JP3207321U - シートセット及び物品保持用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】物品の保護機能に優れると共に、汎用性を有し、かつ保管スペースの省スペース化を図ることができるシートセットを提供することを課題とする。【解決手段】本考案に係るシートセットは、左右方向の一方側から他方側に連接され、組立時に四角筒状部を構成する4つの側面パネルと、組立時に4つの側面パネルの上端を封止可能な1又は複数の天面形成パネルと、組立時に4つ側面パネルの下端を封止可能な1又は複数の底面形成パネルとを備える箱用シートと、この箱用シートから組み立てられる包装箱に収容される物品保持用シートとを備えるシートセットであって、上記物品保持用シートが、組立状態で対向する一対の側面パネルの左右方向長さよりも長さの小さい複数の短帯部と、上記一対の側面パネルの左右方向長さよりも長さの大きい複数の長帯部とが幅方向に連接され、連接方向の両端領域及び中央領域に上記長帯部が配置されている。【選択図】図3

Description

本考案は、シートセット及び物品保持用シートに関する。
段ボールシートを組み立ててなる包装箱が物品の保管用、運搬用等として広く用いられている。また、この包装箱と共に、包装箱内で物品を安定的に保持するための保持部材が用いられることもある。
このような保持部材を有する梱包部材として、例えば「梱包部材」(特開2006−143317号公報参照)が発案されている。
特開2006−143317号公報
上記公報に記載の梱包部材は、包装箱に収容される物品を左右方向から挟持する一対の発泡スチロールからなる弾性体を有する。上記一対の弾性体は、物品と対向する側の面に凹部を有し、この凹部に物品を嵌合させることで物品を挟持する。上記梱包部材は、一対の弾性体によって物品を挟持することで物品に加えられる外部からの衝撃を緩和することができるとされている。
しかしながら、上記梱包部材は、一対の弾性体の凹部を予め物品の形状に合わせて形成しておく必要がある。また、上記梱包部材は、一対の弾性体が略直方体状の発泡スチロールからなるため、保管スペースが大きくなる。
本考案は、このような不都合に鑑みてなされたものであり、物品の保護機能に優れると共に、汎用性を有し、かつ保管スペースの省スペース化を図ることができるシートセット及び物品保持用シートを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた本考案に係るシートセットは、左右方向の一方側から他方側に連接され、組立時に四角筒状部を構成する4つの側面パネルと、組立時に4つの側面パネルの上端を封止可能な1又は複数の天面形成パネルと、組立時に4つの側面パネルの下端を封止可能な1又は複数の底面形成パネルとを備える箱用シートと、この箱用シートから組み立てられる包装箱に収容される物品保持用シートとを備えるシートセットであって、上記物品保持用シートが、組立状態で対向する一対の側面パネルの左右方向長さよりも長さの小さい複数の短帯部と、上記一対の側面パネルの左右方向長さよりも長さの大きい複数の長帯部とが幅方向に連接され、連接方向の両端領域及び中央領域に上記長帯部が配置されている。
当該シートセットにあっては、上記物品保持用シートが、組立状態で対向する一対の側面パネルの左右方向と上記複数の短帯部及び複数の長帯部の長さ方向とが平行となるように包装箱内に収容される。上記物品保持用シートは、上記一対の側面パネルの左右方向長さよりも長さの小さい複数の短帯部と、上記一対の側面パネルの左右方向長さよりも長さの大きい複数の長帯部とが幅方向に連接されており、複数の長帯部の長さ方向の両端縁を一対の側面パネルと直角に配設される他対の側面パネルの内面に当接した状態で、包装箱内に安定的に保持される。また、上記物品保持用シートは、上記複数の短帯部及び複数の長帯部が幅方向に連接されているので、この連接部分を物品の外形に合わせて折り曲げることができる。そのため、当該シートセットは、例えば上記物品保持用シートの複数の長帯部の長さ方向の両端縁を他対の側面パネルの内面に当接しつつ、包装箱内に載置された物品の上面側を被覆するように配設することで種々の外形を有する物品を包装箱内において保持することができる。特に、上記物品保持用シートは、複数の短帯部及び複数の長帯部の連接方向の両端領域及び中央領域に長帯部が位置しているため、この物品保持用シートの両端部及び中央部が他対の側面パネルに係止されるので包装箱内における安定性が高い。さらに、上記物品保持用シートは、1枚のシート状部材であるため、保管スペースを小さくすることができる。従って、当該シートセットは、物品の保護機能に優れると共に、汎用性を有し、かつ保管スペースの省スペース化を図ることができる。
