JP3391986B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3391986B2
JP3391986B2 JP19526096A JP19526096A JP3391986B2 JP 3391986 B2 JP3391986 B2 JP 3391986B2 JP 19526096 A JP19526096 A JP 19526096A JP 19526096 A JP19526096 A JP 19526096A JP 3391986 B2 JP3391986 B2 JP 3391986B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置等の
画像形成装置であって、像担持体上に形成した静電潜像
を現像する際に使用する微粉状の現像剤を貯蔵するため
の現像剤貯蔵装置を備えた画像形成装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の電子写真装置等の画像形成装置に
おいては、図11に示すように、像担持体としての感光
体101を有し、この感光体101上に帯電器(図示せ
ず)、露光装置等によって静電潜像を形成し、この静電
潜像に現像装置102よって現像剤を付着させて可視像
を形成している。 【0003】そして、この可視像は、給紙カセット10
3に収納されて給紙ローラ105、搬送ローラ106、
107等を介して感光体101に供給された転写材S
に、転写装置109によって転写され、転写材Sと共に
排熱ファン113に近接して設けられた搬送装置110
によって定着装置111に搬送され、定着装置111に
おいて加熱及び加圧されることにより転写材S上に固着
されて永久画像となり、転写材Sと共に装置本体外部に
最終的なコピーとして排出される。 【0004】したがって、このような構成の画像形成装
置においては、現像装置102には、現像剤を感光体1
01上の静電潜像に付着させる現像スリーブ102b
と、現像剤を収納する現像容器102aとが必要とな
り、また、画像形成を繰り返すに伴い、現像容器102
a内の現像剤が順次消費されて、現像容器102a内の
現像剤の残量が減少していくため、現像装置102に対
して適宜現像剤を補給することが必要となる。 【0005】しかし、この現像装置102に対する現像
剤の補給作業は煩わしく、現像剤の飛散を伴うものであ
るため、できる限り回数を減らすことが好ましい。 【0006】そこで、上記従来の画像形成装置において
は、この補給回数を低減するために、現像装置102の
上方に、現像剤貯蔵装置(以下、貯蔵装置とする)11
2を配設している。 【0007】つまり、この貯蔵装置112は、多量の現
像剤を収納できるように大きめに形成されており、この
貯蔵装置112から順次現像装置102の現像容器10
2aに対して現像剤の自動的な補給が可能となってお
り、人手を介した煩雑な現像剤の補給作業の回数を大幅
に低減するようにしている。 【0008】しかしながら、この貯蔵装置112内の現
像剤も、画像形成装置の使用に伴って減少するため、こ
の貯蔵装置112への現像剤の補充が必要となり、従来
は図12に示すように、現像剤補充容器としてのボトル
114を用いて、現像剤を貯蔵装置112内に移し替え
ている。 【0009】そして、この現像剤の補充に要する時間
は、できるだけ短い方が好ましいため、ボトル114の
排出口114a及び貯蔵装置112の受入口112a
は、いずれも図12に示すように大きく形成されてい
る。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ボトル114の排出口114aを大きくする
と、現像剤が流動性の高い超微粒体で構成されているた
め非常に飛散し易く、ボトル114から貯蔵装置112
に現像剤を移し替える際、あるいは移し替え終了後にボ
トル114を貯蔵装置112から取り外した直後に現像
剤が飛散し、この飛散した現像剤によって付近の部材が
汚染される場合があった。 【0011】そこで、これを防ぐために、特公昭57−
38673号公報に開示されているように、貯蔵装置1
12とボトル114のそれぞれにスライド式の開閉蓋を
取り付け、一方の開閉蓋を他方の開閉蓋に従動させるこ
とで、現像剤の補給動作を行うようにした貯蔵装置が提
