JP2018013006A - ブレース接合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、基礎梁に対するブレースの接合作業の手間を低減することを目的とする。【解決手段】ブレース接合構造10は、コンクリート基礎梁12と、コンクリート基礎梁12上に配置されるV字状ブレース30と、コンクリート基礎梁12とV字状ブレース30との間に配置され、コンクリート基礎梁12に接合されるコンクリートスラブ20と、V字状ブレースの頂部30Lから突出し、コンクリートスラブ20に埋設される連結スタッド42と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ブレース接合構造に関する。
架構に取り付けられるV字状ブレースが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2004−124522号公報 特開平11−293946号公報
ところで、ブレースを基礎梁に固定する場合、例えば、ブレースのブラケットを、基礎梁に埋設されたアンカーボルト等に固定する。
しかしながら、基礎梁には、せん断補強筋や主筋等が密に埋設されている。そのため、せん断補強筋等との干渉を回避しながら、基礎梁にアンカーボルトを埋設しなければならず、基礎梁に対するブレースの接合作業に手間がかかる。
本発明は、上記の事実を考慮し、基礎梁に対するブレースの接合作業の手間を低減することを目的とする。
請求項1に記載のブレース接合構造は、コンクリート基礎梁と、前記コンクリート基礎梁上に配置されるブレースと、前記コンクリート基礎梁と前記ブレースとの間に配置され、該コンクリート基礎梁に接合されるコンクリートスラブと、前記ブレースの下端部から突出し、前記コンクリートスラブに埋設される連結部材と、を備える。
請求項1に係るブレース接合構造によれば、コンクリート基礎梁上には、ブレースが配置される。また、コンクリート基礎梁とブレースとの間には、コンクリートスラブが配置される。コンクリートスラブは、コンクリート基礎梁に接合される。このコンクリートスラブに、ブレースの下端部から突出する連結部材を埋設することにより、ブレースの下端部がコンクリートスラブを介してコンクリート基礎梁に接合される。
これにより、例えば、コンクリートスラブの施工に伴って、コンクリート基礎梁にブレースの下端部を接合することができる。したがって、コンクリート基礎梁に対するブレースの接合作業の手間を低減することができる。
請求項2に記載のブレース接合構造は、コンクリート基礎梁と、前記コンクリート基礎梁上に配置されるブレースと、前記コンクリート基礎梁から立ち上げられ、前記ブレースの下端部と対向するコンクリート壁部と、前記ブレースの前記下端部から突出し、前記コンクリート壁部に埋設される連結部材と、を備える。
請求項2に係るブレース接合構造によれば、コンクリート基礎梁上には、ブレースが配置される。また、コンクリート基礎梁からは、コンクリート壁部が立ち上げられる。コンクリート壁部は、ブレースの下端部と対向する。このコンクリート壁部に、ブレースの下端部から突出する連結部材を埋設することにより、ブレースの下端部がコンクリート壁部を介してコンクリート基礎梁に接合される。
これにより、例えば、コンクリート壁部の施工に伴って、コンクリート基礎梁にブレースの下端部を接合することができる。したがって、コンクリート基礎梁に対するブレースの接合作業の手間を低減することができる。
また、コンクリート壁部を施工する前に、コンクリート基礎梁上にコンクリートスラブを施工することができる。したがって、コンクリート基礎梁上に、安定した足場を早期に確保することができる。
請求項3に記載のブレース接合構造は、コンクリート基礎梁と、前記コンクリート基礎梁上に配置されるブレースと、前記コンクリート基礎梁の上面に沿って配置される上壁部と、前記コンクリート基礎梁の両側の側面に沿って配置される一対の側壁部と、を有し、前記コンクリート基礎梁に固定されるとともに前記ブレースの下端部が接合される連結部材と、を備える。
請求項3に係るブレース接合構造によれば、コンクリート基礎梁上には、ブレースが配置される。また、コンクリート基礎梁には、連結部材が固定される。連結部材は、コンクリート基礎梁の上面に沿って配置される上壁部と、コンクリート基礎梁の両側の側面に沿って配置される一対の側壁部とを有する。この連結部材にブレースの下端部を接合することにより、ブレースの下端部が連結部材を介してコンクリート基礎梁に接合される。
このようにコンクリート基礎梁に固定される連結部材にブレースの下端部を接合することにより、コンクリート基礎梁に対するブレースの接合作業の手間を低減することができる。
また、コンクリート基礎梁の上面及び両側の側面に連結部材の上壁部及び一対の側壁部を沿わせることにより、コンクリート基礎梁と連結部材との固定強度を高めることができる。
請求項4に記載のブレース接合構造は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のブレース接合構造において、前記ブレースは、頂部を下にしたV字状ブレースとされ、前記連結部材は、前記下端部としての前記頂部に設けられる。
請求項4に係るブレース接合構造によれば、ブレースは、頂部を下にしたV字状ブレースとされる。V字状ブレースの頂部には、連結部材が設けられる。この連結部材をコンクリートスラブ又はコンクリート壁部に埋設することにより、V字状ブレースの頂部をコンクリート基礎梁に容易に接合することができる。
以上説明したように、本発明に係るブレース接合構造によれば、基礎梁に対するブレースの接合作業の手間を低減することができる。
第一実施形態に係るブレース接合構造が適用されたコンクリート基礎梁及びV字状ブレースを示す立面図である。 図1の2−2線断面図である。 第一実施形態に係るブレース接合構造の変形例が適用されたコンクリート基礎梁及びV字状ブレースを示す図1に相当する立面図である。 第二実施形態に係るブレース接合構造が適用されたコンクリート基礎梁及びV字状ブレースを示す図1の一部拡大図に相当する立面図である。 図4の5−5線断面図である。 第二実施形態に係るブレース接合構造の変形例が適用されたコンクリート基礎梁及びV字状ブレースを示す図5に相当する断面図である。 第三実施形態に係るブレース接合構造が適用されたコンクリート基礎梁及びV字状ブレースを示す図1の一部拡大図に相当する立面図である。 図7の8−8線断面図である。 (A)及び(B)は、第三実施形態に係るブレース接合構造の変形例が適用されたコンクリート基礎梁及びV字状ブレースを示す図8に相当する断面図である。 第四実施形態に係るブレース接合構造が適用されたコンクリート基礎梁及びV字状ブレースを示す図1の一部拡大図に相当する立面図である。 図10の11−11線断面図である。
[第一実施形態]
先ず、第一実施形態に係るブレース接合構造について説明する。
(ブレース接合構造)
図1には、第一実施形態に係るブレース接合構造10が適用されたコンクリート基礎梁12及びV字状ブレース30が示されている。
(コンクリート基礎梁)
コンクリート基礎梁12は、鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造とされており、構造物の基礎に設けられている。図2に示されるように、コンクリート基礎梁12は、断面矩形状に形成されている。このコンクリート基礎梁12には、複数の梁主筋14と、複数の梁主筋14を囲むせん断補強筋16が適宜埋設されている。
コンクリート基礎梁12の上部には、複数の基礎梁側連結部材としての複数の連結筋18が設けられている。複数の連結筋18は、コンクリート基礎梁12の材軸方向に間隔を空けて配列されている。各連結筋18は、コンクリート基礎梁12の材軸方向から見て、下方が開口されたU字状(C字状)の鉄筋(U字状鉄筋)によって形成されている。この連結筋18の下部18Lは、コンクリート基礎梁12に埋設されている。
一方、連結筋18の上部18Uは、コンクリート基礎梁12の上面12Uから上方へ突出している。この連結筋18の上部18Uは、コンクリートスラブ20に埋設されている。これにより、複数の連結筋18を介して、コンクリート基礎梁12とコンクリートスラブ20とが接合されている。
なお、連結筋18は、U字状鉄筋に限らず、L字状鉄筋や他の鉄筋等であっても良い。また、基礎梁側連結部材は、連結筋18に限らず、コンクリート基礎梁12の上面から突出するスタッド等であっても良い。
コンクリートスラブ20は、コンクリート基礎梁12及びその周囲の地盤上に敷設される土間スラブとされている。なお、コンクリートスラブ20は、土間スラブに限らず、マットスラブや耐圧盤等であっても良い。
(架構)
図1に示されるように、コンクリート基礎梁12上には、一対の柱22が立てられている。一対の柱22は、例えば、鉄骨造とされており、鋼管やH形鋼等によって形成されている。この一対の柱22には、梁24が架設されている。
