JP3206777B2 - 文字通信装置 - Google Patents

文字通信装置

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JP3206777B2
JP3206777B2 JP33490992A JP33490992A JP3206777B2 JP 3206777 B2 JP3206777 B2 JP 3206777B2 JP 33490992 A JP33490992 A JP 33490992A JP 33490992 A JP33490992 A JP 33490992A JP 3206777 B2 JP3206777 B2 JP 3206777B2
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telephone
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芳史 大山
有紀子 石川
栄 後藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機の押しボタン位
置情報を用いて点画のイメージで入力される文字情報を
もとに、文字を表示可能とする文字通信装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電話機を用いて肉声以外で意図を伝える
方法としては、電話機の押しボタンの位置に複数のアル
ファベットやカナ文字を割り当てて、文字を入力する方
法が存在する。
【0003】また、番号に特殊な意味を持たせる新幹線
の座席予約方法や、ボタンが押されている時間に意味を
もたせてモールス信号の要領で意図を伝える方法があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の方法
は、電話機にその文字が記述されていない場合入力が困
難であり、また、記述されていても複数の文字が割り当
てられているため、その特定にも手間がかかるという問
題があった。
【0005】後者の場合、番号の意味やモールス信号体
系をあらかじめ覚えておかなければならないため、これ
らの情報を知らない人には使用が困難であった。
【0006】本発明の目的は、電話機の押しボタン上を
なぞるようにボタンを押すことにより、文字、例えばカ
タカナやアルファベットの文字の通信を可能とすること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる文字通信
装置は、電話機の押しボタンの押された順番(時刻)か
ら文字の区切りを想定し、区切り毎に線画を作成し、表
示または印刷するものであり、前記電話機で押された押
しボタンの種類を表す入力種別情報と前記押しボタンが
押された順序を表す順序情報と、文字の区切りを識別す
る区切り情報とを押しボタンの情報として前記電話機よ
り収集し、蓄積する入力部と、前記入力部により入力蓄
積されている前記押しボタンの情報について前記区切り
情報で区切られた単位毎に前記入力種別情報と前記順序
情報とを前記押しボタンの座標情報との対応により線画
情報に変換する線画作成部と、前記線画作成部で変換さ
れた線画情報を出力する出力部と、を有している。
【0008】
【作用】本発明によれば、利用者はキーに割り当てられ
た正確な押しボタンの位置を知らなくても、カナ文字列
を押しボタン上に描く要領で頭の中でイメージしなが
ら、目的とする文字を通信することができるため、一般
の押しボタン付き電話機で使い易い文字通信装置を実現
することができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施例システムの構成図である。
【0010】10は文字通信装置で、ハードウエア的に
は回線対応部,CPU,メモリ,表示装置または印刷装
置などで構成されるが、機能的には信号を入力し、順番
または時間と入力された種別を記録し、文字の区切りを
つける入力部11と文字の区切り毎の入力種別情報の系
列から線画を作成する線画作成部12と、文字を順次表
示または印刷する出力部13とから構成される。20は
電話機で、押しボタン21が付いている。30は交換機
で、いわゆる電話回線の交換をする。
【0011】次に、動作について説明する。送信者は電
話機20から特定の番号を押しボタン21を通してダイ
ヤルし、交換機30を経て文字通信装置10に接続す
る。接続後、通信したい文字を電話機20の押しボタン
21を順次押すことにより、電話機20からの信号が交
換機30を経て文字通信装置10に伝えられる。文字通
信装置10では、入力部11で電話機20から点画のイ
メージで送信される入力種別または入力種別と時刻を順
次記録する。入力部11では、特別な入力の系列または
入力時刻の間隔で文字の区切りを判定し、1文字毎に線
画作成部12へ送る。線画作成部12では、線画による
文字を生成し出力部13へ送る。出力部13では、順次
送られてくる線画情報を表示またはプリントし出力す
る。受信者はこの出力結果を見ることにより、送信者か
らの内容を文字通信装置10の出力部13からの出力で
確認することができる。
【0012】以下では、電話機20が文字通信装置10
に接続後の送信者の入力例を説明する。送信者は、例え
ばカタカナの「イ」を通信したかったら、図2(a)の
線画を描く要領で、押しボタン21上を点画で図2
(b)に示す順序、即ち電話機20の押しボタン21の
「3,5,7,5,8,0」と順に押すことによって、
図3(a)に示す座標との対応により、図3(b)の線
画が出力され通信が達成される。
【0013】以下では、処理の流れを詳細に説明する。
ここでは、通信したい文字列として「イ」「ト」と伝え
たかったとする。図4の4−1にこの伝えたい文字の情
報を示す。利用者は、図4の4−2に示す入力種別Wi
を、図4の4−3の入力順序iで入力したとする。電話
機20からの信号が文字通信装置10に伝えれらると、
文字通信装置10の入力部11で送信された押しボタン
21の入力種別と入力された順番(または、時刻)を記
録する。入力部11では、特定の入力種別の系列で文字
が変わったと判断するか、もしくは入力時刻を記憶する
場合は、一定の時間(例えば1.5秒)間隔があくと文
字の区切りと判断する。
【0014】図6に入力部11における処理の流れを示
す。図6において、(S1)〜(S8)は各ステップを
示す。文字の区切りは図6に示すフローチャートに基づ
き、図4の「イ」「ト」を入力する例では、最初が図4
の4−2の(a)、次が同じく(c)の部分となる。図
4の4−2の(a)即ち「357580」が1つの文字
の情報として、図4の4−2の(c)、即ち「2585
9」が次の1つの文字情報として線画作成部12に送ら
れる。
【0015】図6のフローチャートで、ステップ(S
7)の処理について説明を加えると、文字の区切りを示
す特定の入力種別を図4に示すような「##」とする
時、「ス」を入力すると「4568*8#」となり、最
後の「#」が区切りを示す上記「##」と重なるため、
「##」だけでは文字の区切りとは判別できない。そこ
で、次の入力種別もみて、例えば次の入力が「ル」であ
れば、全体としては「スル」が入力されるから「456
8*8###1472586##」となり、「ス」と
「ル」の判別ができる。この場合、アンダーラインを施
した「##1」を「Wi-2 ,Wi-1 ,Wi 」とすると、
ステップ(S8)におけるWi- 3 までの情報は「456
8*#」に相当することになる。
【0016】線画作成部12では、図3(a)に示す座
標および図7のフローチャートに示すアルゴリズムを用
いて、図4の示す座標情報4−4を得て、同じく線画情
報4−5が作成される。なお、図7において、(S1)
〜(S19)は各ステップを示す。この線画情報4−5
は、出力部13へ送られ、図4の出力結果4−6の太線
に示す文字が出力部13から出力される。出力部13で
は、順次送られてくる前記線画情報4−5を出力する。
特にディスプレイ型の出力装置を用いる場合は、線画情
報4−5の始点,終点の順に線を描画のイメージで表示
することにより、送信者の筆順に近い順序,方向で表示
を行うことも可能である。
【0017】受信者はこの出力結果を見ることにより送
信者からの内容を文字通信装置10の出力部13で確認
することができる。
【0018】次に「ギ」の入力で、線画を作成する処理
例を図5に示す。この場合、図5の入力順序5−3が
4,7のところでは、図7のフローチャートで距離のD
(4)およびD(7)が2以上となるため、(3,2)
と(1,3),(3,3)と(2,1)の間は、線を出
力せずに済んでおり、また、濁点の表示も図7のフロー
チャートに従い出力され、図5の出力結果5−6に示す
ように分かりやすい出力となっている。
【0019】ここで図7のフローチャートについて説明
を補足する。ステップ(S3)におけるD(1)=2は
初期値の設定を示しており、「2」は孤立した点を判別
するための距離、ここでは2以上としている。ステップ
(S6)は読点のような単独の点を検出するためのステ
ップである。ステップ(S11)はだく点を描くステッ
プで、点(Xi −0.3,Yi −0.5)と点(Xi
0.3,Yi +0.5)を結ぶ線がだく点「11」のう
ちの左側の縦線であり、点(Xi +0.3,Yi −0.
