JP3210980B2 - 建物における部屋間開口の枠組に使用する枠材 - Google Patents

建物における部屋間開口の枠組に使用する枠材

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として木造建築物の
部屋間開口を装飾するための枠組に使用する枠材に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、木造建築物においては、各部屋
間、各部屋と廊下や押入れ等とを連続させるための部屋
間開口が必要であり、この部屋間開口の内面は、これを
装飾することが望ましくまた必要でもある。このため、
この部屋間開口を構成する柱や梁等の開口側面に、銘木
や表装した枠材によって覆うことが行なわれているので
あり、その一例を示すと図15に示すようになってい
る。
【0003】例えば部屋間開口40にドア50を設ける
場合には、図15に示すように、開口側に「戸当り」を
形成しなけばならないし、この枠材によってドアに隣接
する壁材23の端縁の所謂目隠しを行わなければならな
い。具体的には、部屋間開口40を構成する各柱21の
内側にドア枠24を配置するとともに、これら各ドア枠
24の端部に形成した溝内に一端を係合させた化粧枠2
6によって建物20の壁を表装する壁材23の端縁を固
定する。そして、各ドア枠24の略中央にドア50のた
めの戸当り25を固定して、ドア50の開閉が行なわれ
る部屋間開口40とするのである。
【0004】以上のような方法または構造によって部屋
間開口40の内面の装飾を行うためには、各ドア枠24
や化粧枠26の柱21に対する位置決めを正しく行わな
ければならないから、その施工は相当大変なものとなっ
ている。また、図15中の二点鎖線にて示したように、
位置決めされたドア枠24や化粧枠26の柱21に対す
る固定を釘等によって別途行わなければならないから、
その作業だけでも大変である。特に、以上のような部屋
間開口40の言わば装飾を行うドア枠24や化粧枠26
のどの位置に釘等の固定部材を打ち込むかは、ドア枠2
4や化粧枠26が装飾材でもあることから、施工時に相
当注意しなければならないものである。
【0005】以上のことは、図15に例示したドア50
のための部屋間開口40だけでなく所謂「無目枠」、両
引鴨居あるいは片引鴨居についても同様に言えることで
ある。
【0006】そこで、本発明者等は、部屋間開口40の
内面の装飾を行う場合に、その施工がし易く、しかも美
麗な装飾を行えるようにするには、どうしたらよいかに
ついて種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したの
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な経緯に基づいてなされたもので、その解決しようとす
る課題は、この種の部屋間開口40の装飾をするにあた
っての施工作業の困難性である。
【0008】そして、請求項1に係る発明の目的とする
ところは、部屋間開口40の装飾のための施工を簡単か
つ確実に行うことき、かつ全体的に構造の簡単な枠
材を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1に係る発明が採った手段は、実施例にお
いて使用する符号を付して説明すると、「建物20を構
成する柱21等の構造材の部屋間開口40側面に一体化
されて、この部屋間開口40の内面装飾を行う枠材10
であって、構造材の部屋間開口40に向う面に形成した
アリ溝30の一方の係止溝31内に係合する係合部11
a11aを一端に有し、他端に部屋間開口40に隣接す
る壁材23の端縁を支持する支持溝11bを有した左右
一対の枠材本体11と、これら両枠材本体11間に形成
された隙間内に嵌入されて、両枠材本体11を左右に押
圧する傾斜面12aを有した固定部材12とによって構
成したことを特徴とする枠材10」である。
【0010】
【発明の作用】以下に、上記発明の作用について説明す
る。
【0011】まず、本発明に係る枠材10においては、
