JP3208881B2 - 像加熱装置 - Google Patents

像加熱装置

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JP3208881B2
JP3208881B2 JP36159292A JP36159292A JP3208881B2 JP 3208881 B2 JP3208881 B2 JP 3208881B2 JP 36159292 A JP36159292 A JP 36159292A JP 36159292 A JP36159292 A JP 36159292A JP 3208881 B2 JP3208881 B2 JP 3208881B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は像加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子写真複写機・プリンタ・フ
ァクシミリ等の画像形成装置において画像形成プロセス
手段部で記録材に形成担持させた目的の画像情報に対応
する未定着トナー画像を加熱定着させる加熱装置として
の画像加熱定着装置としては、ヒートローラ式が一般的
である。
【0003】即ち、ハロゲンヒーター等の内装熱源で加
熱されて所定の温度に温調される加熱部材としての回転
定着ローラと、この定着ローラに所定に圧接された加圧
部材としての回転加圧ローラとを有し、該両ローラの圧
接ニップ部(定着ニップ部)に記録材を導入して挟持搬
送させることで未定着トナー画像を記録材面に加熱定着
させるものである。
【0004】また近時は、フィルム加熱方式の加熱装置
が画像加熱定着装置として実用されている。この加熱装
置は特開昭63−313182号公報・特開平1−26
3679号公報・特開平2−157878号公報・特開
平4−44075〜44083号公報等で知られてお
り、ヒーター(加熱体)に加熱部材としての耐熱フィル
ムを加圧部材で押圧密着させて走行させ、耐熱フィルム
を挟んでヒーターと加圧部材とで形成される圧接ニップ
部(定着ニップ部)の耐熱フィルムと加圧部材との間に
記録材を導入して耐熱フィルムに密着させて耐熱フィル
ムと一緒に定着ニップ部を通過させることでヒーターの
熱を耐熱フィルムを介して記録材に与えて未定着トナー
画像を記録材面に加熱定着させるものである。
【0005】また、例えば画像を担持した記録材を加熱
して表面性(つや出しなど)を改質する装置、仮定着処
理する装置など、その他、被加熱材を加熱処理する手段
として広く使用できる。
【0006】このようなフィルム加熱方式の加熱装置
は、昇温の速い低熱容量のヒーターや薄膜の耐熱フィル
ムを用いることができるため、省電力化やウェイトタイ
ムの短縮化(クイックスタート性)が可能となる、画像
形成装置等の本機の機内昇温を低めることができる等の
利点を有し、効果的なものである。
【0007】ヒーターとしては、耐熱性・絶縁性のセラ
ミック基板と、該基板に形成された通電発熱抵抗体を基
本構成とし、該抵抗体に電力を供給して発熱させる所謂
セラミックヒーターが用いられている。
【0008】図9〜図13に、特開平4−44075〜
44083号公報等に開示の、画像加熱定着装置として
のフィルム加熱方式の加熱装置100を示した。図9は
要部の概略の横断面図、図10は要部の一部切欠き斜視
図、図11はヒーターの表面側の一部切欠き平面図、図
12はヒーターに嵌着した給電コネクタの断面図、図1
3は耐熱フィルムの層構成模型図である。
【0009】1は横断面略半円弧樋型で、被加熱材とし
ての記録材Pの搬送方向に直交する方向に長いフィルム
内面ガイド部材(ガイドステー部材)であり、例えばフ
ェノール系の熱硬化性樹脂製である。このガイド部材1
の下面に長手に沿って、耐熱性・断熱性のヒーターホル
ダー2に密着して支持され、給電を受けて発熱するヒー
