JP3204790B2 - 自動製氷装置の給水装置 - Google Patents

自動製氷装置の給水装置

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JP3204790B2
JP3204790B2 JP09009193A JP9009193A JP3204790B2 JP 3204790 B2 JP3204790 B2 JP 3204790B2 JP 09009193 A JP09009193 A JP 09009193A JP 9009193 A JP9009193 A JP 9009193A JP 3204790 B2 JP3204790 B2 JP 3204790B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動製氷装置の製氷皿
へ水を供給するための給水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば特開平3−137473号
公報に示された従来の自動製氷装置の給水部分であり、
図において、35は水受容器で、35は計量容器36と
スリット39と受け部35aとで構成されている。受け
部35aには、バルブ34aとキャップ34をもった給
水タンク33が配置される。計量容器36にはモータ4
5が羽根46とケース44と水路47bを持つポンプが
設置されている。動作についてだが、給水タンク33中
に入っている水は、バルブ34aを通って水受容器35
内へたまっていき、スリット39を通って計量容器36
へ入っていく。給水時は計量容器36の部分の水がポン
プアップされるが、補給される水は、スリット39を通
るため、一定時間内での通過水量は少なく、結果とし
て、計量容器36から水は一定量製氷皿へ供給されるこ
とになる。従来の給水装置は以上のように構成されてい
るため、製氷皿の位置と給水装置の位置の上下関係がど
うであろうとも給水可能だが、ポンプ等コスト的に高く
かかり又、音も大きかった。
【0003】そこで図10は例えば、特開平3−221
769号公報に示された自動製氷装置の給水部分であ
り、図において、3は製氷室、5は冷蔵室、8は製氷
皿、12は給水装置、13は水タンク、14は貯水容
器、16は貯水部、18は流入口、20は流出口、23
は電磁ソレノイド、25は流入弁、26は流出弁、27
は給水管を示している。給水装置12は冷蔵室5の中に
配置され、給水装置12より低い位置の製氷室3内に製
氷皿8が配置され給水管27でつながっている。給水装
置12は水タンク13と貯水容器14と水受け15から
構成され、特に貯水容器14は上下に孔があり、上部の
流入口18と下部の流出口20及びそれぞれ流入口18
と流出口20を閉じる流入弁25と流出弁26を有して
おり、流入口18は水受け15と接続し、流出口20は
給水管27を接続している。又、流入弁25と流出弁2
6は連続され更に上端は電磁ソレノイド23と連結さ
れ、流入口18が開の時は流出口20は閉となり、流入
口18が閉の時は流出口20は開となるように連続さ
れ、電磁ソレノイド23の動作によりそれが可能となっ
ている。
【0004】次に動作について説明する。水タンク13
から出た水はいったん水受け15にたまり、流入口18
より貯水部16へ水は流れる。この時、流入弁25は開
いており流出弁26は閉じているため、貯水部16へ流
れた水はそこで貯まりはじめ貯水部16に水は満水にな
る。製氷皿へ水を流す時は、電磁ソレノイド23を作動
させると流出弁26は開き、流入弁25は閉じる。この
時水は貯水部16の中の水のみが給水管27を通って製
氷皿8へ流れていき、一定量の給水となる。
【0005】図11、12は、他の従来の自動製氷装置
の給水部分であり、図において、101は冷蔵室、10
2は冷凍室、103は冷蔵室内の給水タンクコーナ、1
04は電磁ソレノイド、105は水タンク組立、106
はタンク、107は計量機構、108はカサ、109は
給水路、110は計量室、111は流入孔、112は流
入弁、113は流出孔、114は流出弁、115は連動
シャフト、116はキャップ、117は中ケース、11
