JP3114872B2 - 誤り訂正符号の構成方法および構成装置 - Google Patents

誤り訂正符号の構成方法および構成装置

Info

Publication number
JP3114872B2
JP3114872B2 JP02174455A JP17445590A JP3114872B2 JP 3114872 B2 JP3114872 B2 JP 3114872B2 JP 02174455 A JP02174455 A JP 02174455A JP 17445590 A JP17445590 A JP 17445590A JP 3114872 B2 JP3114872 B2 JP 3114872B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
correction
correction code
transmission
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02174455A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0465920A (ja
Inventor
馨 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Japan Broadcasting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Broadcasting Corp filed Critical Japan Broadcasting Corp
Priority to JP02174455A priority Critical patent/JP3114872B2/ja
Publication of JPH0465920A publication Critical patent/JPH0465920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3114872B2 publication Critical patent/JP3114872B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複数の伝送・記録媒体を介し、同一の信号
フォーマットを用いてディジタル符号を伝送・記録する
場合に好適な、誤り訂正符号の構成方法および構成装置
に関するものである。
[発明の概要] 本発明は誤り訂正符号の構成方法および構成装置に関
するもので、複数の伝送・記録媒体で同一の信号フォー
マットを用いてディジタル信号を伝送する場合に伝送・
記録媒体に応じたビット誤り訂正能力を持つ訂正符号が
選択されるため、伝送・記録媒体毎に訂正符号が異な
り、このため、一般に各々の伝送・記録媒体の誤り訂正
回路では誤り訂正が行えるが、これ以外の訂正回路では
全く訂正が行えないことに鑑み、この伝送・記録媒体毎
に異なった訂正符号において、訂正符号を1つの訂正符
号を拡張した符号から構成し付加することにより、換言
すれば、2つの生成多項式が共通の根を持つように訂正
符号を構成することにより、元の訂正ブロックにおいて
も誤り訂正を可能にし、これにより、元の訂正を回路ブ
ロックを1個のみ持てば、異なる伝送・記録媒体におい
ても信号のビット誤りが訂正できるようになる。
[従来の技術] 従来の誤り訂正方式では、各々の伝送・記録媒体毎
に、異なった生成多項式による訂正符号を付加してい
る。このため、各々の伝送・記録媒体の訂正回路では誤
り訂正が行えるが、これ以外の訂正回路では全く訂正が
行えないことになる。
例えば、衛生放送システム(伝送・記録媒体)の訂正
符号とビデオディスク(伝送・記録媒体2)の訂正符号
は全く関連なく決められているので、衛星放送の訂正符
号の生成多項式GAは、一例として GA=(x7+x3+1)となり、 ビデオディスクの訂正符号の生成多項式は、 GB=(x7+x4+1)(x7+x6+x5+x4+1)となる。
このような従来の訂正符号構成法では、第3図(A)
に示すように専用の訂正回路を用いた場合のみビットの
誤り訂正が可能であった。
[発明が解決しようとする課題] このように従来の技術では、各伝送・記録媒体毎に独
自の訂正符号を付加しているため、個々の伝送・記録媒
体の訂正回路では誤り訂正が行えるが、他の訂正回路で
は全く訂正が行えないという欠点がある。
よって本発明の目的は複数の伝送・記録媒体に対して
も1つの誤り訂正回路を兼用することができるような、
誤り訂正符号の構成方法および構成装置を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、第1の訂正符号長EC1を含んだ全符号長がL
ENである第1の符号を入力し、全符号長が前記LENと等
しくなる第2の符号に含まれる訂正符号を構成するにあ
たり、前記第2の符号に含まれる第2の訂正符号長EC2
をEC2>EC1としたとき、前記第1の訂正符号長EC1を有
する訂正符号GAの根aに対して、ai(i=3,5,7…;素
数)を根とする符号GAiを求め、GB=GA×GA3×GA5×GA7
…の符号長が前記第2の訂正符号長EC2を超えない範囲
において、前記GBを前記第2の符号に含まれる訂正符号
とすることを特徴とするものである。
[作 用] 本発明では、第1の訂正符号を拡張した符号により第
2の訂正符号を構成し、2つの生成多項式が共通の根を
持つように訂正符号を構成するので、各々の伝送・記録
媒体の訂正回路だけでなく、異なる伝送・記録媒体用の
訂正回路でもビット誤り訂正が行えるようになる。
具体的には本発明によれば、例えば衛星放送の訂正符
号の生成多項式を GA=(x7+x3+1)とすると、 ビデオディスクの訂正符号の生成多項式は、 GB=(x7+x3+1)(x7+x3+x2+x+1)となり、 第3図(B)に示すように衛星放送用の訂正回路を用い
てビデオディスクの信号のビット誤りが訂正できる。
このように本発明を用いた生成多項式により、多種数
の伝送・記録媒体に1つの訂正回路で対応できる。
[実施例] 次に、第1図に示したフローチャート、および第2図
に示した信号フォーマットを参照して、本発明の一実施