ター3を配設してある。
【0010】4はこのヒーター3付のフィルム内面ガイ
ド部材1にルーズに外嵌させたチューブ型の耐熱フィル
ム(定着フィルム)、5は該フィルム4を介してヒータ
ー3に対して圧接させた加圧部材としての加圧ローラで
ある。
【0011】6(図10)は板金製の装置シャシ、7は
加圧ローラ5の芯金5aの両端側を回転自由に軸受け支
持させた絶縁材製の軸受、8はヒーター3と加圧ローラ
5とを所定の押圧力で圧接させる加圧バネであり、フィ
ルム内面ガイド部材1の両端側の上面をそれぞれ押圧し
ている。N(図9)はフィルム4を挟んでヒーター3と
加圧ローラ5との圧接で形成される圧接ニップ部(定着
ニップ部)である。
【0012】ヒーター3は図11のように記録材Pの搬
送方向に直交する方向を長手とする絶縁性・高耐熱性・
低熱容量のアルミナ等のセラミック基板31と、この基
板31の表面側(フィルム摺動面側)に長手に沿って印
刷・焼成を経てパターン形成された銀パラジウム等の線
状或いは細帯状の通電発熱抵抗体32を基本構成とする
全体的に低熱容量のセラミックヒーターである。
【0013】33は通電発熱抵抗体32の両端部側の基
板面に該抵抗体32に導通させてパターン形成したAg
等の給電用電極部である。この通電発熱抵抗体32を形
成した側の基板表面側はガラス・フッ素樹脂等の薄い表
面保護層34を設けてある。また基板裏面側には検温素
子(温度測定器、例えばサーミスタ)35・過熱保護手
段(過熱防止部材、例えば温度ヒューズ)36等を設け
てある。
【0014】9(図12)はヒーター3を含むヒーター
ホルダー2の両端部に嵌着される給電コネクタであり、
それぞれヒーター3側の上記電極部33に接触して電気
的に接続する金属板バネ状に形成された接点部材9a
と、該接点部材の周囲を覆うための樹脂成型された接点
ケース9bを有する。
【0015】ヒーター3の前記電極部33・33間に上
記の嵌着給電コネクタ9・9により電源(不図示)から
AC通電がなされて通電発熱抵抗体32が発熱し全体が
急速昇温する。そしてその昇温が検温素子35で検知さ
れ、その検知情報に基づいて通電制御系(不図示)によ
り通電発熱抵抗体32への通電が制御され、ヒーター3
の温度が所定の温度に制御される。
【0016】フィルム4は熱容量を小さくしてクイック
スタート性を向上させるためにフィルム膜厚は100μ
m以下、好ましくは50μm以下、20μm以上の、耐
熱性・トナー離型性・強靭性を有するフィルムである。
【0017】本例のフィルム4は図13の層構成模型図
のように、内側層としての約50μm厚のポリイミド樹
脂層4aと、中間層としての約5μmの導電プライマ層
4bと、外側層としての約10μmのフッ素樹脂層4c
の3層構成フィルムである。導電プライマ層4bの単位
面積当りの抵抗値は108 Ω/□以下である。
【0018】加圧ローラ5は金属芯金5aに同心一体に
耐熱性シリコンゴムローラ層5bを形成し、その表面に
フッ素樹脂コートをしてある。
【0019】加圧ローラ5はその一方の軸端に固着した
ギヤ5c(図10)が画像形成装置本体の駆動系のギヤ
(不図示)に噛合しており、所定の周速度をもって回転
駆動されることで加圧ローラ5の表面摩擦力でチューブ
型のフィルム4がヒーター3の表面に密着摺動してフィ
ルム内面ガイド部材1の回りを回転駆動される。
【0020】フィルム4が加圧ローラ5の回転駆動によ
り回転しており、またヒーター3の加熱状態において、
不図示の画像形成プロセス手段部から搬送された、被加
熱材としての未定着トナー画像を上面に担持した記録材
Pが入口ガイド10(図9)で定着ニップ部Nの回転フ
ィルム4と回転加圧ローラ5との間に導入される。
【0021】定着ニップ部Nに導入された記録材Pは回
転するフィルム4の面に密着して該フィルム4と一緒に
定着ニップ部Nを通過することで、記録材Pが定着ニッ
