JP3207723U - バックミラー装着構内運搬車 - Google Patents

バックミラー装着構内運搬車 Download PDF

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茂房 稲葉
茂房 稲葉
秀男 石浜
秀男 石浜
及川 順
順 及川
俊輔 白間
俊輔 白間
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関東農機株式会社
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Abstract

【課題】必要時にミラー部を外側に出して後方を視認でき、それ以外のときには回動してミラーが収納できるバックミラー装着構内運搬車を提供する。【解決手段】構内運搬車は、機器室11と操作ハンドル13とバンパー16と運転台と、バックレストを備えた荷台部20とからなる。構内運搬車の下部領域Kに、a)バックレストの延長線より若干外側にバックミラー装置2を配設し、b)ミラー部のアーム部は、上アームと下アームとに分割され、上アームは、ミラー部と屈曲自在に連結されると共に荷台バックレストの延長線より若干外側に出るよう首部をカーブに形成し、下アームは、その下方に取付部を連設してなり、c)上アームと下アームとの間には、上クラウンギアと下クラウンギアを形成し、中心を貫いて芯体を挿入すると共に、下部は下アームの底部に固設されるバネ体に連結した回動部を形成した。【選択図】図1

Description

本考案は、後方の確認により市場等を安全に運行できるバックミラーを装着した構内運搬車に関する。
ターレット式構内運搬車は、駆動輪としての前輪が360度全方向への回転が自由な構成等から、小回りの利く走行が大きな特性とされ、狭い市場、工場、倉庫等での荷物の運搬に多用されているが、その小回りの利く旋回性を確保する為か、バックミラーは装着されていないのが一般的である。
しかし、市場内から構外の倉庫への走行等に公道を利用する場合や、又、構内でも後方からフォークリフト等の他車に追い抜かれる際に互いが近づいてしまいヒヤリとする場合があり、斯かる場合には、後方の安全性を確認して走行することが好ましく、バックミラーの装着が望まれる。
一方、このバックミラーを安易に装着すると、バックミラーは車体より若干外側に突き出た状態となる為、狭い通路を人が行き交う場合や、荷積みされた棚部を通過する場合、更に他の車両等と行き交う場合等に接触の危険が予想され、この危険回避が必要と判断される。
尚、従来技術として、構内運搬車にサイドミラーをした技術が特許文献1に見られるが、この運搬車のサイドミラーはサイドカバーの外側に飛び出た状態で固定的に設置されるため、人や、製品、車両等との接触の危険が避けられない。
特許第4424539号公報
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、ターレット式構内運搬車にバックミラーが装着され、必要時に後方を確認して安全な走行を可能とするが、その一方で、人の行き交う狭い通路や、製品の荷積みされた場所等の予め接触の危険の予想される場合においては、そのバックミラー部を車体内側方向へと回動可能として、予め接触の危険を回避可能としたものである。又同時に、万が一接触事故が起きた場合にも、自動的にミラー部の内側への回動を許容し、その衝撃を可及的に緩和できる機構を開発したものである。
上記課題を解決するため、本考案ターレット式構内運搬車は、カバーに覆われた機器室の上に操作ハンドルを配し前部にバンパーを付設し下部に運転台を配した運転部と、バックレストを備えた荷台部とから成る構内運搬車において、該運転部の機器室カバーとバンパーと運転台とに挟まれた下部領域に、a)荷台部バックレストの延長線より若干外側に、アーム部に連結させてミラー部を配設し、b)該アーム部は、円筒体で形成される上アームと下アームとに分割され、上アームは、前記ミラー部と屈曲自在に連結されると共にそのミラー部が荷台バックレストの前方延長線より若干外側に出るよう首部をカーブに形成し、下アームは、その下方にバンパー又は床部に取り付ける取付部を連設してなり、c)該上アームと下アームとの間には、上クラウンギアと下クラウンギアとが上下一対に歯合されて回動可能なギア部を形成し、該ギア部中心を貫いて円筒体に内接する芯体を挿入すると共に、該芯体の上部は上アームと連結し、下部は下アームの底部に固設されるバネ体に連結してなる回動部を形成してなるバックミラー装置を配設したことを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、アーム部とミラー部とを球継手で連結したことを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、バンパーから延びた連結板と下アームから延びた連結板とを互いに固着したことを特徴とする。
運転開始にあたって、運転者は運転台に立って上アームのカーブ部付近を握ってこれを若干持ち上げ気味としミラー部を外側方向へと回動させる。すると、上アームを持ち上げることで、上アームに連結した上クラウンギアと下クラウンギアとの歯合が解除ないし緩和され、芯体を軸として回動が可能となる。回動の角度は、運転者の位置から荷台バックレストの端面後方に向かって、ミラー部にその映像が写し出されるに適した位置とする。そして、その回動の手を離すと、芯体の下方に張設されたバネが働き、再び上下のギアが歯合状態に戻される。
この結果、運転者は、旋回等で後方が気になったときには、運転中の姿勢のままでミラー部を覗き見ることで、後方の状況が確認でき、接触等を回避して安全運転を行うことができる。その走行中にあって、路面の凹凸等から振動を受けた場合には、下方に付設されたバネの張力によって上下のギアの歯合状態が確保され、しっかりと上下アームを連結状態とし、振動等による勝手な回動を許すことなく、ミラーの適度な角度維持が可能となる。
一方、狭い通路等により人や物とのミラー部との接触の危険が予想される場合には、上記と同様に上アームを持って、今度は上記とは逆に、ミラー部が車体の内部側へ回る方向に回動させ、以下同様の操作を行う。すると、外に出たミラー部が車体内側方向へと収納され、接触の危険を予め回避することができる。内側へと収納されたミラー部は、その設置が機器室カバーとバンパーと運転台とに挟まれた下部領域に立設されるので、上方ではハンドル操作に支障を与えることのない空間での収納が可能となる。
更に、不測の事態により接触事故が発生してしまった場合にも、アーム部との接触で上アーム部が車体内側後方へと回動する力が生じ、その回動力で上クラウンギアと下クラウンギアの歯合状態が緩和され、アーム部はその回動力が働く方向へと回動し、即ち、人又は物との接触による衝撃が緩和され、殆ど怪我や物損のない状態に保つことができる。
請求項2に記載の考案は、アーム部とミラー部とを、球継手で連結したことにより、ミラー部を上下左右の全方向へ屈曲が可能となり、運転者の背丈の違いや姿勢の違いによって生じるミラー部の角度の不具合を調整し、常にミラー部を運転者に合わせた適切な角度とすることが可能となる。
請求項3に記載の考案は、バンパーから連結板を延ばし、これを下アームから延ばした連結板とをボルトナットで固着することができ、比較的簡潔な構造で且つ確実な設置が可能となる。
本考案のバックミラー装置を取り付けた状態の全体斜視図である。 同上正面図である。 バックミラー装置を取り付けた状態の一部切断拡大背面図である。 バックミラー装置を取り付けた状態の一部切断拡大正面図である。 回動部を示す拡大断面図である。 バックミラー部を車体前方部へと回動させた状態の斜視図である。 バックミラー部を車体後方部へと回動させた状態の斜視図である。
本考案のバックミラー装置2を取り付けたターレット式構内運搬車1の実施形態を、図面を基に以下説明する。
本考案の対象となるのは、ターレット式構内運搬車1であり、該運搬車1は、運転部10と荷台部20とから成り、該運転部10は、カバー12に覆われた機器室11の上に操作ハンドル13を配し、前部にバンパー16を付設し、下部に運転台14を配して構成される。荷台部20は、旋回自在な運転部10に連動状態に連接されるが、荷台21の前方端部にバックレスト22が配設される。
