JP6818451B2 - 梁架構 - Google Patents

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Description

本発明は、梁架構に関する。
特許文献1には、大梁に取り付ける小梁を剛接合とする鉄骨構造物に関する技術が開示されている。この先行技術では、大梁のウエブの直上で、長手方向に隣接する小梁端部同士を突合せ溶接することを特徴としている。
WO2011/093533公報
上記先行技術では、大梁のウエブの直上で、長手方向に隣接する小梁端部同士を突き合せて溶接し剛接合しているので、施工が複雑である。
本発明は、上記事実に鑑み、施工が容易な梁架構を提供することが目的である。
第一態様は、長手方向の両端部の間に前記両端部よりも梁成が小さい凹部が形成された鉄骨製の大梁と、接合部と接合部との間に前記大梁が位置するように、前記大梁の前記凹部の上面に架設された鉄骨製の連続小梁と、を備える梁架構である。
第一態様の梁架構では、鉄骨製の大梁の梁成が小さい凹部の上面に、鉄骨製の連続小梁の接合部と接合部との間が位置するように架設すればよいので、大梁の上で連続小梁の端部同士を溶接して剛接合する場合と比較し、梁架構の施工が容易である。
第二態様は、前記連続小梁は、前記大梁から離れた部位でピン接合又は剛接合されている、或いは前記大梁から離れた部位は連続している、請求項1に記載の梁架構である。
第二態様の梁架構では、連続小梁は大梁から離れた部位でピン接合又は剛接合されている、或いは前記大梁から離れた部位は連続しているので、連続小梁の作製が容易になると共に小梁の梁成を小さくすることができる。
第三態様は、杭頭に設けられたフーチングの外周は鋼管で構成され、前記大梁は、前記端部が前記鋼管に接合された基礎梁である、請求項1又は請求項2に記載の梁架構である。
第三態様の梁架構では、杭頭に設けられた鋼管に鉄骨製の大梁の長手方向の端部を接合することで基礎梁が形成されるので、施工が容易である。また、鉄骨製の大梁を基礎梁とすることで、鉄筋コンクリート製の基礎梁と比較し、軽量化され、杭の負担が軽減する。
本発明によれば、大梁の上で連続小梁の端部同士を溶接して剛接合する場合と比較し、梁架構の施工が容易である。
本発明の一実施形態の梁架構の斜視図である。 本発明の一実施形態の梁架構をY方向から見た正面図である。 本発明の一実施形態の梁架構をZ方向から見た平面図である。 小梁の接合部と長期荷重の曲げ応力との位置関係を説明する説明図である。
本発明の一実施形態の梁架構について説明する。なお、各図において適宜示される矢印X及び矢印Yは水平方向における直交する2方向を示し、矢印Zは鉛直方向を示している。
<構造>
先ず本実施形態の梁架構の構造について説明する。
図1及び図3に示すように、本実施形態の梁架構10は、長手方向がY方向に沿った鉄骨製の大梁100と長手方向がX方向に沿った鉄骨製の小梁200とを有し、平面視において、大梁100と小梁200とで格子状に配置されている。
図2に示すように、地盤12には、杭20が埋設されている。なお、本実施形態においては、地盤12の上にコンクリート造の底板14が設けられているが、底板14が設けられていなくてもよい。
杭20の杭頭20Aの周囲には、フーチング30が設けられている。フーチング30は、外周が鋼管32で構成され、この鋼管32の内部には、コンクリート34が充填されている。また、このフーチング30の上には柱16が設けられている。
本実施形態における大梁100は、長手方向の端部110がフーチング30を構成する鋼管32の外周に接合され、底板14と間隔をあけて配置された基礎梁である。
図1及び図2に示すように、本実施形態の大梁100は、H形鋼で構成され、長手方向の端部110は、上向きのハンチになっている。言い換えると、大梁100は、長手方向の両端部110の間に両端部110よりも梁成が小さい凹部120が形成されている。
図2に示すように、大梁100の端部110は、フーチング30を構成する鋼管32の外周に溶接された鋼管側端部112と、凹部120から続く梁側端部114と、で構成され、これら鋼管側端部112と梁側端部114とは、接続板116を用いてボルト接合されている。
