JP3213372B2 - 火災警報システム - Google Patents

火災警報システム

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JP3213372B2
JP3213372B2 JP10497592A JP10497592A JP3213372B2 JP 3213372 B2 JP3213372 B2 JP 3213372B2 JP 10497592 A JP10497592 A JP 10497592A JP 10497592 A JP10497592 A JP 10497592A JP 3213372 B2 JP3213372 B2 JP 3213372B2
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孝 栗尾
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災感知器からのアナ
ログ出力の時間変化の履歴に基づいて火災・非火災の判
定を行う火災警報システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、火災感知器からのアナログ出
力の時間変化の履歴に基づいて火災・非火災を判定する
ようにした火災警報システムが提案されている。この種
の火災警報システムは、複数の火災感知器を感知器回線
を介して接続した受信機を備えており、受信機に設けた
CRT、液晶表示器、プラズマディスプレイ装置等の表
示手段によって、各火災感知器の出力レベルの変化や対
応する火災感知器の設置場所などの情報を監視者に知ら
せることができるようになっている。また、火災が発生
した場合などに、連絡先や通報先を表示するガイダンス
表示領域が表示手段に設けられているものもある。ガイ
ダンス表示領域に表示される内容は火災感知器の出力レ
ベルの時間変化に即応して変化する内容ではなく、あら
かじめ決められている固定的な内容になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、火災感知器
の出力レベルの時間変化の履歴に基づいて火災・非火災
の判定を行うから判定の過程が複雑であって、上述のよ
うな固定的なガイダンスが表示されただけでは、監視者
は真偽の判断ができないものである。すなわち、判定の
結果が監視者にも納得できるような、わかりやすい表示
を行い、また、火災感知器で検出している状況に対応し
て的確な表示内容が得られるようにすることが要求され
ている。
【0004】本発明は上記要求を満たすことを目的とす
るものであり、火災感知器による検出状況や火災に関す
る判定結果などが監視者に理解しやすい表示を行うよう
にした火災警報システムを提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、アナログ出力
が得られる火災感知器の出力に対して複数段階の発報レ
ベルが設定されたレベル判定手段と、火災感知器の出力
レベルが各発報レベルに達したときに出力レベルの時間
変化の履歴に基づいて火災・非火災を判定する火災判定
手段と、各種情報を表示する表示手段とを備えた火災警
報システムを共通の構成とする。
【0006】請求項1の発明では、上記目的の達成のた
めに、表示手段は、火災感知器の出力レベルと各発報レ
ベルとの関係に応じて、レベル判定手段および火災判定
手段に基づく推論結果として火災・非火災の確信度を示
す表示を行う推論ガイダンス表示領域を備えている。請
求項2の発明では、各火災感知器ごとに出力レベルが各
発報レベルを越えた回数のうち火災ではなかった非火災
回数を各発報レベルごとに記憶する非火災回数記憶手段
を備え、表示手段は、非火災回数記憶手段に記憶された
非火災回数に基づいて各火災感知器の過去における各発
報レベル別の非火災回数を表示する非火災回数表示領域
を備えている。
【0007】請求項3の発明では、表示手段は、火災感
知器の出力レベルの推移の履歴をグラフ表示するグラフ
表示領域を備えるとともに、火災感知器の出力レベルが
各発報レベルを越えた時点で火災判定手段による判定結
果をグラフ表示領域に表示するのである。請求項4の発
明では、火災判定手段による判定結果に基づいてその火
災感知器の出力レベルの以後の時間変化の上下限の範囲
を予測する予測手段を備え、表示手段は、火災感知器の
出力レベルの推移の履歴をグラフ表示するグラフ表示領
域を備えるとともに、予測手段による予測結果をグラフ
表示領域に表示する。
【0008】請求項5の発明では、火災感知器の出力レ
ベルが所定の発報レベルを越えた時点から蓄積時間の計
時を開始する計時手段と、蓄積時間の計時終了時に火災
感知器の出力レベルに応じて警報発報の要否を決定する
発報決定手段と、蓄積時間の計時開始時点での火災判定
手段の判定結果に基づいて蓄積時間を設定する蓄積時間
設定手段とを備え、表示手段は蓄積時間設定手段により
設定された蓄積時間を表示する蓄積時間表示領域を備え
るのである。
【0009】請求項6の発明では、火災感知器の出力レ
ベルが所定の発報レベルを越えた時点から蓄積時間の計
