JP3208601U - メガネフレームのツル - Google Patents

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【課題】フロント部の両側に継手を介して折畳み出来るように取付けたツルであって、外方向へ撓み変形することが出来るメガネフレームのツルを提供する。【解決手段】フロント部1の両側に蝶番6などの継手を介して折畳み出来るように取付けたツル2が、メガネを掛ける際の開いた状態からさらに外方向へ僅かに押し開くことが出来る。ツル2において、該ツル2は継手と連結する基部12との間に隙間を残して板バネ9にて中間部8を繋ぎ、該中間部8との間に隙間を残して板バネ9にてツル本体部13を繋いで構成した。【選択図】図1

Description

本考案はメガネを掛けた際にツルが適度な圧力で顔側面及び側頭部を押圧することが出来るようにしたバネ蝶番を備えた場合と同じように機能することが出来るメガネフレームのツルに関するものである。
メガネを着用した場合、該メガネが位置ズレすることなく安定するように、フロント部から延びるツル(テンプル)は適度な押圧力が顔側面から後頭部にかけて作用するようにしている。その為に、従来ではツルの継手としてバネ蝶番と称されるものが従来から多用されている。
特開2001−290108号に係る「連結構造」はメガネフレームのテンプル(ツル)とヨロイとを相対的に回動可能に連結するもので、テンプルの一端に二又に分岐させて形成した一対の片体を設けて水平方向に間隙を確保し、各片体に夫々孔を穿設すると共に、各片体に対向する溝をテンプルの長手方向に沿って延設しており、この対向する溝間に付勢部材を保持され、付勢部材の付勢力によってヨロイに対して付勢される移動部材を付勢部材に係着し、テンプルの間隙に移動可能に位置させている。
このように、開いた状態のツルを戻し方向へのバネ力を付勢して外方向へ押し開くことが出来るように構成し、バネ力を付勢する手段としてコイルバネを用いている。すなわち、コイルバネを圧縮変形させることでバネ力を発生しているが、その為に上記コイルバネを伸縮変形させる摺動部材が必要となっている。そこで、ゴミの介入やサビの発生でこの摺動部材の摺動に支障をきたす場合、ツルの開き操作がスムーズに機能しないことになる。
図5には最も基本的なバネ蝶番と称される継手構造を示している。すなわち、該バネ蝶番の基本的な考えは、ヨロイ(イ)には固定蝶片(ロ)をロウ付け固定し、他方の蝶片を摺動蝶片(ハ)として一定距離の摺動を許すことによって外方向への開きをツル(ニ)に与えることが出来る。
ツル(ニ)にはガイド溝が形成され、摺動蝶片(ハ)はガイド溝を案内として摺動する訳であるが、上記摺動蝶片(ハ)を構成するバネケース(ホ)の内部空間(ヘ)にはコイルバネ(ト)が収まっていて、ツル(ニ)を外方向ヘ押し開く際には摺動蝶片(ハ)であるバネケース(ホ)が固定蝶片(ロ)側へ引き寄せられてコイルバネ(ト)は圧縮される。該コイルバネ(ト)はバネケース(ホ)の内部空間入口に設けられてツル(ニ)の係止溝(チ)に係止片(オ)が係止したツメ(リ)に当たり、該ツメ(リ)はストッパーとして機能している。その結果、コイルバネ(ト)の復元力がツル(ニ)に作用して、該ツル(ニ)を元の位置に戻そうとする。
ところで、上記バネケース(ホ)にコイルバネ(ト)を収容した蝶番構造は同図に示すごとくツル(ニ)に設けているガイドに沿ってスライドすることで機能するが、該スライド機能が損なわれて故障し易く、一旦故障すれば修理し難い等の問題もある。コイルバネ(ト)及び該コイルバネ(ト)の中心穴に挿入した芯金(ヌ)の円錐形頭部(ル)を押し込んでツメ(リ)に係止するならば、バネケース(ホ)の内部空間(ヘ)から該ツメ(リ)並びにコイルバネ(ト)及び芯金(ヌ)を取り外すことが出来ない。
このように、コイルバネを用いて構成したバネ蝶番はその構造が複雑であると共に故障し易い為に、該コイルバネの代わりに板バネを備えて構成したバネ蝶番も知られている。
図6は板バネを設けたバネ蝶番を示す具体例であり、基本的な形態は一般的な蝶番と同じであって、一方側蝶片(ワ)はヨロイ(イ)にロウ付けされ、他方側蝶片(カ)はツル(ニ)にロウ付けされている。
したがって、軸ネジ(ヨ)を中心としてツル(ニ)は旋回して開閉することが出来、開いた状態のツル(ニ)に外方向へ力が作用するならば上記蝶片(カ)を構成している板バネ(タ)は撓み変形して該ツル(ニ)は外方向へ開くことが出来る。すなわち、ツル(ニ)が開いた状態では板バネ(タ)は撓み変形しないが、さらに押し開く際には撓み変形し、外力がなくなるならば再び元の位置に戻される。
