JP3407096B2 - 火災報知設備 - Google Patents

火災報知設備

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JP3407096B2 JP33665595A JP33665595A JP3407096B2 JP 3407096 B2 JP3407096 B2 JP 3407096B2 JP 33665595 A JP33665595 A JP 33665595A JP 33665595 A JP33665595 A JP 33665595A JP 3407096 B2 JP3407096 B2 JP 3407096B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】火災報知設備、特にその表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の火災報知設備は、火災情報の表示
などを行う表示装置のグラフィック表示方式として、設
備の平面図に火災感知器のシンボル表示を配置して、火
災発生等の状態変化をシンボルの色を変えて、視覚的に
訴えるようになっていた。このシンボルの色変化につい
ては、評価制度等の規定に定められており、例えば、平
常時は白点灯、プレアラーム時は黄点滅、火災時は赤点
滅、故障時は白点滅のように変化するようになってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の火
災報知設備では、その表示装置上の火災検知器のシンボ
ル表示を火災発生などの状態変化にあわせて変化させる
ようになっているが、この色の変化は、平常時及び火災
時などの限られた色の変化しかしないものであり、火災
発生時に、どこの区画が最も危険な区画であるかを判断
することが難しく、安全な区画及び危険な区画の判断を
正確に行うことができないという問題点があった。
【0004】本発明は、火災発生時にその火災による、
各地区の危険度を容易に確認することができる火災報知
設備を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る火災報
知設備は、火災現象を検出し、検出した情報をアナログ
値データとして出力する複数の火災感知器と、複数の火
災感知器からのアナログ値データが入力され、入力され
各火災感知器のアナログ値データと火災感知器毎に設
定された火災判別レベルを比較して、各火災感知器の状
態を判別する火災受信機と、各火災感知器毎に設定され
た火災判別レベルを基準にして、各火災感知器からのア
ナログ値データから各火災感知器毎の危険度を判別し、
各火災感知器毎の危険度に基づいて、その各火災感知器
の感知区画内の色を、予め設定された危険度に基づく色
で表示する表示装置とを備え、表示装置により、複数の
火災感知器の感知区画の危険度が判別されて、その危険
度に応じた色で、各火災感知器の感知区画内の色を表示
する。
【0006】また、表示装置は、更に、複数の火災感知
器のシンボルを、その対応する感知区画内に表示し、そ
のシンボル表示の色を、火災受信機により判別された火
災感知器の状態に基づいて変化させるものであってもよ
い。
【0007】そして、表示装置は、更に、シンボル表示
近傍の色を通常色のまま変化させないようにするもので
あってもよい。
【0008】第2の発明に係る火災報知設備は、火災現
象を検出する複数の火災感知器と複数の火災感知器によ
り検出された情報及び予め設定された複数の火災感知器
の情報に基づいて、各火災感知器の状態を判別する火災
受信機と、複数の火災感知器の感知区画を表示し、各感
知区画内の色を、その感知区画の火災判別順序に基づい
て変化させる表示装置とを備え、表示装置により、複数
の火災感知器のそれぞれの感知区画内の色が、その各感
知区画の火災判別順序に応じて変化する。
【0009】第3の発明に係る火災報知設備は、火災現
象を検出する複数の火災感知器と、複数の火災感知器に
より検出された情報及び予め設定された複数の火災感知
器の情報に基づいて、各火災感知器の状態を判別する火
災受信機と、火災受信機による火災判別の総数及び複数
の火災感知器の感知区画の火災判別順序を判別して、複
