH04294706 A JP H04294706A
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Hatsuo Sakurazawa
初雄 桜沢
Sakai Akiyama
秋山 境
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寺沢 誠之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器に蓋を供給し、さ
らにその蓋を容器に接着する蓋の供給接着装置に関する
【0002】
【従来の技術】容器入り即席食品等の製造工程において
は、容器の蓋がプラスチック,紙,アルミ箔又はこれら
の二以上を積層したもの等の薄板状軽量材からなる場合
が多く、容器に蓋を供給し接着する作業が煩雑である。
【0003】即ち、前記蓋を容器へ機械的に自動供給す
る場合、積層された蓋を一枚毎に一定のリズムで収容ケ
ースから吸着ヘッドで取り出し、コンベヤで搬送中の容
器の上部開口部に蓋を供給しているが、このとき、蓋を
容器の上部開口部にできるだけ近接させて供給する必要
がある。これは、蓋が前記の如く軽量材から構成される
ため、容器と間隔を開けた上方の位置から蓋を落下させ
ると、空気抵抗等により蓋が揺らぎながら落下して、容
器に対する蓋の落下位置や姿勢に狂いが生じることがあ
るためである。
【0004】このために、従来、特公昭55−2604
4号公報に記載されているものがある。これは、吸着ヘ
ッド移動装置によって、吸着ヘッドを蓋収納部と容器上
側との間で移動させて、蓋を、吸着ヘッドで蓋の収納部
から容器上面に供給するものであり、コンベヤにより順
次搬送される容器の上部開口部に蓋をできるだけ近接さ
せて蓋を供給している。
【0005】また、容器に供給された蓋は、前記の如く
軽量材によって構成されているために僅かな振動や風に
よっても動き易く、蓋の供給工程から接着工程への搬送
体による搬送中にも、搬送体からの振動や予期しない風
等によって容器に対する蓋の位置及び姿勢に狂いが生じ
ることがある。
【0006】このため、容器に供給された蓋が容器の搬
送中にずれないようにするため、従来、実公昭52−4
1014号公報に記載されているように、容器を搬送す
るコンベヤに蓋ズレ防止のためバネで付勢される複数の
突起を設け、その突起によって蓋を固定したり、特開昭
59−142905公報に記載されているように、容器
の上部開口部に蓋を供給した際に、蓋上面に加熱鏝を点
接触させ、容器と蓋との接触部分を数点、点接着するこ
とで仮止めしている。
【0007】そして、前記蓋が供給された容器を次の蓋
接着工程へコンベヤ等の搬送体により搬送し、さらに加
熱機によって、蓋を容器に完全接着して密封する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記コ
ンベヤに蓋を固定する突起を設けることは、一つの蓋を
固定するために数個の突起を必要とし、コンベヤ全体と
しては膨大な数の突起が必要となって、突起用の穴やバ
ネ等、コンベヤの部品や組立工数が増加しコストが嵩む
という問題がある。
【0009】また、加熱鏝で蓋を仮止めする場合には、
コンベヤに前記突起やバネを設置する必要はなく、且つ
搬送時に容器に供給された蓋の容器に対する位置及び姿
勢に狂いが生じることはなくなるが、蓋接着工程は依然
として別に必要であり製造工程数を減らすことができな
いという問題がある。
【0010】本発明は、前記のような問題点に着目して
なされたもので、容器に蓋を正しい位置に且つ正しい姿
勢で供給した際に蓋を容器に完全接着し、もって容器に
対する蓋の供給工程と接着工程とを一つの工程で実施す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の蓋の供給接着装置は、蓋を吸着可能な吸着
ヘッドと、その吸着ヘッドを、蓋収納部と前記蓋が被せ
られる容器の上部開口部との間で移動させる吸着ヘッド
移動装置とを備え、蓋を吸着した吸着ヘッドを別に搬送
される容器の上部開口部に移動させて蓋を容器に供給す
る蓋の供給装置において、下面が前記容器の開口縁部全
面に接する形状と寸法とを有する加熱機と、その加熱機
