JP2005333378A - 無線lanモード切替方法及び無線lan端末 - Google Patents

無線lanモード切替方法及び無線lan端末 Download PDF

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Abstract

【課題】 通信モードを効率的に切り替えることにより、ユーザによる通信利用率を高めること。
【解決手段】 この無線LANモード切替方法は、ビーコン受信手段201が、無線LANネットワークの識別情報を含むビーコン信号を受信するビーコン受信ステップと、データ通信部202が、ESSIDを指定することにより通信するインフラストラクチャーモード通信機能と、IBSSIDを指定することにより通信するアドホックモード通信機能と、を切り替えて選択的に通信を行うデータ通信ステップと、タイミング検出部203が、ビーコン信号が受信された時刻を検出するタイミング検出ステップと、検出された時刻が所定時間を経過している場合に、データ通信部202に対して通信機能を相互に切り替えるように制御するモード切替ステップと、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、無線LANモード切替方法及び無線LAN端末に関するものである。
近年、パーソナルコンピュータ、携帯電話機等の情報端末において、通信ケーブルを必要とせずにネットワークに接続が可能な技術として無線LAN(Wireless LAN)通信方式が普及している。この無線LAN通信方式には、アクセスポイントと呼ばれる無線LAN親機を介してネットワーク接続をする通信モード(インフラストラクチャーモード)、及び通信相手先の情報端末に直接接続してデータ通信を行う通信モード(アドホックモード)が存在する。情報端末においてこれらの通信モードを切り替える際には、ユーザによる設定変更等の操作が必要とされている。
一方、従来の移動通信方式においては、基地局を介して移動局間で通信を行うモードと、移動局間で直接通信を行うモードが使用されており、これらのモードを使い分ける技術として、基地局からの下り波信号中の同期ワード検出有無により自動的にモード切替を行う技術が開示されている(例えば、下記特許文献1参照。)。
特開2003−244760号公報
しかしながら、上述した無線LAN通信方式を利用して通信を行う際には、アクセスポイント及び通信相手先の情報端末からの電波到達範囲が比較的狭いことから、場所を移動する度に通信モード切替のための設定変更を行っていたのではユーザの利便性が低下する。特に、ユーザが移動中の場合は、電波到達範囲を明確に把握することは困難であり、通信利用の機会を逸することとなる。
これに対して、上述特許文献1記載のモード切替技術においては、基地局からの電波を検出して基地局との通信利用率を上げることはできるが、移動局間の通信を確保することはできず、無線LAN通信方式に適用したとしても効率的に通信モードを切り替えることは困難である。
そこで、本発明はかかる課題に鑑みて為されたものであり、通信モードを効率的に切り替えることにより、ユーザによる通信利用率を高めることが可能な無線LANモード切替方法及び無線LAN端末を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の無線LANモード切替方法は、ビーコン受信手段が、無線LANネットワークを識別する識別情報を含むビーコン信号を受信するビーコン受信ステップと、データ通信手段が、第1の識別情報を指定することにより、第1の識別情報によって識別される無線LANネットワークに接続して、無線LANネットワークに属する無線LAN親機を介してデータを送受信するインフラストラクチャーモード通信機能と、第2の識別情報を指定することにより、第2の識別情報によって識別される無線LANネットワークに属する無線LAN端末に直接接続して、無線LAN端末に対してデータを送受信するアドホックモード通信機能と、を切り替えて選択的に通信を行うデータ通信ステップと、タイミング検出手段が、データ通信ステップにおいて指定されている識別情報を含むビーコン信号が、ビーコン受信ステップにおいて受信されたタイミングを検出するタイミング検出ステップと、モード切替手段が、タイミング検出ステップにおいて検出されたタイミングに基づいて、前回検出されたタイミングから所定時間経過時にビーコン信号を受信していない場合に、データ通信手段に対してインフラストラクチャーモード通信機能とアドホックモード通信機能とを相互に切り替えるように制御するモード切替ステップと、を備える。
或いは、本発明の無線LAN端末は、無線LANネットワークを識別する識別情報を含むビーコン信号を受信するビーコン受信手段と、第1の識別情報を指定することにより、第1の識別情報によって識別される無線LANネットワークに接続して、無線LANネットワークに属する無線LAN親機を介してデータを送受信するインフラストラクチャーモード通信機能と、第2の識別情報を指定することにより、第2の識別情報によって識別される無線LANネットワークに属する無線LAN端末に直接接続して、無線LAN端末に対してデータを送受信するアドホックモード通信機能と、を切り替えて通信を行うデータ通信手段と、データ通信手段によって指定されている識別情報を含むビーコン信号が、ビーコン受信手段によって受信されたタイミングを検出するタイミング検出手段と、タイミング検出手段によって検出されたタイミングに基づいて、前回検出されたタイミングから所定時間経過時にビーコン信号を受信していない場合に、データ通信手段に対してインフラストラクチャーモード通信機能とアドホックモード通信機能とを相互に切り替えるように制御するモード切替手段と、を備える。