数の火災感知器の感知区画を表示し、各感知区画内の色
を、その色の変化可能領域内において、火災判別順序間
の色の変化量が一定となるように変化させる表示装置と
を備え、表示装置により、火災受信機による火災判別の
総数及び複数の火災感知器の感知区画の火災判別順序を
判別して、複数の火災感知器のそれぞれの感知区画内の
色が、その色の変化可能領域内において、火災判別順序
間の色の変化量が一定となるように変化させてもよい。
【0010】第4の発明に係る火災報知設備は、上記の
表示装置が、更に、複数の火災感知器のシンボルを、そ
の対応する感知区画内に表示し、そのシンボル表示の色
を、火災受信機により判別された火災感知器の状態に基
づいて変化させるものでもよい。
【0011】さらに、この火災報知設備における、表示
装置は、更に、シンボル表示近傍の色を通常色のまま変
化させないようにするものであってもよい。第5の発明
に係る火災報知設備は、火災現象を検出し、検出した情
報をアナログ値データとして出力する複数の火災感知器
と、複数の火災感知器からのアナログ値データが入力さ
れ、入力されたアナログ値データ及び予め設定された複
数の火災感知器の情報に基づいて、各火災感知器の状態
を判別する火災受信機と、複数の火災感知器からのアナ
ログ値データ及び予め設定された複数の火災感知器の情
報に基づいて、複数の火災感知器の感知区画の危険度を
判別して、複数の火災感知器の感知区画を表示し、各感
知区画内の色を、その感知区画の危険度に基づいて連続
的に変化させる表示装置とを備え、表示装置は、更に、
複数の火災感知器のシンボルを、その対応する感知区画
内に表示し、また、その感知区画内のシンボル表示近傍
の色を、通常色のまま変化させないようにするものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施形態1.図1は本発明の一実施形態に係る火災報知
設備の構成を示すブロック図である。図において、10
は火災感知器であるアナログ式の熱感知器、11は火災
感知器であるアナログ式の煙感知器であり、火災感知器
10,11は、検出した熱及び煙の物理量の情報をアナ
ログ値のデータ(例えば、デジタル化したアナログデー
タ)として出力するものである。20は火災感知器1
0,11からのアナログ信号を受信する火災受信機(R
E)であり、火災受信機20は、火災受信機20の全体
を制御するメイン制御部(MCU)21、火災感知器な
どの各種端末機器の監視制御を行うための信号伝送部
(TRX)22、火災受信機20の盤面での表示や繰作
入力を行うための表示操作部(DP/OP)23、メイ
ン制御部21の動作が物件毎にカスタマイズされるため
の各種データが格納されるデータ格納部(DB)24及
び火災受信機20が収集した情報を外部に移報するため
の移報出力ユニット(LTX)25から構成されてい
る。
【0013】また、30は移報ユニット25からの情報
が入力されるCRT盤(CP)であり、CRT盤30
は、CRT表示を制御する表示処理部(LCU)31、
表示処理部31に従って画面(CRT)32に実際の表
示制御を行うためのCRTコントローラ(CTL)3
3、CRT表示の内容切り換え等の操作入力をタッチペ
ンやキーボードなどから行うための操作部(OP)3
4、画面32に実際の表示する内容のデータ(断面図や
操作説明等)が格納されている表示データ格納部(CD
B)35、外部からの情報、具体的に火災受信機20が
収集した情報を移報入力するための移報入力ユニット
(LRX)36、ITVカメラ37の画像を選択して出
力するITVユニット(ITU)38及びテレビ局から
の緊急放送を受信するためのTVチューナ(TVT)3
9から構成されている。
【0014】次に、この実施形態の動作について説明す
る。まず、火災感知器10,11により検出された情報
は、火災受信機20の信号伝送部22に入力され、メイ
ン制御部21により、火災感知器10,11により検出
された情報及びデータ格納部24に格納されたデータに
基づいて、火災が判別される。
【0015】そして、メイン制御部21により判断され
た情報及び火災感知器10,11により検出された情報
は、移報出力ユニット25を介して、CRT盤30の移