案されている。 【0012】また、ボトル114側の現像剤の供給口と
なる開口部を引き剥し可能なシート部材によって密封
し、ボトル114の輸送時等にも、現像剤が漏れないよ
うにしたものや、異物の混入等を防ぐため、貯蔵装置1
12の開閉蓋をロックし、現像剤の補給動作時にのみ開
閉可能とした貯蔵装置が、特公平1−36943号公報
等に開示されている。 【0013】しかしながら、このような貯蔵装置では、
補給動作以前に貯蔵装置112内の現像剤の残量を確認
することが不可能であるため、現像剤補給時に、ボトル
114から貯蔵装置112に過度の現像剤が補充される
おそれがあり、過度の現像剤が補給された場合には、ボ
トル114が貯蔵装置112から外れなくなる、あるい
は開閉蓋が半開の状態でボトル114が貯蔵装置2から
外れてしまい、現像剤が周囲に飛散することがあった。 【0014】また、上記従来例では、ボトル114から
貯蔵装置112への現像剤の補充は、自由落下により行
っていたため、貯蔵装置112内に現像剤が均一に収容
されず、図12に示すように貯蔵装置112から現像容
器102aへの連結口112bを現像容器102aの長
手方向全域に設け、シャッター(図示せず)の開閉によ
り現像容器102aの長手方向全域に現像剤を供給する
方式を採ると、現像容器102a内に収容された現像剤
が該長手方向において不均一になる場合があった。 【0015】そこで、図13に示すように、貯蔵装置1
12に搬送スクリュー112cを設けて現像容器102
aの長手方向端部から現像剤を供給し、また、現像容器
102aには搬送スクリュー102cと現像剤規制壁1
02dを設けることにより、現像容器102a内の現像
剤を均一にする方式が提案された。 【0016】この方式においては、搬送スクリュー11
2cにより供給された現像剤は、搬送スクリュー102
cによって、上記長手方向に搬送されながら拡散し、搬
送スクリュー102cによる現像剤搬送方向の上流側
(図13にaで示す)から下流側(図13にbで示す)
に高さが低くなるような現像剤規制壁102dにより、
上記上流側では多量に存在する現像剤の落下量が抑えら
れ、上記下流側ては少量の現像剤の落下が促進されるこ
とにより、現像容器102a長手方向における現像剤分
布を均一なものにしている。 【0017】しかしながら、この方式によれば、現像容
器102a内に用いた搬送スクリュー102cは環境の
変化等により搬送量が安定しないことがあり、搬送量が
不安定になると、現像剤の長手方向分布が不均一になる
ことがあり、画像劣化につながる場合があった。 【0018】従来ではそのために、搬送スクリュー10
2cの径、回転数、及び現像剤規制壁102dの高さの
最適化を図っているが、それに要求される搬送スクリュ
ー102c、現像剤規制壁102d、現像容器102a
等の寸法公差が非常に厳しく、ラチチュードの少ないも
のになっており、それが製造コストアップにつながる場
合があった。 【0019】そこで、本発明は、現像剤飛散を抑えつ
つ、ボトルから貯蔵装置への現像剤補充に要する時間を
短縮することができ、かつ、ボトルから貯蔵装置への過
度の現像剤供給を防ぐことができ、さらに、現像容器の
長手方向における現像剤分布を均一にすることのできる
画像形成装置を提供することを目的としている。 【0020】 【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、静電潜像を担持する像担持体と、該像担持体に対
向するように配設された現像剤担持体と、該現像剤担持
体に担持される現像剤を収容する現像容器と、該現像容
器へ供給する現像剤を貯蔵する現像剤貯蔵装置と、該現
像剤貯蔵装置に着脱自在に設けられ該現像剤貯蔵装置へ
現像剤を補充する現像剤補充容器とを有する画像形成装
置において、上記現像剤貯蔵装置から上記現像容器に対
して上記現像剤担持体の長手方向全域に現像剤を供給す
る供給連通部と、上記現像剤貯蔵装置内で上記長手方向
に現像剤を均す現像剤均し手段と、上記現像剤補充容器
から上記現像剤貯蔵装置に対して上記長手方向の一領域
に現像剤を補充する補充連通部と、上記補充連通部より
も現像剤搬送方向下流側に設けられ上記現像剤貯蔵装置
内の現像剤量を検出する現像剤検出手段と、該現像剤検
出手段の出力に基づいて駆動され上記現像剤補充容器内
の現像剤を該補充連通部へ搬送する搬送手段とを有する
