JP3210882B2 - スイング引き戸 - Google Patents

スイング引き戸

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JP3210882B2
JP3210882B2 JP16832697A JP16832697A JP3210882B2 JP 3210882 B2 JP3210882 B2 JP 3210882B2 JP 16832697 A JP16832697 A JP 16832697A JP 16832697 A JP16832697 A JP 16832697A JP 3210882 B2 JP3210882 B2 JP 3210882B2
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継正 住岡
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下レールに沿っ
て走行する引き戸をスイング自在としたスイング引き戸
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から上下レールを走行する引き戸を
上下レールの端部においてスイング自在としたスイング
引き戸が知られている。この従来のスイング引き戸にお
いては、引き戸の一端部の上下に上下レールに走行自在
な主走行具を設けると共に引き戸の他端部の上下に上下
レールに走行自在な副走行具を設け、副走行具の上下レ
ールへのはめ込み深さを浅くし、上下レールの端部付近
の前面部に切欠部を設け、主走行具は該切欠部分から外
に飛び出すことなく上下レールを走行自在とし、副走行
具は切欠部において上下レールに出入り自在とし、副走
行具を切欠部で外部に飛び出させることで、上下レール
にはめ込まれた主走行具部分を回転中心として引き戸を
スイングさせるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来例にあって
は、上下レールに副走行具が外部に飛び出すための切欠
部を設けるため外観が悪くなるという問題がある。ま
た、副走行具が切欠部から出た状態で上下レールにはめ
込まれた主走行具部分を回転中心として引き戸をスイン
グさせる際、上下の主走行具が横方向にずれて引き戸が
傾いてスムーズなスイングができにくいという問題があ
る。また、上下レールの前面に切欠部を設けて副走行具
を飛び出させるものにおいては、上下レールを2条以上
設ける場合には構造が複雑になるという問題がある。
【0004】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、上下レ
ールの前面に切欠部を設ける必要がなく、また、引き戸
を傾くことなくスムーズにスイングでき、また、上下の
ピニオンを連結する連結軸が撓んだりすることがなく
て、スムーズに上下のピニオンを連動させることができ
るスイング引き戸を提供することを課題とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明のスイング引き戸は、引き戸1の一端部の上
下に上下レール2、3に走行自在に装設される主走行具
4を設けると共に該主走行具4に引き戸1に対して回転
自在なピニオン5を設け、上下のピニオン5を連結軸6
0により連結し、引き戸1の他端部に上下レール2、3
に走行自在にはめ込まれ且つ上下移動自在で上下レール
2、3から引き抜き自在となった補助走行具6を設け、
上下レール2、3の長手方向の一部にのみ主走行具4の
ピニオン5が噛み合うラック7を設け、引き戸1の一側
端部に上下全長にわたって形成した凹部70内に上下の
ピニオン5を連結する連結軸60を配置し、凹部70の
溝底に取付けた受け部材61の外面部に弧状凹み部61
aを形成し、凹部70の開口部を閉塞するために取付け
る端部キャップ62の背面側に弧状凹設部62aを設
け、弧状凹み部61aと弧状凹設部62aとで連結軸6
0の長手方向の一部を回動自在に支持して成ることを特
徴とするものである。このような構成とすることで、引
き戸1は主走行具4、補助走行具6により上下レール
2、3に沿って走行させて引き戸1として動作するもの
である。そして、該引き戸1をスイングさせる場合は、
上下の主走行具4を上下レール2、3に設けたラック7
