JP3210654U - スタッキング型台車 - Google Patents

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昇 古宮
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株式会社F.クリエイト
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Abstract

【課題】3次元的に積み重ねて運搬および収納できるスタッキング型台車を提供する。【解決手段】本考案のスタッキング型台車は、物品を運搬するためのスタッキング型台車であって、上記物品を積載する運搬板と、当該運搬板の下面の第1の辺の近傍に設置された第1の一対のキャスターと、上記運搬板の下面の上記第1の辺に対向する第2の辺の近傍に設置された第2の一対のキャスターと、2台の当該スタッキング型台車を裏向きにして重ねた際に、上に位置するスタッキング型台車の第1の辺が下に位置するスタッキング型台車の第1の一対のキャスターに当接した状態において、下に位置するスタッキング型台車の第2の一対のキャスターそれぞれが、上に位置するスタッキング型台車の上記運搬板に当接するそれぞれの位置に凹部または開口が設けられたものである。【選択図】図1

Description

本考案は、3次元に積み重ねて収納し、且つまとめて搬送することができる台車に関するものである。
複数台を積み重ねて収納可能な台車等の運搬車については、いくつかの提案がなされている。
例えば、狭い場所でも多段に積み重ねて保管でき、保管時及び使用時に手数を要しないハンドカートが提案されている。このハンドカートは、ハンドルを収納して積み重ねると上側の支え棒の下面は下側の支え棒の上面に当接し、車輪と座板の間には隙間ができ、安定して多段に積み重ねできるものである(例えば、特許文献1)。
また、手押し用ハンドルの側面に、手押し用ハンドルを倒伏させて複数の台車を積み重ねたときに、キャスターが固定できる凹部を備えた運搬用台車が提案されている(例えば、特許文献2)。
特開平10−16786 特開2005−206097
しかしながら、上述の特許文献1および2に示されたハンドカートや運搬用台車は、平面的に積み重ねるための工夫が施されているものの、積み重ねる際には、重い台車を位置を合わせながら下方に降ろして置くという動作が必要であり、作業者の腰等への身体的負担が生じるという問題があった。
また、使用する際には、腰をかがめながら台車を持ち上げる等の動作が必要であり、同様の問題があった。
さらに、積み重ねた台車をまとめて運搬する際にも問題があった。積み重ねた台車の数が少ない場合には、全体の高さが低いため、全体を押して移動するために、姿勢を低くして押すといった不自然な体勢を強いられることがあった。
本考案の請求項1に係るスタッキング型台車は、
物品を運搬するための台車であって、
上記物品を積載する運搬板と、
当該運搬板の下面の第1の辺の近傍に設置された第1の一対のキャスターと、
上記運搬板の下面の上記第1の辺に対向する第2の辺の近傍に設置された第2の一対のキャスターと、
2台の当該スタッキング型台車を裏向きにして重ねた際に、上に位置するスタッキング型台車の第1の辺が下に位置するスタッキング型台車の第1の一対のキャスターに当接した状態において、下に位置するスタッキング型台車の第2の一対のキャスターそれぞれが、上に位置するスタッキング型台車の上記運搬板に当接するそれぞれの位置に凹部または開口が設けられたことを特徴とするものである。
本考案の請求項2に係るスタッキング型台車は、上記凹部または開口の平面形状が略台形形状であることを特徴とするものである。
本考案の請求項3に係るスタッキング型台車は、2台の当該スタッキング型台車を裏向きにして重ねた際に、当該2枚のスタッキング型台車を固定するためのL字状金具を固定するためのネジ穴を上記運搬板の裏面に設けたことを特徴とするものである。
本考案の請求項4に係るスタッキング型台車は、上記運搬板の裏面の第1の一対のキャスターそれぞれの近傍に、傾斜凹部を設けたことを特徴とするものである。
本考案に係るスタッキング型台車は上記のように構成されているので、複数のスタッキング型台車を扇状に、3次元的に積み重ねて、運搬および収納が可能である。
このような3次元的な積み重ねが可能となったことで、作業効率、安全性の向上、および、収納時の省スペース化が可能となった。また、収納作業、運搬作業等の作業が自然な姿勢で行うことができるため、作業者の身体への負担も軽減される。