このような無線LANモード切替方法及び無線LAN端末によれば、ビーコン受信手段が、無線LAN親機又は無線LAN端末からのビーコン信号を受信し、データ通信手段が、第1の識別情報を指定するインフラストラクチャーモード通信と第2の識別情報を指定するアドホックモード通信とを切り替えて通信を行い、タイミング検出手段が、データ通信手段によって指定されている識別情報を含むビーコン受信のタイミングを検出し、モード切替手段が、ビーコン受信間隔が所定時間を経過した場合は、通信モードを切り替える。これにより、現在使用している通信モードに対応するビーコン信号が通信相手先から到達しなくなった場合に他の通信モードに自動的に切り替えるので、使用している通信モードに拘わらず、より接続可能性の高い通信モードへの効率的な切替が行われる。
また、ビーコン要求手段が、任意の無線LAN親機に対してビーコン信号の送信を要求するビーコン要求ステップをさらに備え、ビーコン受信ステップでは、無線LAN親機から、無線LAN親機の属する無線LANネットワークを識別する第1の識別情報を含むビーコン信号を受信し、タイミング検出ステップでは、データ通信手段がインフラストラクチャーモード通信機能に切り替えて通信を行っている場合に、インフラストラクチャーモード通信機能によって指定されている第1の識別情報を含むビーコン信号が、ビーコン受信ステップにおいて受信されたタイミングを検出し、モード切替ステップでは、タイミング検出ステップにおいて検出されたタイミングに基づいて、前回検出されたタイミングから所定時間経過時にビーコン信号を受信しておらず、かつ、ビーコン要求ステップにおける要求に対してビーコン受信ステップにおいてビーコン信号が受信されなかった場合に、データ通信手段に対してアドホックモード通信機能に切り替えるように制御することが好ましい。
また、任意の無線LAN親機に対してビーコン信号の送信を要求するビーコン要求手段をさらに備え、ビーコン受信手段は、無線LAN親機から、無線LAN親機の属する無線LANネットワークを識別する第1の識別情報を含むビーコン信号を受信し、タイミング検出手段は、データ通信手段がインフラストラクチャーモード通信機能に切り替えて通信を行っている場合に、インフラストラクチャーモード通信機能によって指定されている第1の識別情報を含むビーコン信号が、ビーコン受信手段によって受信されたタイミングを検出し、モード切替手段は、タイミング検出手段によって検出されたタイミングに基づいて、前回検出されたタイミングから所定時間経過時にビーコン信号を受信しておらず、かつ、ビーコン要求手段による要求に対してビーコン受信手段においてビーコン信号が受信されなかった場合に、データ通信手段に対してアドホックモード通信機能に切り替えるように制御することが好ましい。
この場合、ビーコン受信手段が、無線LAN親機からビーコン信号を受信し、タイミング検出手段が、データ通信手段によって指定されている第1の識別情報を含むビーコン受信のタイミングを検出する。さらに、ビーコンの受信間隔が所定時間を経過しており、かつ、ビーコン要求手段によるビーコン信号送信要求に対して他の無線LAN親機からビーコン信号を受信しない場合には、モード切替手段が、通信モードをアドホックモード通信に切り替える。これにより、インフラストラクチャーモードで通信を行っている際に、ビーコン信号が無線LAN親機から到達せず、かつ他の無線LAN親機からの応答もない場合に、アドホック通信モードに自動的に切り替えるので、インフラストラクチャーモードでの通信可能性が低い場合に、効率的に検知してアドホックモードへの切替を行うことができる。
さらに、ビーコン受信ステップは、無線LAN親機から、無線LAN親機の属する無線LANネットワークを識別する第1の識別情報を含むビーコン信号を受信する第1のビーコン受信ステップと、無線LAN端末から、無線LAN端末の属する無線LANネットワークを識別する第2の識別情報を含むビーコン信号を受信する第2のビーコン受信ステップとを有し、タイミング検出ステップでは、データ通信手段がアドホックモード通信機能に切り替えて通信を行っている場合に、アドホックモード通信機能によって指定されている第2の識別情報を含むビーコン信号が、第2のビーコン受信ステップにおいて受信されたタイミングを検出し、モード切替ステップでは、タイミング検出ステップにおいて検出されたタイミングに基づいて、前回検出されたタイミングから所定時間経過時にビーコン信号を受信しておらず、かつ、第1のビーコン受信ステップにおいてビーコン信号が受信された場合に、データ通信手段に対してインフラストラクチャーモード通信機能に切り替えるように制御することも好ましい。
さらに、ビーコン受信手段は、無線LAN親機から、無線LAN親機の属する無線LANネットワークを識別する第1の識別情報を含むビーコン信号を受信する第1のビーコン受信部と、無線LAN端末から、無線LAN端末の属する無線LANネットワークを識別する第2の識別情報を含むビーコン信号を受信する第2のビーコン受信部とを有し、タイミング検出手段は、データ通信手段がアドホックモード通信機能に切り替えて通信を行っている場合に、アドホックモード通信機能によって指定されている第2の識別情報を含むビーコン信号が、第2のビーコン受信手段によって受信されたタイミングを検出し、モード切替手段は、タイミング検出手段によって検出されたタイミングに基づいて、前回検出されたタイミングから所定時間経過時にビーコン信号を受信しておらず、かつ、第1のビーコン受信部によってビーコン信号が受信された場合に、データ通信手段に対してインフラストラクチャーモード通信機能に切り替えるように制御することも好ましい。
