JP3140693U - モルタル調整治具 - Google Patents

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徳明 内山
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株式会社内山武組
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Abstract

【課題】モルタル調整作業を左官職人や熟練工に頼らず普通作業員でも速く容易に一連の作業ができるようにし工種を問わずにコンクリート製品等を凸凹のないように設置をすることができる。
【解決手段】本考案は、鉄支柱杭3又は、平鋼板に鋼製棒をつないで逆T型支柱11及び突起部6及びネジ部8を設けた調整パイプ4からなるモルタル調整治具で岩盤等では、4箇所を逆T型支柱11でコンクリート釘又は、両面テープ等で固定し調整パイプ4の突起部6より測り棒7を設置して調整パイプ4のネジ8を固定してから突起部6に平鋼棒9を挿入しレールとして使用して モルタルを平鋼棒9上の仕上高に調整した引き板10を前後に滑らすことでこれまで難しいとされたモルタルの敷均し作業が容易に速く正確にできるようになるモルタル調整治具である。
【選択図】図1

Description

本考案は、コンクリート製品等をモルタルの上に設置する際にモルタルを微調整するための治具である。
従来は、コンクリート製品等を設置するため 均一にモルタルを敷均し表面の高さや水準を微調整する作業を左官職人や熟練工の作業で行っていた。精度を要するため時間がかかる上 コンクリート製品等の膨張やねじれ等で コンクリート製品の四隅の高さが不均一の場合は、据付設置の遅れやモルタルの充填が均一にならない箇所があるなどの問題があった。
丁張り・水糸等により丁張り・水糸等の高さ位置からモルタルの上面を決定する場合、熟練工がメジャーや測量器具を使用しなければならず技術的にも時間的にも作業は難しかった。
本考案は、モルタルの均しにレールを設け、T型の板等で滑らすことによって熟練工でなくても微調整が出来る上精度が高く はやい施工を実現できるモルタル調整治具を提供することを目的とするものである。
本考案は、引抜き孔を設けた鉄支柱杭若しくは、釘孔を設けた平鋼板に鋼製棒をつないで逆T型支柱及び突起部及びネジ部を設けた調整パイプからなることを特徴とするモルタル調整治具で土中と岩盤・基礎コンクリート等に兼用する。
コンクリート製品等を設置する前に丁張上に基準線を設置して機械と人力で掘削し基面を丁寧に整正した後 基面上等で基礎部を強固に仕上げる。 基準線側に合わせて鉄支柱杭をコンクリート製品等の長さ間隔で 基面上にモルタル調整治具が使用できる高さに 四方に打ち込み固定する。基準線側より相対する側に所定の幅・高さで鉄支柱杭を打ち込み固定し今回考案した調整パイプを各鉄支柱杭に通しコンクリート製品等の躯体高と同一の丁張高より モルタルの仕上面までの高さを測り棒で設置して各々4箇所の高さを調整パイプで所定の位置にネジで固定する。
突起部の両側に平鋼棒を乗せることで 躯体のねじれにあった高さで四方が固定されT型に作成した所定幅の引き板をレールのように設置された平鋼棒の上を滑るように移動し押引きすればモルタルの表面が均一にされ所定の高さで仕上りコンクリート製品等の設置が容易になり職人でなくても作業が出来るようになる。
基礎部が岩盤やコンクリート製品等の場合は、平鋼板に鋼棒等を接続した支柱を作成して逆T型に立て 釘や両面テープ等で固定して基礎砕石等と類似した方法で作業を進めれば問題点を解決することが出来る。
本考案は、連続したコンクリート製品等の設置時間のロスや型枠の併用により 基礎砕石や基礎コンクリートの 材料のロスの減少、敷板として高価なプラスチック板を必要としない等 経済効果が大である。設計値を満足する所定の高さ幅を狂うことなく確保することができ 縦横方向に連続して設置できるため大小の製品に多様化できる。作業は、一般の作業労働者で行えるものであり従来の機具より小型で簡素化され半永久性に富み モルタル調整以外にも活用できるので役立つ。
コンクリート製品等側溝や擁壁類などの設置は、所定の高さに凹凸のないように調整モルタルにより施工する。掘削を行い 基盤を強固に転圧終了した後 製品が設置できる幅で四方に支柱を固定し 考案した調整パイプを通して 製品と同じ高さに 調整パイプのネジにより固定して 突起部に平鋼棒を設置してからT型の板で 平鋼棒上を前後に接触滑らせ モルタルを均一に仕上げコンクリート製品等を設置する。コンクリート製品等の変異があっても 平鋼棒の4点の高さが製品と同一の高さになっているため容易な作業になるので早く精密に設置できる。
函渠型水路等や路側工類及び側溝類 L型擁壁類等の工事が モルタル調整治具によりモルタルの微調整が容易にでき多用化できる。
以下、添付図面5・6・7に従って一実施例を説明する。1スパン20mとして施工する側溝工事の作業で 丁張り1は躯体のセンターより基礎砕石幅の2分の1と型枠幅を含み基準線とする。基準線に合わせて鉄支柱杭3を製品の長さで調整パイプ4及び型枠2が使用できるように頭部を残してハンマーで打ち込み土中に固定する。鉄支柱杭3に添えて型枠2を立て込み中央に所定幅の切張り5により測定し相対側に鉄支柱杭3を打ち込み固定して型枠2を建て込む。
型枠2建込終了後 調整パイプ4を各カ所の鉄支柱杭3に通し突起部6に設置した測り棒7により製品の高さを丁張り1より差し引きモルタルの表面までの高さとして調整パイプ4をネジ8で固定する。調整パイプ4の突起部6より最下部は、モルタルの仕上高になるように長さを調整しているので型枠2の天端が調整パイプの最下部に接するように設置する。調整パイプ4の最下部が製品の底盤となるので基礎砕石並びに基礎コンクリートの高さを型枠2天端より差し引くことで即座に決定できる。
基礎砕石並びに生コンクリートの投入前に調整パイプ4や型枠2の転倒の無いように型枠2側面を土砂等で強固にする。基礎砕石並びに生コンクリート打設終了後に再度調整パイプ4の高さのズレが無いかチェックして突起部6の中に落下止めの付いた平鋼棒9を両側に挿入してレールとして使用する。
平鋼棒9を設置後平鋼棒9天よりモルタルの仕上り天までのコンクリート製品の沈下率を勘案してT型の引き板10を作成する。
モルタルは、型枠2高に合わせて大まかスコップ等で敷均してから引き板10を平鋼棒9上に接触させ均一になるように数回前後して仕上げる。 コンクリート製品等を設置して天端部が丁張り1や 丁張り1に張った水糸等に合えば終了とする。 鉄支柱杭3は、引抜き 平鋼棒9は連続して調整パイプ4の突起部6に挿入し転用して使用する。
岩盤若しくは既設の基礎コンクリート面においては、平鋼板12に鉄鋼を接続して支柱を作成する。 これを逆T型支柱11として 製品の大きさに応じて縦横方向にコンクリート釘や両面テープ等で適当な間隔に固定した後 考案した施工に準じて作業する。考案の材質においては、金属類で表示しているが限定されることなくプラスチック類・非鉄金属類などや他の材質等に対応することが出来るところを特徴とするモルタル調整治具。
従来の作業においては就業者が熟練作業になり 連続して作業に常駐できずに手待ち作業が多々あったが少数の人員で連続作業が可能になり時間の短縮が計れる。小型で軽量のため移動が容易であり繰り返し使用できるので損失材料が少なく安価である。施工順序に則って作業を行えば一連の作業を終えた時には、殆どの工種に対して対応できるので作業の向上により労務費の削減になる。
本考案の鉄支柱杭及び岩盤・基礎コンクリートの逆T型支柱の例を示す側面図・平面図である。 本考案の調整パイプの例を示す側面図である。 本考案の土中用の鉄支柱杭と調整パイプを固定した例を示す側面図である。 本考案の岩盤・基礎コンクリート用の逆T型支柱と調整パイプを固定した例を示す側面図である 本考案の施工例 土中の鉄支柱杭の使用で調整パイプ設置を示す施工である。 本考案の施工例 土中の鉄支柱杭の使用で平鋼棒設置を示す平面からの施工図である。 本考案の施工例 土中の鉄支柱杭の使用で引き板による モルタル設置状況を示す施工図である。 本考案の岩盤・基礎コンクリートにおけるモルタル調整治具によるコンクリート製品を設置する例を示した施工図である。
符号の説明
1 丁張り
2 型枠
3 鉄支柱杭
4 調整パイプ
5 切張り
6 突起部
7 測り棒
8 ネジ
9 平鋼棒
10 引き板
11 逆T型支柱
12 平鋼板

Claims (3)

  1. 引抜き孔を設けた鉄支柱杭若しくは、釘孔を設けた平鋼板に鋼製棒をつないで逆T型支柱及び突起部及びネジ部を設けた調整パイプからなることを特徴とするモルタル調整治具。
  2. 調整パイプは、吊り上げ用の突起部と固定用のネジ部を設けてなることを特徴とする請求項1記載のモルタル調整治具。
  3. 逆T型支柱は、平鋼板に釘孔を設けて鋼製棒でつないでなることを特徴とする請求項1記載のモルタル調整治具。
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