JP3204235B2 - 切断時間を考慮した無線データ通信システムとその方法 - Google Patents

切断時間を考慮した無線データ通信システムとその方法

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JP3204235B2
JP3204235B2 JP37450898A JP37450898A JP3204235B2 JP 3204235 B2 JP3204235 B2 JP 3204235B2 JP 37450898 A JP37450898 A JP 37450898A JP 37450898 A JP37450898 A JP 37450898A JP 3204235 B2 JP3204235 B2 JP 3204235B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線伝送路を利用
したデータ通信において、無線回線が切断し、データ通
信が途絶える状況においても、データ通信が途絶える時
間を予め取得することにより、センタ側のデータ通信処
理を継続可能とする無線データ通信システムに関する。
具体的には地下鉄などのような状況における無線データ
通信システム、すなわち無線データ通信可能区間(駅な
ど)と無線データ通信不可能な区間(トンネルなど)と
を交互に移動し、無線データ通信の不可能な区間を移動
する時間を前もってある程度の精度で予測できるような
状況における無線データ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線データ通信方式を図2を参照
して説明する。図2において、モバイルゲートウェイ2
02はアプリケーションサーバ201とのデータ通信内
容を通信速度を変えずに格納する。ネットワーク203
は既存の無線通信ネットワーク(例.PIAFS:PHS Intern
et Access Forum Standardなど)を利用する。アプリケ
ーションサーバ201と無線通信端末204との間では
予め決められた通信手順を用いてデータ通信する。従来
考案されていたモバイルゲートウェイ202は、アプリ
ケーションサーバ201との通信速度を特に考慮せず
に、データ通信内容を格納していた。このモバイルゲー
トウェイ202は無線通信端末204との通信が途絶え
ると、データ通信内容を格納し、無線通信端末204と
の通信が再開すると単に格納していたデータ通信内容を
無線通信端末204へ送信する機能を持っていた。これ
により、無線通信端末204の切断による通信手順の二
重化(アプリケーション間の通信のやり直し)を防ぐ効
果があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
無線データ通信方式においては、次のような課題があ
る。第1の課題は、無線通信端末204がある時間通信
不可能となる場合にモバイルゲートウェイ202は通信
不可能となる時間を知らないため、モバイルゲートウェ
イ202はアプリケーションサーバ201との通信速度
を変えることができないということである。第2の課題
は、無線通信端末204がある時間通信不可能となる場
合にアプリケーションサーバ201からの通信内容を、
通信速度を変えずにモバイルゲートウェイ202に格納
するため、アプリケーション毎に決められた時間が経過
すると、アプリケーションサーバ201は一連の通信を
継続できないということである。第1の課題および第2
の課題を抱えた従来のモバイルゲートウェイ202を備
えた無線データ通信システムは以下の場合に、伝達効率
の低下およびアプリケーションサーバ201の負荷増大
になる。具体例としては図12で示すように、無線デー
タ通信中に無線通信端末1207のトンネル通過などに
より通信不可能な区間がある場合が考えられる。通信不
可能な区間を通過中にかかる時間を通信不可能な時間と
する。従来はこの通信不可能な時間はセンタ側で関知し
ておらず、アプリケーションサーバはアプリケーション
に固有のタイマにより、通信を中断し、通信再開不可能
な状態になっていた。このため、該無線通信端末120
7がトンネル通過後に通信可能な状態になったときに、
以前の通信を継続できない状態となり、通信およびアプ
リケーションを再び初期状態から動作させる必要があっ
た。このような状況は特に、通信可能区間と通信不可能
な区間が短時間の内に交互に繰り返される地下鉄での移
動において、頻繁に見られる問題点であった。しかし地
下鉄での移動に関しては、その移動時間は自家用車や徒
歩に比べて一定であり、トンネル進入からトンネルを出
るまでの時間が予想しやすい。このことを利用して、図
12に示すように、電車がトンネルを通過するまでの時
間(これから進入するトンネルを抜けて、再び通信でき
るまでの時間)を、微弱な電波により送出する時間通知
装置1205をトンネルの入り口付近に設置し、この時
間情報を受けた無線通信端末1207は無線データ通信
中のセンタ1201内にあるモバイルゲートウェイへ時
間情報を送る。モバイルゲートウェイは時間情報を基に
アプリケーションサーバとの通信時間を調整(遅く)し
て、従来の方式で起こっていたようなアプリケーション
サーバが通信再開不可能な状態にならなくすることがで
きる。本発明の目的はモバイルゲートウェイ202が、
無線通信端末204が通信不可能となる時間分経過した
後に、無線通信端末204が再接続することを期待し
て、アプリケーションサーバ201との通信を継続する
無線データ通信システムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、無線伝送路を
利用したデータ通信において、無線回線が切断し、デー
タ通信が途絶える状況においても、データ通信が途絶え
る時間を予め取得することにより、センタ側のデータ通
信処理を継続させるようにしたことを特徴としている。
本発明は具体的には地下鉄などの、無線データ通信可能
区間(駅など)と無線データ通信不可能な区間(トンネ
ルなど)とを交互に移動し、無線データ通信の不可能な
区間を移動する時間を前もってある程度の精度で予測で
きるような状況において有効に作用する。以上のような