こうすれば、ビーコン受信手段が、無線LAN親機及び無線LAN端末からビーコン信号を受信し、タイミング検出手段が、データ通信手段によって指定されている第2の識別情報を含むビーコン受信のタイミングを検出する。さらに、第2の識別情報を含むビーコンの受信間隔が所定時間を経過しており、かつ、無線LAN親機から第1の識別情報を含むビーコン信号を受信した場合には、モード切替手段が、通信モードをインフラストラクチャーモード通信に切り替える。これにより、アドホックモードで通信を行っている際に、ビーコン信号が通信相手先の無線LAN端末から到達せず、かつ無線LAN親機からビーコン信号が受信された場合に、インフラストラクチャー通信モードに自動的に切り替えるので、アドホックモードよりインフラストラクチャーモードのほうが通信可能性が高い場合に、効率的に検知してインフラストラクチャーモードへの切替を行うことができる。
またさらに、モード切替手段は、タイミング検出手段によって検出されたタイミングに基づいて、前回検出されたタイミングから所定時間経過時にビーコン信号を受信しておらず、かつ、第1のビーコン受信部によって、予め登録されている第1の識別情報を含むビーコン信号が受信された場合に、データ通信手段に対してインフラストラクチャーモード通信機能に切り替えるように制御することも好ましい。
かかるモード切替手段を備えれば、ビーコン信号に含まれる第1の識別情報が予め登録されている場合に、インフラストラクチャーモード通信機能に切り替えるので、通信モード切替後に確実に無線LAN親機に接続可能とされるとともに、不要な切替動作を防止することができる。
本発明によれば、通信モードを効率的に切り替えることにより、ユーザによる通信利用率を高めることができる。
以下、図面とともに本発明による無線LAN端末の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明にかかる無線LANシステムの好適な一実施形態を示す概略構成図である。同図に示す無線LANシステムは、通信ネットワーク5と、その通信ネットワーク5に接続された無線LAN親機3と、無線LAN端末2A,2Bとを含んで構成されている。
無線LAN端末2Aは、無線LANシステム1において、無線LAN親機3を介して通信ネットワーク5と接続することにより、通信ネットワーク5上に存在する端末、サーバ等(図示せず)との間でデータの送受信が可能な端末である。また、無線LAN端末2Aは、他の無線LAN端末2Bに直接接続することにより、無線LAN端末2Bとの間でデータ送受信も可能とされる。このような無線LAN端末2Aの例としては、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistance)、パーソナルコンピュータ等といったネットワークを介した情報通信が可能な機器が挙げられる。
なお、無線LAN端末2Aは、無線LAN親機3を介して通信ネットワーク5と接続するための無線LAN通信機能(インフラストラクチャーモード)と、無線LAN端末2Bと直接接続するための無線LAN通信機能(アドホックモード)とを有し、これらのモードを相互に切替可能に構成されている。
また、無線LAN端末2Aがインフラストラクチャーモードを用いて無線LAN親機3に接続している時は、通信ネットワーク5、無線LAN親機3と共に無線LANネットワークN01を構成する。その無線LANネットワークN01はESSID(Extended Service Set Identifier)と呼ばれる第1の識別情報で識別され、無線LAN端末2Aは、無線LAN親機3への接続要求の際にESSIDを指定することにより、無線LAN親機3との接続が許可される。
また、無線LAN端末2Aがアドホックモードを用いて無線LAN端末2Bに接続している時は、無線LAN端末2Aと無線LAN端末2Bとで無線LANネットワークN02を構成する。その無線LANネットワークN02はIBSSID(Independent Basic Service Set Identifier)と呼ばれる第2の識別情報で識別され、無線LAN端末2Aは、無線LAN端末2Bへの接続要求の際にIBSSIDを指定することにより、無線LAN端末2Bとの接続が許可される。
無線LAN親機3は、一般にアクセスポイントと呼ばれている中継装置であり、無線信号を用いて無線LAN端末2Aとデータを送受信する機能を有し、通信ネットワーク5のゲートウェイとしての役割を持つ装置である。無線LAN親機3は、無線LAN端末2Aにその存在を報知するための上記ESSIDを含むビーコン信号を、定期的に送信する。
無線LAN端末2Bは、無線信号を用いて無線LAN端末2Aとデータを送受信する機能を有し、アドホックモード通信機能を有する端末である。無線LAN端末2Bは、無線LAN端末2Aにその存在を報知するための上記IBSSIDを含むビーコン信号を定期的に送信する。
[無線LAN端末の構成]
以下、図2を参照して、無線LAN端末2Aの構成について詳細に説明する。図2は、図1の無線LAN端末2Aの好適な一実施形態を示す概略構成図である。
