JP3207655U - ロードマット - Google Patents

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【課題】 路面に敷設された状態でその上を車両の車輪が転動しながら通過する場合に、この車輪がスリップすることを抑制でき、車両がより安全かつスムーズに通過することができるロードマットを提供すること。【解決手段】 ロードマット1を敷設した場合、網目格子部材2が路面50に敷設状態となる。かかる状態で、ダンプカーなどの作業車両の車輪60が網目格子部材2の上を転動しながら通過すると、路面50から突出した複数の波板21の上端部が車輪60のトレッド面に引っ掛かり、網目格子部材2の上で車両の車輪60がスリップすることを抑制できる。【選択図】 図4

Description

本考案は、路面に敷設されてその上を車両の車輪が転動しながら通過するロードマットに関するものである。
従来、建設工事現場などでは、ダンプカーなどの大型車両が通過する路面上に縦横数メートルの鉄板を敷設して、この鉄板の上を大型車両の車輪が転動しながら通過していた。
しかしながら、上記したように路面に鉄板を敷設する場合は、この鉄板の上に水分が残存したり水溜まりができたりすると、これら水分や水溜まりで車両の車輪がスリップする恐れがあり、かかるスリップにより車両が安全かつスムーズに鉄板上を通過することができない恐れがあるという問題点があった。
本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、路面に敷設された状態でその上を車両の車輪が転動しながら通過する場合に、この車輪がスリップすることを抑制でき、車両がより安全かつスムーズに通過することができるロードマットを提供することを目的としている。
この目的を達成するために第1考案のロードマットは、一定のピッチ及び振幅で連続的に金属板を曲成した平面視波形状の波板を複数有し、その複数の波板を互いの振幅方向が一致するように並設し、その並設状態で隣り合う波板同士の波形頂部同士を溶接継手により接合することで厚み方向に貫通した筒型状の網穴を複数有している網目格子状に形成された網目格子部材を備えており、その網目格子部材を路面に敷設した状態にあって、前記複数の波板が路面内に食い込んで埋入状態となるものである。
この第1考案のロードマットによれば、網目格子部材を路面に敷設した状態にあって、車両の車輪が網目格子部材の上を転動しながら通過する場合、路面から地上に突出した複数の波板の上端部が車輪のトレッド面に引っ掛かり、網目格子部材の上で車両の車輪がスリップすることを抑制できる。しかも、散水、降雨や降雪などで発生した水分は、網目格子部材の複数の網穴から路面の構成材へと浸透させて排水できるので、ロードマット上に水分が残存することを防止でき、この水分による車両の車輪のスリップを防止できる。
また、複数の波板同士を溶接継手により固定的に接合して網目格子部材を形成するので、ボルトナット等の締結具のような緩みによる接合力の低下がなく、波板同士の接合部のズレによる網目格子部材の歪みや捻れを伴う変形を抑制でき、かかる変形による網目格子部材の破損を防止できる。
さらに、網目格子部材を路面に敷設した状態にあって、複数の波板が路面内に食い込むことで埋入状態となって、複数の網穴内に路面の構成材、例えば、土砂などが入り込んで詰め込まれた状態となり、ロードマットが路面の敷設場所からズレ動くことを防止できる。特に、網目格子部材を全面的に路面内に埋入できるので、ロードマットを部分的にアンカーなどを路面に固定する場合に比べて、ロードマットを路面により強固に固定できる。
第2考案のロードマットは、第1考案のロードマットにおいて、一定のピッチ及び振幅で連続的に金属板を曲成した平面視波形状の波板を複数有し、その複数の波板を互いの振幅方向が一致するように並設し、その並設状態で隣り合う波板同士の波形頂部同士を溶接継手により接合することで厚み方向に貫通した筒型状の網穴を複数有している網目格子状に形成された網目格子部材を備えており、その網目格子部材を路面上に敷設した状態にあって、前記複数の網穴がその網目格子部材の上端面と路面との間に所定高さの凹部空間を形成するものである。