5)と点(Yi +0.3,Yi +0.5)を結ぶ線が右
側の縦線であることを示す。
【0020】また、ステップ(S12),(S13)
は、例えば「キ」と入力したとき、1筆書きのようなつ
ながりにならないようにするために、距離Dが「2」以
内のときのみつなげることを示している。ステップ(S
16)は、「ン」「4*096」のような入力の場合、
最初の点「4」が孤立して区別されることを示し、ステ
ップ(S12),(S17),(S18)ではWi が入
力種別の最後Wk である時に、この最後の点が「か」の
点のように「4569#25803」の「3」の孤立し
た点である場合は、筆順の最後の点が抜けないようにす
ることを示している。
【0021】また、単独で生じる「、」(いわゆる点)
や、文字に含まれる孤立した「、」(点)を出力するた
め、図7のフローチャートで孤立した点の抽出をしてお
り、出力部で太点「・」などにすることも可能である。
さらに、アルファベットの入力では、図8に示すよう
に、例えば「E」なら「123147456789」、
「A」なら「247*269#789」と入力でき、こ
れは、カタカナの入力とも混在でき、特にアルファベッ
トと指定する必要もない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、電話
機で押された押しボタンの種類を表す入力種別情報と前
記押しボタンが押された順序を表す順序情報と、文字の
区切りを識別する区切り情報とを押しボタンの情報とし
て前記電話機より収集し、蓄積する入力部と、前記入力
部により入力蓄積されている前記押しボタンの情報につ
いて前記区切り情報で区切られた単位毎に前記入力種別
情報と前記順序情報とを前記押しボタンの座標情報との
対応により線画情報に変換する線画作成部と、前記線画
作成部で変換された線画情報を出力する出力部と、を有
するので、入力方法が文字パタンを点画で描く要領で文
字記号を入力できるため、利用者にとって非常に使いや
すい方法が提供されることになる。したがって、この装
置を用いれば、最終的な情報は受信者が判断するため、
話すことのできない人でも、ボタン式の一般の電話機か
ら容易に通信できるため、映像による筆談や手話の形式
をとらなくても通信が可能となるため、発声ができない
人にとっても容易に文字情報を全国どこからでも通信す
ることができ、これにより会話も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による文字通信装置を用いたシステム構
成例を示す図である。
【図2】本発明における文字の入力順および線画との関
係を示す図である。
【図3】本発明における入力種別と座標の対応を示す図
である。
【図4】本発明における入力内容と出力までの情報例を
示す図である。
【図5】本発明における入力内容と出力までの情報例を
示す図である。
【図6】本発明における入力部における処理の流れを示
す図である。
【図7】本発明における送られた入力種別の系列から線
画情報を作成する処理の流れを示す図である。
【図8】本発明におけるアルファベットの入力例を示す
図である。
【符号の説明】
10 文字通信装置 11 入力部 12 線画作成部 13 出力部 20 電話機 21 押しボタン 30 交換機
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−193448(JP,A) 特開 昭61−23230(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機と直接あるいは通信網を経由して
    接続され、前記電話機の押しボタンで押された情報に基
    づき文字情報を出力する文字通信装置であって、 前記電話機で押された押しボタンの種類を表す入力種別
    情報と前記押しボタンが押された順序を表す順序情報
    と、文字の区切りを識別する区切り情報とを押しボタン
    の情報として前記電話機より収集し、蓄積する入力部
    と、 前記入力部により入力蓄積されている前記押しボタンの
    情報について前記区切り情報で区切られた単位毎に前記
    入力種別情報と前記順序情報とを前記押しボタンの座標
    情報との対応により線画情報に変換する線画作成部と、 前記線画作成部で変換された線画情報を出力する出力部
    と、 を有することを特徴とする文字通信装置。
JP33490992A 1992-11-24 1992-11-24 文字通信装置 Expired - Lifetime JP3206777B2 (ja)

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JPH06164751A JPH06164751A (ja) 1994-06-10
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