JP3207755U - 鋼製耐震手すり構造 - Google Patents

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岡村 健二
健二 岡村
西澤 英和
英和 西澤
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ロスレス株式会社
西澤 英和
英和 西澤
大島 ▲茂▼樹
大島 ▲茂▼樹
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Abstract

【課題】大規模建物の共用廊下又はベランダ等の突出外床部先端に設置したアーチ型鉄骨支柱及び、これと一体化した鉄骨手すりから構成される外付き架構によって本体建物の耐震性能の大幅な改善を図る鋼製耐震手すり構造を提供する。【解決手段】突出外床部101に設置された手すり2と枠構造1との組み合わせからなり、枠構造1は、突出外床部101の先端部に結合されると共に、水平方向に所定間隔を置いて配置された連結部材10と、連結部材10の下端に連結されると共に、突出外床部101に結合されて、水平方向に延設された梁部材11と、上側の梁部材11と下側の連結部材10とに連結されると共に、水平方向に所定間隔を置いて、垂直方向に延設された柱部材12と、梁部材11と柱部材12との角部に結合されたアーチ型リブ部材13と、を備え、手すり2の両側は、柱部材12に結合される。【選択図】図2

Description

本考案は、マンションやホテル等の中規模建物や大規模建物に設けられる共用廊下又はベランダ等の突出外床部先端に設置される手すりを新しく新設し、構造的に計算された鋼製耐震手すりを利用して本体建物の耐震補強の用に供する構造に関する。
マンションの耐震補強においては、現在よく採用されているX型やV型や、あるいはK型等の筋交いは美観や利便性や敷地条件や設置条件的に採用が困難である場合が多い。
特開2014−152566号公報
マンションの耐震補強においては現在よく採用されているX型やV型や、あるいはK型等の筋交いは美観や利便性や敷地条件や設置条件的に採用が困難である。この課題を解決するために共用部分である廊下またはベランダに着目し、そこに新たに取り付ける鋼製耐震手すりを利用した耐震構面を設置する工法を開発した。
そこで、本考案が解決しようとする課題は、中規模建物や大規模建物の共用廊下又はベランダ等の突出外床部が地震時に突出外床部先端に新たに設置された構造手すりと枠構造とを組み合わせてなる鋼製耐震手すり構造を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本考案に係る鋼製耐震手すり構造は、
中規模建物や大規模建物の突出外床部に設置される鋼製耐震手すり構造であって、
突出外床部に設置された手すりと枠構造との組み合わせからなり、
枠構造は、
突出外床部の先端部に結合されると共に、水平方向に所定間隔を置いて配置された連結部材と、
連結部材の下端に連結されると共に、突出外床部に結合されて、水平方向に延設された梁部材と、
上側の梁部材と下側の連結部材とに連結されると共に、水平方向に所定間隔を置いて、垂直方向に延設された柱部材と、
梁部材と柱部材との角部に結合されたアーチ型リブ部材と、を備え、
手すりの両側は、柱部材に結合される。
好ましくは、
連結部材は、
突出外床部の先端部に嵌め込まれるコ字状の本体部と、
本体部の下面に結合されると共に、梁部材に連結される水平部と、を備える。
本考案に係る鋼製耐震手すり構造は、中規模建物や大規模建物の共用廊下、又はベランダ等の突出外床部に設置される構造耐震手すりと枠構造とを組み合わせてなり、この構造によって、突出外床部の強度が著しく向上し、建物本体の耐震性能を大幅に改善させる。
鋼製耐震手すり構造を備えた中規模建物や大規模建物を示す正面図。 鋼製耐震手すり構造を示す正面図。 (A)は図2のA−A断面図であり、(B)は図2のB−B断面図。 連結部材を示し、(A)は斜視図、(B)は正面図、(C)は側面図。
以下、図面に基づいて、本考案に係る鋼製耐震手すり構造を説明する。
図1の通り、マンションやホテル等の中規模建物や大規模建物100は、複数階層で構成されており、各階に共有廊下又はベランダ等の突出外床部101が設けられる。建物100は、突出外床部101に設置された鋼製の耐震手すり構造を備える。
図2及び図3の通り、耐震手すり構造は、突出外床部101に設置された鋼製の手すり2と鋼製の枠構造1との組み合わせからなる。枠構造1は、水平方向に所定間隔を置いて配置された連結部材10を備える(図2)。連結部材10は、突出外床部101の先端部101aにアンカーボルトで結合される(図3)。
枠構造1は、水平方向に延設された梁部材11を備える。梁部材11は、連結部材10の下端にボルトで連結されると共に、突出外床部101の先端部101aにアンカーボルトで結合される。
枠構造1は、さらに、垂直方向に延設された柱部材12を備える。柱部材12は、その上下端部が、上側の突出外床部101に結合された梁部材11と、下側の突出外床部101に結合された連結部材10と、にボルトを介して連結されると共に、水平方向に所定間隔を置いて配置される。
枠構造1は、さらに、梁部材11と柱部材12との角部にボルトで結合されたアーチ型のリブ部材13を備える。
手すり2は、突出外床部101の先端部101aにアンカーボルトで結合される。手すり2の両側が、柱部材12にボルトで結合される。
梁部材11は、水平方向に隣り合わせのリブ部材13の間(距離L)に曲げ応力が作用する。また、柱部材12は、リブ部材13と手すり12との間(距離H)に曲げ応力が作用する。リブ部材13及び手すり12によって、梁部材11及び柱部材12の距離L及びHが短くなるので、梁部材11及び柱部材12に作用する曲げ応力を小さくできる。
図4の通り、連結部材10は、突出外床部101の先端部101aに嵌め込まれるコ字状の本体部10aを備える。連結部材10は、さらに、本体部10aの下面に溶接結合される水平部10bを備える。水平部10bの両側は、ボルトで梁部材11に連結される。
鋼製耐震手すり構造は、建物100の突出外床部101に設置される手すり2と枠構造1とを組み合わせてなり、この構造によって、外付き手すり架構水平力の強度が著しく向上する。
以上、本考案の好ましい実施形態を説明したが、本発明の構成はこれらの実施形態に限定されるものではない。
1:枠構造、2:手すり、101a:突出外床部の先端部、10:連結部材、10a:本体部、10b:水平部、11:梁部材、12:柱部材、13:アーチ型リブ部、100:建物、101:突出外床部

Claims (2)

  1. 中規模建物や大規模建物の突出外床部に設置される鋼製耐震手すり構造であって、
    前記突出外床部に設置された鋼製耐震手すりと枠構造との組み合わせからなり、
    前記枠構造は、
    前記突出外床部の先端部に結合されると共に、水平方向に所定間隔を置いて配置された連結部材と、
    前記連結部材の下端に連結されると共に、前記突出外床部に結合されて、水平方向に延設された梁部材と、
    上側の前記梁部材と下側の前記連結部材とに連結されると共に、水平方向に所定間隔を置いて、垂直方向に延設された柱部材と、
    前記梁部材と前記柱部材との角部に結合されたアーチ型リブ部材と、を備え、
    前記鋼製耐震手すりの両側は、前記柱部材に結合される
    ことを特徴とする鋼製耐震手すり構造。
  2. 前記連結部材は、
    前記突出外床部の先端部に嵌め込まれるコ字状の本体部と、
    前記本体部の下面に結合されると共に、前記梁部材に連結される水平部と、を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の鋼製耐震手すり構造。
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