JP3210497B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3210497B2 JP19401393A JP19401393A JP3210497B2 JP 3210497 B2 JP3210497 B2 JP 3210497B2 JP 19401393 A JP19401393 A JP 19401393A JP 19401393 A JP19401393 A JP 19401393A JP 3210497 B2 JP3210497 B2 JP 3210497B2
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばレーザプリンタ
や複写機等とされる電子写真式或は静電記録式の画像形
成装置に関し、特に転写材支持手段に転写材を巻き付け
多重転写することにより、転写材上にカラー画像を形成
する手段を備えた多色画像形成装置に好適に具現化でき
る。
【0002】
【従来の技術】従来、多色画像形成装置として、図3に
示すような多重転写を行う電子写真方式を用いた多色画
像形成装置がよく知られている。同図において、静電潜
像担持体である電子写真感光ドラム3は矢印方向に回転
し、帯電手段10にて一様に帯電され、その後レーザー
露光装置11などにより光像照射され感光ドラム3上に
静電潜像が形成される。この潜像は、例えばイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B
k)等のカラー現像剤をそれぞれ収容した現像器(1
a、1b、1c、1d)により可視画像、即ちトナー画
像とされる。
【0003】一方、転写材7は、例えばドラム形状とさ
れる転写材支持手段である転写ドラム2の表面にグリッ
パー5で挟持されて感光ドラム3の対向部に導かれる。
感光ドラム3上のトナー画像は、感光ドラム3と転写ド
ラム2の間に印加された電界により転写ドラム2に巻き
付いた転写材7に重ね転写される。このとき、転写材7
は同時に転写ドラム2に静電吸着されている。
【0004】更に説明すると、まず1色目の画像信号に
基づいた露光により感光ドラム3上に形成された静電潜
像を例えばイエロー(Y)現像剤を収容する現像器1a
により可視化した後、転写ドラム2上に保持された転写
材7に転写する。続いて、感光ドラム3上の残留現像剤
をクリーナー12でクリーニングした後、2色目の画像
信号に基づいた露光により感光ドラム3上に2色目の静
電潜像を形成し、例えば、マゼンタ(M)現像剤を有し
た現像器1bにより可視化した後、1色目のイエロー可
視画像が転写された転写ドラム2上の転写材7に重ね転
写する。次に、前述と同様な工程を繰り返して、転写ド
ラム2上の転写材7に例えば3色目としてシアン
(C)、4色目としてブラック(Bk)のトナー画像を
それぞれ重ね転写する。その後、転写材7は分離装置6
により転写ドラム2から分離され、定着器4によって定
着され永久画像を得る。
【0005】転写ドラム2は、転写材7の分離後、転写
体クリーナー13によりその表面に付着した現像剤が除
去され、除電ローラ9により除電され電気的に初期化さ
れる。尚、除電ローラ9は、転写ドラム2が感光ドラム
3からの転写を行う際に帯電された電荷を除電するため
にも使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の多色画像形成装
置においては、図3に示すように、吸着ローラ8が、除
電ローラ9と感光ドラム3と略中間に、且つ転写ドラム
2に対して離接自在に設けられている。この吸着ローラ
8は、感光ドラム3上の可視画像が転写材7へ転写され
る前に、転写ドラム2を帯電させ、これにより転写材7
の初期の吸着力を高めるものであり、この点においては
非常に有効であった。
【0007】しかしながら、このように吸着ローラ8を
転写ドラム2に付設したことにより、転写材7が汚れ
る、転写材7の搬送方向両側部に画像ムラが発生するな
どの事態が生じた。これらの原因を調査したところ、次
のようなことが判明した。即ち、図4に示すように、吸
着ローラ8の長手方向の幅L1 が、除電ローラ9の長手
方向の幅L2 より大きいことにより、即ち、両者の幅L
1 、L2 がL1 >L2 の関係にあることにより、転写材
7の吸着時に吸着ローラ8により転写ドラム2に付与さ
れた電荷のうち、除電ローラ9により除去できない電荷
が転写ドラム2上に残留した。その結果、電荷が残留し
た転写ドラム2の領域に現像剤が付着し、そのため転写