該運転部10の下方には、機器室カバー12とバンパー16と運転台14とに挟まれた下部領域Kが存在し、本案バックミラー装置2の設置位置は、この下部領域Kとする。即ち、図1に示す如く、運転部10には先端部にエンジン又はモーターの動力源や、操舵装置、駆動輪等を収めた機器室11とそれを覆った機器室カバー12が配され、その先にバンパー16が付設され、その後方に運転者が立つ運転台14が配設されるが、上記下部領域Kとは、この機器室カバー12とバンパー16と運転台14の3者に挟まれた略三角形の領域となる。その領域内に含まれるバンパー16の側壁又は床面に設置される。
何故なら、該下部領域Kに後述するアーム部40及びミラー部30を立設すれば、走行時にミラー部30を若干外側に出してミラー本体31を視認できると共に、接触の予想されるとき等に、これを内側に収納しても、それが上方空間ではハンドル操作に影響のない状態とすることが可能な領域だからである。
アーム部40に連結させてミラー部30を配設するが、そのミラー部30は、後述するバックレスト22との関係からミラー本体31の位置が上記荷台部20のバックレスト22から前方に延長させた線より若干外側となるよう配設する(図2参照)。運転者が後方の状況を確認するには、荷台部20のバックレスト22を基準として、視点をその側方及び後方に拡げる必要があるからである。
従って、ここに用いるミラー本体31は、上記バックレスト22から一定範囲で後方を確認できる視野角をもつものが好ましく、一般のバックミラーからより広い範囲の視野角をもつミラーの選択が可能である。
そして、上記アーム部40は、円筒体で形成される上アーム41と下アーム45とに分割される。上アーム41は、図2〜図4に示される如く、前記ミラー部30と屈曲自在に連結されると共にそのミラー部30が荷台バックレスト22の前方延長線より若干外側に出るよう首部をカーブ43に形成する。
先ず、上アーム41は上記ミラー部30と連結部42により屈曲自在に連結されるが、具体的には、球継手42aを介して、一定強度で固着されると共に上下左右への屈曲を自在とする。又、ミラー本体31のカバー32とを連結する際にも、球継手33aの使用が可能である。球継手33a、42aによって、広範囲での視野の調整が可能となる。
次に、上アーム41の上部となる首部は、図示の如く、アーム軸部から離れてカーブ状に曲設する。このカーブの形態は、上記の如く、ミラー部30と荷台部20バックレスト22との前方関係にあって、ミラー部30が延長線より若干外側の位置となるよう、その曲げ具合を調整する。同時にこのカーブ43は、運転者のハンドル操作に対してこれの障害とならない曲げ具合とする。
一方、下アーム45は、上アーム41と連携して柱状の軸部を形成するものであるが、上方を後述する回動部50と連設する一方で、下方を、図3に示す如く、該下アーム45から延びた下アーム取付板61とバンパー16から延びた取付板62とで連結して、相互に装置全体を下部から支持する役割を果たすものである。
そして、図5に示す如く、該上アーム41と下アーム45との間には、回動部50が形成される。
該回動部50は、上クラウンギア51と下クラウンギア52とが上下一対に歯合されて回動可能なギア部を形成し、該ギア部中心を貫いて円筒体に内接する芯体53を挿入すると共に、該芯体の上部は上孔53aが上アーム41のピン44と連結し、下部は下アーム45の底片46と係合した固定片55に連結したバネ体54に下孔53bで連結してなる。
クラウンギア51,52は、軸中心に向かって放射状に凹凸の溝が刻設され、上下が一対となって歯合するもので、その刻み具合は、後述する如く、振動等に対してしっかり歯合する一方で、接触等でミラー部30及び上アーム41に一定以上の負荷が掛かった場合には、この回動を許す歯合状態の刻みとする。
そして、上下のギアの中心を貫いて、円筒体の上下のアーム41、45に内接する円柱形の芯体53を挿入するが、該芯体53は、上下のギア51、52の回動の軸体をなして、ギア相互の回動を円滑とする。一方で、上下方向には筒体をなす上下アーム41,45の内壁に接触する状態で挿入され、上アーム41と下アーム45との分離を円滑に誘導する役割を果たす。
該芯体53の上部は、上アーム41とピン44及び上孔53aで連結され、下部は、下アーム45の底片46と係合した固定片55に連結したバネ体54に下孔53bで連結する。上アーム41が上動するとピン44を介して芯体53とこれに固着された上クラウンギア51が浮きあがる一方で、上アーム41の上動が終了すると、バネ体54の付勢力が働き下アーム45の底部側へと引き寄せられ、元の歯合状態に戻される。上記下アーム45には底片46が嵌着し、該底片46に固定片55が旋回自由に係合される。
