JP3208447B2 - 輸送容器 - Google Patents

輸送容器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直接段積みできな
い物品を収容して輸送する場合に好適な輸送容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】直接段積みできない物品は、従来では、
図8の(A)(B)に示すような複数段の棚板10に物
品を分離して収容している。図8の(A)は、各段につ
いて、1枚の棚板10が使用され、図8の(B)は、各
段の棚板10を両側に分離して設置している。物品が山
形に湾曲している場合、(A)の方は各段の棚板10の
設置間隔を、湾曲の全部の高さの間隔を明けて棚板10
を設置しなければならないが、(B)の場合では、最上
段以外は、湾曲形状の山部と谷部とを整合させて各段の
棚板10の設置間隔を縮小させることが可能となり、物
品の収容効率を向上させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
輸送容器11は、いずれの場合でも、物品を輸送容器1
1の上方から積み込む場合は、最上段の棚板10には積
み込めるが、それより下段の棚板10には積み込むこと
ができない。従って、従来の輸送容器11は、側面から
フォークリフトカー等で物品を積み込まなければならな
いため、物品の形状が複雑、異形等である場合、作業能
率が著しく悪くなり、各棚板10間の上下間隔も十分、
大きくしなければならず、収容効率が低下し、輸送効率
も悪化する。輸送容器11から物品を取り出す場合も同
様であった。
【0004】そこで、本発明は、直接段積みできない物
品の積み込み及び取り出しを、輸送容器の上方から実施
可能とした輸送容器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の輸送容器は、収容物品を載置する棚板が複数段
設置され、かつ、各段の棚板が両側に分離して設置され
た輸送容器であって、各段の両側の棚板が固定棚板と着
脱可能な着脱棚板とからなり、両側の固定棚板の間の間
隔が収容物品の寸法よりも大きく設定され、かつ、固定
棚板に着脱棚板を装着することにより収容物品を載置可
能とされており、収容物品を輸送容器の上方から挿入し
て最下段の棚板から順次積み込みを可能としたことを特
徴とする。
【0006】本発明は、上記構成としたことにより、着
脱棚板を外せば、各段の固定棚板間を通して物品を輸送
容器内で上下方向に自由に通過移動させることができ
る。従って、物品の積み込み時、最下段の固定棚板に先
ず着脱棚板を装着し、それより上段の固定棚板には着脱
棚板を装着しない状態で、1段目の物品をクレーン等に
より輸送容器の上方から最下段の着脱棚板上に積み込
み、次に、その上の段の固定棚板に着脱棚板を装着し、
この状態で、2段目の物品を同様に積み込み、以後、最
上段まで同様にして物品を積み込むことができる。取り
出し時には、上記と逆の要領で物品を最上段から順次取
り出し、その都度、着脱棚板を上から順に外していけば
よい。従って、直接段積みできない物品や異形等の形状
が複雑な物品であっても効率良く積み込み及び取り出し
ができ、上下方向の棚板間隔も縮小することが可能とな
り、輸送容器に対する物品の収容効率を向上させ、輸送
効率を増大させることができる。
【0007】また、本発明の輸送容器は、両側の固定棚
板が、奥行き方向にも同様に分離して設置され、収容物
品を4点で支持する構成とされていることを特徴とす
る。この構成により、山形に湾曲した物品等の異形の物
品を安定して支持させることができ、奥行き方向の棚板
の設置高さを収容物品の形状に合せて自由に設定するこ
とができる。
【0008】さらに、本発明の輸送容器は、固定棚板
が、着脱棚板と共に傾斜配置されていることを特徴とす
る。この構成により、支持面が傾斜している物品を安定
して支持させることができる。
【0009】また、本発明の輸送容器は、固定棚板と着
脱棚板又は着脱棚板が、輸送容器から食み出して設置さ
れており、且つ、両側で段違い状に設置してあることを
特徴とする。この構成により、長大な物品を効率良く収
容することができ、かつ、空の輸送容器の運搬時や保管