図9あるいは図13に示した片引鴨居用のものである場
合以外は、その枠材本体11が左右対称形状のものとな
っているので、一種類の枠材本体11を形成しておけ
ば、一方を他方とは反対向きに使用することにより、左
右一対の枠材本体11とすることが可能である。特に、
この種の枠材10は、工場において予じめ大量生産され
るもの、所謂プレカットされるものであるから、上記の
ように枠材本体11が左右対称形状のものになっている
ことは、その製造及び施工のコストダウンにつながると
いう利点を有していることになる。なお、図9または図
13に示した枠材10の図示右側に位置する枠材本体1
1においても、全体形状を図示左側の枠材本体11と同
様に形成した後に、その鴨居溝14を形成すればよいも
のであり、少なくとも全体形状において、左右の枠材本
体11を共通してプレカットできることは当然である。
【0012】また、枠材10の各枠材本体11は、その
一端に係合部11aが形成してあって、この係合部11
aにて柱21やまぐさ22の内面側に形成したアリ溝3
0の一方の係止溝31に係合するものであり、両間に固
定部材12のための隙間が形成できるような大きさのも
のであるから、各枠材本体11の柱21またはまぐさ2
2に対する位置決めが容易に行えるものとなっているの
である。つまり、本発明に係る枠材10においては、そ
の各枠材本体11が、例えば図2、図6あるいは図16
に示したドア枠24のように、柱21の幅より広幅のも
のではなくしかも2分割されているのであるから、従来
のドア枠24に比較すれば、その取扱いがし易くかつ施
工もし易くなっているのである。
【0013】勿論、以上のような各枠材本体11の係合
部11aが係合されるアリ溝30は、工場等において柱
21やまぐさ22をプレカットする際に同時に形成して
おけばよいものであり、その加工は容易なものである。
また、このアリ溝30は柱21やまぐさ22の中央であ
って長手方向に沿った状態で形成すればよいものである
から、このことからも、アリ溝30の加工は容易なもの
となっているのである。
【0014】枠材10の固定部材12は、例えば図1に
示すように、左右の枠材本体11間に形成された隙間内
に強制的に嵌入されたとき、各枠材本体11の柱21ま
たはまぐさ22に対する固定を簡単かつ確実に行うもの
である。つまり、この固定部材12は、その両側に傾斜
面12aが形成してあって「くさび」状のものとなって
いるから、その傾斜面12aにより両枠材本体11間へ
の嵌入作業が容易となっているとともに、その嵌入作業
によって両枠材本体11を左右に押し広げて各枠材本体
11における係合部11aのアリ溝30への係合をより
強固に行えるものとなっているのである。なお、以下の
実施にて示すように、固定部材12側の各傾斜面12a
に対応する傾斜面11cを各枠材本体11側に形成して
おけば、上述した作用がより効果的に発揮されることは
言うまでもないし、また両枠材本体11間に嵌入後の固
定部材12を柱21等に釘やネジを使用して固定してお
けば、当該枠材10の取付状態を確実に維持できるもの
である。
【0015】以上のように、各枠材本体11間に嵌入し
た固定部材12は、目的に応じた種々な適用が行えるも
のである。すなわち、図1、図3または図4に示すよう
に、この枠材10を所謂無目枠として使用する場合(部
屋間開口40を引戸用として左右両側の戸の当たる部分
とする場合)には、この固定部材12の図示上面を各枠
材本体11の上面と同じ位置になるように形成しておけ
ばよいものである。また、図5、図7または図8に示す
ように、この固定部材12の中央部を両枠材本体11の
表面から突出させれば、これがドアのための戸当り13
となるものである。さらに、図9、図11、図13ある
いは図14に示すように、中央を突出させるけれども上
面が各枠材本体11と同一面であったり、あるいは側面
に溝を形成した固定部材12を採用することによって、
この固定部材12を両引鴨居または片引鴨居用のものと
し得るのである。
【0016】なお、本発明に係る枠材10においては、
図9、図11、図13あるいは図14に示すように、適
