JP3211149U - バネ成型機に用いるサーボ回転式全機能型カッターモジュール - Google Patents

バネ成型機に用いるサーボ回転式全機能型カッターモジュール Download PDF

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辛華▲いん▼
毛能文
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Abstract

【課題】カッターの下方への押圧、又は後退の操作安定性を大幅に改善するバネ成型機に用いるサーボ回転式全機能型カッターモジュールを提供する。【解決手段】前壁板に回動自在に設ける軸心固定座92と、軸心固定座に固定される軸心91とを具え、軸心固定座から平行して延伸する2本の支持アームと、支持アームの間に設ける当接板とを含むバネ成形機に設けるカッターモジュール10であって、軸心スライド座12、揺動桿、弾性部材、カム、軸受、カッター11、サーボ伝動モジュール19を含む。軸心スライド座が、スライド座孔と孔部とを具え、スライド座孔に軸心を設けることにより軸心に沿って摺動する。揺動桿を2本の支持アームの間に回動自在に設け、揺動桿の第1端が当接板の下方に位置し、第2端が前方に向かって軸心スライド座の孔部を貫通する。弾性部材が揺動桿を下方に推す力を提供し、カムが、上昇する傾斜面を具え、軸受けが、カムの傾斜面に当接する。【選択図】図2

Description

この考案は、線材をバネに加工するバネ成型機に関し、特にバネ成型機に用いるサーボ回転式全機能型カッターモジュールに関する。
バネ成型機は、線材を加工して各種形式のバネを製造するための機械設備であって、通常その製造過程においては、バネの線材を挟持して送り出す送出用ドラムによって線材を送り出す場合、前壁板の中心に穿設した孔部を通過させ、該前壁板に設けた各種の異なる形式のカッターをバネの線材の側面から接近、当接させて面取り、巻取り、又は切断などの動作を行ない、バネの製造を完成させる。
また、バネ成型機に設けた演算装置に異なるプログラムを予めインストールすることでバネ成型機の線材搬送装置と前壁板上のカッターとを制御し、異なる段階においてそれぞれ必要とする折り曲げ、巻取り、又は切断などの動作を行ない、各種形式のバネを製造するという目的を達成する。
上述する従来のバネ成型機は、各種の異なる形式のバネを製造するという目的を達成することができる。然しながら、前壁板を設けられるカッターの数に限りがあり、かつそれぞれのカッターは前壁板上を直線状に移動することしかできない。このため、カッターがバネの線材に接近する方向が同一角度と同一方向の制限を受け、全方向からの折り曲げ、巻取りなどといったバネ製造上のニーズに応えることができない。そこで、線材を回転させる機能を備えたバネ成型機が開発された。但し、係るバネ成型機は高価格で、しかもバネの線材の線径によってはニーズとされる動作を達成することができず、このため昨今の多様化するバネ製造のニーズに応えることができない。
この考案は、軸心と共にバネ成型機の前壁板に回動自在に設けるカッターを具え、軸心の回転によってカッターが線材に接近する方向を変更して全方向からの折り曲げなどの高レベルのバネ成形機にのみ達成できる機能を得るバネ成型機に用いるサーボ回転式全機能型カッターモジュールを提供する。
また、この考案は、カッターの下方への押圧、又は後退の操作の安定性を大幅に改善するバネ成型機に用いるサーボ回転式全機能型カッターモジュールを提供する。
そこで、本考案者は従来のバネ成形機に見られる欠点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、バネ成形機に設け、該バネ成形機の全方向成形カッターとなるサーボ回転式全機能型カッターモジュールであって、該バネ成形機が前壁板と該前壁板に回動自在に設ける軸心固定座と、該軸心固定座に固定される軸心とを具え、該軸心固定座から一方の側に互いに平行して延伸する2本の支持アームと、2本の該支持アームの間設ける当接板とを含んでなり、
該サーボ回転式全機能型カッターモジュールが、軸心スライド座と、揺動桿と、弾性部材と、カムと、軸受と、カッターと、サーボ伝動モジュールとを含んでなり、
該軸心スライド座が、該軸心に対応するスライド座孔と孔部とを具え、該スライド孔に該軸心を設けることによって該軸心に沿って摺動し、該孔部上方に平行する2つの支持フレームを設け、
該揺動桿が第1端と第2端とを具え、かつ該第1端と該第2端との間に軸孔を穿設し、該揺動桿を該軸心固定座の2本の該支持アームの間に回動自在に設け、該第1端が該当接板の下方に位置し、該第2端が前方に向かって該軸心スライド座の該孔部を貫通し、
該弾性部材が該揺動桿の該第1端と該当接板との間に設けられて該揺動桿を下方に推す力を提供し、
該カムが、該揺動桿の該第2端に設けられ、かつ上昇する傾斜面を具え、
該軸受けが、該軸心スライド座の2本の該支持フレームの間に設けられ、かつ該カムの該傾斜面に当接し、
該カッターが、該揺動桿の該第2端に設けられ、
該サーボ伝動モジュールが該バネ成形機上に固定され、該軸心スライド座が該軸心に沿って摺動する力を提供し、
