JP3212939B2 - Mpeg2システムにおけるpll回路の評価方法 - Google Patents

Mpeg2システムにおけるpll回路の評価方法

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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はMPEG2システム
におけるPLL回路の評価方法に関し、特にATM回線
を経由して伝送されたMPEG2信号の再生にあたり、
受信側で再生速度を補正する回路であるPLL回路にお
いて、再生速度の補正値を数値で求められるようにする
ことでPLL回路の評価精度を向上させるMPEG2シ
ステムにおけるPLL回路の評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のMPEG2システムにおけるMP
EG2の送受信において、MPEG2信号がATM回線
を経由した場合、ATM回線の特性上、送信したMPE
G2信号が受信側に不規則にずれて到着するジッタを含
むため、受信側で再生した画像が乱れる。
【0003】従って、一般的には再生画像が乱れるのを
防ぐために、MPEG2信号に付加される送信側の時計
の時刻(PCR)と受信側でMPEG2信号を受けた時
刻(STC)を比較してPCRとSTCを一致させるよ
うに受信側の時計の速度を補正する回路を受信側に設け
る。
【0004】受信側の時計の速度を補正する回路として
は、ローパスフィルタや電圧制御発振器で構成するPL
L回路があり、再生画像を乱れないようにするためには
ジッタを小さくするように受信側の時計の速度を補正
し、補正はゆるやかに変化し、ばらつきのない値にする
必要がある。
【0005】図2は従来のMPEG2システムにおける
PLL回路を示すブロック図である。
【0006】図2を参照すると、PLL回路はハードウ
ェアで構成されるハードウェア構成部4とソフトウェア
で構成されるソフトウェア構成部5からなる。ハードウ
ェア構成部4はPCR(送信時刻)読み込み装置41
と、STC(受信時刻)読み込み装置42と、デジタル
アナログ変換器(DAC)43と、電圧制御発振器(V
CXO)44とを含む。又、ソフトウェア構成部5はロ
ーパスフィルタ(低域通過フィルタ)31を含む。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のMPE
G2システムにおけるPLL回路の評価方法は、第1の
問題点は、PLL回路では速度補正値を測定し、評価す
るのが困難で、評価する方法としては、受信側で再生し
た画像を見て確認するだけであった。
【0008】その理由は、時計の速度を補正する回路と
して、ローパスフィルタや電圧制御発振器からなるPL
L回路で構成されているからである。
【0009】本発明の目的は、受信側で再生速度を補正
する回路であるPLL回路において、再生速度の補正値
を数値で求められるようにすることでPLL回路の評価
精度を向上させるMPEG2システムにおけるPLL回
路の評価方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のMPEG2シス
テムにおけるPLL回路の評価方法は、疑似評価ルーチ
ンのPCR生成処理ではPCRを前回のPCRに一定間
隔分の時間を加え生成し、ジッタ発生処理はジッタは正
規分布乱数を用いジッタを擬似的に発生させ、STC生
成処理ではSTCを前回のSTCに前回のSTCの増加
分の時間と速度補正値生成処理の出力値である速度補正
値とジッタ発生処理の出力値を加算し生成し、ローパス
フィルタ処理へPCR生成処理の出力値であるPCRと
STC生成処理の出力値であるSTCが入力され、PC
RとSTCとの差分値を以前求めた差分値とばらつきが
ないように補正し、本出力値が速度補正値生成処理で入
力され、値を累積し、本累積した値に電圧制御発振器の
特性値を乗じて速度補正値を生成し、本速度補正値は次
回のSTC生成処理の入力とすると共に評価用の数値と
してファイルへ出力するように構成されている。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0012】図1は本発明のMPEG2システムにおけ
るPLL回路の評価方法の一実施の形態を示すブロック
図である。
【0013】図1を参照すると、図1は図2に示す実際
のPLL回路をソフトウェアで疑似化したプログラムで
ある。MPEG2信号を再生する速度の補正値である速
度補正値は実際のPLL回路では計測できなかったが、
図2のデジタルアナログ変換器43と電圧制御発振器4
4を図1のソフトウェアで速度補正値生成処理24に疑
似化することにより速度補正値を数値で求めることを可
能にする。
【0014】図2を参照すると、PLL回路はハードウ
ェアで構成されるハードウェア構成部4とソフトウェア
