JP6836853B2 - ブレース接合構造 - Google Patents
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Description
先ず、第一実施形態に係るブレース接合構造について説明する。
図1には、第一実施形態に係るブレース接合構造10が適用されたコンクリート基礎梁12及びV字状ブレース30が示されている。
コンクリート基礎梁12は、鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造とされており、構造物の基礎に設けられている。図2に示されるように、コンクリート基礎梁12は、断面矩形状に形成されている。このコンクリート基礎梁12には、複数の梁主筋14と、複数の梁主筋14を囲むせん断補強筋16が適宜埋設されている。
図1に示されるように、コンクリート基礎梁12上には、一対の柱22が立てられている。一対の柱22は、例えば、鉄骨造とされており、鋼管やH形鋼等によって形成されている。この一対の柱22には、梁24が架設されている。
V字状ブレース30は、頂部30Lを下に状態で架構26の構面に配置されている。また、V字状ブレース30は、その頂部30Lをコンクリート基礎梁12の材軸方向の中間部12Mに対向させた状態で配置されている。
下側ブラケット40は、梁状に形成されており、一対の柱22の柱脚部に架設されている。この下側ブラケット40は、コンクリートスラブ20の上面20Uに沿って配置されており、その材軸方向の両端部がガセットプレート36を介して一対の柱22の柱脚部に接合されている。
次に、第一実施形態の変形例について説明する。
次に、第二実施形態について説明する。なお、第二実施形態において、第一実施形態と同じ構成の部材等には、同符号を付して説明を適宜省略する。
図4及び図5に示されるように、第二実施形態に係るブレース接合構造50では、V字状ブレース30の頂部30Lに設けられた複数の連結スタッド42を、コンクリート基礎梁12の中間部12Mから立ち上げられたコンクリート壁部52に埋設することにより、V字状ブレース30の頂部30Lをコンクリート基礎梁12の中間部12Mに接合する。
具体的には、図5に示されるように、コンクリート壁部52は、コンクリート基礎梁12を増し打ちすることにより形成されている。このコンクリート壁部52は、コンクリート基礎梁12の側面12Sに沿って立ち上げられるとともに、一対の柱22の柱脚部(図1参照)に亘って形成されている。また、コンクリート壁部52には、補強筋54が適宜埋設されている。
V字状ブレース30の頂部30Lには、下側ブラケット60が設けられている。下側ブラケット60は、第一実施形態と同様に、一対の柱22の柱脚部に架設されている。この下側ブラケット60の材軸方向の中間部60Mには、一対のブレース本体32の下端部が溶接等によって接合されている。この下側ブラケット60の中間部60Mによって、V字状ブレース30の頂部30Lが構成されている。また、V字状ブレース30の頂部30Lは、コンクリート壁部52とコンクリート基礎梁12の幅方向(矢印W方向)に対向している。
次に、第二実施形態の変形例について説明する。
次に、第三実施形態に係るブレース接合構造について説明する。なお、以下の第三実施形態において、第一実施形態と同じ構成の部材等には、同符号を付して説明を適宜省略する。
図7及び図8に示されるように、第三実施形態に係るブレース接合構造70では、V字状ブレース30の頂部30Lに設けられた下側ブラケット72を、コンクリート基礎梁12の中間部12Mを貫通する棒状部材80を介して当該コンクリート基礎梁12の中間部12Mに接合する。
具体的には、図8に示されるように、V字状ブレース30の頂部30Lには、下側ブラケット72が設けられている。連結部材としての下側ブラケット72は、下方が開口された断面C字状に形成されている。この下側ブラケット72は、コンクリート基礎梁12の幅方向に対向する一対の側壁部72Sと、一対の側壁部72Sの上端部同士を接続する上壁部72Uとを有している。