位置まで移動させて連結軸60を介して連動する上下の
ピニオン5をそれぞれ上下のラック7に噛み合わせて傾
きを防止した状態で、上下の補助走行具6をそれぞれ上
下レール2、3から外し、引き戸1を主走行具4部分を
回転中心として回転(つまりスイング)するものであ
る。また、上下のピニオン5を連動させるための上下方
向の長さが長い連結軸60をその長手方向の一部におい
て弧状凹み部61aと弧状凹設部62aとで回転自在に
軸支することで、連結軸60が撓まないように支持で
き、また、連結軸60が撓まないよに支持するための手
段が、凹部70の溝底に取付けた受け部材61の外面部
に設けた弧状凹み部61aと、凹部70の開口部を閉塞
するために取付ける端部キャップ62の背面側に設けた
弧状凹設部62aとで簡単に構成できるものである。
【0006】また、主走行具4の上下移動調整機構Aを
設け、該上下移動調整機構Aの操作部に対応する端部キ
ャップ62の部位を開口させて操作用開口部62bを設
け、操作用開口部62bに蓋材63を着脱自在に取付け
ることが好ましい。このような構成とすることで、主走
行具4の上下移動調整ができて確実にラック7と噛み合
わせることができ、また、主走行具4の上下移動調整に
当たっては、蓋材63を外すのみで、簡単に行えるもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を以下添付図面に示す実施
形態に基づいて説明する。引き戸1の一端部の上下には
それぞれ上下レール2、3に走行自在に装設される主走
行具4が設けてある。主走行具4としては後で詳述する
が上主走行具4bと下主走行具4aとがある。
【0008】引き戸1の一端部の上下には上主走行具4
bと下主走行具4aとが設けてあり、上下レール2、3
に走行自在に装設してある。ここで、上主走行具4bと
下主走行具4aはそれぞれ上下移動調整機構Aを介して
上下方向に移動調整自在に取付けてある。この上下移動
調整機構Aにより上主走行具4bと下主走行具4aを上
下移動自在に取付ける具体的構成につき以下図4乃至図
7に基づいて説明する。
【0009】引き戸1の一側端部には図4に示すように
凹部70が設けてあり、該凹部70内の上下部にはガイ
ド枠12が固着してある。図6に示すようにガイド枠1
2にガイドレール部71が固定してあり、ガイドレール
部71にはガイドブロック19の後部に設けた被ガイド
部72がスライド自在にはめ込んであって、被ガイド部
72はガイドレール部71に対して上下方向にのみ移動
可能となっている。ガイド枠12には第1横向き片73
と第2横向き片74とが小間隙を介して設けてある。第
1横向き片73と第2横向き片74とにはそれぞれ挿通
孔73a、74aが設けてあり、また、第2横向き片7
4にはねじ挿入孔76が設けてある。ねじ挿入孔76に
は調節ねじ15が挿通してあり、調節ねじ15の頭部1
5aが上記第1横向き片73と第2横向き片74との間
に位置して調節ねじ15がガイド枠12に対して上下方
向に移動できないようになっている。つまり、頭部15
aの厚みは第1横向き片73と第2横向き片74との間
の小間隙の上下方向の長さにほぼ等しいものである。
【0010】ガイドブロック19には溝部77が設けて
あり、この溝部77には図5、図6に示すように縦孔7
8の一端部が連通しており、該縦孔78の他端部は上記
ねじ挿入孔76に対向している。溝部77内にはナット
嵌め込み部77aが設けてあり、ナット嵌め込み部77
aにナット79が回転ができず且つ上下移動ができない
ようにはめ込んである。そして、調節ねじ15がねじ挿
入孔76に挿入されて上記ナット79に螺挿してある。
調節ねじ15の頭部15aを回転することで、ガイドレ
ール部71に対してガイドブロック19を上下方向に移
動させるものであり、このことによりガイドブロック1
9が引き戸1に対して上下方向に移動するものである。
【0011】引き戸1の一方の側端部の下部に配置され
た上記ガイドブロック19にはガイドブロック19に対
して回転は自在であるが上下方向に移動しないように下
軸20が貫挿してあり、下軸20の下部には下主走行具
4aが設けてある。上記下主走行具4aは下軸20と下
軸20に対して回転自在であるが上下方向には移動しな
い水平輪10と、下軸20の水平輪10の取付け部分よ