報入力ユニット36に入力され、表示処理部31によ
り、移報ユニット36に入力された情報及び表示データ
格納部35に格納された感知区画のデータに基づいて、
CRTコントローラ33を制御し、画面32に感知区
画、火災感知器のシンボル及び火災感知器の感知情報な
どを表示させる。
【0016】ここで、データ格納部24及び表示データ
格納部35に格納されるデータについて説明する。ま
ず、データ格納部24には、メイン制御部21の動作が
物件毎にカスタマイズされるための各種データが格納さ
れており、火災受信機20が火災感知器などの各端末機
器を監視制御するために、各端末機器に個別に付与され
ているアドレス毎に端末種別や火災判別レベル、連動設
定、表示内容等が格納されるようになっており、この実
施形態では、例えば、図1に示すように、データ格納部
24に格納されているデータとして、アドレスAD、端
末種別ID、プレレベルSP、火災判別レベルSFを対
照して格納している。
【0017】また、表示データ格納部35には、画面3
2に実際に表示する内容のデータが格納されており、建
物の断面図等を利用した警戒区域の形状及び火災感知器
などの端末機器のシンボル等の表示形状のデータ、シン
ボルの火災感知器などの端末機器の平常時、プレアラー
ム時、火災時及び故障時などの状態に基づく表示色のデ
ータが格納され、さらに、火災感知器10,11により
検出されたアナログ値のデータに基づく危険度を示す濃
淡のデータが格納されるようになっており、この実施形
態では、例えば、火災感知器10,11により検出され
たアナログ値のデータに基づく危険度を、火災判別レベ
ルの危険度を「32」として、00〜32〜64の64
段階に分けて、その64段階の危険度のデータに対する
色の濃淡データを格納している。そして、この格納され
ている濃淡データは、画面32に表示される火災感知器
10,11の感知区画の背景などの色として使用される
ようになっている。
【0018】そして、色の濃淡のデータにより、火災判
別レベルの危険度「32」は同じ濃淡の表示色であり、
また、その表示色の濃淡は、危険度「0」から危険度
「64」まで連続的に変化することになり、火災判別レ
ベルの異なる区画であっても、火災判別レベルに達した
区画の表示は同じになり、火災発生時における、各区画
の危険度の変化を感覚的に認識でき、火災によって、危
険な区画がどのように拡がっていくかを正確に把握する
ことができる。
【0019】次に、この実施形態のデータの流れについ
て説明する。図2は、この実施形態のデータの流れを説
明するための説明図である。まず、火災感知器10,1
1は、それぞれ個別のアドレス50をもっており、火災
感知器10,11により検出された情報のアナログ値デ
ータ51は、アドレス50と共に火災受信機20に出力
される。
【0020】そして、火災受信機20に入力されたデー
タは、データ格納部24に格納された火災判別レベルな
どの火災基準値データ53に基づいて火災判別処理60
が行われて火災感知器10,11などの端末機器の端末
状態データ52が生成され、アドレス50、アナログ値
データ51、火災基準値データ53及び端末状態データ
52はCRT盤30に出力される。
【0021】そして、CRT盤30に入力されたそれぞ
れのデータは、表示データ格納部35に格納された情報
に基づいて、アドレス50から感知区画判別61が行わ
れてその地区形状データ54が生成され、アナログ値デ
ータ51及び火災基準値データ53から危険度判別62
が行われて、危険度データ55が生成され、その危険度
データ55から背景色判別63が行われて背景色データ
56が生成され、端末状態データ52からシンボル色判
別64が行われてシンボル色データ57が生成される。
そして、これらの地区形状データ54、背景色データ5
6及びシンボル色データ57は、画面32の表示データ
として使用される。
【0022】ここで、危険度判別62により生成される
危険度について説明する。図3は火災判別レベルの危険
度を「32」としたときの、火災感知器10,11の種
類によるその出力値に対する危険度の関係を示した図で
ある。火災感知器10,11は、その設置される場所に
より、火災判別レベルが異なっており、例えば、図3に