梁24は、鉄骨造されており、例えば、H形鋼やI形鋼、C形鋼、ボックス鋼等によって形成されている。この梁24と、一対の柱22と、コンクリート基礎梁12とによって架構26が構成されている。架構26の構面には、V字状ブレース30が配置されている。
なお、一対の柱22及び梁24は、鉄骨造に限らず、鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造等であっても良い。
(V字状ブレース)
V字状ブレース30は、頂部30Lを下に状態で架構26の構面に配置されている。また、V字状ブレース30は、その頂部30Lをコンクリート基礎梁12の材軸方向の中間部12Mに対向させた状態で配置されている。
V字状ブレース30は、一対のブレース本体32と、下側ブラケット40とを有している。一対のブレース本体32は、V字状に配置されており、各々の下端部が下側ブラケット40を介して互いに連結されている。なお、V字状ブレース30の頂部30Lは、V字状ブレース30の下端部を構成している。
各ブレース本体32は、例えば、鋼管座屈補剛ブレースとされている。このブレース本体32は、H形鋼等によって形成されたブレース心材32Aと、ブレース心材32Aが挿入される補剛鋼管32Bとを有している。各ブレース本体32の上端部は、上側ブラケット34を介して架構26の上側の角部26C(柱梁仕口部)に接合されている。一方、ブレース本体32の下端部は、溶接等によって下側ブラケット40に接合されている。
(下側ブラケット)
下側ブラケット40は、梁状に形成されており、一対の柱22の柱脚部に架設されている。この下側ブラケット40は、コンクリートスラブ20の上面20Uに沿って配置されており、その材軸方向の両端部がガセットプレート36を介して一対の柱22の柱脚部に接合されている。
また、下側ブラケット40の材軸方向の中間部40Mには、一対のブレース本体32の下端部が溶接等によって接合されている。この下側ブラケット40の中間部40Mによって、V字状ブレース30の頂部30Lが構成されている。また、V字状ブレース30の頂部30Lは、コンクリート基礎梁12の材軸方向の中間部12Mと上下方向に対向している。
図2に示されるように、下側ブラケット40は、H形鋼によって形成されている。この下側ブラケット40は、上下方向に対向する上側フランジ部40U及び下側フランジ部40Lと、一対の上側フランジ部40U及び下側フランジ部40Lを接続するウェブ部40Wとを有している。ウェブ部40Wは、板厚方向をコンクリート基礎梁12の幅方向(矢印W方向)として配置されている。
上側フランジ部40Uの材軸方向の中間部には、前述した一対のブレース本体32の下端部が溶接等によって接合されている。一方、下側フランジ部40Lの下面には、複数の連結スタッド42が設けられている。なお、連結スタッド42は、連結部材の一例である。
複数の連結スタッド42は、溶接等によって下側フランジ部40Lの下面に接合されており、当該下面から下方へ突出している。また、複数の連結スタッド42は、下側ブラケット40の長手方向に間隔を空けて配列されるとともに、下側ブラケット40の全長に亘って設けられている。
連結スタッド42は、コンクリート基礎梁12の上面12Uから突出する複数の連結筋18の間にそれぞれ配置されている。これらの連結スタッド42は、コンクリートスラブ20に埋設されている。これにより、下側ブラケット40が、当該下側ブラケット40の全長に亘ってコンクリートスラブ20に接合されている。また、V字状ブレース30の頂部30Lが、複数の連結スタッド42を介してコンクリートスラブ20に接合されている。これにより、V字状ブレース30の頂部30Lが、コンクリートスラブ20を介してコンクリート基礎梁12の中間部12Mに接合されている。
なお、下側ブラケット40は、H形鋼に限らず、I形鋼やC形鋼、T形鋼、ボックス鋼等によって形成されても良い。
次に、第一実施形態に係るブレース接合構造の施工方法の一例について説明する。
図1に示されるように、先ず、コンクリート基礎梁12を施工する。この際、図2に示されるように、コンクリート基礎梁12の上面12Uから複数の連結筋18の上部18Uを突出させておく。
次に、コンクリート基礎梁12上に一対の柱22を立てるとともに、一対の柱22に梁24を架設する。これにより、コンクリート基礎梁12、一対の柱22、及び梁24によって架構26が構成される。
次に、架構26の構面に、V字状ブレース30を設置する。この際、V字状ブレース30の頂部30Lを下にするとともに、当該頂部30Lをコンクリート基礎梁12の中間部12Mに対向させる。
