JP3208116U - 物品設置用箱及び物品設置用箱ユニット - Google Patents
物品設置用箱及び物品設置用箱ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP3208116U JP3208116U JP2016004927U JP2016004927U JP3208116U JP 3208116 U JP3208116 U JP 3208116U JP 2016004927 U JP2016004927 U JP 2016004927U JP 2016004927 U JP2016004927 U JP 2016004927U JP 3208116 U JP3208116 U JP 3208116U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- article installation
- box body
- installation box
- article
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Abstract
【課題】展示機能などに優れるとともに、製作を容易にした物品設置用箱及びその箱のユニットを提供する。【解決手段】物品設置用箱11は平面及び側面四角形に形成されており、箱本体12と上板13とにより構成されている。箱本体12の四側面には四角形の開口14が形成され、箱本体12の四隅には脚15が形成されている。開口14及び脚15の形成により、箱本体12の側面の上下には上枠16及び下枠17が形成されている。箱本体12の下面は開放されている。箱本体12の上面には凹部18が形成されている。凹部18の内底上には前記上板13が嵌合敷設されている。この上板13により、箱本体12が箱形状に保持されている。前記脚15と下枠17の内面との間には、嵌合溝25が形成されている。【選択図】図1
Description
本考案は、例えば、商品を展示する場合などに使用される物品設置用箱及びその物品設置用箱よりなるユニットに関するものである。
特許文献1には、商品を展示することができる箱アッセンブリが開示されている。この特許文献1において、商品を展示する場合は、複数の収納部を向きを変えた積層状態にして、商品を収納部に置くようになっている。
前記特許文献1の従来技術においては、複数の収納部が向きを変えて積層されるだけであるため、最上部の収納部に置かれた商品を目立たせることはできるが、商品が下側の収納部に置かれ場合、その商品をほとんど見ることができない。従って、特許文献1の構成は、展示機能に乏しいものである。
本考案の目的は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであって、展示機能に優れた物品設置用箱及び物品設置用箱ユニットを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本考案の物品設置用箱は、側面に開口を備えるとともに、上部に凹部を備えた箱本体と、前記凹部内に嵌合された板とよりなることを特徴とする。
また、本考案の物品設置用箱ユニットは、前記物品設置用箱を上下に重ねて、上下の物品設置用箱を凹凸の嵌合関係で連結できるように構成したことを特徴とする。
以上の構成によれば、箱本体の側面に開口が形成されているため、物品設置用箱を重ねたり、物品設置用箱を台などの載置面に載せたりすることにより、板や前記載置面上の展示品などの物品を開口を介して覗き見ることができて、便利に使用することができる。また、板を箱本体から外せば、箱本体を扁平に折り畳むことができて、保管や運搬などに便利である。
以上の構成によれば、箱本体の側面に開口が形成されているため、物品設置用箱を重ねたり、物品設置用箱を台などの載置面に載せたりすることにより、板や前記載置面上の展示品などの物品を開口を介して覗き見ることができて、便利に使用することができる。また、板を箱本体から外せば、箱本体を扁平に折り畳むことができて、保管や運搬などに便利である。
さらに、大きさの異なる物品設置用箱を用い、それらの物品設置用箱を上下に重ねて、上下の物品設置用箱を凹凸の嵌合関係で連結できるように構成したため、物品設置用箱どうしを連結するためのクリップなどの連結手段が不要になり、部品点数を少なくできて、構成が簡単にできる。そして、連結した状態では、各箱の上部や内部に展示物などの物品を設置できる。
本考案によれば、優れた展示機能を得ることができる効果がある。
以下に、この考案を具体化した実施形態を図面に従って説明する。
本実施形態において、物品設置用箱11は相似形で、同じ構成ではあるが、寸法が少し異なる2種類のものが用意されている。
本実施形態において、物品設置用箱11は相似形で、同じ構成ではあるが、寸法が少し異なる2種類のものが用意されている。
図1〜図3に示すように、物品設置用箱(以下、単に箱という)11は平面及び側面四角形に形成されており、箱本体12と上板13とにより構成されている。
箱本体12の四側面には四角形の開口14が形成され、箱本体12の四隅には脚15が形成されている。開口14及び脚15の形成により、箱本体12の側面の上下には上枠16及び下枠17が形成されている。箱本体12の下面は開放されている。箱本体12の上面には凹部18が形成されている。凹部18の内底19上には前記上板13が嵌合敷設されている。この上板13により、箱本体12が箱形状に保持されている。前記脚15と下枠17の内面との間には、嵌合溝25が形成されている。