示すように、1種、2種、3種の煙感知器では、それぞ
れ火災判別レベルが、5%/m、10%/m、15%/
mとなっている。
【0023】したがって、煙感知器が、同じ濃度の煙を
検出したとしても、その種類によって、火災判別レベル
に達している感知器もあれば、火災判別レベルに達して
いない感知器もあるということになる。例えば、図3に
示した、1種、2種、3種の煙感知器が、共に、10%
/mの濃度の煙を検出しているとき、1種の煙感知器で
は、火災判別レベルは、5%/mであるので、火災判別
レベルを越えて、危険度が非常に高くなっており、ま
た、2種の煙感知器では、火災判別レベルは、10%/
mであるので、ちょうど火災判別レベルの危険度であ
り、3種の煙感知器では、火災判別レベルは、15%/
mであるので、まだ、火災判別レベルに達していない
が、火災発生レベルに近い危険度であるということにな
る。
【0024】そこで、この実施形態では、図3に示すよ
うに、火災判別レベルの危険度を、火災判別レベルの値
に関係なく、例えば、「32」として統一し、煙感知器
の場合は、濃度が0%/mを定常状態として、危険度
「0」とし、火災判別レベルの2倍の濃度を一番高い危
険度「64」として、煙検知器で検出したアナログ値デ
ータを0%/mから火災判別レベルの2倍の濃度までを
64段階に分けて、その0〜64の値を危険度としてい
る。
【0025】また、定温式熱感知器では、火災判別レベ
ルの温度を危険度「32」とし、危険度を温度の変化量
に応じて危険度を増減させるようになっている。例え
ば、図3に示すような、60℃と70℃の定温式熱感知
器は、それぞれ、60℃、70℃が危険度「32」とな
り、60℃の定温式熱感知器での70℃と、70℃の定
温式熱感知器での80℃が同じ危険度とし、ここでは、
図3に示すように、火災判別レベルから30℃低い危険
度を「0」、火災判別レベルから30℃高い危険度を
「64」として、60℃の変化を64段階に分けて、そ
の0〜64の値を危険度としている。
【0026】また、差動式熱感知器では、火災判別レベ
ルの温度を危険度「32」とし、1分間の温度と現在温
度の温度差0℃を定常状態として危険度「0」とし、火
災判別レベルの2倍の温度差を、危険度「64」とし
て、差動式熱感知器で検出したアナログ値データを0℃
から火災判別レベルの2倍の温度差までを64段階に分
けて、その0〜64の値を危険度としている。
【0027】なお、この実施形態では、図3に示すよう
な、煙感知器、定温式熱感知器及び差動式熱感知器での
危険度の変化を示したが、それぞれの火災感知器で検出
したアナログ値データによる危険度がほぼ同じになるよ
うに設定すれば良い。
【0028】次に、この実施形態の画面32の表示につ
いて説明する。図4は、この実施形態の画面32の表示
の一例を説明するための説明図である。図において、7
0,71は火災感知器のシンボル表示であり、70は熱
感知器10を示し、71は煙感知器11を示している。
72は、火災感知器10,11の感知区画であり、この
感知区画72の表示色が上述した感知区画に対応した背
景色データ54に基づいて変化するものである。また、
シンボル表示70,71付近の数字はその区画の番号を
示している。
【0029】図4に示すように、火災感知器10,11
のシンボル表示70,71は平常時や火災時などの情報
を示し、その火災感知器10,11の感知区画の表示7
2はその危険度に基づいて、その色が連続的に変化する
ようになっている。
【0030】この、シンボル表示70,71の変化は、
図4に示すように、例えば、平常時は白点灯、プレアラ
ーム時は黄点滅、火災時は赤点滅、故障時は白点滅のよ
うに変化するようになっており、また、区画表示72の
背景色の変化は、危険度データに基づく濃淡の色がそれ
ぞれ表示される。この危険度データに基づく濃淡の色
は、例えば、ある一色の濃淡の色を用いて連続的に変化
するようにしてもよいし、また、図4に示すように、危
険度「0」のときは、暗緑の表示、火災判別レベルにな
り、危険度「32」のときは、暗橙の表示、危険度「6
4」のときは、暗マゼンタの表示となるようにシンボル
表示の色と感知区画の間仕切り色とコントラストが取れ