時等において、隣接する輸送容器の食み出した固定棚板
及び着脱棚板の食み出し部分を上下に重ね合わせて横方
向の寸法を短縮でき、航空機、船舶、貨車、自動車等の
貨物輸送の効率を向上させることができる。
【0010】また、本発明の輸送容器は、固定棚板が、
縦壁と、この縦壁の上下に横向きに屈曲延長された上壁
及び下壁と、上壁の先端を内側下方にフック状に屈曲し
たグリップ部とを有し、このグリップ部と下壁との間に
横向きに開口した溝を有する変形溝形鋼材で構成され、
着脱棚板が、縦壁と、この縦壁の下端に横向きに屈曲延
長された下壁とを有する断面略L形鋼材で構成され、着
脱棚板の縦壁を固定棚板のグリップ部に挿入係止させ、
着脱棚板の下壁を固定棚板の下壁上に載置して着脱棚板
を固定棚板に着脱可能に係合装着させるようにしたこと
を特徴とする。この構成により、着脱棚板の固定棚板に
対する着脱操作がワンタッチで実施でき、着脱構造も簡
単安価となる。
【0011】また、本発明の輸送容器は、着脱棚板が、
固定棚板に対してスライド可能に装着されており、か
つ、上記スライド方向に移動させることによって収容物
品に係合して該収容物品を位置決め固定する収容物品の
位置決め固定手段が着脱棚板の一部に設置されているこ
とを特徴とする。この構成により、輸送容器内に収容し
た物品の位置決め固定作業を容易化することができる。
【0012】また、本発明の輸送容器は、各段の着脱棚
板が、収容物品の位置決め固定後、当該位置で一斉に固
定可能としてあることを特徴とする。この構成により、
着脱棚板の固定作業を物品の積み込み終了後に一斉に実
施することができ、作業ミスを減少させ、点検も容易と
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る輸送容器の構
成を図に基いて詳細に説明する。図1の(A)は本発明
の第1実施例の輸送容器の概略斜視図、(B)(C)は
固定棚板と着脱棚板との装着要領を示す要部概略斜視
図、図2の(A)は本発明の第1実施例の輸送容器の物
品積み込み状態例を示す概略側面図、(B)はその端面
図、(C)は棚板部分の拡大図、図3の(A)は図2の
(A)に示す物品積み込み状態例の概略斜視図、(B)
(C)(D)は、本発明の棚板による物品の支持例を示
す概略斜視図、図4の(A)(B)は本発明の第2実施
例を示す輸送容器の概略斜視図と側面図、図5の(A)
は本発明の第2実施例の輸送容器の組立要領を示す概略
斜視図、(B)(C)は(A)の部分拡大斜視図、
(D)は着脱棚板の斜視図、(E)は固定棚板と着脱棚
板との係合状態を示す斜視図、(F)は着脱棚板の端面
に形成したストッパー部の拡大斜視図、(G)は着脱棚
板の固定手段の形成例を示す斜視図、図6の(A)は本
発明の第2実施例の輸送容器への物品の積み込み要領を
示す概略斜視図、(B)(C)は着脱棚板のスライド前
後の状態を示す要部概略斜視図、図7の(A)は本発明
の第2実施例の輸送容器への物品の積み込み完了状態を
示す概略斜視図、(B)(C)は本発明の第2実施例の
輸送容器の1つの機能(隣接容器間の占有スペース削減
機能)の説明用概略図である。
【0014】各図において、総体的に、1は輸送容器、
2は物品、3は固定棚板、4は着脱棚板を示している。
輸送容器1は、図1の(A)、図2の(A)(B)及び
図3の(A)に示すように、複数の台脚を有する四角形
の基台1aと、この基台1aの周囲四辺に立設される側
壁部材1bとを主要構成部材として組立構成されてい
る。この側壁部材1bは、パネル形状の場合や、骨組み
だけのフレーム形状の場合、或いは、これらの混在形態
であってもよい。
【0015】輸送容器1の形態及び棚板の設置方法は、
収容する物品2の形状に対応して決定されるもので、第
1実施例は、図1の(A)、図2の(A)及び図3の
(A)に示すように、物品2を輸送容器1内に収容させ
た場合を例示しており、この場合、側壁部材1bは、パ
ネル形状や、骨組みだけのフレーム形状の何れであって
もよい。
【0016】固定棚板3は、図1の(B)(C)に示す
ように、縦壁3aと、この縦壁3aの上下に横向きに屈
曲延長された上壁3b及び下壁3cと、上壁3bの先端
を内側下方にフック状に屈曲したグリップ部3dとを有