8はエア抜き、119はスプリング、120は製氷皿を
示している。給水タンクコーナ103は、冷蔵室101
に配置され、給水タンクコーナより低い位置の製氷室1
02内に製氷皿120が配置され、給水路109でつな
がっている。水タンク組立105はタンク106と計量
機構107を含んだキャップ116から構成されてい
る。又キャップ116には流入弁112、流出弁11
4、スプリング119が取り付けられた連動シャフト1
15、中ケース117、が配置されている。
【0006】次に動作について説明する。電磁ソレノイ
ド104が作動しない時(下がっている時)には、タン
ク106内の水が流入孔111より、計量室110内に
流入し、計量室内を満たしている。この時電磁ソレノイ
ドが作動し(上に上がった時)には流入孔111は連動
シャフト115の動作により流入弁112により塞がれ
ると同時に流出弁114が連動シャフト115の動作に
より上に持ち上げられ流出口113が開く。この時計量
室110内を満していた水は流出口113より給水路1
09を形成しているケース内に流れ給水路109を通っ
て冷凍室102内に配置された製氷皿120へ流れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の給水装置は以上
のように構成されているので水受け部にたまる水が、空
気中にさらされ、空中浮遊菌が侵入して超期間水をその
まま放置しておくと、ぬめりがでたり腐敗のもととなる
可能性が高いなどの問題点があった。
【0008】さらに、従来の給水装置は、冷蔵庫内の食
品の臭いが、水受け部の水に移るなどの問題点があっ
た。また、特開平3−137473号公報に記載された
ポンプを使用した給水装置では、給水時にポンプの回転
音が大きかったり、ポンプの回転数のバラツキ、又、冷
蔵庫設置時の冷蔵庫の傾きや、部品組立時のバラツキに
より、定量容器が傾き、これによる定量容器内の水位変
化により、給水量が均一にならないなどの問題点もあっ
た。
【0009】他の従来の自動製氷装置の給水装置は、以
上のように構成されているので給水口が冷凍室にて氷結
をしてしまった場合には、給水口を形成しているケース
内に水が溜っている。この時に電磁ソレノイドが作動し
た場合には、給水タンク内の計量室内の水がケース内に
流入しケースより水が溢れ冷蔵室内に流れ出すという問
題点があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、水受け部をなくし、水が空気中
にさらされないようにすることで、空気浮遊菌の侵入を
なくす装置を得ることを目的とする。さらに流入弁の水
洩れが生じても、水が製氷皿よりあふれないとか製氷粒
が連通した板チョコレート氷にならないことを目的とす
る。
【0011】また、製氷室から給水装置のある収納室へ
冷気が給水路を通って風圧で洩れ、霜がついたり、給水
路が水アカ、ゴミ等で汚れても清掃が容易な自動製氷機
の給水装置を得ることを目的とする。
【0012】また給水口が氷結や詰りをおこしてもタン
ク内の水が冷蔵室内に流れ出すのを防止することを目的
としておりさらにタンク取り出しの際に脱着動作をスム
ーズに動作させることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の自動製氷装置
の給水装置は、自動製氷装置の製氷皿が配設された製氷
室より上方の製氷室とは別の収納室に設けられた水タン
クと、 この水タンクの下部に内蔵され、流入孔及び流
出孔を有する定量室と、この定量室に設けられ、流入孔
及び流出孔を開閉する、連結シャフトで連結された流入
弁及び流出弁と、流出弁の延長上に配設され流出弁が閉
じ前記流入弁が開くように付勢する弾性部材とを有する
弁装置と、この弁装置の下方の製氷皿への給水路に設け
られ、定量室の水を製氷皿へ給水する際に、連結シャフ
トを上方に押し上げ流出弁を開き流入弁を閉じるように
動作する駆動手段と、を備え、駆動手段の動作時間を流
入弁のシールが悪く流出弁より水が洩れても、製氷皿よ
り水が溢れない水量となる時間より短く制御するもので
ある。
【0014】請求項2の自動製氷装置の給水装置は、請