同図に示すように、無線LAN端末2Aは、機能的な構成要素として、第1ビーコン受信部201Aと第2ビーコン受信部201Bとを有するビーコン受信手段201と、インフラストラクチャーモード通信機能202Aとアドホックモード通信機能202Bとを有するデータ通信部(データ通信手段)202と、タイミング検出部(タイミング検出手段)203と、ビーコン要求部(ビーコン要求手段)204と、モード切替部(モード切替手段)205と、を備えている。
ビーコン受信手段201の第1ビーコン受信部201Aは、無線LAN親機3から無線LAN親機3の属する無線LANネットワークN01を識別するESSIDを含むビーコン信号を受信する部分である。図3は、第1ビーコン受信部201Aが無線LAN親機3から受信するビーコン信号の主要部分を示す図である。同図に示すように、このビーコン信号は、MAC(Medium Access Control)フレーム(Ethernet(登録商標)フレームとも言う)の形態で送信される信号であり、MACヘッダに含まれるフレームコントロール部F01、及びBSSID部F02と、ボディ部F03とを含んで構成されている。BSSID部F02には、無線LAN親機3を識別するBSSID(Basic Service Set Identifier)が格納されており、通常は無線LAN親機3のMACアドレスが格納される。また、フレームコントロール部F01にはデータフィールドF04が含まれており、このデータフィールドF04には、無線LAN親機から送信されたビーコン信号であることを示す「1000」のデータが納められている。さらに、ボディ部F03には、SSID部F05とATIM WINDOW部F06とが含まれている。SSID部F05には無線LANネットワークN01を識別するESSIDが格納され、ATIM WINDOW部F06には、「ALL0 (4 octets)」が格納される。
ビーコン受信手段201の第2ビーコン受信部201Bは、無線LAN端末2Bから無線LAN端末2Bの属する無線LANネットワークN02を識別するIBSSIDを含むビーコン信号を受信する部分である。図4は、第2ビーコン受信部201Bが無線LAN端末2Bから受信するビーコン信号の主要部分を示す図である。同図に示すように、このビーコン信号は、MACフレームの形態で送信される信号であり、MACヘッダに含まれるフレームコントロール部F11、及びIBSSID部F12と、ボディ部F13とを含んで構成されている。IBSSID部F12には、無線LANネットワークN02を識別するIBSSIDが格納されている。フレームコントロール部F11にはデータフィールドF14が含まれており、このデータフィールドF14には、無線LAN端末から送信されたATIM(Announcement Traffic Indicator Message)ビーコンであることを示す「1000」のデータが納められている。「ATIMビーコン」とは、パワーセーブ中の無線LAN端末2Aに情報を蓄積して送信するためのビーコン信号のことである。さらに、ボディ部F13には、SSID部F15とATIM WINDOW部F16とが含まれている。SSID部F15には無線LANネットワークN02を識別するIBSSIDが格納され、ATIM WINDOW部F06には、ALL0以外の任意値が格納される。
図2に戻って、ビーコン受信手段201は、無線LAN親機3又は無線LAN端末2Bからビーコン信号を受信すると、一部のデータフィールドを抽出してタイミング検出部203及びモード切替部205に出力する。
データ通信部202は、無線LAN通信方式を用いて無線LAN親機3又は無線LAN端末2Bに接続してデータの送受信を行う部分である。詳細には、データ通信部202は、ESSIDを指定して無線LAN親機3に接続を要求することにより無線LANネットワークN01と接続し、無線LAN親機3を介してデータを送受信するインフラストラクチャーモード通信機能202Aを有する。また、データ通信部202は、IBSSIDを指定して無線LAN端末2Bに接続を要求することにより無線LAN端末2Bと接続し、無線LAN端末2Bに対してデータを送受信するアドホックモード通信機能202Bをも有する。データ通信部202は、インフラストラクチャーモード通信機能202Aとアドホックモード通信機能202Bとを切り替えることにより、選択的に一方の機能を用いて通信を行う。
タイミング検出部203は、データ通信部202によって指定されているESSID又はIBSSIDを含むビーコン信号がビーコン受信手段201で受信されたタイミングを検出する部分である。具体的には、データ通信部202がインフラストラクチャーモード通信機能202Aを用いて通信を行っている場合は、データ通信部202が指定しているESSIDをSSID部F05(図3参照)に格納するビーコン信号が受信された時刻を検出する。この場合、タイミング検出部203は、ビーコン信号のデータフィールドF04が「1000」であり、かつ、ATIM WINDOW部F06が「ALL0」であるビーコン信号を検出対象とする。
また、タイミング検出部203は、データ通信部202がアドホックモード通信機能202Bを用いて通信を行っている場合は、データ通信部202が指定しているIBSSIDをSSID部F15(図4参照)に格納するビーコン信号が受信された時刻を検出する。この場合、タイミング検出部203は、ビーコン信号のデータフィールドF14が「1001」であり、かつ、ATIM WINDOW部F16が「ALL0」以外のビーコン信号を検出対象とする。
また、タイミング検出部203は、検出したビーコン信号の受信時刻をモード切替部205に出力する。
