JP3212814B2 - トナー補給装置及び該トナー補給装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

トナー補給装置及び該トナー補給装置を備えた画像形成装置

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JP3212814B2
JP3212814B2 JP27293794A JP27293794A JP3212814B2 JP 3212814 B2 JP3212814 B2 JP 3212814B2 JP 27293794 A JP27293794 A JP 27293794A JP 27293794 A JP27293794 A JP 27293794A JP 3212814 B2 JP3212814 B2 JP 3212814B2
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hopper
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和久 須藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置のトナー補給装置及び
該トナー補給装置を備えた画像形成装置に係り、詳しく
はトナー補給装置及び画像形成装置の小型化に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の現像装置にトナー
を補給するトナー補給装置として、トナーを収納したト
ナー容器をトナー補給装置に取付け、このトナー補給装
置を用いてトナー容器から現像装置へとトナーを補給す
るものが知られている(例えば、特開平6−16124
6号、特開平6−43755号)。このトナー補給装置
は、トナー受部でトナー容器から排出されたトナーを受
け、該トナーをトナー搬送路を介してトナー搬送部材に
よりホッパ部へ搬送し、ホッパ部内のトナーをトナー補
給部材を用いて現像装置へと補給する。また、ホッパ部
内にはアジテータが設けられていて、該アジテータは、
ホッパ部内のトナーが現像装置へと補給されるに先立ち
該トナーを潜像担持体の回転軸方向に均一に分布させる
べく撹拌する。このように潜像担持体の回転軸方向に均
一に分布した状態でトナーを現像装置へと補給するの
で、該現像装置により形成された画像は、濃度ムラのな
い良好なものとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、係る現
像剤補給装置においては、トナー搬送部材を用いてトナ
ーをトナー搬送路のトナー受部と反対側の端部まで搬送
し、該端部でトナーを重力によって落下させることによ
り、トナー搬送路からアジテータ近傍へとトナー搬送を
行なっている。よって、重力による落下を実現するた
め、トナー搬送路とトナー搬送部材とは、アジテータよ
りも上方に設けなければならない。また、ホッパ部内に
おけるアジテータからトナー補給部材へのトナー搬送
も、トナーを重力によって落下させることにより実現さ
れる。よって、アジテータはトナー搬送部材よりも上方
に設けなければならない。すなわち、従来のトナー補給
装置では、トナー補給部材よりも上方にアジテータを、
該アジテータよりも上方にトナー搬送部材をそれぞれ設
けなければならず、係る装置設計上の制約がトナー補給
装置の小型化の制限となり、トナー補給装置は大型なも
のとなりがちであった。
【0004】さらに、トナー補給部材によるホッパ部か
ら現像装置へのトナー補給も、トナーを重力によって落
下させることにより実現しているので、ホッパ部を現像
装置より上部に設けなければならない。また、2成分系
のトナーを用いる場合は、キャリアと十分に撹拌されて
いないトナーが現像に用いられることにより、地汚れが
発生することを防止する必要がある。よって、トナー補
給装置から供給されたトナーを、現像装置中で潜像担持
体へと搬送しつつキャリアと十分に撹拌した後、潜像担
持体の現像に用いなければならない。従って、現像装置
中でトナーが搬送される距離を十分に確保して、トナー
とキャリアとの撹拌を十分なものとするために、トナー
補給装置は現像装置に対して潜像担持体と反対側に設け
なければならない。このように、画像形成装置中のトナ
ー補給装置を設ける位置には一定の制約がある。
【0005】前述の様にトナー補給装置の小型化に限界