箱本体12の四側面には四角形の開口14が形成され、箱本体12の四隅には脚15が形成されている。開口14及び脚15の形成により、箱本体12の側面の上下には上枠16及び下枠17が形成されている。箱本体12の下面は開放されている。箱本体12の上面には凹部18が形成されている。凹部18の内底19上には前記上板13が嵌合敷設されている。この上板13により、箱本体12が箱形状に保持されている。前記脚15と下枠17の内面との間には、嵌合溝25が形成されている。
図4(a),(b)に示すように、大きい箱11は、小さい箱11よりも、凹部18の側壁181の厚さ分だけ大きくなっている。
図5に示すように、箱本体12は、前記開口14を有する2枚の本体片31と、脚15となる4枚の脚片32とよりなる。本体片31は、前記上枠16及び下枠17の裏面側を形成する折り返し部161,171と、前記内底19を形成する底板部191と、糊代20とを有している。前記脚片32は、その両側に糊代21を備えるとともに、前記嵌合溝25のための凹部251が形成されている。
図5に示すように、箱本体12は、前記開口14を有する2枚の本体片31と、脚15となる4枚の脚片32とよりなる。本体片31は、前記上枠16及び下枠17の裏面側を形成する折り返し部161,171と、前記内底19を形成する底板部191と、糊代20とを有している。前記脚片32は、その両側に糊代21を備えるとともに、前記嵌合溝25のための凹部251が形成されている。
そして、図2〜図4において明らかなように、前記本体片31及び脚片32を折り曲げライン26において折り曲げるとともに、糊代20,21において所要部分に糊付けすることにより、箱本体12が形成される。そして、前記凹部18に上板13が嵌合されていない状態では、箱本体12を扁平状に折り畳むことができる。
次に、以上のように構成された実施形態の作用を説明する。
図2〜図4から明らかなように、各物品設置用箱11の箱本体12は、一対の本体片31及び4枚の脚片32が折り曲げライン26で折り曲げられ、糊代20,21において糊付けされて組み立てられる。そして、凹部18の内底19上に上板13が嵌合されることにより、箱本体12が形状保持されて、箱11となる。
図2〜図4から明らかなように、各物品設置用箱11の箱本体12は、一対の本体片31及び4枚の脚片32が折り曲げライン26で折り曲げられ、糊代20,21において糊付けされて組み立てられる。そして、凹部18の内底19上に上板13が嵌合されることにより、箱本体12が形状保持されて、箱11となる。
そして、図1に示すように、台などの載置面100に小さな箱11を載置することにより立てて、その上端部の側壁181に大きな物品設置用箱11の嵌合溝25を嵌合することにより、小さな箱11の上部に大きな箱11を組み付けて、載せることができる。さらに、大きな箱11の凹部18に小さな箱11の脚15の下端部及び下枠17を嵌合する。このようにすれば、物品設置用箱11を3段に積層できる。そして、各箱11の上部には、上板13よりなる展示商品の設置面が形成される。
そして、上板13の上面に展示商品を設置すれば、場合によっては載置面100上に展示商品を設置すれば、最上部の箱11上の展示商品を周囲から見ることができるとともに、それ以外の箱11の上板13及び載置面100上の展示商品が開口14を通して四方から覗き見ることができる。また、箱11により、展示商品を保護することができる。
なお、大小の箱11を前記のようにして交互に連結すれば、4個以上の箱11をタワー状に積層できる。もちろん、2個の箱11を連結してもよく、場合によっては1個を単独で使用してもよい。
本実施形態においては、以下の効果がある。
(1)箱11を凹凸の嵌合関係を利用して上下に重ねることができるため、狭いスペースを利用して、商品などを展示するための展示スペースを十分に確保することができる。従って、スペースを有効に利用して、高い展示効果を得ることができる。
(1)箱11を凹凸の嵌合関係を利用して上下に重ねることができるため、狭いスペースを利用して、商品などを展示するための展示スペースを十分に確保することができる。従って、スペースを有効に利用して、高い展示効果を得ることができる。
(2)箱11の側面に開口14が形成されているため、上板13や前記載置面100上の製品などの展示品を四方から見ることができて、有効な展示効果を得ることができる。
(3)箱本体12が平面四角形をなしているため、箱11や箱11のユニットを展示スペースの隅部などに納まりよく設置することができる。
(3)箱本体12が平面四角形をなしているため、箱11や箱11のユニットを展示スペースの隅部などに納まりよく設置することができる。
(4)箱本体12及び上板13をボール紙によって構成したことにより、箱本体12及び上板13の大きさが複数種類あっても、箱本体12や上板13の材料を成形型などを用いることなく低コストで調達できるとともに、不使用時には折り畳んでおくことができ、保管や運搬に便利である。
(5)上板13を段ボールによって形成しているため、展示品の重量に十分堪えることができるとともに、上板13が箱11の高強度の骨格として機能するため、箱11を頑丈なものとすることができる。
(6)大きさの異なる箱11を用い、それらの箱11を上下に重ねて、前記のように上下の箱11を凹凸の嵌合関係で連結できるように構成したため、箱11どうしを連結するためのクリップなどの連結手段が不要になり、部品点数を少なくできて、構成が簡単である。
(7)箱11の下端部に下側の箱11の上端部の側壁181を挟入させるための嵌合溝25を形成したことにより、クリップなどの連結手段を用いることなく、上下の箱11を積層状態で適切に連結できる。
本考案は前記実施形態に限定されるものではなく、以下のような態様で具体化できる。
・本考案の箱11を物品展示用だけではなく、物品の整理や一時置きなどのための棚として用いること。
・本考案の箱11を物品展示用だけではなく、物品の整理や一時置きなどのための棚として用いること。