ことにより達成される。 【0021】 【0022】 【0023】 【0024】 【0025】 【0026】つまり、本発明においては、現像剤貯蔵装
置が現像剤担持体の長手方向に延びて形成されており、
現像剤補充容器から現像剤貯蔵装置への現像剤の排出は
補充連通部を介して行われるので、現像剤補充容器の装
着時及び現像剤の補充時並びに現像剤補充容器の取り外
し時における多量の現像剤飛散を無くす。その際、現像
剤検出手段は、補充連通部よりも現像剤搬送方向下流側
に設けられているので、装置設置時等のように現像剤貯
蔵装置内が空状態のときから現像剤の補充を行う場合で
も、上記現像剤検出手段の配設位置にまで現像剤が行き
渡らない限り、現像剤検出が行われないので、現像剤貯
蔵装置内における現像剤の偏りを防ぐ。そして、現像剤
補充容器から現像剤貯蔵装置への現像剤の補充は、現像
剤補充容器内の搬送手段を駆動することにより行われる
ので、上記補充連通部を介して行う場合でも、現像剤補
充に要する時間を短縮化する。さらに、該搬送手段の駆
動は、現像剤貯蔵装置内の現像剤量を検出する現像剤検
出手段の出力に基づいて行われるので、過度の現像剤補
充が行われることがない。また、このようにして現像剤
貯蔵装置に補充された現像剤は、現像剤貯蔵装置内で現
像剤均し手段により上記長手方向に均され、現像剤貯蔵
装置から現像容器に対して上記長手方向全域に供給され
るので、現像容器における現像剤の上記長手方向の分布
は均一なものとなり、画像不良を発生させない。 【0027】 【0028】 【0029】 【0030】 【0031】 【0032】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。 【0033】(第1の実施形態)まず、本発明の第1の
実施形態を添付図面の図1ないし図5に基づいて説明す
る。 【0034】図4は本実施形態における画像形成装置を
示す図である。本実施形態における電子写真装置等の画
像形成装置においては、図4に示すように、像担持体と
しての感光体101を有し、この感光体101上に帯電
器(図示せず)、露光装置等によって静電潜像を形成
し、この静電潜像に現像装置102よって現像剤を付着
させて可視像を形成している。 【0035】そして、この可視像は、給紙カセット10
3に収納されて給紙ローラ105、搬送ローラ106、
107等を介して感光体101に供給された転写材S
に、転写装置109によって転写され、転写材Sと共に
排熱ファン113に近接して設けられた搬送装置110
によって定着装置111に搬送され、定着装置111に
おいて加熱及び加圧されることにより転写材S上に固着
されて永久画像となり、転写材Sと共に装置本体外部に
最終的なコピーとして排出される。 【0036】このような本実施形態の画像形成装置にお
いては、現像装置102には、現像剤を感光体101上
の静電潜像に付着させる現像スリーブ102bと、現像
剤を収納する現像容器102aとが備えられており、ま
た、該現像容器102aに現像剤を補給するために、現
像剤貯蔵装置(以下、貯蔵装置とする)2が設けられて
いる。 【0037】さらに、該貯蔵装置2の上部には、該貯蔵
装置2に対して着脱自在な現像剤補充容器としてのボト
ル1が備えられており、該貯蔵装置2への現像剤の補充
が可能になっている。 【0038】そして、本実施形態におけるボトル1及び
貯蔵装置2の構成は、図4の矢印A方向から見た図であ
る図1に示すようになっている。つまり、従来のように
ボトル1の排出口を大きく形成するのではなく、ボトル
1から貯蔵装置2への現像剤供給は貯蔵装置2の長手方
向端部に設けられた連通部としての連結口1aを通じて
行い、また、貯蔵装置2から現像容器102aへの現像
剤供給は、現像容器102aの長手方向全域に対して行
うようになっている。 【0039】このように、貯蔵装置2の長手方向端部か
らの現像剤供給を行うことにより、流動性の高い超微粒
体で構成された現像剤に対しても、ボトル1から貯蔵装
置2に現像剤を移し替える際、あるいは移し替え終了後
にボトル1を貯蔵装置2から取り外した直後に多量の現
像剤が飛散することがなく、この飛散した現像剤によっ
て付近の部材が汚染されることがない。 【0040】しかしながら、この構成では、現像剤の補
充に要する時間が長くなるおそれがある。そこで、本実
施形態では、図1に示すように、ボトル1内にスクリュ
ー等により構成された搬送手段4を設け、短時間で現像
剤の補充を行うようになっている。 【0041】また、このように貯蔵装置2の長手方向端
部から現像剤を供給する構成とした場合であっても、従
来例と同様に貯蔵装置2の長手方向における現像剤分布
が不均一になるおそれがあるが、本実施形態において
は、図1に示すように貯蔵装置2内に現像剤均し手段
(以下、均し手段とする)5を設け、貯蔵装置2から現
像容器102aには現像容器102aの長手方向全域に
亘って現像剤を供給する構成をとっている。したがっ
て、現像剤の長手方向分布は均一なものとなり、画像不
良を発生させない。 【0042】なお、本実施形態においては、ボトル1か
らの排出は、図1に示すように、シャッター1bにより
ストップできる。シャッター1bは取り付け時に開いた
状態にセットされるか、または電気的にソレノイド等で
シャッター1bの開閉を行ってもよい。 【0043】さらに、本実施形態においては、貯蔵装置
2にピエゾ式のセンサ等により構成される現像剤検出手
段7aを設けることにより、ボトル1から貯蔵装置2へ
の過度の現像剤供給が行われないようにしている。 【0044】つまり、貯蔵装置2内の現像剤が減少する
と、現像剤検出手段7aの出力が変化するため、その出
力に基づいて上記ボトル1内の搬送手段4を駆動し、現
像剤をボトル1の排出口から排出させ、貯蔵装置2内の
現像剤量の増加により再び現像剤検出手段7aの出力が
変化したときに上記搬送手段4の駆動を停止させること
により、常に貯蔵装置2内部の現像剤が一定量になるよ
うにしている。 【0045】さらに、本実施形態においては、ある一定
時間ボトル1内の搬送手段4を動作しても、貯蔵装置2
内の現像剤が一定量にならないときは、ボトル1内の現
像剤が無くなったと判断して、ボトル1の交換の指示を
する表示を操作パネル等に行うように構成している。 【0046】したがって、ユーザーは、ボトル1の適切
な交換時期を知ることができるので、過度の現像剤供給
を防ぐことができるだけでなく、画像形成動作の現像剤
不足による中断という事態を防ぐことができる。 【0047】また、本実施形態におていは、以上のよう
な操作パネル等におけるボトル交換の表示により、ボト
ル1が交換され、再び現像剤検出手段7aで現像剤が検
出されると上記表示を消すように構成しているが、さら
に、コピー動作中に上記表示が行われた場合にも、ボト
ル1の交換ができるように構成している。 【0048】つまり、上記現像剤検出手段7aの下方
に、同じくピエゾ式のセンサ等により構成された現像剤
検出手段7bを設けることにより、現像剤検出手段7b
によって貯蔵装置2内の現像剤が無くなったことを判断
した際に、コピー動作を停止するようにしている。 【0049】これにより、上記表示中は貯蔵装置2内の
現像剤検出手段7aと現像剤検出手段7bの間にある現
像剤の分だけコピー動作が可能であり、その間にボトル
1の交換を完了させることにより、継続したコピー動作
が可能となる。 【0050】また、本実施形態においては、上記現像剤
検出手段7a,7bの取り付け位置を、貯蔵装置2内の
側面であって、ボトル1から現像剤の送られてくる側と
は逆にすることで、現像剤補給直後における貯蔵装置2
内の現像剤を長手方向において均一にすることができ
る。 【0051】例えば、ボトル1が空になり、コピー動作
が続いたとき、あるいは画像形成装置の設置時には、貯
蔵装置2内も空になることが予測されるが、この時は、
貯蔵装置2内の現像剤が一定量になるまでに時間が必要
である。しかし、図5に示すように、ボトル1から現像
剤が送られる側の端部に現像剤検出手段7’aがある
と、現像剤の均しが均一になっておらず、図5のような
状態のときにもコピー動作を開始してしまうおそれがあ
る。 【0052】したがって、現像剤検出手段7a,7b
は、図1のように、ボトル1から送られる端部と逆に位
置することが望ましい。 【0053】次に、貯蔵装置2に配設された均し手段5
について説明する。図1に示すように、連結部1aから
送られてきた現像剤は、長手方向の端部に送られるの
で、そのままでは図5に示すように端部で山になるだけ
である。そこで、本実施形態では、均し手段5を動作さ
せることにより、端部にある現像剤を長手方向全域で均
一にしている。 【0054】従来のように、搬送スクリュー112cを
用いた場合には、単に一方向に搬送されるだけである
が、本実施形態では、均し手段5を図3に示すような内
部に開口部を有する楕円形状の板(以下、小判形と称
す)とし、該小判形の板5aをある角度を持って軸5b
に取り付けたため、現像剤を端から逆の端まで送るとい
うよりも、回転していく内に全域に現像剤を広げるとい
う効果を奏することができる。 【0055】このように、本実施形態によれは、小判形
の板5aを有する均し手段5によって、貯蔵装置2内は
常に長手方向全域で均一に均すことができる。また、撹
拌能力にも優れていて、現像剤が固まっても撹拌するこ
とができる。 【0056】このようにして長手方向に均一に均された
貯蔵装置2内の現像剤は、現像容器102aの長手方向
のほぼ全域に亘って設けられた連通部としての連結口2
aを通って、現像容器102aの長手方向のほぼ全域に
均一に供給され、画像不良の発生を防ぐことができる。 【0057】また、上記貯蔵装置2内の現像剤は、図2
に示すようなシャッターローラ8の動作によって連結部
2aを通って現像装置102へと補給されるように構成
している。シャッターローラ8は現像容器102a内の
現像剤検出手段(図示せず)からの電気的な信号により
動作し、現像容器102a内の現像剤の量を常に一定量
になるように制御している。なお、シャッターローラ8
の構成は、特にローラに限ったものではない。 【0058】以上のように、本実施形態においては、ボ
トル1の排出口を、貯蔵装置2の長手方向全域に亘って
設けるのではなく、長手方向端部に設けたので、従来の
ボトル装着及び取り外し時における現像剤飛散を防ぐこ
とができる。しかも、上記ボトル1には、搬送手段4を
設けることにより、ボトル1から貯蔵装置2への現像剤
補充時間の短縮化を図ることができる。 【0059】また、現像剤検出手段7a,7bを設け、
該現像剤検出手段7a,7bの出力に応じて搬送手段4
を駆動し、あるいはボトル1の交換時期についての表示
を行うようにしたので、過度の現像剤供給が行われるこ
とがない。 【0060】さらに、上下に配置した二つの現像剤検出
手段を用いることにより、ボトル1の交換表示中におい
ても、画像形成動作が可能であり、継続的な画像形成動
作を可能としている。 【0061】また、上記現像剤検出手段7a,7bの取
り付け位置を、貯蔵装置2における現像剤の受け入れ部
とは反対側に設定したので、貯蔵装置2内が空の状態に
なった時からの現像剤補給においても、貯蔵装置2内の
現像剤の長手方向分布を均一なものにすることができ
る。 【0062】さらに、貯蔵装置2に、開口部を有する小
判形の板5aを備えた均し手段5を設けることで、貯蔵
装置2内の現像剤の長手方向分布を均一化でき、また、
安定して現像剤の搬送ができるようになる。 【0063】また、小判形の形状の均し手段5によって
現像剤の撹拌も同時に行えるので、他の撹拌部材を無く
すことができ、コスト上でも大きなメリットがある。 【0064】また、小判形の均し手段5は、どちらの方
向に回転させても、同様な効果があり、駆動設計の際、
ギア等を最小にでき、コストダウンにもなる。 【0065】さらに、ボトル1からの現像剤を一度貯蔵
装置2内に貯めて長手方向の分布を均一にするため、ス
クリュー、壁、容器等の寸法公差を大きくでき、ラチチ
ュードを広げることで、製造コストを低下させることが
できる。 【0066】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を図6に基づいて説明する。なお、第1の実施
形態との共通箇所には同一符号を付して説明を省略す
る。 【0067】ボトル1の現像剤排出口の位置は、貯蔵装
置2の長手方向において、どこにあってもよく、ボトル
形状等にもよるが、図6に示すように、中央にあっても
第1の実施形態と同じ効果を奏することができる。 【0068】この場合には、図6に示すように、ボトル
1の中央部側へ現像剤を搬送可能な搬送手段4’を用い
れば良い。 【0069】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態を図7及び図8に基づいて説明する。なお、第
1の実施形態との共通箇所には同一符号を付して説明を
省略する。 【0070】貯蔵装置2の大型化、長手方向への長さの
拡張により、均し手段の回転トルクが増大したり、均し
スピードと現像容器102aへの現像剤補給スピードの
関係が安定しない場合も考えられる。実際に本体内での
電力には限界があり、回転トルクも制約を受けることが
ある。 【0071】そこで、本実施形態では、均し手段を、図
7に示すように、搬送スクリュー11、均し壁10、ス
クリュー経路12から構成し、これらを貯蔵装置2内に
設けている。 【0072】本実施形態によれば、ボトル1より端部か
ら現像剤がまず貯蔵装置2内の搬送スクリュー11の上
に落とされる。そして、現像剤は搬送スクリュー11に
よりスクリュー経路12内を搬送され、また、均し壁1
0は図8に示すようにボトル1から現像剤がスクリュー
11上に落ちた位置から徐々に斜めになっている形状
で、スクリュー11によって現像剤が徐々に撹拌部材1
3上にふり注ぐ。したがって、現像剤は長手方向に均一
に均される。 【0073】その原理は図13に示す従来例と同様であ
る。しかし、現像容器102a内部と違って現像剤を一
度貯蔵装置2内に貯めてから、現像容器102aへ送る
ため、現像剤の変化により多少スクリュー11の搬送性
が不安定でも、現像容器102aへの現像剤補給は安定
して行うことができる。 【0074】この構成の場合、撹拌部材13を、図8に
示すように、軸13aと針金13bのような構成にでき
るので、現像剤の撹拌中の摩擦を減少でき、回転トルク
も減少させることができる。 【0075】(第4の実施形態)次に、本発明の第4の
実施形態を図9及び図10に基づいて説明する。なお、
第1の実施形態との共通箇所には同一符号を付して説明
を省略する。 【0076】均し手段は、図9のようにスクリュー5c
の内部が開いていて撹拌の能力を兼ね備えた形状にして
も良い。この形状にするこで、長手方向への均し(搬
送)スピードをアップさせることができる。 【0077】しかしこのままで、片側に現像剤が全て寄
ってしまうので、適度に逆回転を行うとよい。このよう
に、スクリュータイプの均し手段を用いるときは、回転
方向、回転スピードの制御を入れることになる。 【0078】例えば、端部に送られた現像剤が逆の端に
行くまでに20回転を必要とすれば、20回転させた
後、逆回転を数回入れるというシーケンスにする。 【0079】また、現像剤検出手段の位置を中央に設け
ることで現像剤の均一性を常に検知し、撹拌スクリュー
の回転を制御しても良い。 【0080】さらに、図10のように、スクリュー5c
の内部にスクリュー5dを備えたものにすると、上述の
ような回転方向を変化させる回数を少なくできるので、
モータの作動時間を短縮できる。 【0081】その際、外側のスクリューと内側のスクリ
ューでは、内側のスクリューのピッチを大きくとり、搬
送能力を高めにしておくとよい。 【0082】図9、図10のような構成にすれば、現像
剤の撹拌もでき、一方向への現像剤の片寄りが無くな
り、第1の実施形態と同様な効果が得られる。 【0083】また、現像剤検出手段は二個に限ったもの
ではなく、一つでも多くすることで、貯蔵装置内の現像
剤の残量を検知することができ、ユーザーへの交換の目
安が的確にできる。 【0084】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現像剤貯蔵装置を現像剤担持体の長手方向に延びた形状
とし、現像剤補充容器から現像剤貯蔵装置への現像剤の
排出は補充連通部を介して行うので、現像剤補充容器の
装着時及び現像剤の補充時並びに現像剤補充容器の取り
外し時における多量の現像剤飛散を無くすことができ、
操作性の向上を図ることができる。その際、現像剤検出
手段は、補充連通部よりも現像剤搬送方向下流側に設け
られているので、装置設置時等のように現像剤貯蔵装置
内が空状態のときから現像剤の補充を行う場合でも、上
記現像剤検出手段の配設位置にまで現像剤が行き渡らな
い限り、現像剤検出が行われないので、現像剤貯蔵装置
内における現像剤の偏りを防ぐことができる。そして、
現像剤補充容器から現像剤貯蔵装置への現像剤の補充
は、現像剤補充容器内の搬送手段を駆動することにより
行うので、上記補充連通部を介して行う場合でも、従来
のような現像剤補充の際の待機時間を無くすことができ
る。さらに、該搬送手段の駆動は、現像剤貯蔵装置内の
現像剤量を検出する現像剤検出手段の出力に基づいて行
うので、過度の現像剤補充を防ぐことができ、また、こ
のようにして現像剤貯蔵装置に補充された現像剤は、現
像剤貯蔵装置内で現像剤均し手段により上記長手方向に
均され、現像剤貯蔵装置から現像容器に対して上記長手
方向全域に供給するので、現像容器における現像剤の上
記長手方向の分布を均一なものとすることができ、画像
不良の発生を防止することができる。また、環境変化等
にも優れた安定性を持った補給が実現できる。さらに、
また、現像剤補充容器からの現像剤を一度貯蔵装置内に
貯めて長手方向の分布を均一にするため、スクリュー、
壁、容器等の寸法公差を大きくでき、ラチチュードを広
げることで、製造コストを低下させることができる。 【0085】 【0086】 【0087】 【0088】 【0089】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施形態における現像剤補充容
器と現像剤貯蔵装置と現像容器との構成を示す断面図で
ある。 【図2】本発明の第1の実施形態における現像剤補充容
器と現像剤貯蔵装置と現像容器との構成を示す側面図で
ある。 【図3】本発明の第1の実施形態における現像剤均し手
段を示す図である。 【図4】本発明の第1の実施形態における画像形成装置
の縦断面図である。 【図5】本発明の第1の実施形態における現像剤検出手
段との比較例を示す図である。 【図6】本発明の第2の実施形態における現像剤補充容
器と現像剤貯蔵装置と現像容器との構成を示す断面図で
ある。 【図7】本発明の第3の実施形態における現像剤補充容
器と現像剤貯蔵装置と現像容器との構成を示す側面図で
ある。 【図8】本発明の第3実施形態における現像剤貯蔵装置
を示す断面図である。 【図9】本発明の第4の実施形態における現像剤均し手
段を示す図である。 【図10】本発明の第4の実施形態における他の現像剤
均し手段を示す図である。 【図11】従来の画像形成装置を示す断面図である。 【図12】従来の画像形成装置における現像剤補充容器
と現像剤貯蔵装置と現像容器との構成を示す断面図であ
る。 【図13】従来の画像形成装置における現像剤補充容器
と現像剤貯蔵装置と現像容器との他の構成を示す断面図
である。 【符号の説明】 1 ボトル(現像剤補充容器) 1a 連結口(補充連通部) 2 貯蔵装置(現像剤貯蔵装置) 2a 連結口(供給連通部) 4,4’ 搬送手段 5 均し手段(現像剤均し手段) 5a 楕円形状の板(現像剤均し手段) 5b 軸(現像剤均し手段) 5c スクリュー(現像剤均し手段、スクリュー形状の
手段) 5d 逆向きのスクリュー(現像剤均し手段) 7a 現像剤検出手段(最も上方側の現像剤検出手段) 7b 現像剤検出手段(最も下方側の現像剤検出手段) 101 感光体(像担持体) 102a 現像容器 102b 現像スリーブ(現像剤担持体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 112 G03G 15/08 114 G03G 15/08 506 G03G 15/08 507

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 静電潜像を担持する像担持体と、該像担
    持体に対向するように配設された現像剤担持体と、該現
    像剤担持体に担持される現像剤を収容する現像容器と、
    該現像容器へ供給する現像剤を貯蔵する現像剤貯蔵装置
    と、該現像剤貯蔵装置に着脱自在に設けられ該現像剤貯
    蔵装置へ現像剤を補充する現像剤補充容器とを有する画
    像形成装置において、 上記現像剤貯蔵装置から上記現像容器に対して上記現像
    剤担持体の長手方向全域に現像剤を供給する供給連通部
    と、上記現像剤貯蔵装置内で上記長手方向に現像剤を均
    す現像剤均し手段と、上記現像剤補充容器から上記現像
    剤貯蔵装置に対して上記長手方向の一領域に現像剤を補
    充する補充連通部と、上記補充連通部よりも現像剤搬送
    方向下流側に設けられ上記現像剤貯蔵装置内の現像剤量
    を検出する現像剤検出手段と、該現像剤検出手段の出力
    に基づいて駆動され上記現像剤補充容器内の現像剤を該
    補充連通部へ搬送する搬送手段とを有することを特徴と
    する画像形成装置。
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