があることと、画像形成装置中のトナー補給装置を設け
る位置に制約があることとから、トナー補給装置を用い
る画像形成装置もまた大型なものとなってしまい、限ら
れたスペースに設置して使用することができない場合が
あるという問題があった。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その第1の目的は、トナー補給装置の設計上の
制約を解消しトナー補給装置を小型化することにある。
また、その第2の目的は、トナー補給装置を小型化し、
そのトナー補給装置を用いた画像形成装置を小型化する
ことで、限られたスペースにも設置可能な、小型の画像
形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1のトナー補給装置は、トナー容器からトナ
ーを受けるトナー受部と、前記トナー受部を有し、且つ
該トナー受部のトナーを搬送するトナー搬送路を形成す
る搬送路部材と、前記搬送路に連通し、且つ該搬送路か
らトナーが搬送されるホッパ部を形成するホッパ部部材
と、トナー補給部材駆動軸から伝達される駆動力により
回転し、前記トナー受部から前記トナー搬送路の該トナ
ー受部が設けられているのと反対側の端部までトナーを
移動させ、該端部から前記ホッパ部へトナーを移動させ
ることで、該トナー受部から該ホッパ部へトナーを搬送
するトナー搬送部材と、前記ホッパ部内に設けられた、
該ホッパ部内のトナーを撹拌するアジテータと、トナー
補給部材駆動軸から伝達される駆動力により回転し、前
記アジテータにより撹拌されトナーを前記ホッパ部から
現像装置へと補給するトナー補給部材と、を備えたトナ
ー補給装置であって、前記トナー搬送部材駆動軸と前記
トナー補給部材駆動軸とが同一の駆動軸であって、前記
アジテータが、前記ホッパ部内のトナーを汲み上げて前
記トナー補給部材へと搬送するアジテータであることを
特徴とするものである。
【0008】また、請求項2のトナー補給装置は、請求
項1のトナー補給装置であって、前記トナー搬送部材、
前記トナー補給部材、前記トナー搬送部材部材駆動軸、
及び前記トナー補給部材駆動部材からなる回転体が、前
記トナー受部側の端部以外の位置に設けられた軸受で装
置本体に回動自在に取り付けられたことを特徴とするも
のである。
【0009】また、請求項3のトナー補給装置は、請求
項1のトナー補給装置であって、前記ホッパ部部材の内
側底面部が、前記トナー搬送路部材における前記トナー
受部が設けられている側の端部と反対側の端部の内側底
面部よりも低い位置に存することを特徴とするものであ
る。
【0010】また、請求項4のトナー補給装置は、請求
項1のトナー補給装置であって、前記ホッパ部部材の前
記トナー搬送路に連通する側と反対側の側壁から、前記
トナー補給部材の該壁面とは反対側の端部までの距離を
X、前記側壁から前記トナー搬送部材の前記トナー受部
側の端部までの距離をY、前記側壁から、前記アジテー
タの該側壁とは反対側の端部までの距離をZ、とした場
合に、X<Z<Yであることを特徴とするものである。
【0011】また、請求項5の画像形成装置は、請求項
1乃至請求項4の何れかのトナー補給装置と、前記トナ
ー補給装置からトナーが補給される現像装置と、前記現
像装置によって、その表面に形成された潜像が現像され
る潜像担持体と、を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用】請求項1乃至請求項4のトナー補給装置におい
ては、アジテータがホッパ部内のトナーを汲み上げてト
ナー補給部材へ搬送するので、トナーを落下させること
により搬送させる必要がなくなる。よって、トナー補給
部材をアジテータよりも下方のみならず上方に設けるこ
とができるようになり、トナー補給部材とトナー搬送部
材とを同じ高さの位置に設けることができるようにな
る。従って、トナー搬送部材を駆動するトナー搬送部材
駆動軸を用いて、トナー補給部材を駆動することができ
る。
【0013】請求項2のトナー補給装置においては、ト
ナー搬送路部材で囲まれ、かつ、トナー容器からのトナ
ーが最初に到達する場所であることから、トナーが滞留
しやすい箇所である回転体のトナー受部側の端部に、軸
受が設けられていない。よって、該端部に軸受が設けら
れていた場合に生じがちなトナーが固着することによる
軸受のロックが生じない。また、該端部に軸受が設けら
れていた場合に生じがちな、トナーが軸受を通過してト