図1及び図2に示すように、本実施形態の小梁200は、H形鋼で構成された連続梁とされ、大梁100の凹部120の上面120Aの上に架設されている。また、小梁200の接合部210と接合部210との間を構成する部位212が大梁100に固定されている。なお、本実施形態の小梁200は大梁100に剛接合されていないが、ボルト締結や隅肉溶接等を用いて固定されている。
図4に示すように、本実施形態における小梁200の接合部210は、大梁100から離れた部位、具体的には長期荷重による曲げ応力が作用しない部位でピン接合されている。なお、図4の一点鎖線Fが長期荷重による曲げ応力を表している。
本実施形態の小梁200は、図1に示すように、H形鋼のウエブ202同士が継手板220を用いてボルト接合されている。
図1及び図2に示すように、大梁100の両端部110の上面110Aと小梁200の上面200Aとは、同一高さ又は略同一高さとされている。そして、図2に示すように、大梁100と小梁200との上にスラブ18が設けられている。
<作用及び効果>
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
大梁100の梁成が小さい凹部120の上面120Aの上に、小梁200の接合部210と接合部210との間の部位212を載せ掛けて固定すればよいので、梁架構10の施工が容易である。
また、小梁200は大梁100から離れた部位、具体的には長期荷重による曲げ応力が作用しない部位で、ボルト締結によってピン接合されているので、小梁200の作製が容易であると共に小梁200の梁成を小さくすることができる。
また、杭20の杭頭20Aに設けられ、フーチング30を構成する鋼管32の外周に鉄骨製の大梁100の長手方向の端部110を接合することで基礎梁が形成されるので、施工が容易である。更に本実施形態では、鋼管32の外周に溶接された鋼管側端部112に接続板116を用いて梁側端部114をボルト接合すればよいので、更に施工が容易である。
また、鉄骨製の大梁100を基礎梁とすることで、鉄筋コンクリート製の基礎梁と比較し、軽量化され、杭20の負担が軽減する。
また、本実施形態では、大梁100の両端部110の上面110Aと小梁200の上面200Aとは、同一高さ又は略同一高さとされているので、スラブ18の施工が容易である。
なお、本実施形態では、スラブ18の下側の大梁100の凹部120における小梁200と小梁200と間のスペースを配管等の設備スペースとして利用することが可能である。
<その他>
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。
上記実施形態では、小梁200の接合部210と接合部210との間を構成する部位212は、大梁100の凹部120の上面120Aにボルト締結や隅肉溶接等を用いて固定されているが、これに限定されない。小梁200を大梁100の凹部120に固定されていなくてもよいし、溶接等で剛接合されていてもよい。
また、上記実施形態では、小梁200は大梁100から離れた部位で、ピン接合されていたが、これに限定されない。小梁200は大梁100から離れた部位で剛接合されていてもよい。或いは、小梁200は大梁100から離れた部位では連続し、大梁100に近接する部位で接合されていてもよい。
また、上記実施形態では、大梁100は基礎梁であったが、基礎梁に限定されることはなく、基礎梁以外にも適用してもよい。
更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない
10 梁架構
20A 杭頭
30 フーチング
32 鋼管
100 大梁
110 端部
120 凹部
200 小梁(連続小梁)
210 接合部

Claims (2)

  1. 梁側端部の間に前記梁側端部よりも梁成が小さい凹部が形成されたH形鋼の大梁と、
    接合部と接合部との間に前記大梁が位置するように、前記大梁の前記凹部の上面に架設されたH形鋼の連続小梁と、
    を備え
    杭頭に設けられたフーチングの外周は鋼管で構成され、
    前記大梁は、基礎梁であり、
    前記梁側端部のウェブは、前記鋼管の外周に溶接されたH形鋼の鋼管側端部と剛接合又はピン接合されている、
    梁架構。
  2. 前記連続小梁は、前記大梁から離れた部位でピン接合又は剛接合されている、或いは前記大梁から離れた部位は連続している、
    請求項1に記載の梁架構。
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