棒状部材80は、例えば、鋼棒や鉄筋等によって形成されている。また、棒状部材80の両側の端部80Eには、雄ネジ部がそれぞれ設けられている。この棒状部材80は、コンクリート基礎梁12の中間部12Mにおける上部に下側ブラケット72を被せた状態で、下側ブラケット72の取付孔74及びコンクリート基礎梁12の貫通孔76に挿入される。そして、棒状部材80の両側の端部80E(雄ネジ部)にナット82をそれぞれ締め込むことにより、下側ブラケット72がコンクリート基礎梁12の中間部12Mに取り付けられている。
次に、第三実施形態の変形例について説明する。
次に、第四実施形態に係るブレース接合構造について説明する。なお、以下の第四実施形態において、第一実施形態と同じ構成の部材等には、同符号を付して説明を適宜省略する。
図10及び図11に示されるように、第四実施形態に係るブレース接合構造90では、V字状ブレース30の頂部30Lを、コンクリート基礎梁12の中間部12Mに設けられた外殻型枠92に接合する。
具体的には、図11に示されるように、連結部材としての外殻型枠92は、鋼板等によって筒状に形成されており、コンクリート基礎梁12の外周面を被覆している。この外殻型枠92は、コンクリート基礎梁12の上面12Uに沿って配置される上壁部92Uと、コンクリート基礎梁12の両側の側面12Sに沿って配置される一対の側壁部92Sと、コンクリート基礎梁12の下面12Lに沿って配置される下壁部92Lとを有している。
次に、上記第一実施形態〜第四実施形態に共通の変形例について説明する。なお、以下では、上記第一実施形態を例に各種の変形例について説明するが、これらの変形例は、第二実施形態〜第四実施形態についても適宜適用可能である。
12 コンクリート基礎梁
20 コンクリートスラブ
30 V字状ブレース(ブレース)
30L 頂部
40 下側ブラケット
40M 下側ブラケットの材軸方向の中間部(ブレースの頂部)
44 下側ブラケット(ブレースの頂部)
42 連結スタッド(連結部材)
50 ブレース接合構造
52 コンクリート壁部
56 コンクリート壁部
60 下側ブラケット
60M 下側ブラケットの材軸方向の中間部(ブレースの頂部)
70 ブレース接合構造
72 下側ブラケット(連結部材)
72U 上壁部
72S 側壁部
90 ブレース接合構造
92 外殻型枠(連結部材)
92U 上壁部
92S 側壁部
Claims (4)
- コンクリート基礎梁と、前記コンクリート基礎梁上に配置されるブレースの下端部との間にコンクリートを打設してコンクリートスラブを形成する際に、前記ブレースの前記下端部から突出する連結部材を前記コンクリートスラブに埋設し、該コンクリートスラブを介して前記ブレースを前記コンクリート基礎梁に接合する、
ブレース接合構造の施工方法。 - コンクリート基礎梁と、
前記コンクリート基礎梁上に配置されるブレースと、
前記コンクリート基礎梁から立ち上げられ、前記ブレースの下端部と対向するコンクリート壁部と、
前記ブレースの前記下端部から突出し、前記コンクリート壁部に埋設される連結部材と、
を備えるブレース接合構造。 - コンクリート基礎梁と、
前記コンクリート基礎梁上に配置されるブレースと、
前記コンクリート基礎梁の上面に沿って配置される上壁部と、前記コンクリート基礎梁の両側の側面に沿って配置される一対の側壁部と、を有し、前記コンクリート基礎梁に固定されるとともに前記ブレースの下端部が接合される連結部材と、
を備えるブレース接合構造。 - 前記ブレースは、頂部を下にしたV字状ブレースとされ、
前記連結部材は、前記下端部としての前記頂部に設けられる、
請求項2又は請求項3に記載のブレース接合構造。
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JP2016144141A JP6836853B2 (ja) | 2016-07-22 | 2016-07-22 | ブレース接合構造 |
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JP2018013006A JP2018013006A (ja) | 2018-01-25 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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