ナー補給装置外に洩れだすことが防止される。
【0014】請求項3のトナー補給装置においては、ト
ナーがトナー搬送路部材の内側底面からホッパ部部材の
内側底面部へと落下することにより、トナー搬送部材か
らアジテータへのトナー搬送がなされるので、該搬送が
スムーズに行なわれる。
【0015】請求項4のトナー補給装置においては、ホ
ッパ部部材の側壁からアジテータの該側壁と反対側の端
部までの距離Zにおける、該側壁からトナー補給部材の
該側壁と反対側端部までの距離Xよりも長い部分で、ト
ナー搬送部材とアジテータとが、トナー搬送部材のトナ
ー搬送方向と垂直な方向で重なることになる。よって、
該長い部分で、トナー搬送部材からアジテータへのトナ
ー受渡がなされやすくなり、トナー搬送部材からアジテ
ータへのトナー搬送がスムーズなものとなる。また、ホ
ッパ部部材の側壁からトナー補給部材のトナー受部まで
の距離Yにおける、該壁面からアジテータの該壁面と反
対側の端部までの距離Zよりも長い部分にアジテータが
存在しない空間ができ、該空間がトナー容器を収納する
ための空間として確保される。
【0016】請求項5の画像形成装置においては、トナ
ー補給装置として、請求項1乃至請求項4の何れかの、
小型なトナー補給装置が用いられる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置である電子写真
複写機(以下、複写機という)に適用した一実施例につ
いて説明する。まず、複写機全体の構成について説明す
る。図1は本実施例に係る複写機の概略構成を示す正面
図である。潜像担持体としての感光体ドラム1は矢印A
方向に回転し、帯電装置2により一様に帯電される。そ
して、コンタクトガラス3の上に載せた原稿に光源4の
光が走査され、その原稿からの反射光がミラー、レンズ
等から構成される光学系5で一様帯電された感光体ドラ
ム1上に結像されることにより、静電潜像が形成され
る。この静電潜像は、現像装置6により現像されてトナ
ー像となり、このトナー像が、転写・分離装置7によ
り、矢印B方向に給送された転写紙に転写される。該転
写紙は感光体ドラム1表面から分離され、定着装置8に
搬送されて定着された後、排紙される。また、転写後の
感光体ドラム1上に残留したトナーはクリーニング装置
9で除去され、次の画像形成動作に備えられる。また、
現像装置6には、該現像装置にトナー補給するトナー補
給装置60が取り付けられている。
【0018】図2はトナー容器としてのトナーボトル1
0と、トナーボトル10を保持した容器保持ユニットと
してのトナーボトルユニット11とを示す平面図であ
る。なお、図1ではトナーボトル10及びトナーボトル
ユニット11を2点鎖線で示している。トナーボトル1
0とトナーボトルユニット11とは、複写機本体側板1
2に、軸Lを回動中心軸として水平面内で支持されてい
て、該ユニットの左端部が、複写機の手前側に引き出さ
れた着脱位置(図2の一点鎖線)と、トナー補給位置
(図2の実線)との間で回動自在になっている。着脱位
置では、トナーボトル10を複写機本体に対して着脱す
ることができる。なお、図2において、上記複写機本体
側板12側から取り外したトナーボトルユニット11を
2点鎖線で示している。また、トナー補給位置では、ト
ナーボトルに10のトナーがトナーボトルユニット11
に設けられた図示を省略する開口部から、後に詳細に説
明するトナー補給装置のトナー受部62(図3参照)へ
と補給され得る。尚、該開口部は軸L上に位置するよう
に設けられ、またトナー受部62も軸L上に位置する。
よって、トナーボトルユニット11が回動しても、トナ
ーボトルユニット11の開口部とトナー補給装置のトナ
ー受部62とは常に鉛直方向に重なって位置することに
なり、トナーボトルユニット11の開口部からのトナー
が、該ユニットの回動に伴って装置内にこぼれだすこと
がない。
【0019】次に、トナー補給装置60の構成について
説明する。図3は、トナー補給装置60の斜視図であ
り、図4は同トナー補給装置の図1におけるAA断面を
示す断面図であり、図5は同トナー補給装置の図4にお
けるBB断面を示す断面図である。図3乃至図5におい
て、トナー補給装置60は、トナーを所定量だけ収納し
て必要に応じて現像装置6にトナーを補給するホッパ部
61、トナーボトル10から供給されるトナーを受ける
トナー受部62、トナー受部61のトナーをホッパ部6
1へ搬送するトナー搬送路63等を有する。ここで、ホ
