JP3208063U - 台状構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】保管に要するスペースが少なく、かつ保管状態〜使用状態の形態の遷移が容易な台状構造体を提供する。【解決手段】ハニカム構造を有する紙製パネルボードからなる3つの前コア材22、中央コア材24、後コア材26が面一に並べられて台本体が形成されている。夫々のコア材は、他よりも厚みのある中央の層とその上下の中央よりも厚みの小さい層が積層された3層構造を有している。そして、各々のコア材の表面と裏面に樹脂製のマット30が接着される。樹脂製のマット30は表面では前コア材22と中央コア材24に亘って一枚、後コア材26に一枚の計2枚が貼り付けられる。一方、コア材の裏面においては、前コア材22に一枚、中央コア材24と後コア材後26に亘って一枚の樹脂製マット30が接着される。【選択図】図1

Description

本考案は、折り畳み可能な台状構造体に関するものである。
大規模な自然災害による避難所生活やアウトドアレジャーなど、非日常の生活においては、簡易ベッドや簡易テーブルに代表される簡易的な台状の構造体が必要とされる。
このため、台状構造体の一つとして従来から段ボール製の簡易ベッドが提案されている。例えば特開2012-235819号(以下「特許文献1」という。)には、中空構造をなすための立体加工が施されたコア材の表裏両面に平板状の外装材を積層してなる合成樹脂製の中空板材からなり、その板材から切り出されて矩形状に切り揃えられた複数の横枠構造片と縦枠構造片とを、それぞれに形成されたスリットを咬み合わせて格子状に配置することによって組み立てられた基台の上に、中空板材を切り出した天板を載置することによって組み立てられる簡易ベッドが提案されている。
特開2012−235819号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている簡易ベッドでは、耐水性はあるものの、構成部材が多く保管状態から使用状態にするまで、使用状態から保管状態にするまでに手間がかかるうえ、保管場所に整然と積み上げておくことができない。
そこで、本考案は上記の問題点を解決することを課題としており、保管に要するスペースが少なく、かつ保管状態〜使用状態の形態の遷移が容易な台状構造体を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本考案は、ハニカム構造を有する紙製パネルボードを用いた折り畳み可能な構造を有する台状構造体であることを主な特徴とする。
すなわち、第1の本考案の台状構造体は、折り畳み可能な台状構造体であって、ハニカム構造を有する紙製パネルボードからなる複数のコア材を面一に並べて構成された台本体と前記台本体の少なくとも表面に接着された樹脂製のマットを備えることを特徴とする。
第1の本考案は、ハニカム構造を有する紙製パネルボードからなる複数のコア材を面一に並べて構成された台本体の表面に樹脂製のマットを接着することで、樹脂製のマットにより隣接するコア材同士を折り曲げ可能に連結している。例えば2個のコア材で台本体を構成して、台本体の表面全部に樹脂製のマットを接着すれば、コア材の連結部において樹脂製マット同士が重なる方向に台状構造体を折り曲げることができる。
さらにコア材にハニカム構造を有する紙製パネルボードを用いることで、一般的な段ボール紙と比べてコア材の圧縮強度、曲げ強度を大きくすることができる。
また、必要に応じてコア材の側端部を紙製のL型アングル材(角当て材)で補強することもできる。
樹脂製のマットは、断熱性や防湿、防水性に優れているものが好ましく、無架橋でポリエチレンに無数の独立気泡を形成させた高発泡ポリエチレンシートが空気バネ的なクッション性も持ち合わせている点で、より好適である。
さらに、第2の本考案の台状構造体は、第1の本考案の台状構造体において、樹脂製のマットによって隣接するコア材の表面同士又は裏面同士が交互に連結されていることを特徴とする。
樹脂製のマットによって隣接するコア材の表面同士又は裏面同士が交互に連結されていることで、複数のコア材がつづら折の状態で保管できる。例えばコア材が4個の場合は、一端から谷折り、山折り、谷折りで折り重ねることができる。
こうすることで保管時の占有面積は使用時の1/4になる。
また、使用時には両端のコア材を左右に引っ張るだけで伸展することができる。
さらに、第3の本考案の台状構造体は、第1または第2の本考案の台状構造体において、複数のコア材間に屈曲防止手段を有することを特徴とする。
コア材とコア材の連結箇所に屈曲防止手段を有することで、本考案の台状構造体の底面の一部を支えることにより床面から浮かすことができる。そうすると、本考案の台状構造体に人が腰掛けることも可能となる。
屈曲防止手段としては、例えば各コア材の側面にサドルを設けて、そのサドルに金属棒を貫通させる構造がある。
要するに、台状構造体の使用時に樹脂製のマットで連結されていない側のコア材間が開かないように固定できる手段であればよい。
さらに第4の本考案の台状構造体は、第1〜第3の本考案の台状構造体において、屈曲防止手段が、隣接するコア材の両方を貫通する形態でトンネル状に設けられたロックピース貫通穴とロックピース貫通穴に移動自在に挿入されたロックピースから構成され、台本体の伸展方向の一方(以下「S側」という。)のコア材に設けられたロックピース貫通穴はロックピースの全長よりも短く、他方(以下「L側」という。)のコア材に設けられたロックピース貫通穴は、ロックピースの全長よりも長いことを特徴とする。以下ロックピースの全長よりも短いロックピース貫通穴をロックピース貫通穴S、ロックピースの全長よりも長いロックピース貫通穴をロックピース貫通穴Lとする。
この構造により、台状構造体を保管時の折り畳まれた状態から伸展させたときに、台状構造体のS側を下に向けると、全てのロックピースが自重によりロックピース貫通穴S側に落下する。このロックピース貫通穴Sの全長はロックピースよりも短いため、ロックピースのL側はロックピース貫通穴Lに残り、これによりコア材の連結部の屈曲が防止される。
また、台状構造体を折り畳んで保管するときには、伸展状態のままL側を下にすれば、全てのロックピースが自重によりロックピース貫通穴Lに落下する。そして、ロックピース貫通穴Lの全長はロックピースよりも長いため、ロックピース全体がロックピース貫通穴L内に収まり、コア材間の折り曲げが可能となる。
このように、重力を利用することで、簡単に台状構造体の屈曲防止の制御を行うことができる。
さらに第5の本考案の台状構造体は、第1〜第4の台状l構造体において、片面段ボール紙を巻いて形成された足部が台本体の下部に設けられたことを特徴とする。
片面段ボール紙を巻いて円柱状に形成された足部を本考案の台本体の下面に設けることで、台状構造体を設置面から浮かすことができる。これにより、台状構造体の上面の高さを調整することが可能となり、簡易ベッドや簡易テーブルとしての使い勝手が向上する。
なお、台状構造体を折り畳んで保管する場合を考慮すると、足部は脱着可能な構造とすることが好ましい。
例えば、台本体の下面に足部の断面形状と一致する凹部を設け、そこへ足部を挿入することで実現できる。
そして、保管時に足部を外せば台状構造体は折り畳むことができる。
本考案の台状構造体に代表される物品としては、簡易ベッド、簡易テーブル、簡易ベンチ等がある。
本考案の台状構造体は、折り畳み可能とすることで保管時の占有スペースを小さくすることができる。また、コア材にハニカム構造を有する紙製パネルボードを用いることで、一般的な段ボール紙と比べてコア材の圧縮強度、曲げ強度を大きくすることができる。さらに表面に樹脂製のマットを用いることで、断熱性や防湿、防水性、クッション性に優れる。
そして、自重により移動するロックピースを用いることで、容易に台状構造体の屈曲の防止、解除が可能となる。
本考案の第一実施例を示す斜視図である。 本考案の第一実施例の折り曲げ状態を示す側面図である。 本考案の屈曲防止手段の一例を示す側面図である。 本考案の第二実施例を示す斜視図である。 本考案の第二実施例のロックピースのS側動作説明図である。 本考案の第二実施例のロックピースのL側動作説明図である。 本考案の第三実施例を示す斜視図である。
本考案は、折り畳み可能な台状構造体を、コア材としてハニカム構造を有する紙製パネルボードを用い、その表面に樹脂製のマットを接着することで実現した。以下に本考案の好ましい実施の形態について図を用いて説明する。
図1は、本考案の第一実施例を示す斜視図、図2は同折り曲げ状態を示す側面図である。図3は本考案の屈曲防止手段の一例を示す側面図である。
図1に示すように、ハニカム構造を有する紙製パネルボードからなる3つの前コア材22、中央コア材24、後コア材26が面一に並べられて台本体10が形成されている。夫々のコア材は、他よりも厚みのある中央の層とその上下の中央よりも厚みの小さい層が積層された3層構造を有している。
そして、各々のコア材の表面と裏面に樹脂製のマット30が接着される。樹脂製のマット30は表面では前コア材22と中央コア材24に亘って一枚、後コア材26に一枚の計2枚が貼り付けられる。
一方、コア材の裏面においては、前コア材22に一枚、中央コア材24と後コア材後26に亘って一枚の樹脂製マット30が接着される。
このように各々3つに分かれた3層のコア材20と、樹脂製のマット30が積層されて台本体10が構成されるが、より曲げ強度を確保したい場合には、各々のコア材の側端部に紙製のL型アングル材(図示省略)を設けることもできる。
樹脂製のマット30が前述のように表面、裏面で異なった接着態様になっていることで、本実施例の台状構造体は、図2に示すように樹脂製のマット30を蝶番代わりにしてつづら折りになる。
コア材20の数を増やせば、何段でもつづら折りにして保管することができる。
なお、樹脂製マット30には断熱性や防湿、防水性、クッション性に優れる無架橋による高発泡ポリエチレンシートを用いることが好ましい。
図3は、屈曲防止手段の一例を示す側面図である。保管時には折り畳み可能である反面、使用時に地面や床面に直に伸展しない場合は、屈曲を防止する必要がある。
図3では、前コア材22、中央コア材24、後コア材26の各々にサドル60が設けられている。
そして、台状構造体の伸展時には、このサドル60に金属棒58を挿入してコア材20の接続部での屈曲を防止する。
保管時には、金属棒58をサドル60から抜くと、台状構造体は折り畳むことができる。
図4は、本考案の第二実施例を示す斜視図である。3層構造のコア材20のうち、中央層のコア材20以外は、第一実施例と同じ構造である。
図4のとおり、中央層のコア材20には、ロックピースの貫通穴S52及びL54が対で設けられ、それぞれの対の中にロックピース56が移動可能に収容されている。
この構造による屈曲防止の仕組みを図5と図6を用いて説明する。
図5は、ロックピース56がL側に移動した状態を示している。ロックピース56はその全長がロックピース貫通穴Sよりも長いため、ロックピース貫通穴SとLに亘る位置にある。このため、ロックピース56が閂の役割を果たし、台状構造体は上下から力が加えられても屈曲しない。
この状態は、台状構造体を伸展させた際にS側を下にするだけで実現される。ロックピースが自重により下に移動するからである。
次に図6を用いて、屈曲防止手段の解除状態について説明する。
図6は、ロックピース56がL側に位置する状態を示している。ロックピース貫通穴L54の全長はロックピース56よりも長いため、ロックピース56の全体がロックピース貫通穴L54内に収容される。
したがって、コア材前22とコア材中央24の間及びコア材中央24とコア材後26の間が屈曲自在になり、台状構造体をつづら折りにすることができる。
台状構造体を保管するときには、L側を下に向けるだけでよい。全てのロックピース56が、自重によりL側に移動するからである。
図7は、本考案の第三の実施例を示す斜視図である。
第一又は第二の実施例の台本体10の下面に4つの足部40が取り付けられている。この足部40は片面段ボールを巻いて形成されている。台本体10の裏面には円形状の凹部(図示省略)が設けられ、その凹部に足部40の上部が挿入されている。
足部40を設けることにより、台本体10の上面の高さが任意に設定できる。
以上説明した実施例では、コア材20は3層構造であったが、大きな曲げ強度が要求されない台状構造体、例えば、キャンプ用の簡易テーブルの場合は、一層構造でも問題はない。
コア材20を多層構造にするか、単層構造にするかは、要求される強度と、重量の関係で決定されることになる。
1 台状構造体
10 台本体
20 コア材
22 前コア材
24 中央コア材
26 後コア材
30 樹脂製のマット
40 足部
52 ロックピース貫通穴S(屈曲防止手段)
54 ロックピース貫通穴L(屈曲防止手段)
56 ロックピース(屈曲防止手段)
58 金属棒(屈曲防止手段)
60 サドル(屈曲防止手段)

Claims (5)

  1. 折り畳み可能な台状構造体であって、ハニカム構造を有する紙製パネルボードからなる複数のコア材を面一に並べて構成された台本体と前記台本体の少なくとも表面に接着された樹脂製のマットを備えることを特徴とする台状構造体
  2. 前記樹脂製のマットによって隣接する前記コア材の表面同士又は裏面同士が交互に連結されていることを特徴とする請求項1記載の台状構造体
  3. 前記複数のコア材間に屈曲防止手段を有することを特徴とする請求項1に記載の台状構造体
  4. 前記屈曲防止手段が隣接する前記コア材の両方を貫通する形態でトンネル状に設けられたロックピース貫通穴と前記ロックピース貫通穴に移動自在に挿入されたロックピースから構成され、前記台本体の伸展方向の一方の前記コア材に設けられた前記ロックピース貫通穴は前記ロックピースの全長よりも短く、他方の前記コア材に設けられた前記ロックピース貫通穴は前記ロックピースの全長よりも長いことを特徴とする請求項1〜3に記載の台状構造体
  5. 片面段ボール紙を巻いて形成された足部が前記台本体の下部に設けられたことを特徴とする請求項1〜4に記載の台状構造体
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