を、前記容器の開口縁部と対向させ該開口縁部に対して
相対移動させる加熱機移動装置とを備えたことを特徴と
している。
【0012】なお、前記加熱機としては、電熱ヒータや
高周波誘導加熱装置等が適用される。
【0013】
【作用】蓋を積層した収納ケースから蓋を一つ吸着ヘッ
ドの表面に吸着し、続けて該吸着ヘッドを、前記吸着し
た蓋を介して容器の上部開口部と対向する位置まで移動
させる。さらに、該吸着ヘッドを前記蓋を介して前記容
器の上部開口部にできるだけ近接若しくは接触させて前
記吸引を解除し、もって食品容器の上部開口部に蓋を正
しい位置及び姿勢にして供給する。
【0014】さらに、前記状態のまま、加熱機を容器の
開口縁部に蓋を介して対向させ、続けて該加熱機の下面
を前記開口縁部全面に蓋を介して接触若しくは近接させ
、該加熱機の加熱により蓋と容器との接触部を軟化溶融
させ蓋を容器に接着して密封する。なお、蓋の下面若し
くは容器の上端面の少なくとも一方には、予め熱溶融性
素材が施されている。
【0015】かくして、蓋の供給工程と接着工程が一つ
となる。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 先ず、蓋の供給接着装置の一部である旋回体Sの構成を
、図1に基づいて説明する。旋回体Sは、図2に示すよ
うな長手方向を水平にした直方体からなる旋回ブロック
2を有し、該旋回ブロック2には、その長手方向へ水平
に旋回軸1を貫通させる旋回穴2aと、該長手方向の両
面から夫々水平且つ同軸に突設する誘導軸13が設けら
れ、また、該旋回ブロック2の上下面に、夫々平板状の
ヘッドカバー3a,3bが固着し、その二つのヘッドカ
バー3a,3bは互いに旋回ブロック2を挟んで対向し
ている。ここで、前記旋回穴2aは旋回ブロック2の長
手方向の両面の略中央でやや一方のヘッドカバー3a寄
りに開設され、また誘導軸13は他方のヘッドカバー3
b寄りに開設されている。
【0017】前記一方のヘッドカバー3aの外面には、
外方に向けて突設されたシリンダ装置4が、ヘッドカバ
ー3aの長手方向中央に沿い且つ所定の間隔を空けて複
数取付けられ、各シリンダチューブ4aから外方にピス
トンロッド4bが夫々突出している。また、そのピスト
ンロッド4bの外端部4cに固定されて前記ヘッドカバ
ー3aと対向した平板状の水平部材5が、前記旋回ブロ
ック2に対して進退可能に配設されている。
【0018】また、複数の進退杆6が、一端部を前記水
平部材5に固定されて、前記二つのヘッドカバー3a,
3bを厚み方向に摺動可能に貫通している。この進退杆
6は4本で夫々一つの組を形成し、シリンダ装置4ごと
に1組配置されている。
【0019】その進退杆6の他端部には前記組毎に1つ
の吸着ヘッド7が夫々固定され、その吸着ヘッド7の外
面は前記ヘッドカバー3bの外面と平行になっている。 その吸着ヘッド7の中央部には各々、前記旋回ブロック
2方向に貫通した吸引穴7aを有し、該吸引穴7aは吸
引チューブ8を介して図示しない吸引装置に接続されて
いる。また、吸着ヘッド7の外面7bにはゴムからなる
吸盤7cを固着している。
【0020】さらに、前記吸着ヘッド7の周囲を包囲す
るように接着ヘッド9が設けられ、その接着ヘッド9に
対して、前記吸着ヘッド7の外周方向の位置に高周波誘
導加熱装置の高周波発振機10が取付けられて、その接
着ヘッド9及び発振機10を含む高周波誘導加熱装置に
より加熱機を構成している。なお、発振機10は前記吸
着ヘッド7の外周を廻るようにリング状に設けられ、そ
の径は後述する容器25の開口縁部と略同径となってい
る。
【0021】前記接着ヘッド9とヘッドカバー3bの対
向部間には4本の吊り棒11(図1中では2本のみが図
示されている)が設けられている。その吊り棒11は、
一端を前記他方のヘッドカバー3bに固定して外方に突
設し、他端部を接着ヘッド9の内部に摺動可能に挿入さ
れ且つ外れ止めされている。そして、その吊り棒11の
外周には、ヘッドカバー3bと接着ヘッド9との間でバ
ネ12が設けられ、そのバネ12は接着ヘッド9とヘッ
ドカバー3bとの間を離す方向に付勢している。
【0022】なお、前記進退杆6及び吸引チューブ8は
前記接着ヘッド9を貫通している。また、前記吊り棒1