り下方位置において下軸20に固着されたピニオン5と
で構成してある。
【0012】また、引き戸1の一方の側端部の上部には
前述と同様の構成の上下移動調整機構Aが設けてある。
ここで、上のガイドブロック19にはガイドブロック1
9に対して回転は自在であるが上下方向に移動しないよ
うに上軸23が貫挿してあり、上軸23の上部には上主
走行具4bが設けてある。上記上主走行具4bは上軸2
3と、上軸23に対して回転自在であるが上下方向には
移動しない上水平ころ26と、上水平ころ26の上方に
おいて上軸23の上端部に固着されたピニオン5とで構
成してある。
【0013】下軸20の上端部と上軸23の下端部とは
それぞれ連結軸60の上下両端部に連結してあり、上下
のピニオン5はこの連結軸60を介して連動して回転す
るようになっている。なお、上記下軸20や上軸23は
挿通孔73a、74aを貫通している。上記下軸20、
上軸23及びこれら下軸20、上軸23を連結する連結
軸60は引き戸1の側端部に上下全長にわたって形成し
た凹部70内に配置されている。上記凹部70の上下方
向の任意の箇所、好ましくは上下方向の略中間部分に1
箇所、又は上下方向に複数箇所において、凹部70の溝
底に受け部材61が取付けてある。この受け部材61は
図15に示すようなもので、突出先端の外面部が平面視
弧状をした弧状凹み部61aとなっている。また、凹部
70の開口部には端部キャップ62を取付けて開口部を
蓋するようになっているが、この端部キャップ62には
図16に示すように受け部材61に対向する位置に背方
に向けた背方突部62cが突設してあって、該背方突部
62cの突出背面に平面視で弧状をした弧状凹設部62
aが設けてある。そして、図14に示すように、上記弧
状凹み部61aと弧状凹設部62aとで連結軸60の長
手方向の一部を回動自在に支持している。これにより、
上下方向に長い連結軸60が撓まないように支持でき
て、上下のピニオン5を連結軸60を介して連動させる
にあたって、支障なく連動させることができることにな
る。
【0014】端部キャップ62の上部と下部とにそれぞ
れ上主走行具4bと下主走行具4aの上下移動調整機構
Aの操作部である調節ねじ15に対応する位置(すなわ
ち調整ねじ15を操作するためのガイド枠12に設けた
治具挿入孔75に対応する位置)に操作用開口部62b
が設けてあって、該操作用開口部62bには図18に示
すような蓋材63を図17のように着脱自在に取付けて
蓋をするようになっている。
【0015】上下レール2、3の長手方向の端部の内部
の側面部にはラック7が設けてある。また、上レール2
及び下レール3はそれぞれ2条ずつ並設してあって、図
4に示すように、並設した2条の上レール2を一体成型
により形成してあり、また、並設した2条の下レール3
を一体成型により形成してある。一体成型により形成し
た2条の下レール3の両レール用開口の側縁間の上面は
中央が高くなった山型形状をしており、この山型形状を
した上面の両片側半部がそれぞれ傾斜した走行面21と
なっている。そして、2条のレール3の各レール用開口
の両側縁の上面のうち片側の上面である上記走行面21
は各レール用開口の両側縁の上面のうちの他の片側の上
面よりも高くなっており、主走行具4に設けた水平輪1
0が傾斜した走行面21に載置されて走行するようにな
っている。つまり、水平輪10の下面は片側の走行面2
1に接した部分のみが載置されるようになっていて、水
平輪10が抵抗を少なくしてスムーズに回転でき、走行
及びスイングがよりスムーズに行えるようになってい
る。また、上記傾斜した走行面21の傾斜はゆるい傾斜
となっていて、歩行の際に上記のように山型形状とした
ものであっても、歩行がしにくくなることがないように
してある。
【0016】また、下レール3の長手方向の端部にラッ
ク7を設けるに当たって、下レール3内の両側面のうち
上記走行面21に対して遠い方の側面に沿ってラック7
を配設してある。このように構成することで、水平輪2
1により引き戸1の荷重を下レール3に支持させる部分
と、ピニオン5がラック7と噛合する部分とが主走行具
4の軸芯を挟んで両側にバランスよく位置することとな
って、主走行具4が下レール3に対してがたつきなくバ
ランスよくスムーズに走行したり回転したりできること
になる。特に、図4に示すように走行面21を傾斜面と