材が汚れることとなった。又、連続通紙が行われると、
除電ローラ9により除電されずに残留した電荷が蓄積
し、そのため、電荷が残留した領域にあたる転写材の搬
送方向両側部に画像ムラが生じることとなった。
【0008】従って、本発明の目的は、転写材の初期の
吸着力を確保しながら、転写材の汚れや、画像ムラの発
生を防止し、良好な画像を得ることのできる画像形成装
置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
像担持体上に形成されたトナー画像を、吸着ローラの当
接によって転写材支持手段表面に静電吸着され巻き付け
られた転写材に転写し、該転写材が分離された後の前記
転写材支持手段表面を除電ローラの当接によって除電を
行う画像形成装置において、 前記吸着ローラの長手方向の幅L1と前記除電ローラの
長手方向の幅L2が L2>L1 なる関係を有することを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0010】前記吸着ローラに印加される電界VDCと除
電ローラに印加される交番電界VppはVpp≧|VDC|な
る関係を有することが好ましい。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置の実施例を
図面に則して更に詳しく説明する。次に説明する実施例
では、本発明の画像形成装置は、図3に示す多色画像形
成装置に具現化されるものとする。従って、多色画像形
成装置の全体的構成、機能についての詳しい説明は省略
する。又、同一部材については同一符号を付すものとす
る。
【0012】実施例1 図1及び2により、本発明による画像形成装置の第1の
実施例について説明する。本画像形成装置の転写装置
は、図2に示すように、転写材支持手段である転写ドラ
ム2の周りに、カラー現像剤により現像されたトナー画
像を担持する像担持体である感光ドラム3、転写終了後
の転写材7を転写ドラム2から分離する分離装置6、転
写ドラム2から分離された転写材7の定着処理を行う定
着装置4、転写材7分離後の転写ドラム2を除電し電気
的に初期化する除電ローラ9、転写ドラム2に初期的吸
着力を付与する吸着ローラ8、及び転写終了後に転写ド
ラム表面の残留現像剤を除去する転写体クリーナー13
が配設されている。更に、転写ドラム2の表面上には搬
送されてきた転写材7を挟持するグリッパー5が取り付
けられている。
【0013】転写ドラム2は、アルミの芯金21の上に
厚さ5.5mm、体積抵抗104 Ω・cm以下の弾性体
22を嵌装し、更にその上に厚さ75μm、体積抵抗1
14〜1016Ω・cmの誘電体シート23を被覆する構
成とした。
【0014】上記の吸着ローラ8及び除電ローラ9は、
図1に示すように、転写ドラム2の回転中心線CLに対
してそれぞれ平行に、且つ転写ドラム2の周面に対して
矢印方向に離接自在に配設されている。
【0015】また、除電ローラ9の長手方向の幅L
2は、吸着ローラ8の長手方向の幅L1より大きく設定さ
れている。換言すると、除電ローラ9の幅L2と吸着ロ
ーラ8の幅L1との関係は L2>L1 とした。尚、本実施例においては、吸着ローラの幅L1
=224mm、除電ローラの幅L2=226mmとし
た。
【0016】以上のように構成された転写装置におい
て、転写ドラム2に沿うように搬送されてきた転写材7
はその先端をグリッパー5によって挟持され、転写ドラ
ム2の回転に伴い感光ドラム3へ搬送される。このと
き、吸着ローラ8が適宜手段により転写ドラム2に当接
されて電荷が付与されることにより、転写材7は転写ド
ラム2に静電吸着され巻き付けられる。感光ドラム3上
のトナー画像が重ね転写された転写材7は、分離装置6
により転写ドラム6から分離され、定着装置4に送られ
る。定着装置4で定着が行われ、転写材7上に永久画像
が得られる。
【0017】一方、転写ドラム2は、転写材7の分離
後、転写体クリーナー13によりその表面に付着した現
像剤が除去される。更に、除電ローラ9が適宜手段によ
り転写ドラム2に当接されて、転写ドラム2上の電荷が
除電され、電気的に初期化される。
【0018】上述のような転写装置において、除電ロー
ラ9の長手方向の幅L2が、吸着ローラ8の長手方向の
幅L1より大きく設定され、しかも、吸着ローラ8によ
る電荷が存在する転写ドラム2の表面に、除電ローラ9
が当接する構成とされていることにより、例え転写ドラ
ムの抵抗値が高くても、又、例え装置構成上ガタやロー
ラの寸法公差が存在しているような場合においても、転