上記一対の側面パネルの左右方向長さに対する上記長帯部の長さの比としては、1.005以上1.03以下が好ましい。このように、上記一対の側面パネルの左右方向長さに対する上記長帯部の長さの比が上記範囲内であることによって、複数の長帯部を他対の側面パネルの内面によって容易かつ確実に係止することができる。
上記複数の短帯部及び長帯部の連接方向の合計長さが、組立状態で対向する他対の側面パネルの左右方向長さよりも大きいとよい。このように、上記複数の短帯部及び長帯部の連接方向の合計長さが、組立状態で対向する他対の側面パネルの左右方向長さよりも大きいことによって、上記物品保持用シートを複数の短帯部及び複数の長帯部の連接部分で折り曲げつつ一対の側面パネルの両端間亘って配設することが可能となり、包装箱に収容される物品をより的確に保持することができる。
上記短帯部及び長帯部の幅としては、1cm以上4cm以下が好ましい。このように、上記短帯部及び長帯部の幅が上記範囲内であることによって、短帯部及び長帯部の連接部分を物品の外形に沿って的確に折り曲げることができると共に、折り曲げ状態における物品保護機能を十分に高めることができる。
また、上記課題を解決するためになされた本考案に係る物品保持用シートは、左右方向の一方側から他方側に連接され、組立時に四角筒状部を構成する4つの側面パネルと、組立時に4つの側面パネルの上端を封止可能な1又は複数の天面形成パネルと、組立時に4つの側面パネルの下端を封止可能な1又は複数の底面形成パネルとを備える箱用シートに収容される物品保持用シートであって、組立状態で対向する一対の側面パネルの左右方向長さよりも長さの小さい複数の短帯部と、上記一対の側面パネルの左右方向長さよりも長さの大きい複数の長帯部とが幅方向に連接され、連接方向の両端領域及び中央領域に上記長帯部が配置されている。
当該物品保持用シートは、組立状態で対向する一対の側面パネルの左右方向長さよりも長さの小さい複数の短帯部と、上記一対の側面パネルの左右方向長さよりも長さの大きい複数の長帯部とが幅方向に連接され、連接方向の両端領域及び中央領域に上記長帯部が配置されているので、上述のように物品の保護機能に優れると共に、汎用性を有し、かつ保管スペースの省スペース化を図ることができる。
なお、本考案において、「左右方向」とは、箱用シートを組み立ててなる包装箱の想定される一般的な使用態様における水平方向をいい、「上」及び「下」とは、想定される一般的な使用態様における上下を意味するが、上記包装箱の使用時の向きを制限することを企図するものではない。
以上説明したように、本考案に係るシートセット及び物品保持用シートは、物品の保護機能に優れると共に、汎用性を有し、かつ保管スペースの省スペース化を図ることができる。
本考案の一実施形態に係る箱用シートを示す模式的平面図である。 本考案の一実施形態に係る物品保持用シートを示す模式的平面図である。 図1の箱用シートから組み立てられる包装箱に図2の物品保持用シートを収容した状態を示す模式的斜視図である。 図1の箱用シートから組み立てられる包装箱に図2の物品保持用シートを収容した状態を示す模式的平面断面図である。 図2の物品保持用シートとは異なる実施形態に係る物品保持用シートを示す模式的平面図である。 図1の箱用シートから組み立てられる包装箱に図5の物品保持用シートを収容した状態を示す模式的斜視図である。
以下、適宜図面を参照しつつ、本考案の実施の形態を詳説する。
[シートセット]
当該シートセットは、左右方向の一方側から他方側に連接され、組立時に四角筒状部を構成する4つの側面パネルと、組立時に複数の側面パネルの上端を封止可能な1又は複数の天面形成パネルと、組立時に複数の側面パネルの下端を封止可能な1又は複数の底面形成パネルとを備える箱用シートと、この箱用シートから組み立てられる包装箱に収容される物品保持用シートとを備える。以下、上記箱用シート及び物品保持用シートについてそれぞれ説明する。
<箱用シート>
図1の箱用シート1は1枚のシートからなる。図1の箱用シート1は、左右方向の一方側から他方側に連接され、組立時に四角筒状部を構成する第1側面パネル2、第2側面パネル3、第3側面パネル4及び第4側面パネル5と、第1側面パネル2及び第3側面パネル4の上縁から延出する一対の上側外フラップ6,7と、第2側面パネル3及び第4側面パネル5の上縁から延出する一対の上側内フラップ8,9と、第1側面パネル2乃至第4側面パネル5の下縁から延出する4つの底フラップ(第1底フラップ10乃至第4底フラップ13)とを備える。また、図1の箱用シート1は、第1側面パネル2の第2側面パネル3と連接される端縁の反対側の端縁から延出する糊代部14を備える。図1の箱用シート1は、一対の上側外フラップ6,7と一対の上側内フラップ8,9とが組立時に第1側面パネル2乃至第4側面パネル5の上端を封止可能な天面形成パネルとして構成され、第1底フラップ10乃至第4底フラップ13が組立時に第1側面パネル2乃至第4側面パネル5の下端を封止可能な底面形成パネルとして構成されている。