この第2考案のロードマットによれば、網目格子部材を路面に敷設した状態にあって、車両の車輪が網目格子部材の上を転動しながら通過する場合、複数の波板の上端部が車輪のトレッド面に引っ掛かり、網目格子部材の上で車両の車輪がスリップすることを抑制できる。しかも、散水、降雨や降雪などで発生した水分は、網目格子部材の複数の網穴から路面へと流下させて排水できるので、ロードマット上に水分が残存することを防止でき、この水分による車両の車輪のスリップを防止できる。
また、複数の波板同士を溶接継手により固定的に接合して網目格子部材を形成するので、ボルトナット等の締結具のような緩みによる接合力の低下がなく、波板同士の接合部のズレによる網目格子部材の歪みや捻れを伴う変形を抑制でき、かかる変形による網目格子部材の破損を防止できる。
さらに、網目格子部材を路面に敷設した状態にあって、複数の波板の上端部が車両の車輪のトレッド面に接触することで、このトレッド面に付着した土砂を掻き落とすことができる。また、網目格子部材にある複数の網穴が網目格子部材の上端面と路面との間に所定高さの凹部空間を形成するので、車両の車輪から落ちた土砂を複数の凹部空間内に落として、ロードマット上に土砂が残存することを防止でき、この土砂による車両の車輪のスリップを防止できる。
第3考案のロードマットは、第1又は第2考案のロードマットにおいて、前記網目格子部材は、前記複数の波板が一定のピッチ及び振幅で連続的に金属板を折曲げ形成した平面視三角波形状のものであって、この複数の波板を互いの振幅方向が一致するように並設して隣り合う波板同士の波形頂部同士を溶接継手により接合することで、平面視菱形状の前記複数の網穴を有した網目格子状に形成したものである。
この第3考案のロードマットによれば、第1又は第2考案のロードマットと同様に作用する上、複数の波板が金属板を一定のピッチ及び振幅で連続的に折曲げ形成した平面視三角波形状に形成したものであるので、正弦波などの他の波形に曲成する場合に比べて、その成形加工をプレス機などの汎用機械を用いて容易に行えるという効果がある。
また、矩形波などの波形に曲成する場合は、隣り合う波板同士の波形頂部同士の当接部分が面接触となるのに対し、三角波に曲成した場合は、隣り合う波板同士の波形頂部同士の当接部分が網穴の貫通方向に線状に接触した線接触となるので、その分、溶接継手による溶接範囲を縮小でき、溶接加工を簡素化できる。
しかも、線接触部分の溶接継手には、例えば、すみ肉溶接や突き合わせ溶接などの連続溶接継手を用いることができるので、面接触部分の溶接に用いられるスポット溶接などの点溶接継手による接合に比べて、網目格子部材の捻れに対する溶接継手の剛性を向上することもできる。
そのうえ、複数の網目が平面視菱形状となるので、隣り合う波板同士の波形頂部同士の当接部分は、隣り合う波板同士が所定角度を成した開先を形作るので、かかる当接部分を溶接加工しやすい形態となる。なお、例えば、この菱形状が正方形に近い菱形状であれば、約90°の開度の開先を隣り合う波板同士で形作ることができる。
第4考案のロードマットによれば、第1から第3考案のいずれかのロードマットにおいて、前記網目格子部材の周縁部に溶接継手により接合され、その網目格子部材の外周部に周設されることで当該網目格子部材を保形して捻れを防止する保形枠部材を備えている。
この第4考案のロードマットによれば、第1から第4考案のいずれかのロードマットと同様に作用する上、保形枠部材によって網目格子部材が保形されてその捻れが防止されるので、かかる網目格子部材の捻れによる内部応力の増加に伴って溶接継手が破壊されて、網目格子部材が破損することを防止できる。
本考案のロードマットによれば、路面に敷設した状態にあって、この上を車両の車輪が転動しながら通過する場合、網目格子部材が複数の波板を並設して接合することで形成されることから、これら複数の波板に車輪のトレッド面が引っ掛かることができ、車輪がスリップし難くなり、車両が通過し易くなるという効果がある。
また、網目格子部材に複数の網目が形成されることから、ある複数の網目からロードマット上面にある水分を路面へと排水できるので、車両の車輪が水溜まりでスリップすることを抑制でき、車輪がスリップし難くなり、車両が通過し易くなるという効果がある。
本考案の一実施例であるロードマットの平面図である。 図3のII−II線における横断面図の部分的拡大図である。 (a)は、図1のロードマットの右側面図であり、(b)は、図1のロードマットの正面図であり、(c)は、図1のIIIC−IIIC線における網目格子部材の縦断面図である。 ロードマットを路面に敷設した状態を示した縦断面図であって、ロードマットが路面内に埋入した状態を示している。 ロードマットを路面に敷設した状態を示した縦断面図であって、ロードマットが路面上に載置された状態を示している。