該サーボ伝動モジュールが該軸心スライド座を推して、該軸心に沿って摺動させる場合、該軸心スライド座が該軸受を連動させて該傾斜面を転動させ、これに合わせて該弾性部材によって該カッターを下方に推すか、又は上昇する動作を制御するサーボ回転式全機能型カッターモジュールによって課題を解決でできる点に着眼し、係る知見に基づいて本考案を完成させた。
以下この考案について説明する。請求項1に記載するサーボ回転式全機能型カッターモジュールは、バネ成形機に設け、該バネ成形機の全方向成形カッターとなるサーボ回転式全機能型カッターモジュールであって、
該バネ成形機が前壁板と該前壁板に回動自在に設ける軸心固定座と、該軸心固定座に固定される軸心とを具え、該軸心固定座から一方の側に互いに平行して延伸する2本の支持アームと、2本の該支持アームの間設ける当接板とを含んでなり、
該サーボ回転式全機能型カッターモジュールが、軸心スライド座と、揺動桿と、弾性部材と、カムと、軸受と、カッターと、サーボ伝動モジュールとを含んでなり、
該軸心スライド座が、該軸心に対応するスライド座孔と孔部とを具え、該スライド孔に該軸心を設けることによって該軸心に沿って摺動し、該孔部上方に平行する2つの支持フレームを設け、
該揺動桿が第1端と第2端とを具え、かつ該第1端と該第2端との間に軸孔を穿設し、該揺動桿を該軸心固定座の2本の該支持アームの間に回動自在に設け、該第1端が該当接板の下方に位置し、該第2端が前方に向かって該軸心スライド座の該孔部を貫通し、
該弾性部材が該揺動桿の該第1端と該当接板との間に設けられて該揺動桿を下方に推す力を提供し、
該カムが、該揺動桿の該第2端に設けられ、かつ上昇する傾斜面を具え、
該軸受けが、該軸心スライド座の2本の該支持フレームの間に設けられ、かつ該カムの該傾斜面に当接し、
該カッターが、該揺動桿の該第2端に設けられ、
該サーボ伝動モジュールが該バネ成形機上に固定され、該軸心スライド座が該軸心に沿って摺動する力を提供し、
該サーボ伝動モジュールが該軸心スライド座を推して、該軸心に沿って摺動させる場合、該軸心スライド座が該軸受を連動させて該傾斜面を転動させ、これに合わせて該弾性部材によって該カッターを下方に推すか、又は上昇する動作を制御する。
請求項2に記載するサーボ回転式全機能カッターモジュールは、請求項1における2本の支持アームの間に、該揺動桿の該軸孔を貫通する軸ピンを固定して、該揺動桿を該軸心固定座の該2本の支持アームの間に回動自在に設ける。
請求項3に記載するサーボ回転式全機能カッターモジュールは、請求項1における2つの支持フレームの間に、該軸受を貫通する軸ピンを固定して、該軸受を該軸心スライド座の該2つの支持フレームの間に回動自在に設ける。
請求項4に記載するサーボ回転式全機能カッターモジュールは、請求項1における固定座が一方の側に延伸し、かつ互いに平行する3本のスライド軸を具えるとともに、該軸心スライド座に対応する3つの軸受孔を形成し、該3本のスライド軸と該3つの軸受孔との間にリニアブッシュをそれぞれ設ける。
請求項5に記載するサーボ回転式全機能カッターモジュールは、請求項4におけるサーボ回転式全機能型カッターモジュールが、該3本のスライド軸の末端に設けられる円形固定座をさらに具える。
請求項6に記載するサーボ回転式全機能カッターモジュールは、請求項1におけるサーボ伝動モジュールが、該軸心下方の該前壁板に設けられ、かつスライドレールを具えるフレーム座と、
該フレーム座に設けられ、かつ回転軸を具えるサーボモータと、
該回転軸に固定され、該回転軸の回転に連動して回転し、かつ偏心軸孔を具える回転盤と、
該偏心軸孔に設けられ、且つ中心軸を具える連結桿座と、該中心軸に回動自在に設ける連結桿と、
該スライドレールに配置し、かつ該連結桿の他端に回動自在に設けるスライドブロックと、
該スライドブロックに固定して該軸心スライド座を挟持し、該サーボモータが回転する場合に該軸心スライド座を連動して該軸心に沿って摺動させる2つのCF型軸受と、を含んでなる。
請求項7に記載するサーボ回転式全機能カッターモジュールは、請求項6における記回転軸と該フレーム座との間に軸受を設ける。
請求項8に記載するサーボ回転式全機能カッターモジュールは、請求項6における中心軸と該連結桿との間に軸受を設ける。
請求項9に記載するサーボ回転式全機能カッターモジュールは、請求項6における軸心スライド座に環状の溝を形成し、該スライドブロックの両側に、該溝に延伸して進入する2つの環状支持フレームを設ける。
請求項10に記載するサーボ回転式全機能カッターモジュールは、請求項1におけるサーボ伝動モジュールが、該軸心の下方の該前壁板に設けるフレーム座と、
該フレーム座に固定され、かつ回転軸を具えるサーボモータと、
該回転軸に固定され、該回転軸の回転によって回転し、かつ偏心軸孔が穿設された回転盤と、
該偏心軸孔に固定するCF型軸受と、
該CF型軸受を収納するガイド溝と、ガイドブロックとを具える接続座と、
スライドレールと、該スライドレールに連通するガイド溝とを具え、該接続座の該ガイドブロックが該ガイド溝に配置され、該フレーム座に固定されるスライド座と、
該接続座の該ガイドブロックに固定され、該スライドレールに沿って摺動するスライドブロックと、
該スライドブロックに固定され、該軸心スライド座を挟持して、該サーボモータが回転する場合に該軸心スライド座を連動させて該軸心に沿って摺動させる2つの第2CF型軸受と、を含む。
