JP3204387U - 介護用歩行器の背当て - Google Patents

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Abstract

【課題】介護用歩行器に設けられ、被介護人の背面に当接して座接姿勢の安定性を保持する左右に開放する分離型の介護用歩行器の背当てを提供する。【解決手段】介護用歩行器100の座面シート17の座接用サイドフレーム19に挿脱可能に挿入固定される左右の背当て1,1からなる。この背当ては座接用サイドフレーム19側に設けられている支持板固定具により固持されると共に開放可能に支持され座面シート17より取外すことが出来る。また、左右分離型のため被介護人の乗降の邪魔にならない。【選択図】図1

Description

本考案は、被介護人が自分で希望する場所に行けるように形成される介護用歩行器に設けられている背当てに関する。
背当てとしては従来より各種形態のものがある。その一例として「特許文献1」の如きものがある。
特開2013−199182号(図1) この「特許文献1」の「特開2013−199182号」の「背当てパッド」はベビーカーに取り付けられる1枚の板材からなり乳幼児の体を冷部出来る保冷機能を有するものである。このものは図示で明示されているように1枚の板材からなり、紐等によりベビーカー側に取り付けられるものからなる。
また、その他の背当てパッドも全て1枚のパッドからなるものが殆どであり、本考案のように分解タイプのものは見当らない。
後に詳しく説明するが本考案の背当てが取り付けられている介護用歩行器はベッドに座接している被介護人が自力でこの介護用歩行器の座接用クッションに座接出来るように左右に開く座面シートを有するものからなり、この座面シートに背当ては取り付けられる構造のものからなる。使用時においては座面シートは開放位置から使用位置に配置される構造のものからなり、この座面シートに本考案の背当ては取り付けられているもので当然分離形のものからなる。一体型でないため、この分離型の背当ては被介護人の背当てとして十分に機能する必要があり、被介護人の介護用歩行器への出入に対して邪魔にならないものである事が必要である。従って、この背当ては取外し可能であると共に背当てとして十分に機能する構造のものが必要である。
本考案の介護用歩行器の背当ては以上の要請に基づいて開発されたものであり、座面シートに確実に取り付けられ、取外しも可能であり、被介護人の介護用歩行器への乗り降りに邪魔にならず背当てして十分に機能し得る介護用歩行器の背当てを提供することを目的とする。
本考案は、以上の目的を達成するために請求項1の考案は、キャスタを有しクロスフレームによって下方側を連結されている左右のベースフレームと、該ベースフレームから立上り下方をベース板により連結されているスイングフレームと、該スイングフレームの高さを調整する高さ調整手段と前記スイングフレームの頂部に設けられる把持具と、前記スイングフレームに回動可能に、かつ取外し可能に片持ち連結され使用者である被介護人が座接する座接用クッション板とこれを片持ち支持している座接用サイドフレームとを有する座面シートと、前記座接用サイドフレームの前端側に取外し可能に固持されている背当てよりなる介護用歩行器における前記背当てであって、該背当ては前記座接用サイドフレームの前端に形成され上部フレーム都下部フレームとを連結しているクロス材に先端側を挿入して係着固定される支持板と、該支持板の基端側に固定される背当て用パッドとからなり、前記支持板は手動で操作される支持板固持具により前記座面シートに着脱可能に固持されるものからなることを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記支持板固定具は、前記支持板の先端側に形成される凹形係着部に係着する係着板と、該係着板を前記凹形係着部側に押圧するスプリングと、前記係着板を移動可能に支持し前記クロス材側に固定されるベース板とからなり、前記係着板には該係着板を手動で移動させるつまみ部が形成されることを特徴とする。
本考案の請求項1の介護用歩行器の背当てによれば、背当ては支持板固定具により左右開きする座面シートに着脱可能に固持されるものであり、被介護人が介護用歩行器に乗る場合には座面シートの開放と共に左右に開放するもので乗車の邪魔にならない。また、使用時には座面シートが元の位置に戻るため背当ては背当て可能の位置に戻り被介護人はこの背当てにより背中を保持される。また、この背当ては座面シートに固持されているため背当てとして十分に機能することが出来る。
また、本考案の請求項2の介護用歩行器の背当てによれば、この背当ては座面シートに支持板固定具により固持されるため安全に背当てとして機能することが出来る。また、支持板固定具は背当てを取外しすることが出来るように形成されているため、不要時には背当てを座面シートから容易に取り外す事が出来る。
本考案の介護用歩行器の背当てを示す斜視図。 背当ての開いている状態を示す介護用歩行器の背当ての正面図。 背当てを取り付ける座面シートを示す斜視図。 背当ての座面シートへの取り付け状態を示す写真。 背当ての支持板の先端形状を示す写真。 支持板固定具の形状とその作用を示す平面図(a),(b)。 背当てを設けた介護用歩行器の正面図。 背当てを設けた介護用歩行器の背面図。
以下、本考案の介護用歩行器の背当ての実施の形態を図面を参照して詳述する。
まず、背当て1が取り付けられている介護用歩行器100の全体構造を図1や図7,図8等により説明する。キャスタ11を有する左右のベースフレーム12,12はクロスフレームにより連結されH型のフレームを形成する。このベースフレーム12にはスイングフレーム13が回動可能に取り付けられている。ここではスイングフレーム13の詳細構造は省略するがその頂部には被介護人14(図2)が把持する把持具15が設けられている。また、スイングフレーム13にはその高さを調整するための高さ調整手段16が連結されているがその詳細構造の説明は省略する。
また、図1等に示すようにスイングフレーム13には座面シート17が回動可能に片持ち支持されている。
座面シート17は図3に示す構造のものからなる。この座面シート17は被介護人14が座接するための座接用クッション板18とこれを片持ち支持する座接用サイドフレーム19とから構成されている。この座接用サイドフレーム19は上部フレーム20と下部フレーム21とこの両者を連結する前後のクロス材22,22等とからなる。なお、前記の座接用クッション板18は下部フレーム21に片持ち支持されている。また、前側のクロス材22には背当て1を取り付けるための取り付け孔23が設けられている。
図1に示すように背当て1はクロス材22の取り付け孔23にその先端側を挿入する支持板3と支持板3の基端側に固定される背当て用パッド2とからなる。支持板3は図4,図5に示すように先端側と基端側が曲がった形態からなり、座面シート17の座接用サイドフレーム19の取り付け孔23に挿入されて取り付けられる。また、支持板3の先端側の曲がり部には凹形係着部3aが形成されている。
以上のように支持板3を取り付け孔23に挿入する事により背当て1を座面シート17に取り付ける事が出来る。また、この状態で背当て用パッド2は図1等に示すように背当て機能を果たす立上り状態に保持される。
図1は背当て1に被介護人14の背面が当り保持する状態を示す。図示のようにこの状態で背当て1は左右に分離されている状態で保持される。
図1に示す状態にある背当て1は座面シート17を外方に向かって回動すると背当て1も座面シート17と共に外方に向かって移動する事になる。図2はその状態を示すものであり、この状態では背当て1は被介護人14が介護用歩行器100に入り込む場合の邪魔にならない。次に、背当て1を座面シート17に着脱可能に固定する支持板固持具200の構造と作用を図6に説明する。
支持板固定具200としては、図6(a)に示すように左又は右に移動する係着板4及び係着板5とこれ等を移動可能に下部より支持するベース板7と左右の係着板4及び係着板5間に介設されてこれ等を外方側に押圧するスプリング6等とからなる。なお、係着板4及び係着板5には長孔4a,4b及び5aが設けられこれ等にはクロス材22に固定されているベース板7の表面から突出するピン8等が挿入されている。また、係着板4及び係着板5の先端には係止部4c,5cが設けられ、これ等の係止部4c,5cは背当て1の支持板3の凹形係着部3aに夫々スプリング6の力により係着して支持板3を固持するように形成されている。また、係着板4及び係着板5にはこれ等を移動させるためのつまみ9及び10が夫々設けられている。
以上の構造により、図6(b)に示すようにつまみ9及びつまみ10を内側にスプリンク6の力に抗して押圧する事により係着板4及び係着板5の係止部4c及び係止部5cが凹形係着部3aから離れて背当て1の支持板3を自由状態にする事が出来る。これにより、支持板3をクロス材22の取り付け孔23から引き出す事が出来、背当て1を座面シート17から取り外す事が出来る。
以上のように背当て1は左右に分離されて座面シート17の開放や閉止に伴って移動することが出来、被介護人14の背当てとして機能すると共に被介護人14の乗降に影響を与える事がなく、不要の場合は取外しする事も出来る。
本考案は以上の説明の内容からなるが、その内容は以上の説明に限定するものではなく、同一技術的範疇のものが適用される事は勿論である。また、背当て用パッド2の材質については特に限定していないが、弾力のある材質のものややや硬式のものでもよく、その内容,材質は限定するものではない。
本考案は、以上の説明した介護用歩行器の如く、左右に開放する形式のものに全て適用可能であり、その利用範囲は広い。
1 背当て
2 背当て用パッド
3 支持板
3a 凹形係着部
4 係着板
4a 長孔
4b 長孔
4c 係止部
5 係着板
5a 長孔
5c 係止部
6 スプリング
7 ベース板
8 ピン
9 つまみ
10 つまみ
11 キャスタ
12 ベースフレーム
13 スイングフレーム
14 被介護人
15 把持具
16 高さ調整手段
17 座面シート
18 座接用クッション板
19 座接用サイドフレーム
20 上部フレーム
21 下部フレーム
22 クロス材
23 取り付け孔
100 介護用歩行器
200 支持板固定具