写材7を静電吸着させる際に吸着ローラ9によって転写
ドラム2に付与された電荷は、除電ローラ8によって除
電される際にすべて除電することができる。従って、転
写材の初期の吸着力を確保しながら、転写材のよごれ
や、画像ムラの発生を防止し、良好な画像を得ることが
できる。
【0019】実施例2 次に、前出の図1及び2を参照して、本発明による画像
形成装置の第2の実施例について説明する。尚、本実施
例の画像形成装置における転写装置の構成は第1の実施
例と同一であり、従って、その構成の説明は省略する。
【0020】吸着ローラ9、除電ローラ8に電界を印加
すると、それらの端部で放電が発生するが、両ローラの
端部における放電の幅は印加した電界の大きさに比例す
ることが実験により判明した。従って、吸着ローラ8の
端部で放電した電荷を確実に除電するためには、吸着ロ
ーラ8に印加する電界|VDC|よりも除電ローラ8に印
加する交番電界Vppを大きくする必要がある。
【0021】そこで、本実施例においては、吸着ローラ
8の幅L1、除電ローラ9の幅L2、及び吸着ローラ8に
印加する電界VDC、除電ローラ9に印加する交番電界V
ppに対して、次のような関係を付与した。 L2>L1pp≧|VDC| 具体的には、吸着ローラの幅L1=224mm、除電ロ
ーラの幅L2=225mm、吸着ローラに印加する電界
DC=−1000V、除電ローラに印加する交番電界V
pp=3200Vとした。
【0022】これにより、吸着ローラによって転写ドラ
ムに付与した電荷を、すべて除電することができ、常に
高品質の画像を得ることができる。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、像担持体上に形成されたトナー画像を、吸着ローラ
の当接によって転写材支持手段表面に静電吸着され巻き
付けられた転写材に転写し、転写材が分離された後の転
写材支持手段表面を除電ローラの当接によって除電を行
う画像形成装置において、吸着ローラの長手方向の幅L
1と除電ローラの長手方向の幅L2が、L2>L1なる関係
を有する構成とされるので、転写材を転写材支持手段に
静電吸着させる際に吸着ローラによって転写材支持手段
に付与された電荷が、除電ローラによって除電される際
にすべて除電することができる。従って、転写材の初期
の吸着力を確保しながら、転写材の汚れや、画像ムラの
発生を防止し、良好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の転写装置の要部説
明図である。
【図2】本発明による画像形成装置の転写装置を示す構
成図である。
【図3】従来の多色画像形成装置を示す全体構成図であ
る。
【図4】従来の転写装置の要部説明図である。
【符号の説明】 2 転写ドラム(転写材支持手段) 3 感光ドラム(像担持体) 7 転写材 8 吸着ローラ 9 除電ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮代 俊明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 落合 俊彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−315167(JP,A) 特開 平2−10389(JP,A) 特開 平4−253080(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 G03G 15/14 - 15/16 G03G 21/06 - 21/08 G03G 21/16 - 21/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成されたトナー画像を、
    吸着ローラの当接によって転写材支持手段表面に静電吸
    着され巻き付けられた転写材に転写し、該転写材が分離
    された後の前記転写材支持手段表面を除電ローラの当接
    によって除電を行う画像形成装置において、 前記吸着ローラの長手方向の幅L1と前記除電ローラの
    長手方向の幅L2が L2>L1 なる関係を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記吸着ローラに印加される電界VDC
    除電ローラに印加される交番電界Vppが Vpp≧|VDC| なる関係を有することを特徴とする請求項1の画像形成
    装置。
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