JP2017080126A - 机 - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2017080126A
JP2017080126A JP2015212572A JP2015212572A JP2017080126A JP 2017080126 A JP2017080126 A JP 2017080126A JP 2015212572 A JP2015212572 A JP 2015212572A JP 2015212572 A JP2015212572 A JP 2015212572A JP 2017080126 A JP2017080126 A JP 2017080126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
desk
lower layer
top plate
plate
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015212572A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6692109B2 (ja
Inventor
幸成 堀内
Yukinari Horiuchi
幸成 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichi Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichi Kogyo Co Ltd filed Critical Daiichi Kogyo Co Ltd
Priority to JP2015212572A priority Critical patent/JP6692109B2/ja
Publication of JP2017080126A publication Critical patent/JP2017080126A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6692109B2 publication Critical patent/JP6692109B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

【課題】天板の剛性を維持しつつ軽量化して容易に持ち運ぶことができる机を提供する。【解決手段】机100は、床面上から起立する支持脚110上に天板120を備えている。天板120は、下部層121と上部層124とで構成されている。下部層121は、支持脚110がネジなどからなる連結具115が挿し込み可能な剛性の高い木材で方形環状に形成されている。下部層121の中央部には、凹状に窪んだ凹部122が形成されている。凹部122を構成する2つの長辺積層板材121aの角部には、傾斜面123がそれぞれ形成されている。上部層124は、下部層121を構成する材料よりも軽量な木材で構成されている。【選択図】 図2