Claims (2)

  1. キャスタを有しクロスフレームによって下方側を連結されている左右のベースフレームと、該ベースフレームから立上り下方をベース板により連結されているスイングフレームと、該スイングフレームの高さを調整する高さ調整手段と前記スイングフレームの頂部に設けられる把持具と、前記スイングフレームに回動可能に、かつ取外し可能に片持ち連結され使用者である被介護人が座接する座接用クッション板とこれを片持ち支持している座接用サイドフレームとを有する座面シートと、前記座接用サイドフレームの前端側に取外し可能に固持されている背当てよりなる介護用歩行器における前記背当てであって、該背当ては前記座接用サイドフレームの前端に形成され上部フレーム都下部フレームとを連結しているクロス材に先端側を挿入して係着固定される支持板と、該支持板の基端側に固定される背当て用パッドとからなり、前記支持板は手動で操作される支持板固持具により前記座面シートに着脱可能に固持されるものからなることを特徴とする介護用歩行器の背当て。
  2. 前記支持板固定具は、前記支持板の先端側に形成される凹形係着部に係着する係着板と、該係着板を前記凹形係着部側に押圧するスプリングと、前記係着板を移動可能に支持し前記クロス材側に固定されるベース板とからなり、前記係着板には該係着板を手動で移動させるつまみ部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の介護用歩行器の背当て。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108852667A (zh) * 2018-07-24 2018-11-23 北京理工大学 座椅机器人的控制方法、装置及座椅机器人
CN114699286A (zh) * 2022-04-11 2022-07-05 中国人民解放军陆军特色医学中心 衰弱患者腹部手术后辅助活动装置

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