し、このグリップ部3dと下壁3cとの間に横向きに開
口した溝3eを有する変形溝形鋼材で構成されている。
【0017】また、着脱棚板4は、図1の(B)(C)
に示すように、縦壁4aと、この縦壁4aの下端に横向
きに屈曲延長された下壁4bとを有する断面略L形鋼材
で構成され、着脱棚板4を傾斜させてその縦壁4aを固
定棚板3のグリップ部3dに挿入係止させ、着脱棚板4
を水平に押し下げてその下壁4bを固定棚板3の下壁3
c上に載置することにより、着脱棚板4を固定棚板3に
係合装着させることができる。外す場合は、図1の
(C)の状態で、着脱棚板4の下壁4bを固定棚板3か
ら引き出しながら持上げることにより、着脱棚板4の縦
壁4aを固定棚板3のグリップ部3dから外すことがで
きる。
【0018】固定棚板3は、輸送容器1の両側の側壁部
材1b、1bの内面に縦壁3aを取付けるもので、両側
の固定棚板3、3の設置間隔は、物品2が上下に通過で
きるようにするために、物品2の横幅寸法より若干大き
く設定される。そして、固定棚板3に装着した状態にお
ける両側の着脱棚板4、4の設置間隔は、物品2を載置
可能とするために、物品2の両側の支持面相当部の寸法
に対応して設定される。
【0019】物品2が平板状の場合や、山形に湾曲して
いても両端下面が平坦なものであれば、図1の(A)、
図2の(A)及び図3の(A)に示すように、着脱棚板
4の支持面を水平に装着する。この場合、図1の(B)
(C)及び図2の(C)に示すように、輸送容器1の両
側の側壁部材1b、1bの内面に固定棚板3を上下方向
に所定の間隔で固着し、この固定棚板3に着脱棚板4を
装着するものである。
【0020】固定棚板3及び着脱棚板4は、図1の
(A)、図2の(B)、図3の(A)(B)に示すよう
に、輸送容器1の奥行き方向に全長に亘って水平に設置
してもよいが、図3の(C)に示すように、輸送容器1
の奥行き方向前後に分離して水平に設置してもよく、さ
らに、図3の(D)に示すように、物品2の支持面の傾
斜に対応させて傾斜状に設置してもよい。
【0021】図4の(A)(B)に示す第2実施例は、
図7の(A)に示すように、物品2が輸送容器1から食
み出して収容される場合に適用されるもので、この場合
の輸送容器1の側壁部材1bは、骨組み構造からなるフ
レーム形状とされ、固定棚板3及び着脱棚板4は、輸送
容器1の両側及び奥行き方向にそれぞれ分離して、しか
も、傾斜状態で複数段に設置されている。
【0022】上記第2実施例の輸送容器1は、物品2が
輸送容器1から食み出す方向を、説明の便宜上、輸送容
器1の奥行き方向と呼ぶこととすると、図5の(A)及
び図6の(A)に示すように、輸送容器1の奥行き方向
の前後の側壁部材を外し、左右両側の側壁部材1b、1
bを基台1aに立設した状態だけで物品2の積み込みを
行うものである。上記左右両側の側壁部材1b、1bを
基台1aに立設するために、基台1aの四隅に、図5の
(A)(C)に示すように、支柱受け1cを設け、これ
に側壁部材1bの両端の支柱1dの下端を差込むように
している。
【0023】そして、上記支柱1dの内面に図5の
(A)(B)に示すように、固定棚板3を傾斜状態で固
着し、この固定棚板3に着脱棚板4を装着するようにし
ている。着脱棚板4は、図5の(D)に示すように、縦
壁4aと下壁4bと、この下壁4bの傾斜下端側に物品
2の位置決め固定手段4cが設けてある。この位置決め
固定手段4cは、図示例では、フック状に折り曲げ形成
した場合を示しているが、他の形状としてもよく、例え
ば、クランプ部材を設置してもよい。また、着脱棚板4
の傾斜下端側には、図5の(D)及び図6の(B)
(C)に示すように、物品2の横移動を防止するための
移動防止部材4dが一体に形成してある。さらに、着脱
棚板4は、固定棚板3に対して、図5の(E)に示すよ
うに、着脱可能に係合されており、しかも、矢印方向に
スライド可能とされている。そして、固定棚板3への係
合状態における着脱棚板4の位置を固定させるために、
着脱棚板4の傾斜上端側に、図5の(F)に示すよう
に、ストッパー4eを一体に形成している。このストッ
パー4eに代えて、図5の(G)に示すように、着脱棚
板4の一部にスライド方向に沿って複数個の小孔4fを
