JP3176385U - 薄畳 - Google Patents

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泰勝 浅井
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Abstract

【課題】軽量でかつ弾力性、断熱性及び吸音性に優れた薄畳を提供する。
【解決手段】木質繊維ボード製の芯材13と、芯材13の表面に積層したプラスチック段ボール14の2層構造として、それらの表裏両面に独立発泡プラスチック製クッション材15,17を積層する。
【選択図】図1

Description

本考案は、全体の厚みが25mm以下の薄畳に関する。
近時、稲わら製の芯材に代えて木質繊維ボードを使用し、全体の厚みが25mm以下の薄畳が市場に供給されている。
この種の薄型畳の一形式として、特許第3588700号公報には、木質繊維ボードの表裏にプラスチック段ボールを積層し、表側のプラスチック段ボールに厚紙若しくはポリプロピレンクロス製の保護シートを積層し、裏側のプラスチック段ボールにゴム製の保護シートを積層し、表側の保護シートを畳表で被覆した薄畳が開示されている。
特許第3588700号
この種の薄畳には、運搬や施工を容易にするため軽量性が求められる。また、寝転んだり、座ったりしたとき心地良い体感の得られる弾力性が求められる。さらにまた、室内が夏季は涼しく、冬季は暖かくなるように空調効果を保てる高い断熱性が求められる。また上階の足音が階下に伝わるのを防止できる吸音性が求められる。
木質繊維ボートの芯材の表裏両面にプラスチックダンボールを積層した従来の薄畳は、所要の軽量性は確保できるものの、弾力性、断熱性及び吸音性、とりわけ、吸音性が悪く、使用した場合、上階の足音や落下音が伝わり易い。
本考案はかかる点に鑑み、軽量でかつ弾力性、断熱性及び吸音性に優れた薄畳を提供することを目的とする。
請求項1に記載の考案に係る薄畳は、全体の厚みが25mm以下の薄畳であって、木質繊維ボード製の芯材の表面にプラスチック段ボールを積層し、プラスチック段ボールに独立発泡プラスチック製の表側クッション材を積層し、
芯材の裏面に独立発泡プラスチック製の裏側クッション材を積層し、
表側クッション材を畳表で被覆するとともに、裏側クッション材を裏紙で被覆したことを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の薄畳において、前記芯材を表側芯材と裏側芯材の2層構造で構成するとともに、表側芯材に裏側芯材より軟質の材料を用いたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記芯材を表側芯材と裏側芯材の2層構造で構成するとともに、表側芯材にインシュレーションボードを用い、裏側芯材にセミケミカルパルプボードを用いたことを特徴とする。
請求項1に記載の考案に係る薄畳によれば、木質繊維ボード製の芯材と、芯材の表面に積層したプラスチック段ボールの2層構造によって所要の弾力性が確保できる。
そして、芯材の表裏両面に積層した独立発泡プラスチック製クッション材の防振効果により足音や落下音が吸収されるので、高い吸音効果を得ることができる。
また、独立発泡プラスチック製クッション材は気泡内部に空気を含むので、気泡の空気層によって、高い断熱性を得ることができる。
請求項2に記載の考案によれば、芯材を軟質材と硬質材の2層構造にしたので、プラスチック段ボールと軟質芯材及び硬質芯材の3層構造により弾力度の調整が可能となり、所望の弾力性が得易くなる。
請求項3に記載の考案に係る薄畳によれば、セミケミカルパルプボードとインシュレーションボードから成る芯材と、芯材の表面に積層したプラスチック段ボールの2層構造によって所要の弾力性が確保できる。
また、裏側芯材にセミケミカルパルプボードを使用したので、より軽量化を図ることができる。
本考案の第1実施例に係る薄畳を示す部分断面図である。 本考案の第2実施例に係る薄畳を示す部分断面図である。
以下に本考案を図面に基づき説明する。図1には本考案の第1実施例に係る薄畳が示されている。当該薄畳10は裏側芯材として木質繊維ボードの一種であるハードボード11の上に、表側芯材として、同じく木質繊維ボードの一種であるインシュレーションボート12を積層して形成した芯材13を備えている。
芯材13の表側を構成するインシュレーションボード12は芯材13の裏側を構成するハードボード11より軟質の材料が用いられている。
芯材13の表面にはプラスチック段ボール14が積層され、プラスチック段ボール14の表面に独立発泡プラスチック製の表側クッション材15としてポリエチレンシートが積層されている。そして、表側クッション材15の表面が畳表16で被覆されている。
芯材13の裏面には独立発泡プラスチック製の裏側クッション材17としてポリプロピレンシートが積層され、該裏側クッション材17が裏紙18で被覆されている。畳表16、表側クッション材15、プラスチック段ボール14、インシュレーションボード12、ハードボード11、裏側クッション材17及び裏紙18は一体に縫着されている。
それぞれ、畳表16は2mm、表側クッション材17は2mm、プラスチック段ボール14は2.5mm、インシュレーションボード12は5mm、ハードボード11は1.5mm、裏側クッション材17は2.5mmの厚さのものが使用されており、薄畳10の全体の厚さは約15.5mmとなっている。
第1実施例に係る薄畳10の構造は以上の通りであって、木質繊維ボード製の芯材13と、芯材13の表面に積層したプラスチック段ボール14の2層構造によって所要の弾力性が確保できる。
そして、芯材13の表裏両面に積層した独立発泡プラスチック製クッション材15,17の防振効果により足音や落下音が吸収されるので、高い吸音効果を得ることができる。
また、独立発泡プラスチック製クッション材15,17は気泡によって空気層が形成されているので、高い断熱性を得ることができる。
また、本実施例に係る薄畳10では、芯材13を軟質芯材12と硬質芯材11の2層構造にしたので、プラスチック段ボール14と軟質芯材12及び硬質芯材11の3層構造により弾力度の調整が可能となり、所望の弾力性が得易くなる。
本考案の第2実施例に係る薄畳20を図2に示す。第2実施例に係る薄畳20の芯材21は裏側芯材22と表側芯材12から成る2層構造を有し、表側芯材12にはインシュレーションボードが用いられている。また、裏側芯材22には、セミケミカルパルプ法で製造され、段ボールの中芯や新聞用紙の主原料となるセミケミカルパルプを板状に成形したセミケミカルパルプボードが用いられている。
なお、第2実施例に係る薄畳20の他の構造は第1実施例に係る薄畳10と同じであるので、同一の構成要素に同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施例に係る薄畳20によれば、セミケミカルパルプボード製の裏側芯材22と、インシュレーションボード製の表側芯材12から成る芯材21と、芯材21の表面に積層したプラスチック段ボール14の3層構造によって所要の弾力性が確保できる。
また、裏側芯材22にセミケミカルパルプボードを使用したので、より軽量化を図ることができる。
10,20…薄畳
11…裏側芯材(ハードボード)
12…表側芯材(インシュレーションボード)
13,21…芯材
14…プラスチック段ボール
15…表側クッション材
16…畳表
17…裏側クッション材
18…裏紙
22…裏側芯材(セミケミカルパルプボード)

Claims (3)

  1. 全体の厚みが25mm以下の薄畳であって、木質繊維ボード製の芯材の表面にプラスチック段ボールを積層し、プラスチック段ボールに独立発泡プラスチック製の表側クッション材を積層し、
    芯材の裏面に独立発泡プラスチック製の裏側クッション材を積層し、
    表側クッション材を畳表で被覆するとともに、裏側クッション材を裏紙で被覆したことを特徴とする薄畳。
  2. 前記芯材を表側芯材と裏側芯材の2層構造で構成するとともに、表側芯材に裏側芯材より軟質の材料を用いたことを特徴とする請求項1に記載の薄畳。
  3. 前記芯材を表側芯材と裏側芯材の2層構造で構成するとともに、表側芯材にインシュレーションボードを用い、裏側芯材にセミケミカルパルプボードを用いたことを特徴とする請求項1に記載の発明。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016023435A (ja) * 2014-07-17 2016-02-08 啓司 岩本 畳床

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