宜な枠材本体11の内端側表面に鴨居溝14を形成して
おくことによって、建物20のまぐさ22に取付けられ
る両引鴨居または片引鴨居として使用できるものであ
り、そのための加工はプレカットされるものである。
【0017】そして、いずれの形式の枠材10において
も、その枠材本体11の他端(外端)に支持溝11bが
形成してあるから、この支持溝11bを利用することに
よって、建物20の壁を表装する壁材23の端縁が柱2
1またはまぐさ22側に連結固定されるのであり、これ
により部屋間開口40の化粧と同時に、この部屋間開口
40に隣接する壁のための壁材23の取付けが確実にな
されるのである。
【0018】
【実施例】次に、以上のような本発明に係る枠組に使用
する枠材10を、具体的従来例との比較を行いながら、
図面に示した各実施例に従って詳細に説明する。この場
合、以下の各実施例において、前の実施例と共通する部
材があれば、これに共通符号を付してその説明を省略す
る。
【0019】(実施例1) 図1には、本発明の一実施例に係る枠材10を、建物2
0の柱21に取付けた状態の横断平面図が示してあり、
この図1の図示上側が建物20の部屋間開口40となる
ものである。つまり、この実施例に係る枠材10は、部
屋間開口40が襖や障子等の引戸によって開閉されるも
のである場合の、引戸の縦端縁が当接する所謂無目枠と
なるものである。
【0020】この枠材10を適用するには、建物20の
部屋間開口40を構成している構造材である柱21の、
引戸側端面中央にアリ溝30が形成される。このアリ溝
30は、その断面形状が図1に示したものの場合には台
形のものとなっているが、このアリ溝30の各係止溝3
1は後述する枠材本体11の係合部11aが係合し得る
ものであればよいから、例えば断面形状が四角形のもの
であってもよい。なお、このアリ溝30は、柱21を形
成する際に同時にプレカットされるものである。勿論、
この柱21によって構成された部屋間開口40に隣接す
る部分が壁であって、この壁を壁材23によって表装す
る場合には、図1及び図3等に示したように、柱21の
側面に壁材23が配置されるものである。
【0021】このアリ溝30の形成としては、図1ある
いは図3に示したように、柱21の部屋間開口40側面
に直接形成してもよいが、図4に示すように形成しても
よい。つまり、図4に示したアリ溝30は、平面的に加
工した柱21の部屋間開口40側面に、アリ溝30を形
成するためのアリ溝形成部材16を固定することにより
形成したものである。このアリ溝形成部材16は、これ
をプレカットしておいて柱21の表面に釘などによって
固定すればよく、その釘等の表面は枠材本体11によっ
て隠されてしまうから何等問題とはならないものであ
る。このようなアリ溝形成部材16によってアリ溝30
を形成する方が、柱21を建てた後工程にて固定するこ
とも可能であるから、柱21側に直接アリ溝30を形成
するよりも便利になることもある。
【0022】このような無目枠を形成する場合の従来例
を図2に示しているが、この図2に示したものにおいて
は、柱21の端面に一体的な無目枠24を配置するとと
もに、この無目枠24の両端に形成した溝内に化粧枠2
6の一端を係合させている。そして、これら各化粧枠2
6の他端によって、柱21の側面に配置される壁材23
の端縁を固定しているものである。
【0023】本発明に係る枠材10には、図1に示した
ように、断面が左右対称となるように分割形成された枠
材本体11と、これら両枠材本体11内に強制嵌入等の
手段によって嵌入される固定部材12とを有しているも
のであり、これら各枠材本体11及び固定部材12は工
場等においてプレカットされるものである。
【0024】各枠材本体11は、図1の図示下面であっ
て各内端側になる部分に、アリ溝30側の各係止溝31
に係合する係合部11aが一体的に形成してあり、この
係合部11aを利用することにより、柱21に対する位
置決め及び固定がなされるものである。また、各枠材本
体11の係合部11aとは反対側部分に支持溝11bが
形成してあって、この支持溝11b内には壁材23の端
縁が挿入されるものであり、これにより、壁材23の端