時を開始する計時手段と、蓄積時間の計時終了時に火災
感知器の出力レベルに応じて警報発報の要否を決定する
発報決定手段と、蓄積時間の計時開始時点での火災判定
手段の判定結果に基づいて蓄積時間を設定する蓄積時間
設定手段とを備え、表示手段は、火災感知器の出力レベ
ルの推移の履歴をグラフ表示するグラフ表示領域を備え
るとともに、グラフ表示領域のうちで蓄積時間の経過後
の範囲であって警報が発報される火災感知器の出力レベ
ルの範囲をグラフ表示領域に示すのである。
【0010】請求項7の発明では、火災感知器の出力レ
ベルに対して複数段階の発報レベルが設定されたレベル
判定手段を備え、表示手段は、各発報レベルごとに付与
された名称である発報名を文字によって表示する発報名
表示領域を備え、火災感知器の出力レベルが各発報レベ
ルに達したときには対応する発報名の文字の表示状態を
変え、各発報レベルを越えて次の発報レベルに達するま
での間では次の発報レベルに対応する発報名の文字を発
報レベルに達したときとは異なる表示状態で表示するの
である。
【0011】請求項8の発明では、表示手段は、現在の
状況を簡単な文章で表したメッセージを表示するメッセ
ージ表示領域を備えるのである。請求項9の発明では、
火災感知器の出力レベルが所定の発報レベルを越えた時
点から増加し警報を発報するときを最大値とした火災発
生の可能性の目安となる危険度を計算する危険度計算手
段を備え、表示手段は直線状の表示領域を有し長さの変
化によって危険度を表すのである。
【0012】請求項10の発明では、火災感知器の出力
レベルが所定の発報レベルを越えた時点から増加し警報
を発報するときを最大値とした火災発生の可能性の目安
となる危険度を計算する危険度計算手段を備え、表示手
段は円形状の表示領域を有し径の変化によって危険度を
表すのである。請求項11の発明では、火災感知器の出
力レベルが所定の発報レベルを越えた時点から増加し警
報を発報するときを最大値とした火災発生の可能性の目
安となる危険度を計算する危険度計算手段を備え、表示
手段は色が可変である表示領域を有し色の変化によって
危険度を表すのである。
【0013】請求項12の発明では、火災感知器の出力
レベルが所定の発報レベルを越えた時点から増加し警報
を発報するときを最大値とした火災発生の可能性の目安
となる危険度を計算する危険度計算手段を備え、表示手
段は単位時間当たりの時間変化の形態を変化させること
によって危険度を表すのである。
【0014】
【作用】請求項1の構成によれば、火災感知器の出力レ
ベルと各発報レベルとの関係に応じて、レベル判定手段
および火災判定手段に基づく推論結果として火災・非火
災の確信度を示す表示を行う推論ガイダンス表示領域を
表示手段に設けているので、火災感知器の出力レベルの
推移に応じた火災・非火災の確信度を表す判定結果が表
示されるのであって、監視者が状況を的確に把握するこ
とが可能になるのである。
【0015】請求項2の構成によれば、各火災感知器ご
とに出力レベルが各発報レベルを越えた回数のうち火災
ではなかった非火災回数を表示するので、発報レベルを
越えているにもかかわらず警報が発生しなかったような
場合に、過去の非火災回数を見れば判定結果が納得しや
すくなるのである。請求項3の構成によれば、火災感知
器の出力レベルの推移の履歴をグラフ表示するグラフ表
示領域を表示手段に設け、火災感知器の出力レベルが各
発報レベルを越えた時点で火災判定手段による判定結果
をグラフ表示領域に表示するので、火災感知器の出力レ
ベルの推移に対応して判定結果が表示されることにな
り、判定結果の真偽を納得しやすくなるのである。
【0016】請求項4の構成によれば、火災判定手段に
よる判定結果に基づいてその火災感知器の出力レベルの
以後の時間変化の上下限の範囲を予測し、火災感知器の
出力レベルの推移の履歴をグラフ表示するグラフ表示領
域に予測結果を表示するので、現在の状況に基づいた今
後の推移を監視者にあらかじめ把握させることができ、
警報が突然発報される場合に比較して、監視者に準備期
間が与えられることになって、対応が迅速になるのであ
る。
【0017】請求項5の構成によれば、判定結果に基づ
いて設定された蓄積時間を表示するので、蓄積時間の長
短が容易にわかるのである。請求項6の構成によれば、
火災感知器の出力レベルの推移の履歴をグラフ表示する
グラフ表示領域に、蓄積時間の経過後の範囲であって警
報が発報される火災感知器の出力レベルの範囲を示すの
で、火災感知器の出力レベルの推移の傾向によって警報
が発報されるかどうかを予測しやすく、また、警報が発
報されなかったときには、その理由を納得しやすいこと
になる。
【0018】請求項7の構成によれば、各発報レベルご
とに付与された名称である発報名を文字によって表示
し、火災感知器の出力レベルと発報レベルとの関係に応
じて発報名の表示状態を変化させるのであって、火災感
知器の出力レベルに対応する状況が把握しやすいのであ
る。しかも、各発報レベルを越えて次の発報レベルに達
するまでの間では次の発報レベルに対応する発報名の文