Description

本発明は、学校などの教育施設で児童や生徒の学習机としての使用に特に適した机に関する。
従来から、床面上から起立する支持脚の上部に板状の天板が設けられた机がある。例えば、下記特許文献1には、支持脚の上部に収納部を形成する棚部材を介して天板が取り付けられた学習机としての机が開示されている。
特開2004−147897号公報
しかしながら、上記特許文献1に示された机においては、天板が支持脚および棚部材のネジ止めに耐えられる剛性の高い単一の材料で構成されているため、重量が重く児童や生徒による持ち運びが困難であるという問題がある。
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、天板の剛性を維持しつつ軽量化して容易に持ち運ぶことができる机を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、床面上から起立する支持脚と、支持脚の上部に支持された木製の天板と、支持脚を介して天板内に挿し込まれることにより支持脚と天板とを互いに連結する連結具とを備える机であって、天板は、支持脚が取り付けられる下部層よりも上面側に積層された上部層が下部層よりも軽量な材料で構成されていることにある。この場合、木製の天板は、無垢材および集成材を単体でまたはこれを組み合わせて構成されている。また、天板の上部層が軽量とは、天板の下部層を形成する材料よりも気乾比重が小さいことを意味する。
このように構成した本発明の特徴によれば、机は、支持脚が取り付けられる天板の下部層よりも軽量な材料で天板の上部層が形成されているため、天板の剛性を維持しつつ軽量化および低重心化して持ち運びを容易にすることができる。
また、本発明の他の特徴は、前記机において、天板は、下部層が上部層の下面における周縁部に沿った環状に形成されていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、机は、天板の下部層が上部層の周縁部に沿った環状に形成されているため、天板の剛性を維持しつつより軽量化して持ち運びを更に容易にすることができる。また、机は、天板の底面中央部が凹状に凹んでいるため、使用者の膝上または大腿部上の空間を広く確保することができ、使用感を向上させることができる。
また、本発明の他の特徴は、前記机において、さらに、下部層に対して離隔した位置に対向配置された板状の底板を有しており、下部層と底板との間に収納部が形成されていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、机は、天板の下方に収納部が形成されているため、使用者は机の使用に際して種々の物品を収納部内に収納することができる。この場合、机は、天板の底面中央部が凹状に凹んでいるため、収納部内の空間を広げて収納可能な量や大きさを拡大することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記机において、天板は、環状に形成された下部層の内縁部における少なくとも一部が傾斜面で構成されていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、机は、天板における下部層の内縁部における少なくとも一部が傾斜面で構成されているため、天板の底面中央部の凹んだ部分に物品を出し入れする際に前記傾斜面を介することによって物品の出し入れを容易に行うことができる。
また、本発明の他の特徴は、前記机において、天板は、下部層が平面視で方形に形成されるとともに、内縁部における机の左右方向に延びる2つの辺のうちの少なくとも一方に傾斜面が形成されていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、机は、天板における下部層が平面視(または底面視)で方形に形成されるとともに、下部層の内縁部における机の左右方向に延びる2つの辺のうちの少なくとも一方に傾斜面が形成されているため、収納部内への物品の出し入れを円滑に行うことができる。すなわち、本願発明に係る机は、下部層の左右方向に延びる2つの内縁部のうちの奥側の内縁部に傾斜面を形成することによって収納部内に物品を押し込む際に内縁部での突っ掛りを防止できるとともに、前記2つの内縁部のうちの手前側の内縁部に傾斜面を形成することによって収納部内に収納した物品を引き出す際に内縁部での突っ掛りを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る机の外観構成の概略を正面の斜め方向から見た斜視図である。 図1に示した机の外観構成の概略を正面の斜め下方向から見た斜視図である。 図1に示す机の外観構成の概略を示す正面図である。 図3に示す4−4線から見た机の断面図である。 図1に示す机を構成する天板の外観構成の概略を示す底面図である。 図5に示す6−6線から見た天板の部分断面図である。
以下、本発明に係る机の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る机100の外観構成の概略を正面の斜め方向から見た斜視図である。また、図2は、図1に示した机100の外観構成の概略を正面の斜め下方向から見た斜視図である。また、図3は、図1に示す机100の外観構成の概略を示す正面図である。なお、本明細書において参照する各図は、本発明の理解を容易にするために一部の構成要素を誇張して表わすなど模式的に表していることがあるため、各構成要素間の寸法や比率などは異なっていることがある。この机100は、小学校や中学校などの教育施設などにおいて、児童や生徒が教室で図示しない椅子とともに使用する学習机である。
(机100の構成)
机100は、主として、支持脚110および天板120を備えている。支持脚110は、天板120を床面から所定の高さ位置に水平状態で支持するための部品であり、鋼板材材で構成されている。具体的には、支持脚110は、主として、足体111および天板支持体112をそれぞれ備えて構成されている。
足体111は、机100が設置される床面上に載置されて天板支持体112を支持するフレーム状の部品であり、机100の使用者の左右方向の幅(例えば、肩幅)より外側となる位置に位置するように設けられている。より具体的には、足体111は、使用者の左右方向両側でそれぞれ垂直方向に延びるフレーム体が下部部分で互いに連結されているとともに、垂直方向に延びる各フレーム体の下端部がそれぞれ使用者の前後方向に延びて形成されている。この足体111における垂直方向に延びるフレーム体の上端部には、天板支持体112が取り付けられている。
天板支持体112は、足体111の上方で天板120を支持するための部品であり、鋼板材で構成されている。より具体的には、天板支持体112は、足体111の左右の各上端部からそれぞれ上方に延びる2つのサイドフレーム113と、これら2つのサイドフレーム113間に設けられる底板114とを備えている。