プ部Nを通過する過程で、ヒーター3の熱エネルギーが
フィルム4を介して記録材Pに与えられてトナー画像の
加熱定着がなされる。
【0022】定着ニップ部Nを通過した記録材Pは排出
ガイド11を通過して所定の排出トレイ(不図示)へ出
力される。
【0023】加熱部材としての耐熱フィルム4や、加圧
部材としての加圧ローラ5は、電気的導通をとりアース
に落とすようにしている。これは耐熱フィルム4や加圧
ローラ5が帯電し、記録材P上の未定着トナー画像を乱
したり、又は引きつけたりすることによる画像乱れ、及
び帯電した電荷がアース部へリークしノイズが発生する
ことによる装置の誤動作を防ぐためである。
【0024】上述例の装置においては、加熱部材として
の耐熱フィルム4については、該フィルムの一端側の通
紙域外の外周面には外側層としてのフッ素樹脂コート層
4cを設けないで中間層としての導電プライマ層4bを
露出させ(図13)、この露出プライマ層4bの面に除
電ブラシ13(図10)を接触させて設けてアースに落
としている。また加圧部材としての加圧ローラ5につい
ては、金属であるローラ芯金5aにカーボン接点14を
金属板バネ21の弾性で押圧接触させてアースに落とし
ている。
【0025】
【発明が解決しようとしている課題】熱部材や加圧部
材の除電構成に関して、上記従来例では、除電ブラシ1
3は熱や外力によって変形しやすく、使用中にこれを接
触させた加熱部材や加圧部材と導電不良が発生して画像
乱れや装置の誤動作が発生しやすかった。
【0026】また上述例の装置ように加熱部材がフィル
ム4である場合にはその表面に接触させた除電ブラシ1
3が摺擦するためフィルム表面が傷つき導電不良を起こ
しやすい。除電ブラシ13の代りにカーボン接点を接触
させた場合も摺動面が傷つき導電不良が発生したり、接
点から変音が発生するというトラブルがあった。
【0027】そこで本発明はこの種の加熱装置におい
て、加熱部材・加圧部材の導通を上記のような問題なく
長期にわたって良好・安定に維持できるようにすること
を目的としている。
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴としている像加熱装置である。
【0037】(1)加熱体と、前記加熱体と摺動するフ
ィルムと、前記フィルムを介して前記加熱体とニップを
形成する芯金を備えたローラと、を有する像加熱装置に
おいて、 前記フィルムは表面の少なくとも一部に導電面
を有し、前記芯金上に設けられ前記導電面と接する回転
可能な導電部材を有することを特徴とする像加熱装置。
【0038】(2)前記導電部材はシリコンゴム、フッ
素ゴム、スポンジゴム等の導電性弾性体でできているこ
とを特徴とする(1)に記載の像加熱装置
【0039】(3)前記導電部材はブラシ状となってい
ることを特徴とする(1)に記載の像加熱装置
【0040】(4)前記導電部材が前記導電面との接触
面の他に異なる箇所で接点を設けていることを特徴とす
る(1)に記載の像加熱装置
【0041】(5)前記導電部材は前記芯金と電気的に
絶縁されていることを特徴とする(1)に記載の像加熱
装置
【0042】(6)前記導電部材の体積抵抗値は108
Ω・cm以下であることを特徴とする(1)に記載の
加熱装置
【0043】(7)前記導電面と前記導電部材の接触面
の表面速度がほぼ等しいことを特徴とする(1)に記載
像加熱装置
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】〈作 用〉 加熱体と摺動するフィルムの導電面と、フィルムを介し
て加熱体とニップを形ローラの芯金上に設け回転可能
な導電部材とを相互接触させて電気的導通をとること
で、加熱部材としてのフィルムと加圧部材としてのロー
ラの導通を長期にわたって良好・安定に維持させること
が可能となった。