字を発報レベルに達したときとは異なる表示状態で表示
するので、各発報名に対応する状態に達する前に予備的
に表示がなされることによって、監視者に準備期間が与
えられることになるから、対応が迅速になるのである。
【0019】請求項8の構成によれば、現在の状況を簡
単な文章で表したメッセージを表示するから、現在の状
況を容易に理解できるのである。請求項9の構成によれ
ば、直線状の表示領域を設け長さの変化によって危険度
を表すので、危険度がイメージとして把握しやすくな
る。請求項10の構成によれば、円形状の表示領域を設
け径の変化によって危険度を表すので、請求項9と同様
に危険度がイメージとして把握しやすくなる。
【0020】請求項11の構成によれば、色が可変であ
る表示領域を設け色の変化によって危険度を表すので、
色の種類を適宜選択すれば、危険度の把握が容易にな
る。請求項12の構成によれば、単位時間当たりの時間
変化の形態を変化させることによって危険度を表すの
で、たとえば、音や光を断続させる場合であれば時間間
隔や断続回数、音や光が発生する時間の長さ、音の周波
数などを変化させることによって、危険度を容易に把握
させることができる。
【0021】
【実施例】
(実施例1)図2に示すように、多数個の火災感知器1
が感知器回線を介して受信機2に接続される。火災感知
器1にはそれぞれアドレスが設定されており、受信機2
では火災感知器1のアドレスを認識することによって、
火災感知器1の位置を識別できるようになっている。
【0022】火災感知器1としては、煙粒子による光の
散乱を利用して煙濃度を検出する光電式の煙感知器や、
放射線源を備え電極間の煙粒子を放射線でイオン化する
ことによって電極間に流れるイオン電流の変化を検出す
るイオン化式の煙感知器など、火災の状況に対応したア
ナログ出力が得られるものが用いられる。受信機2に
は、火災感知器1のアナログ出力が入力され、アナログ
信号は一定時間間隔でサンプリングされる。サンプリン
グ値は、レベル判定部11においてレベルが判定され
る。レベル判定部11では、3段階の発報レベルが設定
されており、低いほうから、予報レベル、火災報レベ
ル、連動報レベルと命名されている。火災感知器1の出
力レベルが各発報レベルに達すると、レベル判定部11
からは、それぞれ予報、火災報、連動報が発生する。予
報レベル、火災報レベル、連動報レベルは、煙濃度で示
すと、たとえば5.5%/m、10.5%/m、15%
/mなどとすることができる。また、火災感知器1の出
力レベルが各発報レベルに達すると、火災判定部12で
は、火災感知器1の出力レベルの時間変化の履歴に基づ
いて、火災・非火災の程度である確信度を求める。火災
判定部12は、ファジー論理に基づいて推論を行うので
あって、火災感知器1の出力レベルの過去の所定期間の
サンプリング値に基づいて、出力レベルの変化パターン
を検出し、たとえば、火災、水蒸気、タバコの煙、調理
の煙などの種別を適宜メンバシップ関数によって分類
し、それぞれの種別に関する程度の高さを確信度として
求める。すなわち、一般に、火災感知器1の出力レベル
を変化させる原因の種類ごとに時間変化のパターンに特
徴があるから、このような特徴的な変化パターンを判別
することによって、種別を分類するのである。ただし、
異なる原因であっても類似した変化パターンを呈するこ
とがあるから、可能性の高さを確信度として表すのであ
る。
【0023】危険度計算部14では、後述する非火災回
数記憶部13に記憶されている各火災感知器1ごとの非
火災回数と、火災判定部12で求めた確信度とに基づく
適宜メンバシップ関数を用いたルールを適用して、警報
を発報すべき緊急の程度である危険度を求める。危険度
は、警報を発報する時点を100とし、火災発生の可能
性の目安を示す0から100の値であって、火災感知器
1の出力レベルが火災報レベルに達するまでの第1段階
と、火災報レベルに達した時点での第2段階と、火災報
レベル以後の第3段階との3段階で変化パターンが変わ
るようになっている。すなわち、火災感知器1が煙感知
器であるとして、図3に示すように、第1段階では煙濃
度に応じて危険度が変化し、煙濃度に対する危険度の傾
きは、非火災回数に基づく誤報の発生のしやすさにより
決定される。第2段階では、火災判定部12で求めた確
信度に基づいて、火災・非火災の別に応じて危険度を上
下させる。さらに、第3段階では、時間経過とともに定
率で危険度を上昇させるのである。後述する蓄積時間の
経過後に、火災感知器1の出力レベルが所定レベルを越
えていれば、危険度は100になる。要するに、火災の
可能性が高いほど危険度は増加する。
【0024】一方、火災判定部12において確信度が求
められると、蓄積時間設定部15では確信度に基づいて
蓄積時間の長さを決定する。蓄積時間は、火災感知器1
の出力レベルが火災報レベルに達した時点から計時さ
れ、蓄積時間の計時中には火災感知器1からの出力を受
け付けないようにし、蓄積時間の終了後の火災感知器1
の出力レベルに基づいて警報の発報の要否を判断するこ
とによって、一過性の原因による誤報を防止するために