求項1記載の自動製氷装置の給水装置において、駆動手
段の動作時間を流入弁のシールが悪く水が洩れても、製
氷皿の水量が製氷皿の各氷粒を連通する部分以下の水量
となるように制御するものである。
【0015】請求項3の自動製氷装置の給水装置は、自
動製氷装置の製氷皿が配設された製氷室より上方の製氷
室とは別の収納室に設けられた水タンクと、この水タン
クの下部に内蔵され、流入孔及び流出孔を有する定量室
と、この定量室に設けられ、流入孔及び流出孔を開閉す
る、連結シャフトで連結された流入弁及び流出弁と、流
出弁の延長上に配設され流出弁が閉じ流入弁が開くよう
に付勢する弾性部材とを有する弁装置と、この弁装置の
下方の製氷皿への給水路に設けられ、定量室の水を製氷
皿へ給水する際に、連結シャフトを上方に押し上げ流出
弁を開き流入弁を閉じる駆動手段と、収納室から製氷室
への開放形の給水路における開口部の上方に設けられ、
製氷室から収納室への冷気の洩れを抑制するフロート弁
と、フロート弁を保持するフロート保持部材と、開口部
とフロート弁の間に設けられた間隙と、を備えたもので
ある。
【0016】請求項4の自動製氷装置の給水装置は、請
求項3記載の自動製氷装置の給水装置において、給水路
の開口部の周辺に溝部又は突起部を設けることにより間
隙を形成したものである。
【0017】請求項5の自動製氷装置の給水装置は、請
求項3記載の自動製氷装置の給水装置において、フロー
ト弁を球状とし、給水路の開口部を円形以外の形状にす
ることにより間隙を形成したものである。
【0018】請求項6の自動製氷装置の給水装置は、請
求項3記載の自動製氷装置の給水装置において、フロー
ト弁を保持するフロート保持部材を給水路に着脱可能に
取付けたものである。
【0019】請求項7の自動製氷装置の給水装置は、請
求項3記載の自動製氷装置の給水装置において、フロー
ト保持部材の下端部でフロート弁を保持し、フロート弁
が下がった状態でも間隙が形成されるようにしたもので
ある。
【0020】請求項8の自動製氷装置の給水装置は、自
動製氷装置の製氷皿が配設された製氷室より上方の製氷
室とは別の収納室に設けられた水タンクと、この水タン
クの下部に内蔵され、流入孔及び流出孔を有する定量室
と、この定量室に設けられ、流入孔及び流出孔を開閉す
る、連結シャフトで連結された流入弁及び流出弁と、流
出弁の延長上に配設され流出弁が閉じ前記流入弁が開く
ように付勢する弾性部材とを有する弁装置と、この弁装
置の下方の製氷皿への給水路に設けられ、定量室の水を
製氷皿へ給水する際に、連結シャフトを上方に押し上げ
流出弁を開き流入弁を閉じる駆動手段と、定量室の下部
を構成し、水タンクに着脱自在に取り付けられた水タン
クキャップと、この水タンクキャップの下端面に設けら
れ、下方が開口した環状の凸部と、給水路を形成したケ
ースと、を備え、凸部下端面がケース上端部より下部に
位置するように構成したものである。
【0021】
【作用】請求項1の自動製氷装置の給水装置は、最悪寿
命等により流入弁のシール性が悪くなって水洩れが生じ
ても水が製氷皿より溢れることはない。
【0022】請求項2の自動製氷装置の給水装置は、氷
粒が連なった板チョコレートのような、氷を作らない。
【0023】請求項3の自動製氷装置の給水装置は、フ
ロート弁と開口部との間に間隙が形成されることにより
水切れが良く、製氷時間が長くなることがない。
【0024】請求項4の自動製氷装置の給水装置は、給
水路の開口部の周辺に溝部又は突起部を設けることによ
り、フロート弁が下がって開口部に当接した場合に、間
隙を形成する。
【0025】請求項5の自動製氷装置の給水装置は、球
状のフロート弁が円形以外の形状の給水路の開口部に当
接した場合に、間隙を形成する。
【0026】請求項6の自動製氷装置の給水装置は、給
水路及びフロート弁の清掃メンテナンスが容易に出来
る。
【0027】請求項7の自動製氷装置の給水装置は、間
隙を形成するための、給水路の開口部周辺の加工が不要
となる。
【0028】請求項8の自動製氷装置の給水装置は、給
水タンク内の水により水タンク内の水流出を確実にコン
トロールし、収納室内への水洩れを防止する。