サイドフレーム113は、足体111の左右の各上端部から上方にそれぞれ延びた後、机100の後方側に若干張出しつつ机100の前方側に大きく張り出すフレーム状に形成されている。このサイドフレーム113には、足体111に対する上下方向の取付位置を自由に変更するための高さ調整孔113aが上下方向に沿って複数形成されている。また、左右の各サイドフレーム113の上端部は、それぞれ左右方向外側に屈曲して取付部113bが形成されている。取付部113bは、天板120が宛がわれてネジからなる連結具115によって取り付けられる部分であり、机100の前後方向に延びる板状に形成されている。
底板114は、図4に示すように、収納部116の底部および奥壁114aを構成する部品であり、鋼板を折り曲げて構成されている。具体的には、底板114は、天板120の下面に対して所定の間隔を介して対向配置された方形の板状体で構成されるとともに、この板状体における机100の後側の部分が上方に折り曲げられて奥壁114aを形成している。奥壁114aは、収納部116の最奥部に起立する壁体であり、上端部が外側に屈曲して前記取付部113bと同様の板状の取付部114bを形成している。この底板114における左右側には、前記サイドフレーム113に固定的に取り付けられている。
収納部116は、机100の使用者が教科書、ノートまたは文房具などの物品を収納するための空間であり、天板120の直下の空間に形成されている。この収納部116は、天板120、底板114、奥壁114a、2つのサイドフレーム113によってそれぞれ仕切られて使用者が図示しない椅子に着座する前方側に向かって開口して形成されている。
天板120は、机100の上面を構成する部品であり、板状の木材を積層して構成されている。より具体的には、天板120は、主として、下部層121と上部層124とで構成されている。
下部層121は、図5および図6にそれぞれ示すように、天板120がサイドフレーム113および底板114にそれぞれ取り付けられる部分であり、方形環状の板材で構成されている。より具体的には、下部層121は、2つの長方形状の長辺用積層板材121aと2つの長方形状の短辺用積層板材121bとを長方形状の枠状に組んで構成されている。この下部層121は、天板120をサイドフレーム113および底板114にそれぞれ取り付けるための連結具115の捩じ込み、捩じ込み後における連結状態の維持、および天板120としての使用に耐えられる剛性を確保できる木材および厚さで構成されている。本実施形態においては、下部層121は、ラワン材の合板を複数枚(5枚)積層接着して構成されるとともに、連結具115の少なくとも2/3の長さが掛かる厚さ(本実施形態においては9mm)に形成されている。
また、この下部層121は、外周部が上部層124と同じ大きさの長方形状に形成されるとともに、内周部がサイドフレーム113および底板114の各取付部113b,114bよりも内側に位置する長方形状に形成さている。これにより、下部層121の中央部には、底面視で長方形状に窪んだ凹部122が形成されている。また、この凹部122を形成する下部層121の内周部の4辺のうちの左右方向に延びる2辺、すなわち、収納部116への物品の出し入れ方向(机100の前後方向)に直交する2つの長辺用積層板材121aには、傾斜面123がそれぞれ形成されている。
傾斜面123は、収納部116に対する物品の出し入れを容易にするための部分であり、下部層121の内側に向かって下部層121の厚さが薄くなるように傾斜する平面で構成されている。より具体的には、傾斜面123は、下部層121の内周面の厚さの半分以上が取り除かれる傾斜面に形成される。本実施形態においては、傾斜面123は、下部層121の内縁部(角部)に対してC7(2辺が7mmの直角二等辺三角形)の面取り面で形成されている。
上部層124は、下部層121の上側に設けられて天板120の上面を構成する部分であり、方形の板材で構成されている。この上部層124は、下部層121よりも軽量な木材で構成される。この場合、上部層124が軽量とは、下部層121を形成する材料よりも気乾比重が小さい材料で構成することにより、下部層121を構成する材料で天板120の全体を構成した場合に比べて天板120全体の重量が軽くなることを意味する。本実施形態においては、上部層124は、ファルカタ材の合板を複数枚(5枚)積層接着して下部層121と同じ9mmに形成されている。また、上部層124は、下部層121に対して接着固定されている。
この上部層124の上面には、表面保護層125が形成されている。表面保護層125は、上部層124の上面を保護するためのコーティング層である。本実施形態においては、表面保護層125は、上部層124の上面に厚さ1mmのメラミン樹脂シートを配置して構成されている。
(机100の製造)
次に、このように構成した机100の製造過程について説明する。机100を製造する作業者は、まず、天板120を製作する。具体的には、作業者は、天板120における下部層121を構成するラワン材からなる薄板材を複数枚(本実施形態においては5枚)用意する。この場合、作業者は、下部層121を構成するラワン材からなる複数の薄板材として平面視(底面視)で長方形状の枠状の下部層121の2つの長辺および同長辺に直交する2つの短辺ごとに帯状に延びる長方形状の板材をそれぞれ用意する。
次いで、作業者は、下部層121の2つの長辺をそれぞれ構成する複数の板材の各板面に接着剤を塗布して積層した後、プレス機(不図示)を用いて互いに圧着する。これにより、下部層121の2つの長辺をそれぞれ構成する長方形状の2つの長辺用積層板材121aが製作される。次いで、作業者は、2つの長辺用積層板材121aにおける各四隅のうちの1つをルータなどの切削加工機を用いて面取り加工することにより傾斜面123をそれぞれ形成する。
次いで、作業者は、下部層121の2つの短辺をそれぞれ構成する複数の板材の各板面に接着剤を塗布して積層した後、プレス機(不図示)を用いて互いに圧着する。これにより、下部層121の2つの短辺をそれぞれ構成する長方形状の2つの短辺用積層板材121bが製作される。
次いで、作業者は、2つの長辺用積層板材121aと2つの短辺用積層板材121bとを長方形状の枠状に組んで下部層121を製作する。具体的には、作業者は、2つの長辺用積層板材121aを互いに平行に配置するとともにこれら2つの長辺用積層板材121aの両端部間に2つの短辺用積層板材121bをそれぞれ配置した後、互いに隣接する積層板材間をタッカーなどの止め金具126を用いて互いに連結する。この場合、作業者は、長辺用積層板材121aと短辺用積層板材121bとを連結する止め金具126を下部層121の上部層124への接着面側から打ち込むことで美観を向上させることができる。これにより、平面視(底面視)で長方形状の枠状の下部層121が製作される。
