JP3197244U - スラブアンカー用鋼板およびスラブアンカー - Google Patents

スラブアンカー用鋼板およびスラブアンカー Download PDF

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Abstract

【課題】作業者が治具を用いずに曲げることができるスラブアンカー用鋼板およびそれを用いたスラブアンカーを提供する。【解決手段】スラブアンカー用鋼板10は、鋼製ラーメン桟道橋を形成する際、鋼製桁材に打設された床版コンクリートを係留するため、真直な状態で提供され、曲げて用いられ、曲げるべき部分に、一群の溝12が並列に配置されて形成されており、これらの溝12により、作業者が治具を用いずに曲げることができるように構成されている。一群の溝12における溝の数は曲げるべき角度に応じて調節されている。なお、本スラブアンカー用鋼板10は、鋼製桁材に溶接された状態で搬送される。【選択図】図1

Description

本考案は、スラブアンカー用鋼板に関し、更に詳細には、鋼製ラーメン桟道橋を形成する際、鋼製桁材に打設された床版コンクリートを係留するため、真直な状態で提供され、曲げて用いられるスラブアンカー用鋼板に関するものである。
鋼製ラーメン桟道橋は、次のようにして施工される。
(1)ダウンザホールハンマにより岩盤の削孔、
(2)クローラクレーンにより鋼管杭建て込み、
(3)工場で製作した桁材等を架設、
(4)床版(地覆)コンクリート打設、および
(5)アスファルト敷設(完成)。
スラブアンカーは、桁材に床版コンクリートを係留するために用いられる。
スラブアンカーは、通常、スラブアンカーとなる帯状のスラブアンカー用鋼板の一部を予め工場で桁材に溶接しておき、それを現場に搬送し、現場で前記スラブアンカー用鋼板を折り曲げ、スラブアンカーとしていた。
上記のスラブアンカー用鋼板においては、用いる鋼板の厚さが、通常、5mm程度であるので、治具・機械なしでは曲げることができないという問題がある。
そこで、本考案は、作業者が治具を用いずに曲げることができるスラブアンカー用鋼板およびそれを用いたスラブアンカーを提供することを目的とする。
上記課題は、本考案の下記(1)〜(7)の構成のスラブアンカー用鋼板およびスラブアンカーのいずれかにより解決される。
(1)
鋼製ラーメン桟道橋を形成する際、鋼製桁材に打設された床版コンクリートを係留するため、真直な状態で提供され、曲げて用いられるスラブアンカー用鋼板において、曲げるべき部分に、一群の溝が並列に配置されて形成されており、これらの溝により、作業者が治具を用いずに曲げることができるように構成されていることを特徴とするスラブアンカー用鋼板。
(2)
前記一群の溝における溝の数が曲げるべき角度に応じて調節されている前記(1)のスラブアンカー用鋼板。
(3)
前記鋼製桁材に溶接された状態で搬送される前記(1)または(2)のスラブアンカー用鋼板。
(4)
前記溝は、少なくともその上部において、両側壁が平行である前記(1)〜(3)のいずれかのスラブアンカー用鋼板。
(5)
前記溝位置における残存板厚が1.5〜2.5mmであり、一群の溝の数が3以上であり、各溝の幅が4mm以下で、かつ溝のピッチが2.55mm以上である前記(1)〜(4)のいずれかのスラブアンカー用鋼板。
(6)
前記(1)〜(5)のいずれかのスラブアンカー用鋼板を用いて形成されたスラブアンカー。
(7)
スラブアンカー用鋼板の長手方向中央から見て、両側の鋼板部分が、それぞれ折り曲げ部を2箇所有している前記(6)のスラブアンカー。
本考案のスラブアンカー用鋼板においては、曲げるべき箇所に一群の溝を設けたので、作業者が手で容易に曲げることができ、効率的で実用的である。
本考案の実施の形態によるスラブアンカー用鋼板の斜視図である。 図1に示したスラブアンカー用鋼板の平面図である。 図1に示したスラブアンカー用鋼板の正面図である。 図1に示したスラブアンカー用鋼板を、H形鋼である桁材の一方のフランジの表面に配置溶接した状態で示した斜視図である。 図4に示したスラブアンカー用鋼板を曲げてスラブアンカーとした状態を示す斜視図である。 図5に示したスラブアンカーのみを拡大して示した斜視図である。 図6に示したスラブアンカーの正面図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本考案の実施の態様によるスラブアンカー用鋼板およびスラブアンカーについて説明する。
図1は、本発明の実施の態様によるスラブアンカー用鋼板を示す斜視図、図2は、図1のスラブアンカー用鋼板の平面図、図3は、図1のスラブアンカー用鋼板の正面図、図4は、スラブアンカー用鋼板を、桁材に溶接により取り付けた状態で示した斜視図、および図5は、図4においてスラブアンカー用鋼板を曲げた状態で表した正面図である。
このスラブアンカー用鋼板10は、鋼製ラーメン桟道橋を形成する際、鋼製桁材B(図4参照)に打設された床版コンクリートを係留するため、真直な状態で提供され、曲げて用いられるスラブアンカー用鋼板であって、曲げるべき部分に、一群の溝12が並列に配置されて形成されている。図1等に示したスラブアンカー用鋼板10では、スラブアンカー用鋼板の長手方向中央から見て、両側の鋼板部分が、それぞれ折り曲げ部を2箇所有しており、折り曲げ部のそれぞれにいる一群の溝が形成されている。この両側の鋼板部分の折り曲げ部の数は。それぞれ1箇所であっても、3箇所以上であってもよく、また円弧状であっても良い。
前記一群の溝12における溝の数が曲げるべき角度に応じて調節されていることが好ましい。例えば、図5〜図7に示したように、中央部に近い第1立ち上がり部分10bは、平面の中央部分10aに対して折り曲げ部14において45度折り曲げられるようになっており、比較的曲げ角度が小さいので、溝の数を3つとしている。一方、第1立ち上がり部分10bに続く第2立ち上がり部10cは、第1立ち上がり部分10bに対して折り曲げ部16において90度折り曲げられるようになっており、比較的曲げ角度が大さいので、溝の数を5つとしている。
本スラブアンカー用鋼板10は、図4に示したように、前記鋼製桁材Bにその中央部分10aが溶接された状態で搬送されるようになっており、現場で図5以降に示されているように、作業員により手で折り曲げられてスラブアンカーAとなる。
前記溝12の形状として、図においては、底面が平坦で、両側壁が平行な形状のものを示したが、少なくともその上部において、両側壁が平行であればよい。
前記スラブアンカー用鋼板10は、前記溝位置における残存板厚が1.5〜2.5mmであり、各溝の幅が4mm以下で、かつ溝のピッチが2.55mm以上であることが好ましい。
10 スラブアンカー用鋼板
10a 中央部分
10b 第1立ち上がり部分
10c 第2立ち上がり部分
12 溝
14 折り曲げ部
16 折り曲げ部