することで、傾斜した走行面21に水平輪10が載置さ
れると、図4の矢印方向に下主走行具4aがずれようと
するが、このずれようとする力は下レール3内の両側面
のうち上記走行面21に対して遠い方の側面に沿ってラ
ック7を配設してあるからピニオン5がラック7と噛み
合う方向の力であって、このため、ピニオン5がラック
7から離れる方向に動いてがたつくという現象が防止で
きるものである。
【0017】上記のように、下主走行具4aの水平輪1
0が走行面21上に載置されて引き戸1の荷重を下レー
ル3で支持するようになっているが、ここで、下に位置
する上下移動調整機構Aの操作部である調節ねじ15を
回転することで、下のガイドブロック19を上下方向に
移動させて、下主走行具4aを引き戸1に対して上下方
向に移動させ、このことにより引き戸1の下レール3か
らの高さ調整を行うことができるようになっている。こ
の場合、端部キャップ62に取付けた蓋材63を外して
操作用開口部62bを開口して上記高さ調整の操作を行
うものである。
【0018】また、上に位置する上下移動調整機構Aの
操作部である調節ねじ15を回転することで、上のガイ
ドブロック19を上下方向に移動させて、上主走行具4
bを引き戸1に対して上下方向に移動させ、このことに
より上主走行具4bの高さ調整をして、上主走行具4b
の上レール2への嵌め込みを調整するものである。この
場合も、端部キャップ62に取付けた蓋材63を外して
操作用開口部62bを開口して上記高さ調整の操作を行
うものである。
【0019】引き戸1の他端部には上下レール2、3に
走行自在にはめ込まれ且つ上下移動自在で上下レール
2、3から引き抜き自在となった補助走行具6が設けて
ある。補助走行具6としては後で詳述するが上補助走行
具6bと下補助走行具6aとがある。以下、図8乃至図
13に基づいて引き戸1の他端部の上下に上補助走行具
6bと下補助走行具6aとを設けて、上下レール2、3
に走行自在にはめこむ構成につき説明する。
【0020】引き戸1の他端の側面部の凹部80内の上
下方向の略中央部に図12、図13のように中央枠99
が取付けてある。この中央枠99は上下の枠体45を接
続することにより構成してある。上下の枠体45に設け
た各軸支部45aには図12に示すようにそれぞれハン
ドル46が回動自在に軸支してある。ここで、ハンドル
46の後端部よりもやや前方部分を軸支部45aに軸4
6aにより軸支してある。そして、各枠体45に軸支し
たハンドル46は軸46aを中心にして上側のハンドル
収納用溝部45bにハンドル46がはまり込む状態から
下側のハンドル収納用溝部45bにハンドル46がはま
り込む状態の範囲で回動自在となっている。つまりハン
ドル46は垂直面内で略180°の回動範囲で回動自在
となっている。
【0021】上下の枠体45の背面部にはそれぞれ移動
体47が上下方向に移動自在に取付けてある。添付図面
に示す実施形態においては枠体45の背面部と枠体45
に取付けたピン54との間に移動体47が上下に移動自
在に配置してある。移動体47には前方が開口した有底
筒部47aが設けてあり、該有底筒部47a内にばね4
8を内装すると共に該ばね48により前方へのばね力が
付勢された押圧体49が前後方向に移動自在にはめ込ん
である。押圧体49の前端部は前述のハンドル46の後
端部に軸46bにより軸支してある。
【0022】しかして、ハンドル46を回動するとばね
48に抗して押圧体46を後方に移動させながら同時に
移動体47を上下方向に移動するようになっている。例
えば、図12のように下の枠体45に軸支したハンドル
46が下の枠体45に設けた上のハンドル収納用溝部4
5bにハンドル46が収納してある状態で図12の矢印
方向にハンドル46を回動すると、押圧体46がばね4
8に抗して後方に押されながら下の枠体45に取付けた
移動体47が図12において上方に移動し、軸46aと
軸46bとが同一水平線上に位置するいわゆる中立位置
を乗り越えて、更にハンドル46が下のハンドル収納用
溝部45bに位置すると移動体47の移動が停止すると
共にばね48力によりハンドル46が下のハンドル収納
用溝部45bに押し付けられて、移動体47の停止状態
を保持するようになっている。そして、ハンドル46を
逆に回動すると、上記と逆の動作を経て図12の状態に
戻るものである。
【0023】上記のようにして引き戸1の他端の側面部
に設けた凹部80の上下方向の略中央部に取付けた上下
の枠体45の下の枠体45の移動体47の下端部に下連
結軸36の上端部を連結し、また、上の枠体45の移動
体47の上端部に上連結軸41の下端部が連結してあ
る。下連結軸36の下端側には後述の補助走行具調整手
段Bを介して下補助走行具6aが取付けてあり、また、
上連結軸41の上端側には後述の補助走行具調整手段B
を介して上補助走行具6bが取付けてある。
【0024】したがって、下の枠体45のハンドル46
を回動して上のハンドル収納用溝部45bにはめ込むよ
うに上に倒すことで移動体47を下降させて下補助走行
具6aを下方に突出させ、逆に下の枠体45のハンドル
46を回動して下のハンドル収納用溝部45bにはめ込
むように下に倒すことで移動体47を上昇させて下補助
走行具6aを上方に引き込むようになっている。
【0025】また、上の枠体45のハンドル46を回動
して下のハンドル収納用溝部45bにはめ込むように下
に倒すことで移動体47を上昇させて上補助走行具6b
を上方に突出させ、逆に上の枠体45のハンドル46を
回動して上のハンドル収納用溝部45bにはめ込むよう
に上に倒すことで移動体47を下降させて上補助走行具
6bを下方に引き込むようになっている。したがって、
上下のハンドル46を回動してハンドル46を下に倒す
か、又は上に倒すことで、下補助走行具6a、上補助走
行具6bが下レール3、上レール2の開口から抜けた
り、あるいは内部に挿入されたりするものである。
【0026】なお、補助走行具6を上下レール2、3に
はめ込んだ状態では引き戸1は上下レール2、3と平行
となるものであるが、図8の説明図では上下レール2、
3に上下の補助走行具6をはめ込んだ状態を説明するに
当たって補助走行具6のはめ込みを理解し易いように便
宜上上下レール8に対して引き戸1を直交するように図
示して説明しているが、実際は補助走行具6を上下レー
ル2、3にはめ込んだ状態では引き戸1は上下レール
2、3と平行である。
【0027】次に、補助走行具調整手段Bについて図8
乃至図11について述べる。引き戸1の他端の側面部に
設けた凹部80の上部と下部とにはそれぞれ固定金具9
0によりガイドレール部材91が取付けてある。ガイド
レール部材91は添付図面の実施形態では長手方向に2
分割してあるが、分割せず一体のものであってもよい。
そして、ガイドレール部材91の長手方向の半分(図の
実施形態では2分割したうちの一方)には連結具92の
後面部の係止部92aが上下方向にスライド自在にはめ
込んである。この連結具92の上下方向の一端部には上
下に小間隙を隔てて対向する第1横片92bと第2横片
92cとが設けてあり、また、第2横片92bには治具
挿入孔92fに対向してねじ挿入孔92gが設けてあ
る。ねじ挿入孔92gには調節ねじ93が挿通してあ
り、挿通ねじ93の頭部93aが上記第1横片92bと
第2横片92cとの間に位置して調節ねじ93が連結具
92に対して上下方向に移動できないようになってい
る。つまり、頭部93aの厚みは第1横片92bと第2
横片92cとの間の小間隙の上下方向の長さにほぼ等し
いものである。
【0028】ガイドレール部材91の長手方向の他の半
分(図の実施形態では2分割したうちの他方)に補助ガ
イドブロック94の後部に設けた被ガイド部94aが上
下方向にスライド自在にはめ込んである。補助ガイドブ
ロック94には溝部94bが設けてあり、この溝部94
bには縦孔94cの一端部が連通しており、該縦孔94
cの他端部は上記ねじ挿入孔92gに対向している。溝
部94b内にはナット嵌め込み部94dが設けてあり、
ナット嵌め込み部94dにナット94eが回転ができず
且つ上下移動ができないようにはめ込んである。そし
て、調節ねじ93がねじ挿入孔92gに挿入されて上記
ナット94eに螺挿してある。上記調節ねじ93の頭部
93aを回転することで、ガイドレール部材91に対し
て補助ガイドブロック94を上下方向に移動させるもの
であり、このことにより補助ガイドブロック94と連結
具92との間の距離を調整するようになっている。
【0029】下に位置する連結具92の上端部には下連
結軸36の下端部が連結してある。また、下に位置する
補助ガイドブロック94には下軸体33がガイドブロッ
ク94に対して上下移動はできないが回転自在に貫挿し
て取付けてあって、この下軸体33の下端部よりやや上
方位置に水平ころ34が下軸体33に対して上下移動は
できないが回転自在に取付けてある。そして、下軸体3
3の下部が下ガイド35となっており、この下ガイド3
5と水平ころ34と下軸体33とで下補助走行具6aが
構成してある。
【0030】また、上に位置する連結具92の下端部に
は上連結軸41の下端部が連結してある。また、上に位
置する補助ガイドブロック94には上軸体39が補助ガ
イドブロック94に対して上下動はできないが回転自在
に貫挿して取付けてあって、この上軸体39の上端部に
は上ガイド40が設けてあって、上補助走行具6bが構
成してある。
【0031】そして、上記のようにして下の調節ねじ9
3を回転操作して補助ガイドブロック94と連結具92
との間の距離を調整することで、下補助走行具6aと引
き戸1との上下方向の位置関係を調節し、下の補助ガイ
ドブロック94に取付けた下補助走行具6aの水平ころ
34が下レール3の上面に載置された状態における引き
戸1の高さ調整を行うものである。
【0032】また、上の調節ねじ93を回転操作して補
助ガイドブロック94と連結具92との間の距離を調整
することで、上補助走行具6bと引き戸1との上下方向
の位置関係を調節し、上の補助ガイドブロック94に取
付けた上補助走行具6aの上ガイド40の上レール2内
への挿入深さの調整を行うものである。しかして、上記
引き戸1を一端部の上下に設けた主走行具4をそれぞれ
上下レール2、3に走行自在に装設し、また、引き戸1
の他端部の上下から補助走行具6を突出させて該上下の
補助走行具6を上下レール2、3に走行自在にはめ込む
ものであり、この状態が引き戸1を上下レール2、3に
沿ってスライド自在に取付けた状態である。
【0033】この場合、一方の端部に位置する引き戸1
の上下の主走行具4に設けたピニオン5は上下レール
2、3の一方の端部に位置するラック7に噛合してい
る。そして、引き戸1を回動(スイング)して開く場合
には、まず、図1において第1の引き戸1aの上下のハ
ンドル46を操作して上下の補助走行具6を上下レール
2、3から外し、この状態で上下の主走行具4部分を回
動中心として第1の引き戸1aを図2に示すように回動
する(上下レール2、3に対して略90°回動する)も
のである。次に、第2の引き戸1bをラック7側に移動
し、第2の引き戸1bの上下のピニオン5を上下のラッ
ク7に噛み合わせた状態でラック7の任意の位置まで移
動し、この位置で、第2の引き戸1bの補助走行具6を
上下レール2、3から外し、第2の引き戸1を上下の主
走行具4部分を回動中心として回動する。同様にして第
3の引き戸1cもラック7側に移動し、第3の引き戸1
cの上下のピニオン5を上下のラック7に噛み合わせた
状態でラック7の任意の位置まで移動し、この位置で、
第3の引き戸1cの補助走行具6を上下レール2、3か
ら外し、第3の引き戸1cを上下の主走行具4部分を回
動中心として回動する。
【0034】このようにして引き戸1を次々と回動して
開くのであるが、この場合、走行具6を上下レール2、
3から外して引き戸1を回動するに当たり、同調して回
転する上下のピニオン5が上下のラック7に噛み合って
いる状態で引き戸1を回動するので、引き戸1が傾くの
を防止した状態で正確に回動させることができることに
なる。
【0035】一方、図3の全開状態から図1の全閉状態
にするには上記と逆の順序で操作するのであるが、この
場合、引き戸1の他端部の上下の補助走行具6を上下レ
ール2、3にはめ込むには、引き戸1を上記と逆に回動
して上下レール2、3と平行に配置し、上下の補助走行
具6をそれぞれ独立して別々のハンドル46操作により
上レール2又は下レール3にはめ込むものである。例え
ば、下の補助走行具6を下レール3の開口に臨ませた状
態を位置確認し、この状態で上の補助走行具6と上レー
ル2の開口との位置関係を確認することなく下のハンド
ル46を操作して下の補助走行具6を下レール3にはめ
込むものであり、また、上の補助走行具6を上レール2
の開口に臨ませた状態を位置確認し、この状態で下の補
助走行具6と下レール3の開口との位置関係を確認する
ことなく上のハンドル46を操作して上の補助走行具6
を上レール2にはめ込むものである。このことにより、
