JP3461493B2 - ネットワークシステムおよび中継局装置 - Google Patents

ネットワークシステムおよび中継局装置

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JP3461493B2
JP3461493B2 JP2000335095A JP2000335095A JP3461493B2 JP 3461493 B2 JP3461493 B2 JP 3461493B2 JP 2000335095 A JP2000335095 A JP 2000335095A JP 2000335095 A JP2000335095 A JP 2000335095A JP 3461493 B2 JP3461493 B2 JP 3461493B2
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station
center
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健一 有賀
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NEC Communication Systems Ltd
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NEC Communication Systems Ltd
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    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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    • H04W16/24Cell structures
    • H04W16/26Cell enhancers or enhancement, e.g. for tunnels, building shadow
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/155Ground-based stations

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Radio Relay Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークシス
テムおよび中継局装置に関し、特にツリー構造型無線ネ
ットワークシステムおよび中継局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】有線網に接続されたセンターと、そのセ
ンターから離れた場所に存在する無線端末とが移動通信
網回線を使用して通信を行うシステムにおいて、無線端
末が複数存在する場合には、個々の無線端末が直接セン
ターと移動通信網回線を通じて通信を行ったのでは通信
コストに多大な費用を要してしまう。
【0003】そこで、従来は、移動通信網回線にかかる
費用を低減するために、図1に示すような無線中継終端
局101と無線中継局102とを介してセンター100
と無線端末103とが通信を行うツリー構造型の無線ネ
ットワークシステムを構築し、センター100と直接通
信を行うのは無線中継終端局101のみとしている。
【0004】しかし、このような従来のツリー構造型無
線ネットワークシステムでは、多くの無線端末103が
同時にセンター100と通信を行った場合、無線中継終
端局101に近い無線中継局102ほど通信データが集
中するため、無線ネットワークシステム全体としてのデ
ータ伝送効率が低下してしまう。
【0005】また、従来のツリー構造型無線ネットワー
クシステムにおける無線中継局102は、中継専用であ
り、ある無線中継局102が上位局と通信ができなくな
った場合には、その無線中継局102の配下にあるすべ
ての無線端末103は、センター100と通信ができな
くなってしまう。そのような障害を回避するために、冗
長なデータ通信路を確保できるよう多くの他の無線中継
局と通信が可能となるように無線中継局を設置する事が
考えられるが、その場合には無線中継局を設置する台数
が増えてしまい、設置にかかるコストが増大してしま
う。
【0006】なお、特開2000−78190の公報に
は、以下の移動体パケット通信におけるパス設定方式が
開示されている。移動体パケット通信システムには、移
動端末が備えられ、複数の無線ゾーンが規定されてい
る。各無線ゾーンに対応して移動端末と無線回線を用い
てパケット通信を行う基地局と、基地局に接続された移
動網交換機と、移動網交換機に接続され無線区間プロト
コルを終端して外部通信網に接続する無線終端装置とが
備えられており、各移動網交換機は相互に接続されてい
る。無線終端装置の各々には移動端末が無線ゾーン間を
移動する際移動端末のパケット通信状態に応じて移動端
末が位置する無線ゾーンの基地局から無線終端装置のい
ずれかに至るパス設定を制御する。
【0007】特開平10−200536号公報には、以
下のネットワークシステムが開示されている。有線ノー
ドがマルチキャスト機能を有していることを前提とし
て、移動端末に対しては常にマルチポイントのコネクシ
ョンを張り、移動端末がハンドオフする際に、移動端末
または移動先の無線基地局またはその無線基地局を収容
する有線ノードを起点として、マルチポイントツリーの
追加要求メッセージを出してポイントを増やすことでハ
ンドオフ時の通信の継続を可能にする。
【0008】特開平10−233726号公報には、以
下の無線データ通信装置が開示されている。受信した無
線パケットの最終送信先が自局であるときには、中継動
作は必要ないとして子局としての動作を行い、最終送信
先が、予め登録されている自局のネットワーク内に存在
するときには、中継局としての動作を行うように構成し
ている。
【0009】特開平11−146444号公報には、以
下の移動通信基地局網の同期確立システムが開示されて
いる。上位局装置から出した基準タイミングメッセージ
に対して、移動機が第1無線基地局を経由して応答メッ
セージを上位局装置に返す。このメッセージを第2無線
基地局がモニタすることにより、第1無線基地局と第2
無線基地局との同時性を確保する。この同時性の確保に
より、第1無線基地局用の第1非同期通信路及び第2無
線基地局用の第2非同期通信路の遅延を推定することが
でき、上位局装置と、第1無線基地局、第2無線基地局
との時間同期を確立する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ネットワーク全体とし
てのデータ伝送効率が低下することのないネットワーク
システムが望まれている。中継局がその上位局と通信不
可能となったときにあっても、その中継局の配下の端末
が通信可能なネットワークシステムが望まれている。
【0011】本発明の目的は、ネットワーク全体として
のデータ伝送効率が低下することのないネットワークシ
ステムを提供することである。本発明の他の目的は、中
継局がその上位局と通信不可能となったときであって
も、その中継局の配下の端末が通信可能なネットワーク
システムを提供することである。本発明の更に他の目的
は、ネットワーク全体としてのデータ伝送効率が低下す
ることのないネットワークシステムに用いられて好適な
中継局装置を提供することである。本発明の更に他の目
的は、中継局がその上位局と通信不可能となったときで
あっても、その中継局の配下の端末が通信可能なネット
ワークシステムに用いられて好適な中継局装置を提供す
ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中の請求
項対応の技術的事項には、括弧()つき、番号、記号等
が添記されている。その番号、記号等は、請求項対応の
技術的事項と実施の複数・形態のうちの少なくとも一つ
の形態の技術的事項との一致・対応関係を明白にしてい
るが、その請求項対応の技術的事項が実施の形態の技術
的事項に限定されることを示されるためのものではな
い。
【0013】本発明のネットワークシステムは、センタ
ー(100)と、中継局装置(102)と、前記中継局
装置(102)を介して前記センター(100)と通信
する端末(103)とを備えたネットワークシステムで
あって、前記中継局装置(102)は、前記センター
(100)と直接通信する第1の機能と、他の中継局
(101)を介して前記センター(100)と通信する
第2の機能とを有している。
【0014】本発明のネットワークシステムにおいて、
前記中継局装置(102)は、前記第1の機能を実行す
るための第1動作モードと前記第2の機能を実行するた
めの第2動作モードのいずれかに設定され、当該中継局
装置(102)の通信量が閾値以上であるときに、前記
第1動作モードに設定される。
【0015】本発明のネットワークシステムにおいて、
前記中継局装置(102)は、前記第1動作モードに設
定されているときであって当該中継局装置(102)の
通信量が前記閾値未満であるときに、前記第1動作モー
ドから前記第2動作モードに切り換えられる。
【0016】本発明のネットワークシステムにおいて、
前記中継局装置(102)は、前記第1の機能を実行す
るための第1動作モードと前記第2の機能を実行するた
めの第2動作モードのいずれかに設定され、前記他の中
継局(101)を含む上位局と通信ができない場合に、
前記第1動作モードに設定される。
【0017】本発明のネットワークシステムにおいて、
前記中継局装置(102)は、前記第1動作モードに設
定されているときであって、前記上位局と通信が可能で
あるときに、前記第1動作モードから前記第2動作モー
ドに切り換えられる。
【0018】本発明のネットワークシステムにおいて、
前記中継局装置(102c)は、前記他の中継局(10
2a)を含む上位局と通信ができない場合に、前記セン
ター(100)に前記上位局を示す通信停止信号を出力
し、前記上位局は、前記中継局装置(102c)と通信
可能な状態になったときにその旨を示す回復申告信号を
前記センター(100)に出力し、前記センター(10
0)は、前記通信停止信号および前記回復申告信号に基
づいて、前記中継局装置(102c)に、前記上位局が
通信可能な状態になったことを示す回復通知信号を出力
し、前記中継局装置(102c)は、前記回復通知信号
に応答して、前記第1動作モードから前記第2動作モー
ドに切り換えられる。
【0019】本発明のネットワークシステムは、センタ
ー(100)と、第1中継局装置(102c)と、前記
センター(100)と前記第1中継局装置(102c)
との間に設けられた第2中継局装置(102a)と、前
記第1および第2中継局装置(102c、102a)を
介して前記センター(100)と通信する端末(10
3)とを備えたネットワークシステムであって、前記第
1中継局装置(102c)は、前記センター(100)
と直接通信する第1の機能と、前記第2中継局装置(1
02a)および他の中継局(101)を介して前記セン
ター(100)と通信する第2の機能とを有し、前記第
2中継局装置(102a)は、当該第2中継局装置(1
02a)における通信量を示す通信量データを前記第1
中継局装置(102c)に送信し、前記第1中継局装置
(102c)は、前記通信量データに基づいて、前記第
1の機能を実行するための第1動作モードと前記第2の
機能を実行するための第2動作モードのいずれかに設定
される。
【0020】本発明のネットワークシステムは、センタ
ー(100)と、中継局装置(102)と、前記中継局
装置(102)を介して前記センター(100)と通信
する端末(103)とを備えたネットワークシステムで
あって、前記中継局装置(102)は、前記センター
(100)と直接通信する第1の機能と、他の中継局
(101)を介して前記センター(100)と通信する
第2の機能とを有し、前記端末(103)を含む子局か
ら送信されたモード切換指示メッセージに応答して、前
記第1の機能を実行するための第1動作モードと前記第
2の機能を実行するための第2動作モードのいずれかに
設定される。
【0021】本発明のネットワークシステムにおいて、
前記他の中継局(101)と前記センター(100)と
の通信には、移動通信網回線(11)が用いられ、前記
中継局装置(102)と前記他の中継局(101)との
通信および前記中継局装置(102)と前記端末(10
3)との通信の少なくともいずれか一方は、端末間直接
通信で行われる。ここで、移動通信網回線(11)は、
PIAFS(PHSInternet Access
Forum Standard)、PHS(Perso
nal Handyphone System)、PD
C(Personal Digital Cellul
ar)、およびIMT2000(Internatio
nal Mobile Telecommunicat
ion2000)のいずれかであることができる。ま
た、端末間直接通信は、PHS子機間直接通信および無
線LANのいずれかであることができる。
【0022】本発明の中継局装置(102)は、センタ
ー(100)と端末(103)との間の通信を中継する
中継局装置(102)であって、前記中継局装置(10
2)は、前記センター(100)と直接通信する第1の
機能と、他の中継局(101)を介して前記センター
(100)と通信する第2の機能とを有している。
【0023】本発明の中継局装置(102)において、
前記中継局装置(102)は、前記第1の機能を実行す
るための第1動作モードと前記第2の機能を実行するた
めの第2動作モードのいずれかに設定され、当該中継局
装置(102)の通信量が閾値以上であるときに、前記
第1動作モードに設定される。
【0024】本発明の中継局装置(102)において、
前記中継局装置(102)は、前記第1の機能を実行す
るための第1動作モードと前記第2の機能を実行するた
めの第2動作モードのいずれかに設定され、前記他の中
継局(101)を含む上位局と通信ができない場合に、
前記第1動作モードに設定される。
【0025】本発明の中継局装置(102)において、
前記中継局装置(102)は、前記第1の機能を実行す
るための第1動作モードと前記第2の機能を実行するた
めの第2動作モードのいずれかに設定され、前記端末
(103)を含む子局から受信したモード切換指示メッ
セージに応答して、前記第1動作モードおよび前記第2
動作モードのいずれかに設定される。
【0026】本発明の中継局装置(102)において、
前記他の中継局(101)と前記センター(100)と
の通信には、移動通信網回線(11)が用いられ、前記
中継局装置(102)と前記他の中継局(101)との
通信および前記中継局装置(102)と前記端末(10
3)との通信の少なくともいずれか一方は、端末間直接
通信で行われる。ここで、移動通信網回線(11)は、
PIAFS(PHSInternet Access
Forum Standard)、PHS(Perso
nal Handyphone System)、PD
C(Personal Digital Cellul
ar)、およびIMT2000(Internatio
nal Mobile Telecommunicat
ion2000)のいずれかであることができる。ま
た、端末間直接通信は、PHS子機間直接通信および無
線LANのいずれかであることができる。
【0027】本発明に係る第1のシステムは、無線中継
局(102)を介してセンター(100)と無線端末
(103)が通信を行うツリー構造型ないし階層構造型
無線ネットワークシステムにおいて、前記無線中継局
(102)は、無線中継局(102)の機能と無線中継
終端局(101)の機能を有する。
【0028】本発明に係る第2のシステムは、無線中継
局(102)を介してセンター(100)と無線端末
(103)が通信を行うツリー構造型無線ネットワーク
システムにおいて、前記無線中継局(102)は無線中
継局(102)の機能と無線中継終端局(101)の機
能を有し、一定時間内にある閾値以上の送受信したパケ
ット数を検出した場合に無線中継局(102)の動作モ
ードから無線中継終端局(101)の動作モードに切り
換え、自ら直接センター(100)と通信を行い、セン
ター(100)と自局(102)の配下である無線端末
(103)との間のデータの中継を行う。
【0029】本発明に係る第3のシステムは、上記第2
のシステムにおいて、上記無線中継局(102)は、無
線中継終端局(101)の動作モードにあり、一定時間
内にある閾値より少ない送受信したパケット数を検出し
た場合には、無線中継終端局(101)の動作モードか
ら無線中継局(102)の動作モードに切り換え、上位
局と下位局とのデータの中継を行う。
【0030】本発明に係る第4のシステムは、無線中継
局(102)を介してセンター(100)と無線端末
(103)が通信を行うツリー構造型無線ネットワーク
システムにおいて、前記無線中継局(102)は無線中
継局(102)の機能と無線中継終端局(101)の機
能を有し、上位局との通信ができなくなった場合に無線
中継局(102)の動作モードから無線中継終端局(1
01)の動作モードに切り換え、自ら直接センター(1
00)と通信を行い、センター(100)と自局(10
2)の配下である無線端末(103)とのデータの中継
を行う。
【0031】本発明に係る第5のシステムは、上記第4
のシステムにおいて、前記無線中継局(102)は、上
位局との通信が可能になった場合には、無線中継終端局
(101)の動作モードから無線中継局(102)の動
作モードに切り換え、上位局と下位局とのデータの中継
を行う。
【0032】本発明に係る第6のシステムは、無線中継
局(102)を介してセンター(101)と無線端末
(103)が通信を行うツリー構造型無線ネットワーク
システムにおいて、前記無線中継局(102)は無線中
継局(102)の機能と無線中継終端局(101)の機
能および定期的に自局において送受信したパケット数を
データ通信量情報として下位局に対し送信する機能を有
し、前記無線中継局(102)は親局から受信したデー
タ通信量情報に基づいて一定時間内に親局において送受
信したパケット数がある閾値未満の状態から閾値以上に
なったことを検出した場合に無線中継局(102)の動
作モードから無線中継終端局(101)の動作モードに
切り換え、親局から受信したデータ通信量情報に基づい
て一定時間内に親局において送受信したパケット数があ
る閾値以上の状態から閾値未満になったことを検出した
場合に無線中継終端局(101)の動作モードから無線
中継局(102)の動作モードに切り換える。
【0033】本発明に係る第7のシステムは、無線中継
局(102)を介してセンター(100)と無線端末
(103)が通信を行うツリー構造型無線ネットワーク
システムにおいて、前記無線中継局(102)は無線中
継局(102)の機能と無線中継終端局(101)の機
能を有し、前記無線中継局(102)の機能と前記無線
中継終端局(101)の機能の切換えを可能にする手段
を子局に対して提供し、子局からの動作モード切換え指
示を受信することにより、前記無線中継局(102)の
動作モードもしくは前記無線中継終端局(101)の動
作モードに切換える。
【0034】本発明に係る第8のシステムは、無線中継
局(102)を介してセンター(100)と無線端末
(103)が通信を行うツリー構造型無線ネットワーク
システムにおいて、前記無線中継局(102)は無線中
継局(102)の機能と無線中継終端局(101)の機
能を有し、上位局との通信ができなくなった場合に前記
無線中継局(102)の動作モードから前記無線中継終
端局(101)の動作モードに切り換えるとともにセン
ター(100)に対し元接続していた上位局を通知する
手段と、無線中継局(102)が停止状態から起動した
場合にはセンター(100)に対して起動した旨を通知
する手段と、前記起動した旨の通知を受けたセンター
(100)は通知してきた無線中継局(102)と前記
先に通知された元接続していた上位局とを比較し、一致
した場合には前記先に元接続していた上位局を通知して
きた無線中継局に対して元接続していた上位局が起動し
た旨を通知する手段と、前記上位局が起動した旨の通知
を受けた無線中継局はセンター(100)との通信を停
止し、元接続していた上位局との通信を行い、無線中継
終端局(101)の動作モードから無線中継局(10
2)の動作モードに切り換える。
【0035】本発明は、無線中継局(102)を介して
センター(100)と無線端末(103)が通信を行う
ツリー構造型無線ネットワークシステムにおいて、無線
中継局(102)が無線中継局(102)の機能と無線
中継終端局(101)の機能を有することにより、セン
ター(100)と同時に通信する無線端末(103)が
増えてもデータ伝送効率を下げず、また無線中継局(1
02)が上位局との通信が切れてもセンター(100)
と無線端末(103)との通信を可能とするシステムを
提供する。
【0036】本発明のツリー構造型無線ネットワークシ
ステムは、無線中継終端局(101)と、前記無線中継
終端局(101)を頂点としてツリー状の階層構造を形
成するように設けられた複数の無線中継局(102)
と、前記無線中継局(102)の配下に設けられた無線
端末(103)とを備えている。前記複数の無線中継局
(102)のすべては、無線中継局(102)の機能と
無線中継終端局(101)の機能を有する。前記無線中
継局(102)は、一定時間内において、子局との間で
送受信したパケット数をある閾値以上検出した場合に、
前記無線中継局(102)の動作モードから前記無線中
継終端局(101)の動作モードに切り換え、自ら直接
センター(100)と通信を行い、センター(100)
と自局の配下である無線端末(103)とのデータの中
継を行う。一方、前記無線中継局(102)は、前記無
線中継終端局(101)の動作モードにあった場合に一
定時間内において、子局との間で送受信したパケット数
をある閾値より少なく検出した場合には、前記無線中継
終端局(101)の動作モードから前記無線中継局(1
02)の動作モードに切り換え、上位局と下位局とのデ
ータの中継を行う。
【0037】さらに、前記無線中継局(102)は、上
位局との通信ができなくなった場合においても前記無線
中継局(102)の動作モードから前記無線中継終端局
(101)の動作モードに切り換え、自ら直接センター
(100)と通信を行い、センター(100)と自局の
配下である無線端末(103)とのデータの中継を行
う。また、前記無線中継局(102)は、前記無線中継
終端局(101)の動作モードにあった場合に上位局と
の通信が可能になった場合には、前記無線中継終端局
(101)の動作モードから前記無線中継局(102)
の動作モードに切り換え、上位局と下位局とのデータの
中継を行う。
【0038】このようにして、無線中継局(102)を
介してセンター(100)と無線端末(103)が通信
を行うツリー構造型無線ネットワークシステムにおい
て、センター(100)と同時に通信する無線端末(1
03)が増えてもデータ伝送効率を下げず、また無線中
継局(102)は上位局との通信が切れてもセンター
(100)と無線端末(103)との通信を可能にす
る。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明の無線ネットワークシステ
ムの一実施形態について説明する。
【0040】まず、図1を参照して、第1実施形態の構
成について説明する。図1は、第1実施形態に係るツリ
ー構造型無線ネットワークシステムの全体構成図であ
る。
【0041】図1に示されるように、ツリー構造型無線
ネットワークシステムは、センター100と、無線中継
終端局101と、無線中継局102と、無線端末103
とから構成されている。なお、図中の符号102a〜1
02eで示される無線中継局を総称して無線中継局10
2と称する。また、図中の符号103a〜103dで示
される無線端末を総称して無線端末103と総称する。
【0042】センター100は、有線網(図示せず)に
接続されており、無線中継終端局101とは移動通信網
回線11を使用して通信する。センター100は、無線
中継終端局101を通じて各無線端末103から送られ
てきたデータを受信し、そのデータに基づいた処理を行
う機能を有している。また、センター100は、無線端
末103にデータを送信する場合に、その送信先の無線
端末103を管理している無線中継終端局101を判断
し、その判断された無線中継終端局101に対してデー
タを送信する機能を有している。
【0043】無線中継終端局101は、下位局から受信
したデータを一定時間経過するまで、もしくは一定量に
なるまで蓄積し、蓄積したデータを一括してセンター1
00へ送信する機能を有している。また、無線中継終端
局101は、センター100から受信した無線端末10
3宛のデータを届けるための経由先となる配下の無線中
継局102を判断し、そのデータをその判断された無線
中継局102へ転送する機能を有している。
【0044】無線中継局102は、無線中継局の機能と
無線中継終端局の機能を有する。
【0045】まず、無線中継局102が上記無線中継局
として動作するときの機能について説明する。このと
き、無線中継局102は、下位局から受信したデータを
上位局へ転送する機能と、上位局から受信した無線端末
103宛のデータを届けるための経由先となる配下の無
線中継局102もしくは無線端末103を判断し、その
データをその判断された無線中継局102もしくは無線
端末103へ転送する機能を有する。また、無線中継局
102が上記無線中継局として動作するときには、無線
中継局102は、一定時間内において子局との間で送受
信したパケット数がある閾値以上であることを検出(例
えば、1分間に送受信合わせて100パケットを検出)
した場合と、上位局との通信ができなくなった場合に、
上記無線中継局の動作モードから上記無線中継終端局の
動作モードに切り換える機能を有する。
【0046】次に、無線中継局102が上記無線中継終
端局として動作するときの機能について説明する。この
とき、無線中継局102は、自ら直接センター100と
通信し、センター100と自局の配下である無線端末1
03とのデータの中継を行う。また、無線中継局102
が上記無線中継終端局として動作するときには、無線中
継局102は、一定時間内において子局との間で送受信
したパケット数が上記閾値より少ないことを検出(例え
ば、1分間に送受信合わせて50パケットを検出)した
場合と、上位局との通信が可能になった場合に、上記無
線中継終端局の動作モードから上記無線中継局の動作モ
ードに切り換える機能を有する。
【0047】無線端末103は、センター100に対し
データを送信する機能と、無線中継終端局101と無線
中継局102を中継してきたセンター100から自局宛
のデータを受信する機能を有する。無線端末103は、
移動可能であり、現在の上位局である無線中継局102
から別の無線中継局102の配下になることが可能であ
る。また無線端末103は、無線中継局102もしくは
無線中継終端局101の配下にならないとセンター10
0と通信ができない。
【0048】次に、第1実施形態の動作について説明す
る。
【0049】本実施形態のツリー構造型無線ネットワー
クシステムにおいて、センター100と無線中継終端局
101は、移動通信網回線11を介して接続する。一般
に、移動通信網回線11は、独自の無線ネットワークシ
ステムに比べて、通信速度は速いが通信コストは高価で
ある。例えば、移動通信網回線11には、PIAFS
(PHS Internet Access Foru
m Standard)を使用する。ここで、移動通信
網回線11には、PIAFS(PHS Interne
t Access Forum Standard)に
代えて、PHS(Personal Handypho
ne System)、PDC(Personal D
igital Cellular)、およびIMT20
00(International Mobile T
elecommunication2000)のいずれ
かを用いることができる。
【0050】無線中継終端局101と無線中継局102
の間、一の無線中継局102と他の無線中継局102の
間、および無線中継局102と無線端末103の間は、
無線のPHS(Personal Handyphon
e System)子機間通信を介して親局と子局の関
係で接続を行い、独自の無線ネットワークを構築する。
すなわち、基地局を介することなく、子機間で直接通信
(端末間直接通信)する方式である。この場合、親局は
無線データの通信制御を行い、子局は親局の制御配下と
なることにより通信する。ここで、端末間直接通信は、
PHS子機間直接通信に代えて、無線LANを用いるこ
とができる。
【0051】無線中継終端局101は親局の機能のみを
有し、無線中継局102は親局と子局の2つの機能を有
し、無線端末103は子局の機能のみを有する。例え
ば、無線中継終端局101と無線中継局102aの通信
12aでは、無線中継終端局101が親局となり、無線
中継局102aが子局となる。無線中継局102aと無
線中継局102cの通信12cでは、無線中継局102
aが親局となり、無線中継局102cが子局となる。無
線中継局102cと無線端末103aの通信12fで
は、無線中継局102cが親局となり、無線中継局10
3aが子局となる。
【0052】無線中継終端局101と無線中継局102
の間、一の無線中継局102と他の無線中継局102の
間、および無線中継局102と無線端末103間の通信
コストは、PHS子機間通信を使用するため、無料であ
る。
【0053】次に、第1実施形態のツリー構造型無線ネ
ットワークシステムの構築方法について説明する。ここ
では、図1の無線中継終端局101、無線中継局102
a、102c、無線端末103aを例にして説明する。
【0054】まず、無線中継終端局101が起動し、親
局となって無線制御信号を送信する。次に、無線中継局
102aが起動し、親局がいないか否かの検索を行う。
無線中継局102aは、無線中継終端局101からの無
線制御信号を受信することで無線中継終端局101が親
局となっていることを発見し、無線中継終端局101に
対して無線中継終端局101の子局となることを要求す
るメッセージを送信する。
【0055】無線中継終端局101は、無線中継局10
2aからの子局となる旨の要求メッセージを受信し、許
可する場合には受け入れる旨のメッセージを無線中継局
102aに対し送信する。無線中継局102aは、無線
中継終端局101からの子局として受け入れる旨のメッ
セージを受信することで、親局となる無線中継終端局1
01と通信が可能になったことを認識する。
【0056】以上の手続きにより、無線中継終端局10
1と無線中継局102aは、親局と子局の関係となり、
お互いに通信が可能となる。
【0057】さらに無線中継局102aは、無線中継終
端局101の子局としてだけではなく、他の無線中継局
102もしくは無線端末103の親局としても動作し、
無線中継終端局101の使用している無線チャネルとは
異なる無線チャネルで親局としての無線制御信号を送信
する。
【0058】次に、無線中継局102cが起動し、無線
中継局102aと同様の処理を行うことで無線中継局1
02aの子局として動作し、かつ他の無線中継局102
もしくは無線端末103の親局としても動作する。
【0059】最後に、無線端末103aが起動し、親局
がいないか否かの検索を行い、無線中継局102cから
の無線制御信号を受信することで無線中継局102cが
親局となっていることを発見し、無線中継局102cに
対して無線中継局102cの子局となることを要求する
メッセージを送信する。無線中継局102cは、無線端
末103aからの子局となる旨の要求メッセージを受信
し、許可する場合には受け入れる旨のメッセージを無線
端末103aに対し送信する。
【0060】無線端末103aは、無線中継局102c
からの子局として受け入れる旨のメッセージを受信する
ことで、親局となる無線中継局102cと通信が可能に
なったことを認識し、無線中継局102cと無線端末1
03aは、親局と子局の関係となり、お互いに通信が可
能となる。上記のようにして、ツリー構造型無線ネット
ワークシステムを構築していく。
【0061】以上に説明したようなツリー構造型無線ネ
ットワークシステムでは、無線中継終端局101に近い
無線中継局102ほど無線中継終端局101から遠い無
線中継局102に比べて通信データが集中するため、無
線ネットワークシステム全体としてのデータ伝送効率が
低下してしまうことは明らかである。また、ある無線中
継局102が上位局と通信ができなくなった場合には、
その無線中継局102の配下にあるすべての無線端末1
03はセンター100と通信ができなくなってしまう。
【0062】そこで本実施形態では、図2に示すように
例えば、無線中継局102cが無線中継局102aとの
通信12cにおいて一定時間内にある閾値以上の送受信
したパケット数を検出(例えば、1分間に送受信合わせ
て100パケットを検出)した場合と、無線中継局10
2cが無線中継局102aとの通信12cにおいて無線
中継局102aと通信できなくなった場合には、無線中
継局102cは無線中継局の動作モードから無線中継終
端局の動作モードに切り換え、自ら直接センター100
と通信13を行い、センター100と自局の配下である
無線端末103aと無線端末103bとのデータの中継
を行うことで解決する。
【0063】次に、図3を参照して無線中継局102の
動作について詳細に説明する。
【0064】無線中継局102は、すべての機能の制御
を行う制御部206と、中継終端局の機能を実現する中
継終端局機能部201と、中継局の機能を実現する中継
局機能部203と、親局と通信を行うための子局無線部
202と、子局と通信を行うための親局無線部207
と、センター100と通信を行うためのPIAFS無線
部200と、親局の検出を行う親局検出部204と、子
局との間で送受信したパケット数を計測するデータ通信
量検出部205とを備えている。
【0065】親局検出部204は、子局無線部202の
データを監視し、その監視の結果として親局の非検出状
態から親局を検出した場合に、制御部206に対し親局
を検出した旨を通知する。一方、親局検出部204は、
上記監視の結果として親局検出状態から親局を非検出し
た(検出しない)場合に、制御部206に対し親局を非
検出した旨を通知する。
【0066】データ通信量検出部205は、親局無線部
207のデータを監視し、その監視の結果、送受信した
パケット数が一定時間内にある閾値未満の状態から閾値
以上になったことを検出(例えば、1分間に送受信合わ
せて99パケット以下の状態から100パケット以上を
検出)した場合に、制御部206に対して通信量が増加
した旨を通知する。一方、データ通信量検出部205
は、上記監視の結果、送受信したパケット数が、一定時
間内にある閾値以上の状態から閾値未満になったことを
検出(例えば、1分間に送受信合わせて100パケット
以上の状態から99パケット以下を検出)した場合に、
制御部206に対して通信量が減少した旨を通知する。
【0067】無線中継局102は、起動時には無線中継
局として動作し、親局から受信したデータを、子局無線
部202と中継局機能部203と制御部206を経由し
て、親局無線部207から子局へ転送する。一方、無線
中継局102において、子局から受信したデータは、そ
の逆の経路で子局無線部202から親局へ転送される。
【0068】ここで、無線中継局102と子局間の通信
で送受信するパケット数が増えると、データ通信量検出
部205が一定時間内にある閾値未満の状態から閾値以
上の送受信したパケット数を検出することにより、制御
部206に対して通信量が増加した旨を通知する。デー
タ通信量検出部205から通信量が増加した旨の通知を
受けた制御部206は、親局との通信を停止し、中継終
端局機能部201とPIAFS無線部200を経由して
センター100と通信を行い、無線中継局の動作モード
から無線中継終端局の動作モードに切り換える。
【0069】無線中継終端局の動作モードとなった無線
中継局102は、センター100から受信したデータ
を、PIAFS無線部200と中継終端局機能部201
と制御部206を経由して、親局無線部207から子局
へ転送する。一方、無線中継局102において、子局か
ら受信したデータは、その逆の経路でPIAFS無線部
200からセンター100へ転送される。
【0070】さらに、無線中継局102が無線中継終端