取付部60は、図3及び図4に示す如く、下アーム45から延びた下アーム取付板61と、バンパー16から延びたバンパー取付板62とをボルトナット等で締着してなり、該取付板61,62は下アーム45及びバンパー16に溶接等して固着される。この取付部60は、これによらず、下アームを床面に固定する等の手段によっても可能である。
次に本考案の作用及び効果を説明する。
運転者は、運転開始にあたって運転台に立ち、上アーム41のカーブ43付近を握ってこれを若干持ち上げ気味とし、ミラー部30を外側方向へと回動させる。すると、上アーム41を持ち上げることで、上アーム41に連結した上クラウンギア51が持ち上がり下クラウンギア52との歯合が解かれ、芯体53を軸として回動が可能となる。
即ち、上アーム41と下アーム45は、通常は互いが噛み合って歯合状態にあるが、上アーム41がピン44を介して若干でも持ち上げられると、歯合状態が解除ないし緩和される。このとき、上クラウンギア51及び下クラウンギア52を貫き、且つ、円筒をなす上アーム41及び下アーム45の内壁に接して芯体53が挿入されているので、これを軸として回動が可能となり、持ち上げられた上アーム41の回動に従って、上クラウンギア51が回動する。下クラウンギア52は、下アーム45に固定されて回動しない(図5参照)。
このとき、上アーム41を握ったミラー部30の回動の角度は、運転者の位置から荷台バックレストの端面後方に向かって、ミラー部30にその映像が写し出されるに適した位置とする(図1、図2参照)。
何故なら、運転者は運転台に立ってミラー部30を見るとき、先ず荷台部20のバックレスト22を基準とし、その基準をもとに視点を定め、そこから側方及び後方に視野を拡げ、自己の位置と後方の車輌等の位置とを確認する必要があるからである。
そして、その回動の手を離すと、芯体53の下方に張設されたバネ体54が働き、再び上下のギアが歯合状態に戻される。
この結果、運転者は、走行中に後方が気になった場合には、運転中の姿勢のままでミラー部を覗き見ることで、そこに写し出された映像から後方に状況が確認でき、車輌等との接触を回避して安全運転を行うことができる。
ミラー部30とアーム部40とを球継手42aで連結すると、ミラー部30を上下方向及び左右方向の全方向へ屈曲が可能となる。構内運搬車は立ち姿勢でハンドル操作するため、運転者の背丈の違いや姿勢の違いによってミラー本体31への映写角度が異なるおそれがある。このとき、上記アーム部40とミラー部30とを球継手42aで連結すると、全方向への屈曲が自在となり、その人の背丈や姿勢等に合わせることが可能となる(図3参照)。
又、ミラー本体31のカバー32とを連結する際にも、球継手33aを用いれば、この効果は更に強まる(図4参照)。
そして、その走行中にあって、路面の凹凸等から振動を受けた場合にも、下方に付設されたバネ体54張力によって上下のギアの歯合状態が確保され、しっかりと上下アームを連結状態とし、勝手な回動を許すことなくミラーの適度な角度維持が可能となる。
即ち、路面を一定速度で走行するとき、車体は路面の凹凸等から振動を受け、その振動によって分割された上アーム41と下アーム45との間に齟齬が生じるおそれがある。しかし、固定された下クラウンギア52に対し、底部に固定されたバネ体54の付勢力で、バネ体54に連結した芯体53とピン44を介して上アーム41及びこれに固着した上クラウンギア51が噛み合い、前記振動を受けても両者の歯合が維持される(図5参照)。
このとき、下アーム45に嵌着した底片46と固定片55とが旋回自由な係合状態にあるので、バネ体54に捻れの力が加わった場合にも、その捻れの旋回方向に従動して捻れを解消することができる。
さて一方で、狭い通路や、製品が高く積まれた箇所、棚等を通過する場合には、上記外側に設定したミラー部30の存在が、逆に、人や物との接触を起こし、思わぬ事故を招く事態も危惧される。
そこで、本考案では、以下の操作を行う。先ず、上記と同様に上アーム41を持って、ギア51,52の歯合を解き、上アーム41を回動させるが、今度はその方向を上記とは逆の方向、つまり、車体の内部側へ回る方向に回動させる。その方向は、図示の如く、車体先端側(図6)又は車体後方側(図7)の2通りがあるが、いずれであっても良い。
その回動の動きは、方向が逆になるだけであって、上記と同様であり、又、その回動の手を離して、再び上下のギアが歯合状態に戻すのも上記と同様である。
すると、外に出たミラー部が車体内側方向へと収納され、接触の危険を予め回避することができる。
即ち、上記の如く、狭い通路や製品が高く積まれた箇所等では、前に迫る接触の事故を回避する方を優先させるべきと判断し、予め上記操作を行う。
すると、図示の如く、外側にでたミラー部30が車体内側へと収められ、ミラー部30の突き出しが解消されるので、そこから生じる接触等の事故が未然に回避される。
このとき、内側へと回動されたミラー部は、機器室カバー12とバンパー16と運転台14とに挟まれた下部領域Kから立設されるので、上方ではハンドル操作に支障を与えるこのない空間に収納が可能となる。
さて更には、不測の事態により接触事故が発生してしまう場合も予想される。上記は、接触等が予想される場合に予めミラー部30を車体内側方向へと収納しておくのであるが、これによらず、ミラー部30を外側に出した状態で、思わぬ事態により接触を起こしてしまうことも考えられる。
その場合にも、人又は物がミラー部30に接触したとき、その接触による負荷でミラー部30に連結した上アーム41が車体内側後方へと回動し(例えば図6に示す如く)、その回動力で上クラウンギア51と下クラウンギア52との歯合状態が緩和され、上アーム41及びこれに連結したミラー部30がその回動力の働く方向へと従動する。
つまり、万が一接触事故が起こっても、上記ミラー部30及び上アーム41の自動的な回動により、接触による衝撃が緩和され、殆ど怪我や物損のない状態に保つことができる。
斯くして本案は、市場内から構外の倉庫への走行に公道を利用する場合等には、ミラー部30が外に出て後方を確認することができ、一方、 狭い通路を人が行き交う場合等の接触の危険が予想される場合には、ミラー部30が車体側へ収納され危険が回避されるという、事態に合わせた合理的使用の可能なバックミラー装着構内運搬車となる。
本考案は、市場、工場、倉庫、工場等で使用される構内運搬車に広く応用が可能である。
1 運搬車
2 バックミラー装置
10 運転部
11 機器室
12 機器室カバー
13 ハンドル
14 運転台
15 床部
16 バンパー
20 荷台部
21 荷台
22 バックレスト
30 ミラー部
31 ミラー本体
40 アーム部
41 上アーム
42 連結部
43 カーブ
45 下アーム
50 回動部
51 上クラウンギア
52 下クラウンギア
53 芯体
54 バネ体
60 取付部
K 下部領域

Claims (3)

  1. カバーに覆われた機器室の上に操作ハンドルを配し前部にバンパーを付設し下部に運転台を配した運転部と、バックレストを備えた荷台部とからなる構内運搬車において、
    該運転部の機器室カバーとバンパーと運転台とに挟まれた下部領域に、
    a)荷台部バックレストの前方延長線より若干外側に、アーム部に連結させてミラー部を配設し、
    b)該アーム部は、円筒体で形成される上アームと下アームとに分割され、上アームは、前記ミラー部と屈曲自在に連結されると共にそのミラー部を荷台バックレストの前方延長線より若干外側に出るよう首部をカーブに形成し、下アームは、その下方にバンパー又は床部に取り付ける取付部を連設してなり、
    c)該上アームと下アームとの間には、上クラウンギアと下クラウンギアとが上下一対に歯合されて回動可能なギア部を形成し、該ギア部中心を貫いて円筒体に内接する芯体を挿入すると共に、該芯体の上部は上アームと連結し、下部は下アームの底部に固設されるバネ体に連結してなる回動部を形成してなる、
    バックミラー装置を配設した、
    ことを特徴とするターレット式構内運搬車。
  2. アーム部とミラー部とを、球継手で連結したことを特徴とする請求項1に記載のターレット式構内運搬車。
  3. 連結部を、バンパーから延びたバンパー連結板と下アームから延びた下アーム連結板とをボルトナットで固着したことを特徴とする請求項1又は2に記載のターレット式構内運搬車。
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