ビーコン要求部204は、周辺の任意の無線LAN親機に対してビーコン信号の送信を要求する部分である。このビーコン信号の要求は、ビーコン送信要求信号(以下、Probe Requestと呼ぶ。)を周辺に向けてブロードキャストで送信することにより行われる。
モード切替部205は、特定の条件に該当する場合に、データ通信部202に対して、インフラストラクチャーモード通信機能202Aとアドホックモード通信機能202Bとを相互に切り替えるように制御する部分である。
より詳細には、モード切替部205は、データ通信部202がインフラストラクチャーモードに切り替えられている場合は、タイミング検出部203によって検出された無線LAN親機3からのビーコン信号受信時刻に基づいて、前回検出された時刻から所定時間T0経過時にビーコン信号を受信しておらず、かつ、第1ビーコン受信部201Aにおいて、ビーコン要求部204の要求に対するビーコン信号が受信されなかった場合に、アドホックモードに切り替えるように制御する。この場合、モード切替部205は、ビーコン要求部204の要求に対して、第1ビーコン受信部201Aにおいて任意のESSIDを含むビーコン信号が受信された場合は、上記切替制御は行わない。
また、モード切替部205は、データ通信部202がアドホックモードに切り替えられている場合は、タイミング検出部203によって検出された無線LAN端末2Bからのビーコン信号受信時刻に基づいて、前回検出された時刻から所定時間T3経過時にビーコン信号を受信しておらず、かつ、第1ビーコン受信部201Aにおいて、無線LAN親機からビーコン信号が受信された場合に、インフラストラクチャーモードに切り替えるように制御する。この場合、モード切替部205は、第1ビーコン受信部201Aにおいて、無線LAN端末2A内に予め登録されているESSIDを含むビーコン信号が受信された場合に、上記切替制御を行う。
次に、無線LAN端末2Aの動作について説明するとともに、併せて無線LAN端末2Aにおける無線LANモード切替方法について詳述する。図5は、インフラストラクチャーモード使用時の無線LAN端末2Aの動作を示すフローチャート、図7は、アドホックモード使用時の無線LAN端末2Aの動作を示すフローチャートである。
[インフラストラクチャーモード使用時の切替方法]
以下、図5を参照して、インフラストラクチャーモード使用時の無線LAN端末2Aの動作について説明する。この場合、無線LAN端末2Aは無線LAN親機3の電波到達エリアA01に位置しており、無線LAN端末2Bの電波到達エリアA02に向けて移動している状態(図1参照)にあるものとする。
まず、無線LAN端末2AにおいてESSIDを指定することにより無線LAN親機3と接続して、インフラストラクチャーモードによる通信が開始される(ステップS01)。その後、定期的に無線LAN親機3から送信されるビーコン信号が、第1ビーコン受信部201Aにおいて受信される(ステップS02)。ビーコン信号が受信されると、その都度、タイミング検出部203において、ビーコン信号受信時刻が検出され、モード切替部205に出力される(ステップS03)。
これに対して、モード切替部205は、タイミング検出部203から受け取ったビーコン信号受信時刻を参照して、前回受け取った受信時刻から時間T0を経過した時点でビーコン信号を受信しているか否かを判定する(ステップS04)。判定の結果、ビーコン受信を受信していると判定した場合(ステップS04;NO)、再度ステップS03に移行し、インフラストラクチャーモードの通信を維持する。
一方、上記判定の結果、ビーコン信号を受信していないと判定した場合(ステップS04;YES)、ビーコン要求部204は、無線LAN端末2A内に既に設定してあるESSIDを含むProbe Requestを周辺に送信する(ステップS05)。このようなProbe Requestを周辺に送信し、該当ESSIDの設定された無線LAN親機がそのProbe Requestを受信すると、その無線LAN親機はビーコン信号を返信する。モード切替部205は、第1ビーコン受信部201Aにおいて、Probe Request送信してから時間T1を経過するまでに無線LAN親機からビーコン信号が受信された否かを判定する(ステップS06)。判定の結果、時間T1経過前に無線LAN親機からビーコン信号が受信されたと判定した場合(ステップS06;YES)、データ通信部202はビーコン信号を送信した無線LAN親機と接続し(ステップS07)、処理を終了する。
一方、時間T1経過前に無線LAN親機からビーコン信号が受信されなかったと判定した場合(ステップS06;NO)、ビーコン要求部204は、ESSIDを指定しないProbe Requestを周辺に送信する(ステップS08)。このようなProbe Requestを周辺に送信すると、周辺の無線LAN親機がそのProbe Requestを受信すると、設定されたESSIDに拘わらずその無線LAN親機はビーコン信号を送信する。モード切替部205は、第1ビーコン受信部201Aにおいて、Probe Request送信してから時間T2を経過するまでに無線LAN親機からビーコン信号が受信された否かを判定する(ステップS09)。判定の結果、時間T2経過前に無線LAN親機からビーコン信号が受信されたと判定した場合(ステップS09;YES)、データ通信部202はビーコン信号を送信した無線LAN親機と接続し(ステップS10)、処理を終了する。なお、複数の無線LAN親機からビーコン信号が受信された場合は、無線LAN端末2A内で設定された優先度の高いESSIDが設定された無線LAN親機と接続する。
一方、上記判定の結果、時間T2経過前に無線LAN親機からビーコン信号が受信されなかったと判定した場合(ステップS09;NO)、モード切替部205は、データ通信部202に対してアドホックモード通信機能202Bに切り替えるように制御する(ステップS11)。その後、データ通信部202により、周辺にアドホックモード対応のビーコン信号が送信される(ステップS12)。さらに、無線LAN端末2Aが無線LAN端末2Bの電波到達エリアA02に移動すると、無線LAN端末2Bとアドホックモードで接続される(ステップS13)。
[アドホックモード使用時の切替方法]
以下、図7を参照して、アドホックモード使用時の無線LAN端末2Aの動作について説明する。この場合、無線LAN端末2Aは無線LAN端末2Bの電波到達エリアA02に位置しており、無線LAN親機3の電波到達エリアA01に向けて移動している状態(図6参照)にあるものとする。
まず、無線LAN端末2AにおいてIBSSIDを指定することにより無線LAN端末2Bと接続して、アドホックモードによる通信が開始される(ステップS51)。その後、定期的に無線LAN端末2Bから送信されるビーコン信号が、第2ビーコン受信部201Bにおいて受信される(ステップS52)。ビーコン信号が受信されると、その都度、タイミング検出部203において、ビーコン信号受信時刻が検出され、モード切替部205に出力される(ステップS53)。
これに対して、モード切替部205は、タイミング検出部203から受け取ったビーコン信号受信時刻を参照して、前回受け取った受信時刻から時間T3を経過した時点でビーコン信号を受信しているか否かを判定する(ステップS54)。判定の結果、ビーコン信号を受信していると判定した場合(ステップS54;NO)、再度ステップS53に移行し、アドホックモードの通信を維持する。
一方、上記判定の結果、ビーコン信号を受信していないと判定した場合(ステップS54;YES)、ビーコン要求部204は、無線LAN端末2A内に既に設定してあるIBSSIDを含むProbe Requestを周辺に送信する(ステップS55)。このようなProbe Requestを周辺に送信し、該当IBSSIDの設定された無線LAN端末がそのProbe Requestを受信すると、その無線LAN端末はビーコン信号を返信する。モード切替部205は、第2ビーコン受信部201Bにおいて、Probe Requestを送信してから時間T4を経過するまでに無線LAN端末からビーコン信号が受信された否かを判定する(ステップS56)。判定の結果、時間T4経過前に無線LAN端末からビーコン信号が受信されたと判定した場合(ステップS56;YES)、データ通信部202はビーコン信号を送信した無線LAN端末と接続し(ステップS57)、処理を終了する。
一方、時間T4経過前に無線LAN端末からビーコン信号が受信されなかったと判定した場合(ステップS56;NO)、ビーコン要求部204は、IBSSIDを指定しないProbe Requestを周辺に送信する(ステップS58)。このようなProbe Requestを周辺に送信すると、周辺の無線LAN端末がそのProbe Requestを受信して、設定されたIBSSIDによらずに、その無線LAN端末がビーコン信号を返信する。モード切替部205は、第2ビーコン受信部201Bにおいて、Probe Request送信してから時間T5を経過するまでに無線LAN端末からビーコン信号が受信された否かを判定する(ステップS59)。判定の結果、時間T5経過前に無線LAN端末からビーコン信号が受信されたと判定した場合(ステップS59;YES)、データ通信部202はビーコン信号を送信した無線LAN端末と接続し(ステップS60)、処理を終了する。なお、複数の無線LAN端末からビーコン信号が受信された場合は、無線LAN端末2A内で設定された優先度が高いIBSSIDを持つ無線LAN端末と接続する。
一方、上記判定の結果、時間T5経過前に無線LAN親機からビーコン信号が受信されなかったと判定した場合(ステップS59;NO)、モード切替部205は、第1ビーコン受信部201Aにより無線LAN端末2A内に設置されたESSIDを含むビーコン信号が受信されたか否かを判定する(ステップS61)。判定の結果、モード切替部205は、第1ビーコン受信部201Aによりビーコン信号が受信されなかった場合(ステップS61)、アドホックモードを維持し、処理を待機させる(ステップS62)。一方、上記判定の結果、モード切替部205は、第1ビーコン受信部201Aによりビーコン信号が受信された場合(ステップS61;YES)、データ通信部202に対してインフラストラクチャーモード通信機能202Aに切り替えるように制御する(ステップS63)。その後、データ通信部202が、周辺にProbe Requestを送信するとともに、無線LAN端末2Aが無線LAN親機3の電波到達エリアA01に移動すると、無線LAN親機3とインフラストラクチャーモードで接続される(ステップS64)。