局の動作モードとなっている場合に、無線中継局102
と子局間の通信で送受信したパケット数が減ると、デー
タ通信量検出部205が一定時間内にある閾値以上の状
態から閾値未満の送受信したパケット数を検出すること
により、制御部206に対して通信量が減少した旨を通
知する。データ通信量検出部205から通信量が減少し
た旨の通知を受けた制御部206は、センター100と
の通信を停止し、中継局機能部203と子局無線部20
2を経由して親局と通信を行い、無線中継終端局の動作
モードから無線中継局の動作モードに切り換える。
【0071】以上のようにして、本実施形態により無線
中継局102を介してセンター100と無線端末103
が通信を行うツリー構造型無線ネットワークシステムに
おいて、センター100と同時に通信する無線端末10
3が増えてもデータ伝送効率が下がらない。
【0072】次に、無線中継局102が上位局と通信が
できなくなった場合の動作について説明する。
【0073】無線中継局102が親局と通信ができなく
なると、親局検出部204が親局検出状態から親局を非
検出する(検出しない)ことにより、制御部206に対
し親局を非検出した旨を通知する。親局検出部204か
ら親局を非検出した旨の通知を受けた制御部206は、
中継終端局機能部201とPIAFS無線部200を経
由してセンター100と通信を行い、無線中継局の動作
モードから無線中継終端局の動作モードに切り換える。
【0074】無線中継終端局の動作モードとなった無線
中継局102は、センター100から受信したデータ
を、PIAFS無線部200と中継終端局機能部201
と制御部206を経由して、親局無線部207から子局
へ転送する。また、無線中継局102において、子局か
ら受信したデータは、その逆の経路でPIAFS無線部
200からセンター100へ転送される。
【0075】さらに、親局検出部204は、親局非検出
状態から親局を検出すると、制御部206に対し親局を
検出した旨を通知する。親局検出部204から親局を検
出した旨の通知を受けた制御部206は、センター10
0との通信を停止し、中継局機能部203と子局無線部
202を経由して親局と通信を行い、無線中継終端局の
動作モードから無線中継局の動作モードに切り換える。
【0076】以上のように、本実施形態によれば、無線
中継局102は、上位局(親局)との通信が切れても、
センター100と無線端末103との間の通信は可能と
する。
【0077】第1実施形態によれば、無線中継局102
が無線中継局の機能と無線中継終端局の機能を有するこ
とで、無線中継局102を介してセンター100と無線
端末103が通信を行うツリー構造型無線ネットワーク
システムにおいて、センター100と同時に通信する無
線端末103が増えてもデータ伝送効率を下げないこと
が可能となり、また、無線中継局102と上位局との通
信が切れてしまった場合でもセンター100と無線端末
103との通信が可能となる。
【0078】次に、図4を参照して本発明の第2の実施
形態について説明する。
【0079】第2の実施形態は、子局にあたる無線中継
局が親局との間で送受信したパケット数を検出すること
により、その無線中継局が無線中継終端局の動作モード
と無線中継局の動作モードを切り換える点が異なる。
【0080】図4に示すように、無線中継局102は、
すべての機能の制御を行う制御部206と、中継終端局
の機能を実現する中継終端局機能部201と、中継局の
機能を実現する中継局機能部203と、親局と通信を行
うための子局無線部202と、子局と通信を行うための
親局無線部207と、センター100と通信を行うため
のPIAFS無線部200と、親局におけるデータ通信
量情報の解析を行う親局通信量検出部209とを備えて
いる。
【0081】親局は、定期的に自局において送受信した
パケット数をデータ通信量情報として下位局に対し送信
する。子局無線部202は、親局からデータ通信量情報
を受信すると、受信したデータ通信量情報を親局通信量
検出部209に送信する。親局通信量検出部209は、
子局無線部202からデータ通信量情報を受信すると、
そのデータ通信量情報の解析を行う。親局通信量検出部
209は、その解析の結果、一定時間内に親局において
送受信したパケット数がある閾値未満の状態から閾値以
上になったことを検出した場合に、制御部206に対し
て、親局における通信量が増加した旨を通知する。
【0082】親局通信量検出部209から親局における
通信量が増加した旨の通知を受けた制御部206は、親
局との通信を停止し、中継終端局機能部201とPIA
FS無線部200を経由してセンター100と通信を行
い、無線中継局の動作モードから無線中継終端局の動作
モードに切り換える。
【0083】無線中継終端局の動作モードに切り換えら
れた無線中継局102は、センター100から受信した
データを、PIAFS無線部200と中継終端局機能部
201と制御部206を経由して、親局無線部207か
ら子局へ転送する。また、無線中継局102において、
子局から受信したデータは、その逆の経路でPIAFS
無線部200からセンター100へ転送される。
【0084】一方、親局通信量検出部209は、上記解
析の結果、一定時間内に親局において送受信したパケッ
ト数がある閾値以上の状態から閾値未満になったことを
検出した場合に、制御部206に対して、親局における
通信量が減少した旨を通知する。
【0085】親局通信量検出部209から親局における
通信量が減少した旨の通知を受けた制御部206は、セ
ンター100との通信を停止し、中継局機能部203と
子局無線部202を経由して親局と通信を行い、無線中
継終端局の動作モードから無線中継局の動作モードに切
り換える。
【0086】以上のようにして、本実施形態により無線
中継局を介してセンターと無線端末が通信を行うツリー
構造型無線ネットワークシステムにおいてセンターと同
時に通信する無線端末が増えてもデータ伝送効率を下げ
ない。なお、第2の実施形態において、図4には図示さ
れないが、無線中継局102は図3に示した親局検出部
204を有していることができる(以下に述べる第3の
実施形態についても同様である)。
【0087】次に、図5を参照して、本発明の第3の実
施形態について説明する。
【0088】第3の実施形態は、無線中継局102にお
ける無線中継終端局の動作モードと無線中継局の動作モ
ードとを切り換えるサービスを子局に対して提供し、そ
の子局が無線中継局102の動作を制御する点が異な
る。
【0089】図5に示すように、無線中継局102は、
すべての機能の制御を行う制御部206と、中継終端局
の機能を実現する中継終端局機能部201と、中継局の
機能を実現する中継局機能部203と、親局と通信を行
うための子局無線部202と、子局と通信を行うための
親局無線部207と、センター100と通信を行うため
のPIAFS無線部200と、子局からのメッセージの
解析を行うメッセージ解析部208とを備えている。
【0090】無線中継局102は、無線中継局の動作モ
ードと無線中継終端局の動作モードとの切換えを可能に
する手段を子局に対して提供する。子局は、自局とセン
ター100との間の通信を高速に処理したい等の理由に
より無線中継局102を無線中継終端局の動作モードと
したい場合には、子局から無線中継局102に対し、無
線中継終端局の動作モードへの切換えを指示するメッセ
ージ(無線中継終端局モード切換指示メッセージ)を送
信する。
【0091】親局無線部207は、子局から無線中継終
端局モード切換指示メッセージを受信すると、その受信
した無線中継終端局モード切換指示メッセージをメッセ
ージ解析部208へ送信する。メッセージ解析部208
は、親局無線部207から無線中継終端局モード切換指
示メッセージを受信すると、制御部206に対して、無
線中継終端局モード切換指示メッセージを受信した旨を
通知する。
【0092】メッセージ解析部208から無線中継終端
局モード切換指示メッセージを受信した旨の通知を受け
た制御部206は、親局との通信を停止し、中継終端局
機能部201とPIAFS無線部200を経由してセン
ター100と通信を行い、無線中継局の動作モードから
無線中継終端局の動作モードに切り換える。
【0093】無線中継終端局の動作モードとなった無線
中継局102は、センター100から受信したデータ
を、PIAFS無線部200と中継終端局機能部201
と制御部206を経由して、親局無線部207から子局
へ転送する。また、無線中継局102において、子局か
ら受信したデータは、その逆の経路でPIAFS無線部
200からセンター100へ転送される。
【0094】また、子局は、自局とセンター100との
間の通信を通常に処理したい等の理由により無線中継局
102を無線中継終端局の動作モードから無線中継局の
動作モードとしたい場合には、子局から無線中継局10
2に対し、無線中継局の動作モードへの切換えを指示す
るメッセージ(無線中継局モード切換指示メッセージ)
を送信する。
【0095】親局無線部207は、子局から無線中継局
モード切換指示メッセージを受信すると、その受信した
無線中継局モード切換指示メッセージをメッセージ解析
部208へ送信する。メッセージ解析部208は、親局
無線部207から無線中継局モード切換指示メッセージ
を受信すると、制御部206に対して無線中継局モード
切換指示メッセージを受信した旨を通知する。
【0096】メッセージ解析部208から無線中継局モ
ード切換指示メッセージを受信した旨の通知を受けた制
御部206は、センター100との通信を停止し、中継
局機能部203と子局無線部202を経由して親局と通
信を行い、無線中継終端局の動作モードから無線中継局
の動作モードに切り換える。
【0097】以上のように、本実施形態によれば、無線
中継局102を介してセンター100と無線端末103
が通信を行うツリー構造型無線ネットワークシステムに
おいて、子局に対しデータ伝送効率を低下させないサー
ビスを提供することができる。なお、第3の実施形態に
おいて、図5には図示されないが、無線中継局102は
図4に示したデータ通信量検出部205を有しているこ
とができる(以下に述べる第4の実施形態についても同
様である)。
【0098】次に、本発明の第4実施形態について説明
する。
【0099】第4実施形態においては、無線中継局10
2が親局の動作停止により親局と通信ができなくなった
場合には、自らが元接続していた親局と通信可能か否か
の検出を行うのではなく、無線中継終端局から元接続し
ていた親局が起動した旨の通知を受けることにより検出
する。
【0100】図2および図3に示すように、親局である
無線中継局102aが停止したことにより、無線中継局
102cにおいて親局である無線中継局102aと通信
ができなくなると、無線中継局102cの親局検出部2
04が親局検出状態から親局を非検出することにより、
制御部206に対し、親局を非検出した旨を通知する。
【0101】親局検出部204から親局を非検出した旨
の通知を受けた制御部206は、中継終端局機能部20
1とPIAFS無線部200を経由して、センター10
0と通信を行い、無線中継局の動作モードから無線中継
終端局の動作モードに切り換える。
【0102】このとき、無線中継局102cは、センタ
ー100に対し、元接続していた上位局102aを通知
する。無線中継終端局の動作モードとなった無線中継局
102cは、センター100から受信したデータを、P
IAFS無線部200と中継終端局機能部201と制御
部206を経由して、親局無線部207から子局へ転送
する。また、無線中継局102cにおいて、子局から受
信したデータは、その逆の経路でPIAFS無線部20
0からセンター100へ転送される。
【0103】ここで、親局である無線中継局102aが
起動すると、無線中継局102aはセンター100に対
し起動した旨を通知する。無線中継局102aから起動
した旨の通知を受けたセンター100は、通知してきた
無線中継局102aと、先に無線中継局102cから通
知されている元接続していた上位局とを比較する。セン
ター100は、その比較の結果、両者が一致した場合に
は無線中継局102cに対して、元接続していた無線中
継局102aが起動した旨の通知を行う。
【0104】センター100から元接続していた無線中
継局102aが起動した旨の通知を受けた無線中継局1
02cは、センター100との通信を停止し、中継局機
能部203と子局無線部202を経由して元親局であっ
た無線中継局102aと通信を行い、無線中継終端局の
動作モードから無線中継局の動作モードに切り換える。
【0105】以上のように、本実施形態によれば、無線
中継局102cと上位局102aとの間の通信が切れて
も、センター100と無線端末103aとの通信が可能
となる。
【0106】
【発明の効果】本発明のネットワークによれば、ネット
ワーク全体としてのデータ伝送効率が低下することがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態のツリー構造型
無線ネットワークシステムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図2は、本発明の第1実施形態のツリー構造型
無線ネットワークシステムにおいて、無線中継局が無線
中継終端局の動作モードで動作するときの状態を説明す
るためのブロック図である。
【図3】図3は、本発明の第1実施形態のツリー構造型
無線ネットワークシステムにおける無線中継局の構成を
示すブロック図である。
【図4】図4は、本発明の第2実施形態のツリー構造型
無線ネットワークシステムにおける無線中継局の構成を
示すブロック図である。
【図5】図5は、本発明の第3実施形態のツリー構造型
無線ネットワークシステムにおける無線中継局の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
100 センター 101 無線中継終端局 102 無線中継局 103 無線端末 200 PIAFS無線部 201 中継終端局機能部 202 子局無線部 203 中継局機能部 204 親局検出部 205 データ通信量検出部 206 制御部 207 親局無線部 208 メッセージ解析部 209 親局通信量検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古内 高寛 神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目403 番地 日本電気テレコムシステム株式会 社内 (56)参考文献 特開 平6−326741(JP,A) 特開 平9−261151(JP,A) 特開 平11−8708(JP,A) 特開 平8−163262(JP,A) 特開2000−48292(JP,A) 特開2000−138627(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センターと、 中継局装置と、 前記中継局装置を介して前記センターと通信する端末と を備えたネットワークシステムであって、 前記中継局装置は、前記センターと直接通信する第1の
    機能と、他の中継局を介して前記センターと通信する第
    2の機能とを有し 前記中継局装置は、前記第1の機能を実行するための第
    1動作モードと前記第2の機能を実行するための第2動
    作モードのいずれかに設定され、当該中継局装置の通信
    量が閾値以上であるときに、前記第1動作モードに設定
    される ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 請求項記載のネットワークシステムに
    おいて、 前記中継局装置は、前記第1動作モードに設定されてい
    るときであって当該中継局装置の通信量が前記閾値未満
    であるときに、前記第1動作モードから前記第2動作モ
    ードに切り換えられるネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 センターと、 中継局装置と、 前記中継局装置を介して前記センターと通信する端末と を備えたネットワークシステムであって、 前記中継局装置は、前記センターと直接通信する第1の
    機能と、他の中継局を介して前記センターと通信する第
    2の機能とを有し、 前記中継局装置は、前記第1の機能を実行するための第
    1動作モードと前記第2の機能を実行するための第2動
    作モードのいずれかに設定され、前記他の中継局を含む
    上位局と通信ができない場合に、前記第1動作モードに
    設定されるネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 請求項記載のネットワークシステムに
    おいて、 前記中継局装置は、前記第1動作モードに設定されてい
    るときであって、前記上位局と通信が可能であるとき
    に、前記第1動作モードから前記第2動作モードに切り
    換えられるネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 請求項記載のネットワークシステムに
    おいて、 前記中継局装置は、前記他の中継局を含む上位局と通信
    ができない場合に、前記センターに前記上位局を示す通
    信停止信号を出力し、 前記上位局は、前記中継局装置と通信可能な状態になっ
    たときにその旨を示す回復申告信号を前記センターに出
    力し、 前記センターは、前記通信停止信号および前記回復申告
    信号に基づいて、前記中継局装置に、前記上位局が通信
    可能な状態になったことを示す回復通知信号を出力し、 前記中継局装置は、前記回復通知信号に応答して、前記
    第1動作モードから前記第2動作モードに切り換えられ
    るネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 センターと、 第1中継局装置と、 前記センターと前記第1中継局装置との間に設けられた
    第2中継局装置と、 前記第1および第2中継局装置を介して前記センターと
    通信する端末と を備えたネットワークシステムであって、 前記第1中継局装置は、前記センターと直接通信する第
    1の機能と、前記第2中継局装置および他の中継局を介
    して前記センターと通信する第2の機能とを有し、 前記第2中継局装置は、当該第2中継局装置における通
    信量を示す通信量データを前記第1中継局装置に送信
    し、 前記第1中継局装置は、前記通信量データに基づいて、
    前記第1の機能を実行するための第1動作モードと前記
    第2の機能を実行するための第2動作モードのいずれか
    に設定されるネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 センターと、 中継局装置と、 前記中継局装置を介して前記センターと通信する端末と
    を備えたネットワークシステムであって、 前記中継局装置は、前記センターと直接通信する第1の
    機能と、他の中継局を介して前記センターと通信する第
    2の機能とを有し、前記端末を含む子局から送信された
    モード切換指示メッセージに応答して、前記第1の機能
    を実行するための第1動作モードと前記第2の機能を実
    行するための第2動作モードのいずれかに設定されるネ
    ットワークシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1からのいずれか1項に記載の
    ネットワークシステムにおいて、 前記他の中継局と前記センターとの通信には、移動通信
    網回線が用いられ、 前記中継局装置と前記他の中継局との通信および前記中
    継局装置と前記端末との通信の少なくともいずれか一方
    は、端末間直接通信で行われるネットワークシステム。
  9. 【請求項9】 センターと端末との間の通信を中継する
    中継局装置であって、 前記中継局装置は、前記センターと直接通信する第1の
    機能と、他の中継局を介して前記センターと通信する第
    2の機能とを有し 前記中継局装置は、前記第1の機能を実行するための第
    1動作モードと前記第2の機能を実行するための第2動
    作モードのいずれかに設定され、当該中継局装置の通信
    量が閾値以上であるときに、前記第1動作モードに設定
    される 中継局装置。
  10. 【請求項10】 センターと端末との間の通信を中継す
    る中継局装置であって、 前記中継局装置は、前記センターと直接通信する第1の
    機能と、他の中継局を介して前記センターと通信する第
    2の機能とを有し、 前記中継局装置は、前記第1の機能を実行するための第
    1動作モードと前記第2の機能を実行するための第2動
    作モードのいずれかに設定され、前記他の中継局を含む
    上位局と通信ができない場合に、前記第1動作モードに
    設定される中継局装置。
  11. 【請求項11】 請求項9または10に記載の中継局装
    置において、 前記中継局装置は、前記第1の機能を実行するための第
    1動作モードと前記第2の機能を実行するための第2動
    作モードのいずれかに設定され、前記端末を含む子局か
    ら受信したモード切換指示メッセージに応答して、前記
    第1動作モードおよび前記第2動作モードのいずれかに
    設定される中継局装置。
  12. 【請求項12】 請求項9または10に記載の中継局装
    置において、 前記他の中継局と前記センターとの通信には、移動通信
    網回線が用いられ、 前記中継局装置と前記他の中継局との通信および前記中
    継局装置と前記端末との通信の少なくともいずれか一方
    は、端末間直接通信で行われる中継局装置。
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