以下、本考案の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、本考案の一実施例であるロードマット1の平面図である。
図1に示すように、ロードマット1は、主に、網目格子部材2と、保形枠部材3とを備えている。網目格子部材2は、複数の波板21の隣り合うもの同士を接合することで複数の網穴22を有した網目格子状に形成したものであり、より詳しくは、平面視正方形状又は正方形に近い菱形状の複数の網穴22を有した網目格子状に形成されている。
また、複数の網穴22の全ては、網目格子部材2の厚み方向(図1の紙面に対する垂直方向)における平面(上面)から底面(下面)まで貫通した筒型状となっている。これら複数の網穴22は、ロードマット1全体としてみても、その厚み方向(図1の紙面に対する垂直方向)にも貫通した状態となっている(図4参照。)。
さらに、網目格子部部材2にある網目22のうち4箇所には係合板24がそれぞれ溶接により固定されている。これら4枚の係合板24には、ロードマット1をクレーンなどにより吊下する際にフックやワイヤを係合するための係合穴(図示せず。)が水平方向に穿設されている。
図2は、図3のII−II線における横断面図の部分的拡大図であり、図中では、溶接継手23を黒く塗りつぶした状態で図示し、隣り合った波板に対して互いに傾きが90°異なるハッチングを付して区別し易いようにしている。
図2に示すように、網目格子部材2は、その複数の波板21がどれも一定のピッチP及び振幅Wで連続的に繰り返す平面視波形状に一枚の金属板を曲成することで形成されており、より詳しくは、複数の波板21が平面視三角波形状に折曲げ形成されている。複数の波板21は、いずれも同じ形態に形成されている。
また、網目格子部材2は、複数の波板21における振幅W方向(図1左右方向)が互いに一致するように、複数の波板21が並設された状態となっている。複数の波板21は、隣り合うもの同士が左右対称となっており、隣り合うもの同士の波形頂部21a,21a同士が当接するようになっている。網目格子部材2は、このように並設状態で隣り合う波板21,21同士の波形頂部21a,21同士を溶接継手23により接合することで一体化されている。
このように複数の波板21,21同士を溶接継手23により固定的に接合して網目格子部材2を形成するので、ボルトナット等の締結具のような緩みによる接合力の低下がなく、波板21,21同士の接合部のズレによる網目格子部材2の歪みや捻れを伴う変形を抑制できる。
また、波形頂部21a,21a同士の当接部分には自ずと開度が約90°の開先を形成されるようになっている。さらに、波形頂部21a,21a同士を溶接する際、これらに隣接する網穴22は、溶接継手23の加工に用いる溶接棒や溶接トーチなどの溶接器具を取り回すための余裕空間となるので、この空間的な余裕により溶接器具の操作がし易くなり、溶接品質の向上が図られる。
図1に示すように、保形枠部材3は、網目格子部材2を保形してその捻れ変形を防止する平面視ロ字形の枠体である。具体的には、網目格子部材2にある四辺の周縁部に沿って4本の等辺山形鋼(L型アングル)を添設し、網目格子部材2の四隅で直角に交差する等辺山形鋼の端部同士を溶接継手により接合することで、この保形枠部材3はその中央に長方形状の開口部が貫通形成された平面視ロ字形に形成されている。
図2に示すように、保形枠部材3は、網目格子部材2の外周部の周設されており、網目格子部材2の四辺に相当する周縁部に溶接継手23によりそれぞれ接合されている。より詳しくは、図2に示すように、網目格子部材2の長辺部分(図2の上下両側)では、複数の波板21の長手方向両端部(図2の上下方向両端部)が保形枠部材3の側板32と溶接継手23により接合されており、網目格子部材2の短辺部分(図2左右両側)では、最も端にある波板21の波形頂部21aがそれぞれ保形枠部材3の側板32と溶接継手23により接合されている。
なお、図示は省略しているが、上記した複数の波板21のうち、保形枠部材3の側板32に溶接継手23により接合されているものは、その保形枠部材3の側板32に対する接合箇所に隣接する箇所が保形枠部材3の前板31にも溶接継手により接合されている。