状況において、トンネルなどの直前にそのトンネルを通
過するために必要な時間を発信する機器をおき、この時
間に合わせて本発明のモバイルゲートウェイが通信速度
を落とした上で無線通信端末(クライアント機)の代理
を行い、センタ側のアプリケーションサーバが通信タイ
ムアウトすることなく、連続してアプリケーションサー
バとクライアントアプリケーションとの間の通信を行う
ことを本発明の特徴とする。請求項1に記載の発明は、
無線回線通信路を利用し、センタに設置されたアプリケ
ーションサーバと、移動しながらデータ通信を行う無線
データ通信端末とを有する無線データ通信システムにお
いて、前もって予測可能な無線回線の切断時間情報を電
波で発信する手段と、前記無線回線が切断されている
、アプリケーションサーバへ応答し、処理した通信を
記憶装置に蓄えて、前記無線データ通信端末の通信処理
を代行する手段と、前記無線回線の切断時間情報分の
断時間経過後に、前記記憶装置に蓄えられている前記代
行して処理した通信を前記無線データ通信端末へ送出す
る手段とが具備されていることを特徴としている。請求
項2に記載の発明は、請求項1に記載の無線データ通信
システムにおいて、前記の無線データ通信端末の通信処
理を代行する手段は、通信処理を代行する際に、通信の
応答間隔を遅らせることにより、前記アプリケーション
サーバとの通信速度を低下させる手段を具備することを
特徴としている。請求項3に記載の発明は、請求項1に
記載の無線データ通信システムにおいて、前記の無線デ
ータ通信端末の通信処理を代行する手段は、アプリケー
ションサーバとの通信速度を低下させている時間を、前
記無線回線の切断時間情報を基に算出し、前記記憶装置
内の通信処理の記録がすべて無線データ通信端末へ送出
されたことを判断する手段を具備することを特徴として
いる。請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の無線
データ通信システムにおいて、前記無線データ通信端末
の通信処理を代行する手段は、前記記憶装置に格納され
た通信処理の残りを常に監視して、この通信処理の残り
が無くなったことを検知することにより、前記記憶装置
内の通信処理の記録がすべて上記無線データ通信端末へ
送出されたことを判断する手段を具備することを特徴と
している。請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求
項4記載の無線データ通信システムにおいて、前記の無
線データ通信端末の通信処理を代行する手段は、モバイ
ルゲートウェイであることを特徴としている。請求項6
に記載の発明は、請求項1に記載の無線データ通信シス
テムにおいて、前記無線データ通信端末は、前記無線回
線の切断時間情報を電波で発信する手段から該切断時間
情報を受信すると、アプリケーションサーバとのデータ
通信を中断し、前記無線データ通信端末の通信処理を代
行する手段へ前記切断時間情報を通知する手段を具備す
ることを特徴としている。請求項7に記載の発明は、請
求項1に記載の無線データ通信システムにおいて、前記
無線データ通信端末タイマを具備し、前記無線回線の
切断時間情報を電波で発信する手段から該切断時間情報
を受信し、この受信した切断時間情報の切断時間の経過
が前記タイマにより通知されると無線回線の接続を行
うことを特徴としている。請求項8に記載の発明は、請
求項1に記載の無線データ通信システムにおいて、前記
無線データ通信端末には電波監視部を具備し、該電波監
視部により基地局からの電波強度を監視し、回線を接続
し通信を再開することを特徴としている。請求項9に記
載の発明は、請求項1に記載の無線データ通信システム
において、前記の予測可能な無線回線の切断時間情報を
電波で発信する手段は、前記無線データ通信端末の通信
処理を代行する手段と有線で接続されており、前記無線
データ通信端末が利用している無線回線に程なく発生す
る切断と、該無線回線の切断時間と、該無線データ通信
端末固有の識別子とを、前記無線データ通信端末の通信
処理を代行する手段へ通知する手段を具備することを特
徴としている。請求項10に記載の発明は、請求項9に
記載の無線データ通信システムにおいて、前記予測可能
な無線回線の切断時間情報を電波で発信する手段から該
切断時間情報を受信した前記無線データ通信端末は、上
記の予測可能な無線回線の切断時間情報を電波で発信す
る手段へ該無線データ通信端末固有の識別子を発信して
応答する手段を具備することを特徴としている。請求項
11に記載の発明は、請求項1に記載の無線データ通信
システムにおいて、前記無線データ通信端末の通信処理
を代行する手段は、予めアプリケーションの種類毎に別
々の通信の応答方法を持ち、前記アプリケーションサー
バと前記無線データ通信端末との通信内容を監視し、通
信中のアプリケーションの種類を認識することにより、
無線回線の切断時に前記アプリケーションの種類毎に設
定された通信の応答方法を参照して、無線データ通信端
末の代わりにアプリケーションサーバと通信することを
特徴としている。請求項12に記載の発明は、請求項1
に記載の無線データ通信システムにおいて、前記予測可
能な無線回線の切断時間情報を電波で発信する手段の代
わりに、前記無線データ通信端末の位置を検出できる手
段を無線データ通信端末内に具備し、さらにこの無線デ
ータ通信端末の位置情報から前記予測可能な無線回線の
切断時間情報を参照できるテーブルを具備することを特
徴としている。請求項13に記載の発明は、センタに設
置されたアプリケーションサーバと、移動しながらデー
タ通信を行う無線データ通信端末と、上記アプリケーシ
ョンサーバと無線データ通信端末との間の中継装置とし
てセンタに設置されたモバイルゲートウェイと、一定周
期で時間情報Tを発信している時間通知装置と、を有す
る無線データ通信システムの通信方法において、上記セ
ンタ側のアプリケーションサーバと上記無線データ通信
端末との間で滞り無く通信が行われている過程と、上記
無線データ通信端末が上記の時間通知装置に接近し
て、時間情報Tを受信する過程と、上記無線データ通信
端末は時間情報Tを受け取ると、前記滞り無く行われて