次いで、作業者は、天板120における上部層124を構成するファルカタ材からなる薄板材をそれぞれ複数枚(本実施形態においては5枚)用意する。この場合、作業者は、上部層124を構成するファルカタ材からなる複数の薄板材として平面視で長方形状の板材をそれぞれ用意する。次いで、作業者は、上部層124を構成するファルカタ材からなる複数の板材の各板面に接着剤を塗布して積層した後、プレス機(不図示)を用いて互いに圧着する。これにより、平面視で長方形状の上部層124が製作される。
次いで、作業者は、下部層121と上部層124とを接合する。具体的には、作業者は、下部層121および上部層124の各接合面に接着剤を塗布して積層した後、プレス機(不図示)を用いて互いに圧着する。次いで、作業者は、メラミン樹脂シートを用意するとともに上部層124の上面に接着剤を塗布した後、この上部層124の上面にメラミン樹脂シートを接着固定することにより上部層124の上面に表面保護層125を形成する。
次いで、作業者は、互いに接合した、下部層121、上部層124および表面保護層125で構成される天板120の外周部(所謂、木口)をルータなどの切削加工機を用いて円弧状に加工する。次いで、作業者は、天板120の裏面、すなわち、下部層121の底面にクリアウレタン樹脂を塗布する。これにより、平面視で長方形状の天板120が製作される。
次に、作業者は、支持脚110を用意して、支持脚110上に天板120を取り付ける。具体的には、作業者は、支持脚110における取付部113b,114bに天板120における下部層121を配置した後、この取付部113b,114bを介して連結具115を捩じ込む。この場合、天板120における下部層121は、ラワン材などの剛性が高い材料で構成されているため、天板120を安定的に支持脚110に固定することができる。これにより、机100が完成する。
(机100の作動)
次に、このように構成した机100の作動について説明する。机100の使用者は、机100を使用する場所に机100を配置する。この場合、机100は、天板120における下部層121よりも軽量な材料で上部層124が形成されているため、机100全体が軽量化されるとともに机100の重心が下がるため使用者は容易かつ安定的に持ち運ぶことができる。
次に、使用者は、机100の前方に図示しない椅子を配置して着座し、机100を使用する。この場合、机100は、天板120における下部層121が上部層124よりも高い剛性の材料で形成されているため、天板120全体の剛性が確保されて安定的に使用することができる。
また、使用者は、教科書、ノートまたは文房具などの物品を収納部116内に収納することができる。この場合、机100は、収納部116の天井を構成する下部層121の底面の中央部に凹部122が形成されているため、収容空間が広がって厚さの厚い物品や収納量を増加させることができる。また、この場合、机100は、凹部122を形成する下部層121の内周部の4辺にうちの左右方向に延びる2辺、すなわち、長辺用積層板材121aの端部に傾斜面123がそれぞれ形成されているため、物品の出し入れ時の突っ掛りを防止して円滑に出し入れすることができる。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、机100は、支持脚110が取り付けられる天板120の下部層121よりも軽量な材料で天板120の上部層124が形成されているため、天板120の剛性を維持しつつ軽量化および低重心化して持ち運びを容易にすることができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、天板120は、下部層121をラワン材からなる積層材で構成するとともに、上部層124をファルカタ材からなる積層材で構成した。しかし、天板120は、上部層124が下部層121よりも軽量な材料で構成されていればよい。したがって、天板120は、下部層121がラワン材以外の木材で構成されるとともに上部層124がファルカタ材以外の木材で構成されていてもよい。また、天板120は、下部層121および上部層124が無垢材で構成されていてもよい。
また、上記実施形態においては、下部層121を支持脚110の取付部113b,114bの位置に対応する底面視で方形の環状に形成した。これにより、机100は、天板120を軽量化による全体重量の軽量化および低重心化することができるとともに収納部116の容量を増大させることができる。しかし、下部層121は、上部層124と同じ長方形状に形成することもできる。また、下部層121は、支持脚110の取付部113b,114bの位置に対応する位置にのみ設けた形状、すなわち、机100の前方側の長辺用積層板材121aを省略した底面視でコ字状に形成することもできる。
また、上記実施形態においては、下部層121における2つの長辺用積層板材121aにそれぞれ傾斜面123をそれぞれ形成した。しかし、傾斜面123は、環状に形成された下部層121の内縁部における少なくとも一部に形成されることで収納部116への物品の出し入れを行い易くすることができる。特に、傾斜面123は、収納部116内における奥側の長辺用積層板材121aに形成しておくことで、物品の収納部116内への挿し込み時の突っ掛りを防止して円滑に挿し込むことができる。また、傾斜面123は、省略することもできる。
また、上記実施形態においては、机100は、天板120の下方に収納部116を備えて構成した。しかし、机100は、収納部116を省略して構成することもできる。すなわち、机100は、底板114を省略して構成することができる。また、この場合、机100は、天板120の底面に凹部122を形成しておくことで、使用者の脚上の空間を広くすることができる。
また、上記実施形態においては、連結具115は、ネジで構成した。しかし、連結具115は、天板120内に挿し込まれて天板120を支持脚110に連結できるものであればよく、ネジ以外、例えば、釘やリベットなどであってもよい。
また、上記実施形態においては、机100は、小学校や中学校などの教育施設などにおいて使用する学習机をとしたが、教育施設用の学習机以外の机、例えば、家庭用学習机、事務机または食卓としても実施可能である。
100…机、
110…支持脚、111…足体、112…天板支持体、113…サイドフレーム、113a…高さ調整孔、113b…取付部、114…底板、114a…奥壁、114b…取付部、115…連結具、116…収納部、
120…天板、121…下部層、121a…長辺用積層板材、121b…短辺用積層板材、122…凹部、123…傾斜面、124…上部層、125…表面保護層、126…止め金具。