・箱11を平面三角形、五角形、六角形、八角形など、平面四角形以外の形状にすること。
・箱11をボール紙や段ボールに代えて、合成樹脂板によって構成すること。
・箱11をボール紙や段ボールに代えて、合成樹脂板によって構成すること。
・開口14の形状を丸,三角,六角など、四角形以外の形状に変更すること。
11…物品設置用箱、12…箱本体、13…上板、14…開口、18…凹部、20…糊代、21…糊代、25…嵌合溝、26…折り曲げライン、31…本体片、32…脚片、181…側壁。
Claims (7)
- 側面に開口を備えるとともに、上部に凹部を備えた箱本体と、前記凹部内に嵌合された板とよりなる物品設置用箱。
- 箱本体は平面四角形をなし、側面に前記開口が形成されている請求項1に記載の物品設置用箱。
- 前記箱本体及び板はボール紙よりなり、前記箱本体は複数枚の片よりなり、各片を折り曲げラインにおいて折り曲げるとともに、糊代において糊付けして構成された請求項2に記載の物品設置用箱。
- 前記板を段ボールによって形成した請求項3に記載の物品設置用箱。
- 大きさの異なる複数の請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の物品設置用箱よりなり、それらの物品設置用箱を上下に重ねて、上下の物品設置用箱を凹凸の嵌合関係で連結できるように構成した物品設置用箱ユニット。
- 前記板上に上部の物品設置用箱を載置できるように、前記板を凹部の底部に設置した請求項5に記載の物品設置用箱ユニット。
- 大きく形成された物品設置用箱の下端部に小さく形成された物品設置用箱の上端部の側壁を挟入させるための溝を形成した請求項6に記載の物品設置用箱ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016004927U JP3208116U (ja) | 2016-10-12 | 2016-10-12 | 物品設置用箱及び物品設置用箱ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016004927U JP3208116U (ja) | 2016-10-12 | 2016-10-12 | 物品設置用箱及び物品設置用箱ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3208116U true JP3208116U (ja) | 2016-12-22 |
Family
ID=57572521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016004927U Expired - Fee Related JP3208116U (ja) | 2016-10-12 | 2016-10-12 | 物品設置用箱及び物品設置用箱ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3208116U (ja) |
-
2016
- 2016-10-12 JP JP2016004927U patent/JP3208116U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9826843B1 (en) | Stackable shelf tray for a retail display | |
EP3138440B1 (en) | Modular structure for a tower-type display stand made of cardboard | |
US2206728A (en) | Display stand | |
JP2012012025A (ja) | 包装部材 | |
JP2011000365A (ja) | 組立式展示台 | |
JP3208116U (ja) | 物品設置用箱及び物品設置用箱ユニット | |
JP3168680U (ja) | 輸送用トレー | |
KR20190002315U (ko) | 상품포장용 상자 | |
JP2011000364A (ja) | 組立式展示台 | |
JP3236121U (ja) | ハンギングバスケット持ち帰り用ホルダー | |
ES1110005U (es) | Estantería desplegable obtenida a partir de una lámina troquelada y doblada | |
JP3212133U (ja) | 緩衝機能付き包装体及びこれを用いた包装箱 | |
JP6301152B2 (ja) | 紙製陳列棚 | |
JP3198335U (ja) | 組立式載置台 | |
JP3191853U (ja) | Diyボックス | |
JP3196779U (ja) | 収納補助具 | |
JP6362422B2 (ja) | 収納箱 | |
JP2011183109A (ja) | 展示用具及び組立式展示台 | |
KR20080005757U (ko) | 포장용 상자 | |
JP3213444U (ja) | 筐体 | |
KR200468117Y1 (ko) | 포장 케이스 | |
JP2014036794A (ja) | 商品陳列台 | |
JP6143006B2 (ja) | 食品多段積み梱包容器 | |
JP2017080126A (ja) | 机 | |
TWM627574U (zh) | 包裝盒內襯結構及包裝盒 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3208116 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |