JP3206319U - 建築用板材 - Google Patents

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Abstract

【課題】強度が低下するのを防止しつつ、遮音性を有する建築用板材を提供すること。【解決手段】建築用板材1は、建築物の支持部材100に取り付けられ、所定の厚さの板材10が複数枚積層されて形成されており、支持部材10に取り付けられる裏面11の反対側の面である表面12に溝20が形成されており、溝20の底21が曲面形状に形成されている。これにより、強度が低下するのを防止しつつ、遮音性を有する建築用板材を提供できる。【選択図】図1

Description

本考案は、建築用板材に関し、特に、建築物の支持部材に取り付けられる建築用板材に関する。
従来、建築物の内部の音が外部に漏れないようにするために、建築物の内壁等を遮音性を有する部材にする場合がある。
このような部材として、例えば、特許文献1には、板材の片面に凹凸面とリブ状突起を施した板材をその加工面を対面して形成して組み合わせ、複数存在するリブ状突起の間に形成される空間部分に繊維質の素材等で構成される吸音材を充填する壁材が提案されている。
このような壁材によれば、内部に空間部分を設け、この空間部分に吸音材を充填することで、遮音性を有する部材を提供できる。
特開2006−169935号公報
しかしながら、特許文献1の壁材のように、その内部に空間部分を設けると、壁材自体の強度が低下し、地震時に壁材が崩落する場合がある。
本考案は、強度が低下するのを防止しつつ、遮音性を有する建築用板材を提供することを目的とする。
(1) 建築物の支持部材に取り付けられる建築用板材であって、
所定の厚さの板材が複数枚積層されて形成されており、
前記支持部材に取り付けられる裏面の反対側の面である表面に溝が形成されており、
前記溝の底が曲面形状に形成されている建築用板材。
(1)の構成によれば、建築物の支持部材に取り付けられる建築用板材は、所定の厚さの板材が複数枚積層されて形成されている。
そして、支持部材に取り付けられる裏面の反対側の面である表面に溝が形成されている。この溝の底は、曲面形状に形成されている。
これにより、建築用板材に向かった音が、溝の内壁や曲面形状に形成された底で反射を繰り返し減衰することで、遮音性が向上する。
また、溝を形成しても、所定の厚さの板材を複数枚積層して形成したので、溝を形成しても、所定の厚さを確保可能なので、強度の低下を防止できる。
したがって、強度が低下するのを防止しつつ、遮音性を有する建築用板材を提供できる。
(2) 前記板材の厚さは12mm以上であり、3層以上積層されており、
前記溝は、
所定間隔で複数配置されており、
幅が5mm以上15mm以下であり、
表面から底までの深さが10mm以上15mm以下である(1)に記載の建築用板材。
これにより、既成の板材を3層以上積層し、一般的なローラを回転させながら押し当てることで溝を形成できるので、製造コストを抑えることが可能となる。
したがって、強度が低下するのを防止しつつ、遮音性を有し、製造コストを抑えることが可能な建築用板材を提供できる。
本考案によれば、強度が低下するのを防止しつつ、遮音性を有する建築用板材を提供できる。
本考案の一実施形態に係る建築用板材1が、支持部材100に取り付けられた状態の斜視図である。 前記実施形態に係る建築用板材1の断面図である。 前記実施形態に係る溝の別例を示す図である。 前記実施形態に係る溝の別例を示す図である。 前記実施形態に係る溝の別例を示す図である。 前記実施形態に係る溝の別例を示す図である。 前記実施形態に係る溝の別例を示す図である。
本考案の実施形態に係る建築用板材1の構成を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案の一実施形態に係る建築用板材1が、支持部材100に取り付けられた状態の斜視図である。
建築用板材1は、所定間隔(例えば、600〜450mm間隔等)で配置された支持部材100に取り付けられている。建築用板材1は、壁材や天井材として用いられる。
建築用板材1は、所定の厚さ(例えば、12mm等)の板材10が複数枚(例えば、3〜5枚等)積層され、外径寸法が所定寸法(1800mm×914mmや2410mm×1200mm等)に形成されている。建築用板材1は、例えば、板材10の長辺方向が層ごとに直交するように重ねて接着したCLT(Cross Laminated Timber)で構成してもよい。
なお、支持部材100は、建築物の構造体や、壁材や天井材の下地材であってもよい。
また、建築用板材1は、内装材に限らず、下地材、耐震壁材、床材、外壁材として使用してもよい。
図2は、前記実施形態に係る建築用板材1の断面図である。
建築用板材1は、支持部材100に取り付けられる裏面11の反対側の面である表面12に溝20が形成されている。
溝20は、建築用板材1の側縁から所定寸法(例えば、30mm等)離れた位置から、所定間隔(例えば、20mm等)で複数配置されている。
溝20は、幅が5mm以上15mm以下であり、表面12から底21までの深さが10mm以上15mm以下であることが望ましい。
また、溝20の底21は、曲面形状に形成されている。
図1に戻って、建築用板材1は、表面12側から視て、溝20が、長辺方向に沿って延びて、所定間隔で複数配列されている。
なお、溝20の表面12側から視た形状は、図1に示す例に限らず、多様な形状とすることができる。
図3から図7は、前記実施形態に係る溝の別例を示す図である。
図3に示す例では、溝20は、表面12側から視て、円形状に形成され、長辺方向及び短辺方向に所定間隔で複数配列されている。
図4に示す例では、溝20は、表面12側から視て、長辺方向又は短辺方向に対して所定角度(例えば、45度)傾いた方向に延びて、所定間隔で複数配列されている。
図5に示す例では、溝20は、表面12側から視て、短辺方向に沿って延びて、所定間隔で複数配列されている。
図6に示す例では、溝20は、表面12側から視て、略X字形状に形成され、長辺方向及び短辺方向に所定間隔で複数配列されている。
図7に示す例では、溝20は、表面12側から視て、長辺方向に沿って延びて所定間隔で複数配列されている形状と、短辺方向に沿って延びて所定間隔で複数配列されている形状と、が互いに交差する形状に形成されている。
また、建築用板材1は、断面形状を凹部と凸部とを所定間隔で繰り返す波形状に形成し、凹部を溝20としてもよい。
建築用板材1を上記のように構成することで、例えば、建築用板材1を建築物の内部に表面12を向けて配置した壁材や天井材として用いた場合、建築物の内部で発生した音が、建築用板材1に向かう。この建築用板材1に向かった音の一部は、溝20内部に伝わり、溝20の曲面形状の底21で反射することで、溝20内部で反射を繰り返し減衰する。
これにより、建築用板材1の表面12から裏面11側に伝わる音の大きさを抑えることが可能となる。
本実施形態に係る建築用板材1によれば、以下の作用効果を奏する。
建築物の支持部材100に取り付けられる建築用板材1は、所定の厚さの板材10が複数枚積層されて形成されている。
そして、支持部材100に取り付けられる裏面11の反対側の面である表面12に溝20が形成されている。この溝20の底21は、曲面形状に形成されている。
これにより、建築用板材1に向かった音が、溝20の内壁や曲面形状に形成された底21で反射を繰り返し減衰することで、遮音性が向上する。
また、溝20を形成しても、所定の厚さの板材10を複数枚積層して形成したので、溝20を形成しても、所定の厚さを確保可能なので、強度の低下を防止できる。
したがって、強度が低下するのを防止しつつ、遮音性を有する建築用板材を提供できる。
また、建築用板材1の溝は、幅が5mm以上15mm以下であり、表面12から底21までの深さが10mm以上15mm以下であるので、既成の板材10を3層以上積層し、一般的なローラを回転させながら押し当てることで溝20を形成できるので、製造コストを抑えることが可能となる。
したがって、強度が低下するのを防止しつつ、遮音性を有し、製造コストを抑えることが可能な建築用板材を提供できる。
なお、本考案は前記実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本考案に含まれるものである。
1 建築用板材
10 板材
11 裏面
12 表面
20 溝
100 支持部材

Claims (2)

  1. 建築物の支持部材に取り付けられる建築用板材であって、
    所定の厚さの板材が複数枚積層されて形成されており、
    前記支持部材に取り付けられる裏面の反対側の面である表面に溝が形成されており、
    前記溝の底が曲面形状に形成されている建築用板材。
  2. 前記板材の厚さは12mm以上であり、3層以上積層されており、
    前記溝は、
    所定間隔で複数配置されており、
    幅が5mm以上15mm以下であり、
    表面から底までの深さが10mm以上15mm以下である請求項1に記載の建築用板材。
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