Claims (5)

  1. 床面上から起立する支持脚と、
    前記支持脚の上部に支持された木製の天板と、
    前記支持脚を介して前記天板内に挿し込まれることにより前記支持脚と前記天板とを互いに連結する連結具とを備える机であって、
    前記天板は、
    前記支持脚が取り付けられる下部層よりも上面側に積層された上部層が前記下部層よりも軽量な材料で構成されていることを特徴とする机。
  2. 請求項1に記載した机において、
    前記天板は、
    前記下部層が前記上部層の下面における周縁部に沿った環状に形成されていることを特徴とする机。
  3. 請求項2に記載した机において、さらに、
    前記下部層に対して離隔した位置に対向配置された板状の底板を有しており、
    前記下部層と前記底板との間に収納部が形成されていることを特徴とする机。
  4. 請求項3に記載した机において、
    前記天板は、
    環状に形成された前記下部層の内縁部における少なくとも一部が傾斜面で構成されていることを特徴とする机。
  5. 請求項4に記載した机において、
    前記天板は、
    前記下部層が平面視で方形に形成されるとともに、前記内縁部における前記机の左右方向に延びる2つの辺のうちの少なくとも一方に前記傾斜面が形成されていることを特徴とする机。
JP2015212572A 2015-10-29 2015-10-29 Active JP6692109B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015212572A JP6692109B2 (ja) 2015-10-29 2015-10-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015212572A JP6692109B2 (ja) 2015-10-29 2015-10-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017080126A true JP2017080126A (ja) 2017-05-18
JP6692109B2 JP6692109B2 (ja) 2020-05-13

Family

ID=58713798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015212572A Active JP6692109B2 (ja) 2015-10-29 2015-10-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6692109B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019076242A (ja) * 2017-10-20 2019-05-23 株式会社オカムラ 天板昇降式什器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019076242A (ja) * 2017-10-20 2019-05-23 株式会社オカムラ 天板昇降式什器

Also Published As

Publication number Publication date
JP6692109B2 (ja) 2020-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3136478U (ja) 平台組み合わせフレーム
US7946664B2 (en) Corrugated shelf
US10610011B1 (en) Portable tabletop lectern suitable for mass-manufacture
EP2689690A2 (en) Assembly and structuring system based on laminated and corrugated cardboard
CA3123659C (en) Construction system and method and related articles
JP2017080126A (ja)
KR200479750Y1 (ko) 조립식 칠판 스탠드
JP5419552B2 (ja) ユニット本棚
JP2015000255A (ja) 複合板材、複合板材の製造方法、天板
US9254623B2 (en) Quick assembling furniture
KR101755007B1 (ko) 접이식 받침부가 구비된 액자
JP2022061151A (ja)
JP6563236B2 (ja) テーブル用天板を生産する方法
US20040045249A1 (en) Method for producing objects, volumes, furniture modules and furniture, and articles produced by said method
JP3172928U (ja) 広告表示体
CN201088352Y (zh) 一种纸质展示货架
JP3156973U (ja) 組立家具用箱型ユニット
JP2009119037A (ja) 段ボール棺
JP3218790U (ja) 紙製家具
JP3246325U (ja) 折り畳み盆棚
JP3231901U (ja) 本棚
JP3208116U (ja) 物品設置用箱及び物品設置用箱ユニット
KR20120002363U (ko) 탁상용 캘린더 받침대
JP2013052050A (ja) 組立式台座
KR200473860Y1 (ko) 종이가구

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181024

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200407

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6692109

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350