形成し、この小孔4fの1つに、図7の(A)に示すよ
うに、番線5を各段一斉に挿通して、スライド方向の移
動を防止し、固定することも可能である。
【0024】上記構成としておくことにより、物品2の
積み込みは、図6の(A)に示すように、輸送容器1に
対して、物品2をクレーン等で吊り下げて上方から挿入
し、最下段のものから順次実施することができる。この
場合、着脱棚板4は、最初、最下段の固定棚板3にのみ
装着しておき、この状態で、最下段へ物品2を積み込
む。そして、最下段への物品2の積み込みが終わると、
次の段の固定棚板3に着脱棚板4を装着し、この段への
物品2の積み込みを行う。以下、同様にして最上段まで
物品2を積み込む。そして、各段へ積み込んだ物品2の
位置決め固定は、図6の(B)(C)に示すように、そ
の都度、着脱棚板4を固定棚板3に対してスライドさ
せ、物品2の両端のフランジ部2aに位置決め固定手段
4cを係合させることによって行なわれる。最後の物品
2の積み込みが完了すると、図7の(A)に示すよう
に、左右両側の側壁部材1b、1bの上端間に連結部材
1e、1eをビス止めして、輸送容器1の奥行き方向前
後の側壁部材を完成させる。そして、番線5を各段の着
脱棚板4の複数の小穴4fの1つに選択的に挿通して一
斉に固定する。上記番線5は、着脱棚板4のスライド方
向の任意の1つの小穴4fに挿通することによって、固
定棚板3の傾斜上端側の端面に対する着脱棚板4のスラ
イド方向の位置決めを行い、その移動を防止するもので
ある。
【0025】上記第2実施例において、図4の(B)及
び図7の(B)に示すように、輸送容器1の奥行き方向
前後に食み出す固定棚板3及び着脱棚板4の奥行き方向
前後の設置高さh、h’に所定寸法差を与えておくと、
図7の(C)に示すように、輸送容器1を隣接して設置
する場合、棚板の食み出し部分を重ね合わせることによ
り、本来では、(2a)のスペースを必要とするところ
を、(2a−b)と縮小することができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、物品の積み込
み及び取り出しを、輸送容器の上方から実施可能とな
る。従って、直接段積みできない物品や異形等の形状が
複雑な物品であっても効率良く積み込み及び取り出しが
でき、上下方向の棚板間隔も縮小することが可能とな
り、輸送容器に対する物品の収容効率を向上させ、輸送
効率を増大させることができる。しかも、着脱棚板の固
定棚板に対する着脱操作がワンタッチで実施でき、着脱
構造も簡単安価となる。
【0027】請求項2の発明によれば、山形に湾曲した
物品等の異形の物品を安定して支持させることができ、
奥行き方向の棚板の設置高さを収容物品の形状に合せて
自由に設定することができる。
【0028】請求項3の発明によれば、支持面が傾斜し
ている物品を安定して支持させることができる。
【0029】請求項4の発明によれば、長大な物品を効
率良く収容することができ、かつ、空の輸送容器の運搬
時や保管時等において、隣接する輸送容器の食み出した
固定棚板及び着脱棚板の食み出し部分を上下に重ね合わ
せて横方向の寸法を短縮でき、航空機、船舶、貨車、自
動車等の貨物輸送の効率を向上させることができる。
【0030】請求項5の発明によれば、輸送容器内に収
容した物品の位置決め固定作業を容易化することができ
る。
【0031】請求項6の発明によれば、着脱棚板の固定
作業を物品の積み込み終了後に一斉に実施することがで
き、作業ミスを減少させ、点検も容易とできる。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1実施例の輸送容器の概略
斜視図、(B)、(C)は固定棚板と着脱棚板との装着
要領を示す概略斜視図。
【図2】(A)は本発明の第1実施例の輸送容器の物品
積み込み状態例を示す概略側面図、(B)はその端面
図、(C)は棚板部分の拡大図。
【図3】(A)は図2の(A)に示す物品積み込み状態
例の概略斜視図、(B)(C)(D)は、本発明の棚板
による物品の支持例を示す概略斜視図。
【図4】(A)(B)は本発明の第2実施例を示す輸送
容器の概略斜視図と側面図。
【図5】(A)は本発明の第2実施例の輸送容器の組立