【0049】またフィルムの導電面とローラ側の導電部
を略等速で押圧接触させながら導通をとることで相互
接触導電部を摩擦させることなく、また変音の発生もな
く、上記両部材の導通を長期間にわたり確実に良好・安
定に維持させることが可能となり、装置の耐久性・信頼
性が向上する。
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
【実施例】
【0054】〈実施例1〉(図1・図2) 図1の装置は前述図9から図13の画像加熱定着装置と
しての加熱装置100を本発明に従って改善したもので
あり、前述例の装置100と共通する部材・部分には同
一の符号を付して再度の説明を省略する。
【0055】20は加圧ローラ5の一端側の芯金5aに
挿通してゴムローラ層5bの端面に密着させて設けた円
盤型の導電部材としての導電スポンジ部材(導電スポン
ジゴム)であり、加熱部材としての前記チューブ型耐熱
フィルム4の端部に設けた導電面としての露出導電プラ
イマ層4bに対応位置しており、外径は加圧ローラ5の
ゴムローラ層5bの外径と略同等であり、また硬度は加
圧ローラ5のゴムローラ層5bとほぼ同等か低く設定し
てあり、フィルム4側の上記導電面としての露出導電プ
ライマ層4bとの接触を保持して加圧ローラ5と一体に
回転する。
【0056】導電部材としての導電スポンジ部材20は
発泡シリコンゴムにカーボンブラックを混ぜることによ
り導電性108 Ω・cm以下程度の体積抵抗率を確保さ
せてある。
【0057】14は金属板バネ21の弾性で加圧ローラ
5の金属芯金5aに押圧接触させたカーボン接点であ
り、金属板バネ21は板金製の装置シャシ6の側板に固
定され、装置シャシ6を介してアースに落ちている。
【0058】従って、加熱部材としての耐熱フィルム4
は、導電面としての露出導電プライマ層4b→加圧部材
としての加圧ローラ5側の導電部材としての導電スポン
ジ部材20→加圧ローラ芯金5a→カーボン接点14→
板バネ21→板金製装置シャシ6の経路でアースに落ち
ている。加圧部材としての加圧ローラ5も芯金5a→カ
ーボン接点14→板バネ21→装置シャシ6の経路でア
ースに落ちている。
【0059】導電スポンジ部材20は加圧ローラ1と一
緒に、回転耐熱フィルム4の導電面4bに接しながら回
転する。導電スポンジ部材20の外径は加圧ローラ5の
ゴムローラ層5bの外径とほぼ等しいため、回転耐熱フ
ィルム4の表面速度と回転導電スポンジ部材20の周速
は略等しい。
【0060】導電スポンジ部材20は通紙領域外に位置
しているため、通紙中、導電スポンジ部材20と耐熱フ
ィルム端部の導電面4bは常時接触し安定に導通を保っ
ている。
【0061】〈実施例2〉(図3) 上記例では導電部材20を導電スポンジ部材(スポンジ
ゴム)としたが、導電性のソリッドゴム(シリコンゴ
ム,フッ素ゴム)等、また除電ブラシ等、変形可能な部
材であれば良い。
【0062】図3は加圧ローラ5の芯金5aに該芯金5
aに導通させて加圧ローラ5と一体に回転する円盤型の
除電ブラシ20aを導電部材として設けたものであり、
該円盤型の除電ブラシ20aの外径は加圧ローラ5のゴ
ムローラ層5bの外径と略等しくしてあり、該円盤型の
除電ブラシ20aと耐熱フィルム端部の導電面4bは常
時接触し安定に導通を保っている。
【0063】またこの円盤型の除電ブラシ20aは装置
シャシ6の一部6aに接触させてある。従って、加熱部
材としての耐熱フィルム4は、導電面4b→円盤型除電
ブラシ20a→装置シャシ6の一部6a→装置シャシ6
の経路でアースに落とされ、加圧部材としての加圧ロー
ラ5は、芯金5a→円盤型除電ブラシ20a→装置シャ
シ6の一部6a→装置シャシ6の経路でアースに落とさ
れる。
【0064】この実施例の構成の場合は前記実施例1に
おけるカーボン接点14・板バネ21は不要となる。
【0065】また前記実施例1の場合も、導電スポンジ