いた通信より優先してこの時間情報Tをセンタ側へ送出
する過程と、上記の時間情報受信後、回線切断が起こ
り、回線切断以後ある特定時間、電波の受信が中断され
る過程と、上記の回線切断により電波の受信が中断され
ている間、無線データ通信端末は通信の途中の状態を保
持する過程と、前記センタ側へ送出された時間情報T
を、モバイルゲートウェイ内へ受信する過程と、上記時
間情報Tを受信したモバイルゲートウェイの指示によ
り、アプリケーションサーバの通信速度を低下させ、モ
バイルゲートウェイ内のバッファにデータを貯める過程
と、T時間経過後、無線データ通信端末はモバイルゲー
トウェイと再び通信を開始し、上記バッファに貯められ
たデータを順次無線データ通信端末へ送出する過程と、
上記バッファに貯められたデータが次第に減少し、残量
は0となるとき、アプリケーションサーバの通信速度を
元の速度に戻す過程と、を有することを特徴としてい
る。
【0005】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明の一実
施例としての無線データ転送システムが示されている。
図1において、時間通知装置105は時間情報を微弱な
電波を利用して送出することのできる無線機を具備し、
予め内部に格納された時間情報を一定間隔で送出する。
無線通信端末104は情報処理部と無線部とタイマを具
備し(図3参照)、情報処理部で扱ったデータを無線部
を介して、無線伝送路に載せてアプリケーションサーバ
101へ送ることができる。また逆にアプリケーション
サーバ101から無線伝送路に載せて送られてきたデー
タを、無線部を介して情報処理部で扱うこともできる。
さらに無線通信端末104は、上記のようなデータ通信
中においても、時間通知装置105からの時間情報を受
信した時には、この時間情報を前記データ通信と同様に
送信することもできる。ネットワーク103は既存の無
線通信用ネットワークを用いる。またダイアルアップル
ータ(図3参照)も既存のものを利用できる。ここでは
単に無線伝送路としてネットワーク103およびダイア
ルアップルータを用いている。ダイアルアップルータは
ネットワーク回線を経由して、LAN(Local Area Networ
k:構内ネットワーク)に接続するために必要な信号変
換を行う。本発明のようにデジタルデータを無線伝送路
を利用して通信する場合には、前記PIAFS(PHS Intern
et Access Forum Standard)を用いることもある。
ネットワーク103には無線通信端末104とセンタと
の間を接続するための交換機や、無線通信端末104と
の間を無線で通信するための基地局が含まれるが、既に
周知のことであるので、ここでは省略する。モバイルゲ
ートウェイ102は、データ入出力部Aおよびデータ入
出力部Bと、ヘッダ監視部と、バッファと、入出力制御
部と、タイマを具備し(図3参照)、通常アプリケーシ
ョンサーバ101と無線通信端末104とのデータ通信
を中継している。モバイルゲートウェイ102は無線通
信端末104から前記時間情報を受け取ると、アプリケ
ーションサーバ101との通信速度を低下させる。その
後前記時間情報分の時間が経過した後、モバイルゲート
ウェイ102はバッファ内に貯まったデータを無線通信
端末に送り出して、アプリケーションサーバ101との
通信速度を元に戻す。図3を参照すると、図1に示す無
線データ通信システムの詳細な構成が示されている。モ
バイルゲートウェイ303には無線通信端末315との
データ入出力処理を行うために、ネットワーク側に配置
されたデータ入出力部A 304と、アプリケーション
サーバ301とのデータ入出力処理を行うために、LAN
319側に配置されたデータ入出力部B 305とが設
置されている。該データ入出力部A 304とデータ入
出力部B 305のそれぞれの通信速度に差が生じたと
きに、この差を緩衝するための記憶領域であるバッファ
307が設置されている。通常は無線通信端末315か
ら受け取ったデータをそのままバッファ307へ書き込
み、このデータの中に、前記時間情報Tが含まれている
ことを監視し、前記時間情報Tが含まれていたときに、
前記時間情報Tを入出力制御部306へ渡すヘッダ監視
部308が設置されている。さらにデータ入出力部B
305の通信速度の加減を制御するための入出力制御部
306と、該入出力制御部306が設定した時間Sが経
過したことを、入出力制御部306へ通知するためのタ
イマ309とを最低限具備している。入出力制御部30
6は前記ヘッダ監視部308より前記時間情報Tを受け
取ると、動作を開始する。入出力制御部306は、時間
情報Tを受け取った時刻を、無線通信端末315とネッ
トワーク311との間の通信が切断した時刻として記憶
する。また、入出力制御部306は前記データ入出力部
B305に対して通信速度を指示する信号を送る。ま
た、入出力制御部306はヘッダ監視部308から時間
情報Tを受け取った時刻から、時間情報に示された時間
+S時間後に前記データ入出力部B305に対して通信
速度を指示する信号を送る。データ入出力部B305
は、LAN319等のネットワークを利用してアプリケー
ションサーバ301/302と通信をする。データ入出
力部B305は、アプリケーションサーバ301との通
信はパケット単位で行い、アプリケーションサーバ30
1から受け取ったパケットはバッファ307に格納し、
バッファ307内にアプリケーションサーバ301へ渡
すパケットがあれば、このパケットをアプリケーション
サーバ301へ送出する。データ入出力部B 305は
入出力制御部306から通信速度を指示する信号を受け
取ると、この信号に従いアプリケーションサーバ301
との通信速度を変更する。通信速度の変更はデータパケ
ット単位で行い、パケットの受取完了通知パケット(ac
kパケット)の送出間隔を遅延させることにより、通信
速度を低下させる。また、データ入出力部B305は通
信速度の変更を指示する信号が、通信速度を戻すもので
あれば、前記ackパケットの送出間隔を遅延の無いよう
に送出する。データ入出力部A304は、ダイアルアッ
プルータ310などを経由して接続する無線公衆回線網