設定される。したがって、火災の確信度が高いときには
蓄積時間は短く設定され、非火災の確信度が高いときに
は蓄積時間は長く設定される。蓄積時間が設定される
と、計時部16によって蓄積時間の計時が開始される。
蓄積時間の経過後に、火災感知器1の出力レベルが所定
レベルを越えているときには、発報決定部17での判定
結果に基づいて警報発生部18から警報が発報される。
ここにおいて、非火災回数記憶部13では、非火災であ
る(警報を発報しなかった)にもかかわらず火災感知器
1の出力レベルが各発報レベルに達した回数を、各発報
レベル別の発生回数として火災感知器1ごとに積算して
記憶する。したがって、火災感知器1の配置場所によっ
て誤報が発生しやすい場合には、誤報の発生度数を考慮
に入れて危険度を算出することになる。
【0025】さらに、火災判定部12で求めた確信度に
基づいて、予測部19では以後の火災感知器1の出力レ
ベルの変化を予測する。この場合の予測とは、時間経過
に伴う上限値と下限値とを求めるものであって、火災感
知器1の出力レベルが今後取り得る範囲を示す。上述の
ようにして求められた危険度、予測範囲を含む各種情報
は、ディスプレイ装置である表示部20に表示される。
表示部20の画面は、図1に示すように構成されてい
る。すなわち、各火災感知器1の配置位置に応じた場所
名を表示した場所表示領域D1 、各火災感知器1の出力
レベルを各発報レベル別に表示する発報レベル表示領域
2 、各火災感知器1の出力レベルに応じた連絡先、通
報先、監視者としての対応策などを指示する指示ガイダ
ンス表示領域D3 、レベル判定部11で検出されている
火災感知器1の現在の状態や、火災判定部12での判定
結果(推論結果)を表示する推論ガイダンス表示領域D
4 、非火災回数記憶部13に記憶された非火災回数を各
発報レベル別に表示する非火災回数表示領域D 5 などを
備えている。発報レベル表示領域D2 の情報は、すべて
の火災感知器1について表示されるが、指示ガイダンス
表示領域D3 、推論ガイダンス表示領域D4 、非火災回
数表示領域D5 は、特定の火災感知器1に対応してのみ
表示される。どの火災感知器1に対応するかは、場所表
示領域D1 の場所名に下線を付与することなどによって
示される。
【0026】推論ガイダンス表示領域D4 では、予報レ
ベルを越えたとき、火災報レベルを越えたとき、火災報
を発報したとき、連動報を発報したとき、予報レベル以
下に下がったときの各場合について、火災感知器1の出
力レベルに対応した表示や推論結果の表示を行う。たと
えば、火災感知器1の出力レベルに対応した表示として
は、次のような表示を行う。
【0027】 予報レベルを越えたとき :予報レベル(5%/m)を越えています 火災報レベルを越えたとき :火災報レベル(10%/m)を越えています 蓄積時間を30秒に設定します 火災報を発報したとき :火災報発報 連動報を発報したとき :連動報発報 予報レベル以下に下がったとき:−時−分に、予報が発
生しましたまた、推論結果の表示は、推論結果である旨
の記号とともに、次のような表示を行う。すなわち、原
因(火災、水蒸気、タバコ、調理の煙)の種類別の確信
度について、−−の場所に原因名を挿入して次の形式で
表示する。
【0028】 確信度の低いとき :−−の可能性があります 確信度が中位のとき :−−の可能性が高いと考えられます 確信度が高いとき :−−の可能性が非常に高いと考えられます 非火災回数表示領域D5 には、過去3ケ月について非火
災回数を発報レベル別に表示する。たとえば、次のよう
になる。
【0029】予報 :10回/過去3ケ月 火災報 : 2回/過去3ケ月 連動報 : 1回/過去3ケ月 以上のような表示例をまとめると図4のようになる。図
4における矢印は、表示の推移の方向を示す。また、同
図の(a)は予報レベルを越えたとき、(b)は火災報
レベルを越えたとき、(c)は火災報を発報したとき、
(d)は連動報を発報したとき、(e)は予報レベル以
下に下がったときを示し、(a)(b)(c)では推論
結果であることを示すマークMが表示される。
【0030】以上のように、各種情報を表示手段に表示
するのであって、とくに、推論ガイダンス表示領域D4
および非火災回数表示領域D5 を設けたことによって、
予告なく突然に警報発報(ベルの鳴動)がなされずに、
経過が表示されることによって、受入れ準備ができるの
である。すなわち、次に取るべき行動の指針が得られ
る。また、各場所における過去の非火災での発報状況が
わかるから、誤報が発生しないような対策をとることが
できる。
【0031】(実施例2)本実施例では、表示部20の
画面を図5に示すような構成としている。すなわち、各
火災感知器1の配置位置に応じた場所名を表示した場所
表示領域D1 のほか、当該火災検知器1の出力レベルの
推移の履歴などを表示するグラフ表示領域D6 を備え、
さらに、蓄積時間を表示する蓄積時間表示領域D7 、発
報レベルごとの名称を表示する発報名表示領域D8 、危
険度を表示する危険度表示領域D9、火災判定部12で
求めた各原因別の確信度を表示する確信度表示領域
10、現在の状況を簡単な文章で表したメッセージを表
示するメッセージ表示領域D11などを備えている。
【0032】また、グラフ表示領域D6 には、予報レベ
ルを越えたときと、火災報レベルを越えたときに、それ
ぞれの時点で、もっとも高い確信度が得られた原因名
(すなち、判定結果(推論結果))Nを表示する。さら
に、予測部19によって予測した火災検知器1の出力レ
ベルの今後の推移の上限と下限との範囲を、グラフ表示
領域D6 に、実線で示した過去の履歴の延長として破線
で示すことによって、変化傾向を示すようになってい
る。すなわち、火災報レベルに達した時点での火災判定
部12での推論結果に基づいて、燻焼火災ならば図6
(a)のように予測し、水蒸気ならば図6(b)のよう
に予測し、タバコの煙ならば図6(c)のように予測す
ればよい。また、グラフ表示領域D6 には、斜線部Lと
して示すように、蓄積時間の経過後で警報を発報するレ
ベル以上の範囲を表す表示がなされる。この範囲の表示
は、他の部分と色を変えたり、濃度を変えることによっ
て示すことができる。火災感知器1の出力レベルがこの
斜線部Lの範囲に入ると警報が発報するのである。
【0033】発報名表示領域D8 では、各発報レベルご
との名称(予報、火災報、連動報)の名称が文字によっ
て表示され、予報発生時には「予報」の文字を反転表示
し、火災報レベルを越えると「火災報」の文字を点滅表
示し、火災報が発生すると「火災報」の文字を反転表示
し、連動報レベルを越えると「連動報」の文字を点滅表
示し、連動報が発生すると「連動報」の文字を反転表示
する。要するに、各発報レベルを越えると、その発報レ
ベルに対する警告として点滅表示を行い、実際い発報し
たときには反転表示によって示すのである。
【0034】危険度表示部D9 、確信度表示部D10は、
ともにバーグラフによって表示を行うようになってい
る。また、危険度についてはバーグラフの上に数値によ
っても示される。危険度を表示することによって、警報
が発報されるまでの経過がわかりやすくなり、突然に警
報が発報される場合に比較すれば、受入れ準備ができる
ことになり、次に取るべき行動の指針を与えやすくなる
のである。メッセージ表示領域D11には、次のようなメ
ッセージを表示すればよい。
【0035】 定常時 :データ計測中です 予報発生時 :予報レベルを越えました。推論開始します 火災報レベルを越えるまで :ただいま推論中です 火災報レベルを越えたとき :火災報レベルを越えました。蓄積時間を設定 します 蓄積時間中 :ただいま蓄積時間をカウントしています 火災報発生時 :火災報発報 定常時に戻ったとき :定常状態に戻りました。推論を終了します 以上のように、予報の発生や火災報レベルを越えて蓄積
時間に入ったときに、そのときの状態や推論の内容が表
示されるから、監視者は警報の発報に至るまでの状況を
的確に把握できることになり、次に取るべき行動の指針
を得ることができるのである。他の構成は実施例1と同
様である。
【0036】(実施例3)本実施例は、危険度表示領域
9 の形態についての例であって、図7に示すように、
直線状のバーグラフとして危険度の上昇とともに表示範
囲を大きくしたり、図8に示すように、円形に形成して
危険度の上昇とともに表示径を大きくすればよい。図7
に示すものでは、長手方向に10ずつ区切線を設けるよ
うにすればよい。また、図8に示すものでは、径方向に
10ずつ同心円状の区切線を設けるようにすればよい。
【0037】さらに、一か所で色を変えることによって
危険度を示すようにしてもよい。たとえば、黄色→橙色
→赤色というように危険度の上昇とともに、警告のイメ
ージを強める色に変化するような可変色の表示方法とし
てもよい。表示部20は、必ずしもディスプレイ装置の
画面上に設定する必要はなく、受信機2の前面にディス
プレイ装置の画面とは別途に設けるようにしてもよい。
他の構成は実施例2と同様である。
【0038】(実施例4)本実施例では、危険度の表示
を音響表示とし、ブザー等の鳴動状態を変化させること
によって危険度の程度を表すようになっている。すなわ
ち、危険度に応じて鳴動時間の長さを変えたり、周波数
を変えたり、断続音であれば断続の間隔を変えたりする
のである。要するに、単位時間当たりの時間変化の形態
を変えることによって、音響による危険度の表示を可能
としているのである。他の構成は実施例2と同様であ
る。
【0039】(実施例5)本実施例では、危険度の表示
をランプによるものとし、ランプの点灯状態を変化させ
ることによって危険度の程度を表すようになっている。
すなわち、危険度に応じて点滅の回数を変えたり、点滅
の間隔を変えたりするのである。単位時間当たりの時間
変化の形態を変えることによって、ランプによる危険度
の表示を可能としているのである。他の構成は実施例2
と同様である。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明は、火災感知器の出力レ
ベルと各発報レベルとの関係に応じて、レベル判定手段
および火災判定手段に基づく推論結果として火災・非火
災の確信度を示す表示を行う推論ガイダンス表示領域を