上下の補助走行具6を同時に上下レール2、3に位置合
わせする必要がないので、位置合わせが簡単で、操作性
が良くなるものである。また、別々の独立した上下のハ
ンドル46を設けるといえども、引き戸1の他端部の上
下方向の略中央部に上下のハンドル46を隣接して配置
してあるので、同じ位置で同じ姿勢で上下のハンドル4
6の操作ができて操作性が良くなるものである。
【0036】添付図面に示す実施形態においては、上下
レール2、3を2条並設した例が示してあり、1列目の
複数枚の引き戸1を上記のようにラック7部分で回動し
て開き、更に、同様にして2列目の引き戸1を上記のよ
うにしてラック7部分で回動して開くものである。図3
には第1列目の複数枚の引き戸1、第2列目の複数枚の
引き戸1をぞれぞれラック7部分で回動して全開にした
状態を示している。
【0037】上記のように上下レール2、3を2条並設
した場合、例えば、図1(a)のように2条並設した上
下レール2、3にそれぞれ引き戸1を配置することで、
引き違い戸のようにできるものである。上記実施形態に
おいては上下レール2、3を2条設けた例を示したが、
上下レール2、3を3条以上設けてもよいものである。
もちろん上下レール2、3を1条だけ設けたものであっ
てもよいものである。
【0038】ところで、上下レール2、3にラック7を
設ける位置は上下レール2、3の長手方向の一部(すな
わち上下レール2、3の長手方向において引き戸1を回
動して開く箇所)にのみ設けるものであるが、上下レー
ル2、3の長手方向の一端部又は両端部に設けるのが好
ましい。この場合、例えば、上下レール2、3を2条設
けた場合、1条目の上下レール2、3には長手方向の一
端部側にラック7を設け、2条目の上下レール2、3に
は長手方向の他端部側にラック7を設けて1条目の上下
レール2、3を走行する引き戸1と2条目の上下レール
2、3を走行する引き戸1とを上下レール2、3の長手
方向の両側に別けて回動して開くことができるようにし
てもよい。
【0039】なお、上下レール2、3の全長にラック7
を設けて上下のピニオン5を噛合させることも考えられ
るが、この場合、引き戸1を回動させない箇所において
も、ラック7とピニオン5とが噛み合うことで、引き戸
1を上下レール2、3に沿って移動させる場合には移動
がスムーズにしにくいという問題がある。しかしなが
ら、本発明は引き戸1を回動する箇所のみにラック7を
設け、それ以外の部分にはラック7を設けないので、回
動箇所以外の部分、つまり、引き戸1を上下レール2、
3に沿って走行させる箇所においては、ラック7とピニ
オン5との噛合がなくてスムーズに引き戸1が走行でき
るのである。
【0040】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、引き戸の一端部の上下に上下レール
に走行自在に装設される主走行具を設けると共に該主走
行具に引き戸に対して回転自在なピニオンを設け、引き
戸の他端部に上下レールに走行自在にはめ込まれ且つ上
下移動自在で上下レールから引き抜き自在となった補助
走行具を設け、上下レールの長手方向の一部にのみ主走
行具のピニオンが噛み合うラックを設けてあるので、補
助走行具を上下させて上下レールから離脱させることに
より、従来のように、上下レールの前面に切欠を設けな
くても補助走行具を上下レールから離脱させることがで
きて、外観が良いものであり、また、上下レールの長手
方向の一部にのみ主走行具のピニオンが噛み合うラック
を設けてあるので、このラックの位置まで引き戸を移動
させて、ピニオンをラックに噛み合わせた状態でラック
の任意の位置で引き戸を回動することで、連結軸を介し
て連動する上下のピニオンがラックに噛合して引き戸が
傾かない状態で正確にスイングさせることができるもの
である。また、ラックは上下レールの長手方向の一部に
しか設けてないので、ラックがない部分においては上下
レールに沿って主走行具及び補助走行具をスムーズに移
動させて走行させることができるものである。また、引
き戸の一側端部に上下全長にわたって形成した凹部内に
上下のピニオンを連結する連結軸を配置し、凹部の溝底
に取付けた受け部材の外面部に弧状凹み部を形成し、凹
部の開口部を閉塞するために取付ける端部キャップの背
面側に弧状凹設部を設け、弧状凹み部と弧状凹設部とで
