JP3211634U - 仏具 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単且つシンプルで、加工性、組付性、経済性に優れ、緊急時に位牌と遺骨の持ち運びが簡単な仏具を提供する。【手段】台座1と、台座上に起立させた位牌2と、位牌内に収納した遺骨収納容器3とを備え、位牌を戒名2Bを記載した札板2Aと、札板の下部又は上部に形成した下部穴6A又は上部穴とで構成し、札板の下部を台座に形成した穴4内に嵌合して立て掛け、遺骨収納容器を遺骨を収納する筒部と、筒部の端部開口部に着脱自在に取付けた蓋とで構成し、遺骨収納容器を下部穴又は上部穴内に収納する。【選択図】図1

Description

本考案は、位牌と位牌内に遺骨を収納した容器を組み込んだ仏具に関するものである。
一般に、家庭用の仏壇等の仏具は、戒名を記載した札板からなる一つ又は複数の位牌をロウソク竪、線香竪、花瓶等と共に祭壇に立て掛けて故人を偲び、また、祖先の霊を祭っているのが普通である。
しかしながら、位牌には戒名が記載されているだけであり、死亡して間もない故人の遺骨は墓場に収納されているため故人を身近に感じて忍ぶことが難しい場合がある。
この為、最近は、位牌と一緒に故人の遺骨を収納した仏壇等の仏具が家庭でも使用されるようになり、例えば特許文献1や、特許文献2に示す仏具が開発されている。
特許文献1に示す仏具は、台座と、この台座の上に起立させた戒名を記載した札板とで位牌を成形し、更に台座と札板との間に遺骨を収納した遺骨用容器を組み込み、両者をマグネットと、嵌合凹部に挿入する嵌合凸部からなる連結部材とを介して結合させたものである。
同じく、特許文献2に示す仏具は、台座と、台座上にこの台座の差込口に差し込んで起立した戒名札板とで位牌を成形し、更に、台座に形成した引き出し収納室膣に遺骨を収納した納骨容器を入れた引き出しを挿入したものである。
特許文献1(特開2012−213538号公報 図2、段落16、要約参照)
特許文献2(特開2005−143666号公報 図2、段落0025、要約参照)
しかしながら、上記特許文献1、特許文献2に開示されている仏具は機能上特に欠陥があるわけでないが、次のような不具合の改善が望まれている。
即ち、特許文献1に示す仏具は札板下面と台座上面との間にそれぞれマグネットを設け、また両者の間に嵌合孔と嵌合凸部とをそれぞれ設け、これらの連結部材を介して札板と台座とを結合しているので連結部材の構造が複雑であり、また、札板を台座に着脱させる操作が面倒であり、その結果加工性、組付性、操作性、経済性に不利である。
同じく、特許文献2に示す仏具は、台座に引き出し収納膣を設け、この収納膣に挿入させる引き出しを設ける必要があるので構造が大型で複雑となり、加工性、組付性、経済性に不利であり、火災等の緊急時における持ち運びも不便である。
そこで、本考案は、構造が簡単且つシンプルで、加工性、組付性、経済性に優れ、緊急時に位牌と遺骨の持ち運びが簡単な仏具を提供することである。
上記の目的を達成する為、本考案の手段は、台座と、上記台座上に起立させた位牌と、上記位牌内に収納した遺骨収納容器とを備え、上記位牌を戒名を記載した札板と、上記札板の下部又は上部に形成した下部穴又は上部穴とで構成し、上記札板の下部を上記台座に形成した穴内に嵌合して立て掛け、上記遺骨収納容器を遺骨を収納する筒部と、上記筒部の端部開口部に着脱自在に取付けた蓋とで構成し、当該遺骨収納容器を上記下部穴又上部穴内に収納したことを特徴とするものである。
各請求項の考案によれば、次の特有の効果を達成できる。
A)本考案の仏具は、台座と、台座に形成した穴に挿入して起立した位牌と、位牌内に収容した遺骨収納容器のみで構成しているので、構造が簡単で、シンプルであり、加工性に優れている。
B)同じく、位牌は台座に形成した穴内に嵌合して立て掛けただけであり、遺骨収納容器も位牌に形成した下部穴又は上部穴内に収容しているだけであるから、位牌の台座に対する取付け構造簡単であり、遺骨収納容器の位牌に対する収納構造も簡単であり、それぞれ複雑な機械的結合構造が不要となり、加工性、組付性、経済性に優れている。
C)遺骨収納容器は予め位牌の中に組み込まれており、位牌は台座に形成した穴内に嵌合させているだけであるから、位牌を火災等の緊急時にこの穴から抜いて簡単に外部に持ち運びでき、同時に遺骨収納容器も位牌と一緒に持ち運びできる。
D)同様に、家族が長期間の外出、旅行時にも位牌を台座から抜き出し、遺骨収納容器を収容したまま位牌を巾着等に収容して帯同することにより常に故人を身近に感じながら忍ぶことができる。
本考案の一実施の形態に係る仏具の斜視図である。 図1に示す仏具の縦断正面図である。 図1に示す仏具を立て掛けた仏壇の斜視図である。 他の実施の形態に係る仏具の斜視図である。 図4に示す仏具の縦断正面図である。
以下本考案の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1、図2は本考案の一実施の形態に係る仏具A1を示し、図3はこの仏具A1を設けた仏壇を示している。
図4、図5は本考案の他の実施の形態に係る仏具A2を示している。
図1、図2の仏具A1は位牌2の下部の穴6A内に遺骨収納容器3を収容したタイプであり、図4、図5の仏具A2は位牌2の上部の穴6B内に遺骨収納容器3を収容したタイプである。
以下詳細に説明する。
図1、図2の実施の形態に係る仏具A1は台座1と、台座1上に起立させた位牌2と、位牌2の下部穴6A内に収納した遺骨収納容器3とを備えている。
上記位牌2は戒名2Bを記載した平面5角形状の札板2Aと、札板2Aの下部に形成した下部穴6Aとで構成し、札板2Aの下部を上記台座1に形成した穴4内に嵌合して立て掛けている。
遺骨収納容器3は図2に示すように遺骨を収納する筒部5と、筒部5の端部開口部に着脱自在に取付けた蓋6とで構成し、当該遺骨収納容器3を上記下部穴6A内に収納したものである。
上記下部穴6Aは札板2Aの下端から上方に向けて円筒状に形成されている。
この場合、上記蓋6は一つでも良いが、図2に示すように、筒部5の上端開口部に着脱自在に嵌合させた中蓋6aと、中蓋6aの上方から上記筒部5の上部に着脱自在に取付けた上蓋6bとで構成している。
上記蓋6の取付け構造は図示のものに限らず、要は、筒部5の上端開口部を塞ぐようになっていれば良い。
上記筒部5と蓋6は金属、合成樹脂、非鉄金属等の材料で成形されるが、特に上記中蓋6aはコルク、木材で成形するのが好ましい。
筒部5と蓋6を上記の材料で成形することにより仏具A1の落下、転倒等の事故があった時でもその破損を防止でき、遺骨の拡散も防止できる。
台座1は矩形でも、円形でも、楕円状に成形しても良い。
位牌2は公知のように戒名を記載した札板2から構成されているが、形状は図示のものに限らず、他の立方体形状でも良い。
台座1には平面5角形状の穴4が形成され、上記位牌1の下部をこの穴4内に嵌合して立て掛けている。
上記の仏具A1は単独で家庭の部屋の棚や床の間の上に置いても良いが、図3に示す簡易式の仏壇の一部として使用しても良い。
この仏壇は、支持台10と、支持台10の背部に起立して家紋、寺紋、個人が作成した絵又は故人の写真や経歴等を表示したパネル11と、支持台10上に立て掛けた上記の仏具A1と、同じく上記支持台10上に仏具A1に近接してそれぞれ立て掛けた線香竪B、ロウソク竪C及び花瓶Dとを備えたものである。
この簡易式の仏壇は支持台10上に仏具A1等を立て掛けるだけであるから高価で大掛かりな仏壇が不要であり、設置スペースが小さい場所に置くのに適し、加工性、組付性、経済性に優れている。
次に図4、図5の他の実施の形態に係る仏具A2について説明する。
この仏具A2は、台座1と、台座1上に起立させた位牌2と、位牌2内に収納した遺骨収納容器3とを備えている。
上記位牌2は戒名2Bを記載した札板2Aと、札板2Aの上部に形成した上部穴6Bとで構成している。
また、上記札板2Aの下部を上記台座1に形成した穴4内に嵌合して立て掛けている。
上記遺骨収納容器3は遺骨を収納する筒部5、筒部5の端部開口部に着脱自在に取付けた蓋6とで構成し、当該遺骨収納容器3を上記穴6B内に収納したものである。
上記上部穴6Bは札板2Aの上端から下方に向けて円筒状に形成され、上部穴6Bの上端開口部に栓7を着脱自在に螺子結合させている。
その他の構成は図1、図2の実施の形態と同じである。
また、この仏具A2も図3に示す仏壇に使用可能である。
以上のように、本考案の単一の仏具A1、又はA2は、台座1と、台座1に形成した穴4に挿入して起立した位牌2と、位牌2内に収容した遺骨収納容器3のみで構成しているので、構造が簡単で、シンプルであり、加工性に優れている。
同じく、位牌2は台座1に形成した穴4内に嵌合して立て掛けただけであり、遺骨収納容器3も位牌2に形成した下部穴6A又6B内に収容しているだけであるから、位牌2の台座1に対する取付け構造簡単であり、遺骨収納容器3の位牌2に対する収納構造も簡単であり、それぞれ複雑な機械的結合構造が不要となり、加工性、組付性、経済性に優れている。
遺骨収納容器3は予め位牌の中に組み込まれており、位牌2は台座1に形成した穴4に嵌合させているだけであるか、位牌2を火災等の緊急時にこの穴4から抜いて簡単に外部に持ち運びでき、同時に遺骨収納容器3も位牌2と一緒に持ち運びできる。
同様に、家族が長期間の外出、旅行時にも位牌を台座から抜き出し、遺骨収納容器を収容したまま位牌を巾着等に収容して帯同することにより常に故人を身近に感じながら忍ぶことができる。
1 台座
2 位牌
3 遺骨収納容器
4 穴
6 蓋
10 支持台
11 パネル
A1、A2 仏具
B 線香竪
C ロウソク竪
D 花瓶

Claims (3)

  1. 台座(1)と、上記台座(1)上に起立させた位牌(2)と、上記位牌(2)内に収納した遺骨収納容器(3)とを備え、上記位牌(2)を戒名(2B)を記載した札板(2A)と、上記札板(2A)の下部又は上部に形成した下部穴(6A)又は上部穴(6B)とで構成し、上記札板(2A)の下部を上記台座(1)に形成した穴(4)内に嵌合して立て掛け、上記遺骨収納容器(3)を遺骨を収納する筒部(5)と、上記筒部(5)の端部開口部に着脱自在に取付けた蓋(6)とで構成し、当該遺骨収納容器(3)を上記下部穴(6A)又上部穴(6B)内に収納したことを特徴とする仏具。
  2. 上記下部穴(6A)が札板(2A)の下端から上方に向けて円筒状に形成され、上記上部穴(6B)が上記札板(2A)の上端から下方に向けて円筒状に形成され、上記上部穴(6B)の上端開口部に栓(7)を着脱自在に取付けている請求項1に記載の仏具。
  3. 支持台(10)と、上記支持台(10)の背部に起立して家紋、寺紋、故人が作成した絵、個人の写真または経歴等を表示したパネル(11)と、上記支持台(10)上に立て掛けた請求項1に記載の仏具(A1)又は(A2)と、同じく上記支持台(10)上に上記仏具(A1)又は(A2)に近接してそれぞれ立て掛けた線香竪(B)、ロウソク竪(C)及び花瓶(D)とを備えた仏壇。
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