JP3211376U - コンクリート型枠用固定具 - Google Patents

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彰 大粒来
彰 大粒来
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【課題】熟練と多大の労力を掛けることなく簡易、迅速かつ堅牢にコンクリート型枠を構築できるコンクリート型枠用固定具を提供する。【解決手段】所定長さの金属製棒杭主体2の中間位置に水平方向に延びその先端から上方向略垂直に折曲されるL型部と金属製棒杭主体2の中間位置より上半部で桟木等の型枠構築材を所定位置に支持する保持部5が形成され、金属製棒杭主体2の上半部に、金属製棒杭主体2を中心として金属製棒杭主体2と共に保持部5を所要角回動させるハンドル部6が設けられてなる。【選択図】図6

Description

本考案は、コンクリート層を打設時に使用する型枠用桟木等の構築資材を位置決めして固定するコンクリート型枠用固定具に関するのである。
従来、一般には、図7に示すように割り繰り石を敷き固めて基礎20を形成した後、木材杭21をコンクリート打設範囲の回りに打ち、材料費の低減な桟木22を現場に合わせて切断し、該桟木22を木材杭21の内側に釘23により打ち止してコンクリート型枠24を構築している。しかし、その作業は熟練と多大の労力を要するものである。
そこで、特許文献1は、上端部を逆L字型に折り曲げた押え部と、下端を尖鋭に形成した杭部を備えた本体に所要間隔をもって止孔を穿設した基礎コンクリート型枠用止金具が提案されている。
特許文献2は、金属棒材でもって下端に尖鋭部3を備えた棒杭本体2を形成し、その棒杭本体2の上半部分の中間位置に水平方向に突出する型枠押さえロッド4を設け、さらに望ましくはこの型枠押さえロッド4の上方位置に型枠押さえロッド4よりも長い補助ロッド5を突設して型枠押さえロッド4または補助ロッド5の部分を持ちながら杭打ち作業ができる固定具1となし、水平部11の垂直部12側寄りに間隔をおいて棒杭本体1が挿入可能な孔13が設けられたL型型枠10の孔13に上記固定具1を打ち込むことによって、型枠10を型枠押さえロッド4でもって押圧固定できるように構成したコンクリート型枠用固定具および型枠形成装置が提案されている。
前記特許文献1の基礎コンクリート型枠用止金具は、従来の木製の杭と比べて金属製の特質を発揮して細く高強度に設け、杭打ち作業の向上に寄与させることはできるが、従来と同様の釘打ち作業をなくすことはできない欠点を持つものである。
前記特許文献2の型枠用固定具1は、前記のように金属製にしたものであるから、型枠固定具1の打ち込み作業を安全にしかも能率よく行うことができ、しかも釘打ちをすることなくL型型枠10を固定することができる。
さらにL型型枠10のL型垂直面の高さを予め決定しておくことによりコンクリート層25の層厚を逐一測定することなく打設でき作業能率の向上になる。
さらに固定した型枠10の除去作業においても、固定具1の頂部をハンマーにて軽く横叩きしたのち補助ロッド5の部分を握って引き抜くことによって簡単に型枠固定具1を取り去ることができ、L型型枠10の解体もL型型枠10に傷をつけることなく能率よく行うことができるものである。
実開平04−99735号登録公報 特開平09−95953号登録公報
しかるに、上記特許文献2の金属製のコンクリート型枠成形装置は、現場の仕様が画一的に決まっている場合は、能率よく型枠を作ることができるが、現場毎に異なる型枠に前記型枠資材を使用することは不可能ではないにしても、非常に面倒となるものである。また、型枠に合成樹脂材を使用するものについては金属材を使用する型枠と同様の欠点と型枠製造の初期投資を必要とするものである。
本考案は、現場において、熟練と多大の労力を掛けることなく簡易、迅速、堅牢、かつ安価にコンクリート型枠を構築できるコンクリート型枠用固定具を提案するものである。
所定長さの金属製棒杭主体の中間位置に水平方向に延びその先端から上方向略垂直に折曲されるL型部と金属製棒杭主体の中間位置より上半部で桟木等の型枠構築材を所定位置に支持する保持部が形成され、金属製棒杭主体の上半部に、金属製棒杭主体を中心として金属製棒杭主体と共に前記保持部を所要角回動させるハンドル部が設けられてなるコンクリート型枠用固定具にある。
前記所定長さの金属製棒杭主体の下端に尖鋭部を備えてなるものとしてもよいものである。
前記所定長さの金属製棒杭主体の上端に前記ハンドル部が横向きに接続形成されてなるものとしてもよいものである。
本考案は、コンクリート型枠用固定具が前記のように金属製であるから、割り繰り石を敷き固めて形成した基礎に当該型枠用固定具を能率よく打ち込んで配設することができる。
また、金属製棒杭主体の中間位置には上面が開口する保持部が形成されるから、型枠構築材である桟木等を落とし込んで能率よく嵌合配置することができる。
また、コンクリート型枠用固定具の保持部と落とし込んだ型枠構築材とに隙間があってガタがある場合は、ハンドル部を通じてコンクリート型枠用固定具を、金属製棒杭主体を中心に回転し、保持部を桟木等に対して締付けることにより釘打ちと同様の強固な固定を行なうことがきる。