1は、一端を接着ヘッド9に固定し、他端部でヘッドカ
バー3bを摺動可能に貫通させてもよい。要は、ヘッド
カバー3bに対して接着ヘッド9が所定寸法の範囲で進
退自在に弾支されればよい。
【0023】そして、前記構成の旋回体Sにおいて、そ
の旋回穴2aが旋回軸1によって水平に貫通されている
。前記旋回軸1の両端部方向には夫々、旋回案内板15
及び誘導案内板16が前記旋回軸1の軸方向に面を垂直
にして機枠27に固定されている。その旋回案内板15
には、図3に示すように、上下方向に所定距離だけ旋回
軸1を案内するために上下方向が長径の旋回ガイド穴1
5aと、その旋回ガイド穴15aの側方で円弧を描き該
円弧の上下両端部が夫々上下に延びる誘導軸貫通穴15
bが形成され、前記旋回案内板15の外方に配置された
誘導案内板16には、図4に示すように、前記誘導軸貫
通穴15bと同一形状で且つ該誘導軸貫通穴15bと誘
導軸13の軸線方向に対向した誘導ガイド穴16dが開
設されて、該誘導ガイド穴16dは、円弧部分の円弧部
16aと、該円弧部16aの上下両端から上下方向に延
びた部分の上延部16b及び下延部とからなる。
【0024】そして、前記旋回軸1の両端部は夫々、前
記旋回案内板15の旋回ガイド穴15aへ摺動可能に係
合し、その旋回案内板15の内面側で旋回杆17の上部
に連結されている。その旋回杆17は、下方に延びその
下端部において板カムである旋回カム18に連結されて
、そのカム18の回動により上下動可能となり、それに
伴って旋回軸1も上下動可能となっている。
【0025】また、前記誘導軸13の両端部は夫々、旋
回案内板15の誘導軸貫通穴15bを貫通して誘導案内
板16の誘導ガイド穴16dに摺動自在に係合している
。また、その誘導軸13の両端部は前記誘導案内板16
の内面側で誘導杆19の上部に連結されている。その誘
導杆19は、下方に延びその下端部を板カムからなる誘
導カム20に接続し、該誘導カム20の回動に合わせて
上下可能となっており、前記誘導ガイド穴16dに沿っ
て誘導軸13を移動させることで旋回体Sを旋回可能と
している。
【0026】ここで、前記旋回カム18と誘導カム20
は共に、軸線を水平方向に向けたクランク軸21で貫通
されることにより同期をとって回動可能になっており、
旋回杆17が上昇する際に誘導杆19も同期をとって上
昇するようになっている。また、そのクランク軸21は
図示しないモータ等の駆動装置により回転させられる。
【0027】また、機枠27の天井22には、各旋回体
Sの吸着ヘッド7外面が上方を向いた時に該外面と対向
可能な位置に、蓋23を積層した収納ケース24が取付
けられ、該収納ケース24の下端から蓋23が覗いてい
る。そのケース24の下部内周は、積層された蓋23を
支持して、積層された蓋23の最下部の一つだけが吸着
ヘッド7により取り出せるようになっている。例えば、
蓋23の外周とケース24の内側との摩擦により蓋23
を支持したり、ケース24の下部内周にブラシを形成す
るなどの手段がとられている。
【0028】また、旋回体Sの下方には、旋回軸1と直
交方向に水平に架け渡されて容器25を搬送する搬送体
であるコンベヤ26が設けられている。そのコンベヤ2
6には、前記旋回体Sの各吸着ヘッド7の外面を下方に
移動した時に該外面と対向可能な位置に、複数の容器嵌
合穴26bが所定の間隔を有して一列に開設され、その
容器嵌合穴26bに容器25が、開口部を上に向けて嵌
合させられている。前記一列に並んだ容器嵌合穴26b
の数は旋回体Sに設けられた吸着ヘッド7の数と同数と
なっており、前記容器嵌合穴26bの列は、コンベヤ2
6の進行方向に沿って所定の間隔を有して無端状に連続
的に複数形成されている。
【0029】なお、前記容器25内には、説明しない前
工程にて即席食品が前もって供給されている。また、容
器25の開口縁部は前記接着ヘッド9の発振機10と同
径の円形となっている。さらに、前記容器25の開口縁
部全面若しくは蓋23の下面の少なくとも一方には、予
め熱溶融性素材が施されている。
【0030】また、前記構成において、旋回体Sのシリ
ンダ装置4により上下動する進退杆6と、旋回体Sを旋
回及び上下動させる旋回軸1及び誘導軸13を各ガイド
穴15a,16aに沿って移動させるカム機構とにより