部材20を本実施例の円盤型除電ブラシ20aのように
装置シャシ6の一部6aに接触させる構成とすることで
カーボン接点14・板バネ21を不要とすることができ
る。
【0066】〈実施例3〉(図4) 本実施例は前記実施例1(図1・図2)の装置におい
て、導電部材としての導電スポンジ部材20を加圧ロー
ラ5の芯金5aに対して絶縁部材20bを介して取り付
け、この導電スポンジ部材20に導電接点部材14bを
接触させてダイオード14cを介してアースに落とすよ
うにしたものである。
【0067】加熱部材である耐熱フィルム4は、導電面
4b→導電スポンジ部材20→導電接点部材14b→ダ
イオード14cの経路でアースされ、加圧部材としての
加圧ローラ5は芯金5a→カーボン接点14→板バネ2
1→装置シャシ6の経路でアースされる。
【0068】上記実施例1〜3において、耐熱フィルム
4の導電面4bはフィルム端部だけでなく全幅あっても
よい。加圧ローラ5のゴムローラ層5bは導電性の材質
にしてもよい。
【0069】〈実施例4〉(図5) 本実施例はヒートローラ式の加熱装置(画像加熱定着装
置)200について本発明を適用した実施例である。
【0070】41はハロゲンヒータHを内装した加熱部
材としての定着ローラであり、中空のアルミニウムロー
ラ41aの外周面にポリテトラフルオロエチレン樹脂
(テフロン)のコート層41bを設けてある。
【0071】この定着ローラ41はその両端側を軸受4
3で回転自由に軸受させてあり、該ローラ41の一端側
に設けた定着ローラギア44に不図示の駆動系のギアか
ら回転力が伝達されて所定の周速度で回転駆動される。
【0072】45はハロゲンヒーターHの両端部に嵌着
した給電コネクタであり、ハロゲンヒーターHにAC電
源46から通電がなされて該ヒーターHの発熱により定
着ローラ41が加熱される。そして定着ローラ41の温
度が検温素子47で検知され、その検知情報が通電制御
回路48へ入力してヒーターHへの通電が制御されて定
着ローラ41の温度が所定に制御される。
【0073】42は加圧部材としての加圧ローラであ
り、その金属芯金42aの両端部を上下方向に移動自由
度を有する軸受49で回転自由に支持させ、その軸受4
9をそれぞれ装置シャシ51との間に縮設した加圧バネ
50で押し上げさせて加圧ローラ42のゴムローラ層4
2bを定着ローラ41に対して所定の押圧力をもって圧
接させてある。
【0074】加圧ローラ42は定着ローラ41の回転駆
動に伴い従動して回転し、定着ローラ41と加圧ローラ
42との圧接ニップ部(定着ニップ部)に記録材を導入
して挟持搬送させることで記録材上の未定着トナー画像
の加熱定着がなされる。
【0075】定着ローラ41の一端側の外周面部はコー
ト層41bを設けないで、アルミニウムローラ41aの
露出面にしこの部分を導電面部41a′としてある。
【0076】20は前記実施例1の加圧ローラ5に設け
たと同様の導電部材としての導電スポンジ部材であり、
定着ローラ41の上記導電面部41a′と接触を保って
加圧ローラ42と一緒に回転する。
【0077】14は金属板バネ21の弾性で加圧ローラ
42の金属芯金42aに押圧接触させたカーボン接点で
あり、板バネ21は導電性の前記加圧バネ50を介して
板金製の装置シャシ51と導通させてある。
【0078】加熱部材としての定着ローラ41は、導電
面41a′→加圧部材としての加圧ローラ42側の導電
部材としての導電スポンジ部材20→加圧ローラ42の
芯金42a→カーボン接点14→板バネ21→導電加圧
バネ50→装置シャシ51の経路でアースにおちてい
る。加圧部材としての加圧ローラ42は、芯金42a→
カーボン接点14→板バネ21→導電加圧バネ50→装
置シャシ51の経路でアースにおちている。
【0079】以下は参考例である。 ヒーター3への給電
は、前述(図12)したようにヒーターホルダー2を含