請求項11に記載するサーボ回転式全機能カッターモジュールは、請求項10における軸心スライド座に溝を環状に形成し、該スライドブロックの両側に該溝に延伸して進入する2つの円形支持フレームを設ける。
請求項12に記載するサーボ回転式全機能カッターモジュールは、請求項1におけるサーボ伝動モジュールが、該該前壁板の後方に設けるフレーム座と、
該フレーム座に固定され、かつ回転軸を具えるサーボモータと、
該回転軸に固定され、該回転軸の回転によって回転し、かつ偏心軸孔が穿設された回転盤と、
ガイドレールを具えるカム座と、
該偏心軸孔に固定され、かつ延伸して該ガイドレール内に進入する中心軸を具える軸受座と、
該ガイドレールと該中心軸との間に配置される軸受と、
該前壁板上に配置される2つのリニアブッシュと。
該2つのリニアブッシュをそれぞれ貫通し、かつ一端が該ガイドレールの両端の該カム座にそれぞれ固定される2つのスライド軸と、
該スライド軸の他端に固定される推進桿と、
該推進桿に固定される推進桿座と、
該ス推進桿座に固定され、該軸心スライド座を挟持して、該サーボモータが回転する場合に該軸心スライド座を連動させて該軸心に沿って摺動させる2つの第2CF型軸受と、を含む。
請求項13に記載するサーボ回転式全機能カッターモジュールは、請求項12における回転軸と該フレーム座との間に軸受を設ける。
請求項14に記載するサーボ回転式全機能カッターモジュールは、請求項12における前記軸心スライド座に溝を環状に形成し、該スライドブロックの両側に該溝に延伸して進入する2つの円形支持フレームを設けるル。
実施例1によるサーボ回転式全機能型カッターモジュールをバネ成形機に設けた状態を示した斜視図である。 図1に開示するカッターモジュールと、前壁板軸心固定座と、軸心とを組み立てた状態を示す斜視図である。 図2に開示するカッターモジュールと、前壁板軸心固定座と、軸心との組立を一部分解した状態を示した説明図である。 図2に開示するサーボ伝動モジュールの分解図である。 実施例2によるサーボ回転式全機能型カッターモジュールをバネ成形機に設けた状態を示した斜視図である。 図5に開示するカッターモジュールと、前壁板軸心固定座と、軸心とを組み立てた状態を示す斜視図である。 図5に開示するカッターモジュールと、前壁板軸心固定座と、軸心との組立を一部分解した状態を示した説明図である。 図5に開示するサーボ伝動モジュールの分解図である。 図8に開示するーボ伝動モジュールを別の角度から見た分解図である。 実施例3によるサーボ回転式全機能型カッターモジュールをバネ成形機に設けた状態を示した斜視図である。 図10に開示するサーボ伝動モジュールを組み立てた状態を示した斜視図である。 図11に開示するサーボ伝動モジュールの分解図である。
この考案は、全方向からの折り曲げなどの高レベルのバネ成形機にのみ達成できる機能を得るバネ成型機に用いるサーボ回転式全機能型カッターモジュールを提供するものであって、かつ前壁板と該前壁板に回動自在に設ける軸心固定座と、該軸心固定座に固定される軸心とを具え、該軸心固定座から一方の側に互いに平行して延伸する2本の支持アームと、2本の該支持アームの間設ける当接板とを含んでなるバネ成形機に設けるサーボ回転式全機能型カッターモジュールであって、
該サーボ回転式全機能型カッターモジュールが、軸心スライド座と、揺動桿と、弾性部材と、カムと、軸受と、カッターと、サーボ伝動モジュールとを含んでなり、
該軸心スライド座が、該軸心に対応するスライド座孔と孔部とを具え、該スライド孔に該軸心を設けることによって該軸心に沿って摺動し、該孔部上方に平行する2つの支持フレームを設け、
該揺動桿が第1端と第2端とを具え、かつ該第1端と該第2端との間に軸孔を穿設し、該揺動桿を該軸心固定座の2本の該支持アームの間に回動自在に設け、該第1端が該当接板の下方に位置し、該第2端が前方に向かって該軸心スライド座の該孔部を貫通し、
該弾性部材が該揺動桿の該第1端と該当接板との間に設けられて該揺動桿を下方に推す力を提供し、
該カムが、該揺動桿の該第2端に設けられ、かつ上昇する傾斜面を具え、
該軸受けが、該軸心スライド座の2本の該支持フレームの間に設けられ、かつ該カムの該傾斜面に当接し、
該カッターが、該揺動桿の該第2端に設けられ、
該サーボ伝動モジュールが該バネ成形機上に固定され、該軸心スライド座が該軸心に沿って摺動する力を提供し、
該サーボ伝動モジュールが該軸心スライド座を推して、該軸心に沿って摺動させる場合、該軸心スライド座が該軸受を連動させて該傾斜面を転動させ、これに合わせて該弾性部材によって該カッターを下方に推すか、又は上昇する動作を制御する。係るサーボ回転式全機能型カッターモジュールの構造と特徴を説明するために、具体的な実施例を挙げ、図面を参照にして以下に詳述する。
図1は、この考案よるサーボ回転式カッターモジュールをバネ成型機に設置した態様を示した説明図であって、図2は図1に開示するカッターモジュールと、前面壁板軸心固定座と、軸心とを組み合わせた状態を示した斜視図であり、図3は図2に開示する状態から分解した状態を示した説明図である。
図面に開示するように、バネ成型機は、前壁板90に回動自在に設ける軸心固定座92と、軸心固定座92に固定される軸心91と、軸心固定座92から一方の側に互いに平行して延伸する2本の支持アーム921と、軸心固定座92から支持アーム921と同一の側に互いに平行して延伸する3本のスライド軸926と、及び2本の支持アーム921の間にネジで固定する当接板924とを含んでなる。
また、係るカッターモジュール10は、軸心91とともにバネ成型機の前壁板90に回動自在に設けるカッター11を具え、バネ成型機の前壁板90の軸心の回転によって、例えば折り曲げ用のカッター11などに変換して線材の方向に接近することで、線材を回転させることなく全方向からの全方向からの折り曲げ機能が得られ、例えばバネ成形機の前壁板90上のその他工具(図示しない)のように設置する角度の制限を受けて、固定的な角度の折り曲げ、又はその他機能しか行うことができないということがない。
図面に開示するように、カッターモジュール10はサーボ伝動モジュール19と、及び揺動桿17と例えばバネである弾性部材15とカム16と軸受け13とカッター11とリニアブッシュ18と円形固定座129と軸心スライド座12とを含む軸心回転カッターモジュールと、によって構成される。
軸心スライド座12には孔部122を穿設するとともに、3本のスライド軸926に対応して穿設され、かつ3本のスライド軸926が貫通する3つの軸支持孔126と軸心91に対応するスライド座孔123とを穿設して軸心スライド座12を軸心91に設け、3本のスライド軸926と3つの軸支持孔126との間にリニアブッシュ18をそれぞれ設ける。よって、軸心91に沿って安定して摺動する。軸心スライド座12の孔部122上方には平行する2本の支持フレーム125を設け、円形固定座129は3本のスライド軸926の末端に螺着する。
揺動桿17は、第1端171とカッター座を有する第2端172とを具え、第1端171と第2端172との間には軸孔173を穿設する。よって、2本の支持アーム921の間に固定されるピン軸923が揺動桿17の軸孔173を貫通するように設けることが容易となり、揺動桿17が軸心固定座92の2本の支持アーム921の間に軸支される。揺動桿17の第1端171は当接板924の下方に位置し、第2端172は前方に向かって軸心スライド座12の孔部122を貫通する。
揺動桿17の第1端171と当接板924との間には、例えばバネであって、揺動桿17を下方に推す力を提供する弾性部材15を設ける。第2端172には自在に交換できるカム16とカッター11とを設ける。カム16は上昇する傾斜面161を具え、傾斜面161が軸心スライド座12に回動自在に設ける2本の支持フレーム125の間の軸受13に当接する。軸受13は2本の支持フレーム125の間のピン軸127に固定されて軸支される。
したがって、バネ成形機に固定されたサーボ伝動モジュール19が軸心スライド座12を軸心91に沿って前方にスライドさせると、軸心スライド座12によって軸受13が連動してカム16の傾斜面161に沿って転動してカッター11の下方に推す動作を制御する。又は、バネ成形機に固定されたサーボ伝動モジュール19が軸心スライド座12を軸心91に沿って後方に推すと、弾性部材15が揺動桿17の第1端171を下方に推す力によって、揺動桿17の第2端172に設けたカッター11が上昇する。
また、図4に開示するように、サーボ伝動モジュール19は、軸心91下方の前壁板90に設けられ、かつスライドレール1911を具えるフレーム座191と、フレーム座191に固定され、かつ回転軸1921を具える、例えば減速機を具えたサーボモータ192と、回転軸1921に固定して、回転軸1921の回転に同期して回転する回転盤193と、中心軸1941を具える連結桿座194と、連結桿195と、スライドレール1911上に配置するスライドブロック197と、2つのCF型軸受196と、2つの環状支持フレーム198と、を含む。
回転盤193は偏心軸孔1931を具え、連結桿195はボルト1942によって偏心軸孔1931に螺着する。また、軸受1951と、ボルト1952と、パッキン1953とによって連結桿195の一端を連結桿座194の中心軸1941上に回動自在に設け、連結桿195の他端はスライドブロック197に回動自在に設け、それぞれスライドブロック197上のCF型軸受196に固定し、かつスライドブロック197の両側に固定するとともに、延伸して軸心スライド座12に環状に形成した溝128内に設けた2つの環状フレーム198に進入し、図2に開示するように軸心スライド座12を挟持する。よって、サーボモータ192が回転する場合、安定して軸心スライド座12を連動させ、軸心91に沿って摺動させることができる。
サーボモータ192が回転する場合に振動が発生することを防ぐために、サーボモータ192の回転軸1921とフレーム座191との間に軸受1922を配置し、また環状支持フレーム198と軸心スライド座12の溝128との間の組立て時の公差を減少させるとともに、運動中の部材に発生する振動を減少させるために、環状支持フレーム198には、好ましくは複数のバネ位置決め球体を設けて操作の設計の便宜を図る。
図5から図9に、第2の実施の形態によるサーボ回転式全機能型カッターモジュールをバネ成形機に設けた状態を開示した斜視図と、図5に開示するカッターモジュール、前壁板軸心固定座と軸心の組立、分解の状態を開示する。
図面に開示するバネ成形機も、前壁板80に回動自在に設けた軸心固定座82と、軸心固定座82に固定する軸心81とを具える。軸心固定座82は、軸心固定座82から一方の側に互いに平行して延伸する2本の支持アーム821と、互いに平行する3本のスライド軸826と、及び2本の支持アーム821の間に一体に成形される当接板824とを含んでなり、かつピン軸823が貫通するように設けられる。係るカッターモジュール20は実施例1に類似する揺動桿27、例えばバネである弾性部材25、カム26、軸受23、カッター21、リニアブッシュ28、円形固定座229、軸ピン227、及び2つの支持フレーム225を有する軸心スライド座22を具え、かつ実施例1と構造の異なるサーボ伝動モジュール29を具える。
実施例1と異なるのは、軸心固定座82が前方に延伸する2本の支持アーム821と軸心スライド座22の2つの支持フレーム225が、それぞれ分離部材に螺着されて完成していることであって、係る方式の長所バネ成形機の軸心81の長さの違いによって部品を交換することで、異なる長さの支持アーム821、又は支持フレーム固定座82と軸心スライド座22の構造が得られるため、製造コストを節約するように製品の設計ができることにある。
図8、9に開示するように、サーボ伝動モジュール29は、軸心81下方の前壁板80に固定されるフレーム座291と、フレーム座291に固定され、かつ回転軸2921を具える、例えば減速機を具えるサーボモータ292と、回転軸2921に固定されて回転軸2921の回転に連動して回転する回転盤293と、CF型軸受296、297と、ガイドブロック2941とガイド溝2942とを具える接続座294と、スライドレール2951とスライドレール2951に連通するガイド溝2952とを具えるスライド座295と、スライドブロック299と、2つの環状支持フレーム298と、を含んでなる。
回転盤293は偏心軸孔2931を具え、CF型軸受け297を偏心軸孔2931に固定して接続座294のガイド溝2942に収納する。また、スライド座295に配置するガイド溝2952内の接続座294のガイドブロック2941によって、接続座294のガイド溝2952内に固定されるスライドブロック299を連動させ、フレーム座291のスライド座295のスライドレール2951に沿って摺動させる。ここからスライドブロック299にそれぞれ固定される2つのCF型軸受296及びスライドブロック299の両側に固定され、かつ延伸してスライド座22に環状に形成した溝228内に進入するように設ける2つの環状支持フレーム298によって軸心スライド座22を挟持する。よって、サーボモータ292が回転する場合に安定して軸心スライド座22を連動させて、軸心81に沿って摺動させることができる。
図10から図12に、第2の実施の形態によるサーボ回転式全機能型カッターモジュールをバネ成形機に設けた状態を開示した斜視図と、図10に開示するサーボ回転式全機能型カッターモジュールの組立、分解の状態を開示する。係るカッターモジュール30はサーボ伝動モジュール39が実施例2と異なる以外は、その軸心回転カッターモジュールは実施例2と同一でるので、説明は割愛する。
図面に開示するように、実施例3のサーボ伝動モジュール39は、前壁板70後方に固定されるフレーム座391と、フレーム座391に固定され、かつ回転軸3921を具える、例えば減速機を具えるサーボモータ392と、回転軸3921に固定されて回転軸3921の回転に連動して回転する回転盤393と、ガイドレール3941を具えるカム座394と、延伸してガイドレール3941内に進入する中心軸3951の軸受座395と、軸受3942と、前壁板70に配置される2つのリニアブッシュ3971、3972と、それぞれリニアブッシュ3971、3972を貫通し、かつ一端がナット3943によってカム座394のガイドレール3941の両端にそれぞれ固定されるスライド軸3981、3982と、2本のスライド軸3981、3982の他端に固定される推進桿3991と、推進桿3991上に設ける推進桿座3992と、推進桿座3992の両側に固定する2つの環状支持フレーム398と、底辺の2つのCF型軸受396と、を含んでなる。
回転盤393は偏心軸孔(図示しない)を具え、軸受座395はボルト3952で該偏心軸孔に固定し、さらにボルト3945とパッキン3946とによって軸受3942をカム座394のガイドレール3941内に位置する中心軸3951に螺着する。このため、ガイドレール3941と中心軸3951との間に配置した軸受3942によってカム座394と、2本のスライド軸3981、3982と、推進桿3991と、推進桿座3992とを連動させて摺動させ、推進桿座3992に固定された3つのCF型軸受396及び2つの環状支持フレーム398によって軸心スライド座を挟持し、摺動させ、サーボモータ392が回転する場合に軸心スライド座を連動させて軸心に沿って摺動させることができる。サーボモータ392が回転する場合に発生する振動を防ぐために、サーボモータ392の回転軸3921とフレーム座391との間には軸受3922を配置する。
10 カッターモジュール
11 カッター
12 軸心スライド座
122 孔部
123 スライド座孔
125 支持フレーム
126 軸支持孔
127 ピン軸
128 溝
129 円形固定座
13 軸受
15 弾性部材
16 カム
161 傾斜面
17 揺動桿
171 第1端
172 第2端
173 軸孔
18 リニアブッシュ
19 サーボ伝動モジュール
191 フレーム座
1911 スライドレール
192 サーボモータ
1921 回転軸
1922 軸受
193 回転盤
1931 偏心軸孔
194 連結桿座
1941 中心軸
1942 ボルト
195 連結桿
1951 軸受
1952 ボルト
1953 パッキン
196 CF型軸受
197 スライドブロック
198 環状支持フレーム
20 カッターモジュール
21 カッター
22 軸心スライド座
225 支持フレーム
227 軸ピン
229 円形固定座
23 軸受
25 弾性部材
26 カム
27 揺動桿
28 リニアブッシュ
29 サーボ伝動モジュール
291 フレーム座
292 サーボモータ
2921 回転軸
293 回転盤
2931 偏心軸孔
294 接続座
2941 ガイドブロック
2942 ガイド溝
295 スライド座
2951 スライドレール
2952 ガイド溝
296、297 CF型軸受
298 環状支持フレーム
299 スライドブロック
30 カッターモジュール
39 サーボ伝動モジュール
391 フレーム座
392 サーボモータ
3921 回転軸
3922 軸受
393 回転盤
394 カム座
3941 ガイドレール
3942 軸受
3943 ナット
3945 ボルト
3946 パッキン
395 軸受座
3951 中心軸
3952 ボルト
396 CF型軸受
3971、3972 リニアブッシュ
398 環状支持フレーム
3981、3982 スライド軸
3991 推進桿
3992 推進桿座
70 前壁板
80 前壁板
81 軸心
82 軸心固定座
821 支持アーム
823 ピン軸
824 当接板
826 スライド軸
90 前壁板
91 軸心
92 軸心固定座
921 支持アーム
923 ピン軸
924 当接板
926 スライド軸
そこで、本考案者は従来のバネ成形機に見られる欠点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、バネ成形機に設け、該バネ成形機の全方向成形カッターとなるサーボ回転式全機能型カッターモジュールであって、該バネ成形機が前壁板と該前壁板に回動自在に設ける軸心固定座と、該軸心固定座に固定される軸心とを具え、該軸心固定座から一方の側に互いに平行して延伸する2本の支持アームと、2本の該支持アームの間設ける当接板とを含んでなり、
該サーボ回転式全機能型カッターモジュールが、軸心スライド座と、揺動桿と、弾性部材と、カムと、軸受と、カッターと、サーボ伝動モジュールとを含んでなり、
該軸心スライド座が、該軸心に対応するスライド座孔と孔部とを具え、該スライド座孔に該軸心を設けることによって該軸心に沿って摺動し、該孔部上方に平行する2つの支持フレームを設け、
該揺動桿が第1端と第2端とを具え、かつ該第1端と該第2端との間に軸孔を穿設し、該揺動桿を該軸心固定座の2本の該支持アームの間に回動自在に設け、該第1端が該当接板の下方に位置し、該第2端が前方に向かって該軸心スライド座の該孔部を貫通し、
該弾性部材が該揺動桿の該第1端と該当接板との間に設けられて該揺動桿を下方に推す力を提供し、
該カムが、該揺動桿の該第2端に設けられ、かつ上昇する傾斜面を具え、
該軸受けが、該軸心スライド座の2本の該支持フレームの間に設けられ、かつ該カムの該傾斜面に当接し、
該カッターが、該揺動桿の該第2端に設けられ、
該サーボ伝動モジュールが該バネ成形機上に固定され、該軸心スライド座が該軸心に沿って摺動する力を提供し、
該サーボ伝動モジュールが該軸心スライド座を推して、該軸心に沿って摺動させる場合、該軸心スライド座が該軸受を連動させて該傾斜面を転動させ、これに合わせて該弾性部材によって該カッターを下方に推すか、又は上昇する動作を制御するサーボ回転式全機能型カッターモジュールによって課題を解決でできる点に着眼し、係る知見に基づいて本考案を完成させた。
以下この考案について説明する。請求項1に記載するサーボ回転式全機能型カッターモジュールは、バネ成形機に設け、該バネ成形機の全方向成形カッターとなるサーボ回転式全機能型カッターモジュールであって、
該バネ成形機が前壁板と該前壁板に回動自在に設ける軸心固定座と、該軸心固定座に固定される軸心とを具え、該軸心固定座から一方の側に互いに平行して延伸する2本の支持アームと、2本の該支持アームの間設ける当接板とを含んでなり、
該サーボ回転式全機能型カッターモジュールが、軸心スライド座と、揺動桿と、弾性部材と、カムと、軸受と、カッターと、サーボ伝動モジュールとを含んでなり、
該軸心スライド座が、該軸心に対応するスライド座孔と孔部とを具え、該スライド座孔に該軸心を設けることによって該軸心に沿って摺動し、該孔部上方に平行する2つの支持フレームを設け、
該揺動桿が第1端と第2端とを具え、かつ該第1端と該第2端との間に軸孔を穿設し、該揺動桿を該軸心固定座の2本の該支持アームの間に回動自在に設け、該第1端が該当接板の下方に位置し、該第2端が前方に向かって該軸心スライド座の該孔部を貫通し、
該弾性部材が該揺動桿の該第1端と該当接板との間に設けられて該揺動桿を下方に推す力を提供し、
該カムが、該揺動桿の該第2端に設けられ、かつ上昇する傾斜面を具え、
該軸受けが、該軸心スライド座の2本の該支持フレームの間に設けられ、かつ該カムの該傾斜面に当接し、
該カッターが、該揺動桿の該第2端に設けられ、
該サーボ伝動モジュールが該バネ成形機上に固定され、該軸心スライド座が該軸心に沿って摺動する力を提供し、
該サーボ伝動モジュールが該軸心スライド座を推して、該軸心に沿って摺動させる場合、該軸心スライド座が該軸受を連動させて該傾斜面を転動させ、これに合わせて該弾性部材によって該カッターを下方に推すか、又は上昇する動作を制御する。
請求項12に記載するサーボ回転式全機能カッターモジュールは、請求項1におけるサーボ伝動モジュールが、該前壁板の後方に設けるフレーム座と、
該フレーム座に固定され、かつ回転軸を具えるサーボモータと、
該回転軸に固定され、該回転軸の回転によって回転し、かつ偏心軸孔が穿設された回転盤と、
ガイドレールを具えるカム座と、
該偏心軸孔に固定され、かつ延伸して該ガイドレール内に進入する中心軸を具える軸受座と、
該ガイドレールと該中心軸との間に配置される軸受と、
該前壁板上に配置される2つのリニアブッシュと、
該2つのリニアブッシュをそれぞれ貫通し、かつ一端が該ガイドレールの両端の該カム座にそれぞれ固定される2つのスライド軸と、
該スライド軸の他端に固定される推進桿と、
該推進桿に固定される推進桿座と、
該推進桿座に固定され、該軸心スライド座を挟持して、該サーボモータが回転する場合に該軸心スライド座を連動させて該軸心に沿って摺動させる2つの第2CF型軸受と、を含む。
請求項14に記載するサーボ回転式全機能カッターモジュールは、請求項12における前記軸心スライド座に溝を環状に形成し、該推進桿座の両側に該溝に延伸して進入する2つの円形支持フレームを設ける
この考案は、全方向からの折り曲げなどの高レベルのバネ成形機にのみ達成できる機能を得るバネ成型機に用いるサーボ回転式全機能型カッターモジュールを提供するものであって、かつ前壁板と該前壁板に回動自在に設ける軸心固定座と、該軸心固定座に固定される軸心とを具え、該軸心固定座から一方の側に互いに平行して延伸する2本の支持アームと、2本の該支持アームの間設ける当接板とを含んでなるバネ成形機に設けるサーボ回転式全機能型カッターモジュールであって、
該サーボ回転式全機能型カッターモジュールが、軸心スライド座と、揺動桿と、弾性部材と、カムと、軸受と、カッターと、サーボ伝動モジュールとを含んでなり、
該軸心スライド座が、該軸心に対応するスライド座孔と孔部とを具え、該スライド座孔に該軸心を設けることによって該軸心に沿って摺動し、該孔部上方に平行する2つの支持フレームを設け、
該揺動桿が第1端と第2端とを具え、かつ該第1端と該第2端との間に軸孔を穿設し、該揺動桿を該軸心固定座の2本の該支持アームの間に回動自在に設け、該第1端が該当接板の下方に位置し、該第2端が前方に向かって該軸心スライド座の該孔部を貫通し、
該弾性部材が該揺動桿の該第1端と該当接板との間に設けられて該揺動桿を下方に推す力を提供し、
該カムが、該揺動桿の該第2端に設けられ、かつ上昇する傾斜面を具え、
該軸受けが、該軸心スライド座の2本の該支持フレームの間に設けられ、かつ該カムの該傾斜面に当接し、
該カッターが、該揺動桿の該第2端に設けられ、
該サーボ伝動モジュールが該バネ成形機上に固定され、該軸心スライド座が該軸心に沿って摺動する力を提供し、
該サーボ伝動モジュールが該軸心スライド座を推して、該軸心に沿って摺動させる場合、該軸心スライド座が該軸受を連動させて該傾斜面を転動させ、これに合わせて該弾性部材によって該カッターを下方に推すか、又は上昇する動作を制御する。係るサーボ回転式全機能型カッターモジュールの構造と特徴を説明するために、具体的な実施例を挙げ、図面を参照にして以下に詳述する。

Claims (14)

  1. バネ成形機に設け、該バネ成形機の全方向成形カッターとなるサーボ回転式全機能型カッターモジュールであって、
    該バネ成形機が前壁板と該前壁板に回動自在に設ける軸心固定座と、該軸心固定座に固定される軸心とを具え、該軸心固定座から一方の側に互いに平行して延伸する2本の支持アームと、2本の該支持アームの間設ける当接板とを含んでなり、
    該サーボ回転式全機能型カッターモジュールが、軸心スライド座と、揺動桿と、弾性部材と、カムと、軸受と、カッターと、サーボ伝動モジュールとを含んでなり、
    該軸心スライド座が、該軸心に対応するスライド座孔と孔部とを具え、該スライド孔に該軸心を設けることによって該軸心に沿って摺動し、該孔部上方に平行する2つの支持フレームを設け、
    該揺動桿が第1端と第2端とを具え、かつ該第1端と該第2端との間に軸孔を穿設し、該揺動桿を該軸心固定座の2本の該支持アームの間に回動自在に設け、該第1端が該当接板の下方に位置し、該第2端が前方に向かって該軸心スライド座の該孔部を貫通し、
    該弾性部材が該揺動桿の該第1端と該当接板との間に設けられて該揺動桿を下方に推す力を提供し、
    該カムが、該揺動桿の該第2端に設けられ、かつ上昇する傾斜面を具え、
    該軸受けが、該軸心スライド座の2本の該支持フレームの間に設けられ、かつ該カムの該傾斜面に当接し、
    該カッターが、該揺動桿の該第2端に設けられ、
    該サーボ伝動モジュールが該バネ成形機上に固定され、該軸心スライド座が該軸心に沿って摺動する力を提供し、
    該サーボ伝動モジュールが該軸心スライド座を推して、該軸心に沿って摺動させる場合、該軸心スライド座が該軸受を連動させて該傾斜面を転動させ、これに合わせて該弾性部材によって該カッターを下方に推すか、又は上昇する動作を制御することを特徴とするサーボ回転式全機能型カッターモジュール。