表示手段に設けているので、火災感知器の出力レベルの
推移に応じた火災・非火災の確信度を表す判定結果が表
示されるのであって、監視者が状況を的確に把握するこ
とが可能になるという利点がある。
【0041】請求項2の発明は、各火災感知器ごとに出
力レベルが各発報レベルを越えた回数のうち火災ではな
かった非火災回数を表示するので、発報レベルを越えて
いるにもかかわらず警報が発生しなかったような場合
に、過去の非火災回数を見れば判定結果が納得しやすく
なるという効果がある。請求項3の発明は、火災感知器
の出力レベルの推移の履歴をグラフ表示するグラフ表示
領域を表示手段に設け、火災感知器の出力レベルが各発
報レベルを越えた時点で火災判定手段による判定結果を
グラフ表示領域に表示するので、火災感知器の出力レベ
ルの推移に対応して判定結果が表示されることになり、
判定結果の真偽を納得しやすくなるという利点を有す
る。
【0042】請求項4の発明は、火災判定手段による判
定結果に基づいてその火災感知器の出力レベルの以後の
時間変化の上下限の範囲を予測し、火災感知器の出力レ
ベルの推移の履歴をグラフ表示するグラフ表示領域に予
測結果を表示するので、現在の状況に基づいた今後の推
移を監視者にあらかじめ把握させることができ、警報が
突然発報される場合に比較して、監視者に準備期間が与
えられることになって、対応が迅速になるという効果が
ある。
【0043】請求項5の発明は、判定結果に基づいて設
定された蓄積時間を表示するので、蓄積時間の長短が容
易にわかるという利点がある。請求項6の発明は、火災
感知器の出力レベルの推移の履歴をグラフ表示するグラ
フ表示領域に、蓄積時間の経過後の範囲であって警報が
発報される火災感知器の出力レベルの範囲を示すので、
火災感知器の出力レベルの推移の傾向によって警報が発
報されるかどうかを予測しやすく、また、警報が発報さ
れなかったときには、その理由を納得しやすいという利
点がある。
【0044】請求項7の発明は、各発報レベルごとに付
与された名称である発報名を文字によって表示し、火災
感知器の出力レベルと発報レベルとの関係に応じて発報
名の表示状態を変化させるのであって、火災感知器の出
力レベルに対応する状況が把握しやすいのである。しか
も、各発報レベルを越えて次の発報レベルに達するまで
の間では次の発報レベルに対応する発報名の文字を発報
レベルに達したときとは異なる表示状態で表示するの
で、各発報名に対応する状態に達する前に予備的に表示
がなされることによって、監視者に準備期間が与えられ
ることになるから、対応が迅速になるという効果を奏す
る。
【0045】請求項8の発明は、現在の状況を簡単な文
章で表したメッセージを表示するから、現在の状況を容
易に理解できるという利点がある。請求項9の発明は、
直線状の表示領域を設け長さの変化によって危険度を表
すので、危険度がイメージとして把握しやすくなるとい
う利点がある。請求項10の発明は、円形状の表示領域
を設け径の変化によって危険度を表すので、危険度がイ
メージとして把握しやすくなる。
【0046】請求項11の発明は、色が可変である表示
領域を設け色の変化によって危険度を表すので、色の種
類を適宜選択すれば、危険度の把握が容易になる。請求
項12の発明は、単位時間当たりの時間変化の形態を変
化させることによって危険度を表すので、たとえば、音
や光を断続させる場合であれば時間間隔や断続回数、音
や光が発生する時間の長さ、音の周波数などを変化させ
ることによって、危険度を容易に把握させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す画面の構成例を示す説明図であ
る。
【図2】実施例1を示すブロック回路図である。
【図3】実施例1における危険度についての説明図であ
る。
【図4】実施例1における表示例を示す説明図である。
【図5】実施例2を示す画面の構成例を示す説明図であ
る。
【図6】実施例2における予測の例を示す説明図であ
る。
【図7】実施例3における危険度を表示する形態の一例
を示す図である。
【図8】実施例3における危険度を表示する形態の他例
を示す図である。
【符号の説明】
1 火災感知器 2 受信機 11 レベル判定部 12 火災判定部 13 非火災回数記憶部 14 危険度計算部 15 蓄積時間設定部 16 計時部 17 発報決定部 18 警報発生部 19 予測部 20 表示部 D4 推論ガイダンス表示領域 D5 非火災回数表示領域 D6 グラフ表示領域 D7 蓄積時間表示領域 D8 発報名表示領域 D9 危険度表示領域 D10 確信度表示領域 D11 メッセージ表示領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−12398(JP,A) 特開 平4−21198(JP,A) 特開 平2−173895(JP,A) 特開 平1−194098(JP,A) 特開 昭60−134999(JP,A) 特開 昭60−3095(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 G08B 23/00 - 31/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ出力が得られる火災感知器の出