る範囲で中間色を用いて連続的に変化するようにしても
よい。
【0031】また、区画表示72全体の色を変化させる
のではなく、シンボル表示70,71の近傍の色は通常
色のままにしておき、それ以外の色を変化させるように
してもよい。この場合は、シンボル表示70,71の色
を変化させたときに、区画表示内の色と重なることがな
くなる。
【0032】この実施形態では、画面32に表示させる
各火災感知器10,11の感知区画表示の背景色を、そ
れぞれの火災感知器10,11により検出されたアナロ
グ値データに基づいた危険度により連続的に変化させる
ようにしたので、火災、予報等の判定表示だけでは表現
できない、各区画の危険度の変化状態が確認できるよう
になり、視覚的に危険な区画及び安全な区画の認識が容
易にでき、火災の拡大状況も把握でき、適切な消火活動
や避難誘導を行うことが可能となる。
【0033】また、この実施形態では、火災受信機20
とCRT盤30とを別体に設けるように示しているが、
一体に構成してもよく、例えば、盤面の表示操作部23
にCRT盤30をユニット化して置き換えてもよい。
【0034】実施形態2.この実施形態は、火災判別の
順序により、表示色の濃淡を変化させるようにしたもの
であり、構成は実施形態1と同様である。ここで、この
実施形態の表示データ格納部35には、上記実施形態1
と同様に、画面32に実際に表示する内容のデータが格
納されており、建物の断面図等を利用した警戒区域の形
状及び火災感知器などの端末機器のシンボル等の表示形
状のデータ、シンボルの火災感知器などの端末機器の平
常時、プレアラーム時、火災時及び故障時などの状態に
基づく表示色のデータが格納され、さらに、64段階の
濃淡データが格納されるようになっているが、この濃淡
データについては、アナログ値に基づく危険度を示すた
めではなく、火災判別の順序に基づいて火災判別順序を
区別するため、画面32に表示される火災感知器10,
11の監視区画の背景などの色として使用されるように
なっている。
【0035】そして、色の濃淡のデータにより、火災判
別の順序により、表示色の濃淡が変化することになり、
火災発生時における、各区画の火災判別順の変化を感覚
的に認識でき、火災によって、火災判別された区画がど
のように拡がっていくかを正確に把握することができ
る。
【0036】次に、この実施形態のデータの流れについ
て説明する。図5は、この実施形態のデータの流れを説
明するための説明図である。まず、火災感知器10,1
1は、それぞれ個別のアドレス50をもっており、火災
感知器10,11により検出された情報のアナログ値デ
ータ51は、アドレス50と共に火災受信機20に出力
される。
【0037】そして、火災受信機20に入力されたデー
タは、データ格納部24に格納されたデータに基づいて
火災判別処理60が行われて火災感知器10,11など
の端末機器の端末状態データ52が生成され、アドレス
50及び端末状態データ52はCRT盤30に出力され
る。
【0038】そして、CRT盤30に入力されたそれぞ
れのデータは、表示データ格納部35に格納された情報
に基づいて、アドレス50から感知区画判別61が行わ
れてその地区形状データ53が生成され、端末状態デー
タ52から火災判別した火災感知器の順序判別62が行
われて、火災判別総数及び火災判別順序データ54が生
成され、火災判別総数及び火災判別順序データ54から
背景色判別63が行われて背景色データ55が生成さ
れ、端末状態データ52からシンボル色判別64が行わ
れてシンボル色データ56が生成される。そして、これ
らの地区形状データ53、背景色データ55及びシンボ
ル色データ56は、画面32の表示データとして使用さ
れる。
【0039】ここで、火災判別総数及び火災判別順序デ
ータ54に基づいた背景色判別63での背景色データの
生成について説明する。図6は火災判別順序による監視
区画表示の背景色の変化を説明するための説明図であ
る。図において、〜は火災判別の順序を示してお
り、4つの監視区画で、順番に火災判別されたものを示
している。まず、順序判別62で、火災判別処理60に
より火災と判別された火災感知器10,11などの端末
機器の総数と火災判別された順序が生成されている。そ