連結軸の長手方向の一部を回動自在に支持してあるの
で、連結軸が撓まないように支持できて、スムーズに上
下のピニオンを連動させることができて引き戸の走行及
びスイングがスムーズに行えるものであり、また、連結
軸が撓まないように支持するための手段が、凹部の溝底
に取付けた受け部材の外面部に設けた弧状凹み部と、凹
部の開口部を閉塞するために取付ける端部キャップの背
面側に設けた弧状凹設部とで簡単に構成できるものであ
る。
【0041】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、主走行具の上下
移動調整機構を設け、該上下移動調整機構の操作部に対
応する端部キャップの部位を開口させて操作用開口部を
設け、操作用開口部に蓋材を着脱自在に取付けてあるの
で、主走行具の上下移動調整ができて確実にラックと噛
み合わせることができ、また、主走行具の上下移動調整
に当たっては、蓋材を外すのみで、簡単に行えるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、(a)は全閉状態
の一部切欠概略平面図であり、(b)は同上の一部切欠
概略正面図である。
【図2】同上の第1の引き戸を回動して開いた状態を示
し、(a)は一部省略平面図であり、(b)は一部省略
正面図である。
【図3】同上の引き戸を回動して全開した状態を示す平
面図である。
【図4】同上のラックにピニオンが噛合した状態で引き
戸を回動した状態を示す断面図である。
【図5】同上の正面図である。
【図6】同上のガイドブロック部分の斜視図である。
【図7】同上の平面図である。
【図8】同上の補助走行具を上下のレールに差し込んで
いる状態を示す説明図である。
【図9】同上の正面図である。
【図10】同上の平面図である。
【図11】同上の補助走行体の上下調整機構を示す一部
省略斜視図である。
【図12】同上の補助走行体を上下する機構を示す一部
破断した断面図である。
【図13】同上の正面図である。
【図14】同上の連結軸を弧状凹み部と弧状凹設部とで
回転自在に支持している部分の平面断面図である。
【図15】同上に用いる受け部材を示し、(a)は平面
図であり、(b)は正面図であり、(c)は背面図であ
り、(d)は側面断面図であり、(e)は平面断面図で
ある。
【図16】同上に用いる端部キャップを示す一部省略概
略斜視図である。
【図17】同上の端部キャップに蓋材を取付けた部分の
断面図である。
【図18】同上に用いる蓋材の側面図である。
【符号の説明】
1 引き戸 2 上レール 3 下レール 4 主走行具 5 ピニオン 6 補助走行具 7 ラック 60 連結軸 61 受け部材 61a 弧状凹み部 62 端部キャップ 62a 弧状凹設部 62b 操作用開口部 63 蓋材 70 凹部 A 上下移動調整機構

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き戸の一端部の上下に上下レールに走
    行自在に装設される主走行具を設けると共に該主走行具
    に引き戸に対して回転自在なピニオンを設け、上下のピ
    ニオンを連結軸により連結し、引き戸の他端部に上下レ
    ールに走行自在にはめ込まれ且つ上下移動自在で上下レ
    ールから引き抜き自在となった補助走行具を設け、上下
    レールの長手方向の一部にのみ主走行具のピニオンが噛
    み合うラックを設け、引き戸の一側端部に上下全長にわ
    たって形成した凹部内に上下のピニオンを連結する連結
    軸を配置し、凹部の溝底に取付けた受け部材の外面部に
    弧状凹み部を形成し、凹部の開口部を閉塞するために取
    付ける端部キャップの背面側に弧状凹設部を設け、弧状
    凹み部と弧状凹設部とで連結軸の長手方向の一部を回動
    自在に支持して成ることを特徴とするスイング引き戸。
  2. 【請求項2】 主走行具の上下移動調整機構を設け、該
    上下移動調整機構の操作部に対応する端部キャップの部
    位を開口させて操作用開口部を設け、操作用開口部に蓋
    材を着脱自在に取付けて成ることを特徴とする請求項1
    記載のスイング引き戸。
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