(ネットワーク)311に繋がる無線通信端末315と
通信する。データ入出力部A304は、無線通信端末3
15との通信はパケット単位で行い、無線通信端末31
5から受け取ったパケットはバッファ307に格納し、
バッファ307内に無線通信端末315へ渡すパケット
があれば、このパケットを無線通信端末315へ送出す
る。また、データ通信中に無線公衆回線網の無線区間が
切断した場合、データ入出力部A304は直ちに無線通
信端末315との通信を終了する。S時間について説明
する。前記入出力制御部306が前記ヘッダ監視部30
8より前記時間情報を受け取った時刻から、該入出力制
御部306がデータ入出力部B305に対して、通信速
度を戻す内容を含んだ通信速度の変更を指示する信号を
送出するまでの時刻までをS時間とする。つまり、該入
出力制御部306は時間情報を受け取ってからS時間後
に、データ入出力部B305へ通信速度を戻す内容を含
んだ通信速度の変更を指示する信号を送出する。図4を
参照すると、S時間は以下のように定義されていること
がわかる。前記ヘッダ監視部308より入出力制御部3
06へ渡される時間情報をTとする。この時間情報Tは
データ入出力部A304と無線通信端末315との間の
通信が一時的に途絶えるときの、通信が途絶えている時
間と同じであると本実施例では仮定する。該データ入出
力部A304と該無線通信端末315との間の通信速度
をv1、該データ入出力部A304と該無線通信端末3
15との間で滞り無く通信しているときの、データ入出
力部B305とアプリケーションサーバ301との間の
通信速度も同じくv1とする。また、該データ入出力部
A304と該無線通信端末315との間の通信が一時的
に途絶えたときの、該データ入出力部B305と該アプ
リケーションサーバ301との間の通信速度をv2とす
る。以上のような条件の時、v1×(S−T)=S×v
2なので、 S=T×v1/(v1−v2)時間とな
る。予めv1、v2を定数であったとすると、SはTの
一次式で表せる。なお、v1および、v2はアプリケー
ションサーバ301/302およびアプリケーションの
種類によって決定される定数であり、予め入出力制御部
306はこの値を、アプリケーションサーバ301/3
02およびアプリケーションの種類毎に、テーブル情報
として持っているものとする。このテーブルをv2のテ
ーブルと呼ぶ。前記パケットは、連続する一連の通信デ
ータを時間方向に並べたものであり、任意の量のデータ
と、このデータに関する情報やデータの送り先と、送り
もとの情報(アドレス)を含むヘッダからできている。
前記モバイルゲートウェイ303は通信の最小単位をパ
ケットとして動作している。時間通知装置314は図1
2のように設置されることを想定している。図12にお
いて、時間通知装置1205は微弱な電波に、その先の
通信不可能な区間1209を通過するのに要する時間情
報Tを発信し続けている。通信不可能な区間1209と
は、基地局A1203との通信が途絶え、基地局B120
4との通信が可能になるまでの区間を意味する。微弱な
電波の発信には特定省電力型の無線機を用いて、5メー
トル程度の範囲で電波が届く無線機を持っている。この
ため、無線通信端末1207が時間通知装置1205の
近くを通ったときだけに、該無線通信端末1207は該
時間通知装置1205からの時間情報Tを受け取ること
ができる。無線通信端末315は、情報処理部316と
無線部317とタイマ318とを具備し、通常無線公衆
回線311を利用しセンタ側のアプリケーションサーバ
301/302と任意のデータ通信を行っているが、時
間通知装置314から時間情報Tを受け取ると、アプリ
ケーションサーバ301とのデータ通信を中断し、時間
情報Tをセンタ側へ送出する。ヘッダ監視部308は、
通常無線通信端末315とアプリケーションサーバ30
1とのデータ通信を通過させているが、無線通信端末3
15より時間情報Tを含むパケットが通過することを監
視し、パケットより時間情報Tを切り出して前記入出力
制御部306へこの時間情報Tを渡す。以上詳細に実施
形態の構成を述べたが、図3のダイアルアップルータ3
10、ネットワーク(無線公衆回線網)311、基地局
312/313、アプリケーションサーバ301/30
2は、当業者にとってよく知られており、従来の物を適
用でき、また本発明とは直接関係しないので、その詳細
な構成は省略する。また、アプリケーションサーバにつ
いては、単体で設置される他、複数であってもよい。
【0006】次に図3の無線データ通信システムの動作
を図4に示すタイムチャートを使用して説明する。また
図3の無線データ通信システムは図12に示すような状
況において設置されているものとする。なお図12は地
下鉄の駅などの状況を示し、駅においては無線データ通
信が行われ、トンネルに進入してまもなく無線データ通
信が不可能になることを表している。また図12におい
て、時間通知装置1205はトンネル1208入り口付
近に設置され、移動体(電車などの乗り物)1206上
にある無線通信端末1207は、トンネル1208に進
入する直前でのみ時間通知装置1205からの時間情報
を受信できることを示している。図4において、時間通
知装置314は一定周期で時間情報Tを発信している
(ステップS401)。この時、一定周期とは1秒間隔
とし、時間情報Tの値は15秒とする。前述したように
無線通信端末315は移動している地下鉄の車両上で、
利用者によりデータ通信を指示されているものとし、こ
のため、無線通信端末315は駅などで停車している間
に、センタ側のアプリケーションサーバA301と滞り
無く通信しているものとする(ステップS403)。こ
の時のデータ通信速度v1を29。2kbps(キロビ
ット毎秒)であるとする。またこの時のアプリケーショ
ンサーバA301はftp(file transfer protocol:
ファイル転送用のアプリケーション)であるとし、連続
したデータをアプリケーションサーバ301から無線通
信端末315へ連続して転送しているものとする。前述
したように、移動している車両上で無線通信端末315
が通信している(ステップS403)とき、次第に該無
線通信端末315は通信不可能な区間(トンネル)に近
づく。トンネル入り口付近において、無線通信端末31
5は前記時間通知装置314より時間情報Tを受け取る
(ステップS404)。無線通信端末315は時間情報
Tを受け取ると、ftp通信より優先してこの時間情報
Tをセンタ側へ送出する(ステップS405)。この後
まもなく車両の移動により、無線通信端末315と基地
局A312との間の電波が届かなくなり、回線切断が起
こる(ステップS406)。回線切断以後は車両がトン
ネルを抜けて次の基地局B313からの電波を受信する
まで中断される。この間、無線通信端末315はftp
通信の途中の状態を保持する。通常モバイルゲートウェ
イ303は無線通信端末315とアプリケーションサー
バA301が滞り無くftp通信をしている場合、この
通信を単に中継しているに過ぎない。単に中継とは、本
実施例においては、アプリケーションサーバA301か
らのデータを無線通信端末315に成り代わり受信し、
受信した内容をモバイルゲートウェイ303内に具備す
るバッファ307に記録する動作と、このバッファの内
容を読み出し、無線通信端末315へ向けてアプリケー
ションサーバ301に成り代わり送信する動作を指す。
このときモバイルゲートウェイ303においては、デー
タ入出力部A304はネットワーク311の許容する通
信速度v1で通信をおこなう。本実施例においては前述
の通りv1を29。2kbpsとする。また、モバイル
ゲートウェイ303はバッファ307を持つため、デー
タ入出力部B305とアプリケーションサーバ301と
の間の通信速度は特に気にしないが、ここでは説明のた
め、v1と同じであることとする。通常、モバイルゲー
トウェイ303で通信の中継を行わない場合、LAN31
9の通信許容速度が無線ネットワーク311の通信速度
より十分速いことが多く、このとき、LAN319での通
信速度はより遅い無線ネットワーク311の通信速度に
依存することが多い。つまりv1である。さて、無線通
信端末315がセンタ側へ向けて時間情報Tを送出する
と、この時間情報Tはネットワーク311を経由してモ
バイルゲートウェイ303へ到着する(ステップS40
5)。モバイルゲートウェイ303内のデータ入出力部A
304はこの時間情報Tを通常のデータ通信パケットと
同様にモバイルゲートウェイ303内へ受信する。ヘッ
ダ監視部308は、通常無線通信端末315からアプリ
ケーションサーバ301へのデータ通信パケットを、そ
のままバッファ307に書き込んでいる。このヘッダ監
視部308は常に通過するパケットのヘッダを監視して
いるが、時間情報Tを含んだパケットのヘッダ(ヘッダ
には該パケットが時間情報Tを含んでいることを識別す
るための識別子が記述されている)を検出すると、パケ
ットを分解し、この中から時間情報Tを取り出す。次に
ヘッダ監視部308はこの時間情報Tを入出力制御部3
06へ送る。入出力制御部306は通常のデータ通信に
おいては特に動作しない(ステップS403)。入出力
制御部306はヘッダ監視部308からの時間情報Tを
受け取ることにより動作を開始する。入出力制御部30
6は時間情報Tを受け取ると、データ入出力部B305
に対し、アプリケーションサーバ301との通信速度を
下げるように指示する(ステップS407)。この時に
指示する速度をv2とし、本実施例においては10kb
psとする。v2はアプリケーションサーバA301上
の通信アプリケーションの種類によって決定される。こ
の値は可能な限り遅くするが、通信アプリケーション
(ここではftp)が通信を中断しない程度に設定する
ことが望ましい。また、入出力制御部306は、アプリ
ケーションサーバ301/302または、利用している
アプリケーションの種類に応じて、または、TおよびS
の値に応じて、データ入出力部B305の通信速度をv
2にするのではなく、アプリケーションサーバ301/
302との通信そのものを中断することも考えられる。
この場合、入出力制御部306は後述するデータ入出力
部B305の通信速度をv2からv1に戻す動作も行わ
ない。通信は通信開始(ステップS401)からのやり
直しとなる。通信速度をv2にするか、中断するかの判
断は、前記入出力制御部306の持つv2のテーブルに
併せて記述されている。一般的な通信アプリケーション
は、通信する相手(ここでは無線通信端末315上のf
tpプログラム)からの応答が一定時間途絶えると、通
信する相手に何らかの異常が生じたと判断して、通信を
中断してしまうよう作られている。このことは、通信す
る相手がそれ以上通信できない状態において、アプリケ
ーションサーバ301が余分なマシン資源を消費しない
よう配慮されたためである。ただし、この仕組みはLAN
などの有線を利用したネットワークを前提に考えられた
ものであり、本実施例のような無線回線を含む経路を利
用する通信環境に関しては配慮されていない。次に入出
力制御部306はタイマ309に時間Sを設定する。時
間Sは前述したようにv1、v2、Tからなる式で表す
ことができ、S=T・v1/(v1−v2)であった。
ここで、v1=29.2kbps、v2=10.0kb
ps、T=15秒であったので、S≒30.8秒とな
る。仮にタイマ309は精度1秒で動作するならば、入
出力制御部306はタイマ309にS=31秒を設定す
る。 タイマ309はS時間を設定されることにより動
作し、S時間後に入出力制御部306へ通知を行う。入
出力制御部306はこの通知により、S時間経過したこ
とを認識する。さて、前記無線通信端末315と移動車
両はT時間後にトンネルを抜け、再び通信可能な区間へ
進入する。この時、無線通信端末315内のタイマ31
8はT時間経過したことを無線部317に通知し、この
通知を合図に自動で回線接続(ステップS408)およ
び通信再開することにより、再び無線通信端末はモバイ
ルゲートウェイ303と通信を開始する(ステップS4
09)。タイマ318を利用する代わりに利用者による
操作により、無線通信端末315は回線接続(ステップ
S408)および通信再開(ステップS409)を行っ
ても良い。このときモバイルゲートウェイ303のデー