して、図6に示すように、火災判別総数及び火災判別順
序データ54に基づいて、「0」〜「64」で示される
背景色の濃淡が決定されて、背景色データが生成され
て、監視区画表示の背景色として使用される。
【0040】また、この実施形態では、図6に示すよう
に、火災判別の順序により、その背景色が決まっている
のではなく、火災判別の総数が少ないときは、順序によ
る背景色の濃淡の変化が大きくなるようにするために、
「0」〜「64」で示される背景色の濃淡が火災判別の
総数で、均等に分割されるように背景色が決定されるよ
うになっている。
【0041】すなわち、火災判別の総数が「1」で、そ
の監視区画が火災判別されている場合は、中間の「3
2」の濃淡データにより背景色が決定され、次に、火災
判別されると、火災判別の総数が「2」となり、火災判
別順序が「1」の監視区画の背景色は、中間の「32」
の濃淡データの背景色ではなく、「42」の濃淡データ
による背景色になり、このときの火災判別順序が「2」
の監視区画の背景色は、「21」の濃淡データによる背
景色になり、火災判別順序が「1」と火災判別順序が
「2」の監視区画表示の背景色の変化が大きくなるよう
になっている。以下同様に、3番目、4番目の火災判別
が行われると、その都度、すべての監視区画表示の背景
色が変化していくようになり、その背景色の変化は、図
6に示すように、火災判別の総数が小さいときは、火災
判別の順序間の背景色の濃淡の差が大きくなり、火災判
別の総数が大きくなるにつれて、火災判別の順序間の背
景色の濃淡の差が小さくなっていき、より多くの火災判
別順序の表示が行えるようになっている。
【0042】次に、この実施形態の画面32の表示につ
いて説明する。図7は、この実施形態の画面32の表示
の一例を説明するための説明図である。図において、7
0,71は火災感知器のシンボル表示であり、70は熱
感知器10を示し、71は煙感知器11を示している。
72は、火災感知器10,11の感知区画であり、この
感知区画72の表示色が上述した感知区画に対応した背
景色データ54に基づいて変化するものである。また、
シンボル表示70,71付近の数字はその区画の番号を
示している。
【0043】図7に示すように、火災感知器10,11
のシンボル表示70,71は平常時や火災時などの情報
を示し、その火災感知器10,11の感知区画の表示7
2はその火災判別の順序基づいて、変化するようになっ
ている。
【0044】この、シンボル表示70,71の変化は、
図7の(a)に示すように、例えば、平常時は白点灯、
プレアラーム時は黄点滅、火災時は赤点滅、故障時は白
点滅のように変化するようになっており、また、区画表
示72の背景色の変化は、図7の(b)に示すように、
火災判別順序に基づいて変化するようになっている。
【0045】また、区画表示72全体の色を変化させる
のではなく、シンボル表示70,71の近傍の色は通常
色のままにしておき、それ以外の色を変化させるように
してもよい。この場合は、シンボル表示70,71の色
を変化させたときに、区画表示内の色と重なることがな
くなる。
【0046】この実施形態では、画面32に表示させる
各火災感知器10,11の感知区画表示の背景色を、そ
の監視区画の火災判別順序により変化させるようにした
ので、火災、予報等の判定表示だけでは表現できない、
各区画の火災判別順序の状態が確認できるようになり、
視覚的に危険な区画及び安全な区画の認識が容易にで
き、火災の拡大状況も把握でき、適切な消火活動や避難
誘導を行うことが可能となる。
【0047】また、この実施形態では、火災受信機20
とCRT盤30とを別体に設けるように示しているが、
一体に構成してもよく、例えば、盤面の表示操作部23
にCRT盤30をユニット化して置き換えてもよい。
【0048】また、この実施形態では、アナログ式火災
感知器及びアナログ式火災受信機を使用した火災報知設
備の例により説明したが、プレ発報レベル及び火災判別
レベルを設定し、それらのレベルを越えた場合に、アド
レスと共に火災信号を火災受信機に出力するようにした
火災感知器及び、火災感知器からの火災信号に基づい
て、火災を判別するようにした火災受信機を使用した火
災報知設備でもよい。