例を説明する。
第2図(A)は伝送・記録媒体1の信号フォーマッ
ト、第2図(B)は伝送・記録媒体2の信号フォーマッ
トを示す。これらデータ1および2は伝送・記録媒体1
および2共通に伝送を行うデータであり、サブデータ
(補助データ)は伝送・記録媒体1では伝送を行うが伝
送・記録媒体2においては不必要なデータであり、伝送
しない。また、伝送・記録媒体1の訂正符号を訂正符号
Aとし、伝送・記録媒体2の訂正符号を訂正符号Bとす
る。ここで訂正符号Bの長さは、訂正符号Aとサブデー
タ長を加えた長さと等しいか、または短いとする。
伝送・記録媒体2では訂正符号長が伝送・記録媒体1
より長く、訂正能力の高い符号を構成している。本実施
例では、この伝送・記録媒体2の訂正符号Bを、訂正符
号Aを以下に述べる手順により拡張することにより構成
する。これにより、伝送・記録媒体2の信号を伝送・記
録媒体1の回路で受信しても、伝送・記録媒体1の持つ
訂正能力を発揮し、ビット誤りを訂正することができ
る。
具体的に訂正符号の生成多項式の一例を示す。伝送・
記録媒体1の訂正符号として、1つの誤りを訂正できる
BCH(82,74)符号の生成多項式 GA=(x7+x3+1)(x+1) を考える。そして、伝送・記録媒体2の訂正符号をGAを
拡張し、 GB=(x7+x3+1)(x7+x3+x2+x+1)(x+
1) を得る。この伝送・記録媒体2の訂正符号は、2つの誤
りを訂正できるBCH(82,67)符号となる。かくして、第
3図(B)に示すように、伝送・記録媒体2の信号(ビ
デオディスクの音声信号)を伝送・記録媒体1(衛星放
送)の訂正回路1で受信した場合においても、1つの誤
りの訂正ができる。
次に、伝送・記録媒体2の訂正符号構成方法について
詳述する。
〈条 件〉 伝送・記録媒体1,2の符号長を共にLENとする(第2図
参照)。伝送・記録媒体1の情報データ長をInf1とし、
伝送・記録媒体2の情報データ長をInf2とする。また、
訂正符号データ長を EC1=LEN−Inf1<EC2=LEN−Inf2とする。
〈構成方法;第1図参照〉 伝送・記録媒体1の訂正符号をGA(符号長EC1)と
し、GBの初期値をGB=GAとする(ステップS1)。
GAの根aに対して、ai(i=3,5,7,…;素数)を根と
する符号GAiを求める(ステップS2)。
GB×GAi(i=3)の符号長を計算する(ステップS3,
S4)。
符号長>EC2ならば伝送・記録媒体2の訂正符号をGB
として処理を終了する。また、符号長>EC2でなけれ
ば、GB=GB×GAi(i=3,5,7)としてを再実行する。
上述した〜の処理は、第4図に示すような演算装
置によって行うことができる。
[発明の効果] 以上説明したとおり本発明においては、複数の異なる
伝送・記録媒体を介してその媒体に合わせた訂正符号を
付加する場合、これらの訂正符号を1つの訂正符号の拡
張した符号により構成することとしてあるので、従来み
られたように、別の伝送・記録媒体用の訂正回路では全
く訂正が行えず訂正回路が複数必要とされていたという
欠点を除去して、異なる伝送・記録媒体用の訂正回路で
もビット誤り訂正を行うことができ、1つの訂正回路で
複数の伝送・記録媒体に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すフローチャート、 第2図は各伝送・記録媒体の信号フォーマットを示す
図、 第3図は誤り訂正のためのシステム構成を比較した図、 第4図は訂正符号の拡張を行うためのハードウェアを示
す図である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の訂正符号長EC1を含んだ全符号長がL
    ENである第1の符号を入力し、全符号長が前記LENと等
    しくなる第2の符号に含まれる訂正符号を構成するにあ
    たり、 前記第2の符号に含まれる第2の訂正符号長EC2をEC2>
    EC1としたとき、前記第1の訂正符号長EC1を有する訂正
    符号GAの根aに対して、ai(i=3,5,7…;素数)を根
    とする符号GAiを求め、 GB=GA×GA3×GA5×GA7…の符号長が前記第2の訂正符
    号長EC2を超えない範囲において、前記GBを前記第2の
    符号に含まれる訂正符号とすることを特徴とする誤り訂
    正符号の構成方法。
  2. 【請求項2】第1の訂正符号長EC1を含んだ全符号長がL
    ENである第1の符号を入力し、全符号長が前記LENと等
    しくなる第2の符号に含まれる訂正符号を構成するため
    の装置であって、 前記第2の符号に含まれる第2の訂正符号長EC2をEC2>
    EC1としたとき、前記第1の訂正符号長EC1を有する訂正
    符号GAの根aに対して、ai(i=3,5,7…;素数)を根
    とする符号GAiを求める第1の演算手段と、 GB=GA×GA3×GA5×GA7…の符号長が前記第2の訂正符
    号長EC2を超えない範囲において、前記GBを前記第2の
    符号に含まれる訂正符号とする第2の演算手段と を具備したことを特徴とする誤り訂正符号の構成装置。
JP02174455A 1990-07-03 1990-07-03 誤り訂正符号の構成方法および構成装置 Expired - Fee Related JP3114872B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02174455A JP3114872B2 (ja) 1990-07-03 1990-07-03 誤り訂正符号の構成方法および構成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02174455A JP3114872B2 (ja) 1990-07-03 1990-07-03 誤り訂正符号の構成方法および構成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0465920A JPH0465920A (ja) 1992-03-02
JP3114872B2 true JP3114872B2 (ja) 2000-12-04