タ入出力部A304は通信速度v1で通信しているもの
とする。上記のようにして、T時間内にデータ入出力部
B305によってバッファ307に貯められたデータの
内容は順次データ入出力部A304により無線通信端末
315へ送られる。このとき、未だデータ入出力部B3
05とアプリケーションサーバA301との通信速度は
v2のままであるため、バッファに貯まったデータはし
だいに減少していく。ここで、理想的な通信状態である
なら、通信速度をv2にしてからS時間後にバッファの
残量は0となるはずである(ステップS410)。実用
上では通信速度は固定ではないため、多少の時間的誤差
は生じることもある。さて、タイマ309よりS時間経
過したことを通知された入出力制御部306はデータ入
出力部B305に対し、通信速度をv1に戻すように指
示する。これにより、データ入出力部A305およびデ
ータ入出力部B304はともに速度v1で通信を行い、
通常のデータ通信に戻る。図3の本実施例においてはこ
の後ftp通信は完了し(ステップS411)、通信を
終了している(ステップS412)。通信が完了する前
に再び車両が次のトンネルに進入すると、再び無線通信
端末315は次の時間通知装置314より時間情報T
(この値Tは次のトンネルを通過する為に要する時間で
あり、先に述べたTの値15秒ではない)を通知され、
上記の動作(ステップS404〜ステップS410)を
繰り返すことになる。また、時間通知装置314は、一
定の時刻になると内部に持つ予め用意されたテーブルな
どを参照して、時間情報Tを更新する(ステップS41
3)ことができる。これは、移動車両のトンネル通過時
間が時間帯によって変化することに対応するための手段
である。
【0007】本発明の第2の実施例の構成を図5に示
す。その基本的構成は前記の通りであるが、時間通知装
置の時間情報通知方法についてさらに工夫している。図
5の無線データ通信システムにおいて、時間通知装置5
13は直接入出力制御部506と繋がっており、時間通
知装置513付近を通過した無線通信端末514の識別
子と、その無線通信端末514が通信不可能な区間を通
過する時間とを入出力制御部506へ知らせる。時間通
知装置513から時間情報Tを受け取るタイミングで、
無線通信端末514は時間通知装置513に無線通信端
末に一意に割り振られた識別子を返す。このため、第1
の実施例におけるモバイルゲートウェイ303内のヘッ
ダ監視部308が不要になり、また、時間通知装置31
4から時間情報Tを受信した無線通信端末315は、こ
の時間情報Tをセンタ側へ送出することなく、入出力制
御部306はデータ入出力部B305の通信速度を変更
することができる第1の実施例の機能を持つ無線データ
通信システムが実現できる。本発明の他の実施例の構成
を図6、7、8に示す。その基本的構成は前記の通りで
あるが、モバイルゲートウェイについてさらに工夫して
いる。第3の実施例の図6はタイマ309の代わりにバ
ッファ監視部604を具備するモバイルゲートウェイで
あり、バッファ監視部604はバッファ602を常に監
視している。これにより、一旦データ入出力部B601
の通信速度を低下させた後に、再び無線通信回線が繋が
り、データ入出力部A606がデータ通信を再開してい
る最中に、バッファ602に格納されたデータの残量が
0になったことを検出し、0になった時点で入出力制御
部603へ通知することによって、第1の実施例と同じ
機能を実現することができる。第4の実施例の図7はデ
ータ監視部702を具備するモバイルゲートウェイであ
り、データ監視部702は常に通信中のデータ通信の内
容を監視し、このデータの内容からデータ通信の種別お
よび状況を認識し、入出力制御部703へ最適なv2を
通知する。このことにより、入出力制御部703は通信
中のアプリケーションサーバ301/302および、利
用中のアプリケーションの種類を知ることができ、第1
の実施例のv2のテーブルを参照するためのキー項目を
得ることができる。第5の実施例として、図8を用いて
モバイルゲートウェイの変形例を示す。図8はタイマの
代わりにバッファ監視部806を具備し、さらにデータ
監視部を持ち合わせるモバイルゲートウェイであり、第
3の実施例と第4の実施例の機能を同時に併せ持つ第1
の実施例を実現できる。本発明の他の実施例の構成を図
9、10、11に示す。その基本的構成は前記の通りで
あるが、無線通信端末についてさらに工夫している。第
6の実施例の図9は無線通信端末の変形例を示す。電波
監視部903が基地局B512からの電波の強度を監視
し、回線接続するために十分な電波の強度が得られたこ
とを無線部901に通知を行い、無線部901は回線接
続を再開する。この事により、タイマを用いて回線接続
を行っていた第1の実施例よりも、電波の状況に最適な
回線接続を行う無線通信端末を実現する。第7の実施例
の図10は無線通信端末の変形例を示す。タイマ100
3に時間Tを設定し、T時間後に無線部1001と情報
処理部1002に通知を行い、無線部1001は回線接
続し、情報処理部1002がデータ通信を再開する無線
通信端末を実現する。第8の実施例の図11は無線通信
端末の変形例を示す。電波監視部1103が基地局B5
12からの電波の強度を監視し、回線接続するために十
分な電波の強度が得られたことを無線部1101と情報
処理部1102に通知を行い、無線部1101は回線接
続し、情報処理部1102がデータ通信を再開する無線
通信端末を実現する。第9の実施例の図13のような無
線データ通信システムを考案する。図13の無線データ
通信システムにおいて、無線通信端末1315は該無線
通信端末の地理上の位置情報を検出する手段を具備して
いる。位置情報を検出するためには、これまで多くの手
段が提案されていて、人工衛星を利用する方法や、ジャ
イロを用いる方法や、通信中の基地局固有の識別子を用
いる方法などがある。本実施例では、位置情報を検出す
る手段の具体的な方法は問わない。また、図13の無線
データ通信システムにおいて、モバイルゲートウェイ1
303は前記地理上の位置情報に基づき、前もって予測
できる回線切断の切断時間情報を参照できるテーブル1