、吸着ヘッド7を移動させる吸着ヘッド移動装置が構成
され、また、その装置は接着ヘッド9を移動させる加熱
機移動装置も兼ねている。
【0031】前記構成の蓋の供給接着装置では、容器2
5の搬送に同期して旋回体Sが旋回し、吸着ヘッド7に
よって収納ケース24から容器25に蓋23が供給及び
接着される。
【0032】次に、該蓋の供給接着装置の動作を、吸着
ヘッド7外面が上方に向いている場合から説明する。こ
のとき、旋回杆17の上部は上方に移動しており、該旋
回杆17に連結されている旋回軸1の両端部は、図3に
示すように、夫々旋回ガイド穴15aの上部に位置して
いる。また、誘導杆19の上部も上方に移動しており、
該誘導杆19に連結される誘導軸13の両端部も、図4
に示すように、誘導ガイド穴16dの上部に位置してい
る。このため、旋回体S自身が上方に移動して、吸着ヘ
ッド7外面を収納ケース24中に積層されている蓋23
に下方から臨んでいる。また、接着ヘッド9は、それ自
身の重みによってバネ12の弾性力に抗しヘッドカバー
3bとの距離を縮めている。
【0033】そして、前記状態から旋回体Sのシリンダ
装置4を作動させて、ピストンロッド4bをシリンダチ
ューブ4a内に収納させることで、吸着ヘッド7を上方
に移動させ対向する収納ケース24内に積層された最下
部の蓋23に近接させる。このとき、図示しない吸引装
置を作動させておいて吸引チューブ8,吸引穴7aを介
して蓋23を一つ、吸着ヘッド7の吸盤7cに吸着させ
る。蓋23を吸着するとピストンロッド4bが再び伸び
て吸着ヘッド7は旋回ブロック2側に戻る。
【0034】次に、クランク軸21が180度回転する
。すると、旋回杆17の上部は旋回カム18を介して下
降し、それに伴い旋回案内ガイド穴15aに案内されて
旋回軸1が下降する。また、前記旋回杆17の下降に同
期して、誘導カム20を介して誘導杆19も下降し、そ
れに伴い誘導軸13も誘導ガイド穴16dに案内されて
下降する。前記作動によって、旋回体Sは下方に移動し
ながら180度旋回し吸着ヘッド7を下方に向ける。
【0035】このとき、前記吸着ヘッド7の動作は、旋
回軸13が誘導ガイド穴16dの上延部16bに沿って
下降するにつれて、外面を上方に向けたまま垂直に下降
し、続けて、旋回軸13が誘導ガイド穴16dの円弧部
16aに沿って下降するにつれて、円を描きながら旋回
下降して外面を下方に向け、さらに、旋回軸13が誘導
ガイド穴16dの下延部16cに沿って下方に移動する
につれて、外面を下方に向けたまま垂直に下降する。
【0036】続けて、ピストン4を作動して旋回ブロッ
ク2に対して吸着ヘッド7を下降させ、該吸着ヘッド7
を、コンベヤ26の容器嵌合穴26bに嵌合している容
器25の上部開口部に近接させ吸引作用を解除する。こ
れにより、該吸着ヘッド7に吸着されていた蓋23は容
器25に対して正しい姿勢で且つ正しい位置に供給され
る。
【0037】前記吸着ヘッド7を下降させる際、接着ヘ
ッド9は、それ自身の重みやバネ12の弾性力によって
吸着ヘッド7と一緒に下降して、該接着ヘッド9の前記
発振機10が設けられた外周部下面は、容器25の開口
縁部に蓋23を介して対向し、さらに蓋23を介して接
触する。そして、容器25に該吸着ヘッド7によって蓋
23が供給されると、接着ヘッド9に設けられた高周波
誘導加熱装置の発振機10が作動し高周波を発生して、
その誘電加熱により容器25と蓋23との接触部の熱溶
融性素材を軟化溶融して接着し密封する。
【0038】なお、コンベヤ26は間欠的に水平移動し
て、旋回体Sの吸着ヘッド7及び接着ヘッド9による蓋
23の供給及び接着の際には、該吸着ヘッド7と対向す
る位置に容器嵌合穴26bが対向し、且つ、前記蓋23
の供給・接着作業時に一時的に停止するように同期をと
って間欠的に作動している。
【0039】前記容器25に対して蓋23の供給及び接
着が終了したら、ピストン4を作動して吸着ヘッド7を
旋回ブロック2側に戻し、続けて、クランク軸21が前
記とは逆回転で180度回転する。
【0040】するとカム18,20を介して旋回杆17
及び誘導杆19が上方に移動し、それに伴って旋回軸1
が旋回ガイド穴15aに従って上方に移動し且つ誘導軸
13も誘導ガイド穴16dに案内されて上方に移動する