本考案に係るスタッキング型台車の(a)下面図と(b)側面図である。 本考案に係るスタッキング型台車を積み重ねる方法を説明するための図である。 本考案に係るスタッキング型台車を積み重ねた際の側面図である。 本考案に係る別のスタッキング型台車の例を示す図である。 本考案に係るスタッキング型台車をL字状金具で補強した状態を示す図である。
実施の形態.
本考案に係るスタッキング型台車の構成等に関して、以下において、図面を用いて説明する。なお、以下の説明は本考案に関する良好な一例を開示するものであり、本考案が当該実施の形態に限定されるものではない。
<台車の構成>
図1を用いて、スタッキング型台車の構成について説明する。図1は、本考案に係るスタッキング型台車の(a)下面図と(b)側面図である。
スタッキング型台車10は、荷物等の物品を運搬するための台車であって、物品を積載する運搬板1と、この運搬板1の下面の第1の辺1aの近傍に設置された第1の一対のキャスター2aと、運搬板1の下面の上記第1の辺1aに対向する第2の辺2aの近傍に設置された第2の一対のキャスター2bとを備えている。
また、図2に示すように、積み重ねる際には、スタッキング型台車を裏向きにして積み重ねる。図2において、スタッキング型台車10aは他のスタッキング型台車10b、10cを運搬するためのものであり、単に倉庫等に保管するだけであれば、必ずしも必要ではない。
スタッキング型台車10b、10cは、いずれも裏向きにして積み重ねることができる。そして、2台のスタッキング型台車10b、10cを裏向きにして重ねた際に、上に位置するスタッキング型台車10cの第1の辺1aが下に位置するスタッキング型台車10bの第1の一対のキャスター2aに当接した状態において、下に位置する台車10bの第2の一対のキャスター2bそれぞれが、上に位置するスタッキング型台車10cの運搬板1に当接するそれぞれの位置に凹部または開口3が設けられている。
スタッキング型台車の大きさは用途に応じて決めれば良いが、一例としては、運搬板1の大きさが950mm×600mmで厚さが15mmである。キャスターは100mm径の車輪を有している。
また、凹部または開口3は、車輪が一定深さまで嵌りこむ幅を有している。凹部の場合には、運搬板1の表面(キャスターが設けられていない面)に設けられる。
<台車の積み重ね方法>
次に、図2を用いて積み重ね方法について説明する。
積み重ねたスタッキング型台車を運搬する場合には、最初にスタッキング型台車10aをキャスター2a、2bを下にして設置する。その上に、スタッキング型台車10bを裏向けにして設置する。さらに、スタッキング型台車10cを裏向きにして設置する。スタッキング型台車10cを設置する際には、スタッキング型台車10cの第1の辺1aを、スタッキング型台車10bの第1の一対のキャスター2aに当接させ、白抜き矢印Aで示すこの当接したポイントを回転軸にして、スタッキング型台車10cの第2の辺1b側を降ろす。降ろし切ったところで、スタッキング型台車10cの第2の一対のキャスター2bそれぞれが、スタッキング型台車10bに設けられた凹部または開口3にはまり込む(白抜き矢印Bで示す箇所)。
このようにして、白抜き矢印AとBの各2か所、計4か所において、スタッキング型台車10cはスタッキング型台車10bにしっかりと固定される。4か所で固定されるため、横ずれすることがなく、安定な状態で積み重ねることができる。
なお、凹部または開口3は、図1(a)に示すように台形形状にすることが望ましい。台形形状とすることで、上に置くスタッキング型台車10のキャスター2bが多少横に振れたりしても、容易にはめ込むことができる。
このようにして、合計で8台のスタッキング型台車10a〜10hを積み重ねた状態を図3に示す。10b〜10hのスタッキング型台車は、隣接するスタッキング型台車といずれも同じ角度Tを成して積み重ねられる。この角度Tは、凹部または開口3の幅Wを変えると変わる。幅Wを大きくすると、角度Tは小さくなり、逆に幅Wを小さくすると、角度Tは大きくなる。したがって、幅Wを調整することで、積み重ね可能な枚数を変えることができる。実際には、10台程度のスタッキング台車であれば、極めて安定して積み重ねることが可能である。
図3のように積み重ねられたスタッキング型台車は、10台程度を積み重ね、それらを一度に運搬可能であり、例えば、運搬中に配線を乗り越えたり、方向を転換する際にも安定した状態で移動することができる。もちろん、仮置きスペース、あるいは収納スペースが省スペース化できる。そして、人が普通の姿勢で押しやすい高さであり、したがって、この状態で容易に運搬することができる。
また、積み重ねられたスタッキング型台車から、一台一台のスタッキング型台車を使用する際にも、普通の立姿勢で、それぞれのスタッキング型台車を取り外すことができるため、重量物のスタッキング型台車であっても、腰を痛めたりすることなく、作業を行うことが可能である。
<その他の構成>