本考案のコンクリート型枠用固定具は、熟練と多大の労力を掛けることなく簡易、迅速かつ堅牢にコンクリート型枠を構築できる。また、コンクリート層を打設した後は、型枠の撤去を簡易に能率よく行なえ、そのうえ、型枠構築資材の再利用を図ることができるものである。
本考案のコンクリート型枠用固定具の外観斜視図である。 同じく、側面図である。 本考案のコンクリート型枠用固定具を用いてコンクリート型枠を構築した状態の斜視図である。 コンクリート型枠を構築する際にコンクリート型枠用固定具を所要角回転して桟木を締付ける状態を示す部分平面図である。 前記構築したコンクリート型枠にコンクリートを打った状態の斜視図である。 図5の構築したコンクリート型枠にコンクリートを打った状態の断面図である。 従来の木材杭に桟木を釘打ちしてコンクリート型枠を設ける例を示す断面図である。
下端に尖鋭部を備えた所定長さの金属製棒杭主体の中間位置に水平方向に延びその先端から上方向略垂直に折曲されるL型部と金属製棒杭主体の中間位置より上半部で桟木等の型枠構築材を所定位置に支持する保持部が形成され、金属製棒杭主体の上半部に、金属製棒杭主体を中心として金属製棒杭主体と共に前記保持部を所要角回動させるハンドル部が設けられてなるコンクリート型枠用固定具。
以下、本考案のコンクリート型枠用固定具を実施例である図面により説明すると、コンクリート型枠用固定具1は、所定長さの金属製棒杭主体2の中間位置に水平方向に延びその先端から上方向略垂直に折曲されるL型部3と、前記金属製棒杭主体2の中間位置より上半部で桟木4aの型枠構築材を所定位置に支持する保持部5が形成され、金属製棒杭主体2の上半部に、金属製棒杭主体2を中心として金属製棒杭主体2と共に前記保持部5を所要角回動させるハンドル部6が設けられてなるものである。
前記所定長さの金属製棒杭主体2の下端に尖鋭部7を備えてなるものとしてもよいものである。
前記所定長さの金属製棒杭主体2の上端に前記ハンドル部6が横向きに接続形成されてなるものとしてもよいものである。
本考案のコンクリート型枠用固定具1は、前述のように構成されるから、これを用いて、コンクリート型枠8を構築するには、土床層9の上に割栗石、砂利、その他資材の混合層を突き固めた基礎10の上に打設されるコンクリート12の両側面を形成する桟木4a、4aを収容保持する保持部5を金属製棒杭主体2の内側に、前後方向に所要の間隔をもって基礎10上に下端から突き刺し、金属製棒杭主体2の全体を、保持部5の底縁5aが基礎10上に圧接するまで沈降させて、図3に示すように左右に並列させて配設する。そしてその左右に並列させて配設したコンクリート型枠用固定具1の保持部5に桟木4a、4aを落とし込んで配置する。この落し込んだ桟木4a、4aがコンクリート型枠用固定具1の保持部5との間に図4に示すように隙間11がある場合は、コンクリート型枠用固定具1のハンドル部6をもって実線の位置から仮線の位置に回動させてガタつきをなくしてコンクリート型枠8を構築するものである。
コンクリート型枠8の桟木4a、4a間に打設されるコンクリート層12の前後面を形成する桟木4bの左右端と、両側面を形成する桟木4aは、図示しないが、L型接続管による接続もあるが、桟木4bの左右端を、両側面を形成する桟木4a、4aの内面間の寸法に合わせて切断し、その桟木4bを、従来の釘打ちによって接続してもよいものである。
なお、前記実施例のコンクリート層12の前後面を形成する前記桟木4bについて、本考案のコンクリート型枠用固定具1を用いてコンクリート型枠8を構築してよいことは勿論である。
前記コンクリート型枠8に生コンを流してコンクリート層12を設けるものである。
コンクリート層12が硬化した後、その型枠8の撤去はハンドル部6を握って引き抜くことによって簡単に固定具1を除去することができる。桟木4a、4bについても釘打ち個所が少ないか、なくすることもできるから、容易に作業を進めることかできる。そして桟木4a、4bを再利用することができる。
本考案のコンクリート型枠用固定具は、コンクリート型枠の構築の堅牢化と低コストの桟木を用いて熟練の釘打ちと多大の労力を掛けることなく、作業の簡易化、迅速化をもたらし、そのうえ、コンクリート型枠用資材の有効利用を図るものである。
1 コンクリート型枠用固定具
2 金属製棒杭主体
3 L型部
4a 桟木
4b 桟木
5 保持部
5a 底縁
6 ハンドル部
7 尖鋭部
8 コンクリート型枠
9 土床層
10 基礎
11 隙間
12 コンクリート層

Claims (3)

  1. 所定長さの金属製棒杭主体の中間位置に水平方向に延びその先端から上方向略垂直に折曲されるL型部と金属製棒杭主体の中間位置より上半部で桟木等の型枠構築材を所定位置に支持する保持部が形成され、金属製棒杭主体の上半部に、金属製棒杭主体を中心として金属製棒杭主体と共に前記保持部を所要角回動させるハンドル部が設けられてなるコンクリート型枠用固定具。
  2. 前記所定長さの金属製棒杭主体の下端に尖鋭部を備えてなる請求項1のコンクリート型枠用固定具。
  3. 前記所定長さの金属製棒杭主体の上端に前記ハンドル部が横向きに接続形成されてなる請求項1のコンクリート型枠用固定具。
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