ッパ部61、トナー搬送路63、及びトナー搬送路63
の一部であるトナー受部62は、ケース64から構成さ
れ、このケース64はトナー搬送路63を形成するトナ
ー搬送路部材としての細パイプ部65と、ホッパ部61
を形成するホッパ部部材としての太パイプ部66とから
なり、太パイプ部66には現像装置6に連通する開口部
67(図4参照)が設けられている。また、太パイプ部
66のトナー受部62側の端部には、ホッパ部内のトナ
ー量を検知するセンサー80が設けられている。
【0020】また、ケース64内には、トナー搬送路6
3からホッパ部61へと延在するトナー搬送部材として
のトナー搬送スクリュウが68が取り付けられている。
この搬送スクリュウ68は、トナー搬送部材駆動軸とし
ての駆動軸69からの伝達される駆動力により回転し、
トナー受部62からトナー搬送路63のトナー受部62
と反対側の端部までトナーを搬送し、該端部からホッパ
部61へとトナーを搬送する。トナー搬送スクリュウ6
8により、ホッパ部61に搬送されたトナーを、撹拌す
るアジテータ70がホッパ部61内に取り付けられてい
る。アジテータ70は、アジテータ軸71と、該軸に取
り付けられたマイラー材質の複数の羽根72とからな
り、羽根72がホッパ部61内のトナーを撹拌する。ま
た、最も奥側(トナー搬送路63と連通する側と反対
側)に設けられた羽根72は、ホッパ部61内のトナー
を、奥側から手前側(トナー搬送路63と連通する側)
へ搬送する向きに設けられている。そして、これ以外の
羽根72は、ホッパ部61内のトナーを、手前側から奥
側へ搬送する向きに設けられている。なお、駆動軸69
とアジテータ軸71とには、ギア群81を介して、複写
機本体側から駆動が伝達される。
【0021】アジテータ70により撹拌されたトナーを
現像装置6へ補給するトナー補給部材としてのトナー補
給ローラ73が、前述の太パイプ部66内に取り付けら
れている。ここで、アジテータ70からトナー補給ロー
ラ73へのトナーの搬送は、アジテータ70の羽根72
がトナーを汲み上げ、汲み上げたトナーをトナー補給ロ
ーラ73に向かって落下させることにより行なわれる。
また、このトナー補給ローラ73は、トナー補給部材駆
動軸としての駆動軸69から伝達される駆動力により回
転し、ホッパ内のトナーを現像装置6へ搬送するもので
ある。この説明からわかるように、この装置では、トナ
ー搬送スクリュウ68に駆動力を与え又該スクリュウの
回転軸であるトナー搬送部材駆動軸と、トナー補給ロー
ラ73に駆動力を与え又該ローラの回転軸であるトナー
補給部材駆動軸とが同一の部材である駆動軸69から構
成されている。すなわち、トナー搬送スクリュウ68、
トナー補給ローラ73、及び、トナー補給部材駆動軸で
あり又トナー搬送部材駆動軸である駆動軸69が一の回
転体74を構成している。よって、トナー補給部材駆動
軸とトナー搬送部材駆動軸とを別体として設けた場合と
比較し、設けるべき駆動軸の本数が減り、トナー補給装
置を小型化することができる。
【0022】この回転体74は、図4に示すように、太
パイプ部66の細パイプ部65に連通する側と反対側の
側面に設けられた軸受75と、駆動軸69のトナー搬送
スクリュウ68とトナー補給ローラ73との間に設けら
れた軸受76とでケース64に回転可能に取り付けられ
ており、トナー受部62側の端部は自由端となっていて
軸受は設けられていない。ここで、トナー受部62近傍
は、細パイプ65の壁面で囲まれており、かつ、トナー
ボトル10からトナーが最初に到達する場所であるので
トナーが滞留しやすい。よって、係る場所に軸受が設け
られていると、滞留したトナーが軸受に固着して該軸受
が動かなくなったり、軸受から滞留したトナーが洩れだ
したりしするという問題が生じやすい。上述のように、
この装置ではトナー受部62近傍には軸受は設けられて
いないため、係る問題が生じることはない。
【0023】また、この装置では、図5に示すように、
トナー搬送スクリュウ68が収納された細パイプ部68
の内側底面部77よりも、アジテータ70を収納した太
パイプ部66の内側底面部78が低い位置になるよう
に、ケース64の形状が定められている。よって、前述
の、トナー搬送スクリュウ68からアジテータ70への
トナー搬送がトナー搬送スクリュウ68の搬送力のみな
らず、重力による落下によって実現されることになる。
よって、該搬送がスムーズなものとなる。