    力に対して複数段階の発報レベルが設定されたレベル判
    定手段と、火災感知器の出力レベルが各発報レベルに達
    したときに出力レベルの時間変化の履歴に基づいて火災
    ・非火災を判定する火災判定手段と、各種情報を表示す
    る表示手段とを備えた火災警報システムにおいて、表示
    手段は、火災感知器の出力レベルと各発報レベルとの関
    係に応じて、レベル判定手段および火災判定手段に基づ
    く推論結果として火災・非火災の確信度を示す表示を行
    推論ガイダンス表示領域を備えることを特徴とする火
    災警報システム。
  2. 【請求項2】 アナログ出力が得られる火災感知器の出
    力に対して複数段階の発報レベルが設定されたレベル判
    定手段と、火災感知器の出力レベルが各発報レベルに達
    したときに出力レベルの時間変化の履歴に基づいて火災
    ・非火災を判定する火災判定手段と、各種情報を表示す
    る表示手段とを備えた火災警報システムにおいて、各火
    災感知器ごとに出力レベルが各発報レベルを越えた回数
    のうち火災ではなかった非火災回数を各発報レベルごと
    に記憶する非火災回数記憶手段を備え、表示手段は、非
    火災回数記憶手段に記憶された非火災回数に基づいて各
    火災感知器の過去における各発報レベル別の非火災回数
    を表示する非火災回数表示領域を備えていることを特徴
    とする火災警報システム。
  3. 【請求項3】 アナログ出力が得られる火災感知器の出
    力に対して複数段階の発報レベルが設定されたレベル判
    定手段と、火災感知器の出力レベルが各発報レベルに達
    したときに出力レベルの時間変化の履歴に基づいて火災
    ・非火災を判定する火災判定手段と、各種情報を表示す
    る表示手段とを備えた火災警報システムにおいて、表示
    手段は、火災感知器の出力レベルの推移の履歴をグラフ
    表示するグラフ表示領域を備えるとともに、火災感知器
    の出力レベルが各発報レベルを越えた時点で火災判定
    による判定結果をグラフ表示領域に表示することを特
    徴とする火災警報システム。
  4. 【請求項4】 アナログ出力が得られる火災感知器の出
    力に対して複数段階の発報レベルが設定されたレベル判
    定手段と、火災感知器の出力レベルが各発報レベルに達
    したときに出力レベルの時間変化の履歴に基づいて火災
    ・非火災を判定する火災判定手段と、各種情報を表示す
    る表示手段とを備えた火災警報システムにおいて、火災
    判定手段による判定結果に基づいてその火災感知器の出
    力レベルの以後の時間変化の上下限の範囲を予測する予
    測手段を備え、表示手段は、火災感知器の出力レベルの
    推移の履歴をグラフ表示するグラフ表示領域を備えると
    ともに、予測手段による予測結果をグラフ表示領域に表
    示することを特徴とする火災警報システム。
  5. 【請求項5】 アナログ出力が得られる火災感知器の出
    力に対して複数段階の発報レベルが設定されたレベル判
    定手段と、火災感知器の出力レベルが各発報レベルに達
    したときに出力レベルの時間変化の履歴に基づいて火災
    ・非火災を判定する火災判定手段と、各種情報を表示す
    る表示手段とを備えた火災警報システムにおいて、火災
    感知器の出力レベルが所定の発報レベルを越えた時点か
    ら蓄積時間の計時を開始する計時手段と、蓄積時間の計
    時終了時に火災感知器の出力レベルに応じて警報発報の
    要否を決定する発報決定手段と、蓄積時間の計時開始時
    点での火災判定手段の判定結果に基づいて蓄積時間を設
    定する蓄積時間設定手段とを備え、表示手段は蓄積時間
    設定手段により設定された蓄積時間を表示する蓄積時間
    表示領域を備えることを特徴とする火災警報システム。
  6. 【請求項6】 アナログ出力が得られる火災感知器の出
    力に対して複数段階の発報レベルが設定されたレベル判
    定手段と、火災感知器の出力レベルが各発報レベルに達
    したときに出力レベルの時間変化の履歴に基づいて火災
    ・非火災を判定する火災判定手段と、各種情報を表示す
    る表示手段とを備えた火災警報システムにおいて、火災
    感知器の出力レベルが所定の発報レベルを越えた時点か
    ら蓄積時間の計時を開始する計時手段と、蓄積時間の計
    時終了時に火災感知器の出力レベルに応じて警報発報の
    要否を決定する発報決定手段と、蓄積時間の計時開始時
    点での火災判定手段の判定結果に基づいて蓄積時間を設
    定する蓄積時間設定手段とを備え、表示手段は、火災感
    知器の出力レベルの推移の履歴をグラフ表示するグラフ