Family

ID=15978790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02174455A Expired - Fee Related JP3114872B2 (ja) 1990-07-03 1990-07-03 誤り訂正符号の構成方法および構成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3114872B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6073594A (en) 1997-08-08 2000-06-13 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho Cooling apparatus for construction machine

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0465920A (ja) 1992-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030077075A1 (en) Combined dvd/cd data processor
JP3114872B2 (ja) 誤り訂正符号の構成方法および構成装置
US4912695A (en) Method for recording information including error information on a disk
US7907359B2 (en) Finite field based short error propagation modulation codes
JP2999881B2 (ja) リードソロモン符号の復号装置
JPH048979B2 (ja)
JPH1021655A (ja) 再生装置および記録再生装置
JPH02131625A (ja) 誤り訂正装置
JP3189754B2 (ja) 磁気記録再生装置のタイムコード記録装置
JP3252515B2 (ja) 誤り訂正装置
JP2000010807A (ja) ディジタルデータ再生装置
JP3634912B2 (ja) Efm信号送出装置およびefm信号送出方法
JP3259359B2 (ja) データ再生装置及び方法
JP2738659B2 (ja) 符号化方法,符号化装置,及び復号化装置
JP3619151B2 (ja) 誤り訂正符号を用いたデータ処理方法とその方法を用いた装置
JP2900710B2 (ja) エラー検出回路
JPH10145238A (ja) 誤り訂正装置及び方法
JP2005332544A (ja) データ符号化回路、データ符号化方法およびデータ記録装置
JPS59167145A (ja) 誤り訂正方式
JPH0824269B2 (ja) 誤り訂正方法
JPS6055565A (ja) エラ−訂正回路
JPS63298776A (ja) エラ−訂正処理方式
JPS6148233A (ja) エラ−訂正装置
JPH03157877A (ja) 磁気記録再生装置
JPH10154941A (ja) 誤り訂正回路

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees