JP3212068B2 - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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JP3212068B2
JP3212068B2 JP24687095A JP24687095A JP3212068B2 JP 3212068 B2 JP3212068 B2 JP 3212068B2 JP 24687095 A JP24687095 A JP 24687095A JP 24687095 A JP24687095 A JP 24687095A JP 3212068 B2 JP3212068 B2 JP 3212068B2
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクをノズルか
ら噴射して記録用紙等に所要の記録を行うインクジェッ
トヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、比較的に構成が簡単で、高速印
字、高品質印字が容易な記録装置として、インクジェッ
ト方式の記録装置が注目されている。このインクジェッ
ト記録装置に用いられるインクジェットヘッドとして
は、例えば、圧電セラミックス等のアクチエータの変形
によりインク流路の容積を変化させ、その容積減少時に
インク流路内のインクをノズルから液滴として噴射し、
容積増大時にインク導入口からインク流路内にインクを
導入するようにしたものがある。
【0003】この種のインクジェットヘッドにあって、
カラー化を図るためには複数のヘッドを必要とすること
から、装置の大型化を避けるには、各インクジェットヘ
ッドの小型化、高密度化が必要となる。そこで、2つの
インクジェットヘッドを、共通のプレート部材の両側に
インク流路を形成するように、アクチエータを背面に備
えた基板を配置して一体的に構成したものがある(例え
ば、特公昭58−5785号公報参照)。しかしなが
ら、この公報に示されるインクジェットヘッドにおいて
は、基板そのものにインク供給部と連結するためのイン
ク流路を作成しているため、微細な部品である基板にそ
のような流路を加工することは極めて困難な作業とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、そのような加
工上の問題を解消すべく、2つのインクジェットヘッド
を一体的に構成した構成にあって、インク供給部と連結
するためのインク流路を基板に作成するのではなく、別
途に樹脂等で形成され得る連通用のマニホールド部材を
連結して、インク供給部に連通するインク流路を形成す
るものが考えられた。
【0005】その例を、図6、図7を参照して説明す
る。図6はインクジェットヘッドの分解斜視図、図7は
断面図であり、1枚のプレート部材101の両側に、イ
ンク噴射用のチャンネル群102,103の形成された
アクチエータ104,105を接合し、前端面にインク
を噴射するノズルプレート106を接合し、後端面にイ
ンク供給部に連通するインク流路106,107の形成
されたマニホールド部材108を接合している。チャン
ネル群102,103の後開放端はインク流路106,
107に開口するようにする。マニホールド部材108
の端面109とアクチエータ104,105等の端面に
は、接着剤が塗布され、両者が接合される。接着剤とし
ては、常温硬化型のシリコンゴム等を用いる。
【0006】ところが、上記のような接合構造では、上
記端面の平面度が少しでも悪いと空洞ができたり、ある
いは、接着剤が流路に流れ込む虞があり、その製作作業
は容易ではない。2つのチャンネル群102,103に
は異なる色のインクが供給されていることから、空洞が
できると、インクが混色することになる。従って、接着
硬化後に、異なる色のインクを噴射して混色しない、つ
まり、確実に分色されることを確認する必要がある。本
発明は、上述した問題点を解決するためになされたもの
であり、構成が簡単で小型化が図れ、高密度記録用、カ
ラー用に好適で、また、製作作業が容易で、カラー用に
使用する場合にインクが混色することのないインクジェ
ットヘッド及びインクジェット記録装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明のインクジェットヘッドは、1枚のプ
レート部材と、このプレート部材に接合され、インクを
噴射させるためのエネルギーを付与するエネルギー発生
素子を備えた基板とを備え、これらにより前端側がイン
クを噴射するノズルと連通され、後端側が開放されたイ
ンク噴射用の複数のチャンネルからなるチャンネル群を
形成してなるインクジェットヘッドにおいて、前記プレ
ート部材の両面に、該プレート部材側に開放した複数の
溝を有する前記基板がそれぞれ接合され、前記各基板の
複数の溝が前記プレート部材の各面にそれぞれ独立した
2つのチャンネル群を形成しており、前記プレート部材
は前記基板よりも後端側に延長され、このプレート部材
の延長部の両側面と前記基板の後端面とが成すコーナー
部の各々に、前記両チャンネル群の各チャンネル後端が
開放され、また、そのコーナー部の各々に、インク供給
部との接続を行うためのインク流路が形成されたマニホ
ールド部材を接合し、これらのインク流路を、前記プレ
ート部材の延長部の両側面と前記基板の後端面との両方
わたって、前記チャンネル群に沿って連続して開放す
るとともに、その両開放面の周縁を連続した形状に形成
し、これらのインク流路の前記プレート部材の延長部が
わの開放面を前記プレート部材の延長部で覆うように該
開放面の周縁を前記プレート部材の延長部に接合し、か
つインク流路の前記基板の後端面がわの開放面を前記基
板の後端面で覆うように該開放面の周縁を前記基板の後
端面に接合し、該インク流路の前記基板の後端面がわの
開放面を前記各チャンネルの開放端の各々に連通させ、
前記インク流路において、前記インク供給部と接続する
部分を前記プレート部材の延長部と平行な面内において
延在させたものである。
【0008】上記構成においては、1つのヘッド組み立
て体に複数のカラーインク噴射用のノズルを持つヘッド
が得られ、小型化、高密度化した構造にて実現でき、し
かも、2つのチャンネルが完全に分離された形態と
り、マニホールド部材のインク流路の連続した周辺部を
プレート部材の延長部と基板の後端面とに接合し、マニ
ホールド部材のシーリングを流路に直接に接することな
くするので、マニホールド部材の接合をラフに行って
も、2つのチャンネルやインク流路が繋がり合うよう
なことがなく、異なるカラーのインクが混じり合うよう
なことがなくなる。また、マニホールド部材のインク流
路がプレート部材の両面に沿った形になるので、マニホ
ールド部材は基板の厚さを越えない大きさにすることが
でき、小型にできる。さらに、インク流路の、インク供
給部と接続する部分をプレート部材の延長部と平行な面
内において延在させていることで、基板の厚さを越えて
突出しないものとすることができ、複数個のヘッドを並
べる場合に、ヘッドの間隔を小さくすることができる。
【0009】また、請求項2の発明のインクジェットヘ
ッドは、上記請求項1に記載のインクジェットヘッドに
おいて、基板が、分極された圧電素子により少なくとも
一部が形成された複数の隔壁と、その隔壁によって隔て
られた複数の溝部と、圧電素子の分極方向に対して略直
交する駆動電界を印加する複数の電極とから構成され、
隔壁と電極によりエネルギー発生素子を構成すると共
に、溝部によりチャンネルを構成したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
例を図面を参照して説明する。図1は本実施例によるカ
ラーインクジェットプリンタ1の概略構成を示す図であ
る。カラーインクジェットプリンタ1は、4色(シア
ン、マゼンタ、イエロー、ブラック)のカラーインクを
印刷用紙等の被印刷体(以下、印刷用紙Pという)上に
噴射して印字を行うインクジェッ式ヘッド(以下、印字
ヘッドという)2を備え、この印字ヘッド2は、印字時
に直線的に往復駆動されるキャリッジ3に保持されてい
る。印字ヘッド2はヘッドユニット4と一体に設けられ
ており、このヘッドユニット4と共に、印字ヘッド2に
4色のインクを供給するインクカートリッジ5がキャリ
ッジ3に着脱自在に搭載される。印字ヘッド2は、イン
クを噴射させるためのエネルギーを付与するエネルギー
発生素子として圧電セラミック素子を備え、電圧印加に
よる圧電セラミック素子の変位に応じて得られるポンピ
ング作用を利用してインクを噴射し、印字を行うもので
ある(詳細は後述)。印字ヘッド2は圧電セラミック素
子に代えて熱電素子を用いたサーマルヘッドであっても
よい。
【0011】印字ヘッド2の前面に対向して、その往復
方向に平行にプラテンローラ6が回転自在に設けられて
おり、印字ヘッド2とプラテンローラ6とでもって印字
部を構成している。キャリッジ3は、キャリッジ3の下
部に設けられたキャリッジ軸支持部3aを介して、ハウ
ジング1a内のフレームに支持されたキャリッジ軸7
に、矢印B方向に直線的往復移動可能に支持され、か
つ、プーリ8,9間に架けられたベルト10に連結さ
れ、プーリ9がモータ11により回転駆動されることに
より、直線往復駆動されるようになっている。印刷用紙
Pはインクジェットプリンタ1の後部上方に設けられた
不図示の給紙カセットにより、矢印C方向に給送され、
印字ヘッド2と、矢印A方向に回転駆動されるプラテン
ローラ6との間に搬入され、印字後の印刷用紙Pは矢印
D方向に排出される。図1においては、これらの印刷用
紙Pの給送機構の図示を省略している。
【0012】また、プラテンローラ6の側方には、印字
ヘッド2のクリーニングを行うヘッドクリーニング部材
12が設けられている。さらに、プラテンローラ6の側
方で印字ヘッド2のリセット状態位置の前方に対向し
て、パージ装置13が設けられている。インクジェット
式の印字ヘッド2は、その使用中に内部に気泡が発生し
たり、噴射面上にインクの液滴が付着することにより、
噴射不良を起こすことがあるので、これを解消し良好な
噴射状態に回復させるためにパージ装置13がある。パ
ージ装置13は、矢印E方向に移動してその先端に設け
られたキャップ14に印字ヘッド2が覆われている時
に、ポンプ15により負圧を発生させ、印字ヘッド2の
内部の不良インクをパイプ16,17によって吸引して
印字ヘッド2を回復させるものである。吸引された不良
インクは貯留部18へ送られる。
【0013】図2は本発明の一実施例による印字ヘッド
2の斜視図、図3はその分解斜視図、図4はその断面図
である。図示する印字ヘッド2は、2色のインクを独立
して噴射し得るものであり、カラーインクジェットプリ
ンタ1には、このような印字ヘッド2が2組並んで設け
られてヘッドユニット4を構成している。印字ヘッド2
は、圧電セラミック素子を備えた基板21,22を備
え、基板21,22がプレート部材23の両面に接合さ
れることにより、基板21,22に形成された複数の溝
部がそれぞれ独立した2つのインク噴射用のチャンネル
群24,25を形成している。基板21,22の前端面
には、インクを噴射するノズルプレート26が接合さ
れ、後端面には、インク供給部となるインクカートリッ
ジ5との接続を行うための、インク流路27,28が形
成されたマニホールド部材29,30が接合される。
【0014】ここに、プレート部材23は、基板21,
22よりも後端側に延長されている。図3から明らかな
ように、マニホールド部材29,30のインク流路2
7,28は、基板21,22の後端部とプレート部材2
3の延長部23aとの両方にわたって、前記チャンネル
群に沿って連続して開放するとともに、その両開放面の
周縁を連続した形状に形成されている。このプレート部
材23の延長部23aの両側面と基板21,22の後端
面とが成すコーナー部の各々に、マニホールド部材2
9,30の前端がわ開放面を基板21,22の後端面で
覆うように該開放面の周縁を基板21,22の後端面に
接合し、かつマニホールド部材29,30のプレート部
材23の延長部23aがわ開放面を該延長部23aで覆
うように該開放面の周縁を延長部23aに接合すること
で、チャンネル群24,25の後側開放端をインク流路
27,28の各々に連通させている。マニホールド部材
29,30は樹脂等により形成されており、コーナー部
への接合には接着剤を用い、マニホールド部材29,3
0と各面との縁部33はシリコンゴム等によりシーリン
グする。なお、基板21,22は、分極された圧電素子
により少なくとも一部が形成された複数の隔壁と、その
隔壁によって隔てられた複数の溝部(これがチャンネル
を構成)と、圧電素子の分極方向に対して略直交する駆
動電界を印加する複数の電極とから構成され、隔壁と電
極によりエネルギー発生素子が構成されている。
【0015】上記のように構成されている印字ヘッド2
の作用を説明する。上述したように、2つのチャンネル
群24,25を持つ一体化された印字ヘッド2が2組並
んで設けられ、それぞれのマニホールド部材29,30
のインク流路27,28の後方開放端には、それぞれカ
ラーのインクカートリッジ5が接続され、各カラーのイ
ンクがインク流路27,28を通して印字ヘッド2のチ
ャンネル群24,25に供給される。基板21,22の
圧電セラミック素子が印字情報に基づいて駆動されるこ
とにより、チャンネル群24,25の容積が変化し、そ
れによるポンピング作用によりチャンネル群24又は2
5内のインクが先端のノズルより噴射され、印字ヘッド
2と対向する位置に給紙された印刷用紙Pにカラー印字
を行うことができる。
【0016】そして、印字ヘッド2は、上記のように、
プレート部材23の延長部23aでもって、チャンネル
24,25が完全に分離された形態とされており、ま
た、シーリング箇所が直接に流路に接する場所でないの
で、マニホールド部材29,30を接着剤で基板21,
22の端面に接合する場合に、ラフな作業であっても、
互いに異なるカラーのインク通路であるチャンネル群2
4,25やインク流路27,28が繋がり合うようなこ
とがなく、従って、異なるカラーのインクが混じり合う
ようなことがなく、確実に分色が行える。また、マニホ
ールド部材29,30のインク流路27,28がプレー
ト部材23の両面に沿った形になるので、マニホールド
部材29,30は基板21,22の厚さを越えない大き
さにすることができ、小型にできる。さらに、インク流
路27,28の、インク供給部と接続する部分をプレー
ト部材23の延長部と平行な面内において延在させてい
ることで、基板21,22の厚さを越えて突出しないも
のとすることができ、このため、4色のカラー印字のた
めに2個のヘッドを並べても、ヘッドの間隔を小さくす
ることができる。
【0017】図5は他の例による印字ヘッドの断面図で
ある。前述の実施例では、マニホールド部材29,30
の接合方向をチャンネル群24,25と同方向としたも
のであったが、ここに示す例は、マニホールド部材2
9,30の接合方向をチャンネル群24,25と直角方
向とした点が前述のものと相違する。このような構成で
は、プレート部材23の延長部23aでもって、チャン
ネル群24,25は完全に分離された形態とされてお
り、しかも、シーリング箇所が直接に流路に接する場所
でないので、上記と同様な効果が得られる。但し、この
例では、前述の実施例での小型化の効果は得られない。
そして、また、上記2つの例から明らかなように、プレ
ート部材23の延長部23aを設けることにより、イン
ク流路27,28をチャンネル群24,25に対して平
行又は直角方向に自由に設定できる利点がある。
【0018】なお、本発明は上記実施例構成に限られず
種々の変形が可能である。例えば、上記実施例では、基
板21,22に圧電セラミック素子を備えたインクジェ
ットヘッドを示したが、バブルジェット方式その他のイ
ンクジェットヘッドに適用可能である。また、マニホー
ルド部材29,30は上記実施例では別々のものを示し
たが一体のものであってもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明のインクジェットヘ
ドによれば、インクを噴射させるためのエネルギーを
付与するエネルギー発生素子を備えた基板がプレート部
材の両面に接合されて互いに独立した異なるカラーイン
ク用の2つのチャンネル群を形成し、さらに、プレート
部材が基板よりも後端側に延長され、プレート部材の延
長部の両側面と基板の後端面とが成すコーナー部に、イ
ンク流路が形成されたマニホールド部材を接合したもの
であって、構成が簡単でヘッドの小型化が図れ、高密度
記録用、カラー用に好適なものとなる。また、2つのチ
ャンネル群が完全に分離された形態となり、マニホール
ド部材のインク流路の連続した周辺部をプレート部材の
延長部と基板の後端面とに接合し、マニホールド部材の
シーリングを流路に直接に接することなくするので、2
つのチャンネル群やインク流路が繋がり合うようなこと
がなく、従って、製作作業が容易で、異なるカラーのイ
ンクが混じり合うようなことがなく、確実に分色が行え
る。また、プレート部材の延長部を用いてマニホールド
部材を接合する構成であるので、インク供給側との連結
を図るインク流路をチャンネル群に対して平行又は直角
方向に任意に設定可能で、設計の自由度が高い。特に、
マニホールド部材のインク流路がプレート部材の両面に
沿った形になっていることで、マニホールド部材は基板
の厚さを越えない大きさにすることができ、小型にでき
る。さらに、インク流路の、インク供給部と接続する部
分をプレート部材の延長部と平行な面内において延在さ
せていることで、基板の厚さを越えて突出しないものと
することができ、これにより、4色のカラー印字のため
に2個のヘッドを並べても、ヘッドの間隔を小さくする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるインクジェットプリン
タの概略構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例による印字ヘッドの斜視図で
ある。
【図3】同印字ヘッドの分解斜視図である。
【図4】同印字ヘッドの断面図である。
【図5】他の実施例による印字ヘッドの断面図である。
【図6】改良前のインクジェットヘッドの分解斜視図で
ある。
【図7】同インクジェットヘッドの断面図である。
【符号の説明】
2 印字ヘッド 21,22 基板 23 プレート部材 23a プレート部材の延長部 24,25 チャンネル群 27,28 インク流路 29,30 マニホールド部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚のプレート部材と、このプレート部
    材に接合され、インクを噴射させるためのエネルギーを
    付与するエネルギー発生素子を備えた基板とを備え、こ
    れらにより前端側がインクを噴射するノズルと連通さ
    れ、後端側が開放されたインク噴射用の複数のチャンネ
    ルからなるチャンネル群を形成してなるインクジェット
    ヘッドにおいて、 前記プレート部材の両面に、該プレート部材側に開放し
    た複数の溝を有する前記基板がそれぞれ接合され、前記
    各基板の複数の溝が前記プレート部材の各面にそれぞれ
    独立した2つのチャンネル群を形成しており、 前記プレート部材は前記基板よりも後端側に延長され、
    このプレート部材の延長部の両側面と前記基板の後端面
    とが成すコーナー部の各々に、前記両チャンネル群の各
    チャンネル後端が開放され、 また、そのコーナー部の各々に、インク供給部との接続
    を行うためのインク流路が形成されたマニホールド部材
    を接合し、 これらのインク流路を、前記プレート部材の延長部の両
    側面と前記基板の後端面との両方にわたって、前記チャ
    ンネル群に沿って連続して開放するとともに、その両開
    放面の周縁を連続した形状に形成し、 これらのインク流路の前記プレート部材の延長部がわの
    開放面を前記プレート部材の延長部で覆うように該開放
    面の周縁を前記プレート部材の延長部に接合し、かつイ
    ンク流路の前記基板の後端面がわの開放面を前記基板の
    後端面で覆うように該開放面の周縁を前記基板の後端面
    に接合して、該インク流路の前記基板の後端面がわの開
    放面を前記各チャンネルの開放端の各々に連通させ、前記マニホールド部材と前記プレート部材の延長部及び
    前記基板の後端面とのなす、インク流路と直接接しない
    縁部をシーリングし、 前記インク流路において、前記インク供給部と接続する
    部分を前記プレート部材の延長部と平行な面内において
    延在させたことを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 【請求項2】 上記基板が、分極された圧電素子により
    少なくとも一部が形成された複数の隔壁と、その隔壁に
    よって隔てられた複数の溝部と、前記圧電素子の分極方
    向に対して略直交する駆動電界を印加する複数の電極と
    から構成され、該隔壁と電極により前記エネルギー発生
    素子を構成すると共に、該溝部により前記チャンネルを
    構成することを特徴とする請求項1に記載のインクジェ
    ットヘッド。
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