むヒーターホルダー2の両端部にそれぞれ給電コネクタ
9の接点ケース9bを嵌着させて、接点ケース9b内に
固定された金属(例えばりん青銅等の銅合金)の板バネ
状接点部材9aをたわませて得られる加圧力によって該
接点部材9aとヒーター3側の電極部33とが圧接して
電気的に接続化させることで行なわせている。しかしな
がらこの従来例において以下の問題点があった。 a.接点部材9aのヒーター電極部33に対する加圧力
はヒーター3を含むヒーターホルダー2と接点ケース9
bの位置関係に依存している。従って接点ケー ス9b内
に固定された接点部9aは接点ケース9bとヒーター3
を含むヒーターホルダー2の組み付け位置及び単品精度
により、ヒーター電極部33に対する組み付け時の位
置、ひいてはヒーター電極部33に対する加圧力が変化
する。 b.接点部材9aの加圧力の反力を接点ケース9bが受
けているために装置の長時間使用により樹脂製の接点ケ
ース9bが変形し前記加圧力が減少してしまう。 c.接点部材9aは通電発熱抵抗体32の両端部に設け
られた電極部33に押圧しているために、例えば従来用
いられてきたりん青銅等は装置の長期間使用にともない
熱による応力緩和特性が大きく、所謂バネのへたりが生
じる。 以上のような原因により安定した接点部材9aの
加圧力が得られないために、しばしば電気的な接続不良
を生じることがあった。 d.また更にはヒーター電極部33は薄膜(例えば15
μm)であるため給電コネクタ着脱時の接点部材9aと
の摺擦により微少量の剥離が生じる。従って必然的に給
電コネクタ9の着脱回数が限られてしまい、生産性・サ
ービス性に問題があった。 e.また接点部材9aには電源とつながる束線(リード
線)9cが圧着接続されていたために、束線9cの配線
の難しさ及び配線の際に束線9cに加えられる力によっ
て接点ケース9b及び接点部材9aの位置がばらついて
しまうという問題点があった。 そこで以下の参考例はこの種の加熱装置において上記の
問題点を解消してヒーターと給電コネクタとの電気的接
続の組立性・信頼性を向上させるたものである。 即ち、
ヒーターホルダーに密着して支持され、給電を受けて発
熱するヒーターと、該ヒーターに電源より給電するた
め、金属板バネ状に形成され該ヒーター上に形成された
電極部と電気的に接続する接点部材と、該接点部材の周
囲を覆うため樹脂成形された接点ケースを有する加熱装
置において、前記接点部材は前記ヒーターの電極部とヒ
ーターホルダーとを前記接点ケースに反力を及ぼすこと
なく加圧挟持することで前記ヒーターと電気的に接続す
ることを特徴とする加熱装置、である。 また、前記接点
部材の材料にはチタン銅合金を用いることを特徴とす
る。 さらには、前記接点部材にはヒーターに給電する電
源と電気的接続をするために、中継ぎコネクタもしくは
直に電源と係合するための端子形状を有することを特徴
とする。 ヒーターとヒーターホルダーとを接点部材によ
って加圧挟持することで接点ケースには加圧力の反力が
加わらない構成にすることで、接点ケースがヒーターの
熱により変形したとしても電気的接続には影響しない。
接点部材の材料に熱による応力緩和特性の優れたチタン
銅合金を使用することにより安定した接点部材の加圧力
が得られ信頼性の高い電気的接続を可能とする。 接点部
材に端子形状を設けて接点部材と電源あるいは接点部材
と汎用中継コネクタを電気的に接続することが可能にな
り、組立性・サービス性・信頼性を向上できる。
【0080】〈参考例1〉(図6) 図6は前述図1〜4の装置100のヒーター3に対する
改善された給電コネクタ60・60の断面図である。
【0081】ヒーター3はヒーターホルダー2に密着し
て固定されており、ヒーターホルダー2を含むヒーター
3の両端部に対して給電コネクタ60が嵌着されて該給
電コネクタ側の接点部材61がヒーター3側の電極部3