【0029】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の実施例1を図について説明する。図1
において51は冷蔵室、52は冷蔵室51の下方にくる
冷凍室であり、冷蔵室51と冷凍室52の間の仕切りに
はドアスイッチ62が設置されている、冷蔵室51の下
段には給水タンクコーナー54が設置されており、冷凍
室52には製氷機55が設置されている。
【0030】図2において、給水タンクコーナー54の
中に計量機構60を含んだ水タンク組立58とソレノイ
ド57とカサ61を含む給水路63があり、ソレノイド
57は駆動手段であり給水路63の外側から配設してお
り、ソレノイド57の作動軸は給水路63の壁を通って
内部へ露出し、かつ上下方向に稼働可能となっており、
又、作動軸の先端にはカサ61が配設されている。カサ
61は遮断手段でシリコン系の材質であり、連動シャフ
ト69の下端と同軸線上に位置している。給水路63の
下で冷凍室52には製氷皿56がある。水タンク組立5
8は水タンク59と計量機構60を含んだキャップ70
からなっており、計量機構60は流出孔67と流入孔6
5とエア抜き74を持つ中ケース71と、活性炭73を
もつ上ケース72と、中ケース71内に流入孔65側に
流入孔65を塞ぐ流入弁66を持ち、流出孔67側に流
出孔67を塞ぐ流出弁68と2つの弁をつなぐ連動シャ
フト69と、流出弁67側の延長上にスプリング75を
配設している。連動シャフト69に下方から力がかから
ない時は、スプリング75により流入弁66は下がり、
流出弁68も下がるため流入孔65は開き、流出孔67
は閉じている。給水路63内のソレノイド57が作動す
ると接続したカサは上方へ動き連動シャフト69を下方
より上方へ押す。連動シャフト69に下方から力がかか
っている時はスプリング75が縮み流入弁66は上り流
出弁68が上るため、流入孔65は閉じ、流出孔67は
開いている。上ケース72は中ケース71とネジ又はハ
メアイにより固定され、中ケース71はキャップ70へ
ネジ又はハメアイにて固定されている。
【0031】図1及び図2より動作としては、ソレノイ
ド57が動作していない時はカサ61は下におりた状態
でこの時スプリング75は伸びて連動シャフト69は下
がった状態にある。この時流入孔65は開いているため
水タンク59内の水は活性炭73を通って、上ケース7
2内へ入り、流入孔65を通って定量室64の中へ入る
が流出孔67は閉じているため定量室64の中は水で満
水になる。この時、エア抜き74により流入孔65の水
の流れはスムーズである。次にソレノイド57が作動す
るとカサ61は上り接触して連動シャフト69も上昇
し、この時流入孔65は閉じ流出孔67は開くため、定
量室64の中の水は流出孔67より排出されるが、新し
く水タンク59の中からは水は補充されないため、定量
室64の中の水のみが、給水路63を通って製氷皿56
へ流れるため、定量給水となるが、流出孔67にはエア
抜き用の孔がないため流出時間は一定ではない、つまり
ソレノイド57の動作時間が長いと流出時間のバラツキ
があっても、常に定量給水を行なうことが可能である。
又、全て密閉水タンクの中であり、外気と常にさらされ
る水の部分はないため、空中浮遊菌はほとんど入らず、
結果として菌の発生はほとんどない。又、キャップ70
の径が大きく手が入る大きさのため、水タンク59内の
清掃も楽にできる。他に電気接続のソレノイド57を水
タンク組立58と別にしているため、水タンク組立58
は自由に取り出せることが可能で、メンテナンスが容易
である。また、カサ61はシリコン系の材質であり、ソ
レノイド57への水の侵入を遮断すると共に、流出弁へ
当接する時の騒音が発生しない。さらに流入孔65が寿
命等によりシール性が悪くなってソレノイド57の動作
時間中、水が製氷皿56に流入し続けても、製氷皿56
をあふれない水量以下のソレノイド57の動作時間とす
る。例えば実施例において定量機構から水が流出する時
間が5秒、電磁弁駆動時間6秒、製氷皿から水があふれ
る時間が10秒である。
【0032】実施例2. 実施例2は同様に流入孔65が寿命等によりシール性が