。かくして、旋回体Sは上方に移動しながら旋回し、吸
着ヘッド7を前記下降時と同じ軌跡を逆に辿りながら移
動させて、該吸着ヘッド7の外面を上方に向けて収容ケ
ース24下部に対向させ最初の姿勢に戻る。
【0041】前記動作を繰り返して、搬送されてくる容
器25に蓋23を供給し接着する。以上のような蓋の供
給接着装置を使用することで、容器25に蓋23が所定
位置に所定姿勢で確実に供給され、そのままの状態で直
ぐ接着し密封されるために、コンベヤ26によって搬送
される間に蓋23の位置及び姿勢に狂いが生じることが
なくなり、さらには、蓋の接着工程を別工程として用意
する必要がなくなる。
【0042】なお、本実施例では、加熱機の一部として
高周波誘導加熱装置の発振機10を取付けて用いたが、
電気ヒータ等、他の公知の加熱機構を使用してもよい。 但し、高周波誘導加熱装置による誘電加熱を用いると接
着する時間が短くて済む。
【0043】また、前記実施例では加熱機は、吸着ヘッ
ド7とは別に構成しているが、吸着ヘッド7の径を大き
くして該吸着ヘッド7の外周部に設けてもよい。さらに
、旋回体Sの旋回手段は本実施例の手段に限ることなく
、特公昭55─26044号や特開昭59─14290
5号公報等に記載されている他の公知の手段を用いても
よいし、また、収納ケース23から容器25の上部開口
部に蓋23を移送可能であればよいから、収納ケース2
4を機枠27の天井とは別の場所に設置して、他の公知
の方法で吸着ヘッド7と接着ヘッド9を移動させてもよ
い。
【0044】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の蓋の
供給接着装置は、容器に蓋を供給する工程と該容器に蓋
を接着する工程を一工程で行うことができ、容器入り食
品等の製造工程数を減らすことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の旋回体を示す一部破断した側面図で
ある。
【図2】本実施例の蓋の供給接着装置を示す一部破断し
た側面図である。
【図3】本実施例の旋回軸案内板を示す正面図である。
【図4】本実施例の誘導軸案内板を示す正面図である。
【符号の説明】
1    旋回軸 4    シリンダ装置 6    進退杆 7    吸着ヘッド 9    接着ヘッド 10  高周波発振機 13  誘導軸 15a  旋回ガイド穴 16d  誘導ガイド穴 17    旋回杆 18    旋回カム 19    誘導杆 20    誘導カム 21    クランク軸 23    蓋 24    収納ケース 25  容器 S    旋回体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  蓋を吸着可能な吸着ヘッドと、その吸
    着ヘッドを、蓋収納部と前記蓋が被せられる容器の上部
    開口部との間で移動させる吸着ヘッド移動装置とを備え
    、蓋を吸着した吸着ヘッドを別に搬送される容器の上部
    開口部に移動させて蓋を容器に供給する蓋の供給装置に
    おいて、下面が前記容器の開口縁部全面に接する形状と
    寸法とを有する加熱機と、その加熱機を、前記容器の開
    口縁部と対向させ該開口縁部に対して相対移動させる加
    熱機移動装置とを備えたことを特徴とする蓋の供給接着
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002004293A1 (fr) * 2000-07-06 2002-01-17 Fuji Manufacturing Corporation Ltd. Dispositif de distribution de couvercles

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WO2002004293A1 (fr) * 2000-07-06 2002-01-17 Fuji Manufacturing Corporation Ltd. Dispositif de distribution de couvercles
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