3に対して接触する。
【0082】給電コネクタ60の接点部材61はヒータ
ー電極部33とヒーターホルダー2とを加圧(例えば2
00g程度)挟持している。62は接点ケースである。
また、接点部材61の一部形状は汎用コネクタ63と係
合するような端子形状61aをしている。従って、汎用
コネクタ63は接点部材61をヒーターホルダー2を含
むヒーター3の端部から着脱することなく、独立で着脱
可能である。従って本参考例には以下の効果がある。
【0083】.接点部材61が接点ケース62に依ら
ずヒーター電極部33及びヒーターホルダー2を加圧挟
持して電気的接続をしているため接点ケース62がヒー
ター3の熱により変形しようとも電気的接続には影響し
ない。
【0084】従って従来のように接点ケースの取付け精
度、単品精度、更には接点ケースの耐熱性に依存してい
た電気的信頼性が接点ケースによらず安定して得られる
ようになった。また、接点ケースには接点部材の接点圧
の反力は作用しないために熱変形温度が従来に比べ低い
安価な材料が使用でき、そのコストダウンの効果もあ
る。
【0085】.本参考例で用いたチタン銅合金の接点
部材61は熱による応力緩和特性に優れているため、他
の金属接点材料(例えばリン青銅)に比べ、より長期に
わたり高温に保たれるヒーターに接し所望の接圧以上を
維持することが可能になり、加熱装置そのものの寿命を
延ばした。
【0086】.接点部材61に設けられた端子形状6
1aにより、電源と接続している汎用コネクタ63は着
脱自在である。即ち、加熱装置よりヒーターホルダー2
を含めてヒーター3を着脱する際には接点部材61を着
脱することが無いために薄膜で形成されたヒーター電極
部33が接点部材61の挿抜によって剥離する危険性は
軽減される。
【0087】〈参考例2〉(図7)本参考例 において、接点部材61がヒーターホルダー2
及びヒーター電極部33を加圧挟持し電気的接続をして
いること、接点部材61による加圧力反力は接点ケース
62に対して何等作用しないことなどは前記参考例1
ものと同様の構成である。
【0088】ただし、本参考例2において接点部材61
の形状の一部に設けられた端子形状61bは図7のよう
に電源側の給電端子64と直接電気的接続可能である形
状となっている。この特有の構成により本実施例には実
施例5と同様の効果の他に、更に以下のような効果が得
られる。
【0089】即ち、電源側の給電端子64とヒーター側
の接点部材61が端子61bで直接電気的接続をしてい
るため中継用のコネクタ及びリード線が不要になる。従
って組立性向上をも含めたコストダウンとなる。また、
リード線の配線により接点部材に加わるストレスが解消
され電気的接続の信頼性が向上する。
【0090】〈実施例5〉(図8) 図8は前述実施例1〜3、参考例1・2の何れかのフィ
ルム加熱方式の加熱装置100を画像加熱定着装置とし
て使用した画像形成装置の一例の概略構成図である。
【0091】70はプロセスカートリッジであり、回転
ドラム型の電子写真感光体71(以下、ドラムと記
す)、一次帯電器72、現像装置73、クリーニング装
置74等を包含させてなる。ドラム71は矢示の時計方
向に所定の周速度で回転駆動され、その回転過程で一次
帯電器72により正または負の所定の電位に均一に帯電
を受け、次いでレーザースキャナ75によるレーザー走
査露光Lを受けて目的画像情報の走査書き込みがなされ
て画像情報の静電潜像がドラム周面に形成される。
【0092】該潜像が現像装置73によりトナー画像と
して顕像化され、このトナー画像が転写ローラ76の位
置を通過する過程で、この転写ローラ76とドラム71
との間の転写部に、給紙カセット77から給紙ローラ7
8・レジストローラ79を経由して所定のタイミングで
給紙された記録材(転写材)Pの面に順次に転写されて
いく。ドラム71から記録材P面へのトナー画像の転写