縁が枠材本体11によって覆われるのである。
【0025】さらに、この枠材本体11は、図1に示す
ように左右対称のものとして形成されるものであり、か
つ両枠材本体11を各係合部11aにて柱21のアリ溝
30に係合させたとき、両枠材本体11間に後述する固
定部材12のための隙間を形成できる程度の幅を有した
ものとして形成される。実際には、例えば図1の図示左
側に位置する枠材本体11のような断面形状のものを一
種類プレカットにより形成しておき、この枠材本体11
を適当な長さに切断して向きを反対にして使用すれば、
これが図示右側の枠材本体11となるものである。な
お、本実施例に係る枠材本体11においては、図1、図
3あるいは図4に示したように、その内端側の端面に、
固定部材12の傾斜面12aに対する傾斜面11cが形
成してある。
【0026】固定部材12は、図1にも示したように、
柱21のアリ溝30に係合された左右の枠材本体11間
に嵌入されるものであり、その上面が各枠材本体11の
表面と同一となるものである。これにより、この固定部
材12及び両枠材本体11の表面は、無目枠として有効
な同一平面を形成できるものとなっているのである。ま
た、この固定部材12の図示両側には傾斜面12aがそ
れぞれ形成してあって、この固定部材12が枠材本体1
1間に形成された隙間内に嵌入されるとき、これら各傾
斜面12aによって各枠材本体11を左右に押し広げる
とともに、その係合部11aによるアリ溝30の各係止
溝31への係合をより確実にするものである。勿論、前
述したように、各枠材本体11側の内端面に傾斜面11
cが形成してあれば、この固定部材12による各枠材本
体11の押動はより確実になされる。
【0027】図3及び図4に示した固定部材12は、そ
の両側上端に段部15がそれぞれ形成してあって、これ
ら段部15は各枠材本体11側の段部11dに係合する
ものである。なお、図4の図示右側に位置する壁材23
は、図3に示したものとは異って、柱21の側面に直接
取付けたものである。
【0028】(実施例2) 図5、図7及び図8には、本発明に係る枠材10をドア
枠として使用する場合の実施例が示してあり、例えば図
5の図示上側がドア50が配置される部屋間開口40と
なるものである。つまり、この部屋間開口40の左右に
それぞれ位置する柱21側と、上側に位置するまぐさ2
2側とに、ドア50が閉止されたとき当接する戸当り1
3が必要になるのであるが、この戸当り13は各枠材1
0を構成している固定部材12の図示上面を両枠材本体
11から突出させることにより構成したものである。そ
の意味では、図5等において示した柱21がまぐさ22
にもなるものである。
【0029】以上のように構成した枠材10において
は、図6に示した従来例のように、戸当り25を別途形
成しておいてこれをドア枠24の中央に固定するのに比
較すれば、戸当り13を有した固定部材12を両枠材本
体11間に嵌入させるだけで、各枠材本体11の柱21
等に対する固定と戸当り13の形成とを同時に行えるた
め、非常に有利となっているものである。
【0030】なお、図7及び図8に示した枠材10にお
いても、前述した実施例1における枠材10と同様に、
各固定部材12に段部15を形成したものであり、図7
に示した枠材10においては、図示右側に位置する枠材
本体11の外端部に装飾材17を取付けるようにしたも
のである。
【0031】(実施例3) 図9には、本発明に係る枠材10を片引鴨居に適用した
場合が示してあり、この枠材10においては、一方の枠
材本体11と固定部材12との間に引戸の上端が挿入さ
れる鴨居溝14を積極的に形成したものである。従っ
て、この場合の部屋間開口40を構成する構造材として
は、まぐさ22が対象となっているものであり、図6は
このまぐさ22を縦に切ってみた縦断面図である。その
他の構成は実施例1に係る枠材10と同様であるので、
その説明は省略する。
【0032】この実施例の枠材10に対応する従来例を
図10に示しているが、この図10に示した片引鴨居2
4においては、その下面の該当部分に鴨居溝が直接形成