次に、一対のブレース本体32の上端部を、上側ブラケット34を介して架構26の角部26Cに接合するとともに、下側ブラケット40の両端部をガセットプレート36を介して一対の柱22の柱脚部に接合する。この際、下側ブラケット40から下方へ突出する複数の連結スタッド42を、コンクリート基礎梁12の上面12Uから上方へ突出する複数の連結筋18の間にそれぞれ配置する。
次に、コンクリート基礎梁12及びその周囲にコンクリートを打設し、コンクリートスラブ20を構築する。この際、コンクリートスラブ20に複数の連結筋18及び連結スタッド42を埋設する。これにより、複数の連結筋18を介して、コンクリート基礎梁12とコンクリートスラブ20とが接合される。また、複数の連結スタッド42を介して、V字状ブレース30の頂部30Lとコンクリートスラブ20とが接合される。この結果、V字状ブレース30の頂部30Lが、コンクリートスラブ20を介してコンクリート基礎梁12の中間部12Mに接合される。
次に、第一実施形態の作用について説明する。
以上説明したように、本実施形態に係るブレース接合構造10によれば、コンクリート基礎梁12上には、V字状ブレース30が配置される。また、コンクリート基礎梁12とV字状ブレース30との間には、コンクリートスラブ20が配置される。
コンクリートスラブ20は、複数の連結筋18を介してコンクリート基礎梁12に接合される。このコンクリートスラブ20に、V字状ブレース30の下側ブラケット40から下方へ突出する複数の連結スタッド42を埋設することにより、V字状ブレース30の頂部30Lがコンクリートスラブ20を介してコンクリート基礎梁12に接合される。
これにより、例えば、コンクリートスラブ20の施工に伴って、コンクリート基礎梁12にV字状ブレース30の頂部30Lを接合することができる。したがって、コンクリート基礎梁12の中間部12Mに対するV字状ブレース30の頂部30Lの接合作業の手間が低減される。
また、コンクリート基礎梁12には、V字状ブレース30の頂部30Lを接合するためのアンカーボルト等を埋設する必要がない。したがって、コンクリート基礎梁12の施工性が向上する。
さらに、本実施形態では、V字状ブレース30の頂部30Lから突出する複数の連結スタッド42をコンクリートスラブ20に埋設することにより、V字状ブレース30の頂部30Lをコンクリートスラブ20を介してコンクリート基礎梁12の中間部12Mに接合する。したがって、例えば、コンクリート基礎梁12に対するV字状ブレース30の位置ずれ等をコンクリートスラブ20によって吸収することができる。
さらに、複数の連結スタッド42は、下側ブラケット40の全長に亘って設けられている。これらの連結スタッド42をコンクリートスラブ20に埋設することにより、下側ブラケット40が、その全長に亘ってコンクリートスラブ20に接合される。したがって、V字状ブレース30とコンクリートスラブ20及びコンクリート基礎梁12との間の応力伝達が良好になる。
[第一実施形態の変形例]
次に、第一実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、複数の連結スタッド42が下側ブラケット40の全長に亘って設けられるが、複数の連結スタッド42の配置や数は、適宜変更可能である。したがって、例えば、下側ブラケット40の中間部40Mにのみ連結スタッド42を設けても良いし、下側ブラケット40の両端部にのみ連結スタッド42を設けても良い。さらに、下側ブラケット40の中間部40M及び両端部に連結スタッド42を設けることも可能である。
また、上記実施形態では、一対の柱22に下側ブラケット40を架設したが、下側ブラケット40は、一対の柱22に架設しなくても良い。また、例えば、図3に示されるように、下側ブラケット44の長さを短くしても良い。なお、図3に示される変形例では、下側ブラケット44全体によって、V字状ブレース30の頂部30Lが構成される。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態について説明する。なお、第二実施形態において、第一実施形態と同じ構成の部材等には、同符号を付して説明を適宜省略する。
(ブレース接合構造)
図4及び図5に示されるように、第二実施形態に係るブレース接合構造50では、V字状ブレース30の頂部30Lに設けられた複数の連結スタッド42を、コンクリート基礎梁12の中間部12Mから立ち上げられたコンクリート壁部52に埋設することにより、V字状ブレース30の頂部30Lをコンクリート基礎梁12の中間部12Mに接合する。
(コンクリート壁部)
具体的には、図5に示されるように、コンクリート壁部52は、コンクリート基礎梁12を増し打ちすることにより形成されている。このコンクリート壁部52は、コンクリート基礎梁12の側面12Sに沿って立ち上げられるとともに、一対の柱22の柱脚部(図1参照)に亘って形成されている。また、コンクリート壁部52には、補強筋54が適宜埋設されている。
(下側ブラケット)
V字状ブレース30の頂部30Lには、下側ブラケット60が設けられている。下側ブラケット60は、第一実施形態と同様に、一対の柱22の柱脚部に架設されている。この下側ブラケット60の材軸方向の中間部60Mには、一対のブレース本体32の下端部が溶接等によって接合されている。この下側ブラケット60の中間部60Mによって、V字状ブレース30の頂部30Lが構成されている。また、V字状ブレース30の頂部30Lは、コンクリート壁部52とコンクリート基礎梁12の幅方向(矢印W方向)に対向している。
下側ブラケット60は、H形鋼によって形成されている。この下側ブラケット60は、コンクリート基礎梁12の幅方向に対向する一対のフランジ部60Fと、一対のフランジ部60Fを接続するウェブ部60Wとを有している。
ウェブ部60Wは、板厚方向を上下方向として配置されている。このウェブ部60Wの材軸方向の中間部には、前述した一対のブレース本体32の下端部が溶接等によって接合されている。なお、ウェブ部60Wは、補強リブ62(図4参照)によって適宜補強されている。
一対のフランジ部60Fのうち一方(コンクリート壁部52側)のフランジ部60Fの外面には、複数の連結スタッド42が設けられている。複数の連結スタッド42は、溶接等によってフランジ部60Fの外面に接合されており、当該外面から外側(コンクリート壁部52側)へ突出している。また、複数の連結スタッド42は、下側ブラケット60の長手方向に間隔を空けて配列されるとともに、下側ブラケット60の全長に亘って設けられている。なお、連結スタッド42は、連結部材の一例である。
複数の連結スタッド42は、コンクリート壁部52の横幅方向(コンクリート基礎梁12の材軸方向)の全長に亘って埋設されている。これにより、下側ブラケット60が、当該下側ブラケット60の全長に亘ってコンクリート壁部52と接合されている。換言すると、V字状ブレース30の頂部30Lが、複数の連結スタッド42を介してコンクリート壁部52に接合されている。これにより、V字状ブレース30の頂部30Lが、コンクリート壁部52を介してコンクリート基礎梁12の中間部12Mに接合されている。
なお、下側ブラケット60は、H形鋼に限らず、I形鋼やC形鋼、T形鋼、ボックス鋼等によって形成されても良い。
次に、第二実施形態に係るブレース接合構造の施工方法の一例について説明する。
図4に示されるように、先ず、コンクリート基礎梁12を施工する。この際、コンクリート基礎梁12にコンクリート壁部52用の補強筋54(図6参照)を適宜埋設するとともに、コンクリート基礎梁12の周囲にコンクリート壁部52用の図示しない型枠を仮設しておく。
次に、コンクリート基礎梁12上に一対の柱22を立てる。次に、コンクリート基礎梁12及びその周囲にコンクリートを打設し、コンクリートスラブ20を構築する。次に、一対の柱22に梁24を架設する。これにより、コンクリート基礎梁12、一対の柱22、及び梁24によって架構26が構成される。
次に、第一実施形態と同様に、架構26の構面にV字状ブレース30を設置し、一対のブレース本体32の上端部を上側ブラケット34を介して架構26の角部26Cに接合する。また、下側ブラケット60の一方のフランジ部60Fから外側へ突出する連結スタッド42を、コンクリート壁部52用の図示しない型枠内に配置する。
次に、コンクリート壁部52用の型枠内にコンクリートを打設し、コンクリート壁部52を構築する。これにより、複数の連結スタッド42を介して、V字状ブレース30の頂部30Lとコンクリート壁部52とが接合される。この結果、V字状ブレース30の頂部30Lが、コンクリート壁部52を介してコンクリート基礎梁12の中間部12Mに接合される。
次に、第二実施形態の作用について説明する。
以上説明したように、本実施形態に係るブレース接合構造50によれば、コンクリート基礎梁12上には、V字状ブレース30が配置される。また、コンクリート基礎梁12からは、コンクリート壁部52が立ち上げられる。コンクリート壁部52は、V字状ブレース30の頂部30Lとコンクリート基礎梁12の幅方向に対向する。このコンクリート壁部52に、下側ブラケット60から突出する複数の連結スタッド42を埋設することにより、V字状ブレース30の頂部30Lがコンクリート壁部52を介してコンクリート基礎梁12に接合される。
これにより、例えば、コンクリート壁部52の施工に伴って、コンクリート基礎梁12にV字状ブレース30の頂部30Lを接合することができる。したがって、コンクリート基礎梁12の中間部12Mに対するV字状ブレース30の頂部30Lの接合作業の手間を低減することができる。
また、本実施形態では、コンクリート壁部52を施工する前に、コンクリート基礎梁12上にコンクリートスラブ20を施工することができる。これにより、コンクリート基礎梁12上に、安定した足場を早期に確保することができる。したがって、梁24やV字状ブレース30の施工性が向上する。
また、下側ブラケット60は、当該下側ブラケット60の全長に亘ってコンクリート壁部52と接合されている。これにより、V字状ブレース30とコンクリート基礎梁12との間の応力伝達が良好になる。
[第二実施形態の変形例]
次に、第二実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、コンクリート壁部52をコンクリート基礎梁12の側面12Sに沿って立ち上げられるが、上記実施形態は、これに限らない。例えば、図6に示されるように、コンクリート基礎梁12の上面から、コンクリート壁部56を立ち上げても良い。
なお、コンクリート壁部56には、補強筋58が埋設されている。補強筋58は、コンクリートスラブ20を介してコンクリート基礎梁12の内部に延出している。この補強筋58によってコンクリート壁部56とコンクリート基礎梁12とが接合されている。
また、上記実施形態では、コンクリート壁部52をコンクリート基礎梁12から直接立ち上げたが、上記実施形態は、これに限らない。例えば、図6に示されるように、コンクリート基礎梁12とコンクリート壁部52との間に、コンクリートスラブ20を介在させても良い。なお、コンクリートスラブ20は、適宜省略可能である。
また、上記実施形態では、V字状ブレース30の頂部30Lとコンクリート壁部52とが、コンクリート基礎梁12の幅方向(矢印W方向)に対向するが、上記実施形態は、これに限らない。例えば、V字状ブレース30の頂部30Lとコンクリート壁部とがコンクリート基礎梁12の材軸方向に対向するように、コンクリート壁部の配置を変更しても良い。この場合、連結部材の配置は、コンクリート壁部の配置に応じて適宜変更すれば良い。
また、上記実施形態では、コンクリート壁部52が一対の柱22に亘って設けられるが、上記実施形態は、これに限らない。コンクリート壁部52は、少なくともV字状ブレース30の頂部30Lと対向するように、コンクリート基礎梁12に設けられれば良い。
[第三実施形態]
次に、第三実施形態に係るブレース接合構造について説明する。なお、以下の第三実施形態において、第一実施形態と同じ構成の部材等には、同符号を付して説明を適宜省略する。
(ブレース接合構造)
図7及び図8に示されるように、第三実施形態に係るブレース接合構造70では、V字状ブレース30の頂部30Lに設けられた下側ブラケット72を、コンクリート基礎梁12の中間部12Mを貫通する棒状部材80を介して当該コンクリート基礎梁12の中間部12Mに接合する。
(下側ブラケット)
具体的には、図8に示されるように、V字状ブレース30の頂部30Lには、下側ブラケット72が設けられている。連結部材としての下側ブラケット72は、下方が開口された断面C字状に形成されている。この下側ブラケット72は、コンクリート基礎梁12の幅方向に対向する一対の側壁部72Sと、一対の側壁部72Sの上端部同士を接続する上壁部72Uとを有している。
上壁部72Uは、コンクリート基礎梁12の上面12Uに沿って配置されている。この上壁部72Uには、V字状ブレース30の頂部30Lが溶接等によって接合されている。なお、V字状ブレース30の頂部30Lは、一対のブレース本体32の下端部同士を接続するT形鋼等によって形成されている。
一対の側壁部72Sは、コンクリート基礎梁12の幅方向の両側の側面に沿って配置され、当該側面12Sとそれぞれ対向している。この一対の側壁部72Sには、複数の取付孔74がそれぞれ形成されている。
また、コンクリート基礎梁12の中間部12Mには、複数の貫通孔76が形成されている。各貫通孔76は、コンクリート基礎梁12の中間部12Mにおける上部を当該コンクリート基礎梁12の幅方向に貫通している。また、各貫通孔76は、例えば、コンクリート基礎梁12の中間部12Mに図示しないシース管等を埋設することにより形成されている。この貫通孔76及び前述した下側ブラケット72の取付孔74には、棒状部材80が貫通されている。
(棒状部材)
棒状部材80は、例えば、鋼棒や鉄筋等によって形成されている。また、棒状部材80の両側の端部80Eには、雄ネジ部がそれぞれ設けられている。この棒状部材80は、コンクリート基礎梁12の中間部12Mにおける上部に下側ブラケット72を被せた状態で、下側ブラケット72の取付孔74及びコンクリート基礎梁12の貫通孔76に挿入される。そして、棒状部材80の両側の端部80E(雄ネジ部)にナット82をそれぞれ締め込むことにより、下側ブラケット72がコンクリート基礎梁12の中間部12Mに取り付けられている。
また、下側ブラケット72とコンクリート基礎梁12との隙間には、モルタルやグラウド等の充填材84が充填されている。これにより、下側ブラケット72がコンクリート基礎梁12の上部に隙間なく一体化されている。なお、充填材84は、適宜省略可能である。
次に、第三実施形態の作用について説明する。
図8に示されるように、第三実施形態に係るブレース接合構造70によれば、コンクリート基礎梁12の中間部12Mを貫通する棒状部材80に下側ブラケット72を接合(ボルト接合)することにより、V字状ブレース30の頂部30Lがコンクリート基礎梁12の中間部12Mに接合される。したがって、コンクリート基礎梁12の中間部12Mに対するV字状ブレース30の頂部30Lの接合作業の手間を低減することができる。
また、コンクリート基礎梁12の上面12U及び両側の側面12Sに下側ブラケット72の上壁部72U及び一対の側壁部72Sを沿わせることにより、コンクリート基礎梁12と下側ブラケット72との固定強度を高めることができる。
さらに、コンクリート基礎梁12と下側ブラケット72との隙間に充填材84を充填することにより、コンクリート基礎梁12と下側ブラケット72との間の応力伝達が良好になる。
[第三実施形態の変形例]
次に、第三実施形態の変形例について説明する。
図9(A)に示されるように、棒状部材80は、コンクリート基礎梁12に埋設しても良い。この場合、例えば、下側ブラケット72の上壁部72Uと一対の側壁部72Sとを別体にする。そして、一対の側壁部(接合プレート)72Sをコンクリート基礎梁12の両側に配置し、コンクリート基礎梁12の側面12Sから突出する棒状部材80の両側の端部80Eを一対の側壁部72Sの取付孔74にそれぞれ挿入する。その後、一対の側壁部72Sに上壁部(ベースプレート)72Uを溶接等によって接合する。なお、下側ブラケット72とコンクリート基礎梁12との間には、充填材84(図8参照)を適宜充填しても良い。
また、例えば、図9(B)に示されるように、コンクリート基礎梁12の両側の側面12Sに、一対の側壁部(接合プレート)72Sをスタッド86等を介して接合しておき、この一対の側壁部72Sに上壁部(ベースプレート)72Uを溶接等によって接合しても良い。なお、下側ブラケット72とコンクリート基礎梁12との間には、充填材84(図8参照)を適宜充填しても良い。
[第四実施形態]
次に、第四実施形態に係るブレース接合構造について説明する。なお、以下の第四実施形態において、第一実施形態と同じ構成の部材等には、同符号を付して説明を適宜省略する。
(ブレース接合構造)
図10及び図11に示されるように、第四実施形態に係るブレース接合構造90では、V字状ブレース30の頂部30Lを、コンクリート基礎梁12の中間部12Mに設けられた外殻型枠92に接合する。
(外殻型枠)
具体的には、図11に示されるように、連結部材としての外殻型枠92は、鋼板等によって筒状に形成されており、コンクリート基礎梁12の外周面を被覆している。この外殻型枠92は、コンクリート基礎梁12の上面12Uに沿って配置される上壁部92Uと、コンクリート基礎梁12の両側の側面12Sに沿って配置される一対の側壁部92Sと、コンクリート基礎梁12の下面12Lに沿って配置される下壁部92Lとを有している。
外殻型枠92は、コンクリート基礎梁12の中間部12Mの型枠としての機能も有し、当該外殻型枠92の内部に梁主筋14及びせん断補強筋16等を適宜配筋した状態でコンクリートを打設することにより、コンクリート基礎梁12の中間部12Mが形成されている。
なお、外殻型枠92には、コンクリート基礎梁12との一体性を高めるための凹部94(図10参照)が適宜形成されている。
外殻型枠92の上壁部92Uの上面には、V字状ブレース30の頂部30Lが溶接等によって接合されている。このV字状ブレース30の頂部30Lに一対のブレース本体32の下端部を溶接等によって接合することにより、V字状ブレース30の頂部30Lが外殻型枠92を介してコンクリート基礎梁12の中間部12Mに接合されている。
次に、第四実施形態の作用について説明する。
図11に示されるように、第四実施形態に係るブレース接合構造90によれば、外殻型枠92にV字状ブレース30を接合することにより、V字状ブレース30の頂部30Lがコンクリート基礎梁12の中間部12Mに接合される。したがって、コンクリート基礎梁12の中間部12Mに対するV字状ブレース30の頂部30Lの接合作業の手間を低減することができる。
また、コンクリート基礎梁12の上面12U及び両側の側面12Sに、外殻型枠92の上壁部92U及び一対の側壁部92Sを沿わせることにより、コンクリート基礎梁12と外殻型枠92との固定強度を高めることができる。
さらに、外殻型枠92をコンクリート基礎梁12の型枠として利用することにより、コンクリート基礎梁12の施工性が向上する。
[第一実施形態〜第四実施形態の変形例]
次に、上記第一実施形態〜第四実施形態に共通の変形例について説明する。なお、以下では、上記第一実施形態を例に各種の変形例について説明するが、これらの変形例は、第二実施形態〜第四実施形態についても適宜適用可能である。
上記第一実施形態では、V字状ブレース30の頂部30Lが、コンクリート基礎梁12の中間部12Mに接合されるが、V字状ブレース30の頂部30Lは、コンクリート基礎梁12における中間部12M以外の部位に接合されても良い。
また、上記第一実施形態では、ブレース本体32が鋼管座屈補剛ブレースとされるが、ブレース本体の構成は適宜変更可能である。したがって、例えば、ブレース本体32は、補剛鋼管32Bが省略された一般的なブレースとされても良い。
また、上記第一実施形態に係るブレース接合構造10は、V字状ブレース30に限らず、A字状ブレースや片流れブレース等の種々のブレースの下端部にも適用可能である。さらに、ブレースは、鉄骨造に限らず、鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造等であっても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 ブレース接合構造
12 コンクリート基礎梁
20 コンクリートスラブ
30 V字状ブレース(ブレース)
30L 頂部
40 下側ブラケット
40M 下側ブラケットの材軸方向の中間部(ブレースの頂部)
44 下側ブラケット(ブレースの頂部)
42 連結スタッド(連結部材)
50 ブレース接合構造
52 コンクリート壁部
56 コンクリート壁部
60 下側ブラケット
60M 下側ブラケットの材軸方向の中間部(ブレースの頂部)
70 ブレース接合構造
72 下側ブラケット(連結部材)
72U 上壁部
72S 側壁部
90 ブレース接合構造
92 外殻型枠(連結部材)
92U 上壁部
92S 側壁部

Claims (4)

  1. コンクリート基礎梁と、
    前記コンクリート基礎梁上に配置されるブレースと、
    前記コンクリート基礎梁と前記ブレースとの間に配置され、該コンクリート基礎梁に接合されるコンクリートスラブと、
    前記ブレースの下端部から突出し、前記コンクリートスラブに埋設される連結部材と、
    を備えるブレース接合構造。
  2. コンクリート基礎梁と、
    前記コンクリート基礎梁上に配置されるブレースと、
    前記コンクリート基礎梁から立ち上げられ、前記ブレースの下端部と対向するコンクリート壁部と、
    前記ブレースの前記下端部から突出し、前記コンクリート壁部に埋設される連結部材と、
    を備えるブレース接合構造。
  3. コンクリート基礎梁と、
    前記コンクリート基礎梁上に配置されるブレースと、
    前記コンクリート基礎梁の上面に沿って配置される上壁部と、前記コンクリート基礎梁の両側の側面に沿って配置される一対の側壁部と、を有し、前記コンクリート基礎梁に固定されるとともに前記ブレースの下端部が接合される連結部材と、
    を備えるブレース接合構造。
  4. 前記ブレースは、頂部を下にしたV字状ブレースとされ、
    前記連結部材は、前記下端部としての前記頂部に設けられる、
    請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のブレース接合構造。
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