320(これを切断テーブルと呼ぶ)を持つ。該テーブ
ル1320は入出力制御部1306から参照される。ま
た、ヘッダ監視部1308は位置情報が通信データとし
て通過するとき、この中から位置情報を取りだし入出力
制御部1306へ通知する。前記無線通信端末1315
はデータ通信中であれば、常に一定の間隔(例えば5秒
間隔)で該無線通信端末1315の位置情報を検出し、
この位置情報をデータ通信の合間にセンタ側へ送出す
る。モバイルゲートウェイ内のヘッダ監視部1308は
この位置情報を検知すると、入出力制御部1306へ渡
し、入出力制御部1306はこの位置情報を基に切断時
間テーブル1320を参照して、該無線通信端末131
5が切断する状況にあるかどうかを調べる。以上の動作
を繰り返しながら、入出力制御部1306が該無線通信
端末1315が回線切断するような状況になったら、切
断時間テーブルから得られる時間情報Tを参照し、第1
の実施例と同様にデータ入力部B1305へ通信速度の
低下を指示する信号を送り、該無線通信端末1315と
アプリケーションサーバA1301との通信速度をv2
へ低下させる。その後の動作および時間Sの算出方法な
どは、第1の実施例と同じである。
【0008】
【効果の説明】以上説明したように、本発明において
は、以下に記載するような効果を奏する。第1の効果は
無線通信端末が移動中にある時間通信不可能となる場合
において、無線通信端末が通信不可能な時間を切断前に
センタ側へ通知しているので、センタ側で通信を中継す
るモバイルゲートウェイがアプリケーションサーバとの
通信速度を、通信不可能な時間に合わせて調整できるこ
とである。第2の効果は無線通信端末が移動中にある時
間通信不可能となる場合において、センタ側で通信を中
継するモバイルゲートウェイがアプリケーションサーバ
との通信速度を、通信不可能な時間に合わせて調整して
いるので、アプリケーションサーバは無線通信端末が通
信不可能な状態であることを意識せずに、継続して通信
できることである。第3の効果は無線通信端末が移動中
にある時間通信不可能となる場合において、 無線通信
端末は通信不可能な時間を切断前に認識しているので、
無線通信端末が通信可能な場所に移動する時刻を見計ら
って通信処理を開始できることである。第4の効果は無
線通信端末が移動中にある時間通信不可能となる場合に
おいて、 無線通信端末が通信可能な場所に移動する時
刻を見計らって通信処理を開始するので、無線通信端末
は電波状態の調査などの、通信可能な状態を常時監視す
る必要が無くなることである。第5の効果は無線通信端
末が移動中にある時間通信不可能となる場合において、
無線通信端末が通信可能な場所に移動する時刻を見計ら
って通信処理を開始するので、2)無線通信端末は通信不
可能な状態には消費電力を節約できることである。第6
の効果は無線通信端末が移動中にある時間通信不可能と
なる場合において、モバイルゲートウェイは通信速度を
下げてアプリケーションサーバと通信を継続するので、
アプリケーションサーバは通信相手が無応答になったと
きに行う確認のための通信を行うことが無いため、セン
タ側ネットワークの通信トラフィックを余分に増加する
ことを抑制できることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の無線データ通信システムの基本的構
成図。
【図2】 従来の無線データ通信システムの基本的構成
図。
【図3】 本発明の無線データ通信システムの詳細な構
成図。
【図4】 本発明の無線データ通信システムの動作を説
明する基本シーケンス図。
【図5】 本発明の無線データ通信システムの他の実施
例の構成図。
【図6】 本発明のモバイルゲートウェイの他の実施例
の構成図。
【図7】 本発明のモバイルゲートウェイの他の実施例
の構成図。
【図8】 本発明のモバイルゲートウェイの他の実施例
の構成図。
【図9】 本発明の無線通信端末の他の実施例の構成
図。
【図10】 本発明の無線通信端末の他の実施例の構成
図。
【図11】 本発明の無線通信端末の他の実施例の構成
図。
【図12】 本発明の無線データ通信システムの設置例
を示す図。
【図13】 本発明の無線データ通信システムの他の実
施例の構成図。
【符号の説明】
101…アプリケーションサーバ 102…モバイ
ルゲートウェイ 103…ネットワーク 104…無線通
信端末 105…時間通知装置 201…アプリケーションサーバ 202…モバイ
ルゲートウェイ 203…ネットワーク 204…無線通
信端末 301、302…アプリケーションサーバ 303…モバイルゲートウェイ 304、 305…データ入出力部 306…入出
力制御部 307…バッファ 308…ヘッダ
監視部 309…タイマ 310…ダイア
ルアップルーター 311…ネットワーク 312、 313…基地局 314…時間
通知装置 315…無線通信端末 316…情報処
理部 317…無線部 318…タイマ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/66 H04L 13/00 H04Q 7/38

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線回線通信路を利用し、センタに設置
    されたアプリケーションサーバと、移動しながらデータ
    通信を行う無線データ通信端末とを有する無線データ通
    信システムにおいて、 前もって予測可能な無線回線の切断時間情報を電波で発
    信する手段と、 前記無線回線が切断されている間、アプリケーションサ
    ーバへ応答し、処理した通信を記憶装置に蓄えて、前記
    無線データ通信端末の通信処理を代行する手段と、 前記無線回線の切断時間情報分の切断時間経過後に、
    記記憶装置に蓄えられている前記代行して処理した通信
    を前記無線データ通信端末へ送出する手段と、が具備さ
    れている無線データ通信システム。
  2. 【請求項2】 前記の無線データ通信端末の通信処理を
    代行する手段は、通信処理を代行する際に、通信の応答
    間隔を遅らせることにより、前記アプリケーションサー