で構成されるソフトウェア構成部5からなる。ハードウ
ェア構成部4はPCR(送信時刻)読み込み装置41
と、STC(受信時刻)読み込み装置42と、デジタル
アナログ変換器(DAC)43と、電圧制御発振器(V
CXO)44とを含む。又、ソフトウェア構成部5はロ
ーパスフィルタ(低域通過フィルタ)31を含む。
【0015】図1を参照すると、本実施の形態は、図2
のPLL回路をソフトウェアで疑似化した疑似評価モジ
ュール1である。疑似評価モジュール1は図2のハード
ウェア構成部4を疑似化した疑似評価ルーチン2と、図
2のソフトウェア構成部5であるフィルタルーチン3と
を含む。
【0016】疑似評価ルーチン2はPCR生成処理2
1、ジッタ発生処理22、STC生成処理23、速度補
正値生成処理24を備えている。
【0017】PCR生成処理21は図2のPCR(送信
時刻)読み込み装置41に相当し、送信側でMPEG2
信号に一定時間間隔で付加される送信側の時計の時刻で
あるPCRを生成する。
【0018】ジッタ発生処理22ではATM回線を伝送
することによる送信時刻のずれであるジッタを擬似的に
発生させる。
【0019】STC生成処理23は図2のSTC(受信
時刻)読み込み装置42に相当し、受信側でMPEG2
信号を受けた時刻であるSTCを生成する。
【0020】速度補正値生成処理24は図2のデジタル
アナログ変換器(DAC)43と、電圧制御発振器(V
CXO)44に相当し、STC生成処理23でSTCの
生成する速度の補正値、すなわち受信側で再生する速度
の補正値を求める。
【0021】フィルタルーチン3はローパスフィルタ処
理31を備える。
【0022】ローパスフィルタ処理31ではPCRとS
TCとの差分値を以前求めた差分値とばらつきがないよ
うに補正する。
【0023】次に、本発明の実施の形態の動作につい
て、図1を参照して詳細に説明する。
【0024】図1においてまず疑似評価ルーチン2のP
CR生成処理21が動作する。PCR生成処理21では
PCRを前回のPCRに一定間隔分の時間を加え生成す
る。
【0025】次にジッタ発生処理22はジッタは正規分
布するものと考え、正規分布乱数を用いジッタを擬似的
に発生させる。
【0026】次にSTC生成処理23ではSTCを前回
のSTCに前回のSTCの増加分の時間と速度補正値生
成処理24の出力値である速度補正値とジッタ発生処理
22の出力値を加算し生成する。
【0027】次にローパスフィルタ処理31へPCR生
成処理21の出力値であるPCRとSTC生成処理23
の出力値であるSTCが入力され、PCRとSTCとの
差分値を以前求めた差分値とばらつきがないように補正
する。この出力値が速度補正値生成処理24で入力さ
れ、値を累積する。この累積した値に電圧制御発振器4
4の特性値を乗じて速度補正値を生成し、この速度補正
値は次回のSTC生成処理23の入力とすると共に評価
用の数値としてファイルへ出力する。
【0028】以上の動作により、速度補正値が数値で求
められる。
【0029】また本発明の実施の形態についてATM回
線を経由したMPEG2システムについて説明してきた
が、ATM回線を経由するMPEG2システムだけでな
く、CATVを経由するMPEG2システムでも適用可
能である。
【0030】尚、ソフトウェアで疑似化したプログラム
を記録媒体に記録し、疑似評価モジュール1には記録媒
体M41、疑似評価ルーチン2には記録媒体S42、及
びフィルタルーチン3には記録媒体F43に記録したプ
ログラムを各ルーチン及びモジュールに実行させる記録
媒体を備えている。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のMPEG
2システムにおけるPLL回路の評価方法は、第1の効
果は、PLL回路の評価を実際の再生画面を見ずに、数
値で評価するための手段を設けることで評価の精度が向
上することである。
【0032】その理由は、速度補正値を数値化すること
により速度補正値を定量的に評価することができるから
である。例えば数値をグラフ化し、速度補正値がゆるや
かに変化し、ばらつきがないかどうかを判断することが
できる。
【0033】第2の効果は、PLL回路のソフトウェア
で処理するローパスフィルタを実際のPLL回路に組み
込んで評価する前に単体評価を可能とすることである。
【0034】その理由は、PLL回路のハードウェア構
成部をソフトウェアで疑似化し、ローパスフィルタとリ
ンクすることで実際のPLL回路に即した評価が可能と
なる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のMPEG2システムにおけるPLL回
路の評価方法の一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】従来のMPEG2システムにおけるPLL回路