箱用シート1に用いられるシートとしては、箱用シート1を組み立ててなる包装箱の形状を維持できる程度の強度を有し、かつ適度な反発力を有している限り特に限定されるものではなく、例えば段ボールシート、厚紙等の紙製シート、合成樹脂製シート、紙製シートと合成樹脂製シートとの積層シート等が挙げられる。中でも、加工性、衝撃吸収性、取扱性、リサイクル性、経済性等の点から紙製のシートが好ましく、段ボールシートが特に好ましい。箱用シート1を形成する段ボールとしては、原紙を波形状に形成した中芯をライナーに貼り合わせたものであって、例えば波形状に形成された中芯を1枚のライナーに貼り合わせた片面段ボールシート、片面段ボールシートの段頂にさらにライナーを貼り合わせた両面段ボールシート、両面段ボールシートの片側に片面段ボールシートの段頂を貼り合わせた複両面段ボールシート、複両面段ボールシートの片側に片面段ボールシートの段頂をさらに貼り合わせた複々両面段ボールシート等が挙げられる。これらの中でも、加工性、経済性、耐久性等の点から両面段ボールシートが好ましい。
第1側面パネル2乃至第4側面パネル5は各々略方形状に形成されている。第1側面パネル2及び第3側面パネル4は略同形状に形成されている。また、第2側面パネル3及び第4側面パネル5は略同形状に形成されている。また、第1側面パネル2及び第3側面パネル4の左右方向長さは第2側面パネル3及び第4側面パネル5の左右方向長さよりも大きい。つまり、箱用シート1は、第1側面パネル2及び第3側面パネル4が一対の長辺側面パネルとして構成され、第2側面パネル3及び第4側面パネル5が一対の短辺側面パネルとして構成されている。
第1側面パネル2乃至第4側面パネル5の上下方向長さは、箱用シート1を組み立ててなる包装箱に収容する物品のサイズによって適宜設定可能であるが、例えば5cm以上20cm以下程度とすることができる。第1側面パネル2及び第3側面パネル4の左右方向長さとしては、箱用シート1を組み立ててなる包装箱に収容する物品のサイズによって適宜設定可能であるが、例えば10cm以上50cm以下程度とすることができる。また、第2側面パネル3及び第4側面パネル5の左右方向長さとしては、箱用シート1を組み立ててなる包装箱に収容する物品のサイズによって適宜設定可能であるが、例えば5cm以上40cm以下程度とすることができる。
一対の上側外フラップ6,7及び一対の上側内フラップ8,9は、各々略矩形状に形成されている。一対の上側外フラップ6,7は略同形状に形成されている。また、一対の上側内フラップ8,9は略同形状に形成されている。また、一対の上側外フラップ6,7の左右方向長さは第1側面パネル2及び第3側面パネル4の左右方向長さと略等しく、一対の上側内フラップ8,9の左右方向長さは第2側面パネル3及び第4側面パネル5の左右方向長さと略等しい。さらに、一対の上側外フラップ6,7及び一対の上側内フラップ8,9の延出方向長さは、第2側面パネル3及び第4側面パネル5の左右方向長さの略1/2とされている。
第1底フラップ10乃至第4底フラップ13は、ワンタッチタイプの構成を有する。第1側面パネル2及び第3側面パネル4の下縁から延出する第1底フラップ10及び第3底フラップ12は、それぞれ長辺底フラップとして構成されている。第1底フラップ10及び第3底フラップ12は、略同一形状に形成されている。第1底フラップ10及び第3底フラップ12は、延出方向の先端縁に包装箱の底面部の形成時に互いに係合する略V字状の溝部10a,12aを有する。また、第1底フラップ10は、第2側面パネル3側の基端縁から先端側に亘って左右方向内側に傾斜する折り曲げ容易線10bを有し、第3底フラップ12は、第4側面パネル5側の基端縁から先端側に亘って左右方向内側に傾斜する折り曲げ容易線12bを有する。
第2底フラップ11及び第4底フラップ13は、それぞれ短辺底フラップとして構成されている。第2底フラップ11及び第4底フラップ13は、略同一形状に形成されている。第2底フラップ11は、第1側面パネル2側の側縁が基端縁から先端側に亘って左右方向内側に傾斜しており、かつ第1側面パネル2と反対側の側縁が基端縁から先端側に亘って略円弧状に形成されている。また、第4底フラップ13は、第3側面パネル4側の側縁が基端縁から先端側に亘って左右方向内側に傾斜しており、かつ第3側面パネル4と反対側の側縁が基端縁から先端側に亘って略円弧状に形成されている。
(組立手順)
次に、箱用シート1の組立手順を説明する。まず、第1側面パネル2を第2側面パネル3の内面に折り重ね、続いて第4側面パネル5を第3側面パネル4の内面に折り重ね、糊代部14を第4側面パネル5の内面に貼着する。これにより、第1側面パネル2の連接方向の他端側端縁及び第4側面パネル5の連接方向の一端側端縁が連結され無端状に形成される。またこの際、4つの底フラップ10〜13を4つの側面パネル2〜5の内面側に折り返し、さらに第1底フラップ10の折り曲げ容易線10bの左右方向外側部分及び第3底フラップ12の折り曲げ容易線12bの左右方向外側部分を底面側に折り返しておく。そのうえ、第1底フラップ10の折り返し部分に第2底フラップ11の下面を貼り合わせ、かつ第3底フラップ12の折り返し部分に第4底フラップ13の下面を貼り合わせる。箱用シート1は、例えばかかる状態においてユーザに提供される。
次に、ユーザは、無端状に形成された第1側面パネル2乃至第4側面パネル5を四角筒状に広げる。この際、4つの底フラップ10〜13は、水平方向に広がりながら第1底フラップ10の溝部10a及び第3底フラップ12の溝部12aが互いに係合されることで包装箱の底面部を形成する。なお、箱用シート1は、一対の上側内フラップ8,9を内側に折り曲げ、続いて一対の上側外フラップ6,7を先端同士を突き合わせるように内側に折り曲げることで天面部を形成することができる。但し、この天面部は、底面部まで形成した状態の包装箱内に物品を収容し、さらに後述する本発明に係る物品保持用シート21を収容した後に形成される。
<物品保持用シート>
図2の物品保持用シート21は1枚の段ボールシートからなる。当該物品保持用シート21は、箱用シート1の組立状態で対向する第2側面パネル3及び第4側面パネル5の左右方向長さよりも長さ(長手方向長さ)の小さい複数の短帯部22と、第2側面パネル3及び第4側面パネル5の左右方向長さよりも長さ(長手方向長さ)の大きい複数の長帯部23とを備え、複数の短帯部22及び複数の長帯部23が幅方向(短手方向)に連接されている。各短帯部22及び各長帯部23は略矩形状に形成されている。当該物品保持用シート21は、複数の短帯部22及び複数の長帯部23が連接されることで、全体としてこの連接方向を長手方向とする略矩形状に形成されている。当該物品保持用シート21は、複数の短帯部22及び複数の長帯部23の連接方向の両端領域及び中央領域に複数の長帯部23が配置されている。
当該物品保持用シート21は、複数の短帯部22が幅方向に連接されることで構成される略矩形状の短帯部群24と、複数の長帯部23が幅方向に連接されることで構成される略矩形状の長帯部群25とが交互に配置されている。具体的には、当該物品保持用シート21は、長帯部群25が連接方向の両端部及び中央部に配置され、両端部に配置される一対の長帯部群25及び中央部に配置される長帯部群25の間に一対の短帯部群24が配置されている。各長帯部群25における複数の長帯部23の長手方向の両端縁は、各短帯部群24における複数の短帯部22の長手方向の両端縁よりも外側に突出している。なお、連接方向中央部及び連接方向両端部に配置される長帯部群25の突出端縁は同一直線状に位置している。
<包装体>
図3及び図4を参照して、当該物品保持用シート21を図1の箱用シート1から組み立てられる包装箱31に収容した状態について説明する。図3及び図4では、包装箱31を底面部まで組み立てた状態でこの包装箱31の底面部に物品Xが載置され、さらにこの物品Xの上面側を被覆するように当該物品保持用シート21が収容されている。当該物品保持用シート21は、包装箱31の第2側面パネル3及び第4側面パネル5の左右方向と複数の短帯部22及び複数の長帯部23の長さ方向とが平行になるよう包装箱31内に収容されている。当該物品保持用シート21は、複数の長帯部23の長さが第2側面パネル3及び第4側面パネル5の左右方向長さよりも大きいので、複数の長帯部23の長さ方向の両端縁を第1側面パネル2及び第3側面パネル4の内面に係止することで摩擦力によって包装箱31内に安定的に保持されている。また、当該物品保持用シート21は、複数の短帯部22の長さが第2側面パネル3及び第4側面パネル5の左右方向長さよりも小さいので、複数の短帯部22の長さ方向の両端縁は第1側面パネル2及び第3側面パネル4の内面に当接しておらず、これにより包装箱31に対する着脱性が高められ、包装箱31内で所望の形状に折り曲げやすい。当該物品保持用シート21は、複数の短帯部22及び複数の長帯部23の連接方向の両端縁が第2側面パネル3及び第4側面パネル5の内面に当接しており、上記連接方向の横ずれが防止されている。なお、当該物品保持用シート21は、複数の短帯部22の長さが一対の短辺側面パネル(第2側面パネル3及び第4側面パネル5)の左右方向長さより短く、かつ複数の長帯部23の長さが一対の短辺側面パネル(第2側面パネル3及び第4側面パネル5)の左右方向長さよりも大きいので、当該物品保持用シート21は一対の長辺側面パネル(第1側面パネル2及び第3側面パネル4)の左右方向に沿って折れ曲がるように包装箱31内に収容されている。これにより、当該物品保持用シート21は、物品Xを一対の長辺側面パネルの左右方向の両側から挟むように包装箱31内に保持することができるので、物品Xの長辺方向への横ずれを容易に抑制することができ、包装箱31内での物品の安定性を向上することができる。
当該物品保持用シート21を形成する段ボールとしては、上述の箱用シート1を形成する段ボールと同様のものを用いることができる。当該物品保持用シート21は、段ボールシートの中芯の稜線方向が複数の短帯部22及び複数の長帯部23の長手方向と平行であることが好ましい。このように、段ボールシートの中芯の稜線方向と複数の短帯部22及び複数の長帯部23の長手方向とが平行であることによって、短帯部22と長帯部23との連接部分を折り曲げやすい。また、段ボールシートの中芯の稜線方向と複数の短帯部22及び複数の長帯部23の長手方向とが平行であることによって、上記長手方向における圧縮強度が向上されるので、複数の長帯部23の長手方向両端縁を包装箱31の第1側面パネル2及び第3側面パネル4の内面に係止した状態での形状安定性が向上する。
各短帯部22及び長帯部23の連接部分には折り曲げ容易線が形成されている。この折り曲げ容易線としては、特に限定されるものではなく、例えば一定間隔で形成される複数のスリットや、シート材の一方側面を筋押しして形成される罫線によって形成されてもよいが、1又は複数のスリットと、シート材の一方側面を筋押しして形成される1又は複数の罫線とが交互に一列に接続されることで形成されるリード罫線であることが好ましい。上記折り曲げ容易線をリード罫線とすることによって、各短帯部22及び長帯部23の連接部分を無理なく折り曲げることができるので、当該物品保持用シート21を物品Xの外形に対応して折り曲げやすい。なお、当該物品保持用シート21は、物品Xの外形に対応して折り曲げやすいように、特定の折り曲げ容易線をハーフカット線等によって形成してもよい。
各短帯部22は略同一形状に形成されている。第2側面パネル3及び第4側面パネル5の左右方向長さに対する短帯部22の長さの比の下限としては、0.8が好ましく、0.9がより好ましい。一方、上記長さの比の上限としては、0.995が好ましく、0.99がより好ましい。上記長さの比が上記下限に満たないと、包装箱31に収容した状態で第1側面パネル2及び第3側面パネル4の内面と複数の短帯部22との間隔が大きくなり過ぎて、物品Xの保護機能が不十分となるおそれがある。逆に、上記長さの比が上記上限を超えると、第1側面パネル2及び第3側面パネル4の内面と複数の短帯部22の長手方向の両端縁とが干渉して当該物品保持用シート21の包装箱31に対する着脱性が低下するおそれがある。
各短帯部22の幅の下限としては、1cmが好ましく、1.5cmがより好ましい。一方、各短帯部22の幅の上限としては、4cmが好ましく、3cmがより好ましい。上記幅が上記下限に満たないと、当該物品保持用シート21が複数の短帯部22の連接方向に不必要に折れ曲がり、包装箱31に収容した物品Xの安定性が低下するおそれがある。逆に、上記幅が上記上限を超えると、当該物品保持用シート21を物品Xの外形に沿って的確に折り曲げられないおそれがある。
当該物品保持用シート21における複数の短帯部22及び複数の長帯部23の合計個数に対する短帯部22の個数の比の下限としては、0.2が好ましく、0.3がより好ましい。一方、上記比の上限としては、0.6が好ましく、0.5がより好ましい。上記比が上記下限に満たないと、相対的に長帯部23の個数が多くなることで当該物品保持用シート21の包装箱31に対する着脱性が低下するおそれがある。逆に、上記比が上記上限を超えると、当該物品保持用シート21を第1側面パネル2及び第3側面パネル4の内面間に安定的に保持することができないおそれがある。
当該物品保持用シート21における複数の短帯部22及び複数の長帯部23の合計個数に対する各短帯部群24における短帯部22の個数の比の下限としては、0.1が好ましく、0.2がより好ましい。一方、上記比の上限としては、0.3が好ましく、0.25がより好ましい。上記比が上記下限に満たないと、相対的に長帯部23の個数が多くなることで当該物品保持用シート21の包装箱31に対する着脱性が低下するおそれがある。逆に、上記比が上記上限を超えると、長帯部群25同士の間隔が大きくなり過ぎて当該物品保持用シート21を第1側面パネル2及び第3側面パネル4の内面間に安定的に保持することができないおそれがある。
複数の短帯部22及び複数の長帯部23の連接方向の両端に位置する一対の長帯部23は、連接方向外側縁に一対の略円弧状の切欠き26を有する。また、上記一対の長帯部23の外側縁の長手方向の両端側は面取りされている。これにより、当該物品保持用シート21は、一対の切欠き26をつまみ部として使用することで、包装箱31への着脱作業の容易化を向上することができる。
各長帯部23は、上述した両端の一対の長帯部23が切欠き26を有し、かつ外側縁の長手方向の両端側が面取りされている以外、同一形状に形成されている。第2側面パネル3及び第4側面パネル5の左右方向長さに対する長帯部23の長さの比の下限としては、1.005が好ましく、1.01がより好ましい。一方、上記比の上限としては、1.03が好ましく、1.02がより好ましい。上記比が上記下限に満たないと、当該物品保持用シート21を第1側面パネル2及び第3側面パネル4の内面間に安定的に保持することができないおそれがある。逆に、上記比が上記上限を超えると、複数の長帯部23の長さ方向を底面部と平行に保ちつつ当該物品保持用シート21を包装箱31内に収容することが困難となるおそれがあり、その結果当該物品保持用シート21が第1側面パネル2及び第3側面パネル4の上下方向にずれやすくなるおそれがある。
各長帯部23の幅の下限としては、1cmが好ましく、1.5cmがより好ましい。一方、各長帯部23の幅の上限としては、4cmが好ましく、3cmがより好ましい。上記幅が上記下限に満たないと、当該物品保持用シート21が複数の長帯部23の連接方向に不必要に折れ曲がりやすくなり、包装箱31に収容した物品Xの安定性が低下するおそれがある。逆に、上記幅が上記上限を超えると、当該物品保持用シート21を物品の外形に沿って的確に折り曲げられないおそれがある。
また、当該物品保持用シート21は、短帯部22及び長帯部23の幅が共に上記範囲であることが好ましい。当該物品保持用シート21は、短帯部22及び長帯部23の幅が上記範囲内であることによって、短帯部22及び長帯部23の連接部分を物品Xの外形に沿って的確に折り曲げることができると共に、折り曲げ状態における物品保護機能を十分に高めることができる。さらに、短帯部22及び長帯部23の幅は上記範囲内で、かつ全て等しいことが好ましい。
当該物品保持用シート21における複数の短帯部22及び複数の長帯部23の合計個数に対する連接方向中央部に配置される長帯部群25における長帯部23の個数の比の下限としては、0.15が好ましく、0.2がより好ましい。一方、上記比の上限としては、0.4が好ましく、0.35がより好ましい。上記比が上記下限に満たないと、当該物品保持用シート21を第1側面パネル2及び第3側面パネル4の内面間に安定的に保持することができないおそれがある。逆に、上記比が上記上限を超えると、当該物品保持用シート21の包装箱31に対する着脱性が低下するおそれがある。
当該物品保持用シート21における複数の短帯部22及び複数の長帯部23の合計個数に対する連接方向両端部に配置される長帯部群25における長帯部23の個数の比の下限としては、0.1が好ましく、0.15がより好ましい。一方、上記比の上限としては、0.3が好ましく、0.25がより好ましい。上記比が上記下限に満たないと、当該物品保持用シート21を第1側面パネル2及び第3側面パネル4の内面間に安定的に係止することができないおそれがある。逆に、上記比が上記上限を超えると、当該物品保持用シート21の包装箱に対する着脱性が低下するおそれがある。
また、当該物品保持用シート21における連接方向中央部に配置される長帯部群25における長帯部23の個数は、連接方向両端部に配置される各長帯部群25における長帯部23の個数よりも多い方が好ましい。当該物品保持用シート21は、包装箱31に収容された状態で、連接方向の両端が第2側面パネル3及び第4側面パネル5に当接又は近接する位置に配置され、連接方向の中央部が第2側面パネル3及び第4側面パネル5の中間部に配置される。ここで、包装箱31にあっては、第2側面パネル3及び第4側面パネル5との近接位置よりも第2側面パネル3及び第4側面パネル5の中間位置の方が胴膨れしやすい。この点、当該物品保持用シート21は、包装箱31の胴膨れしやすい位置に対応して配置される長帯部23の個数を相対的に多くすることで、包装箱31内における安定性を向上することができる。
複数の短帯部22及び複数の長帯部23の連接方向の合計長さ(つまり、当該物品保持用シート21の連接方向の長さ)は、第1側面パネル2及び第3側面パネル4の左右方向長さより大きいことが好ましい。当該物品保持用シート21は、複数の短帯部22及び複数の長帯部23の連接方向の合計長さが、第1側面パネル2及び第3側面パネル4の左右方向長さより大きいことによって、当該物品保持用シート21を複数の短帯部22及び複数の長帯部23の連接部分で折り曲げつつ第1側面パネル2及び第3側面パネル4の左右方向両端間に亘って配設することが可能となり、包装箱31に収容される物品Xをより的確に保持することができる。
第1側面パネル2及び第3側面パネル4の左右方向長さに対する複数の短帯部22及び複数の長帯部23の連接方向の合計長さの比の下限としては、1.1が好ましく、1.2がより好ましく、1.3がさらに好ましい。一方、上記比の上限としては、2が好ましく、1.8がより好ましく、1.6がさらに好ましい。上記比が上記下限に満たないと、物品を被覆した状態で連接方向の両端側を第2側面パネル3及び第4側面パネル5の内面に当接し難くなり、当該物品保持用シート21の包装箱31内における安定性が低下するおそれがある。逆に、上記比が上記上限を超えると、当該物品保持用シート21が連接方向に不要に長くなり、包装箱31に対する着脱性が低下するおそれがある。
<利点>
当該シートセットにあっては、当該物品保持用シート21は、第2側面パネル3及び第4側面パネル5の左右方向長さよりも長さの小さい複数の短帯部22と、第2側面パネル3及び第4側面パネル5の左右方向長さよりも長さの大きい複数の長帯部23とが幅方向に連接されており、複数の長帯部23の長さ方向の両端縁を第1側面パネル2及び第3側面パネル4の内面に当接した状態で、包装箱内に安定的に保持される。また、当該物品保持用シート21は、複数の短帯部22及び複数の長帯部23が幅方向に連接されているので、この連接部分を物品Xの外形に合わせて折り曲げることができる。そのため、当該シートセットは、例えば当該物品保持用シート21の複数の長帯部23の長さ方向の両端縁を第1側面パネル2及び第3側面パネル4の内面に当接しつつ、包装箱31内に載置された物品Xの上面側を被覆するように配設することで種々の外形を有する物品Xを包装箱31内において保持することができる。特に、当該物品保持用シート21は、複数の短帯部22及び複数の長帯部23の連接方向の両端領域及び中央領域に長帯部23が位置しているため、この物品保持用シート21の両端部及び中央部が第1側面パネル2及び第3側面パネル4に係止されるので包装箱31内における安定性が高い。さらに、当該物品保持用シート21は、1枚のシート状部材であるため、保管スペースを小さくすることができる。従って、当該シートセットは、物品Xの保護機能に優れると共に、汎用性を有し、かつ保管スペースの省スペース化を図ることができる。
また、当該シートセットは、箱用シート1の第1底フラップ10乃至第4底フラップ13がワンタッチタイプの構成を有するので、包装箱31の底面部の寸法安定性に優れる。そのため、当該シートセットは、第1側面パネル2及び第3側面パネル4の内面に物品保持用シート21をより安定的に係止することができ、ひいては包装箱31内における物品Xの保護機能をさらに向上することができる。
当該物品保持用シート21は、第2側面パネル3及び第4側面パネル5の左右方向長さよりも長さの小さい複数の短帯部22と、第2側面パネル3及び第4側面パネル5の左右方向長さよりも長さの大きい複数の長帯部23とが幅方向に連接され、連接方向の両端領域及び中央領域に長帯部23が配置されているので、上述のように物品Xの保護機能に優れると共に、汎用性を有し、かつ保管スペースの省スペース化を図ることができる。
[第二実施形態]
<物品保持用シート>
図5の物品保持用シート41は、図1の箱用シート1から組み立てられる包装箱31に収容される。当該物品保持用シート41は、組立状態で対向する第1側面パネル2及び第3側面パネル4の左右方向長さよりも長さの小さい複数の短帯部42と、第1側面パネル2及び第3側面パネル4の左右方向長さよりも長さの大きい複数の長帯部43とを備え、複数の短帯部42及び複数の長帯部43が幅方向に連接されている。また、当該物品保持用シート41は、複数の短帯部42及び複数の長帯部43の連接方向の両端領域及び中央領域に長帯部43が配置されている。当該物品保持用シート41は、複数の短帯部42が幅方向に連接されることで構成される略矩形状の短帯部群44と、複数の長帯部43が幅方向に連接されることで構成される略矩形状の長帯部群45とが交互に配置されている。さらに、当該物品保持用シート41は、複数の短帯部42及び複数の長帯部43の連接方向の両側に、つまみ部として使用される一対の開口46を有する。
当該物品保持用シート41は、図6に示すように、図1の箱用シート1から組み立てらえる包装箱31の第1側面パネル2及び第3側面パネル4の左右方向と複数の短帯部42及び複数の長帯部43の長さ方向とが平行になるよう包装箱31内に収容される。なお、当該物品保持用シート41における第1側面パネル2及び第3側面パネル4の左右方向長さに対する短帯部42及び長帯部43の長さの比、各短帯部42及び各長帯部43の幅、複数の短帯部42及び複数の長帯部43の合計個数に対する各短帯部群44における短帯部42及び各長帯部群45における長帯部43の個数の比、第2側面パネル3及び第4側面パネル5の左右方向長さに対する複数の短帯部42及び複数の長帯部43の連接方向の合計長さの比としては、図2の物品保持用シート21と同様とすることができる。