悪くなって、ソレノイド57の動作時間中、水が製氷皿
56に流入し続けても、製氷皿56の各氷粒を連通する
部分56a以下の水量となるソレノイド57の動作時間
とし、氷粒が連なった板チョコレートのような、氷を作
らない。例えば実施例において定量機構から水が流出す
る時間5秒、電磁弁駆動時間6秒、製氷皿の各氷粒を連
通する部分まで水量がくる時間8秒である。
【0033】実施例3. 以下、この発明の実施例3を図について説明する。図3
において、給水タンクコーナー54の中に定量装置60
を含んだ水タンク組立58とソレノイド57とカサ61
を含む給水路63があり、ソレノイド57は駆動手段で
あり給水路63の外側から配設しており、ソレノイド5
7の作動軸は給水路63の壁を通って内部へ露出し、か
つ上下方向に稼働可能となっており、又、作動軸の先端
にはカサ61が配設されている。カサ61は遮断手段で
シリコン系の材質であり、連動シャフト69の下端と同
軸線上に位置している。給水路63の下で冷凍室52に
は製氷皿56がある。水タンク組立58は水タンク59
と定量装置60を含んだキャップ70からなっており、
定量装置60は流出孔67と流入孔65とエア抜き74
を持つ中ケース71と、活性炭73をもつ上ケース72
と、中ケース71内に流入孔65側に流入孔65を塞ぐ
流入弁66を持ち、流出孔67側に流出孔67を塞ぐ流
出弁68と2つの弁をつなぐ連動シャフト69と、流出
弁67側の延長上にスプリング75を配設している。連
動シャフト69に下方から力がかからない時は、スプリ
ング75により流入弁66は下がり、流出弁68も下が
るため流入孔65は開き、流出孔67は閉じている。給
水路63内のソレノイド57が作動すると接続したカサ
は上方へ動き連動シャフト69を下方より上方へ押す。
連動シャフト69に下方から力がかかっている時はスプ
リング75が縮み流入弁66は上り流出弁68が上るた
め、流入孔65は閉じ、流出孔67は開いている。上ケ
ース72は中ケース71とネジ又はハメアイにより固定
され、中ケース71はキャップ70へネジ又はハメアイ
にて固定されている。図4〜6において、給水路63の
開口部76の近傍には複数個の溝部77が形成され、前
記開口部76の上にフロート弁78が載置されている。
79はフロート弁78を保持するフロート保持部材であ
り、円筒部80にはスリット穴81が形成され円筒部8
0の下端は開口しており、この円筒部80にフロート弁
78が上下動可能に収納され、係止片82にてフロート
弁78が脱落しないよう保持される。フロート保持部材
79は爪83にて給水路63に着脱可能に取付けてい
る。
【0034】図3から図6より動作としては、ソレノイ
ド57が動作していない時はカサ61は下におりた状態
でこの時スプリング75は伸びて連動シャフト69は下
がった状態にある。この時流入孔65は開いているため
水タンク59内の水は活性炭73を通って、上ケース7
2内へ入り、流入孔65を通って定量室64の中へ入る
が流出孔67は閉じているため定量室64の中は水で満
水になる。この時、エア抜き74により流入孔65の水
の流れはスムーズである。次にソレノイド57が作動す
るとカサ61は上り接触して連動シャフト69も上昇
し、この時流入孔65は閉じ流出孔67は開くため、定
量室64の中の水は流出孔67より排出されるが、新し
く水タンク59の中からは水は補充されないため、定量
室64の中の水のみが、給水路63を通って製氷皿56
へ流れるため、定量給水となるが、流出孔67にはエア
抜き用の孔がないため流出時間は一定ではない、つまり
ソレノイド57の動作時間が長いと流出時間のバラツキ
があっても、常に定量給水を行なうことが可能である。
又、全て密閉水タンクの中であり、外気と常にさらされ
る水の部分はないため、空中浮遊菌はほとんど入らず、
結果として菌の発生はほとんどない。又、キャップ70
の径が大きく手が入る大きさのため、水タンク59内の
清掃も楽にできる。他に電気接続のソレノイド57を水
タンク組立58と別にしているため、水タンク組立58
は自由に取り出せることが可能で、メンテナンスが容易
である。又、フロート弁78は給水路63が冷凍室52