  2. 前記2本の支持アームの間に、該揺動桿の該軸孔を貫通する軸ピンを固定して、該揺動桿を該軸心固定座の該2本の支持アームの間に回動自在に設けることを特徴とする請求項1に記載のサーボ回転式全機能型カッターモジュール。
  3. 前記2つの支持フレームの間に、該軸受を貫通する軸ピンを固定して、該軸受を該軸心スライド座の該2つの支持フレームの間に回動自在に設けることを特徴とする請求項1に記載のサーボ回転式全機能型カッターモジュール。
  4. 前記固定座が一方の側に延伸し、かつ互いに平行する3本のスライド軸を具えるとともに、該軸心スライド座に対応する3つの軸受孔を形成し、該3本のスライド軸と該3つの軸受孔との間にリニアブッシュをそれぞれ設けることを特徴とする請求項1に記載のサーボ回転式全機能型カッターモジュール。
  5. 前記サーボ回転式全機能型カッターモジュールが、該3本のスライド軸の末端に設けられる円形固定座をさらに具えることを特徴とする請求項4に記載のサーボ回転式全機能型カッターモジュール。
  6. 前記サーボ伝動モジュールが、該軸心下方の該前壁板に設けられ、かつスライドレールを具えるフレーム座と、
    該フレーム座に設けられ、かつ回転軸を具えるサーボモータと、
    該回転軸に固定され、該回転軸の回転に連動して回転し、かつ偏心軸孔を具える回転盤と、
    該偏心軸孔に設けられ、且つ中心軸を具える連結桿座と、該中心軸に回動自在に設ける連結桿と、
    該スライドレールに配置し、かつ該連結桿の他端に回動自在に設けるスライドブロックと、
    該スライドブロックに固定して該軸心スライド座を挟持し、該サーボモータが回転する場合に該軸心スライド座を連動して該軸心に沿って摺動させる2つのCF型軸受と、を含んでなることを特徴とする請求項1に記載のサーボ回転式全機能型カッターモジュール。
  7. 前記回転軸と該フレーム座との間に軸受を設けることを特徴とする請求項6に記載のサーボ回転式全機能型カッターモジュール。
  8. 前記中心軸と該連結桿との間に軸受を設けることを特徴とする請求項6に記載のサーボ回転式全機能型カッターモジュール。
  9. 前記軸心スライド座に環状の溝を形成し、該スライドブロックの両側に、該溝に延伸して進入する2つの環状支持フレームを設けることを特徴とする請求項6に記載のサーボ回転式全機能型カッターモジュール。
  10. 前記サーボ伝動モジュールが、該軸心の下方の該前壁板に設けるフレーム座と、
    該フレーム座に固定され、かつ回転軸を具えるサーボモータと、
    該回転軸に固定され、該回転軸の回転によって回転し、かつ偏心軸孔が穿設された回転盤と、
    該偏心軸孔に固定するCF型軸受と、
    該CF型軸受を収納するガイド溝と、ガイドブロックとを具える接続座と、
    スライドレールと、該スライドレールに連通するガイド溝とを具え、該接続座の該ガイドブロックが該ガイド溝に配置され、該フレーム座に固定されるスライド座と、
    該接続座の該ガイドブロックに固定され、該スライドレールに沿って摺動するスライドブロックと、
    該スライドブロックに固定され、該軸心スライド座を挟持して、該サーボモータが回転する場合に該軸心スライド座を連動させて該軸心に沿って摺動させる2つの第2CF型軸受と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のサーボ回転式全機能型カッターモジュール。
  11. 前記軸心スライド座に溝を環状に形成し、該スライドブロックの両側に該溝に延伸して進入する2つの円形支持フレームを設けることを特徴とする請求項10に記載のサーボ回転式全機能型カッターモジュール。
  12. 前記サーボ伝動モジュールが、該該前壁板の後方に設けるフレーム座と、
    該フレーム座に固定され、かつ回転軸を具えるサーボモータと、
    該回転軸に固定され、該回転軸の回転によって回転し、かつ偏心軸孔が穿設された回転盤と、
    ガイドレールを具えるカム座と、
    該偏心軸孔に固定され、かつ延伸して該ガイドレール内に進入する中心軸を具える軸受座と、
    該ガイドレールと該中心軸との間に配置される軸受と、
    該前壁板上に配置される2つのリニアブッシュと。
    該2つのリニアブッシュをそれぞれ貫通し、かつ一端が該ガイドレールの両端の該カム座にそれぞれ固定される2つのスライド軸と、
    該スライド軸の他端に固定される推進桿と、
    該推進桿に固定される推進桿座と、
    該ス推進桿座に固定され、該軸心スライド座を挟持して、該サーボモータが回転する場合に該軸心スライド座を連動させて該軸心に沿って摺動させる2つの第2CF型軸受と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のサーボ回転式全機能型カッター。
  13. 前記回転軸と該フレーム座との間に軸受を設けることを特徴とする請求項12に記載のサーボ回転式全機能型カッターモジュール。
  14. 前記軸心スライド座に溝を環状に形成し、該スライドブロックの両側に該溝に延伸して進入する2つの円形支持フレームを設けることを特徴とする請求項12に記載のサーボ回転式全機能型カッターモジュール。
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