Claims (7)

  1. 鋼製ラーメン桟道橋を形成する際、鋼製桁材に打設された床版コンクリートを係留するため、真直な状態で提供され、曲げて用いられるスラブアンカー用鋼板において、曲げるべき部分に、一群の溝が並列に配置されて形成されており、これらの溝により、作業者が治具を用いずに曲げることができるように構成されていることを特徴とするスラブアンカー用鋼板。
  2. 前記一群の溝における溝の数が曲げるべき角度に応じて調節されている請求項1のスラブアンカー用鋼板。
  3. 前記鋼製桁材に溶接された状態で搬送される請求項1または2のスラブアンカー用鋼板。
  4. 前記溝は、少なくともその上部において、両側壁が平行である請求項1〜3のいずれかのスラブアンカー用鋼板。
  5. 前記溝位置における残存板厚が1.5〜2.5mmであり、一群の溝の数が3以上であり、各溝の幅が4mm以下で、かつ溝のピッチが2.55mm以上である請求項1〜4のいずれかのスラブアンカー用鋼板。
  6. 請求項1〜5のいずれかのスラブアンカー用鋼板を用いて形成されたスラブアンカー。
  7. スラブアンカー用鋼板の長手方向中央から見て、両側の鋼板部分が、それぞれ折り曲げ部を2箇所有している請求項6のスラブアンカー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017002597A (ja) * 2015-06-11 2017-01-05 Jfeシビル株式会社 スラブアンカー折曲機及びスラブアンカーの折曲方法
CN111069371A (zh) * 2019-12-30 2020-04-28 安徽机电职业技术学院 一种重型板材复合加工方法及一种重型板材

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