【0049】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、表示
装置により、各火災感知器毎に設定された火災判別レベ
ルを基準にして、各火災感知器からのアナログ値データ
から各火災感知器毎の危険度を判別し、各火災感知器毎
の危険度に基づいて、その各火災感知器の感知区画内の
色を、予め設定された危険度に基づく色で表示するよう
にしたので、火災判別レベルの異なる区画であっても、
火災判別レベルに達した区画の表示は同じになり、火災
発生時における、各区画の危険度の変化を感覚的に認識
でき、火災によって、危険な区画がどのように拡がって
いくかを正確に把握することができる。
【0050】また、表示装置により、更に、火災感知器
のシンボル表示の色を、火災受信機により判別された火
災感知器の状態に基づいて変化させるようにすれば、火
災の感知状態も認識することができるという効果を有す
る。そして、表示装置により、更に、シンボル表示近傍
の色が通常色のまま変化させないようにすれば、シンボ
ル表示の色を変化させたときに、区画表示内の色と重な
ることがなくなるという効果を有する。
【0051】第2の発明によれば、表示装置により、複
数の火災感知器のそれぞれの感知区画内の色を、その各
感知区画の火災判別順序に応じて変化させるようにした
ので、火災、予報等の判定表示だけでは表現できない、
各区画の火災判別順序の状態が確認できるようになり、
視覚的に危険な区画及び安全な区画の認識が容易にで
き、火災の拡大状況も把握でき、適切な消火活動や避難
誘導を行うことができるという効果を有する。
【0052】第3の発明によれば、表示装置により、火
災受信機による火災判別の総数及び複数の火災感知器の
感知区画の火災判別順序を判別して、複数の火災感知器
のそれぞれの感知区画内の色を、その色の変化可能領域
内において、火災判別順序間の色の変化量が一定となる
ように変化させるようにすれば、火災、予報等の判定表
示だけでは表現できない、各区画の火災判別順序の状態
が確認できるようになり、火災判別されている区画が少
ないときには、火災判別順序間の色の変化量が大きくな
り、視覚的に危険な区画及び安全な区画の認識が容易に
間違いなくでき、火災の拡大状況も把握でき、適切な消
火活動や避難誘導を行うことができるという効果を有す
る。
【0053】第4の発明によれば、表示装置により、更
に、火災感知器のシンボル表示の色を、火災受信機によ
り判別された火災感知器の状態に基づいて変化させるよ
うにすれば、火災の感知状態も認識することができると
いう効果を有する。また、表示装置により、更に、シン
ボル表示近傍の色が通常色のまま変化させないようにす
れば、シンボル表示の色を変化させたときに、区画表示
内の色と重なることがなくなるという効果を有する。
た、第5の発明によれば、表示装置により、複数の火災
感知器からのアナログ値データ及び予め設定された複数
の火災感知器の情報に基づいて、複数の火災感知器の感
知区画の危険度を判別して、複数の火災感知器の感知区
画を表示し、各感知区画内の色を、その感知区画の危険
度に基づいて連続的に変化させ、更に、複数の火災感知
器のシンボルを、その対応する感知区画内に表示し、ま
た、その感知区画内のシンボル表示近傍の色を、通常色
のまま変化させないようにしたので、火災、予報等の判
定表示だけでは表現できない、各区画の危険度の変化状
態が確認できるようになり、視覚的に危険な区画及び安
全な区画の認識が容易にでき、火災の拡大状況も把握で
き、適切な消火活動や避難誘導を行うことができると共
に、シンボル表示の色を変化させたときに、区画表示内
の色と重なることがなくなるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る火災報知設備の構成
を示すブロック図である。
【図2】実施形態1のデータの流れを説明するための説
明図である。
【図3】火災感知器10,11の種類によるその出力値
に対する危険度の関係を示した図である。
【図4】実施形態1の画面32の表示の一例を説明する
ための説明図である。
【図5】実施形態2のデータの流れを説明するための説
明図である。