以上説明した無線LANモード切替方法によれば、ビーコン受信手段201が、無線LAN親機3からビーコン信号を受信し、タイミング検出部203が、データ通信部202によって指定されているESSIDを含むビーコン受信の受信時刻を検出する。さらに、ビーコンの受信間隔が所定時間を経過しており、かつ、ビーコン要求部204によるProbe Requestに対して他の無線LAN親機からビーコン信号を受信しない場合には、モード切替部205が、通信モードをアドホックモード通信に切り替える。これにより、インフラストラクチャーモードで通信を行っている際に、ビーコン信号が無線LAN親機3から到達せず、かつ他の無線LAN親機からの応答もない場合に、アドホック通信モードに自動的に切り替えるので、インフラストラクチャーモードでの通信可能性が低い場合に、効率的に検知してアドホックモードへの切替を行うことができる。ここで、一般的には無線LAN親機が存在するエリアは限られているために、上述した自動切替方法によれば、インフラストラクチャーモード固定で通信を継続する場合に比して、端末で通信可能性をより高めることができる。
また、ビーコン受信手段201が、無線LAN親機3及び無線LAN端末2Bからビーコン信号を受信し、タイミング検出部203が、データ通信部202によって指定されているIBSSIDを含むビーコン受信の受信時刻を検出する。さらに、IBSSIDを含むビーコンの受信間隔が所定時間を経過しており、かつ、無線LAN親機からESSIDを含むビーコン信号を受信した場合には、モード切替部205が、通信モードをインフラストラクチャーモード通信に切り替える。これにより、アドホックモードで通信を行っている際に、ビーコン信号が通信相手先の無線LAN端末2Bから到達せず、かつ無線LAN親機3からビーコン信号が受信された場合に、インフラストラクチャー通信モードに自動的に切り替えるので、アドホックモードよりインフラストラクチャーモードのほうが通信可能性が高い場合に、効率的に検知してインフラストラクチャーモードへの切替を行うことができる。
さらに、モード切替部205は、ビーコン信号に含まれるESSIDが予め登録されている場合に、インフラストラクチャーモード通信機能に切り替えるので、通信モード切替後に確実に無線LAN親機3に接続可能とされるとともに、不要な切替動作を防止することができる。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。例えば、無線LAN端末2Aには、無線LAN通信機能の他、移動体通信機能等の他の通信機能が搭載されていても良い。
本発明にかかる無線LANシステムの好適な一実施形態を示す概略構成図である。 図1の無線LAN端末の好適な一実施形態を示す概略構成図である。 図1の第1ビーコン受信部が無線LAN親機から受信するビーコン信号の主要部分を示す図である。 図1の第2ビーコン受信部が無線LAN端末から受信するビーコン信号の主要部分を示す図である。 インフラストラクチャーモード使用時の無線LAN端末の動作を示すフローチャートである。 アドホックモード使用時の無線LAN端末の移動状態の一例を示す図である。 アドホックモード使用時の無線LAN端末の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…無線LANシステム、2A,2B…無線LAN端末、3…無線LAN親機、5…通信ネットワーク、201…ビーコン受信手段、201A…第1ビーコン受信部、201B…第2ビーコン受信部、202…データ通信部、202A…インフラストラクチャーモード通信機能、202B…アドホックモード通信機能、203…タイミング検出部、204…ビーコン要求部、205…モード切替部。

Claims (7)

  1. ビーコン受信手段が、無線LANネットワークを識別する識別情報を含むビーコン信号を受信するビーコン受信ステップと、
    データ通信手段が、第1の識別情報を指定することにより、前記第1の識別情報によって識別される無線LANネットワークに接続して、前記無線LANネットワークに属する無線LAN親機を介してデータを送受信するインフラストラクチャーモード通信機能と、第2の識別情報を指定することにより、前記第2の識別情報によって識別される無線LANネットワークに属する無線LAN端末に直接接続して、前記無線LAN端末に対してデータを送受信するアドホックモード通信機能と、を切り替えて選択的に通信を行うデータ通信ステップと、
    タイミング検出手段が、前記データ通信ステップにおいて指定されている識別情報を含むビーコン信号の、前記ビーコン受信ステップにおける受信タイミングを検出するタイミング検出ステップと、
    モード切替手段が、前記タイミング検出ステップにおいて検出されたタイミングに基づいて、前回検出されたタイミングから所定時間経過時に前記ビーコン信号を受信していない場合に、前記データ通信手段に対してインフラストラクチャーモード通信機能とアドホックモード通信機能とを相互に切り替えるように制御するモード切替ステップと、
    を備える無線LANモード切替方法。
  2. ビーコン要求手段が、任意の無線LAN親機に対して前記ビーコン信号の送信を要求するビーコン要求ステップをさらに備え、
    前記ビーコン受信ステップでは、無線LAN親機から、前記無線LAN親機の属する無線LANネットワークを識別する第1の識別情報を含むビーコン信号を受信し、
    前記タイミング検出ステップでは、前記データ通信手段が前記インフラストラクチャーモード通信機能に切り替えて通信を行っている場合に、前記インフラストラクチャーモード通信機能によって指定されている第1の識別情報を含むビーコン信号が、前記ビーコン受信ステップにおいて受信されたタイミングを検出し、
    前記モード切替ステップでは、前記タイミング検出ステップにおいて検出されたタイミングに基づいて、前回検出されたタイミングから所定時間経過時に前記ビーコン信号を受信しておらず、かつ、前記ビーコン要求ステップにおける要求に対して前記ビーコン受信ステップにおいてビーコン信号が受信されなかった場合に、前記データ通信手段に対してアドホックモード通信機能に切り替えるように制御する、
    請求項1記載の無線LANモード切替方法。
  3. 前記ビーコン受信ステップは、無線LAN親機から、前記無線LAN親機の属する無線LANネットワークを識別する第1の識別情報を含むビーコン信号を受信する第1のビーコン受信ステップと、無線LAN端末から、前記無線LAN端末の属する無線LANネットワークを識別する第2の識別情報を含むビーコン信号を受信する第2のビーコン受信ステップとを有し、
    前記タイミング検出ステップでは、前記データ通信手段が前記アドホックモード通信機能に切り替えて通信を行っている場合に、前記アドホックモード通信機能によって指定されている第2の識別情報を含むビーコン信号が、前記第2のビーコン受信ステップにおいて受信されたタイミングを検出し、
    前記モード切替ステップでは、前記タイミング検出ステップにおいて検出されたタイミングに基づいて、前回検出されたタイミングから所定時間経過時に前記ビーコン信号を受信しておらず、かつ、前記第1のビーコン受信ステップにおいてビーコン信号が受信された場合に、前記データ通信手段に対してインフラストラクチャーモード通信機能に切り替えるように制御する、
    請求項1記載の無線LANモード切替方法。
  4. 無線LANネットワークを識別する識別情報を含むビーコン信号を受信するビーコン受信手段と、
    第1の識別情報を指定することにより、前記第1の識別情報によって識別される無線LANネットワークに接続して、前記無線LANネットワークに属する無線LAN親機を介してデータを送受信するインフラストラクチャーモード通信機能と、第2の識別情報を指定することにより、前記第2の識別情報によって識別される無線LANネットワークに属する無線LAN端末に直接接続して、前記無線LAN端末に対してデータを送受信するアドホックモード通信機能と、を切り替えて選択的に通信を行うデータ通信手段と、
    前記データ通信手段によって指定されている識別情報を含むビーコン信号が、前記ビーコン受信手段によって受信されたタイミングを検出するタイミング検出手段と、
    前記タイミング検出手段によって検出されたタイミングに基づいて、前回検出されたタイミングから所定時間経過時に前記ビーコン信号を受信していない場合に、前記データ通信手段に対してインフラストラクチャーモード通信機能とアドホックモード通信機能とを相互に切り替えるように制御するモード切替手段と、
    を備える無線LAN端末。
  5. 任意の無線LAN親機に対して前記ビーコン信号の送信を要求するビーコン要求手段をさらに備え、
    前記ビーコン受信手段は、無線LAN親機から、前記無線LAN親機の属する無線LANネットワークを識別する第1の識別情報を含むビーコン信号を受信し、
    前記タイミング検出手段は、前記データ通信手段が前記インフラストラクチャーモード通信機能に切り替えて通信を行っている場合に、前記インフラストラクチャーモード通信機能によって指定されている第1の識別情報を含むビーコン信号が、前記ビーコン受信手段によって受信されたタイミングを検出し、
    前記モード切替手段は、前記タイミング検出手段によって検出されたタイミングに基づいて、前回検出されたタイミングから所定時間経過時に前記ビーコン信号を受信しておらず、かつ、前記ビーコン要求手段による要求に対して前記ビーコン受信手段においてビーコン信号が受信されなかった場合に、前記データ通信手段に対してアドホックモード通信機能に切り替えるように制御する、
    請求項4記載の無線LAN端末。
  6. 前記ビーコン受信手段は、無線LAN親機から、前記無線LAN親機の属する無線LANネットワークを識別する第1の識別情報を含むビーコン信号を受信する第1のビーコン受信部と、無線LAN端末から、前記無線LAN端末の属する無線LANネットワークを識別する第2の識別情報を含むビーコン信号を受信する第2のビーコン受信部とを有し、
    前記タイミング検出手段は、前記データ通信手段が前記アドホックモード通信機能に切り替えて通信を行っている場合に、前記アドホックモード通信機能によって指定されている第2の識別情報を含むビーコン信号が、前記第2のビーコン受信手段によって受信されたタイミングを検出し、
    前記モード切替手段は、前記タイミング検出手段によって検出されたタイミングに基づいて、前回検出されたタイミングから所定時間経過時に前記ビーコン信号を受信しておらず、かつ、前記第1のビーコン受信部によってビーコン信号が受信された場合に、前記データ通信手段に対してインフラストラクチャーモード通信機能に切り替えるように制御する、
    請求項4記載の無線LAN端末。
  7. 前記モード切替手段は、前記タイミング検出手段によって検出されたタイミングに基づいて、前回検出されたタイミングから所定時間経過時にビーコン信号を受信しておらず、かつ、前記第1のビーコン受信部によって、予め登録されている第1の識別情報を含むビーコン信号が受信された場合に、前記データ通信手段に対してインフラストラクチャーモード通信機能に切り替えるように制御する、
    請求項6記載の無線LAN端末。
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