    表示領域を備えるとともに、グラフ表示領域のうちで蓄
    積時間の経過後の範囲であって警報が発報される火災感
    知器の出力レベルの範囲をグラフ表示領域に示すことを
    特徴とする火災警報システム。
  7. 【請求項7】 アナログ出力が得られる火災感知器の出
    力に対して複数段階の発報レベルが設定されたレベル判
    定手段と、火災感知器の出力レベルが各発報レベルに達
    したときに出力レベルの時間変化の履歴に基づいて火災
    ・非火災を判定する火災判定手段と、各種情報を表示す
    る表示手段とを備えた火災警報システムにおいて、火災
    感知器の出力レベルに対して複数段階の発報レベルが設
    定されたレベル判定手段を備え、表示手段は、各発報レ
    ベルごとに付与された名称である発報名を文字によって
    表示する発報名表示領域を備え、火災感知器の出力レベ
    ルが各発報レベルに達したときには対応する発報名の文
    字の表示状態を変え、各発報レベルを越えて次の発報レ
    ベルに達するまでの間では次の発報レベルに対応する発
    報名の文字を発報レベルに達したときとは異なる表示状
    態で表示することを特徴とする火災警報システム。
  8. 【請求項8】 アナログ出力が得られる火災感知器の出
    力に対して複数段階の発報レベルが設定されたレベル判
    定手段と、火災感知器の出力レベルが各発報レベルに達
    したときに出力レベルの時間変化の履歴に基づいて火災
    ・非火災を判定する火災判定手段と、各種情報を表示す
    る表示手段とを備えた火災警報システムにおいて、表示
    手段は、現在の状況を簡単な文章で表したメッセージを
    表示するメッセージ表示領域を備えることを特徴とする
    火災警報システム。
  9. 【請求項9】 アナログ出力が得られる火災感知器の出
    力に対して複数段階の発報レベルが設定されたレベル判
    定手段と、火災感知器の出力レベルが各発報レベルに達
    したときに出力レベルの時間変化の履歴に基づいて火災
    ・非火災を判定する火災判定手段と、各種情報を表示す
    る表示手段とを備えた火災警報システムにおいて、火災
    感知器の出力レベルが所定の発報レベルを越えた時点か
    ら増加し警報を発報するときを最大値とした火災発生の
    可能性の目安となる危険度を計算する危険度計算手段を
    備え、表示手段は直線状の表示領域を有し長さの変化に
    よって危険度を表すことを特徴とする火災警報システ
    ム。
  10. 【請求項10】 アナログ出力が得られる火災感知器の
    出力に対して複数段階の発報レベルが設定されたレベル
    判定手段と、火災感知器の出力レベルが各発報レベルに
    達したときに出力レベルの時間変化の履歴に基づいて火
    災・非火災を判定する火災判定手段と、各種情報を表示
    する表示手段とを備えた火災警報システムにおいて、火
    災感知器の出力レベルが所定の発報レベルを越えた時点
    から増加し警報を発報するときを最大値とした火災発生
    の可能性の目安となる危険度を計算する危険度計算手段
    を備え、表示手段は円形状の表示領域を有し径の変化に
    よって危険度を表すことを特徴とする火災警報システ
    ム。
  11. 【請求項11】 アナログ出力が得られる火災感知器の
    出力に対して複数段階の発報レベルが設定されたレベル
    判定手段と、火災感知器の出力レベルが各発報レベルに
    達したときに出力レベルの時間変化の履歴に基づいて火
    災・非火災を判定する火災判定手段と、各種情報を表示
    する表示手段とを備えた火災警報システムにおいて、火
    災感知器の出力レベルが所定の発報レベルを越えた時点
    から増加し警報を発報するときを最大値とした火災発生
    の可能性の目安となる危険度を計算する危険度計算手段
    を備え、表示手段は色が可変である表示領域を有し色の
    変化によって危険度を表すことを特徴とする火災警報シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 アナログ出力が得られる火災感知器の
    出力に対して複数段階の発報レベルが設定されたレベル
    判定手段と、火災感知器の出力レベルが各発報レベルに
    達したときに出力レベルの時間変化の履歴に基づいて火
    災・非火災を判定する火災判定手段と、各種情報を表示
    する表示手段とを備えた火災警報システムにおいて、火
    災感知器の出力レベルが所定の発報レベルを越えた時点
    から増加し警報を発報するときを最大値とした火災発生
    の可能性の目安となる危険度を計算する危険度計算手段
    を備え、表示手段は単位時間当たりの時間変化の形態を
    変化させることによって危険度を表すことを特徴とする
    火災警報システム。
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