と冷蔵室51を貫通している為、冷凍室52の冷気が冷
蔵室51に洩れ、着霜、氷結を生じることを防ぐ為の物
で、給水時に水が流れてくると、フロート弁78は浮力
にて浮く為、水は開口部76から製氷皿56へ流れる。
水の量が減ると、フロート弁78は自重により下がる
が、この時、開口部76とフロート弁78が密接する
と、水切れが悪くなり、製氷中に、水が長時間をかけ
て、製氷皿56に滴下するので、製氷時間が長くなる問
題があるが、開口部76近傍に溝部77を設け、この上
にフロート弁78が載置するよう形成しているので、フ
ロート弁78と開口部76との間に間隙84が形成され
ることにより水切れが良く、前記問題を解決できる。ま
た、フロート保持部材79は爪83にて着脱可能な為、
給水路63及びフロート弁78の清掃メンテナンスも容
易に出来る。
【0035】実施例4. また実施例3では給水路63の開口部76近傍に複数個
の溝部77を形成し、この上にフロート弁78を載置す
ることにより間隙84を形成したが、上記開口部76の
周辺に溝部77の代りに複数個の小突起を設けることに
より間隙を形成してもよく、上記実施例3と同様な効果
を奏する。
【0036】実施例5. また、球状のフロート弁78に対し、給水路63の開口
部76形状を円形でない形状にすることにより、フロー
ト弁78と開口部76との間に間隙を形成してもよい。
【0037】実施例6. 上記実施例3では、給水路63の開口部76近傍に複数
個の溝部77を設け、この上にフロート弁78を載置さ
せることにより、フロート弁78が下がった状態でも、
フロート弁78と開口部76との間に間隙84形成した
が、図7に示すように、給水路63の開口部76上方に
フロート弁78が上下動可能なように保持するフロート
保持部材79を爪83等で着脱可能なように取付け、フ
ロート弁78が下がった状態で前記給水路63の開口部
76とフロート弁78の間に間隙84が生じるようにし
てもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0038】実施例7. 以下この発明の実施例7を図について説明する。図8に
おいて、121はキャップ116に一体形成された凸部
であり凸部端面が少なくとも給水口109を形成したケ
ースの上端部122より下方に位置するように形成され
ており又、カサ108の外形Aよりも大きな位置に設置
されている。122は給水口109を形成するケースの
上端部、123は前記ケースの一部の傾斜面であり、傾
斜面の下側端面123aは少なくともキャップ凸部12
1の下端面よりも下部より傾斜している。
【0039】タンク106内の水の流出流入動作につい
ては従来と同じである為、説明の省略する。給水口10
9の一部が氷結や食品カス、その他異物によって塞がれ
た場合、電磁ソレノイドの動作によりタンク106内の
水は前記動作によって計量室内110の量だけ給水口1
09を形成しているケース内に流入するが、キャップ1
16に一体成形された凸部下端面が前記ケース上端部1
22より下部に位置している為、計量室内110より流
入した水によりキャップ凸部下端面がシールされ、計量
室内への外部からの空気の流入が遮断され、それ以後の
水はケース内への流入が不可能となる。又この状態にお
いて再度電磁ソレノイドが動作しても水の動きはなく決
して冷蔵室内へ水を溢れさせることがない。
【0040】タンク106へ水を入れる際はタンク10
6を図8に示す矢印方向にはずさなければならないが、
この時給水口109を形成したケースは固定されている
為タンク106のキャップ部116の凸部121が前記
ケース側壁にかつぎタンク106の取りはずしの操作性
を悪くするが、ケース側壁の一部に傾斜面123を設け
少なくとも傾斜面123の傾斜始まり位置をタンク11
6のキャップ116の凸部121の下端より下方に位置
させれば、タンク106は側壁にかつぐことなく傾斜面
123にそって取りはずされる。
【0041】
【発明の効果】請求項1の自動製氷装置の給水装置は、
駆動手段の動作時間を流入弁のシールが悪く流出弁より
水が洩れても、製氷皿より水が溢れない水量となる時間
より短く制御するので、製氷皿から水が溢れることがな
い。
【0042】請求項2の自動製氷装置の給水装置は、駆
動手段の動作時間を流入弁のシールが悪く水が洩れて
も、製氷皿の水量が製氷皿の各氷粒を連通する部分以下
の水量となるように制御するので、氷粒が連なった板チ
ョコレートのような氷を作らないという効果を奏する。
【0043】請求項3〜5の自動製氷装置の給水装置
は、フロート弁と開口部との間に間隙が形成されること
により水切れが良く、製氷時間が長くなることがない。
【0044】請求項6の自動製氷装置の給水装置は、給
水路及びフロート弁の清掃メンテナンスが容易に出来
る。
【0045】請求項7の自動製氷装置の給水装置は、フ
ロート保持部材の下端部でフロート弁を保持し、フロー
ト弁が下がった状態でも間隙が形成されるようにしたの
で、水切れが良く、製氷時間が長くなることがない。
【0046】請求項8の自動製氷装置の給水装置は、万
一何らかの原因にて給水口が詰まった場合においても水
タンク内の水を収納室内に溢らすことがなく、又従来と
同一構成同一部品にて構成している為価格アップもなく
より安全性の高い給水装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1、2による自動製氷装置の
給水装置を設けた冷凍冷蔵庫の全体図である。
【図2】この発明の実施例1、2による自動製氷装置の
給水装置の全体構成図と詳細図である。
【図3】この発明の実施例3による自動製氷装置の給水
装置の全体構成図と詳細図である。
【図4】この発明の実施例3による自動製氷装置の給水
装置のフロート保持部材とフロート斜視図である。
【図5】この発明の実施例3による自動製氷装置の給水
装置の給水路部詳細図である。
【図6】この発明の実施例3による自動製氷装置の給水
装置の図5におけるZ−Z線断面図である。
【図7】この発明の実施例6による自動製氷装置の給水
装置の給水路部詳細図である。
【図8】この発明の実施例7による自動製氷装置の給水
装置の詳細図である。
【図9】従来の自動製氷装置の給水装置の断面図であ
る。
【図10】従来の自動製氷装置の給水装置の断面図であ
る。
【図11】従来の自動製氷装置の給水装置を示す構成図
である。
【図12】従来の自動製氷装置の給水装置を示す詳細図
である。
【符号の説明】
51 冷蔵室 52 冷凍室 56 製氷室 56a 連通部 57 ソレノイド 59 タンク 60 計量機構 61 カサ 62 ドアスイッチ 63 給水室 64 定量室 65 流入孔 66 流入弁 67 流出孔 68 流出弁 69 連動シャフト 74 エア抜き 79 フロート保持部材 83 爪 84 間隙 101 冷蔵室 102 冷凍室 103 給水タンクコーナ 104 電磁ソレノイド 105 給水タンク組立 106 タンク 107 計量機構 108 カサ 109 給水路 110 計量室 111 流入孔 112 流入弁 113 流出孔 114 流出弁 115 連動シャフト 116 キャップ 117 中ケース 118 エア抜き 119 スプリング 120 製氷皿 121 キャップ凸部 122 ケース上端部 123 傾斜部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 幸憲 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機エ ンジニアリング株式会社 名古屋事業所 静岡支所内 (56)参考文献 特開 平3−221769(JP,A) 実開 昭50−44362(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25C 1/24

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動製氷装置の製氷皿が配設された製氷
    室より上方の前記製氷室とは別の収納室に設けられた水
    タンクと、 この水タンクの下部に内蔵され、流入孔及び流出孔を有
    する定量室と、 この定量室に設けられ、前記流入孔及び流出孔を開閉す
    る、連結シャフトで連結された流入弁及び流出弁と、前
    記流出弁の延長上に配設され該流出弁が閉じ前記流入弁
    が開くように付勢する弾性部材とを有する弁装置と、 この弁装置の下方の前記製氷皿への給水路に設けられ、
    前記定量室の水を前記製氷皿へ給水する際に、前記連結
    シャフトを上方に押し上げ前記流出弁を開き前記流入弁
    を閉じるように動作する駆動手段と、 を備え、前記駆動手段の動作時間を前記流入弁のシール
    が悪く流出弁より水が洩れても、前記製氷皿より水が溢
    れない水量となる時間より短く制御することを特徴とす
    る自動製氷装置の給水装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段の動作時間を前記流入弁の
    シールが悪く水が洩れても、前記製氷皿の水量が該製氷
    皿の各氷粒を連通する部分以下の水量となるように制御
    することを特徴とする請求項1記載の自動製氷装置の給
    水装置。
  3. 【請求項3】 自動製氷装置の製氷皿が配設された製氷
    室より上方の前記製氷室とは別の収納室に設けられた水
    タンクと、 この水タンクの下部に内蔵され、流入孔及び流出孔を有
    する定量室と、 この定量室に設けられ、前記流入孔及び流出孔を開閉す
    る、連結シャフトで連結された流入弁及び流出弁と、前
    記流出弁の延長上に配設され該流出弁が閉じ前記流入弁
    が開くように付勢する弾性部材とを有する弁装置と、 この弁装置の下方の前記製氷皿への給水路に設けられ、
    前記定量室の水を前記製氷皿へ給水する際に、前記連結
    シャフトを上方に押し上げ前記流出弁を開き前記流入弁
    を閉じる駆動手段と、 前記収納室から前記製氷室への開放形の給水路における
    開口部の上方に設けられ、前記製氷室から前記収納室へ
    の冷気の洩れを抑制するフロート弁と、 前記フロート弁を保持するフロート保持部材と、 前記開口部と前記フロート弁の間に設けられた間隙と、 を備えたことを特徴とする自動製氷装置の給水装置。
  4. 【請求項4】 前記給水路の開口部の周辺に溝部又は突
    起部を設けることにより前記間隙を形成したことを特徴
    とする請求項3記載の自動製氷装置の給水装置。
  5. 【請求項5】 前記フロート弁を球状とし、前記給水路
    の開口部を円形以外の形状にすることにより前記間隙を
    形成したことを特徴とする請求項3記載の自動製氷装置
    の給水装置。
  6. 【請求項6】 前記フロート弁を保持するフロート保持
    部材を前記給水路に着脱可能に取付けたことを特徴とす
    る請求項3記載の自動製氷装置の給水装置。
  7. 【請求項7】 前記フロート保持部材の下端部で前記フ
    ロート弁を保持し、前記フロート弁が下がった状態でも
    前記間隙が形成されるようにしたことを特徴とする請求
    項3記載の自動製氷装置の給水装置。
  8. 【請求項8】 自動製氷装置の製氷皿が配設された製氷
    室より上方の前記製氷室とは別の収納室に設けられた水
    タンクと、 この水タンクの下部に内蔵され、流入孔及び流出孔を有
    する定量室と、 この定量室に設けられ、前記流入孔及び流出孔を開閉す
    る、連結シャフトで連結された流入弁及び流出弁と、前
    記流出弁の延長上に配設され該流出弁が閉じ前記流入弁
    が開くように付勢する弾性部材とを有する弁装置と、 この弁装置の下方の前記製氷皿への給水路に設けられ、
    前記定量室の水を前記製氷皿へ給水する際に、前記連結
    シャフトを上方に押し上げ前記流出弁を開き前記流入弁
    を閉じる駆動手段と、 前記定量室の下部を構成し、前記水タンクに着脱自在に
    取り付けられた水タンクキャップと、 この水タンクキャップの下端面に設けられ、下方が開口
    した環状の凸部と、 前記給水路を形成したケースと、 を備え、前記凸部下端面が前記ケース上端部より下部に
    位置するように構成したことを特徴とする自動製氷装置
    の給水装置。
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