要領を示す概略斜視図、(B)(C)は(A)の部分拡
大斜視図、(D)は着脱棚板の斜視図、(E)は固定棚
板と着脱棚板との係合状態を示す斜視図、(F)は着脱
棚板の端面に形成したストッパー部の拡大斜視図、
(G)は着脱棚板の固定手段の形成例を示す斜視図。
【図6】(A)は本発明の第2実施例の輸送容器への物
品の積み込み要領を示す概略斜視図、(B)(C)は着
脱棚板のスライド前後の状態を示す要部概略斜視図。
【図7】(A)は本発明の第2実施例の輸送容器への物
品の積み込み完了状態を示す概略斜視図、(B)(C)
は本発明の第2実施例の輸送容器の1つの機能(隣接容
器間の占有スペース削減機能)の説明用概略図。
【図8】(A)(B)は従来の2種類の輸送容器への物
品積み込み要領の説明用概略斜視図。
【符号の説明】
1 輸送容器 1a 基台 1b 側壁部材 1c 支柱受け 1d 支柱 1e 連結部材 2 物品 3 固定棚板 3a 縦壁 3b 上壁 3c 下壁 3d グリップ部 3e 溝 4 着脱棚板 4a 縦壁 4b 下壁 4c 位置決め固定手段 4d 移動防止部材 4e ストッパー 4f 小孔 5 番線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋谷 昌宏 千葉県市原市八幡浦1丁目14番1号 株 式会社シンワコーポレーション内 (56)参考文献 特開 平5−15258(JP,A) 実開 昭62−200550(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 19/44

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収容物品を載置する棚板が複数段設置さ
    れ、かつ、各段の棚板が両側に分離して設置された輸送
    容器であって、各段の両側の棚板が固定棚板と着脱可能
    な着脱棚板とからなり、両側の固定棚板の間の間隔が収
    容物品の寸法よりも大きく設定され、かつ、固定棚板に
    着脱棚板を装着することにより収容物品を載置可能とさ
    れており、固定棚板が、縦壁と、この縦壁の上下に横向
    きに屈曲延長された上壁及び下壁と、上壁の先端を内側
    下方にフック状に屈曲したグリップ部とを有し、このグ
    リップ部と下壁との間に横向きに開口した溝を有する変
    形溝形鋼材で構成され、着脱棚板が、縦壁と、この縦壁
    の下端に横向きに屈曲延長された下壁とを有する断面略
    L形鋼材で構成され、着脱棚板の縦壁を固定棚板のグリ
    ップ部に挿入係止させ、着脱棚板の下壁を固定棚板の下
    壁上に載置して着脱棚板を固定棚板に着脱可能に係合装
    着させるようになし、収容物品を輸送容器の上方から挿
    入して最下段の棚板から順次積み込みを可能としたこと
    を特徴とする輸送容器。
  2. 【請求項2】 両側の固定棚板が、奥行き方向にも同様
    に分離して設置され、収容物品を4点で支持する構成と
    されていることを特徴とする請求項1記載の輸送容器。
  3. 【請求項3】 固定棚板が、着脱棚板と共に傾斜配置さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2記載の輸送容
    器。
  4. 【請求項4】 固定棚板と着脱棚板又は着脱棚板が、輸
    送容器から食み出して設置されており、且つ、両側で段
    違い状に設置してあることを特徴とする請求項1〜3の
    何れかに記載の輸送容器。
  5. 【請求項5】 着脱棚板が、固定棚板に対してスライド
    可能に装着されており、かつ、上記スライド方向に移動
    させることによって収容物品に係合して該収容物品を位
    置決め固定する収容物品の位置決め固定手段が着脱棚板
    の一部に設置されていることを特徴とする請求項1〜
    の何れかに記載の輸送容器。
  6. 【請求項6】 各段の着脱棚板が、収容物品の位置決め
    固定後、当該位置で一斉に固定可能としてあることを特
    徴とする請求項1〜の何れかに記載の輸送容器。
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