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 疑似評価モジュール 2 疑似評価ルーチン 3 フィルタルーチン 21 PCR生成処理 22 ジッタ発生処理 23 STC生成処理 24 速度補正値生成処理 31 ローパスフィルタ処理 41 記録媒体M 42 記録媒体S 43 記録媒体F
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−163363(JP,A) 特開 平7−131337(JP,A) 特開 平4−351120(JP,A) 特開 平9−62303(JP,A) 特開 平8−179998(JP,A) 特開 平9−219857(JP,A) 実開 平6−28753(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/033 H03L 7/08 H04N 7/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PCR生成処理はPCR(送信時刻)読
    み込み機能として、送信側でMPEG2信号に一定時間
    間隔で付加される送信側の時計の時刻であるPCRを生
    成し、ジッタ発生処理ではATM回線を伝送することに
    よる送信時刻のずれであるジッタを擬似的に発生させ、
    STC生成処理はSTC(受信時刻)読み込み機能とし
    て、受信側でMPEG2信号を受けた時刻であるSTC
    を生成し、速度補正値生成処理はデジタルアナログ変換
    と電圧制御発振機能を備えてSTC生成処理でのSTC
    の生成する速度の補正値を求め、フィルタルーチンはロ
    ーパスフィルタ処理を備えることを特徴とするMPEG
    2システムにおけるPLL回路の評価方法。
  2. 【請求項2】 PCR生成処理はPCR(送信時刻)読
    み込み機能として、送信側でMPEG2信号に一定時間
    間隔で付加される送信側の時計の時刻であるPCRを生
    成し、ジッタ発生処理ではATM回線を伝送することに
    よる送信時刻のずれであるジッタを擬似的に発生させ、
    STC生成処理はSTC(受信時刻)読み込み機能とし
    て、受信側でMPEG2信号を受けた時刻であるSTC
    を生成し、速度補正値生成処理はデジタルアナログ変換
    と電圧制御発振機能を備えてSTC生成処理でのSTC
    の生成する速度の補正値を求め、フィルタルーチンはロ
    ーパスフィルタ処理を、コンピュータに実行させるため
    のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  3. 【請求項3】 疑似評価ルーチンのPCR生成処理では
    PCRを前回のPCRに一定間隔分の時間を加え生成
    し、ジッタ発生処理はジッタは正規分布乱数を用いジッ
    タを擬似的に発生させ、STC生成処理ではSTCを前
    回のSTCに前回のSTCの増加分の時間と速度補正値
    生成処理の出力値である速度補正値とジッタ発生処理の
    出力値を加算し生成し、ローパスフィルタ処理へPCR
    生成処理の出力値であるPCRとSTC生成処理の出力
    値であるSTCが入力され、PCRとSTCとの差分値
    を以前求めた差分値とばらつきがないように補正し、本
    出力値が速度補正値生成処理で入力され、値を累積し、
    本累積した値に電圧制御発振器の特性値を乗じて速度補
    正値を生成し、本速度補正値は次回のSTC生成処理の
    入力とすると共に評価用の数値としてファイルへ出力す
    ることを特徴とするMPEG2システムにおけるPLL
    回路の評価方法。
  4. 【請求項4】 疑似評価ルーチンのPCR生成処理では
    PCRを前回のPCRに一定間隔分の時間を加え生成
    し、ジッタ発生処理はジッタは正規分布乱数を用いジッ
    タを擬似的に発生させ、STC生成処理ではSTCを前
    回のSTCに前回のSTCの増加分の時間と速度補正値
    生成処理の出力値である速度補正値とジッタ発生処理の
    出力値を加算し生成し、ローパスフィルタ処理へPCR
    生成処理の出力値であるPCRとSTC生成処理の出力
    値であるSTCが入力され、PCRとSTCとの差分値
    を以前求めた差分値とばらつきがないように補正し、本
    出力値が速度補正値生成処理で入力され、値を累積し、
    本累積した値に電圧制御発振器の特性値を乗じて速度補
    正値を生成し、本速度補正値は次回のSTC生成処理の
    入力とすると共に評価用の数値としてファイルへ出力す
    ることを、コンピュータに実行させるためのプログラム
    を記録したことを特徴とする記録媒体。
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