JP3204971U - 鞄 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に仕切りを取り外すことができるとともに、仕切りの強度を向上させて荷物の量によらず荷物を確実に押さえることができる鞄を提供する。【解決手段】荷物を収納する後のシェルと、該後のシェルにヒンジを介して開閉可能に設けられる前のシェル13と、該前のシェル13と後のシェルの少なくとも一方に設けられシェル13内部を仕切る仕切り手段30とを備えた鞄10についてである。仕切り手段30は、シェル13の開口を形成する縁17の任意の位置から対向する位置に掛け渡されるベルト31と、該ベルト31に設けられ該ベルト31の途中部分を着脱可能に分割するバックル32とを備えている。荷物を押さえる中仕切り33は、ベルト31に設けられている。【効果】仕切りの強度を向上することができる。仕切りとベルトを一括して取り付け生産性を向上できる。【選択図】図2

Description

本考案は、ビジネスや旅行等で持ち運ぶ鞄に関し、特に、内側に仕切りを備えた鞄に関するものである。
ビジネスや旅行等では、荷物をスーツケース等の鞄に入れて持ち運ぶことがある。スーツケースは後シェルにヒンジを介して前シェルが開閉可能に設けられており、荷物を出し入れする際は、後シェルの背面を床に置いて前シェルを開く機会や、前シェルの前面を床に置いて後シェルを開く機会が多い。
仮に、前シェル及び後シェルに荷物が収納されている状態で、後シェルの背面を床に置いて前シェルを開く際、前シェルの開口に仕切りがあると荷物がこぼれ落ちないので便利である。また、鞄の内側に仕切りがあれば移動時に、荷物が乱れないように抑えられる。このようなシェルの開口に仕切りを備えた鞄が知られている(例えば、特許文献1(図9)参照。)。
図22に示すように、鞄100は、後シェル101にヒンジを介して前シェル103が開閉可能に設けられている。ヒンジはヒンジカバー102に覆われている。前シェル103の開口には、ヒンジ側から仕切り104が延ばされており、仕切り104の先端部に2カ所設けられた係止部105が、ヒンジの反対側の開口に係止されている。さらに、仕切り104の上にベルト106が交差するように配置され、交差部には収納される荷物の量に応じてベルト106の抑えを調整するバックル107が設けられている。ベルト106の端部は、前シェル103の内壁に設けられている。後シェル101も同様である。
荷物を出し入れする際は、まずバックル107を外してベルト106を外側によけてから、さらに係止部105を外して仕切り104を上げる。
しかし、ベルト106と仕切り104をそれぞれ取り外していたのでは手間がかかる。また、鞄100を閉じる際にベルト106の調整が不十分であると、ベルト106が鞄100からはみ出して後シェル101と前シェル103の合わせ部分に挟まることがある。これらの対策として、次に述べる一般的な技術が知られている。
図23(a)はベルトのみで荷物を押さえる形式の鞄を説明する図であり、シェル108の開口にベルト109が交差するように設けられ、ベルト109の交差部に収納される荷物の量に応じてベルト109の抑えを調整するバックル110が設けられている。この形式の鞄は、いわゆるワンタッチでベルト109を取り外せるが、ベルト109の隙間のため荷物を十分に押さえることが難しい。
図23(b)は仕切りのみで荷物を押さえる形式の鞄を説明する図であり、シェル111の開口部の四隅に掛け留め部112が設けられ、仕切り113の四隅にフック114が設けられ、これらのフック114が掛け留め部112に係止されている。この形式の鞄は仕切りのみを取り外せばよいが、仕切り113のみで荷物を抑えているため、多くの荷物を入れると荷物に押されて仕切り113がよじれ、荷物がずれるおそれがある。このため、仕切り113に多くの荷物であっても確実に押さえつける強度があれば好ましい。
図23(c)は仕切りをファスナーで開閉する形式の鞄を説明する図であり、シェル115の開口にファスナー116を介して開閉可能に仕切り117が設けられている。この形式の鞄はファスナー116のみで仕切り117を開閉できるが、荷物が少ない場合は中で荷物が移動する。また、逆に荷物が多い場合は仕切りが押されるが、仕切りのみであるため、荷物を強く押さえつけることが難しい。
以上から、容易に仕切りを取り外すことができるとともに、仕切りの強度を向上させて荷物の量によらず荷物を確実に押さえることができる鞄が望まれる。
特開2010−35967号公報
本考案は、容易に仕切りを取り外すことができるとともに、仕切りの強度を向上させて荷物の量によらず荷物を確実に押さえることができる鞄を提供することを課題とする。
請求項1に係る考案は、荷物を収納する後のシェルと、該後のシェルにヒンジを介して開閉可能に設けられる前のシェルと、該前のシェルと前記後のシェルの少なくとも一方に設けられ前記シェル内部を仕切る仕切り手段とを備えた鞄において、前記仕切り手段は、前記シェルの開口を形成する縁の任意の位置から対向する位置に掛け渡されるベルトと、該ベルトに設けられ該ベルトの途中部分を着脱可能に分割するバックルと、前記ベルトに一体に設けられ前記荷物を押さえる中仕切りとを備えていることを特徴とする。
請求項2に係る考案では、中仕切りは、ベルトに一体に縫い付けられていることを特徴とする。
請求項3に係る考案では、中仕切りは、バックル側の端部に該端部を補強する補強ボードが設けられていることを特徴とする。
請求項4に係る考案では、ベルトはバックルの近傍に、ベルトの長さを調整するベルト長調整部が設けられていることを特徴とする。
請求項5に係る考案では、開口は、正面視で長方形を呈し、中仕切りは、バックルを境目にして開口の長辺方向で2つに分かれていることを特徴とする。
請求項6に係る考案では、開口は、正面視で長方形を呈し、中仕切りは、バックルを境目にして開口の短辺方向で2つに分かれていることを特徴とする。
請求項7に係る考案では、ベルトは、2本が平行に並んでいることを特徴とする。
請求項8に係る考案では、ベルトは、2本が交差するように配置され、交差部分に1つのバックルが設けられていることを特徴とする。
請求項1に係る考案では、仕切り手段は、シェルの開口を形成する縁の任意の位置から対向する位置に掛け渡されるベルトと、該ベルトに設けられ該ベルトの途中部分を着脱可能に分割するバックルと、ベルトに設けられ荷物を押さえる中仕切りとを備えている。中仕切りはベルトに設けられるので、ベルトを外すだけで中仕切りも同時に取り外すことができる。
さらに、ベルトにバックルが設けられているので、いわゆるワンタッチでバックルを外すことで容易にベルト及び中仕切りを取り外すことができる。さらに、ベルトはシェルの開口を形成する縁の任意の位置から対向する位置に掛け渡されるので、中仕切りを介してベルトで荷物を確実に押さえることができる。さらに、仕切りとベルトを一括して取り付けられるので、生産性を向上できる。
請求項2に係る考案では、中仕切りは、ベルトに一体に縫い付けられているので、仕切りの強度を向上させることができる。結果、荷物をより確実に押さえることができる。
請求項3に係る考案では、中仕切りは、バックル側の端部に該端部を補強する補強ボードが設けられているので、荷物から力を受けやすい中仕切りの端部を補強し、中仕切りの分かれ目付近の荷物も確実に押さえることができる。
請求項4に係る考案では、ベルトはバックルの近傍に、ベルトの長さを調整するベルト長調整部が設けられているので、荷物の量によらず荷物を確実に押さえることができる。
請求項5に係る考案では、開口は、正面視で長方形を呈する。中仕切りは、バックルを境目にして開口の長辺方向で2つに分かれているので、2つに分かれた中仕切りをいわゆる観音開きのように開くことができ便利である。
請求項6に係る考案では、開口は、正面視で長方形を呈する。中仕切りは、バックルを境目にして開口の短辺方向で2つに分かれているので、2つに分かれた中仕切りを開く際の移動距離を短くできる。
請求項7に係る考案では、ベルトは、2本が平行に並んでいるので、中仕切りをバランス良く押さえることができる。
請求項8に係る考案では、ベルトは、2本が交差するように配置され、交差部分に1つのバックルが設けられているので、1つのバックルを外すだけでベルト及び中仕切りを容易に取り外すことができる。
実施例1に係る鞄の斜視図である。 図1の2−2線断面図である。 図2に係る仕切り手段の断面の分解図である。 図2に係る仕切り手段の正面視の分解図である。 図2の5部拡大図である。 本考案に係る鞄の作用図である。 実施例2に係る鞄の正面図である。 図7に係る仕切り手段の正面視の分解図である。 実施例3に係る鞄の正面図である。 実施例4に係る鞄の正面図である。 実施例5に係る鞄の正面図である。 従来の技術の鞄の斜視図である。 一般的な仕切りを説明する図である。
本考案を実施するための形態を添付図に基づいて以下に説明する。
先ず、本考案の実施例1を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、鞄10はスーツケースであり、衣類などの荷物を収納する後のシェル11と、この後のシェル11にヒンジを介して開閉可能に取り付けられた前のシェル13と、後のシェル11に引き出し可能に設けられた伸縮取っ手14と、後のシェル11及び前のシェル13に設けられたキャスター15とを備えている。ヒンジはヒンジカバー12で覆われている。伸縮取っ手14は、後のシェル11から引き出されるスライドバー14a、14aと、伸縮取っ手14を引き出した状態にロックするとともに押すことでロックを解除するスイッチ14bとを備える。
キャスター15の取付位置を後のシェル11及び前のシェル13の下部とした場合に、伸縮取っ手14は後のシェル11の背面上部に位置しており、伸縮取っ手14を引き出し、手で把持することで、鞄10を牽引移動させることができる。また、キャスター15を地面や床に設置することで、鞄10を自立させることができる。
後のシェル11の上部には、伸縮取っ手14とは別に、持ち運び用の上部把持部16が、揺動可能、起伏又は引出可能に設けられている。詳しくは、後のシェル11の開口部に設けられるフレーム21の上部に、上部把持部16が設けられている。
なお、上部把持部16の形状は、実施例の形状に限定されず、固定式であってもよく、手で把持することができれば、他の一般的な取っ手の形状であっても差し支えない。また、実施例では、上部把持部16をフレーム21に設けたが、これに限定されず、上部把持部16を後のシェル11の上面22に設け、側部把持部16を後のシェル11の側面23に設けてもよく、さらには、側部把持部16は無くても差し支えない。
前のシェル13の開口は、正面視で図縦長の略長方形を呈している。前のシェル13には、シェル11、13内部を仕切る仕切り手段30が開口の形状に沿って備えられている。なお、便宜上、前のシェル13に備えられた仕切り手段30について説明するが、後のシェル11に備えられた仕切り手段30も同様の構成である。
図2、図3に示すように、仕切り手段30は、前のシェル13を形成する縁17の任意の位置から対向する位置に掛け渡される位置にベルト31と、該ベルト31に設けられ該ベルト31の途中部分を着脱可能に分割するバックル32と、ベルト31に設けられ荷物を押さえる中仕切り33とを備える。
中仕切り33は、ベルト31に縫い付けられている。実施例では、中仕切り33をベルト31の全長に渡って縫い付けたが、これに限定されず、中仕切り33の端部や中間部分等を部分的に縫い付けても差し支えない。このように、中仕切り33は、ベルト31に一体に縫い付けられているので、仕切りの強度を向上させることができる。結果、荷物をより確実に押さえることができる。
なお、中仕切り33のベルト31への取付は、縫い付けだけに限定されず、ボタン、面ファスナー、紐等によって取り付ける形態であっても差し支えない。
中仕切り33は、バックル32側の端部に該端部を補強する補強ボード34が設けられている。これにより、荷物から力を受けやすい中仕切り33の端部を補強し、中仕切り33の分かれ目33a付近の荷物も確実に押さえることができる。
また、中仕切り33の表側にメッシュ製のポケット35が設けられ、ポケット35にはファスナー35aが設けられている。このため、中仕切り33を閉じた状態でファスナー35aを開閉することで小物をポケット35に収納でき、使い勝手を向上させることができる。さらに、メッシュ製のポケット35にすることで、ファスナー35aを開けなくてもポケット35内を確認できる。
なお、実施例では、ポケット35をメッシュ製としたが、これに限定されず、ポケット35内が見えない布製としても差し支えない。
ベルト31にはバックル32の近傍に、ベルト31の長さを調整するベルト長調整部36が設けられている。ベルト長調整部36があるので、荷物の量に応じてベルト31の長さを調整することができる。
ポケット35は中仕切り33に重ねられ、この状態で中仕切り33の外周が縁巻き部材41で覆われ、重ねた状態で縫われている。縁巻き部材41により、ポケット35の一部及び中仕切り33の外周が補強される。また、ベルト31は、縁巻き部材41の逃がし穴42に通されている。なお、実施例では、縁巻き部材41に逃がし穴42を設けたが、これに限定されず、縁巻き部材41のベルト31に重なる位置ではベルト31の表側のみ縁巻き部材41の生地で覆い、ベルト31の裏側には縁巻き部材41の生地が無くても差し支えない。さらには、ベルト31及び縁巻き部材41を重ねた状態で折り曲げて中仕切り33の縁を覆い縫製しても差し支えない。さらには、縁巻き部材41で中仕切り33の縁を覆うことができれば、他の一般的な方法であっても差し支えない。
図4に示すように、ベルト31の裏に中仕切り33が配置され、中仕切り33及びベルト31の表にメッシュ製のポケット35が配置され、中仕切り33の外周が縁巻き部材41で覆われる。
図5に示すように、前のシェル13の開口の縁17には、外側にフレーム23が設けられている。ベルト31の基端部を、前のシェル13の開口の縁17とベルト取付部材37との間に挟み、締結部材38をベルト取付部材37側から通してフレーム23に締結することで、ベルト31の基端部が開口の縁17に取り付けられる。なお、ベルト31の基端部の取付構造は、実施例に限定されず、ねじ止め、リベット止め、縫製等、ベルト31を縁17に取り付けることができれば、他の取付構造であっても差し支えない。
以上の述べた鞄10の作用を次に説明する。
図6(a)に示すように、ベルト長調整部36によりベルト31の長さは短く設定されている。
図6(b)に示すように、荷物51を出し入れする際、前のシェル13の背面を床に置く。バックル32が切り離された状態で、前のシェル13に少ない荷物51が収納されている。
図6(c)に示すように、バックル32を繋げると、ベルト31が短く設定されているので、ベルト31及び中仕切り33で少ない荷物51を適切に押さえることができる。
図6(d)に示すように、ベルト長調整部36によりベルト31の長さは長く設定されている。
図6(e)に示すように、バックル32が切り離された状態で、前のシェル13に多くの荷物51が収納されている。
図6(f)に示すように、バックル32を繋げると、ベルト31が長く設定されているので、ベルト31及び中仕切り33で多くの荷物51を適切に押さえることができる。
このように、ベルト31はバックル32の近傍に、ベルト31の長さを調整するベルト長調整部36が設けられているので、荷物51の量によらず荷物51を確実に押さえることができる。また、中仕切り33はベルト31に設けられるので、バックル32を切り離し、ベルト31を外すだけで中仕切り33も同時に開くことができる。さらに、ベルト31にバックル32が設けられているので、いわゆるワンタッチでバックル32を外すことで容易にベルト31を外し中仕切り33を開くことができる。
図1、図6に示すように、ベルト31は前のシェル13の開口を形成する縁17の任意の位置から対向する位置に掛け渡される。このため、中仕切り33を介してベルト31で荷物を確実に押さえることができる。
前のシェル13の開口は、正面視で長方形を呈しており、中仕切り33は、バックル32を境目にして開口の長辺方向で2つに分かれている。2つに分かれた中仕切り33をいわゆる観音開きのように開くことができ便利である。また、ベルト31は、2本が平行に並んでいるので、中仕切り33をバランス良く押さえることができる。
次に、本考案の実施例2を図面に基づいて説明する。なお、実施例2〜実施例5におて、図1に示した構成と同一構成については同一符号を付け、詳細説明は省略する。
図7、図8に示すように、ベルト31は、2本が交差するように配置されている。このベルト31の交差部分に1つのバックル32が設けられている。
交差するベルト31の裏に中仕切り33が配置され、中仕切り33及びベルト31の表にメッシュ製のポケット35が配置され、中仕切り33の外周が縁巻き部材41で覆われる。ベルト31は、2本が交差するように配置され、交差部分に1つのバックル32が設けられているので、1つのバックル32を外すだけでベルト31及び中仕切り33を容易に取り外すことができる。
次に、本考案の実施例3を図面に基づいて説明する。
図9(a)に示すように、ベルト31は、前のシェル13の開口の縁17の任意の位置からバックル32の着脱部分までそれぞれ平行に延びる2本の平行ベルト部31aと、縁17の任意の位置からバックル32の着脱部分までに2本が交差するように配置されている交差ベルト部31bとを備えている。このような構成にすることで、2つに分かれた矩形の中仕切り33における対角線方向の強度を向上させることができる。結果、荷物を確実に押さえることができる。
図9(b)に示すように、交差ベルト部31bは、基端部及び先端部に折り曲げ部31cが設けられている。このため、交差ベルト部31bを平行ベルト部31aに縫い付ける必要がなくなる。
次に、本考案の実施例4を図面に基づいて説明する。
図10に示すように、前のシェル13の開口は、正面視で長方形を呈する。2本のベルト31は、平行に並んでいる。中仕切り33は、バックル32を境目にして開口の短辺方向で2つに分かれている。2つに分かれた中仕切り33を開く際の移動距離を短くできる。また、バックル32の位置は、着脱方向で長方形の中心から一方に偏らせることで、2つに分かれた中仕切り33を異なる大きさにできる。
次に、本考案の実施例5を図面に基づいて説明する。
図11に示すように、バックル32の位置は、着脱方向で長方形の中心に位置する。ベルト31の基端部は、前のシェル13の開口の縁17の横幅方向両端近傍からそれぞれ延び、ベルト31の先端部は、1つのバックル32に繋がっている。
尚、実施例では、鞄10をスーツケースとしたが、これに限定されず、トランク、布製の鞄、革製の鞄等でもよく、鞄であれば種類は問わない。
また、実施例では、中仕切り33の上にベルト31を配置したが、これに限定されず、実施例とは配置順を変えてベルト31の上に中仕切り33を配置しても差し支えない。この場合、ベースとなるベルト31上に中仕切り33を重ねるだけで済み、生産性を向上させることができる。
本考案の鞄は、ビジネスや旅行に使用する鞄に好適である。
10… 鞄(スーツケース)
11… 後のシェル
12… ヒンジカバー
13… 前のシェル
17… 開口の縁
30… 仕切り手段
31… ベルト
32… バックル
33… 中仕切り
33a…分かれ目
34… 補強ボード
36… ベルト調整部
51… 荷物

Claims (8)

  1. 荷物を収納する後のシェルと、該後のシェルにヒンジを介して開閉可能に設けられる前のシェルと、該前のシェルと前記後のシェルの少なくとも一方に設けられ前記シェル内部を仕切る仕切り手段とを備えた鞄において、
    前記仕切り手段は、前記シェルの開口を形成する縁の任意の位置から対向する位置に掛け渡されるベルトと、該ベルトに設けられ該ベルトの途中部分を着脱可能に分割するバックルと、前記ベルトに設けられ前記荷物を押さえる中仕切りとを備えていることを特徴とする鞄。
  2. 前記中仕切りは、前記ベルトに一体に縫い付けられていることを特徴とする鞄。
  3. 前記中仕切りは、前記バックル側の端部に該端部を補強する補強ボードが設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞄。
  4. 前記ベルトは前記バックルの近傍に、前記ベルトの長さを調整するベルト長調整部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の鞄。
  5. 前記開口は、正面視で長方形を呈し、
    前記中仕切りは、前記バックルを境目にして前記開口の長辺方向で2つに分かれていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の鞄。
  6. 前記開口は、正面視で長方形を呈し、
    前記中仕切りは、前記バックルを境目にして前記開口の短辺方向で2つに分かれていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の鞄。
  7. 前記ベルトは、2本が平行に並んでいることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の鞄。
  8. 前記ベルトは、2本が交差するように配置され、前記交差部分に1つの前記バックルが設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の鞄。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102307033B1 (ko) * 2020-11-02 2021-09-30 김민경 여행용 캐리어

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