【0024】また、この装置では、太パイプ部66の細
パイプ部65に連通する側と反対側の側壁面からトナー
搬送スクリュウ68の該側壁面までの距離をX(図3参
照)と、該側壁からアジテータ70の該側壁とは反対側
の端部までの距離をZ(図3参照)とすると、ZがXよ
りも長くなっている。よって、ZのXよりも長い部分が
存する位置で、トナー搬送スクリュウ68がトナーを搬
送する方向と垂直な方向にトナー搬送スクリュウ68と
アジテータ70が重なることになる。よって、トナー搬
送スクリュウ68からアジテータ70へのトナー搬送が
スムーズに行なわれる。また、太パイプ部66の細パイ
プ部65に連通する側と反対側の側壁面からトナー搬送
スクリュウ68のトナー受部62側の端部までの距離を
Yとすると、Yが前記Zよりも長くなっている。よっ
て、YのZよりも長い部分に、アジテータ70が存在し
ない空間ができ、該空間にトナーボトル10とトナーボ
トルユニット10とを取り付けることができる。
【0025】次に、この複写機の動作を、トナー補給装
置の動作を中心に説明する。トナー補給装置60から現
像装置6にトナーが補給され、ホッパ部61内のトナー
量が少なくなったことをセンサー80が検知すると、図
示しない駆動源からの駆動が伝達されたトナーボトル1
0が回転を開始する。該回転により、トナーボトル10
の内側に設けられた図示を省略する螺旋状溝が、該ボト
ル内のトナーをトナーボトルユニット11の開口部を介
してトナー受部62へと搬送する。該トナーをトナー搬
送スクリュウ68が、トナー搬送路63中を矢印A(図
3参照)方向に搬送し、搬送路のトナー受部62が設け
られた側と反対側の端部まで搬送する。該端部まで搬送
されたトナーは、トナー搬送ローラ62の搬送力と、重
力の作用とで矢印B(図3参照)に示すようにホッパ部
61内へと落下し、ホッパ部61内でアジテータ70に
より撹拌され、アジテータ70の汲み上げがあれば、現
像装置6へ補給される状態となる。複写が繰返し行なわ
れて、現像装置中のトナー濃度が低くなったことを、現
像装置中のトナー濃度センサー(図示を省略する)が検
知すると、ホッパ部内の補給可能な状態にあるトナー
を、アジテータ70がトナー補給ローラ73へと汲み上
げ、トナー補給ローラ70が現像装置へと補給する。 (以下、余白)
【0026】
【発明の効果】請求項1乃至請求項4の発明によれば、
トナー補給装置の駆動軸とトナー搬送装置の駆動軸とが
同一であるので、トナー補給装置の構造を簡単なものと
することができ、また、トナー補給部材とトナー搬送部
材とを別々の駆動軸により駆動する場合と比較して、ト
ナー補給装置を高さが低い小型なものとすることができ
る。また、トナー補給装置が小型化されるので、該トナ
ー補給装置を用いた画像形成装置も小型化され、限られ
たスペースに設置し使用できる画像形成装置を提供する
ことができる。
【0027】請求項2の発明によれば、回転体を支持す
る軸受がロックすることが防止されるので、回転体を構
成するトナー搬送部材とトナー補給部材とが回転しなく
なることが防止される。また、軸受を通過してトナーが
トナー補給装置から洩れだすことがないので、画像形成
装置内が洩れだしたトナーにより汚れることが防止され
る。
【0028】請求項3の発明によれば、トナー搬送部材
からホッパ部に設けられたアジテータへトナーが落下す
ることにより搬送されるので、該搬送がスムーズにな
る。よって、トナー搬送部材とアジテータとの間にトナ
ーが滞留し、現像装置へ十分なトナーが搬送されなくな
ることを原因とする画像品質の低下が防止される。ま
た、トナー搬送部材からアジテータへのトナーの搬送が
スムーズになることで、両部材間にトナーが滞留した状
態で両部材間にさらにトナーが搬送されてトナーに圧力
が加わることによりトナーが重合し、該重合により画質
品質が低下することが防止される。
【0029】請求項4の発明によれば、トナー搬送部材
とアジテータとがトナー搬送部材のトナー搬送方向と垂
直な方向で重なり、トナー搬送部材からアジテータへの
トナー搬送がスムーズなものとなる。よって、トナー搬
送部材とアジテータとの間にトナーが滞留することがな
くなり、請求項3と同様に、現像装置に補給されるトナ
ーが不足することによる画像品質の低下と、トナーが重
合することによる画像品質の低下とが防止される。ま
た、画像形成装置内にトナー容器を収納する空間が確保
されるので、画像形成装置が小型化され、限られたスペ
ースに設置し使用できる画像形成装置を提供することが
できる。
【0030】請求項5の発明によれば、画像形成装置が
小型化され、限られたスペースに設置し使用できる画像
形成装置を提供することができる。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る電子写真複写機の概略構成を示す
正面図。
【図2】同複写機におけるトナーボトルユニットの平面
図。
【図3】同複写機に用いられるトナー補給装置の斜視
図。
【図4】同トナー補給装置の、図1におけるAA断面を
示す断面図。
【図5】同トナー補給装置の、図4におけるBB断面を
示す断面図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電装置 3 コンタクトレンズ 4 光源 5 光学系 6 現像装置 7 転写分離装置 8 定着装置 9 クリーニング装置 10 トナーボトル 11 トナーボトルユニット 12 複写機本体側板 60 トナー補給装置 61 ホッパ部 62 トナー受部 63 トナー搬送路 64 ケース 65 細パイプ部 66 太パイプ部 67 開口部 68 トナー搬送スクリュウ 69 駆動軸 70 アジテータ 71 アジテータ軸 72 羽根 73 トナー補給ローラ 74 回転体 75 軸受 76 軸受 77 細パイプ部の内側底面部 78 太パイプ部の内側底面部 80 センサ 81 ギア群 L 回転軸

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー容器からトナーを受けるトナー受部
    と、前記トナー受部を有し、且つ該トナー受部のトナー
    を搬送するトナー搬送路を形成する搬送路部材と、前記
    搬送路に連通し、且つ該搬送路からトナーが搬送される
    ホッパ部を形成するホッパ部部材と、トナー搬送部材駆
    動軸から伝達される駆動力により回転し、前記トナー受
    部から前記トナー搬送路の該トナー受部が設けられてい
    るのと反対側の端部までトナーを移動させ、該端部から
    前記ホッパ部へトナーを移動させることで、該トナー受
    部から該ホッパ部へトナーを搬送するトナー搬送部材
    と、前記ホッパ部内に設けられた、該ホッパ部内のトナ
    ーを撹拌するアジテータと、トナー補給部材駆動軸から
    伝達される駆動力により回転し、前記アジテータにより
    撹拌されトナーを前記ホッパ部から現像装置へと補給す
    るトナー補給部材と、を備えたトナー補給装置であっ
    て、前記トナー搬送部材駆動軸と前記トナー補給部材駆
    動軸とが同一の駆動軸であって、前記アジテータが、前
    記ホッパ部内のトナーを汲み上げて前記トナー補給部材
    へと搬送するアジテータであることを特徴とするトナー
    補給装置。
  2. 【請求項2】前記トナー搬送部材、前記トナー補給部
    材、前記トナー搬送部材部材駆動軸、及び前記トナー補
    給部材駆動部材からなる回転体が、前記トナー受部側の
    端部以外の位置に設けられた軸受で装置本体に回動自在
    に取り付けられたことを特徴とする請求項1のトナー補
    給装置。
  3. 【請求項3】前記ホッパ部部材の内側底面部が、前記ト
    ナー搬送路部材における前記トナー受部が設けられてい
    る側の端部と反対側の端部の内側底面部よりも低い位置
    に存することを特徴とする請求項1のトナー補給装置。
  4. 【請求項4】前記ホッパ部部材の前記トナー搬送路に連
    通する側と反対側の側壁から、前記トナー補給部材の該
    壁面とは反対側の端部までの距離をX、前記側壁から前
    記トナー搬送部材の前記トナー受部側の端部までの距離
    をY、前記側壁から、前記アジテータの該側壁とは反対
    側の端部までの距離をZ、とした場合に、 X<Z<Y であることを特徴とする請求項1のトナー補給装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4の何れかのトナー補
    給装置と、前記トナー補給装置からトナーが補給される
    現像装置と、前記現像装置によって、その表面に形成さ
    れた潜像が現像される潜像担持体と、を備えたことを特
    徴とする画像形成装置。
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