このバネ蝶番は前記図5に示すバネ蝶番に比較してその構造は簡単であり、故障して機能が損なわれることはないが、外方向へ押し開かれるツル(ニ)はヨロイ(イ)との間で折れ曲がって滑らかに連続せず、外観上好ましくない。
図7に示すバネ蝶番も他方の蝶片(レ)は板バネ(ソ)で構成され、該蝶片(レ)の先端はツル(ニ)にロウ付けされている。したがって、開いた状態のツル(ニ)に外方向へ力が作用するならば、板バネ(ソ)から成る蝶片(レ)は撓み変形してツル(ニ)は外方向へ押し開かれる。
ところで、同図に示すように、押し開かれたツル(ニ)はヨロイ(イ)との間で折れ曲がって不連続状態となり、外観が損なわれる。このような現象は前記図5 に示すバネ蝶番の場合も同じである。
特開2001−290108号に係る「連結構造」
このように、従来のバネ蝶番はツルが押し開かれた場合に、フロント部のヨロイとの間で折れ曲がった状態となり、メガネフレームとしての外観が損なわれる。本考案が解決しようとする課題はこの問題点であって、ツルを押し開いた際に、ヨロイからツルにかけて滑らかに湾曲して撓み、折れ曲がった不連続部がないようにしたメガネフレームのツルを提供する。
本考案が対象とするメガネフレームとしての基本的な形態は従来と同じであり、フロント部とその両側にツルを設け、該ツルは蝶番等の継手を介して折畳み出来るように取付けられている。そこで、本考案ではバネ蝶番を用いることなく一般的な継手を介してツルを取付けている。したがって、ツルの継手側が撓み変形することが出来る構造とし、その為にバネ蝶番を備えた場合と同じように機能する。
すなわち、開いた状態のツルを外方向へ押し開くことが出来、押圧力を取り除くならば元の状態に戻り変形することが出来る。そこで、ツルの継手側には複数の隙間を入れて間に中間部を設けている。中間部の個数は1個とする場合、又は複数個とすることもあり、これら中間部は板バネによって繋がれ、1本のツルを構成している。
ここで、板バネの形状は特に限定しないが、変形領域を大きくする為に一般的には内側に凸部を有す形態としている。
本考案のツルはその継手側に1個ないし複数個の中間部を設け、これら中間部は板バネにて繋がれることで1本のツルを構成している。従って、ツルを折畳む場合には継手を介して旋回し、開いた状態から外方向へ押圧力が働く際には板バネが撓み変形することでツルは外方向へ押し開かれる。押圧力が取り除かれるならば、上記板バネが戻り変形してツルは元の状態に押し戻される。すなわち、機能としてはバネ蝶番を取付けた場合と同じ作用・効果を得ることが出来る。
ところで。本考案のツルは継手側に中間部を設けて板バネによって繋いで構成している為に、押し開かれたツルは折れ曲がることなく滑らかに湾曲した撓み変形となり、メガネフレームの外観が損なわれることはない。
ツルの形態がいかようであっても本考案のツルとして構成することが出来る。すなわち、ツルの基部側を切り込んで中間部を作り、この中間部を板バネによって繋ぐだけでよく、該板バネは共通している。
普通に製作したツルであっても、その一部を切り込むことで中間部を作り、該中間部を板バネを介して繋ぐだけでバネ蝶番を備えた場合と同じように機能するツルを得ることが出来る。
本考案に係るツルを備えたメガネフレームで、(a)は平面図、(b)は正面図を表している。 本考案に係るツルを備えたメガネフレームで側面図を表している。 板バネを示す具体例。 本考案のツルが外方向へ押し開かれた状態。 従来の一般的なバネ蝶番を示す実施例。 板バネを備えた従来のバネ蝶番。 板バネを備えた従来のバネ蝶番。
図1、図2は本考案に係るツルを備えたメガネフレームを示す実施例であり、図1の(a)は平面図、(b)は正面図、図2は側面図をそれぞれ表わしている。
メガネフレームとしての基本的な形態は従来のものと同じであって、1はフロント部、2,2はツルを表し、両ツル2,2はフロント部1の両側に折畳み出来るように取付けられている。
上記フロント部1は、両リム3,3が連結部材4によって繋がれ、リム外側にはヨロイ5,5がロウ付けされている。そして、ヨロイ5,5には上記ツル2,2が折畳み出来るように取付けられているが、その為にヨロイ5,5との間に蝶番6,6を介在している。勿論、蝶番6,6に限るものではなく、ツル2,2が折畳み出来る継手であれば特に限定しない。