    バとの通信速度を低下させる手段を具備した請求項1に
    記載の無線データ通信システム。
  3. 【請求項3】 前記の無線データ通信端末の通信処理を
    代行する手段は、アプリケーションサーバとの通信速度
    を低下させている時間を、前記無線回線の切断時間情報
    を基に算出し、前記記憶装置内の通信処理の記録がすべ
    無線データ通信端末へ送出されたことを判断する手段
    を具備した請求項1に記載の無線データ通信システム。
  4. 【請求項4】 前記無線データ通信端末の通信処理を代
    行する手段は、前記記憶装置に格納された通信処理の残
    りを常に監視して、この通信処理の残りが無くなったこ
    とを検知することにより、前記記憶装置内の通信処理の
    記録がすべて上記無線データ通信端末へ送出されたこと
    を判断する手段を具備した請求項1に記載の無線データ
    通信システム。
  5. 【請求項5】 前記の無線データ通信端末の通信処理を
    代行する手段は、モバイルゲートウェイである請求項1
    乃至請求項4記載の無線データ通信システム。
  6. 【請求項6】 前記無線データ通信端末は、前記無線回
    線の切断時間情報を電波で発信する手段から該切断時間
    情報を受信すると、アプリケーションサーバとのデータ
    通信を中断し、前記無線データ通信端末の通信処理を代
    行する手段へ前記切断時間情報を通知する手段を具備し
    た請求項1に記載の無線データ通信システム。
  7. 【請求項7】 前記無線データ通信端末タイマを具備
    し、前記無線回線の切断時間情報を電波で発信する手段
    から該切断時間情報を受信し、この受信した切断時間情
    報の切断時間の経過が前記タイマにより通知されると
    無線回線の接続を行う請求項1に記載の無線データ通信
    システム。
  8. 【請求項8】 前記無線データ通信端末には電波監視部
    を具備し、該電波監視部により基地局からの電波強度を
    監視し、回線を接続し通信を再開する請求項1に記載の
    無線データ通信システム。
  9. 【請求項9】 前記の予測可能な無線回線の切断時間情
    報を電波で発信する手段は、前記無線データ通信端末の
    通信処理を代行する手段と有線で接続されており、前記
    無線データ通信端末が利用している無線回線に程なく発
    生する切断と、該無線回線の切断時間と、該無線データ
    通信端末固有の識別子とを、前記無線データ通信端末の
    通信処理を代行する手段へ通知する手段を具備した請求
    項1記載の無線データ通信システム。
  10. 【請求項10】 前記予測可能な無線回線の切断時間情
    報を電波で発信する手段から該切断時間情報を受信した
    前記無線データ通信端末は、上記の予測可能な無線回線
    の切断時間情報を電波で発信する手段へ該無線データ通
    信端末固有の識別子を発信して応答する手段を具備した
    請求項9に記載の無線データ通信システム。
  11. 【請求項11】 前記無線データ通信端末の通信処理を
    代行する手段は、予めアプリケーションの種類毎に別々
    の通信の応答方法を持ち、前記アプリケーションサーバ
    と前記無線データ通信端末との通信内容を監視し、通信
    中のアプリケーションの種類を認識することにより、無
    線回線の切断時に前記アプリケーションの種類毎に設定
    された通信の応答方法を参照して、無線データ通信端末
    の代わりにアプリケーションサーバと通信する請求項1
    に記載の無線データ通信システム。
  12. 【請求項12】 前記予測可能な無線回線の切断時間情
    報を電波で発信する手段の代わりに、前記無線データ通
    信端末の位置を検出できる手段を無線データ通信端末内
    に具備し、さらにこの無線データ通信端末の位置情報か
    ら前記予測可能な無線回線の切断時間情報を参照できる
    テーブルを具備する請求項1に記載の無線データ通信シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 センタに設置されたアプリケーション
    サーバと、移動しながらデータ通信を行う無線データ通
    信端末と、上記アプリケーションサーバと無線データ通
    信端末との間の中継装置としてセンタに設置されたモバ
    イルゲートウェイと、一定周期で時間情報Tを発信して
    いる時間通知装置と、を有する無線データ通信システム
    の通信方法において、 上記センタ側のアプリケーションサーバと上記無線デー
    タ通信端末との間で滞り無く通信が行われている過程
    と、 上記の無線データ通信端末が上記の時間通知装置に接近
    して、時間情報Tを受信する過程と、 上記無線データ通信端末は時間情報Tを受け取ると、前
    記滞り無く行われていた通信より優先してこの時間情報
    Tをセンタ側へ送出する過程と、 上記の時間情報受信後、回線切断が起こり、回線切断以
    後ある特定時間、電波の受信が中断される過程と、 上記の回線切断により電波の受信が中断されている間、
    無線データ通信端末は通信の途中の状態を保持する過程
    と、 前記センタ側へ送出された時間情報Tを、モバイルゲー
    トウェイ内へ受信する過程と、 上記時間情報Tを受信したモバイルゲートウェイの指示
    により、アプリケーションサーバの通信速度を低下さ
    せ、モバイルゲートウェイ内のバッファにデータを貯め
    る過程と、 T時間経過後、無線データ通信端末はモバイルゲートウ
    ェイと再び通信を開始し、上記バッファに貯められたデ
    ータを順次無線データ通信端末へ送出する過程と、 上記バッファに貯められたデータが次第に減少し、残量
    は0となるとき、アプリケーションサーバの通信速度を
    元の速度に戻す過程と、 を有することを特徴とする無線データ通信方法。
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