JP3246325U - 折り畳み盆棚 - Google Patents

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建宏 守屋
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株式会社モリヤ
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Abstract

【課題】収納スペースを低減し、かつ重さが軽く、組み立てる際や運ぶ際の負担が軽減された盆棚を提供すること。【解決手段】本考案に係る折り畳み盆棚1は、棚枠2と、棚板3を備え、棚枠2は、いずれも矩形状に構成された、第1の側枠21、背枠22及び第2の側枠23を有し、第1の側枠21の幅方向の一方の端辺212及び背枠22の幅方向の一方の端辺221、並びに背枠22の幅方向の他方の端辺222及び第2の側枠23の幅方向の一方の端辺231がそれぞれ連結されており、第1の側枠21の第1の面213、背枠22の第1の面223及び第2の側枠23の第1の面233が同じ側に配置されており、第1の側枠21の第1の面213及び背枠22の第1の面223、並びに背枠23の第2の面224及び第2の側枠23の第2の面234が合わさるようにして折り畳み可能である。【選択図】図1

Description

本考案は、折り畳み盆棚に関するものである。
お盆に先祖を祀るため、盆棚を飾る風習がある。盆棚とは、位牌や供え物を置く棚であり、サイズとしては、通常、幅50~100cm、奥行き50~100cm、高さ100~200cmのものが用いられている。特に、各部をビス等で留める作業は、各部材の重さや大きさが多いため作業性が悪く、箇所も多いため、組み立ての作業が煩雑となっている。また、このような盆棚は、一年にお盆の時期のみ使用するものであり、収納にもまとまったスペースが必要となる。
例えば、特許文献1には、上段板の幅方向の両端に、2枚の側板が蝶番で連結され、折り畳み可能に構成された盆棚が開示されている。側板は、その高さ方向が上段板の幅方向に沿って、2枚並ぶように折り畳まれる。折り畳みのできないものと比べると、ビス等で留める作業がなくなったため、組み立ての作業の負担は軽減されている。
実用新案登録第3144466号公報
しかしながら、特許文献1の盆棚は、折り畳んだ際に、幅方向が高さ方向の2倍になり、収納にスペースを要する。また、本体の重量が重く、組み立てる際や運ぶ際の負担は依然として大きい。
本考案は以上の実情に鑑みてなされたものであり、収納スペースを低減し、かつ重さが軽く、組み立てる際や運ぶ際の負担が軽減された盆棚を提供することを目的とする。
本考案者は上述した課題を解決するため、検討を重ねた。その結果、棚枠と、棚板を備え、棚枠は、いずれも矩形状に構成された、第1の側枠、背枠及び第2の側枠を有し、第1の側枠の幅方向の一方の端辺及び背枠の幅方向の一方の端辺、並びに背枠の幅方向の他方の端辺及び第2の側枠の幅方向の一方の端辺がそれぞれ連結されており、第1の側枠の第1の面、背枠の第1の面及び第2の側枠の第1の面が同じ側に配置されており、第1の側枠の第1の面及び背枠の第1の面、並びに背枠の第2の面及び第2の側枠の第2の面が合わさるようにして折り畳み可能であるか、又は第1の側枠の第2の面及び背枠の第2の面、並びに背枠の第1の面及び第2の側枠の第1の面が合わさるようにして折り畳み可能である盆棚によれば、重さが軽く、組み立てる際や運ぶ際の負担が軽減されることを見出し、本考案を完成するに至った。具体的に、本項案は以下のものを提供する。
(1)棚枠と、棚板を備え、
前記棚枠は、いずれも矩形状に構成された、第1の側枠、背枠及び第2の側枠を有し、
前記第1の側枠の幅方向の一方の端辺及び前記背枠の幅方向の一方の端辺、並びに前記背枠の幅方向の他方の端辺及び前記第2の側枠の幅方向の一方の端辺がそれぞれ連結されており、
前記第1の側枠の第1の面、前記背枠の第1の面及び前記第2の側枠の第1の面が同じ側に配置されており、
前記第1の側枠の第1の面及び前記背枠の第1の面、並びに前記背枠の第2の面及び前記第2の側枠の第2の面が合わさるようにして折り畳み可能であるか、又は前記第1の側枠の第2の面及び前記背枠の第2の面、並びに前記背枠の第1の面及び前記第2の側枠の第1の面が合わさるようにして折り畳み可能である
折り畳み盆棚。
(2)組み立て状態において、前記第1の側枠の第1の面及び前記第2の側枠の第1の面が対向し、
少なくとも前記第1の側枠の第1の面及び前記第2の側枠の第1の面に、それぞれの面から組み立て状態の前記折り畳み盆棚の内部に向けて、前記棚板を設置するための棚板指示部を有する
前記(1)に記載の折り畳み盆棚。
(3)前記第1の側枠の幅方向の一方の端辺及び前記背枠の幅方向の一方の端辺、並びに前記背枠の幅方向の他方の端辺及び前記第2の側枠の幅方向の一方の端辺の連結が、屏風蝶番によってなされる
前記(1)又は(2)に記載の折り畳み盆棚。
本考案によれば、収納スペースを低減し、かつ重さが軽く、組み立てる際や運ぶ際の負担が軽減された盆棚を提供することができる。
本実施形態の折り畳み盆棚の組み立て状態における斜視模式図である。 本実施形態の折り畳み盆棚の棚枠を展開した平面模式図である。 本実施形態の折り畳み盆棚の組み立て時のA-A断面図である。 本実施形態の折り畳み盆棚の折り畳み方について説明するための模式図である。 本実施形態の折り畳み盆棚の組み立て状態におけるB-B断面図である。
本考案の実施形態に係る折り畳み盆棚は、棚枠と、棚板を備え、棚枠は、いずれも矩形状に構成された、第1の側枠、背枠及び第2の側枠を有し、第1の側枠の幅方向の一方の端辺及び背枠の幅方向の一方の端辺、並びに背枠の幅方向の他方の端辺及び第2の側枠の幅方向の一方の端辺がそれぞれ連結されており、第1の側枠の第1の面、背枠の第1の面及び第2の側枠の第1の面が同じ側に配置されており、第1の側枠の第1の面及び背枠の第1の面、並びに背枠の第2の面及び第2の側枠の第2の面が合わさるようにして折り畳み可能であるか、又は第1の側枠の第2の面及び背枠の第2の面、並びに背枠の第1の面及び第2の側枠の第1の面が合わさるようにして折り畳み可能である。
以下、より具体的に、図を用いて説明する。図1は、本実施形態の折り畳み盆棚の組み立て状態における斜視模式図である。図2は、本実施形態の折り畳み盆棚の棚枠を展開した平面模式図である。
図1に示す折り畳み盆棚1は、主として、棚枠2と、棚板3と、幕板4とを備える。このうち棚枠2は、いずれも矩形状に構成された、第1の側枠21、背枠22及び第2の側枠23を有する。ここで、「矩形状に構成された」とは、枠の外輪郭が矩形であることをいう。
第1の側枠21の幅方向(図2の紙面横方向。以下同じ。)の一方の端辺212及び背枠22の幅方向の一方の端辺221、並びに背枠22の幅方向の他方の端辺222及び第2の側枠23の幅方向の一方の端辺231がそれぞれ連結されている。
ここで、第1の側枠21の第1の面213、背枠22の第1の面223及び第2の側枠23の第1の面233は同じ側に配置されており、いずれも組み立て状態において折り畳み盆棚1の内側に配置される。同様に、第1の側枠21の第2の面214、背枠22の第2の面224及び第2の側枠23の第2の面234は同じ側に配置されており、いずれも組み立て状態において折り畳み盆棚1の外側に配置される。すなわち、組み立て状態において、第1の側枠21の第1の面213及び第2の側枠23の第1の面233が対向している。なお、図示しないが、折り畳み盆棚1において、第1の側枠21及び第2の側枠23の対向距離を固定するため、保持具を設けてもよい。その形状や大きさ等は限定されない。
第1の側枠21、背枠22及び第2の側枠23のそれぞれは、四本の四角柱状体が矩形の各辺を構成してなるものである。例えば木材を主として棚枠を構成する場合、四本の四角柱状体を釘や接着剤で構成してもよいし、一つの木材から一つの柱状体を切り出してもよい。
また、第1の側枠21、背枠22及び第2の側枠23のそれぞれを構成する柱状態の形状は四角形のものに限られず、円柱体、他の多角形柱体でもよい。
第1の側枠21、背枠22及び第2の側枠23のそれぞれは、矩形の枠の内部に、機械的強度を担保する観点から、間柱215,225,235が設けられている。図1~4においては、第1の側枠21、背枠22及び第2の側枠23のそれぞれにおいて、間柱215,225,235は一本の四角柱として示しているが、その本数や形状は限定されるものではない。また、間柱の位置も、枠状体の中に存在する限りにおいて限定されるものではない。
また、間柱215,235の下部にはそれぞれ、折り畳み盆棚1の組み立て状態(図1参照)において、折り畳み盆棚1の内部に向けて棚板3を設置するための棚板支持部216,236が設けられている。これらの棚板指示部216,236は、折り畳み盆棚1の組み立て状態において、折り畳み盆棚1の内部に向けて凸状に延在してなる。図3は、本実施形態の折り畳み盆棚の組み立て状態におけるA-A断面図である。なお、図3において、背枠22を省略している。棚板3の大きさを、一辺が第1の側枠21、背枠22及び第2の側枠23の一辺よりやや小さくすることで、第1の側枠21、背枠22及び第2の側枠23で囲まれたスペースに入れることはできるが、図3に示すように、この棚板支持部216,236により、それよりも下方への落下を防止し、盆棚としての機能を担保することができる。
なお、図1~5において、棚板支持部216,236は、間柱215,235の下部に連結するように設けているが、その位置や大きさは限定されるものではない。また、棚板支持部216,236は、第1の側枠21及び第2の側枠23の幅方向と平行する一本の四角柱状体としているが、棚板支持部216,236は、棚板を支持可能である限りにおいて、その数や形状は限定されるものではない。
図4に、本実施形態の折り畳み盆棚の折り畳み方について説明するための模式図である。折り畳み盆棚1を折り畳む際には、第1の側枠の第1の面213及び背枠の第1の面223、並びに第2の側枠の第2の面233及び背枠の第2の面224が合わさるようにして折り畳み可能に構成されている。
上述のような折り畳み可能な構成するためには、例えば、第1の側枠21の幅方向(図2の紙面横方向。以下同じ。)の一方の端辺212及び背枠22の幅方向の一方の端辺221、並びに背枠22の幅方向の他方の端辺222及び第2の側枠23の幅方向の一方の端辺231の連結を、回転可動部としての屏風蝶番24によりなせばよい。なお、回転可動部は、屏風蝶番24に限られるものではなく、上述のように折り畳み可能であれば特に限定されるものではない。
なお、折り畳み盆棚1は、逆の折り畳み方も可能である。すなわち、第1の側枠21の第2の面213及び背枠22の第2の面224、並びに背枠22の第1の面223及び第2の側枠23の第1の面233が合わさるようにして折り畳み可能である。
幕板4は、折り畳み盆棚1に高級感や意匠性を付与するものであってよい。図示しないが、一実施形態においては、中央部に模様を掘ったり、中抜きしたりしたものが用いられてもよい。幕板4としては、何らかの手段により、第1の側枠21及び第2の側枠23に固定できればよい。
図5は、本実施形態の折り畳み盆棚の組み立て状態におけるB-B断面図である。第1の側枠21及び第2の側枠23のうち、上辺の下部に折り畳み盆棚1の内部に向けて(図5の断面の紙面奥から手前に向けて)延在する凸状の幕板支持部217を設け、B-B断面において凹状に加工した幕板4と、凹凸で篏合することで、幕板4を固定する。なお、幕板4の固定方法としては、この例に限られるものではない。
第1の側枠21、背枠22及び第2の側枠23の主たる部分の材質としては、特に限定されないが、木材又は軽量の金属材(例えばステンレス、アルミ等)で構成されることが好ましい。なお、これ以外にも、枠を形成するための釘や金具等、その他のパーツ等を設けることを排除する意図ではない。
このような折り畳み盆棚1では、屏風折で折り畳むため、背板及び側板一枚分の高さ及び幅と三枚分の厚みで収納スペースを低減することができる。また、枠状体として盆棚を構成しているため、重さが軽く、組み立てる際や運ぶ際の負担が軽減される。
以上、本実施形態の折り畳み盆棚について、図1~5に具体例を示して説明したが、本実施形態の盆棚は、図1~5に具体例を示したものに限定されず、各部の大きさ、形状、位置等は本考案の折り畳み盆棚の効果を阻害しない限りにおいて、適宜変更を加えることができる。例えば、盆棚には、行灯や竹、ほおづき、盆ゴザ等を通常飾り付けるが、そのための留め金を設ける等してもよい。
1 折り畳み盆棚
2 棚枠
21 第1の側枠
22 背枠
23 第2の側枠
24 屏風蝶番
212 第1の側枠の幅方向の一方の端辺
221 背枠の幅方向の一方の端辺
222 背枠の幅方向の他方の端辺
231 第2の側枠の幅方向の一方の端辺
213,223,233 第1の面
214,224,234 第2の面
215,225,235 間柱
216,236 棚板支持部
217 幕板支持部
3 棚板
4 幕板

Claims (3)

  1. 棚枠と、棚板を備え、
    前記棚枠は、いずれも矩形状に構成された、第1の側枠、背枠及び第2の側枠を有し、
    前記第1の側枠の幅方向の一方の端辺及び前記背枠の幅方向の一方の端辺、並びに前記背枠の幅方向の他方の端辺及び前記第2の側枠の幅方向の一方の端辺がそれぞれ連結されており、
    前記第1の側枠の第1の面、前記背枠の第1の面及び前記第2の側枠の第1の面が同じ側に配置されており、
    前記第1の側枠の第1の面及び前記背枠の第1の面、並びに前記背枠の第2の面及び前記第2の側枠の第2の面が合わさるようにして折り畳み可能であるか、又は前記第1の側枠の第2の面及び前記背枠の第2の面、並びに前記背枠の第1の面及び前記第2の側枠の第1の面が合わさるようにして折り畳み可能である
    折り畳み盆棚。
  2. 組み立て状態において、前記第1の側枠の第1の面及び前記第2の側枠の第1の面が対向し、
    少なくとも前記第1の側枠の第1の面及び前記第2の側枠の第1の面に、それぞれの面から組み立て状態の前記折り畳み盆棚の内部に向けて、前記棚板を設置するための棚板指示部を有する
    請求項1に記載の折り畳み盆棚。
  3. 前記第1の側枠の幅方向の一方の端辺及び前記背枠の幅方向の一方の端辺、並びに前記背枠の幅方向の他方の端辺及び前記第2の側枠の幅方向の一方の端辺の連結が、屏風蝶番によってなされる
    請求項1又は2に記載の折り畳み盆棚。

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