図3(a)は、図1のロードマット1の右側面図であり、図3(b)は、図1のロードマット1の正面図であり、図3(c)は、図1のIIIC−IIIC線における網目格子部材2の縦断面図(保形枠部材3の図示を省略している。)であり、図3(c)中では、溶接継手23を黒く塗りつぶした状態で図示し、隣り合った波板に対して互いに傾きが90°異なるハッチングを付して区別し易いようにしている。なお、図1のロードマット1の左側面図は図3(a)の右側面図と対称であり、図1のロードマット1の背面図は、図3(b)の正面図に対称である。
図3(a)及び図3(b)に示すように、ロードマット1の正面、背面、左右両側面は保形枠部材3の側板32が周設されており、保形枠部材3は、その側板32に直角に前板31(図1参照。)が連設されている。また、図示は省略するが、この前板31が網目格子部材2の上端面に当接された状態で溶接継手により溶接接合されている。また、図3(c)に示すように、複数の網穴22は、その全てが網目格子部材2の厚み方向に貫通した筒型状に形成されている。
ここで、ロードマット1の具体例を説明する。例えば、ロードマット1は、一般構造用圧延鋼材製であり、複数の波板21に使用される金属板が一般構造用圧延鋼材製の鋼板であり、保形枠部材3が一般構造用圧延鋼材製の等辺山形鋼を使用したものである。また、ロードマット1は、長辺が約4000mm、短辺が約1500mm、厚みが90mmであり、網目格子部材2の波板21がピッチP(波長)258mm、振幅W124.4mmであり、網目格子部材2の網穴22が略90mm四方の正方形状(又は正方形に近い菱形状)であり、保形枠部材3の前板31及び側板32がいずれも幅90mm、厚み10mmである。
図4は、ロードマット1を路面50に敷設した状態を示した縦断面図であって、ロードマット1が路面50内に埋入した状態を示している。なお、図中では、溶接継手23を黒く塗りつぶした状態で図示し、隣り合った波板に対して互いに傾きが90°異なるハッチングを付して区別し易いようにしている。
図4に示すように、舗装面に比べて軟弱な土砂などが構成材51である非舗装の路面50である場合、かかる路面50にロードマット1を敷設した状態にあっては、網目格子部材2の複数の波板21と保形枠部材3の側板32とが路面50内に食い込んで埋入状態となって、複数の網穴22内には路面50の構成材51が入り込んで詰め込まれた状態となる。
図5は、ロードマット1を路面50に敷設した状態を示した縦断面図であって、ロードマット1が路面50上に載置された状態を示している。なお、図中では、溶接継手23を黒く塗りつぶした状態で図示し、隣り合った波板に対して互いに傾きが90°異なるハッチングを付して区別し易いようにしている。
図5に示すように、土砂などの路面50に比べて強固なコンクリートやアスファルトなどの舗装が施された路面50である場合、かかる路面50にロードマット1を敷設した場合にあっては、保形枠部材3の側板32が路面50上に立設されて、網目格子部材2の複数の網穴22が、網目格子部材2の上端面と路面50との間に所定高さの凹部空間52を形成する。
これら図4及び図5に示すようにロードマット1を敷設した場合、網目格子部材2が路面50に敷設状態となる。かかる状態で、ダンプカーなどの作業車両の車輪60が網目格子部材2の上を転動しながら通過すると、路面50から突出した複数の波板21の上端部が車輪60のトレッド面に引っ掛かり、網目格子部材2の上で車両の車輪60がスリップすることを抑制できる。
特に、図4に示すようにロードマット1が路面50内に埋入されている場合、散水、降雨、降雪などで発生した水分を、網目格子部材2の複数の網穴22から路面50の土砂などの構成材51へと浸透させて排水できるので、ロードマット1上に水分が残存することや水溜まりができることを防止でき、この水分や水溜まりによる車両の車輪60をスリップを防止できる。
さらに、複数の波板21が路面50内に食い込んで埋入状態となって、複数の網穴22内に路面50の土砂などの構成材51が入り込で詰め込まれた状態となるので、ロードマット1が路面50の敷設場所からズレ動くことを防止できる。特に、網目格子部材2を全面的に路面50内に埋入できるので、ロードマット1を部分的にアンカーなどで路面50に固定する場合に比べて、ロードマット1を路面50により強固に固定できる。
また、図5に示すようにロードマット1が路面50上に載置されている場合、散水、降雨、降雪などで発生した水分は、網目格子部材2の複数の網穴22から路面50上へと流下させて排水できるので、ロードマット1上に水分が残存することを防止でき、この水分による車両の車輪60のスリップを防止できる。
さらに、複数の波板21の上端部が車両の車輪60のトレッド面(接地面)に接触することで、このトレッド面に付着した土砂を掻き落とすことができ、この掻き落とした土砂を、複数の凹部空間52内に落下させて貯留でき、ロードマット1上に土砂が残存することを防止でき、この土砂による車両の車輪60のスリップを防止できる。
以上、実施例に基づき本考案を説明したが、本考案は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、本実施例では、複数の波板21を平面視三角形波形状に金属板を折曲げ形成したが、かかる波板21の平面視波形状は必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、一定のピッチP及び振幅Wで連続的に繰り返す平面視矩形波形状、平面視正弦波形状など他の波形状であっても良い。
また、上記した図4では、路面50上に網目格子部材2の上部2割程度が地上に露出した状態となるように網目格子部材2を路面50に埋入したが、かかる埋入状態は必ずしもこれに限定されるものではなく、網目格子部材2の埋入深さを適宜調整するようにしても良い。
また、上記した図5では、路面50上に網目格子部材2及び保形枠部材3の全体が露出した状態で、複数の網穴22による路面50上に凹部空間52を形成したが、かかる凹部空間52の態様は、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、網目格子部材2の複数の波板21の下端部が部分的に、又は、保形枠部材3の側板32の下端部が部分的に、路面50に埋入した状態となっても良い。
1 ロードマット
2 網目格子部材
3 保形枠部材
21 波板
21a 波形頂部
22 網穴
23 溶接継手
24 保持板
50 路面
51 路面の構成材
52 凹部空間
P ピッチ
W 振幅

Claims (4)

  1. 一定のピッチ及び振幅で連続的に金属板を曲成した平面視波形状の波板を複数有し、その複数の波板を互いの振幅方向が一致するように並設し、その並設状態で隣り合う波板同士の波形頂部同士を溶接継手により接合することで厚み方向に貫通した筒型状の網穴を複数有している網目格子状に形成された網目格子部材を備えており、
    その網目格子部材を路面に敷設した状態にあって、前記複数の波板が路面内に食い込んで埋入状態となるものであることを特徴とするロードマット。
  2. 一定のピッチ及び振幅で連続的に金属板を曲成した平面視波形状の波板を複数有し、その複数の波板を互いの振幅方向が一致するように並設し、その並設状態で隣り合う波板同士の波形頂部同士を溶接継手により接合することで厚み方向に貫通した筒型状の網穴を複数有している網目格子状に形成された網目格子部材を備えており、
    その網目格子部材を路面上に敷設した状態にあって、前記複数の網穴がその網目格子部材の上端面と路面との間に所定高さの凹部空間を形成するものであることを特徴とするロードマット。
  3. 前記網目格子部材は、前記複数の波板が一定のピッチ及び振幅で連続的に金属板を折曲げ形成した平面視三角波形状のものであって、この複数の波板を互いの振幅方向が一致するように並設して隣り合う波板同士の波形頂部同士を溶接継手により接合することで、平面視菱形状の前記複数の網穴を有した網目格子状に形成したものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のロードマット。
  4. 前記網目格子部材の周縁部に溶接継手により接合され、その網目格子部材の外周部に周設されることで当該網目格子部材を保形して捻れを防止する保形枠部材を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のロードマット。
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JP2018178610A (ja) * 2017-04-18 2018-11-15 クリアーシステム株式会社 水和硬化マット及びその製造方法

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