してある。この片引鴨居24は、当該枠材10に比較す
れば、従来技術の項で述べたような問題点を有している
とともに、まぐさ22に対する片引鴨居24の位置決め
を相当厳しく行わないと、鴨居溝の位置も決まらないと
いう問題を有しているものである。これに対して、本発
明に係る枠材10においては、各枠材本体11のまぐさ
22に対する位置決め固定が、係合部11aとアリ溝3
0側の係止溝31との係合によってなされるのであるか
ら、問題は全くないのである。
【0033】図11には他の実施例が示してあるが、こ
の図13に示した枠材10においては、鴨居溝14を固
定部材12の側面側にも形成するとともに、この鴨居溝
14の内面に滑動材18を貼付したものである。
【0034】(実施例4) 図12には、本発明に係る枠材10を両引鴨居に適用し
た場合の例が示してあり、これに対応する従来例が図1
3に示してあるが、この枠材10においては、各枠材本
体11がそれぞれ鴨居溝14を一本づつ有している他
は、前述した実施例4と同様である。
【0035】このような両引鴨居用の枠材10として
は、図14にも示すように形成できるものであり、その
構成は実施例3において説明した図11の場合と実質的
に同様である。
【0036】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に係る枠材
10によれば、上記の枠組工法を確実に実施することが
できて、しかも部屋間開口40が無目枠、ドア枠、両引
鴨居あるいは片引鴨居の場合のいずれであっても適用す
ることができるのである。換言すれば、建物20の部屋
間開口40の内面装飾を行うにあたって、部屋間開口4
0がどのようなタイプのものであろうとも、その施工作
業を簡単かつ確実に行うことができるだけでなく、当該
枠材10それ自体の製造をも容易に行うことができるの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1に係る枠材の横断面図であ
る。
【図2】 図1に示した枠材に対応する従来例を示す横
断面図である。
【図3】 図1の枠材の他の実施例を示す横断面図であ
る。
【図4】 図1の枠材のさらに他の実施例を示す横断面
図である。
【図5】 本発明の実施例2に係る枠材の横断面図であ
る。
【図6】 図5に示した枠材に対応する従来例を示す横
断面図である。
【図7】 図5に示した枠材の他の実施例を示す横断面
図である。
【図8】 図5に示した枠材のさらにほかの実施例を示
す横断面図である。
【図9】 本発明の実施例3に係る枠材の縦断面図であ
る。
【図10】 図9に示した枠材に対応する従来例を示す
縦断面図である。
【図11】 図9に示した枠材の他の実施例を示す縦断
面図である。
【図12】 本発明の実施例4に係る枠材の縦断面図で
ある。
【図13】 図12に示した枠材に対応する従来例を示
す縦断面図である。
【図14】 図12に示した枠材の他の実施例を示す縦
断面図である。
【図15】 ドアのための部屋間開口の部分拡大横断面
図である。
【符号の説明】
10 枠材 11 枠材本体 11a 係合部 11b 支持溝 11c 傾斜面 12 固定部材 12a 傾斜面 13 戸当り 14 鴨居溝 15 段部 20 建物 21 柱 22 まぐさ 30 アリ溝 31 係止溝 40 部屋間開口 50 ドア

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物を構成する柱等の構造材の部屋間開
    口側面に一体化されて、この部屋間開口の内面装飾を行
    う枠材であって、 前記構造材の部屋間開口に向う面に形成したアリ溝の一
    方の係止溝内に係合する係合部を一端に有し、他端に前
    記部屋間開口に隣接する壁材の端縁を支持する支持溝を
    有した左右一対の枠材本体と、 これら両枠材本体間に形成された隙間内に嵌入されて、
    両枠材本体を左右に押圧する傾斜面を有した固定部材と
    によって構成したことを特徴とする枠材。
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