は転写ローラ76の裏面にトナー画像の荷電極性と逆極
性の帯電がなされることにより行なわれる。
【0093】転写部を通った記録材Pは、転写ローラ7
6とは逆極性の電圧を印加した除電針76aで除電され
てドラム71面から分離され、搬送部80を通って画像
加熱定着装置100へ導入されて、前述のようにトナー
画像が永久固着像として加熱定着処理され排紙ローラ8
1により排紙される。
【0094】
【発明の効果】以上のように本発明に依れば、この種の
像加熱装置について、加熱部材としてのフィルムと、
圧部材としてのローラの導通を長期にわたって良好・安
定に維持させることができる。
【0095】
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の画像加熱定着装置の要部の一部切
欠き斜視図
【図2】 要部の一部切欠き正面図
【図3】 実施例2の装置の要部の一部切欠き正面図
【図4】 実施例3の装置の要部の一部切欠き正面図
【図5】 実施例4のヒートローラ式の像加熱装置の要
部の正面図
【図6】 比較例1の装置の給電コネクタ部分の断面図
【図7】 比較例2の装置の給電コネクタ部分の断面図
【図8】 実施例5の画像形成装置の一例の概略構成図
【図9】 フィルム加熱方式の加熱装置の一例の要部の
概略の横断面図
【図10】 要部の一部切欠き斜視図
【図11】 ヒーターの表面側の一部切欠き平面図
【図12】 ヒーターに嵌着した給電コネクタの断面図
【図13】 耐熱フィルムの層構成模型図
【符号の説明】
1 フィルム面ガイド部材 2 ヒーターホルダー 3 ヒーター(セラミックヒーター) 4 耐熱フィルム 5 加圧ローラ P 記録材 4b 導電面 20 導電部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−242670(JP,A) 特開 平3−242672(JP,A) 特開 平5−173438(JP,A) 特開 平6−51659(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/20 G03G 15/20

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱体と、前記加熱体と摺動するフィル
    ムと、前記フィルムを介して前記加熱体とニップを形成
    する芯金を備えたローラと、を有する像加熱装置におい
    て、 前記フィルムは表面の少なくとも一部に導電面を有し、
    前記芯金上に設けられ前記導電面と接する回転可能な導
    電部材を有することを特徴とする像加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記導電部材はシリコンゴム、フッ素ゴ
    ム、スポンジゴム等の導電性弾性体でできていることを
    特徴とする請求項1に記載の像加熱装置
  3. 【請求項3】 前記導電部材はブラシ状となっているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置
  4. 【請求項4】 前記導電部材が前記導電面との接触面の
    他に異なる箇所で接点を設けていることを特徴とする請
    求項1に記載の像加熱装置
  5. 【請求項5】 前記導電部材は前記芯金と電気的に絶縁
    されていることを特徴とする請求項1に記載の像加熱装
  6. 【請求項6】 前記導電部材の体積抵抗値は108 Ω・
    cm以下であることを特徴とする請求項1に記載の像加
    熱装置
  7. 【請求項7】 前記導電面と前記導電部材の接触面の表
    面速度がほぼ等しいことを特徴とする請求項1に記載の
    像加熱装置
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