上記蝶番6はツル2を折畳むことは出来るが、開いた状態から外方向へ押し開くことは出来ない。その為に、本考案のツル2はその基部側(継手側)が曲げ変形して外方向へ撓み変形することが出来るように構成している。
すなわち、ツル2の基部側に隙間7,7を形成して中間部8を設けている。ツル2は通常通り製作され、このツル2の基部側の一部に隙間7,7を介在して中間部8を設けている。
上記中間部8は隙間7,7を設けて1本のツル2を構成しているが、隙間7,7には板バネ9を取付けている。該板バネ9は図3に示しているように、凸状に湾曲したバネ部10a,10bが対を成し、該バネ部10a,10bの間には固定部11bを設け、バネ部10aの外側とバネ部10bの外側には固定部11aと11cを設けている。
ところで、ツル2は蝶番6と連結している基部12、中間部8、及び本体部13を有し、これら基部12、中間部8、本体部13は板バネ9にて繋がれてツル2を構成している。板バネ9の固定部11aは基部12に固定され、固定部11bは中間部13に固定され、そして固定部11cは本体部13に固定されることで、上記基部12と中間部8及び本体部13は互いに連結されている。
図4は本考案のツル2を外方向へ押し開いた場合を示している。ツル2を連結している蝶番6はバネ蝶番ではなく、その為に開いた状態のツル2をさらに外方向へ押し開くことは出来ない。しかし、本考案のツル2はその基部側に板バネ9を取付けていて、この板バネ9が撓み変形することでツル2は外方向へ撓んで押し開かれるように成っている。
すなわち、基部12と中間部13の間ではバネ部10aが曲げ変形し、中間部13と本体部13の間ではバネ部10bが曲げ変形することが出来る。上記ツル2は撓み変形するが、バネ部10aが変形して基部12に対して中間部8が撓み、またバネ部10bが変形することで中間部8に対して本体部13が撓むことが出来る。ヨロイ5と一直線状に延びている基部12に対して、中間部8と本体部13がそれぞれ同じ角度で撓むことが出来、ヨロイ5に対して連続した滑らかな撓み変形を呈すことが出来る。
したがって、ツル2を外方向へ押し開く際に折れ曲がった状態で撓み変形することはなく、メガネフレームの外観は損なわれない。
実施例で示したツル2は、基部12と本体部13との間に1個の中間部8を設けているが、2個乃至3個の中間部8,8・・・を介在することも可能である。そして、中間部8,8・・・の大きさ(長さ)及び個数を変えることでツル2の撓み変形を調整することも出来る。
ところで、基部12と中間部8の間、及び中間部8と本体部13の間には隙間7,7を有しているが、この隙間7の幅寸法は僅かであって、ツル2としての外観が損なわれることはなく、むしろこれら隙間7,7はツル2に設けた1つのデザインとしての効果を有す。
そして、実施例では2個のバネ部10a,10bを形成した板バネ9を用いているが、1つのバネ部10を形成した個々の板バネ9,9にて基部12と中間部8、及び中間部8と本体部13を連結することも出来る。
また、隙間7はツル2が押し開かれて外方向へ撓み変形するならば、縮小することが出来、時には隙間7が無くなって基部12と中間部8が当接し、中間部8と本体部13が当接することが出来る。
このように、隙間7が無くなって各部材(基部12、中間部8、本体部13)が互いに当接するならば、それ以上の撓み変形は生じない。したがって、ツル2の撓み量を該隙間7の大きさで調整することが出来る。
1 フロント部
2 ツル
3 リム
4 連結部材
5 ヨロイ
6 蝶番
7 隙間
8 中間部
9 板バネ
10 バネ部
11 固定部
12 基部
13 本体部


















Claims (3)

  1. フロント部の両側に蝶番などの継手を介して折畳み出来るように取付けたツルが、メガネを掛ける際の開いた状態からさらに外方向へ僅かに押し開くことが出来るツルにおいて、該ツルは上記継手と連結する基部との間に隙間を残して板バネにて中間部を繋ぎ、該中間部との間に隙間を残して板バネにてツル本体部を繋いで構成したことを特徴とするメガネフレームのツル。
  2. 上記中間部を間に隙間を残して複数個設けた請求項1記載のメガネフレームのツル。
  3. 上記板バネには内側へ突出したバネ部を形成した請求項1、又は請求項2記載のメガネフレームのツル。






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