JP6752006B2 - 建物ユニットの固定構造及びユニット建物 - Google Patents
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Description
以下、図1〜図8を用いて、本発明に係る建物ユニットの固定構造及びユニット建物の第1実施形態について説明する。
まず、図1及び図2を用いて、ユニット建物の全体構成について説明する。図1には、建物ユニットの配置を二点鎖線で図示すると共に、基礎を断面で図示したユニット建物の縦断面図が示されている。また、図2には、このユニット建物の下層部分の建物ユニットの割付けと基礎の伏図が示されている。
図3には、本発明に係る建物ユニット10の固定構造が適用された一例である建物ユニット12Aを模式的に図示した立面図が示されている。この図に示されるように、建物ユニット12Aにおいて屋内側に配置された桁面40は、左右両端に配置された柱34の下端部が第1の固定部42によって柱受け基礎16にそれぞれ固定されている。さらに、桁面40の床梁38が、長手方向の中間位置を除いた左右両側2か所で第2の固定部44によって梁受け基礎18にそれぞれ固定されている。上記固定構造が本実施形態に係る建物ユニット12の固定構造の要部であると共に特徴でもあるので、以下、この点について詳細に説明する。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
次に、図9を用いて、本発明に係る建物ユニット12の固定構造の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一構成の部材には、同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
なお、本実施形態では、床梁24の両端と反曲点との中間部に第2の固定部44を設定したが、この位置に限定されるものではなく、床梁24の両端と反曲点との間の位置を1箇所又は複数箇所固定してもよい。その場合でも、その位置に応じた効果が得られる。
12 建物ユニット
14 布基礎(基礎)
16 柱受け基礎(基礎)
18 梁受け基礎(基礎)
34 柱
36 天井梁
38 床梁
38C 下フランジ
40 桁面
42 第1の固定部
44 第2の固定部
46 第1のアンカーボルト
48 第2のアンカーボルト
52 クリップナット
56 上挟持部
58 下挟持部
60 連結部
62 ワッシャプレート
64 ナット
68 アンカー孔
70 地盤
72 フーチング
74 立ち上がり部
78 主筋
80 フープ筋
Claims (4)
- 4本の柱と、前記柱の上端部間に架設される4本の天井梁と、前記柱の下端部間に架設される4本の床梁と、を含んで各々構成され、かつ隣接された箱型の一対の建物ユニットと、
前記建物ユニットの桁面における前記柱の下端部を第1のアンカーボルトにより基礎に固定する第1の固定部と、
前記桁面における前記床梁に設けられ、前記床梁の長手方向の両端部と水平荷重により当該床梁に作用する曲げモーメントの反曲点との各中間位置で、当該床梁を第2のアンカーボルトにより前記基礎に固定する第2の固定部と、を有し、
前記一対の建物ユニットにおける隣接した一対の前記床梁は、建物において複数箇所に設けられており、かつ、一の当該一対の床梁と他の一の当該一対の床梁とが相互に直交する方向に配置されており、
前記第2のアンカーボルトが接合される前記基礎は、地盤に埋設されたフーチングと、前記フーチングに立設されかつ上端部に一対の前記第2のアンカーボルトが挿入される一対のアンカー孔が穿設された立ち上がり部と、を有し、
さらに、前記隣接した一対の前記床梁を当該立ち上がり部に固定している当該一対の前記第2のアンカーボルトが、当該第2のアンカーボルトと対向しかつ対角線上に配置された主筋に対して直交して配置されたフープ筋によって平面視で略矩形状に取り囲まれることで、前記一対の床梁が水平方向に一体に連結されている、
建物ユニットの固定構造。 - 前記第2の固定部は、前記床梁の下フランジを挟持する上挟持部及び下挟持部と、当該上挟持部及び当該下挟持部を連結する連結部とを含んだクリップナットを含んで構成されており、
前記上挟持部には、前記床梁よりも板厚が厚く設定されたワッシャプレートが固着され、前記ワッシャプレートにはナットが固着されている、
請求項1記載の建物ユニットの固定構造。 - 請求項1又は請求項2に記載された建物ユニットの固定構造が適用された建物ユニットを1つ以上含んで構成されている、
ユニット建物。 - 前記ユニット建物は、3層の積層構造とされており、
最下層の前記建物ユニットに、請求項1又は請求項2に記載された建物ユニットの固定構造が適用されている、
請求項3記載のユニット建物。
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- 2015-10-05 JP JP2015197735A patent/JP6752006B2/ja active Active
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