<利点>
当該物品保持用シート41は、第1側面パネル2及び第3側面パネル4の左右方向長さよりも長さの小さい複数の短帯部42と、第1側面パネル2及び第3側面パネル4の左右方向長さよりも長さの大きい複数の長帯部43とが幅方向に連接され、連接方向の両端領域及び中央領域に長帯部43が配置されているので、物品Xの保護機能に優れると共に、汎用性を有し、かつ保管スペースの省スペース化を図ることができる。
[その他の実施形態]
なお、本考案に係るシートセット及び物品保持用シートは、上記態様の他、種々の変更、改良を施した態様で実施することができる。例えば当該物品保持用シートは、連接方向の両端領域及び中央領域に長帯部が配置される限り、長帯部及び短帯部の配置関係は特に限定されるものではない。また、当該物品保持用シートは、必ずしも複数の短帯部から構成される短帯部群及び複数の長帯部から構成される長帯部群を有する必要はなく、1つの短帯部と1つの長帯部とが交互に連接されていてもよい。
上記箱用シートにおける天面形成パネル及び底面形成パネルの具体的構成は特に限定されるものではない。上記箱用シートは、例えば1つの側面パネルの上縁から延出する蓋フラップによって天面部が形成されてもよく、1つの側面パネルの下縁から延出する底フラップによって底面部が形成されてもよい。
当該物品保持用シートは、必ずしも複数の短帯部及び長帯部の連接方向の合計長さが、この連接方向と平行に配設される一対の側面パネルの長さよりも大きくなくてもよい。当該物品保持用シートは、上記連接方向の合計長さがこの連接方向と平行に配設される一対の側面パネルの長さ以下である場合でも、長帯部の長さ方向の両端縁を一対の側面パネルの内面に係止することで包装箱内における安定性を有する。また、当該物品保持用シートは、複数の短帯部及び複数の長帯部の連接方向長さが長い場合、この連接方向両端側を例えば包装箱の側面パネルの内面に沿うように上方に折り曲げて用いてもよい。さらに、当該物品保持用シートは、連接方向中央部の長帯部群が物品の上面側に位置し、この長帯部群の両側の短帯部群が物品の側面側に位置していなくてもよい。
以上のように、本考案のシートセット及び物品保持用シートは、包装箱内における物品の損傷等を防止するのに適している。
1 箱用シート
2 第1側面パネル
3 第2側面パネル
4 第3側面パネル
5 第4側面パネル
6,7 上側外フラップ
8,9 上側内フラップ
10 第1底フラップ
11 第2底フラップ
12 第3底フラップ
13 第4底フラップ
10a,12a 溝部
10b,12b 折り曲げ容易線
14 糊代部
21,41 物品保持用シート
22,42 短帯部
23,43 長帯部
24,44 短帯部群
25,45 長帯部群
26 切欠き
31 包装箱
46 開口
X 物品

Claims (5)

  1. 左右方向の一方側から他方側に連接され、組立時に四角筒状部を構成する4つの側面パネルと、組立時に4つの側面パネルの上端を封止可能な1又は複数の天面形成パネルと、組立時に4つ側面パネルの下端を封止可能な1又は複数の底面形成パネルとを備える箱用シートと、
    この箱用シートから組み立てられる包装箱に収容される物品保持用シートと
    を備えるシートセットであって、
    上記物品保持用シートが、
    組立状態で対向する一対の側面パネルの左右方向長さよりも長さの小さい複数の短帯部と、上記一対の側面パネルの左右方向長さよりも長さの大きい複数の長帯部とが幅方向に連接され、
    連接方向の両端領域及び中央領域に上記長帯部が配置されているシートセット。
  2. 上記一対の側面パネルの左右方向長さに対する上記長帯部の長さの比が1.005以上1.03以下である請求項1に記載のシートセット。
  3. 上記複数の短帯部及び長帯部の連接方向の合計長さが、組立状態で対向する他対の側面パネルの左右方向長さよりも大きい請求項1又は請求項2に記載のシートセット。
  4. 上記短帯部及び長帯部の幅が1cm以上4cm以下である請求項1、請求項2又は請求項3に記載のシートセット。
  5. 左右方向の一方側から他方側に連接され、組立時に四角筒状部を構成する4つの側面パネルと、組立時に4つの側面パネルの上端を封止可能な1又は複数の天面形成パネルと、組立時に4つの側面パネルの下端を封止可能な1又は複数の底面形成パネルとを備える箱用シートに収容される物品保持用シートであって、
    組立状態で対向する一対の側面パネルの左右方向長さよりも長さの小さい複数の短帯部と、上記一対の側面パネルの左右方向長さよりも長さの大きい複数の長帯部とが幅方向に連接され、
    連接方向の両端領域及び中央領域に上記長帯部が配置されている物品保持用シート。
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