【図6】火災判別順序による監視区画表示の背景色の変
化を説明するための説明図である。
【図7】実施形態2の画面32の表示の一例を説明する
ための説明図である。
【符号の説明】
10 火災感知器(熱感知器) 11 火災感知器(煙感知器) 20 火災受信機 30 CRT盤(表示装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−225888(JP,A) 特開 平3−269800(JP,A) 特開 昭62−274497(JP,A) 実開 昭60−174987(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 G08B 23/00 - 31/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火災現象を検出し、検出した情報をアナ
    ログ値データとして出力する複数の火災感知器と、 前記複数の火災感知器からのアナログ値データが入力さ
    れ、入力された各火災感知器のアナログ値データと該火
    災感知器毎に設定された火災判別レベルを比較して、
    火災感知器の状態を判別する火災受信機と、各火災感知器毎に設定された火災判別レベルを基準にし
    て、各火災感知器からのアナログ値データから各火災感
    知器毎の危険度を判別し、該各火災感知器毎の危険度に
    基づいて、その各火災感知器の感知区画内の色を、予め
    設定された危険度に基づく色で表示する 表示装置とを備
    えることを特徴とする火災報知設備。
  2. 【請求項2】 火災現象を検出する複数の火災感知器
    と、 前記複数の火災感知器により検出された情報及び予め設
    定された前記複数の火災感知器の情報に基づいて、各火
    災感知器の状態を判別する火災受信機と、 前記複数の火災感知器の感知区画を表示し、各感知区画
    内の色を、その感知区画の火災判別順序に基づいて変化
    させる表示装置とを備えることを特徴とする火災報知設
    備。
  3. 【請求項3】 火災現象を検出する複数の火災感知器
    と、 前記複数の火災感知器により検出された情報及び予め設
    定された前記複数の火災感知器の情報に基づいて、各火
    災感知器の状態を判別する火災受信機と、 前記火災受信機による火災判別の総数及び前記複数の火
    災感知器の感知区画の火災判別順序を判別して、前記複
    数の火災感知器の感知区画を表示し、各感知区画内の色
    を、その色の変化可能領域内において、前記火災判別順
    序間の色の変化量が一定となるように変化させる表示装
    置とを備えることを特徴とする火災報知設備。
  4. 【請求項4】 前記表示装置は、更に、前記複数の火災
    感知器のシンボルを、その対応する感知区画内に表示
    し、そのシンボル表示の色を、前記火災受信機により判
    別された火災感知器の状態に基づいて変化させるもので
    あることを特徴とする請求項1、2又は3記載の火災報
    知設備。
  5. 【請求項5】 火災現象を検出し、検出した情報をアナ
    ログ値データとして出力する複数の火災感知器と、 前記複数の火災感知器からのアナログ値データが入力さ
    れ、入力されたアナログ値データ及び予め設定された前
    記複数の火災感知器の情報に基づいて、各火災感知器の
    状態を判別する火災受信機と、 前記複数の火災感知器からのアナログ値データ及び予め
    設定された前記複数の火災感知器の情報に基づいて、前
    記複数の火災感知器の感知区画の危険度を判別して、前
    記複数の火災感知器の感知区画を表示し、各感知区画内
    の色を、その感知区画の危険度に基づいて連続的に変化
    させる表示装置とを備え、 前記表示装置は、更に、前記複数の火災感知器のシンボ
    ルを、その対応する感知区画内に表示し、また、その感
    知区画内のシンボル表示近傍の色を、通常色のまま変化
    させないようにするものであることを特徴とする火災報
    知設備。
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