上記で述べたスタッキング型台車の構成は一例であり、以下に示すような構成にしても良い。
例えば、図4に示すように、一対のキャスター2aの近傍に傾斜した凹部4を設けても良い。傾斜凹部4を設けることで、上に積み重ねるスタッキング型台車10の第1の辺1aが、しっかりとはまり込むため、より安定した積み重ねが可能となる。
積み重ねたスタッキング型台車をより強固に固定するためには、図5に示すように、2台のスタッキング型台車を固定するためのL字状金具5を固定するためのネジ穴を運搬板1の裏面に設けても良い。ネジ穴に限らず、L字状金具を固定できるならば、他の構成であっても良い。
特許文献1や2と同様に、スタッキング型台車に倒伏可能な手押し用ハンドルを設けても良い。
<本考案のまとめ>
様々な現場作業において、複数の台車を用いて、物品を運搬することが行われるが、作業終了後は、複数の台車を積み重ねて運搬し、その状態で収納できれば、作業効率が大きく向上する。また、複数の台車の収納スペースも省スペース化できる。
これまでは、平面的に積み重ねることが行われてきた。しかし、平面的に積み重ねる場合には、重量物である台車を持ち上げ、上方から真っすぐに降ろして積み重ねるといった作業が必要であり、作業者の腰等の身体への負担が大きかった。
また、積み重ねる際には、4つのキャスターがはまり込むように、慎重に位置決めをすることが必要であった。4つのキャスターがはまり込むスペースを大きくとれば、位置決めは容易になるが、その場合には、運搬時にがたつきが大きくなるという別の問題が生じていた。
本考案は、このような従来の台車が持つ欠点を解決するものである。
まず、第一に、多くのスタッキング型台車を積み重ねることができるため、仮置きスペースや収納スペースが省スペース化できる。また、安定した状態で積み重ねることができるため、積み重ねたスタッキング型台車の移動を容易且つ安全に行うことが可能となり、作業効率および安全性が向上する。
第二に、自然な姿勢で積み重ね作業を行うことができる。上に積み重ねる台車の第1の辺を先に降ろし、そこを回転軸として第2の辺側を降ろせばよいため、非力な者でも楽に積み重ねることができる。
第三に、積み重ねる際の位置決めが容易である。上に積み重ねる台車の第1の辺の横位置さえ合わせれば良いためである。そして、運搬時のがたつきも小さくできる。
第四に、積み重ねた全体の高さが、人が押しやすい高さになるため、自然な姿勢で押すことで、運搬が容易に行える。
第五に、積み重ねられた台車から、一台一台の台車を使用する際にも、自然な立姿勢で、それぞれの台車を取り外すことができるため、重量物の台車であっても、腰を痛めたりすることなく、作業を行うことが可能である。
10 スタッキング型台車
1 運搬板
1a 第1の辺
1b 第2の辺
2a 第1の一対のキャスター
2b 第2の一対のキャスター
3 凹部または開口
4 傾斜凹部
5 L字状止め具
10a、10b、10c、10d、10e、10f、10g、10h スタッキング型台車
100a、100b スタッキング型台車

Claims (4)

  1. 物品を運搬するためのスタッキング型台車であって、
    上記物品を積載する運搬板と、
    当該運搬板の下面の第1の辺の近傍に設置された第1の一対のキャスターと、
    上記運搬板の下面の上記第1の辺に対向する第2の辺の近傍に設置された第2の一対のキャスターと、
    2台の当該スタッキング型台車を裏向きにして重ねた際に、上に位置するスタッキング型台車の第1の辺が下に位置するスタッキング型台車の第1の一対のキャスターに当接した状態において、下に位置するスタッキング型台車の第2の一対のキャスターそれぞれが、上に位置するスタッキング型台車の上記運搬板に当接するそれぞれの位置に凹部または開口が設けられた
    ことを特徴とするスタッキング型台車。
  2. 上記凹部または開口の平面形状は略台形形状である
    ことを特徴とする請求項1に記載のスタッキング型台車。
  3. 2台の当該台車を裏向きにして重ねた際に、当該2枚の台車を固定するためのL字状止め具を固定するためのネジ穴を上記運搬板の裏面に設けた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のスタッキング型台車。
  4. 上記運搬板の裏面の第1の一対のキャスターそれぞれの近傍に、傾斜凹部を設けた
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のスタッキング型台車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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